現代の日本では、蔓延するアレルギーと薬害のせいもあって、皮膚科へ通う人も多いですが、
その40~50%は、湿疹の患者さんだと聞いています。
湿疹のかゆさは、ジンマシンのように発作的で凄まじいかゆさではなく、いたたまれないようなムズガユサです。
身体の数ヶ所に発生すると、あっちこっちかゆくて痒くて、掻けばかくほどかゆくなり、たまったもんではないもんね。^^;
特に、寝床に入って、身体が暖まると痒みは増しますので、眠りも、失神もできやしない。(笑)
眠気が痒みに勝って、眠ってしまえば、今度は無意識に身体をボリボリ掻いてしまう。^^;
そうすると、朝には、掻き跡からの浸出液が、ベトベトとタタリ為し、
他の皮膚に憑いて、痒みがまた広がっていくのです。--
湿疹の初期には、小さな水泡やブツブツができますが、掻き壊すために局部がジクジクしてきます。
肘や膝、脇の下などの内側のくぼみにできやすいのですが、慢性になると、皮膚が厚く固くなり、ガサガサになります。
アレルギー体質の人は、特になりやすく、
内因(体質、肝臓機能などの内蔵の変調、新陳代謝の異常、不適当な食生活など)と、
外因(気候の変化、漆かぶれ、薬害、諸々の石鹸やシャンプー・リンスなどの合成洗剤素材、化粧品の指定成分などの刺激)があるのですが、
実際のところ、全ては複合要因で生じますので、原因を単一に決めることは難しいようです。^^;
糖尿病でインシュリンなどの注射をしている方で、薬が合わずにできた湿疹は、なかなか即座には治りにくいものです。--
よく効く湿疹の手当てを述べてみましょう。^^v
1.両足の裏内庭:足の第3指の腹の中央に墨かサインペンで印を打って、
その指を足底に曲げ、印のうつった所です。
裏ナイテイには、タバコ灸を15回程度繰り返します。
タバコ(もしくは線香を7~10本束ねたもの)に火を点け、火傷しない程度に近づけて待ち、
熱く感じたら、サッと遠ざけるのが1回ですよ。
15回というのは目安で、熱さを即座に感じるまで、繰り返して下さい。
悪いところのツボは、なかなか熱く感じません。
気光パワーの銀シールを貼って、タバコ灸すると数倍良く効きますよ。^^
2.両腕の臂ジュ(月に需):腕を横に水平に上げると肩先の前後にくぼみができます。
その前のくぼみが肩グウ(骨に隅のツクリ^^;)で、ここから人差し指に向けて、指4本幅進んだところにあり、
圧すと痛む点です。
ヒジュには、タバコ灸を10回繰り返して下さい。
これも、熱さを即座に感じるようになるまでの目安です。
3.築賓:アキレス腱の縁の上方、内くるぶしから指5本幅上った圧痛点です。
チクヒンにも、タバコ灸を10回程度。
以上は、銀シールがあれば、必ずしもタバコ灸はしなくてもいいです。
シールをお持ちならば、湿疹がひどい場合、患部の中央に銀シールを貼り、
患部の縁ギリギリの外側四方に金シールを貼れば、良く効き、治りが早くなりますよ。^^v
☆ 「気光パワーシール」についての詳細は、「こちら」まで