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立冬と嵐山もみじ祭の狭間、本日は11月度の気 の科学体験講座

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昨日立冬を迎えましたが、日に日に紅葉が進んで行くようですね。
異常な暑さが続いた後は、冷えが一気に進むようで、自律神経の失調には注意し
ましょう。

本日は第2土曜につき、11月度の気の科学体験講座を開催します。
講座では、解剖学的な整体施術の優先順位として、神経→内臓→関節→筋肉の順
でその融合的・統合的な施術技法を展開してきました。

先月・先々月は、「ネオ関節活法」をお伝えしました。
「ネオ関節活法」は、関節を本来のレール法則に従って、動きやすいようにイン
プットすることで、拘縮した筋肉に触れずとも痛みや可動域制限を即座に解除す
る法です。

今回は、「ネオ関節活法」を用いた自律神経を整える別解をお伝えしましょう。
自律神経を腹部の観点から観ると、腹直筋や腹斜筋が硬くなってると内臓の動き
や機能を阻害します。

肋椎関節や肋間関節を「ネオ関節活法」で本来の動きにしてあげることで、これ
らの筋肉も硬直を解いて、筋肉に触れずとも即座に柔らかくなります。

腹直筋は仰臥姿勢で、「合気包み掌」で、相手の呼吸に合わせて下部肋骨を絞る
ように操作することで緩み、呼吸がしやすくなり、内臓の働きも良くなります。

腹斜筋は胸郭を構成する肋骨関節に付着していますが、これらの関節は上の方が
動きが悪くなっているものです。
そこで、横臥姿勢から肩甲骨の下部に手を当て、肩甲骨を肩をすくめる動きに誘
導することで、腹斜筋は簡単に緩みます。
上から下、下から上と、2往復もすれば完了です。w

自律神経を整えるには、上部頸椎を整えることは欠かせません。
上部頸椎が歪むと、その内部にある脳幹や脳から体へ向かう重要な神経や血管が
圧迫され、神経の流れが悪くなって、自律神経のコントロールもうまく働かなく
なり、自律神経のバランスが崩れ、様々な不定愁訴がでてきます。

上部頸椎については今まで色んな調整法をお伝えしてきましたが、特に第一頸椎
のアトラスは「難攻不落のアトラス」と呼ばれてきて、調整の難しい箇所ですが、
この方法ならいたって簡単。w
頸部関節を本来のレール法則に沿って動かし、脳にインプットしてあげることで、
安全かつ即座に首や僧帽筋も緩み、自律神経が整います。

関節→筋肉、そして自律神経へのフィードバックがこれらの展開にとなります。
筋肉の観点からは、腰痛や股関節痛のある方、よくつまずいたり姿勢の崩れのあ
る方には大腰筋のリリースが必須です。

大腰筋は、背骨と大腿骨をつなぐ筋肉です。
太ももを引き上げる動作に使われる筋肉で、歩くときや階段を上るときなどをは
じめとして、日常的に多く使われる筋肉です。
また上半身と下半身をつなぐ数少ない筋肉のひとつで、体幹を安定させるなど重
要な役割を果たしています。

大腰筋はインナーマッスルのため触診が難しく、体型によっては触知が困難となるケースも珍しくありません。w
然るに、「重ね手」で正しく直接触れることができれば、その効果は抜群です。

仰臥姿勢で膝関節を屈曲位にして、腸骨稜の高さで腹直筋の側面から内側へ手を押し込
んでみましょう。
わずかに股関節を屈曲すると、指先に筋収縮が感じられるでしょう。
それが、まさに大腰筋で、正しく触れた証左になります。

大腰筋は大腸・腎臓のすぐ裏を走っていることから、内臓の不調の影響を受けることでも動きが悪くなります。
大腸の場合は、腸内環境の悪化による炎症や毒素の流出によって大腰筋を緊張さ
せることになり、腸腰筋がこわばると便秘の原因にもつながります。

腎臓は、冬の寒さによって血圧が上下すると負担がかかり、疲労が蓄積します。
腎臓と大腰筋はセットで動いている存在のため、腎臓の動きが悪くなることは大腰筋の動きが悪くなることにもなります。
大腰筋の動きが悪くなれば、内臓を正しい位置にキープできなくなり、内臓下垂による下腹部の
ぽっこり突出にもつながっていきます。w

また、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)の観点からは、大腰筋は「ディープ
フロントライン」に属します。
このラインは足底部から顎まで網羅する縦のライン状にある筋肉群で、横隔膜ー腰方形筋ー腸腰筋の連動によって、呼吸のリズムと歩くリズムをつなげる役割を持っています。

呼吸との関係や内臓の保護など自立神経節とのつながりが深く、交感神経ー副交感神経のバランスともつながっています。
だから、大腰筋を整えることは、姿勢や重心バランスを整えるだけではなく、自律神経を整えることにもなるわけです。

重心バランスや体幹の背屈検査は、大腰筋の検査でもあります。
力を入れて押しても足をぴったりと床に着けた姿勢が崩れず、背屈がどれだけ反
れるようになるのかを実感してください。

直接触れる技法は、効果が抜群になります。w
最早全く嚥下ができなくなった父を救った方法の一つは、直接迷走神経にアプロー
チする技法でした。
この「フレミング型一指振動伝達法」もお伝えしましょう。

今月は23日に、特別集中研修で「水の技法」の全てをお伝えします。
この技法だけで、ほとんど全ての症例に対応が可能になりますので便利ですよ。w
10:00からスタートしますが、受講したい会員の方のご連絡をお待ちしてい
ます。

「ネオ関節活法」と直接触れる秘伝の整体法は、12月の最終日曜の納めの集中
研修でまとめとしましょう。
直接触れる技法には他にも、肩甲下筋に直接アプローチする法、肩甲棘からのア
プローチ、肋骨裏の胸横筋からのアプローチ、外側翼突筋からのアプローチを用
意しています。

今回と翌月に、これらの技法が全てお伝えできるよう図っています。
お伝えする「家庭医」の技法は、施術院や病院にはなく、解決・解消どころかあ
まり改善の見られない不調や苦痛を、即座に改善できる妙味があります。w

世の事象、人体の事象は全て複合要因によって成り立っています。
最先端の人体科学とほとんど失伝もしくは秘匿されてる温故知新の技法をお伝えするのが気の講座。w
陰陽五行の応用と数理などの複数観点から事象や人間関係の問題を解析するのが
法則講座です。

いずれも奥が深いものですが、役立つことは保証しましょう。w
特に気の講座では、その場で会得でき、即時に使えるよう、技法を落とし込んであります。
思うに、専門知識など別になかろうとも、こうすればこうなるという実際体験を
身に付けてもらえれば十分かと。w

いつも、あっという間の2時間半ですが、楽しく面白い時間と体験を共有しましょう。
講座を終えれば、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。

今日のメニューは、以下の11品です。
1.壬生菜と京うらら揚げの炊いたん。
2.ワサビ菜と京うらら揚げの煮びたし。
3.いづみ式鶏肩肉のニンニク生姜醤油唐揚げ。
4.中身とろける自家製揚げ豆腐。
5.エリンギのバター醤油焼き。
6.亀岡牛のピーマンの青椒肉絲(チンジャオロースー)。
7.豚バラ肉とキャベツの回鍋肉(ホイコーロー)。
8.いづみ式合挽ミンチ・ピーマン・人参・シメジのカレーそぼろレタス包。
9.豚ロース、大根、人参、白菜の和風鍋。
10.ハマチのカマの塩焼き、レモンを添えて。
11.ウナギのかば焼き。

3日後に11月度の気の科学体験講座を控え、本 日は満月にて月初の水曜会

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11月に入り、急速な冷えと共に紅葉が進んで来ましたね。
3日に木枯らし1号が吹き、7日が二十四節気の「立冬」ですから
冬の気配が立つ頃ですが、天高く清澄な秋を感じる間も少なく、冬の気配を感じるような?w

この月、後半は紅葉の季節ですが、今年は異常な暑さが続いたせいで、紅葉せずに茶枯れして落ちてしまう葉が多く、
唐紅(からくれない)の紅葉は味わい如何なものかと。^^;
この時節、竹林は青々としてるものですが、葉が茶色く変色する異変も起きています。

異変をもたらしているのは、中国原産のシナチクノメイガという蛾で、
竹に寄生した幼虫が葉を食べるのですよ。^^;
5年前に愛知県で初めて確認されたこの蛾は、輸入した竹に卵やサナギが付着し、
持ち込まれたと考えられ、その後、京都や兵庫、大阪でも確認されています。

京都乙訓農業改良普及センターが調べたところ、シナチクメイガとは別の種類の中国原産の蛾
キモンホソバノメイガも見つかったとか。^^;
京都府によると現在、タケノコへの顕著な被害が確認されているのは、長岡京市や向日市、京都市西京区など
ですが、その生息域が拡大していると発表しています。

京都産のタケノコは、美しい色の白さや、身の柔らかさが特徴で、全国の料理人が買い求めます。
タケノコは普通、偶数年が豊作、奇数年が不作という法則性がありますが、今年は大不作でした。^^;
そのため値段が高騰し、今年はタケノコご飯、1回しか食べてない。w

9月には、シナチクノメイガに特別な殺虫剤を使ってよいことにしましたが、来年の出来も危ぶまれますね。^^;
京都は特にインバウンドで悩んでいますが、ガイ人ならぬ害虫まで押し寄せてこんでもええもんを。w

嵐山の「竹林の小径」では、虫による被害ではなく、観光客による竹への落書きが深刻な問題となっています。
10月に行われた調査では、約7000本の竹のうち約350本に傷が確認されました。

これらの傷は一度できると消えることがなく、竹林の景観を損ねています。
京都市も、損傷の激しい竹の伐採を検討している状況です。

インバウンドによる交通の不便、物価高騰、収入減、スマホ運転や自転車の交通法規無視など、
社会的なストレスの上に、長過ぎた夏に急速な冷えによる自律神経のストレス。^^;
移ろって行く変化に大変ではありますが、人生の課題は適応と進化ですので、先
ずは適応して行きましょう。w

不平不満や批判の日常に埋没してると心は弾まず、脳にも身体にも良い影響はありません。^^;
たまには、非日常な体験をして脳に良い刺激を与え、新たな気づきや感動を得るのは良いことですよ。w

3日後は11月度の気の科学体験講座がありますが、月例講座も懇親会も、ささやかな非日常体験として、楽しみとなるよう精進
せねばデスね。w
講座では、自律神経を整える「ネオ関節活法」の別解をお伝えします。

自律神経は、脳幹によって支配されていて、意志とはかかわりなく心臓の拍動・呼吸・代謝・発汗・消化などの働きを調整している最も大切な神経です。
また自律神経は、内臓や血管などの体の各器官とつながっていて、その働きを調
整しています。

上部頸椎とされる第1頸椎と第2頸椎は、脳幹の下端、頭蓋骨の底部にはまり込んでいて、そこに重要な神経や血管が集中しています。
延髄と呼ばれる生命維持の役割を持つ脳幹の一部が、この上部頸椎によって守られているのです。
また、脳幹には自律神経のコントロールセンターがあります。

上部頸椎は5〜6?もある重たい頭部を支え、常に負担がかかっています。
また、骨と骨をつなぐ役割の椎間板が唯一ないので、歪みやすい部分なのです。

上部頸椎が歪むと、その内部にある脳幹や脳から体へ向かう重要な神経や血管が
圧迫され、神経の流れが悪くなって、自律神経のコントロールもうまく働かなく
なり、自律神経のバランスが崩れ、様々な不定愁訴がでてきます。

「ネオ関節活法」は、関節を本来のレール法則に従って、動きやすいようにイン
プットすることで、拘縮した筋肉に触れずとも痛みや可動域制限を即座に解除す
る法です。

頸部関節を本来のレール法則に沿って動かし、脳にインプットしてあげることで、
安全かつ即座に首や僧帽筋も緩み、自律神経が整います。
関節レールを窓などのサッシのレールに例えると、レールを整えずして窓を弄っ
ても開け閉めの支障は直らないのが当然です。

神経→内臓→関節→筋肉というのが解剖学的施術優先順位と捉えて、その融合的
・統合的な展開をしてきました。
自律神経を腹部の観点から観ると、腹直筋や腹斜筋が硬くなってると内臓の動き
や機能を阻害します。

肋椎関節や肋間関節を「ネオ関節活法」で本来の動きにしてあげることで、これ
らの筋肉も硬直を解いて、筋肉に触れずとも即座に柔らかくなります。
操作はきわめて安全かつ簡単ですので、誰でもその場で習得できることです。w

この展開から、さらに大腰筋に直接アプローチする法や迷走神経に直接アプロー
チする技法もお伝えしましょう。
私がゲットするのに、かなりの出費が要りましたが、その効果には確かな実績も
できました。w

私の仕事は問題の解決であって、商売ではないので、自身のコスパが悪いのは仕
方なし。^^;
アインシュタインいわく、報酬=役立ちの質X量と思い定めて、我が道を行くと
しましょう。(ワラ)

さて、本日は今年最大の満月にて、11月最初の水曜会です。
今年で地球に最も近い位置で満ちるため、「スーパームーン」と呼ばれ、通常の
満月より約14%大きく、約30%明るく見えるとか。

最大になるのは22時19分ですが、今の宵から明日の明け方の空に見える満月
は、中秋の名月よりも見事でしょう。^^
溜め込んでいた感情が表に出やすいことも満月の特徴の1つですから、負の感情
など不要な物やマイナス要因となるものは手放して、嬉しさや楽しさを表に出す
のが良いことです。w

新月から満月までの期間は、何かを始めることや、物事を成長させていくことに適していますが、
満月から新月までの期間は、ゆっくりと自分と対話することに適しています。
たまには、月を眺めながらほろほろと酒を飲みつつ、しみじみと晩秋を味わうの
も好いことですよ。w

今現在、京都は曇り空なので、薄月夜になるやもしれませんが。^^;
それでも、月はちゃんと夜空に在るので、思いや願いは通じることです。w

さて、料理の方も仕上がりました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜と京揚げのカツオ昆布だしで炊いたん。
2.ワサビ菜と京揚げの焼き飛魚だしで炊いたん。
3.松尾大社境内の「もり」のかぼちゃの漬物。
4.いづみ式ふわふわ焼き、干しエビ・紅ショウガ・葱・とろろ芋・玉子のお好み焼き風。
5.シメジ、白菜、亀岡牛のすき焼き。
6.豚バラ肉、キャベツ、溶き卵のホイコーロー。
7.エリンギのバター醤油焼き。
8.鶏胸肉、小松菜、ミックスナッツのオリエンタル炒め。
9.鶏胸肉片栗粉コーティングと玉ネギの和風煮込み。
10.マイタケの天ぷら。
11.豚ロースのトンカツ、レモンとブラックソルトで。

秋土用後半に入り、10月最後の水曜会

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10月も終わりに近づきましたが、暑さ一転、肌寒くなりまたね。^^;
秋の土用の最中ですが、 土用は季節の変わり目に当たり、自然界のエネルギーバランスが乱れやすい時期と考えられています。

秋土用は、立冬の前の約18日間を指しますから、今年は10月20日(月)から11月6日(木)までですね。
この期間は、秋の「金」のエネルギーから冬の「水」のエネルギーへと移行するための「クッション」のような役割を持つとされています。

いわば季節の変わり目を調整する期間と考えられていますが、
これは、古代中国の「陰陽五行思想」に由来し、自然界を構成する「木・火・土
・金・水」の5つの要素のうち、「土」が最も活発に働く期間とされています。

夏だけでなく、四季に土用があるわけですが、土用期間中は「土」の気が盛んになるため、古くから土を犯す作業(動土、穴掘りなど)は避けるべきとされてきました。
この時期は体調を崩しやすく、心身が不安定になりがちです。
新しいことを始めたり、大きな変化を伴う行動はせず、この期間は静かに過ごすことが推奨されてきました。

そのため、古くは、地鎮祭・造成工事、転職・就職、結婚・結納、開業・開店、新居や土地の購入、引越し・旅行なども
避けるが良しといわれたものです。^^;
特に「土用殺(どようさつ)」と呼ばれる凶方位への旅行は、避けるべきとされてきました。w
例えば、秋土用では「北西」がこの方位に該当します。

これらの制約は、土用という季節の節目に心身を休め、無理をせずに過ごすことが、結果的に運気を保つことにつながるという古くからの知恵に基づいています。
然るに、昔の陰陽師たちはこれじゃ不便と考えて、土用期間中であっても、「間日」と呼ばれる特定の日には、土いじりなどを行っても問題ないと
したのでしょう。w

ちなみに、秋の土用の間日は、未・酉・亥の日ですから、今日の10月29日、31日、11月2日になります。
古の土用の禁忌を気にする方は、どうぞご活用を。w

土用期間は、「土の気が旺(さかん)になる期間」という意味の「土旺用事(どおうようじ)」
の略であり、土の作用が最も強まると考えられています。
土は、種から実を育てるように、物を育成し保護する性質を持つとされ、季節の
変化を円滑に進めるための「緩衝材」のような役割を果たすと考えられています。

東洋医学では、人体で「土」は胃腸など消化器系を意味することから、土用期間は胃腸を労わることが大切です。
枯渇した春の気を補うべく、春の青気を摂り入れるのも理のある養生訓ですが、これは先週書いたこと。w

夏の土用は、丑の日に「う」の付く黒いものを食べることが縁起食ですが、スー
パーなんかで秋の土用でも丑の日、うなぎを売り出してるのは何だかな?^^;
秋の土用は戌の月ですが、対冲にある十二支の辰の日に「た」の付くものを食べ
るのが縁起食になってます。

が、現代の陰陽師、そこには全く拘ってませぬ。w
土用期間は、季節の変わり目にあたり、心身ともに不安定になりやすい時期です
から、無理せずちょっとペースダウンして、ゆっくりと過ごすのが良いでしょう。

胃腸をはじめ身体を労わり、軽い運動や食などで血行を良くし、自律神経を整え
るのが土用の大事と思います。
季節が爛漫となって終わり行く侯ですから、遠くでなくとも自然に触れることも
心身に良い影響があるでしょう。

また、土用期間に環境を整えることも良い効果があります。
家の掃除や整理整頓をしたり、不要な物を手放し、室内を清潔に保つことが効果的です。

家具の下や裏など普段掃除が行き届かない場所の掃除をしたり、長く着ていない
衣類や書類の虫干しをしたりするのも良いでしょう。
冷蔵庫や洗濯機などの家電製品、車や自転車などの点検もお勧めです。

また、季節の変わり目である土用期間中に衣替えをすることも、心身のリフレッシュに繋がります。
秋から冬へと冷えは急速に進みますので、冷える季節への適応、これから増える風邪やインフルエンザの予防
にも繋がることです。

寝室と客間の畳替えして、家具の裏や下を掃除したのですが、いやはやホコリの溜まってたこと。^^;
咳や痰が出てたり、起きたら目の調子が悪かったり、肌に痒みなどがあったり、
不眠気味の方、運気が気にかかる方にはぜひとものお勧めは土用の環境整備です。

現代の陰陽師としては、秋の土用に、斯く考えおりまする。w
ともあれ、秋の土用も今日から後半。

冬入り目指して、気候に適応し、環境を整え、体調を整えて気分ゆったりと過ごしましょう。w
本日は、10月納めの水曜会となります。

今日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式塩茹でブロッコリー。w
2.生姜入り揚げだしナス。
3.レンジ蒸しキャベツ、ツナ、刻みメンマの胡麻油・ポン酢和え。
4.エリンギのバターだし醤油炒め。
5.揚げカボチャの白だし掛け、黒胡麻散らし。
6.鶏胸肉、キャベツ、ミックスナッツのオリエンタル炒め。
7.鶏胸肉、エノキダケ、玉ネギのとろみ煮。
8.豚ロースのステーキ、レタスを添えて。
9.豚バラ肉、大根、人参、ブナシメジ、白菜入りホタテとハマグリの貝だし鍋。
10.小かぶらのとろみ餡掛け。
11.里芋の煮っころがし。

秋の土用の最中、本日は甲子日にて水曜会

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先週は、最高気温が29℃もあったのに、今週に入って19℃といきなり冷えが
やってきた感じです。^^;
昨日からは白の半袖の夏装束を改め、黒の作務衣を着用し始めました。

今日は最高気温16℃で、さらに冷えてますから、Tシャツに羽織も足して、靴
下も履いて丁度のようです。w
人が心地よいと感じる適温は、季節によって変わります。

夏は25〜28℃で冬は18〜22℃とされていますが、春や秋は日中と朝晩とで感じ方
が違うため、20〜25度ぐらいの幅で考えると良いとのこと。
今朝の嵐山は13℃だったので、冬と捉えても寒いこってす。w

20日からは秋の土用に入りましたが、土用期間はその季節が酣(たけなわ)に
して終わりを迎える時節です。
長々と暑かった夏が秋を侵食して、涼やかな秋の季節が短くなり、木枯らしの冬
を迎えるような?w

気温差による自律神経の失調には注意を要しますが、急速な冷えもまた身体に負担を与えます。
私もこの冷えのせいか、膝や股関節の痛み、腰の脊柱起立筋の強張りが生じてき
ましたが、身体を温め血行を良くするを大事としましょう。w

東洋医学では、秋の土用は枯渇した春の青気を摂り入れることが養生です。
青魚のサンマやイワシ、サバなどは良いのですが、値上がりしてるので缶詰にも
活躍してもらおうかと?w

米は相変わらず値下がりせず、青菜も高くなりましたね。^^;
小松菜はあまり変わらんが、法蓮草や壬生菜などの高いこと。−−

然るに、青菜が良いといっても、サラダなど生食で食べると身体を冷やしてしまいます。
煮野菜や炒め物にして、量を多く摂ることがお勧めです。w

ビタミンB1やビタミンC、酵素などは加熱すると何割かは損失しますが、その他のビタミンや食物繊維、ミネラルは熱に強く、すべての栄養がなくなってしまうことはありません。
また加熱することで野菜のカサが減り、たくさん食べられるので損失した分を量
で補うことができますからね。w

緑黄色野菜のニンジン、ピーマン、小松菜、法蓮草、ブロッコリー、カボチャなどは、体内でビタミンAに変わるβカロテンや、ビタミンEなどを多く含みます。
これらは油と一緒に料理すると吸収率がアップするので加熱向きです。
炒め物や揚げ物、湯がいてゴマやクルミを使った和え物などがお勧めです。

また、じゃが芋やさつま芋、里芋などのイモ類やカリフラワーに含まれるビタミンCは熱に強く、加熱による損失が少ないのが特徴です。
煮物やレンジ蒸し料理に活用するのがお勧めです。

自律神経や冷えのことを考慮すると、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラ、生姜などがお勧めです。
これらの野菜は血行を良くし、冷え予防、殺菌、代謝促進、疲労回復などに効果大です。w。w

生のほうが薬効はありますが、刺激が強く胃腸に負担をかけてしまうので、加熱したほうが安心ですよ。
土用は土旺用事の略語で、古来、土木工事や耕作など土を侵すことを避け、土の気を休める風習があります。

五行の土は、脾・胃の消化機能を指しますので、土用の期間は心して労わるのがよろしいようで。w
食欲の秋ではありますが、暴飲暴食は慎みましょうぞ。(ワラ)

このところ、私の体重は67kg前半をキープしていますが、特に夜の食事量を
節制してます。w
66kg台になると、昨年病院で水抜きされた時と同じになり、貧相に見えそう
なのでこれくらいが丁度かも?(ワラ)

父の供養と称して、昼のデザートで禁断の!黒豆大福とかよもぎ餅を食べても、体重の変動なし。w
予約のない時は昼からハイボール飲んだり、夜の最初の一杯をビールから始めて腹をふくらませて食べる量を減らしたりと。

昼飲みすると、夜の飲酒量が減る(と思う)のですが、はてさて?w
肝臓値のγ-GTPや中性脂肪値は相変わらず高めですが、医師や薬剤師さんからは、
酒のせいだと言われております。(自爆)

論語に、七十歳は「従心」とあり、「七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず」とありますね。
「矩(のり)」とは、規範や節度、規律を意味し、「踰えず(こえず)」とは、それを超えない、逸脱しないという意味です。

つまり、自分の欲望のままに行動しても、決してルール違反をしたり、社会的に
許されない生き方をしたりすることがなくなるという境地を表しています。
飲んで乱れ崩れることも、社会的行動を逸脱することもないけど、検査値が異常と言われてもなあ。^^;

御神酒上がらね神はなく、酒なくてなんの己が桜かな、酒は憂いの玉箒。w
七十超えたら、健康寿命のためといっても余り気にして節制するより、適度に好きなことして、
縛られずに自己責任で自由に生きる方が、(私にとっては)楽しいと思いますがね。(ワラ)

さて、本日は甲子(きのえね・こうし・かっし)の日にて水曜会です。
十干十二支で60日周期で一番最初にくる日で、縁起の良い吉日とされていますが、
甲子の日に行動を起こすと良い運の流れになるとされています。w

甲子の日は、大黒天様の縁日でもあり、金運、財運、出世運、商売繁盛、縁結びなどのご利益があるとされていますネ。w
先週、客間の畳を新調し、ふすまと障子の張替えも果たしましたが、客間には三面大黒天もあり。
祀りごとは疎かなりとも、子を司る千手観世音菩薩の善導のもと、縁あって来宅
される方々に幸いありますように。(念)

顧問先への翌月の傾向と対策の指示書作成の酣期でもありますが、夕刻からは交感神経を緩め、
楽しい時間を飲みつつ過ごすとしましょう。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式丹波篠山の黒枝豆の塩茹で。
2.いづみ式湯がきブロッコリー、マヨネーズか黒胡麻ドレッシングで。
3.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
4.とろける自家製揚げ豆腐。
5.豚バラ肉、トマト、ピーマンのチェンマイ風炒め。
6.揚げカボチャの和風だし掛け、黒胡麻散らし。
7.豚ロースの生姜焼き、ミニトマトを添えて。
8.鶏胸肉と玉ねぎのとろみ餡。
9.大根、人参、水菜、豆腐入り胡麻豆乳鍋。
10.焼きナスの白だし浸し。
11.生姜入り揚げだしナス。

10月度の講座を終え、土用を控えて本日は水曜 会

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10月度の気の講座と第1法則講座を終えましたが、いやはや少数のご参加でした。^^;
その分、細やかな解説と実習もできたので、良しとしましょう。w

「ネオ関節活法」で、関節を動かすことによって筋硬結を解く方法を復習し、こ
の方法の応用で、自律神経を調節する技法を展開しました。
関節・筋肉→自律神経の別解ですが、腸脳相関という観点からは内臓→自律神経
のアプローチである「水の技法、三の型」から胃、そして盲腸部やS字結腸部か
ら自律神経を整える技法もお伝えできました。

今年は猛暑が続いたので、自律神経を整えることは特に大事です。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は「アクセル」、
副交感神経は「ブレーキ」の役割を果たしています。

この互いに相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスを取ることで、心身の健康が保たれているのです。
このブレーキとアクセルのバランスが狂うと、意志や意識では全くコントロールできずに様々な不調が生じます。

自律神経の乱れから起こる身体的症状は、頭痛(頭重)、めまい(ふらつき)、立ちくらみ、
胸の息苦しさ、咳、動悸、血圧変動、吐き気、腹痛、下痢などさまざまです。

自律神経の乱れから起こる精神的症状は、不安、うつ、不眠、だるさ(倦怠感)、
集中力の欠如、イライラする、神経質になるなどです。

人体では、脳内の間脳に視床下部という組織(中枢神経)があり、ここで自律神経系、内分泌系、免疫系など、生命維持に必要な機能を調節しています。
この3つのシステムは互いに影響し合い、私たちの体調をコントロールしています。

視床下部自体は、脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織なのですが、体温調整、血圧、心拍、
食べる・飲む、性行動、睡眠 など生体のリズムや、怒りや不安などの情動行動を調整しています。
また、尿量の調整、乳汁の分泌や子宮の収縮、副腎皮質や甲状腺、成長ホルモンなどのホルモン分泌をも調整しています。

要するに、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしているのです。
不定愁訴や心身症など、自律神経の失調が疑われるなら、また慢性症状で自己治癒力が万全に機能していないなら、ここを狙っての整体法が役立
ちます。

講座では、迷走神経に直接アプローチする法と、視交叉上核を操作する技法をお伝えしましたが、
次回はこの復習から自律神経、呼吸、脳の機能、人体運動の要を整える別解を展
開しましょう。

11月は月例の第二土曜日の体験講座の他に、23日に特別集中研修を予定しています。
特別講座は基本的に会員さん達限定になりますが、案内の発表や送付はありません。w

10:00スタートで、人体縦横の隔膜を活用した「水の技法」の全てをお伝えします。
また、余命3日を宣告された父を通常状態に蘇らせ、6,7年睡眠薬頼りだった
方を一度の施術で睡眠薬不要となった技法など、効果抜群の自律神経調整法をお
持ち帰りください。w

11月といえば中旬からは紅葉の季節ですね。
この観測史上初の暑さのせいで、京都のモミジやカエデは茶色くなって落ちる葉が多く、紅葉は例
年よりは美しくないことでしょう。^^;

それでも秋を迎える京都では、市内各所で、夜間特別拝観と紅葉ライトアップが行われます。
古都を彩る美しく幻想的な秋の夜を楽しみ、遊行するのもいいですね。w

現在は丙戌の月ですが、丑・辰・未・戌のいずれかの月には誰もが墓運が働き、
神仏の加護が得られます。
寺社を訪ねて、神仏と対座してみるのも良いことでしょう。w

家の宗旨本尊、自身の生年月日縁の神仏、それらが結びつく十二支調和神仏は特
にお勧めです。
特別開帳のある、普段お目に掛かれぬ神仏とご対面するのもロマンがあります。w

今年は乙巳年ですが、10月18日はそれと干合・支合する庚申日で、祗園の八坂庚申堂参り。
22日は甲子の日で大黒天、27日は己巳の日で弁才天の供養日ですから、参拝
祈念するのもご利益有りげです。w

露店や市を楽しむなら、21日は東寺の弘法さん、25日は北野天満宮の天神さんがお勧めです。
骨董品はもちろん、食料品や衣料品、食べ歩きグルメまで何でも売っている楽しい縁日です。

来週の月曜、20日からは秋の土用に入ります。
五行の「土」は、安定と調整を意味し、万物を育み、変化を促すエネルギーを持っており、
生命の基盤を支える存在として五行思想の根幹を成しています。

中央に位置することで、他の要素の過不足を調整し、調和を保つ役割を果たしますが、
時節的に秋の土用は立冬の前日までの18日間あります。

自然への配慮で、この時期は昔から土を動かす作業(土いじり、増改築など)を
避ける風習がありますが、健康面では、体調管理や養生を促すための風習だと考
えられています。

秋から冬への季節の変わり目に当たって、体調の変わりやすい時期ですので、消
化機能を中心として心身を休め、体調を良く整えることを大事としましょう。w

東洋思想では、天地人の調和を大事としています。
天は時であり、地は環境であり、人は適応と進化を命題とするものです。w

明日は、客間の畳替えで、環境も調えることにしましょう。
そのためには、蔵書や資料、家具などをどけとかねばならず、いささか面倒ですが。^^;

昨日はまたキカイなトラブルでインターネットが繋がらなくなり、レスキューの
壽円さんに電話して何とか復旧しましたが、コードを外すのが恐い怖い。w
願わくば支障なくタタリなく、恙無く新調した畳が入れられますように。(念)w

常連さんにも手伝ってもらって、今日の水曜会を迎えるとしましょう。(ワラ)
今日のメニューは、以下の12品です。
1.千切りキャベツの玉ねぎドレッシングサラダ、ミニトマトを乗せて。
2.いづみ式柿とレタス、水菜のサラダ、手作りヨーグルトマヨネーズドレッシングで。
3.白だし仕立ての生姜入り揚げだしナス。
4.湯がきブロッコリーの手作り黒胡麻ドレッシング掛け。
5.いづみ式紅ショウガ入りだし巻き。
6.鶏胸肉片栗粉コーティングと小松菜のバリ風アヤム・サユールヒジュー・ゴレン。
7.豚ロースの幽庵生姜焼き。
8,豚バラ肉と玉ネギのタイ風炒めパッ・ムゥ・ホォーム・ヤイ。
9.大根、白菜、鶏胸肉、豆腐入り焼き飛魚だし仕立て寄せ鍋。
10.舞茸とエリンギの天ぷら。
11.塩糖水(ブライン液別名ソミュール液)漬けハマチのカマ焼き、レモンを添えて。
12.柚子大根の漬物。

気の科学通信~ストレス社会を生き抜くために🌿~

皆さんこんにちは

気の科学研究所の更新担当の中西です

 

~ストレス社会を生き抜くために🌿~

 

忙しさ、情報過多、人間関係のプレッシャー…。
私たちは常に“何かに追われるような毎日”を過ごしています💨

そんなストレス社会の中で、心と体のバランスを崩してしまう人が増えています。
頭では「休まなきゃ」とわかっていても、心が落ち着かない。
眠れない、集中できない、疲れが取れない――。

そこで今、注目されているのが「気功」🌿
気功は、現代人が忘れかけている“心身の調和”を取り戻すカギなのです✨


🧘‍♀️ ストレスとは「気の乱れ」

ストレスを感じるとき、私たちの体の中では「気」の流れが乱れます⚡
緊張すると呼吸が浅くなり、肩や首が硬くなる。
イライラしたり不安になったりすると、お腹が冷えたり胃が重くなったり。

これはすべて、「気の滞り」なんです。

気功では、体の中を流れる“気の通り道(経絡)”をスムーズにし、
乱れた気の流れを「呼吸」と「意識」で整えます🌬️✨

つまり気功は、
💡 ストレスを“体の中から”解消していく方法
とも言えるのです。


🌈 呼吸を変えると心が変わる

気功の世界では、「呼吸は心の鏡」と言われます。
浅い呼吸=浅い思考。
深い呼吸=落ち着いた心。

ストレスがたまると、自然と呼吸が速く浅くなります。
交感神経が働き続け、体はずっと“戦闘モード”💥

でも気功では、意識して 「ゆっくり吐く」 ことを大切にします🌬️
息を長く吐くと、副交感神経が優位になり、心が静まります🕊️

1分間、目を閉じてゆっくり呼吸してみてください。
鼻から吸って、3秒止めて、口から7秒かけて吐く。
たったそれだけでも、頭がクリアになり、
「今ここ」に意識が戻ってきます✨

呼吸を整えることは、ストレスをリセットする最も簡単な方法。
しかも、どこでも・いつでも・誰でもできる。
それが気功の素晴らしいところなんです🌸


🧠 脳も「気」で動いている

気功の研究では、興味深いことがわかっています。
気功を行うと、脳波が「アルファ波」や「シータ波」に変化するんです🧬

これらの脳波は、“リラックス状態”や“集中状態”を示すもので、
瞑想や深い睡眠のときにも現れます🌙

つまり気功を行うことで、
脳のストレス反応を落ち着け、穏やかな思考が戻ってくる。
頭の中でグルグルしていた悩みも、
少し距離を取って見られるようになるんです👁️✨


🌿 体がゆるめば、心もほどける

ストレスは「体の緊張」として現れます。
肩・背中・腰・お腹――どこかが常に硬くなっていませんか?

気功では、そんな“こわばり”をゆっくりとほぐしていきます🧘‍♂️
たとえば「立禅(りつぜん)」と呼ばれる基本姿勢。
足を肩幅に開き、軽く膝を曲げ、背筋を伸ばす。
手は胸の前で丸く構え、呼吸に合わせて立つだけ。

一見シンプルですが、
この姿勢を続けていると、筋肉の緊張が抜け、
体が内側から温まり、血の巡りが良くなります🔥

不思議なことに、体がゆるむと、心も柔らかくなっていくのです😊


🌞 気功が導く“ゆるやかな集中”

気功を続けていると、不思議な感覚が訪れます。
ぼんやりしているのではなく、心は静かで、でも意識ははっきり。
“ゆるやかな集中状態”――これが気功の醍醐味なんです🌺

たとえば、風の音や自分の鼓動がふと聞こえる。
呼吸と動きが一体化して、時間がゆっくり流れる感覚。
この状態では、体も心も“いま”を感じています。

ストレス社会では、常に「過去を後悔し」「未来を心配」して生きています。
でも気功の時間だけは、
💫「今、この瞬間に生きる」ことができる。
この“現在意識”こそが、心を癒す最大のエネルギーです。


🌷 日常でできる簡単気功法

忙しい人でも、ちょっとした時間で気功はできます⏰

🌅朝:目覚めの深呼吸
起きたらベッドの上で、3回深呼吸。
体の中に“朝の気”を取り込むように吸い、
前日の疲れを吐き出すようにゆっくり息を吐く🍃

💻仕事の合間:肩回し気功
イスに座ったまま、肩をゆっくり前後に回す。
息を吸いながら肩を上げ、吐きながら下ろす。
肩の緊張が抜け、頭がスッキリ✨

🌙夜:寝る前の手の気功
両手を胸の前で軽く合わせ、目を閉じる。
ゆっくり呼吸しながら、手のひらの温かさに意識を向ける。
不思議と心が静まり、眠りにつきやすくなります😴

こうした小さな習慣が、「ストレスに負けない体」を作ります💪🌸


🕊️ まとめ:気功は“現代社会のメンタルデトックス”✨

気功は、古代の知恵でありながら、
現代人の「心の疲れ」を癒す最もシンプルな方法です🌿

💫 呼吸で心を整え
💫 姿勢で体を整え
💫 意識で気を整える

それは、ストレスに翻弄される毎日に「静けさ」と「芯の強さ」を取り戻す道。

外の世界を変えることは難しくても、
自分の内側の“気の流れ”を整えることは、今この瞬間からできるのです🌈

 

本日は、欠席多きも^^;10月度の気の科学体 験講座

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8日に二十四節気の「寒露」を迎え、丙戌月に入っていますが、最高気温は27,8℃が続いています。
25℃以上が夏日ですので、日中はまだ暑いですね。^^;

暑さが続いても、急に冷え込んでも、自律神経にはかなりの負担が掛かっています。
自律神経は、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、
生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けています。

自律神経は、交感神経と副交感神経に2分されますが、意思でコントロールできず自動的に働いているものです。
このバランスが乱れると、様々な不定愁訴が起こります。

全身の倦怠感、頭痛、血行不良による肩こり・冷え、しびれ、多汗、動悸・不整脈、めまい、胃腸障害、不眠
などが主な症状になります。
身体の不調を感じて病院で検査をしても「異常なし」と言われるときは、自律神経が乱れている可能性が大です。

前回は、「ネオ関節活法」で関節内のレールを法則に沿って動かし、滑走をスムー
ズにして脳にインプットすることで、筋肉に触れずともたちどころに筋肉を緩め
関節の可動を良くする方法をお伝えしました。

今回は、その延長で、この方法をベースとして使っての自律神経調整の別解を展開しましょう。
自律神経を整える別解のアプローチは、腹直筋、腹斜筋、頸骨を関節を動かす誘導操作によって整える方法になります。

腹直筋と腹斜筋は、腹部の深層筋肉ですが、これらが緊縮すると胃や腸を圧迫し
て蠕動運動を阻害し、自律神経を乱します。
頸椎周囲の筋肉に関節性筋スパズムがあると、脳へ行く血管が圧迫されて脳の機能が悪くなり、自律神経が
乱れます。

腹直筋は、仰臥で合気(呼吸を合わせて)下部肋骨の動きを誘導することで、関
節性筋スパズムが解けます。
腹斜筋は、横臥で肩甲骨を持って肩をすくめるように動かすことで、肋骨の動き
が付いてきて筋スパズムが解除できます。

頸椎は、横を向き斜め上を見る動きが頸椎関節のレールの法則に沿った動きになります。
仰臥で先ずは7本の骨一本ずつの動きを滑らかにしてから、関節の動きを誘導するのです。

首のアジャストは危険を伴いますが、この方法は極めて安全です。w
「ネオ関節活法」は、関節溝のレール法則に沿って関節本来の動きを誘導するもので、
全く無理なく、痛みなく、拘縮した筋肉を緩めることができます。

解剖学的な整体の優先順位は、神経→内臓→関節→筋肉であり、これまでその統
合的・融合的な技法をお伝えしてきました。
今回の技法は、関節→筋肉→自律神経の融合・統合的な3技法となります。

「ネオ関節活法」には、腰仙関節、肋椎関節、椎間関節、胸鎖関節、脛腓関節、距腿関節の6技法があります。
参加者のご希望によって、前回の復習から始めるのも良いでしょう。w

別途、腸脳相関という観点からは内臓→自律神経のアプローチである「水の技法三の型」があります。
胃そして盲腸部とS字結腸部から自律神経を整える技法をお伝えしましょう。

自律神経、呼吸、脳の機能、人体運動の要を整える別解としては、効果抜群の直接触れる秘伝の整体法
が6技法あります。
学びには一技数万円掛ったものですが^^;お時間の許す限り、惜しむことなく
お伝えしましょう。w

と、ここまで書いたところで、2名の会員さんから欠席の通知。^^;
復習に重きを置きつつ、ボチボチと微に入り細を穿つように進めるのが良いようです。w

講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の10品になります。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマトを乗せて。
2.いづみ式ブロッコリーの黒胡麻和え。
3.いづみ式京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
4.自家製厚揚げ、三島の青唐辛子味噌で。
5.いづみ式マロンカボチャの揚げびたし黒胡麻散らし。
6.豚のヒレカツ。
7.鶏胸肉のニンニク生姜から揚げ。
8.豚バラ肉とトマトのオリエンタル炒め。
9.生姜入り揚げだしナス。
10.冬瓜のカツオ昆布だし煮込み。

気の科学通信~心と体を整える古来の叡智✨🕊️~

皆さんこんにちは

気の科学研究所の更新担当の中西です

 

~心と体を整える古来の叡智✨🕊️~

「なんとなく聞いたことはあるけど、実際どんなことをするの?」
「気って本当にあるの?」

そんな疑問を持つ人は少なくありません。
けれど、気功(きこう)は決して不思議な“超能力”ではなく、
**「心・体・呼吸を整え、自分の自然治癒力を引き出す」**ための古来からの知恵なんです🍃


🧘‍♀️ 気功とは? 〜中国に伝わる“生命の学問”〜

気功のルーツは古代中国にさかのぼります🇨🇳
2000年以上の歴史を持ち、「気(エネルギー)」を意識的に整えることで健康を保つ方法として発展しました。

“気”とは、私たちの体の中を流れる生命エネルギーのこと。
血液が体をめぐるように、気もまた「気の通り道(経絡・けいらく)」を通って全身に流れています。

しかし、ストレス・不安・生活リズムの乱れなどで気の流れが滞ると、
心身のバランスが崩れ、疲労・不眠・イライラ・冷えなどの不調につながると考えられています😔

気功は、呼吸法・動作・意識法を通じて、この“気の流れ”を整える健康法です🌬️✨


🌸 呼吸で整える ― 「吐く」ことで心を鎮める

気功の基本は「呼吸」🌬️
特別な道具も筋力もいりません。
深く、静かに、丁寧に“息を吐く”ことが最大のポイントです。

現代人の多くは、知らず知らずのうちに「浅い呼吸」になっています。
スマホやパソコンに向かう時間が長いと、呼吸は胸のあたりで止まり、
酸素の取り込みが浅くなり、脳や体がリラックスしにくくなるのです💻💦

気功では、
🫁 ゆっくりと鼻から吸い、
🕊️ 長く口から吐く。
この繰り返しで、交感神経(緊張)から副交感神経(リラックス)へと切り替えます。

呼吸を整えるだけで、
・イライラが消える
・体の力が抜ける
・気持ちが穏やかになる
そんな小さな変化が起き始めるのです😊✨


🧍‍♂️ 姿勢で整える ― “気”は背骨を通る

気功におけるもう一つの要は「姿勢」🏗️
気の流れは、まっすぐ立った背骨を通して全身に広がります。

気功の基本姿勢では、
1️⃣ 足を肩幅に開き、
2️⃣ 背筋をすっと伸ばし、
3️⃣ 肩の力を抜き、
4️⃣ 顎を軽く引く。

まるで糸で頭のてっぺんを吊られているような意識で立ちます。
これにより、体の中にある「気の通り道(経絡)」が自然に開き、エネルギーが流れやすくなります🌊

正しい姿勢で呼吸をするだけで、
血流もリンパの流れも良くなり、体の中からポカポカと温かさを感じられるようになります🔥


🧠 意識で整える ― 「気を感じる」ということ

「気を感じる」と聞くと難しそうですが、実はとてもシンプル。
“自分の体の内側に意識を向ける”ことがその第一歩です👁️✨

たとえば、手のひらをゆっくり合わせて、1〜2cmほど離してみましょう。
そのまま呼吸を続けながら、手のひらの間に意識を向けると――
温かさ、圧力、ピリピリした感覚を感じるかもしれません。

それが「気(エネルギー)」の流れなんです🌟

このように、気功では「体の中にある生命のリズム」を意識的に感じ取り、
呼吸と動作で整えていくことで、心身が調和していきます。


🌈 現代人にこそ気功が必要な理由

今の社会は“情報とスピード”にあふれています📱💨
頭は常に考え事でいっぱい、体は疲れているのに休まらない…。
そんな状態では、「気」はどんどん乱れてしまいます💦

気功の時間は、“心と体の再起動”のようなもの。
静かに呼吸し、体の感覚に意識を戻すことで、
ストレスで乱れたリズムを取り戻すことができます🕊️

医療の世界でも、ストレス緩和・自律神経調整・免疫力向上など、
気功の効果が科学的にも注目され始めています🧬✨

つまり、気功は古くて新しい「セルフケアの最前線」なんです🌿


🪷 「ゆるめる」ことが「整える」こと

気功で最も大切なのは、“力を抜く”こと。
現代人はつい「頑張らなきゃ」「もっと動かなきゃ」と力を入れすぎています💨

けれど、本当の健康は“ゆるむこと”から始まります。
呼吸を深くし、体の緊張を解き、
「今この瞬間に意識を戻す」――それが気功の本質です🍃

ゆるんだ体には血と気がスムーズに流れ、心も穏やかに✨
まるで澄んだ池のように、静けさの中に力強さが生まれます。


🌞 まとめ:気功は“自分を整える技術”🌿✨

気功は、特別な人のためのものではありません。
年齢・体力・経験を問わず、誰でも、どこでも始められる“心のトレーニング”です🧘‍♂️💫

・疲れやすいとき
・イライラするとき
・集中できないとき

そんなときこそ、一度立ち止まって深呼吸をしてみてください🍀
「気」が整えば、「心」も「体」も自然に調和していきます。

 

3日後に10月度の講座を控えて、本日は戌月戌 日の水曜会

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秋めいては来ましたが、日中気温は夏日のままの京都です。^^;
今日の最高気温は30.4℃で、夕刻7時でも25.1℃らしく、まるで真夏に戻ったかのような。w

それでも流石に猛暑は去って、人出も増えてきたようです。
相変わらず、外国人が多いけど。^^;

行楽の秋といいますので、海外までは行けずとも遊行や旅行も楽しみたいものですね。w
今年は北東・南西各60度が、五黄殺・暗剣殺の凶方で、10月8日からはさら
に東西各30度が月間凶方になるので行く先設定に配慮を要しますが。^^;

先週、2日に寝室のふすまと畳替えをして、納入が5日になるというので、一泊旅行に
行こうということになりました。
「富士山が見たい」と言ういづみの要求を叶えるべく、東方の静岡三島駅から山梨の山中湖に行ってきました。w

静岡や山梨は遠方と思ってましたが、時間的にはそうでもなく、便の良いことですね。
富士急高速バスで山中湖に着くと、JTBの情報でなくバスの運転手さんから、ホ
テルに連絡して迎えに来てもらった方がと言われました。

早速そうすると、「この電話はお客様の都合により、お繋ぎできません」と。^^;
一瞬慄きましたが、結果として何とか無事に送迎も夜の飲食の送迎も、無料で済んだことです。w

山中湖では、足漕ぎボートで遊び、富士山も眺めることができました。
青富士でしたが、11月中旬以降から12月になると、白く冠雪した富士が見えるとのこと。

ホテルの近くは、人より鹿の数が多いそうで、いづみは早朝2頭の鹿を目撃したとか。w
夜は地元のほうとうと馬刺し、朝は地野菜主体のオーガニック洋食で、昼には三
島でうな重とざるそばを食べましたが、美味しかったことです。^^

ひかりよりも1時間以上掛かるこだまにて、車内でも焼酎などを飲んでましたが、京都駅では転倒の恥。^^;
いやはや、老化を感じることです。(自爆)

帰宅後は連日の予約をこなしてますが、週末は第2土曜にして、10月度の気の講座があります。
先週のブログで、自律神経について述べましたが、整体の解剖学的施術優先順位:
神経→内臓→関節→筋肉に基いて、融合的・統合的な観点から展開して行きます。

前回は、「ネオ関節活法」で関節内のレールを法則に沿って動かし、滑走をスムー
ズにして脳にインプットすることで、筋肉に触れずともたちどころに筋肉を緩め
関節の可動を良くする方法をお伝えしました。

例えば、腰仙関節を骨盤と仙骨を動かすことで整え、膝痛あって正座できないなど踵が尻に付かない人を即座に解決する法などです。
もちろん、これらは検査法と共に復習して、より習熟してもらおうと思っています。

今回は、その延長で、この方法をベースとして使っての自律神経調整の別解を展開しましょう。
自律神経を整える別解のアプローチは、腹直筋、腹斜筋、頸骨を関節を動かす誘
導操作によって整える方法になります。

関節・筋肉→自律神経の関連ですが、腸脳相関という観点からは内臓→自律神経
のアプローチである「水の技法」で、「三の型」から盲腸部やS字結腸部から自
律神経を整える技法もお伝えしましょう。

気の講座や特別集中研修では、原理原則の専門的な座学ではなく、「家庭医」としての整体技法として、
誰でも出来て必ず効果のある技法をお持ち帰りしてもらうことが大事と心得ています。w
来たる11月23日には、一日集中研修にて「水の技法」を余すところなくお伝
えできればと思っています。

効果抜群の直接触れる秘伝の整体法としては自律神経、呼吸、脳の機能、人体運
動の要を整える別解が6つ用意してあります。
1.大腰筋に直接アプローチする法
2.迷走神経に直接アプローチする法
3.肩甲下筋に直接アプローチする法
4.肩甲棘からのアプローチ
5.肋骨裏の胸横筋からのアプローチ
6.外側翼突筋からのアプローチ

お時間の許す限り、着々と実感・実習・復元でき、自分のものとしてお持ち帰り
してもらえるよう、楽しい展開を考えています。w
旅行も然ることながら、気の講座と翌日の法則講座は私にとっては云わば月例祭
に当たり、ワクワク楽しみのある行事と感じています。w

本日8日は二十四節気の「寒露」にして、今日から丙戌(ひのえいぬ)月に入ります。
戌月初日の今日は庚戌(かのえいぬ)の日にして、水曜会です。

何の因縁か、戌年生まれの弟、典雅(つねまさ)が、うどんを打って来るというので、それも楽しみ。^^
父の亡き後、こうしてよく会って飲食するようになりましたが、彼も言う通り父の遺志とも思えることです。w

中国の「文選(もんぜん)」に収録されている作者不詳の詩「古詩十九首」の一節に、
「去る者は日に以て疎く、来る者は日に以て親しむ」とありますが、仲良きことは善哉です。
親子・兄弟ともに血の通った他人であり、それぞれの人生は別々ですが、協力や
扶助できる関係は望ましく、有り難いことですね。w

合掌、感謝して、今日の宴を待つことにしましょう。w
今日のメニューは、以下の14品になります。
1.ぶっちぎりレタス、三島の青唐辛子味噌か肉料理と共に。
2.焼きナスの白だし浸し。
3.焼き伏見唐辛子の削りカツオ掛け、醤油で。
4.いづみ式半熟味玉子。
5.ラム肉とトマトのオリエンタル炒め。
6.牛バラカルビの焼き肉。
7.豚ロースのガーリックステーキとエリンギのバター醤油焼き。
8.いづみ式カボチャの揚げびたし、黒胡麻散らし。
9.いづみ式レンコンの鶏ミンチ・椎茸・摺り蓮根挟み焼。
10.鶏胸肉、白菜、大根、人参入りホタテとハマグリの貝だし鍋。
11.里芋の煮っころがし。
12.自家製厚揚げ、山椒いりこ味噌を乗せて。
13.ブリ腹身の照り焼き。
14.メバチマグロの刺身。

行楽の秋となりつつ、本日は10月最初の水曜会

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10月に入りましたね。
このところ、京都の最高気温は29℃なのですが、それまで35℃を超える猛暑日が61日連続、熱帯夜も60日連続でした。^^;

毎年、観測史上初の暑さと発表されてますが、沖縄の方が涼しいって何だかな。w
さすがに10月になると、30℃を超える真夏日はないはずですが、今度は急速
に冷えが進むことが懸念されますね。^^;

自律神経が乱れないよう、注意せねばデスね。w
自律神経は、循環、呼吸、体温調節、消化、分泌、排泄など、基本的な生命活動(生体恒常性=ホメオスタシス)を維持する機能を担っていますが、
特徴的なことは、それが意志に基づくものではなく、無意識(自律的)に働くという点です。

また自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は「アクセル」、
副交感神経は「ブレーキ」の役割を果たしています。
この互いに相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスを取ることで、心身の健康が保たれているのです。

このブレーキとアクセルのバランスが狂うと、意志や意識では全くコントロール
できずに様々な不調が生じます。

自律神経の乱れから起こる身体的症状は、頭痛(頭重)、めまい(ふらつき)、立ちくらみ、
胸の息苦しさ、動悸、血圧変動、吐き気、腹痛、下痢などさまざまです。

自律神経の乱れから起こる精神的症状は、不安、うつ、不眠、だるさ(倦怠感)、
集中力の欠如、イライラする、神経質になるなどです。

自律神経の失調はたいてい、副交感神経がスイッチオンにならず、交感神経が常
に働いてることが多いものです。
交感神経は、戦ったり、痛みや関節などを守り筋肉を緊張させ、筋肉に血流が増しますが、
副交感神経は、リラックスして筋骨格系の緊張をほどき、内臓への血流を増す働きがあります。

先週のブログでは、自律神経を整える食材について書きましたが、生活習慣がモノを言います。w
自律神経は無意識脳の支配下にあるので意志でコントロールはできませんので、
意識して生活習慣を律することが大事ですね。

睡眠時間を確保する 、夜は リラックスする、シャワーでなくぬる湯のバスタブに10分は浸かる、朝日を浴びる 、 朝ごはんは食べる 、日中は意識して体を
動かすことが、その要となるでしょう。w

人体では、脳内の間脳に視床下部という組織(中枢神経)があり、ここで自律神経系、内分泌系、免疫系など、生命維持に必要な機能を調節しています。
この3つのシステムは互いに影響し合い、私たちの体調をコントロールしています。

視床下部自体は、脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織なのですが、体温調整、血圧、心拍、
食べる・飲む、性行動、睡眠 など生体のリズムや、怒りや不安などの情動行動を調整しています。
また、尿量の調整、乳汁の分泌や子宮の収縮、副腎皮質や甲状腺、成長ホルモンなどのホルモン分泌をも調整しています。

要するに、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしているのです。
不定愁訴や心身症など、自律神経の失調が疑われるなら、また慢性症状で自己治癒力が万全に機能していないなら、ここを狙っての整体法が役立つはずです。

気の科学研究所で始めた気光経絡技法では、奇経・公会穴・特効経穴を立体交差させて、人体の気の流れを整えるものです。
経絡を用いて自律神経を整える経穴(ツボ)を10点挙げるなら、次の箇所が一般的でしょう。
百会(ひゃくえ)
完骨(かんこつ)
合谷(ごうこく)
内関(ないかん)
労宮(ろうきゅう)
太衝(たいしょう)
天柱(てんちゅう)
神門(しんもん)
足三里(あしさんり)
神門(しんもん)

最近の私の整体法で視床下部を直接アプローチするには、百会からの骨膜振動伝達法や如意輪法、完骨と上顎骨の間から
の一指当て如意輪掌法があります。
視床下部の底部前方には視交叉上核があり、哺乳類の概日リズムを統率する時計中枢としての役割
を果たしていますので、不眠の症状があれば、こめかみに指を当てる「水の技法、二の型」で直接アプローチしています。

これらの技法は大変有効なもので、6,7年間一日たりとも睡眠薬なしでは眠れなかった人が、
一度の施術で、それ以降は睡眠薬を飲まなくても眠れるようになっています。w
余命3日と宣告された父を通常の状態に蘇られることができたのも、これらの技法のおかげです。

別解を求めるならば、自律神経は内臓に広く分布していることが知られていますので、内臓整体が有効でしょう。
それぞれの臓器をストレッチする技法もあることですが、人体縦横の隔膜活用、拮抗圧による神経伝達の再起動、
人体の周波数共鳴、水を動かすことで気血の流れを良くする複合観点からの「水の技法、一の型から五の型、その変」は、
今年完成した優れた技法と確信しております。(自画自賛、いや爺さん?爆!)

会員さんたちの要望あって、11月23日にはこの特別集中研修を予定しています。
ワクワクすることがあると、日々を過ごすのが楽しいですね。w

10月に入った京都では、今日から5日までが、北野天満宮のずいき祭り。
今日は午前中に鳳輦(ほうれん)に神霊・天神さま(菅原道真公)を移す出御祭が行われ、
午後から3基の鳳輦・鉾(梅鉾・松鉾)・神職などが氏子地区を巡行して、西ノ京の御旅所(おたびしょ)に向かいます。

御旅所到着後に着御祭が行われ、八乙女舞(やおとめまい)が奉納されます。
なお野菜・乾物などで飾り付けしたずいき御輿は鳳輦とともに4日まで奉安・駐輦(ちゅうれん)されます。

4日目(10月4日)は午前に御旅所で出御祭が行われ、牛が曳く御羽車・鳳輦・鉾・神職などが氏子地区を巡行して、北野天満宮に戻ります。
天満宮到着後には着御祭(還幸祭)が行われますが、行列に先立ってずいき神輿が巡行します。

鳳輦と神輿の違いですが、鳳輦(ほうれん)は、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」を意味する言葉です。
日本においては、古くから、天皇の正式な乗り物を意味するほか、現代では神社の祭りなどに使われていますね。

神輿は、日本の神社の社殿を小型化したかたちであるのに対し、鳳輦は台の上に4本の柱と屋根があるかたちになっており、
「人が乗って移動する車」という、もともとの用途に適した形態をとっています。

1868年(明治元年)7月、明治新政府は江戸という地名を東京に変えて東京府を開設しましたが、
その翌年、1869年3月の東京行幸において、明治天皇は鳳輦に乗って東京に移動していったそうですね。w

3月7日京都を出発された明治天皇は、28日に東京城に到着されたとのことですが、今は昔。
現在では、京都から東京 までの最短所要時間は新幹線でわずか 2時間0分、平均所要時間は 2時間49分ですね。w

やっと涼しくなってきたので、永らく行なってなかった遊行や旅行も楽しみたいところです。w
「海が見たい」とか「富士山が見たい」とか、「地方の美味しいものが食べたい」とか、妻のいづみが色々と宣ってるので、
どこぞ御旅所へ連れてってあげぬと、タタリあるかも?(末っ子か。ワラ)

地元の嵐山では、京都の冬の風物詩として知られたライトアップ事業「嵐山花灯路(は
なとうろ)」が、約4年ぶりに「嵐山月灯路」としてよみがえります。
京都市の財政難などで2021年度に幕を下ろしましたが、地元住民らの手で復活することになりました。

10月1日から1カ月間、竹筒や竹細工のほのかな明かりが観光名所「竹林の小径(こみち)」を照らします。
点灯は午後6〜9時、入場料は中学生以上1500円で、チケットは野宮神社前で販売しますよ。
特別拝観のない限り、夜はインバウンドも何もない嵐山ですが、よかったらぜひ幽玄の美を味わいに来てください。w

さて、10月初日の今宵は、水曜会です。
おついたちゆえ、松尾大社に参拝して祝詞を奏上し、境内の「もり」の漬物もゲットしてきました。w

ご常連は来ないので、ボーズだった時のことも考えて料理せねばです。w
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.アボカドの刺身、ワサビ醤油で。
3.焼きナスの白だし浸し。
4.カリトロッとした自家製揚げ豆腐。
5.京赤地鶏の胸肉と玉ネギの白だし煮込み。
6.豚肉、ロケットトマト、玉ネギのオリエンタル炒め、炒り卵散らし。
7.エリンギのバター醤油焼き。
8.いづみ式葛の葉の天ぷら。
9.亀岡牛、キクラゲ、舞茸、ブナシメジ、豆腐のきこり鍋。
10.いづみ式レンコンのキンピラ。
11.パルメザンチーズ入り豚ロースのトンカツ。