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特別集中研修を終えて、本日は11月納めの水曜 会

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24・25日に気の科学特別集中研修を終えて、ホッと一息。
連日10:30から夕刻5時過ぎまでの研修でしたが、内容の濃いものになったかと。w

先ずは、2日に分けての瞬時に身体を整える「治療スイッチ」の入れ方数種とその組み立てでした。
永くストレスが抜けないと、五行の偏りによって、終には内臓を病んでしまいます。

しかし、誰でもストレスが掛かると、真っ先に狂うのは重心バランスと筋出力です。
手を触れなくても瞬時に整えることができますが、これらを整えておくことで、施術効果が増すものです。

また、感動と喜びを与えられ、脳が身体が治りより良く可動することを自覚してくれます。
体幹や首の前後屈・左右回旋が瞬時に良くなりますが、これだけで首や肩、腰などの痛みや可動域制限が消えてしまうことが多いものです。

筋肉や関節の可動や痛みは、全て神経支配ですので、神経の問題を解除することを施術の優先順位としています。
神経の問題解除には、3つの観点からの施術法をお伝えしました。

一つは、退化痕の再起動法による完全整体で、神経をつなげて可動域制限を解除し自己修復力を引き出す法とセルフケヤー法です。
身体のあちこちにある退化痕を動かすことによって、可動域の限界を超えて身体は動きます。

今まで使っていなかった神経伝達が動き出すことによって、自己修復力がアップし、永年の不調・不具合も解決する手立てとなります。
「完全3D呼吸法」で横隔膜・肋椎関節・脊柱がより良く可動し、「足指前進」で足の退化痕と踵骨から原始脳へ指令を与えるセルフケヤーはぜひ続け、人にも
お伝えしてください。

セルフケヤーでは、手のゾーンセラピー法で、高血圧に特化した方法もお伝えしました。
血圧180を超えてた会員さんも、今では120台になってる優れた効果があります。

もう一つは、切れたり弱体化している神経を繋ぎ、自動随意運動を誘発する「神経連動反射弓形成法」です。
90度3D軸圧を下肢・上肢・首に掛けることによって、神経が繋がり、それぞれの連動反射弓を作り出します。

すると、術者が誘導するのではなく、被験者の無意識脳が勝手に身体を動かします。
そうすることで、切れてたり弱っている神経伝達器が正常に作動してくれます。

最後の一つが、可動域検査からの拮抗圧法で、抑圧や可動域限界を解除する「拮抗圧臨界微震法」です。
痛みを感じたり、可動域の限界点から1mm戻して、運動ベクトルに対して90度の微振動を与えることによって、
神経が再起動して限界を超えたり、痛みが消える作用があります。

五十肩や膝痛などには特に有効な方法ですが、これに「波動叩打法」を加えることで、劇的な改善が可能になります。
「波動叩打法」は力を抜き、打つよりも引くことが秘訣で、心地よいリズムで行うことが大事です。

メインの技法は、「治療ベクトル」の法則による完全整体で、筋肉→骨の歪みを正す法とその展開でした。
人体は螺旋を描いて動くものですが、骨格の歪みには絶対的な法則があります。

この骨の歪みが、様々な症状の根本原因になっていることがほとんどですが、筋肉は24時間、骨の歪みと逆方向に頑張っています。
筋肉には頑張り筋とサボリ筋があるのですが、骨の歪みに対応して頑張っている筋肉をリリースすることで、骨は80〜85%元に戻るものです。

筋肉をリリースしてから、直接骨を動かすことで、骨膜からの脳骨連鎖や感覚受容器の作用で、脳が歪みを補正します。
仙骨・骨盤や足部・大転子などの骨格の歪みを整えておかないと、歩いて帰るとまた戻ってしまうので、戻りなき解決には不可欠なことです。

最後に残った痛みは、筋肉内の細かな筋繊維、斜筋のスパズムがあるためです。
最後の技法は、痛みの根源、斜筋の硬結を解く「二重螺旋入力・牽引法」でした。

濡れ雑巾を絞って乾かしたモノを緩め解くには、二重螺旋の陰圧を加えることが最も効果的です。w
この技法をくまなく行うと、筋肉の血流が良くなり、関節も緩む効果があります。

展開中、中医学の整体法「推・拿法」「擦法」「打法」「按・摩法」なども解説、
挿入しましたが、充実した2日間になりました。w
長崎から来られた会員さんには〆の参鶏湯など3種の鍋料理などを賞味していた
だけなくて、それだけが残念でしたが。^^;

12月9日の月例講座では、「モルフォセラピー」、「ブレインナビゲーションシステム」のまとめと「体壁反射療法」を今年の納めといたします。
24日の納めの行事では、「気光頭蓋クラニアル」と「量子力学的エネルギー療法」をお伝えしましょう。

嵐山の紅葉はたけなわを迎え、銀杏は散り始めました。
渡月橋から天龍寺、塔頭の宝厳院、小倉山二尊院、足を伸ばして大覚寺広沢の池の紅葉が綺麗です。

でも、未だ観光客が多いこと。^^;
私的には、12月に入って宝筐院から祇王寺、常寂光寺の散った紅葉の絨毯を見るのもお勧めです。w

本日は、11月納めの水曜会になります。
4時からのカウンセリングを終えたら、そのまま水曜会へと移行しましょう。w

今日のメニューは、以下の13品です。
1.ワサビ菜の和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.ビンチョウマグロのワサビ麺つゆ醤油漬け。
3.小松菜のナムル。
4.豚骨・鶏骨ベースのぷるぷる大根煮。
5.九条ネギの摺り胡麻入りヌタ。
6.パルメザンチーズトンカツ、サニーレタスを添えて。
7.牛肩ロースのステーキ。
8.いづみ式レンコンの天ぷら。
9.いづみ式舞茸の天ぷら。
10.鶏胸肉、白菜、エノキダケの中華餡鍋。
11.一夜干しニシンの焼いたん。
12.カラスカレイの煮付け。
13.里芋の煮っころがし。

紅葉見頃に近づいて、本日は水曜会

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11月も後半に入り、朝晩の冷えとともに紅葉が進んでいますね。
こちらでは嵐山、亀山公園、嵯峨野、天龍寺などの紅葉が見頃を迎え出しました。

秋の京都は、夜間特別拝観があちこちにあって、普段は見れない夜の寺院の幽玄さが紅葉と共に楽しめます。
天龍寺塔頭の宝厳院では、11月11日(土)〜12月3日(日)がライトアップされてます。

東山へ行くと、知恩院は11月16日(木)〜12月2日(土)がライトアップ期間。
清水寺は、11月18日(土)〜30日(木)。

七条まで下がれば、大日如来と不動明王の座す智積院が、11月21日から25日まで夜間特別拝観があります。
左京区の永観堂や北区の宝泉院は12月3日までがライトアップされてます。

京都駅付近なら、東寺が12月10日までライトアップされてます。
秋の寺院のライトアップでは、夜に神仏にお目に掛かれるのが神々しくて好きです。w

多くの人は、見頃の紅葉を楽しむのでしょうが、散紅葉もまた風情がありますよ。
こちらでは、嵯峨野の宝筐院、祇王寺、常寂光寺などが紅葉の絨毯のお勧めスポットです。

12月に入って、人の少なくなる頃、境内に降り積もった秋の名残の風情が寂しくも美しいものです。w
東山なら、真如堂が散り積もる紅葉のお勧めスポットです。

西山ならば、光明寺の紅葉参道、京都駅の近くなら東福寺が紅の絨毯になります。
光明寺の「秋の特別入山」期間は12月5日までで、それ以降は掃き清められてしまいますが。w

行楽の秋ということでは円安の今、海外旅行は見送りましたが、食欲の秋でと美味しい魚を求め、
富山、氷見へといづみと一泊して参りました。w
白エビや富山エビも食べたのですが、店によるのか、高額の割には釈然としませんでした。^^;

二人とも空亡期間中ゆえ、それもお勉強。w
美癒亭酒房いづみも、私の仕事も、顧客満足をより適えるべく工夫して行かねばデス。w

勉学の秋ということで、骨格の歪みの法則性と骨膜からの脳骨連鎖の観点から、現在は骨に注目して学習しています。

「フラクタル反射」を活用した頭蓋骨の研究では、人体の歪みと頭蓋骨の歪みには相関関係があることが分かっています。
「内臓・体壁反射」による肋骨の歪みと内臓の機能低下にも相関関係があります。
拠って、頭蓋骨や肋骨を調整することは、内臓や自律神経系の不調にも優れた効果があることです。

然るに、頭蓋骨・肋骨に限らず、骨の周囲には、腱・靱帯・軟骨・筋肉等があって、
骨が歪むとこれらも歪み、組織や臓器も一緒に歪んでしまうことです。
ここにきて、昨年一人学習した「骨子連絡点」の観点の重要性を再認識しています。

骨の歪みの異変が人体の異変と相関関係にあるならば、骨の歪みを正常化すれば、
苦痛や不調の戻りなき解決・解消に役立つはずです。
幸いにして、生体の骨は実は柔らかいもので、わずかな圧(特に陰圧法)でこそ、
骨は整形出来る確証をつかめました。w

最も効果的であろう組み立てについて、これから考証して行かねばデス。w
その前に、時間的優先順位で、顧問への翌月の傾向と対策指示書の作成を終え、
12月度のご案内を郵送しなくてはなりません。
あ!会員の方々へは、次年度の更新のお願いも出さなくちゃデス。w

12月度の気の科学体験講座では、モルフォセラピー理論とブレインニューロナビゲーション理論の技法のまとめ、前頭骨の調整法の仕上げが締めくくり。
翌日の法則講座では、通変星の相互作用、特に通関の重要性に重点を置いた学習会になります。

12月は、24日(日)に年度納めの特別行事があり、寺院をお借りしての気の特別研修があります。
神仏と対座瞑想してから、今年の展開のまとめをダイジェスト版で、かつお伝えしていない量子力学的エネルギー療法を特別伝授する予定でおります。w

今週は、多忙の極みで、23日までにルーティンワークを終わらねば、24・25日の特別集中研修が迎えられません。^^;
10月度までの今年の展開を、ただまとめたのではなく、完全手順として組み立てて役立ててもらい、各技法をきちんと体得してもらいましょう。

A1.瞬時に身体を整える「治療スイッチ」の入れ方数種とその組み立て
B2.退化痕の再起動法による完全整体:神経をつなげて可動域制限を解除し自己修復力を引き出す法とセルフケヤー法
B3.切れたり弱体化している神経を繋ぎ自動随意運動を誘発する「神経連動反射弓形成法」
B4.可動域検査から拮抗圧法で、抑圧や可動域限界を解除する「拮抗圧臨界微震法」
C5.治療ベクトルの法則による完全整体:筋肉→骨の歪みを正す法とその展開
D6.痛みの根源、筋硬結を解く斜筋のリリース「二重螺旋入力・牽引法」

これらに部位的に特効のある五行と補寫の理で人体を整える中医学の推拿・按摩法の応用、
活法を起源とする腱引き師の秘伝施術法などの挿入がありますが。
1日だけの参加者もいらっしゃるので、一連の流れは重視したうえで、展開を参加者に合わせて運んで行こうかと。w

さて、本日は水曜会です。
先週はボーズとなりましたが^^;本日は、はてさて?w

店も仕事も、予約がなかろうが、ボーズが出ようが、生業(なりわい)であります。w
私達が何らかの行為(業)をすれば、その行為は消えることなく、必ず次の行為を引き起こす力を持っていて、それを仏教では「業」と呼んでいます。

業は因果応報なので、倦まず飽かずに、今を大事にして、充実していきましょう。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京水菜とミディアムトマトの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.ホウレン草のお浸し、出し醤油絞り。
3.いづみ式京うらら揚げとしろ菜の炊いたん。
4.牛ハラミのミニステーキ。
5.いづみ式豆腐のニラチヂミ、手作りダレで。
6.いづみ式チーズ風味豚ヒレカツ、サニーレタスを添えて。
7.カリトロ揚げ出し豆腐、生姜ダレで。
8.根菜類とおろし生姜・シナモン入り冬のビーフカレー。
9.牛ホルモンのニラ味噌煮込み。
10.若狭カレイの一夜干し焼き。
11.大根と壬生菜の一夜漬け。

11月度の気の講座を終えて、本日は水曜会

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今週に入り、急速に冷えが進み、朝は冬装束で丁度の寒さになりましたね。^^;
11月度の気の講座も寒々と4名のご参加でしたが、熱く楽しく充実した時間になりました。w

人体の螺旋の歪みを上から順に整えることによって、内から人体が復元して行くモルフォセラピー理論と実践。
手の形が一定なのと、施術部を特定しなくても手順のままに進めれば良いだけなので、迷うことなく出来るのが楽チンです。w

リンパの大部分は、鼠頚部のリンパ節を介して体幹から胸管や腋窩部を通り、
首の左側の鎖骨下(静脈角)から静脈に注ぎ心臓へ運ばれます。
よって、左鎖骨の調整は極めて大事で、以前お伝えした「血行路の開放」に加えていただきたいものです。

ブレインニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックでは、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法をお伝えしました。

これは人体の歪みを整えるのではなく、神経伝達に特化した方法ですが、操作はいたって簡単なものです。w
上肢・下肢のそれぞれ3点を左右とも操作するのに、全てで1分足らずで出来ます。

それだけなのに、体幹の前後屈や回旋、手足の挙上や首の動作などが、即座に楽になることが分かります。
常時痛も動作痛も、痛みは神経の作用なので、先ず神経の問題を解除してあげることが早道ですね。w

いつもいつも、アッという間の2時間半ですので、前頭骨の調整は年度末講座に持ち越しになりました。^^;
人体の歪みは頭骨に表れるし、フラクタル反射反応で頭蓋骨から人体の問題個所にアプローチできるのが優れた利点になります。w

筋硬結や痛む関節箇所など、痛みを即座に抜く技法でなしに、痛いというのに触られるのは苦痛そのものです。^^;
リハビリもそうですが、痛むことは脳が拒否するし、やられると防御反応で全身の筋肉が固まってしまいます。w

リラクゼーションでもヒーリングでも、施術は気持ちよく快く感じられるのが良いですね。w
痛みや苦をただ一時的に除去するだけではなく、戻りなきように関節骨格は正しく整え、
潜在脳にアプローチして原始脳から自己復元力を引き出してあげることが仕上げになりましょう。

今年は特に骨膜連鎖反応による原始脳の覚醒や、人体の退化痕の再起動など、骨膜に観点を置いた技法が進歩できました。
頭蓋骨の可能性については、全てはお伝え出来ませんでしたが、これらもまとめに掛からなくちゃデス。w

再々述べたことですが、頭蓋骨の歪みと人体の歪みには相関関係があります。
例えば、意識障害やてんかん状発作などの場合、必ず頭蓋骨の一部に変形が見受
けられ、それが脳を圧迫しているものです。

頭蓋骨に限らず、骨の周囲には、腱・靱帯・軟骨・筋肉等があって、骨が歪むと
これらも歪み、組織や臓器も一緒に歪んでしまいます。
死体の骨は硬いものですが、生体の骨というモノは、水分をよく含んでいて柔ら
かいもので、実は弱い刺激を加えると変形を直すことができるのです。w

ゆえに、骨の歪みを整えることで、骨に付随した組織や臓器も歪みが取れて機能を回復するし、
神経・関節・腱・筋肉の機能や身体全体の機能を向上させることが可能になります。
関節や筋肉の問題を解除したのに戻ってしまう症状は、人体の歪みを整えることが大事ですが、骨自体の歪みを整えることが
これからのキーにもなりそうです。w

昨年、富永修市氏の「骨子連鎖点」を学習しましたが、この観点はこれからさらに追及して行こうと思います。
今年は「内臓・体壁反射」による肋骨の歪みとTL検査の併用から、肋骨から内臓調整を行う方法が確立できたので、それをお伝えするのが先決です。w

身体の右側に偏って出る肝臓・胆嚢由来の諸症状や、左側に偏って出る胃・膵臓由来の諸苦痛などは、
痛みや不調のある各部位を逐一正さずとも、一気に改善する効果があり、戻りもなくしますから。
血液検査などの数値には表れなくても、身体や無意識脳は正直で、弱ってるところや原因になってるところをちゃんと教えてくれます。w

宇宙がマクロコスモスとすれば、人体はミクロコスモスで、生成と滅亡を含む法則と神秘なる要素に満ちあふれているようです。w
全ての解明なんぞ出来やしないでしょうが、こうすればこうなるという法則性や、未知なる可能性にロマンを感じますね。

ただ夢想するロマンではなく、現在の人体科学や脳科学などの進化は目覚ましいものがあるので、
それらを如何に臨床に応用するかが大事な課題と考えています。
現在の医学的エビデンスなるものも果たして今や正しいのか、かつその限定したエビデンスがないからといって、
最新の人体科学などを臨床で全く観点にしないのは如何なものかと?^^;

例えば、漢方薬に用いる生薬は、その有効成分を抽出した化学的薬品ではありません。
自分とは「自然の一部分」の略で、事象は全て複合要因から成り立っていると考えると、
化学的製薬やサプリメントは健康に対する人類の英知と言い切れるものでしょうかね?w

漢方薬は、普通に病院や医院でも処方してるのが現状ですが、証を解析することなく、
ハンドブックで病名から処方するのは間違いを生むし、補寫の理も加減も弁えず
出されてることが多いのも釈然としません。^^;

また、一般にいう整体は、国家資格として「柔道整復師」、「あん摩・マッサージ師」、「理学療法士」などがあるわけですが、欧米ではドクター資格となる
「カイロプラクティック」や「オステオパシー」などの臨床実践技術を学校では教えていないでしょう。^^;
臨床的に優れた技法は、国家資格を与える組織でなく、それで一流・風靡した民間の組織・協会などでセミナーが組まれています。

が、そうしたセミナーは高額で、よほど経済的余裕と惚れこみがないと、一般には受講できないのが現状でしょう。^^;
1万円弱の参加費のところは、内容はわずかでプレゼンテーションとクロージングの囲い込みが多いものです。w

学習と研究のため、特にコロナからは出費が跳ね上がってしまいましたが、それもご時勢。^^;
苦や不調の解決・解消を目指して、学ぶべきは学び、修めるべきは会得して参りましょう。w

「家庭医」の勧めで、家族や縁ある方の痛みや苦を取り除いてあげると喜ばれます。
簡単で安全で効果的な技法は色々とあり、セルフケヤーも含め、役に立つものです。w

さて、本日は水曜会です。
今週・来週とクウボウ君は来ないので、量的には少なめにしなくちゃデス。w

今日のメニューは、以下の11品になりました。
1.ワサビ菜と京水菜の和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.ホウレン草のお浸し、出し醤油絞り。
3.万願寺唐辛子とちりめんじゃこの白ゴマ幽庵炒め。
4.フキの昆布だし水煮。
5.絹豆腐の昆布だし湯豆腐、いづみの手作りポン酢で。
6.鶏ぶつ切りと白菜の鶏ガラだし水炊き、仕上げに菊菜を入れてポン酢で。
7.いづみ式オクラの豚肉巻き。
8.豚ローストンカツ、ソースでも大根おろしポン酢でも。
9.牛肉とシメジの麦味噌焼き、サニーレタスに乗せて。
10.2種のじゃがいものブラックソルト、シャクシャクポテト。
11.ビンチョウマグロのズケ、仕上げに揉み海苔を散らして。

月日に十一重なって、本日は11月度気の科学体 験講座

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11日の本日は、第二土曜日につき、月例の気の科学体験講座を開きます。
11重なる何だかめでたげな日ですが、京都弁で言う「といとい(遠い)とっからも、お越しいただきたいもんどすなあ」(ワラ)

今年度は、人体の法則に着目した技法を展開してきました。
今年の納めを目指し、迷いなき手順で不調や苦痛を解決・解消することを目指して行きましょう。w

人体は二足歩行で、反時計回りの地球の自転と引力に立ち向かわねば、成長できません。
ゆえに、体内の時計回りの上昇螺旋力が生命力ともいえるでしょうが、その螺旋が人体の歪みや老化にも作用しているようです。^^;

筋肉内の細かい斜筋の拘縮も、身体を捻じることによって生じていますが、人体は構造も動きも螺旋を描いています。
人体・骨格の歪みや頭蓋骨も、全て人体はアシンメトリー(非対称性)で左右均一には揃ってないのですが、この螺旋の法則性に則って身体は歪んでいるものです。

今回は、人体の法則性から、2つの展開を用意しています。
ずいぶん以前にこれらの理論と技法はお披露目はしましたが、体系立てて実習し
てみましょう。w

1.モルフォセラピー理論による人体の歪み調整テクニックで、筋膜・骨膜を操作して、内から身体を復元する法。
2.ニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックで、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法。

幾年前だったか、内司和彦氏の「縦巻き・横巻き、伸縮の法則」をお披露目したことがあります。
片側は縦、片側は横に動くようになっているという人体の先天的法則です。

右と左はそれぞれ得意な方向性があって、どちらかは縦に動く方が得意、もう一方は横に動く方が得意であるとみる身体の診方です。
その人の体の特性に合わない動作をすると、体に不調和が起き、慢性化すると必ず不調が生じます。

クライアントの特性に合わせて、主に身体を撫でたり、縦か横に動かすことによって、身体を正常化させる技法でした。
今回のモルフォセラピー理論では、人そのものが持つ螺旋の歪みを、主に撫でることによって根本から正常化しようとするものです。

ヒトは、胸椎から下の背骨は左にズレるのですが、これは人体を上から見たとき背骨が時計回りつまり右回旋していることから生じています。
ヒトも脊椎動物なので、脊椎の歪みを正すことは、筋・関節系でも内臓・神経系でも極めて大事となります。

特に左側のアシンメトリーな歪みは、人体にとって危険な兆候にあります。
左鎖骨の調整は特に大事で、リンパ管は左鎖骨下静脈につながってます。
然るに、下肢(左右共)のリンパの大部分は、鼠頚部のリンパ節を介して体幹から胸管や腋窩部を通り、
首の左側の鎖骨下(静脈角)から静脈に注ぎ心臓へ運ばれているからです。

今までも脊椎矯正法は幾種とお伝えしてきましたが、身体の部位に特化した施術法は、世の中に幾百と存在しています。
骨のズレる方向の規則性を踏まえると、上の骨から順番にルーティンで戻していけば良いだけで、
体の内から復元力が引き出されるものです。
しかもグラム単位の陰圧手で撫でるだけなので安全で、誰でも簡単に行えます。w

講座では、皮膚を撫でただけなのに関節や体幹の可動域が抜群に改善する方法を幾度となくお伝えしてきました。
皮膚や関節包内の感覚受容器に働きかける方法や、骨膜連鎖で骨膜から原始脳へ働きかける方法ですね。

次のニューロナビゲーション理論では、人体の神経が再起動するラインの法則性によって身体を操作するものです。
モルフォセラピーとの違いは、手足の末端から操作して、神経伝達を正常にするものです。

幾つもの不調や痛みがあったり、日によって変わる不定愁訴だったりは、箇所を追いかけて行っても解決・解消にはならないものです。
また、筋繊維拘縮や関節の可動域制限を解除する場合、筋膜の繋がりからリリースを図るときは、
疼痛誘発動作やTL筋反射検査によって、原因となっている箇所を緩めるか、サボり筋を特定して再起動させるかが手立てとなります。

その点、ニューロナビゲーション理論では、手足末端から法則に沿って操作し、
神経の伝達を脳からのフィードバックで正常化させるので、あれこれと特定箇所を検査する手間が省けます。w
このシステムもベクトル法則をレシピにまとめてありますので、お持ち帰りしてもらうと、色んな応用が可能です。

この二つの方法は、やり方も簡単で力も不要、座位でもできる方法なので便利ですよ。w
今日は、後頭骨の調整の復習と、前頭骨の調整法も時間の許す限り体感し、会得してください。

12月度は今年の展開のまとめのダイジェスト版になる予定ですが、
11月24・25日の特別集中研修では、今月までの今年の内容の集大成をお伝えします。

この特別集中研修は非公開で、ご案内もありませんので、参加お問い合わせはお早めにお申し込みください。
内容は、下記の技法の習得になります。

1.瞬時に身体を整える「治療スイッチ」の入れ方数種とその組み立て
2.治療ベクトルの法則による完全整体:筋肉→骨の歪みを正す法
3.退化痕の再起動法による完全整体:神経をつなげて可動域制限を解除し自己修復力を引き出す法とセルフケヤー法
4.切れたり弱体化している神経を繋ぎ自動随意運動を誘発する「神経連動反射弓形成法」
5.可動域検査から拮抗圧法で、抑圧や可動域限界を解除する「拮抗圧臨界微震法」
6.痛みの根源、筋硬結を解く斜筋のリリース「二重螺旋入力・牽引法」
これらに部位的に特効のある五行と補寫の理で人体を整える中医学の推拿・按摩法の応用、
活法を起源とする腱引き師の秘伝施術法などをオマケに会得してもらいましょう。w

月例講座では、いつもあっという間に2時間半が経ち、もうちょっとここを重点的にとか、
習熟する秘訣を各自に手ほどきするのに難を感じることもあります。^^;
その点、特別集中研修では、時間の制限がないのと、個々のレベルや特性に合わせられるため、自在にできるのがメリットです。w

昨日、富山への一泊旅行から帰って来たので、買い物等ができず準備がバタバタしましたが、やっと完了。w
今日の懇親会のメニューは、以下の11品です。
1.水菜とスィートコーンのコールスローサラダ。
2.ホウレン草のお浸し、旨味醤油絞り、削りカツオ掛け。
3.切り干し大根、京うらら揚げ、白ゴマの炒め煮。
4.白菜、大根、豆腐の鶏白湯鍋、菊菜を散らして。
5.冬瓜の焼き蟹・焼きノドグロ・昆布だしのとろみ餡。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.いづみ式オクラの天ぷら、天つゆにつけて。
8.いづみ式舞茸の天ぷら、同じく手作り天つゆで。
9.牛肉、シメジ、湯葉コンニャク?のうどんすき風。
10.万願寺唐辛子、ちりめんじゃこ、白ゴマの幽庵炒め。
11.2種のじゃが芋のブラックソルト、シャクシャクポテト。

本日は立冬、癸亥月入りにて水曜会

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今日は暦では立冬ですが、暖かいですね〜。w
季節外れの暑さが続く中、京都市の最高気温が6日、25度に達し、5日連続で夏日
(最高気温25度以上)を記録しました。
11月の夏日は計5日となり、観測史上最多を更新したそうです。w

何着たら良いやら、悩みますよね。^^;
朝から日中は、半袖シャツに黒の作務衣を着て歩いても、汗が出ます。
然るに、陽が落ちて風が吹くと寒いし。^^;

立冬の今日から、癸亥(みずのと・い)月に入りますが、干支に水気が重なる月になります。
時空の水気に呼応して、腎・泌尿器等の不調から、水剋火で循環器系を損なわないようにしましょう。w

五柱推命の五行分析では、こうした水気の時期が来ると、水が旺じてる人は過剰になって発症しやすくなります。
腎盂腎炎・膀胱炎や前立腺の肥大などが症状としてよく見受けられます。

が、水気が欠けてる人もまた不調が生じやすくなります。
腰痛・膝痛や頻尿など下半身の不調とか、身体が重だるく、元気が失調する人が多いものです。

人体で五行の水は腎ですが、腎臓は冷えを最も嫌います。w
立冬未だ暑しの今年ですが、夜間から早朝の冷えは、これからその分急速に進むでしょう。^^;

冷える候になったなら、寝具も然ることながら、腹巻の着用がお勧めです。w
冷えは万病の元ですが、特に腹部を温めて血行を良くすることが良い効果がありますよ。

立冬は年によって、11月7日か8日になるのですが、毎年京都では11月8日
に伏見稲荷大社で「火炊祭(ひたきさい)」が行われます。
境内には、縦横3メートル、高さ1メートルほどの大きさに組まれた火床3基が設けられ、火焚串(ひたきぐし)という木の板と
今年収穫された稲わらがくべられます。

稲荷大神の神恩に感謝する収穫祭ですが、同時に参拝者たちの願いを叶える神事でもあります。
全国から奉納された十数万本の火炊串が焚き上げられる市内最大の火焚神事ですが、
次々と日焚串が火床に投じられてゆく中、宮司以下祭員・参列者たちが大祓詞を奉唱して、罪障消滅、万福招来を祈るものです。

御火焚神事(おひたきさん)は、14:00から行われる予定です。
お下がりにいただくお火焚饅頭、おこし、みかんを食べると、無病息災のご利益があるといいます。w

御火焚饅頭は、火炎宝珠の焼き印が押された紅白まんじゅうで、「おたま」と呼ばれ、火の用心と厄除け招福の願いが込められています。
お下がりの「おこし」は火の意味を持つ三角形で、新米で作られた米菓子で、ほんのり柚子の風味がします。

お下がりのミカンを食べると、1年間は風邪をひかないとされます。w
平安時代、火を焚いてミカンを供え、魑魅魍魎(ちみもうりょう)を祓った「道饗祭(みちあえのまつり)」の名残といわれています。

私は初午に伏見稲荷に詣でることはありましたが、御火焚きさんは未経験。w
十一月は士(さむらい)月と称して、祗園建仁寺塔頭、禪居庵の摩利支天堂にはよく訪れてました。

京都最古の禅寺、建仁寺の塔頭寺院、禅居庵は非公開ですが、隣接する日本三大
摩利支天の一つ、「摩利支天堂」は常時参拝可能です。

摩利支天とは、神格化された陽炎(かげろう)のことで、変幻自在にして実体な
く、進路を障害されずに光の速さで突き進むとされています。
ここ一番というときに運を開き、その人の本来持っている能力を発揮させてくれる
とされ、開運戦勝の守り(女)神とされてきました。w

禅居庵をはじめ、日本で祀られている摩利支天像の多くが猪を眷属(けんぞく)として従えています。
そのため、亥歳生まれの方の守り神として、今も信仰されています。

陽炎は実体が無いので、捕らえられて傷つけられることも無い。
そのため、わが国では忍者は無論のこと、戦場の守護神として、戦国武将の間に
摩利支天信仰が広がりました。w

十二支守護本尊で、戌亥を司るのは阿弥陀如来ですが、立春からの年は分かっても、一般には生まれ月や生まれ日の干支(えと)を知る人は少ないものです。
そういう十二支守護の意味で、立冬から大雪前日までの亥の月生まれの人は、摩利支天が守護神仏でもあることです。w

3日後は11月度の気の科学体験講座がありますが、11重なる縁起の良い日?w
今回の講座のメインは、人体の歪みの法則・感覚受容器と治療ベクトルの観点から、撫でるだけで身体を深部から整える法を展開します。
詳しくは、当日のブログで書こうかと?w

これに加えて、前回の後頭骨操作の復習から、前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。
頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。

頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。
また、その効果を術前・術後の可動域検査で実感してください。w

さて、立冬の本日は水曜会です。
二十四節気の起源である中国では特定の風習があり、南の地方では肉や魚、北の地方では餃子を食べるそうです。
日本では、立冬にちなんで特に風習や縁起食はないので、そこはテキトーに。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.おぼろ昆布だし湯豆腐。
2.法蓮草のお浸し、旨味醤油絞り。
3.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
4.水菜と湯引きうらら揚げの胡麻ドレッシングサラダ。
5.大根、白菜、青梗菜の鶏白湯鍋。
6.豚バラ肉と青梗菜の中華炒め。
7.豚ロースのガーリック塩胡椒ステーキ、キャベツサラダを添えて。
8.いづみ式鶏胸肉の生姜ニンニク醤油風味から揚げ。
9.ニンジン、玉ねぎ入り牛肉じゃが。
10.いづみ式ベーコンとズッキーニのトマトチーズグラタン。
11.ビンチョウマグロの山かけ、海苔を添えて。

11月入り、頭蓋について考えつつ、本日は水曜 会

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11月に入りましたね。
松尾から嵐山にかけての楓も先端部分が赤くなり始めました。

今年の夏(6〜8月)は、全国の平均気温が平年より1.76℃高く、気象庁が統計を取り始めた1898年から125年の間で、最も暑い夏となりました。
京都でも、最高気温35℃以上の猛暑日になったのは、38日間で1942年の記録を抜きました。

11月8日が暦の上では立冬ですが、日中は夏日に近く暑くなる日があるようです。
京都の紅葉は、昨年より遅めの11月中旬から12月上旬が見頃になるでしょう。w

そもそも紅葉は、最低気温が8度以下の日が続くことで、葉っぱが緑色から赤色や黄色に変化することを言います。
また、紅葉は最低気温が、5〜6度になることで一気に進むと言われています。
ゆえに、京の紅葉が目当ての観光は、11月の遅掛けからが良いでしょう。w

紅葉の名所、永観堂では、境内に約3000本ものモミジがあり、秋のライトアップがあります。
11月3日(金) 〜 12月3日(日)で、午後5時半からの特別拝観ですが、観光客は多いことですよ。^^;

祗園の高台寺では、10月21日から特別拝観をしていて、17:00〜22:00までライトアップされてます。
東寺の紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観は、11月1日(水)〜12月10日(日)までで、午後6時からになります。

京都の紅葉の名所は、挙げたらキリがないですね。w
嵐山に住んでると、花見と紅葉狩りのシーズンは、車で買い物に出ると混雑で帰りが苦になります。^^;

行楽の秋ですが、来週あたりにでも富山に一泊旅行ができると良いなあ。。
明日はいづみが彼女の母親と近江舞子に行くので、私は自由!^0^
はてさて、何を満喫しようか?と考え中です。w

考え中といえば、このところ頭蓋骨の歪みの法則と、人体の歪みの相関関係について毎日取り組んでいます。
頭蓋骨の内は「硬膜」という膜が脳を包み、背骨の中の脊髄を包むように通って仙骨、尾骨にまで繋がっています。

またこの膜は内臓を覆っている「腹膜」や筋肉を覆っている「筋膜」とも連動します。
何らかの原因で頭蓋骨の歪みが起こると、この膜が緊張するので、連動して骨盤の動きを悪くしてしまったり、歪みを作ります。

フラクタル反射で、頭蓋骨と骨盤の関係性を一部挙げておきましょう。
後頭骨⇔仙骨
上顎骨⇔恥骨
側頭骨⇔寛骨

このように骨盤と頭蓋骨の歪みは連動していて、骨盤問題を改善していくのに当たり、
頭蓋骨の歪みが取れていないと、骨盤問題が改善してこないということがあります。
あるいは、骨盤を整え、着地し歩行する足を整えても、いずれ戻りが生じることにもなります。

骨盤や骨格の歪みだけでなく、自律神経の問題も頭蓋骨を抜きにしては語れません。^^;
身体の歪みや心身の不調は、頭蓋骨に表れるといっても過言ではないでしょう。w

私のヒーリング施術は、頭に触っての施術を仕上げとしています。
脳に正常となる情報をインストールし、快く脳を回復させてあげることで、ご本人の自己治癒力が格段に高まる所以です。

然るに、私も含めて、人は頭蓋骨がある法則性に沿ってズレ歪んでるものです。^^;
そもそも、頭蓋骨はヘルメットの様な一枚岩の骨ではなく、15種類、23個もの骨がパズルのように組み合わさっています。

骨どうしには「縫合」(ほうごう)という隙間があり、ごくわずかな「靱帯」によって連結しています。
こうした隙間があいているのは、外からの衝撃に対してクッションのような役割を果たして、脳を保護するためです。

逆に言えば、多くの骨が連結してできているために、頭蓋骨はズレやすいのです。^^;
頭蓋骨がズレるきっかけは日常のささいな場面でも起こります。

長い時間、下を向いているだけでも、額にある前頭骨に上から大きな圧がかかってしまいます。
前頭骨がずり下がると、目の周りの骨がずり落ちてきた前頭骨の下に潜り込んで、目がくぼんだり、視力低下などの不調の原因となってしまうのです。

人間の頭の重さは成人で体重の10%と言われています。
体重50kgの人では、頭の重さは5kgくらいの重さを絶えず支えていなければなりません。

まっすぐ前を向いた姿勢で、5kgの頭から頸椎にかかる負担は4−6kgぐらいですが、
首が前方に30度傾くだけで、頸椎にかかる負担は18kgに増えてしまうのです。

単にうつむくだけで、まっすぐ前を向いているより約3倍もの重さが頸椎にかかってしまいます。
さらに、角度が30度から60度になると、27kgもの重さが頸椎にかかってしまうのです。

こうした傾いた状態でいれば、当然、首や肩、背中や腰の筋肉が緊張して固まってしまいます。
さらに、頭蓋骨と首の後ろをつなぐ後頭下筋群とよばれる筋肉が緊張して頭蓋骨を下方向へ引っ張ってしまい、
後頭部の後頭骨や頭蓋骨の中心にある蝶形骨の歪みへとつながるのです。^^;

頭を傾ける悪い姿勢が原因の歪みだけではなく、骨盤をはじめとする全身の骨格の歪みも頭蓋骨に影響を及ぼします。
また、頭蓋骨はズレや歪みがあるだけでなく、実は動いているモノです。w

頭蓋骨がきわめて小さな動きをするのは、カイロプラクティックやオステオパシーという手技療法の業界においては世界的に常識な知識で、
科学的な実験でも証明もされています。

頭蓋骨は意志に関係なく動くのですが、その動き方はまるで肺が呼吸をするかのように膨らんだり元に戻ったりする動きをします。
胎児のときの呼吸と同じですが、そのため頭蓋骨の動きを「第1次呼吸メカニズム(システム)」と呼びます。

うつ病や自律神経失調症の方のほとんどは頭蓋骨が歪んで、この第1次呼吸メカニズムの動きが悪くなっています。
実例を一つ上げてみましょう。w

先週のクライアントさんは喜寿で、2年半ほど朝から声が震え、声が出にくいのが全く治らないとのことでした。
身体の可動域は20代並みで、五行解析では土次旺・金弱でしたが内臓由来はTL検査でも異常なし。w

然るに、原因は必ずあるもので、右後頭部に触れると極端に筋力が低下しました。
後頭部の歪みに伴って、前頭部でも歪みが見られたので、それらをできる限りフラットに整えると、
その場でちゃんと声が出せるようになりました。^^

骨は固いものという印象があるでしょうが、実は生体の骨は柔らかいものです。w
あまり痛くない程度の圧で骨膜をスクラッチすると、凸ってる部分が平坦になって行きます。

矢状縫合や鱗状縫合など縫合部の凹凸や、後頭部や側頭部のいびつな凹凸はよく見かけられます。
頭蓋の施術も、痛みを強く与えると脳が拒否するのでリラックスして力を抜き、
心地よいリズムで行うことが大事です。
片手で頭を支えて脳を揺らさないことと、凹んでる部分は決して圧したりこすったりしないことも心得ですね。w

頭蓋骨の動きが悪くなっていると、当然ながら脳の機能が低下してしまいます。
以下の自覚症状があるならば、頭蓋骨の歪みを調整することが優れた効果があります。

不眠症・目の奥が痛い・めまい・耳鳴り・頭痛・頭が重い感じ・のぼせ・ホルモン異常・自律神経失調症・やる気や意欲が出てこない・
楽しめない・集中力がない・決断できない・頭にもやがかかった感じがする・記憶力・計算力・理解力などが落ちたetc。

頭蓋骨の調整は、セルフでも相当な効果があるものです。
「後頭骨スクラッチ法」、「各縫合部スクラッチ法」、「両側頭骨リフトアップ法」、「前頭・後頭骨リフトアップ法」などが誰でも簡単にできるセルフケヤーになります。w

11月度の気の科学体験講座は、人体の歪みの法則・感覚受容器と治療ベクトルの観点から、撫でるだけで身体を深部から整える法を展開します。
前回に後頭骨の調整法をお伝えしたので、今回は前頭骨の歪み法則と調整法をお伝えしましょう。

11月は、24・25日に10:30から特別集中研修があります。
今年展開してきた内容を、完全施術手順としてまとめたもので、自分のものとしていただけますように。(念)

さて、本日も快晴にて、11月初めの水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.法蓮草のお浸し、旨味醤油絞り、削りカツオ掛け。
2.もやしの中華炒め。
3.いづみ式ズッキーニとアーモンドチーズの豚肉巻き。
4.秋鮭とエノキダケのグリル焼き、ナメタケ時雨掛け。
5.セロリと蛯名高原ソーセージのタイコンソメスープ。
6.甘エビのから揚げ、レモンを添えて。
7.いづみ式鶏胸肉のニンニク生姜醤油風味から揚げ。
8.いづみ式オクラの天ぷら、手作り天つゆで。
9.シメジ、キクラゲ、湯葉風うどんすきコンニャク入り牛すき。
10.ハマチのカマ塩焼き、大根おろしポン酢で。
11.サバの生姜照り焼き。

秋の土用中、十三夜を控えて、本日は水曜会。

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顧問先への翌月の傾向と対策の指示書、会員さんへの11月度の気の講座の郵送を終えて、ちょっと一息。w
秋晴れの日が続き、行楽の秋が楽しめそうですね。^^

先週木曜は、近江舞子に出かけ、琵琶湖を眺めてきました。
唯一のレストランが臨時休業だったので、焼きおにぎりや酒のアテを持ってったのが良かった。w

水際で40分ほど瞑想しましたが、快い体験でした。
たまには非日常を味わうことは、日常生活の弾みや糧にもなりますね。w

程よい気温で、人が少ない静かな湖畔でゆっくりと過ごすのも気持ち良いものです。
あまり寒くならないうちに、もっぺん行こうかしら。w

いづみは富山辺りで美味しい魚が食べたいと言うので、それも叶えてあげなきゃデス。w
もう5年も海外には行けてないのですが、円安の今、押して行くのも気が重い。。

アンコールワットにも行きたいのですが、カンボジアの子がとんと来てくれないので、クメール語の勉強もストップしてます。^^;
せいぜい一泊辺りで、日本の美味と温泉を楽しめると良いかと。w

明後日の27日は、旧暦の9月13日なので「十三夜」になります。
中秋(旧暦8月15日)の十五夜にお月見をする風習は、中国唐代の観月の宴が起源とされています。
これが平安時代頃に日本に伝わり、貴族が十五夜を鑑賞するようになりました。

一方、日本では独自に旧暦9月13日の月(十三夜)も美しいとされ、十三夜もお月見をするようになりました。
この風習が庶民に広まったのは江戸時代だとされています。

陰の象徴である月は「お陰さま」に通じると考えられ、生きる糧である作物に感謝する旧暦9月の「収穫祭」の意味も込めてお月見をするようになったそうです。
十三夜は日本固有の行事ですが、今でも十三夜は「後の月(のちのつき)」と呼ばれ、十五夜に次いで美しいとされています。

十三夜の頃は栗や豆の収穫期なので、「栗名月」「豆名月」という異名もあります。
お月見に欠かせないのがお供えで、焼き栗や栗おこわ、豆餅や月見団子、ススキの穂などをお供えするのが多いですね。

収穫に感謝する行事なので、この時期の収穫物をいろいろお供えしても良いでしょう。
十三夜の月見団子は13個(または3個)供えるのが作法といいますが、現代の陰陽師、そうした作法には拘りませぬ。w
ただ、月に献杯して、お供えを肴に飲むのみです。(ワラ)

古来、十五夜は台風シーズンなので月が見られないことも多いのですが、十三夜
の頃には天候が安定するため「十三夜に曇りなし」という言葉もあります。
昔は、十五夜だけを祝うのは「片月見(または片見月)」として縁起が悪いという言い伝えもありました。w

今年の中秋の名月は9月29日でしたが、めずらしく真の満月で晴れでしたね。
天候は分かりませんが、今年以降、中秋の十五夜が満月になるのは2030年だそうです。^^;
もしも今年、お月見をされたなら、明後日の27日の十三夜もお忘れなく。w

感謝を忘れないようにとか、満月になる前なので少し欠けている月も美しいと称えるところに、昔の日本人の豊かな感性を感じられるものです。
今年は、29日の十五夜も満月になりますので、再び月見て飲むのもよろしいかと。w

27日はカレンダーによると「読書週間」になってますね。
読書は良いこと、プラスになることですが、私の場合は中毒になってます。^^;
本を読まない日は、酒を飲まないとか、排便がないとかの日が全くないように、
毎日の習慣になってます。w

来年13年目になる結婚生活で、毎日の読書時間は相当減りましたが^^;
その分、別の楽しみや喜びも増えたので、感謝と共に・・・毎日、いづみと飲むことにしましょう。(ワラ)

さて、本日は秋の土用の最中、水曜会です。
買い物に行くと、「秋の土用」の張り紙と共に、夏の土用と同じくウナギを売ってましたが。w

夏の土用は未月で、その対冲に当たる支の丑の日に、冬の枯渇して玄気を補うべく、黒いものを食べるのが漢方の食養生でした。
丑の日にちなんで、「う」の付くものを食べるのが縁起食です。w

その理の伝なら、秋の土用期間には春の枯渇した青気を補うべく、青いモノを食べるのが正しいかと。w
秋の土用期間は戌の月ですから、対冲の辰の日が変化が生じる縁起日であり、
辰にちなんで「た」の付くモノを食べるのが縁起食になります。

陰陽五行の理からは、法蓮草や小松菜などの青野菜や、サンマ・イワシ・サバなどの青魚を食べるのがお勧めです。w
「目に青葉」というように、緑色を青と表現するのは、昔の言葉の成り立ちの名残りですが、今でも信号機は緑色なのに青信号といってますね。
今や、法蓮草もサンマもサバも高くなったことですが。^^;

「た」のつく縁起食や辰の日を選ぶことには、現代の陰陽師、全く拘りませぬが。w
然るに、白身魚であるウナギは、実は10〜12月が天然物の旬で、脂がのって美味しいときです。

養殖物は、夏の需要に合わせて6〜9月に、痩せずに美味しく食べられるよう管理されています。
よって、年がら年中ウナギは一定品質で売られているのですが、日本産の高いこと。^^;

まして、旬を迎えた天然ものなら、絶滅危惧種でもあり、もっともっと高い。−−
現代の陰陽師、縁に応じて分を尽くすのみでリッチじゃないから、秋の土用は青菜を補うようにしましょう。^^;

人によっては、「補う」っていうのに、主に食べる方がいますが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。w
現代では、栄養不足よりも過食の方にタタリが生じてるケースが多いものです。^^;

足りぬは「補法」で、整体ならば身体の痛みの原因となっているサボり筋を再起動することが大事です。
痛みのある過剰に緊張している筋肉や人体は異常に電子が発ししていますので、
「寫法」で過剰な電子を散じることが、中医学整体の基本となっています。

日本の「あん摩・マッサージ」は、中医学の「按摩法」や「推拿(すいな)法」と違い、補寫の観点がありません。^^;
病院などで処方される漢方薬でも、病名で出されてることが多く、補寫の観点がないことが多いものです。−−

土用は、土の気が旺じる期間ですが、五行の土は五味では甘味のでんぷん・糖質です。
土剋水で腎気を損ねないよう、木剋土で旺じる土を制するべく、木気の青物を摂るのが良いですね。w

ということで、青物もテキトーに補って、土用期間を過ごしましょう。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.大高さんからの加賀土産「焼きのどぐろだし」を使った小松菜と今日うらら揚げの炊いたん。
2.豚ロースのブラックソルトペッパーステーキ、サニーレタスを添えて。
3.土佐甘長唐辛子とちりめんじゃこ、白ゴマの幽庵炒め。
4.切り干し大根と京うらら揚げのシャキシャキ炒め。
5.天然ブリの照り焼き。
6.いづみ式オクラの天ぷら、手作り天つゆで。
7.いづみ式舞茸の天ぷら、同じく。
8.大根、白菜、豆腐入り鶏白湯醤油鍋。
9.ヒジキ、茶エノキダケ、蒸しサラダ豆、黒胡麻の麺つゆ炒め。
10.葉唐辛子の炊いたん。
11.葉唐辛子の煮汁での海老芋煮込み。

10月度の気の講座を終えて、またも夏日の本日 は水曜会

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今日の京都は、今のところ雲一つない快晴ですが、再び25℃以上の夏日になりそうです。^^;
最低気温は12℃ということで、寒暖差による自律神経の失調には注意せねばデス。w

第二土曜日の10月度の気の講座は、コロナ禍の時のような少人数になりました。^^;
が、その分、展開が早く進められ、「二重螺旋入力牽引法」などによる斜筋の解除法は7部位全てがお伝えできました。w

私のヒーリング施術では、先ず神経に着目して、経絡・経穴や皮膚・関節包内の感覚受容器からアプローチし、
クライアントの「治療スイッチ」を入れます。
気を電子伝達と捉えて、神経をみてみましょう。

中枢神経は脳と、背骨の中に収まっている脊髄から成り立っています。
中枢神経から手足や内臓、皮膚へと、身体の各方面に網の目のように張り巡らされた電線のようなものが末梢神経です。

末梢神経には、血圧・体温の調節や臓器の働きを調整する自律神経、全身の筋肉を動かす運動神経、
そして痛みや触れた感触などを伝える感覚(知覚)神経があります。

末梢神経は中枢神経に情報を送ったり、中枢神経から情報を受け取ったりする役割があります。
その情報は、電気信号でやりとりしています。
ゆえに、痛みや可動不全のある場合、先ず抹消神経の電子伝達を正常化することが解決の術で、即効の効果があります。

その不具合はほとんどの場合、身体のアシンメトリーな歪みによって生じていますので、
次に、骨格・関節を整え原因を解消し、立位や歩いても崩れないように歪みを正しく整えてあげることが戻りをなくす効果もあります。

それでもまだ痛みが残っている場合が、筋肉の炎症か、筋繊維の拘縮(スパズム)となります。
炎症の場合は、3日程あれば自然に治まります。w
骨膜に付着した筋膜癒着や深部の筋肉繊維の拘縮を解く方法には、六層連動操法やAKS療法のMCR(筋繊維細胞ディープリリース)法などが
良い効果があります。

然るに、筋肉の中や間に斜めに走行している細かな斜筋こそが、痛みを引き起こしているものです。
また、斜筋も筋膜で全身に繋がっているので、斜筋を操作することで感覚受容器が働き、広範囲に効果を及ぼしたり、身体の歪みを整える効果もあります。

例えば、腕の斜筋解除法は、腰から首上までの痛みや不調にも効果を及ぼします。
90度X3と軸圧ベクトルを合わせたポジション設定さえ覚えれば、後は雑巾を捻じるように二重螺旋を描いて軽度牽引するだけで、筋肉の痛みが消え可動域が
良くなります。

この方法は、次回も復習を兼ねて再展開する予定です。w
講座では、別途、後頭骨のスクラッチテクニックもお伝えしました。

後頭骨は、フラクタル反射で、前頭骨、仙骨、腰仙関節、仙腸関節、眼球、尾骨などに対応しています。
身体の歪みは必ず頭骨に凹凸の歪みが表れるので、分かりやすいものです。w

生体は死体と違って、実は骨が柔らかく、短時間でも整形ができるのです。w
1分長くて3分以内の後頭骨スクラッチだけでも、全身に良い効果が与えられます。

講座では、伏臥姿勢で骨盤を軽く押さえ、伸ばした脚を上げる背面SLR検査をしましたが、全員大きく可動域がアップできました。w
次回は、これに加えて前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。

頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。
頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。w

人体は二足歩行で、反時計回りの地球の自転と引力に立ち向かわねば、成長できません。
ゆえに、体内の時計回りの上昇螺旋力が生命力ともいえるでしょうが、その螺旋が人体の歪みや老化にも作用しているようです。^^;

斜筋の拘縮も、身体を捻じることによって生じていますが、人体は構造も動きも螺旋を描いているものです。
螺旋を意識して追及することで、また色々な可能性が見えてくることでしょう。w

次回は、人体の法則性から、2つの展開を考えています。
モルフォセラピー理論による人体の歪み調整テクニックで、筋膜・骨膜を操作して、内から身体を復元する法。
ニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックで、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法。

身体の部位に特化した施術法は、幾百と存在しています。w
が、例えば五十肩でも膝痛や腰痛でも、結果として最終的にその部位が痛んでいることがほとんどで、
本人が自覚してない原因となっている箇所を正常化しておかないと、仮にその場では良くなったとしても、またぶり返すことになるでしょう。^^;

幾つもの不調や痛みがあったり、日によって変わる不定愁訴だったりは、箇所を追いかけて行っても解決・解消にはならないものです。
例えば、肩や首、腰や膝・足などが全て左側に痛みが出る場合、内臓では肝臓由来、心理では女性由来の深部原因があることでしょう。w

こうした場合は、中枢神経に働きかけたり、間脳や視床下部などの原始脳を目覚めさせる手立てが効果的です。
内臓・体性反射⇔体性・内臓反射、内臓・体壁反射、TL(セラピー・ローカリゼーション)クラニアル法を活用することが良い効果があります。

整体という観点では、T1(胸椎1番)からL3(腰椎3番)までが自律神経を司ってるので、
その歪みを正常化し、副交感神経を優位にすることが手立てとなりましょう。
中医学の整体法では、腹部などへの按・摩法や推・拿法にも、良い効果があります。

武術とヒーリング施術の似ているところは、千もの技を持っていても、実戦で使用するのは3つほどということでしょう。w
最も効果的な施術法とその組み立ては、如何にすれば最高の効果を発揮するのか?
たとえ、AIを使っても、その答えはないでしょうね。w

「人間は考える葦である」とはパスカルの言葉ですが、これからも考えて行きましょう。w
今よりも良いと思える手立てがあるなら、できることからできる範囲でできるだけ前に進むのみです。^^;

思い起こせば、還暦の時、先天性の股関節の障害で、毎年3か月から最長6か月
もの手術入院を繰り返している双子の年長幼児が来ました。
経絡・経穴はこの機能障害に通用せず、私の持つ整体技法では全く良くならず、
3か月ほど毎日悩みに悩んだことでした。^^;

ギャラクシーエージェンシー社から今までのまとめとなる著作を出す予定でしたが、それは頓挫したまま、
色々な観点からのヒーリングを考え、実践してきました。
編集者からの連絡は絶えてありませんが、この子たち家族は、今も時々通ってくれてるのが嬉しいことです。^^

それが、この9年間の進化・成長の起爆スイッチであり、礎でもあります。w
富や地位・名声を得る欲はあまりないのですが、縁に応じて分を尽くすべく、仕事である役立ちのグレードとスケールは成長させたいものです。w

成長もまた、螺旋曲線を描きます。
同じような苦や困難のある事態や状況に遭った時、進化への曲線に乗り、同じ轍を踏んで同じ苦を味わうことのないように。^^;

ヒーリングと料理も、似たところがあります。
前にうまくいったからそれでよしと漫然と構えず、より良くなぁれと念じつつ、
さらに工夫できまいかと考えることですね。w

日常生活の意識も第二なことですが、たまには非日常を味わうことも、脳には良い効果があります。
20日からは指示書作成の集中期に入るので、明日はいづみと琵琶湖探訪の非日常。w

「近江舞子に父を亡くした母親を連れて行ってあげたい」というので、その下見です。
シーズンオフなのでランチに良いところがあるかどうかですが、焼きおにぎりなど用意して、JRに乗って焼酎でも飲んでようかと?w

さて、本日は講座よりさらに少ない参加者の水曜会です。w
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.京水菜、赤パプリカのコールスローサラダ。
2.サニーレタス、サラダ菜、レタス、ロースハムの胡麻ドレッシングサラダ。
3.豚ヒレ肉のトンカツ。
4.赤都地鶏、白菜、赤パプリカの幽庵・リンゴ酢中華風炒め。
5.伏見ぽた小揚げのチーズ焼き。
6.茶エノキダケの中華炒め。
7.豚肉とシメジのオイスターソース炒め。
8.いづみ式蛯名高原ソーセージ入りジャーマンフライドポテト。
9.牛肉、男爵芋、ニンジン、玉ねぎ入り肉じゃが。
10.海老芋のから揚げ。
11.さやいんげんの黒胡麻だし醤油和え。
12.アブラカレイの煮付け。

金木犀香りだし、本日は10月度の気の科学体験 講座

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明け方が冷えるようになり、嵐山の紅葉は未だしですが、朝の散歩では、キンモクセイが香ってました。
半袖では肌寒く感じ、長袖を着ましたが、それでも歩くと暑いことです。w

第二土曜日の今日は、10月度の気の科学体験講座を開きます。
巷では秋の行事が多そうで、今日の参加者は少なくなりそうです。^^;

ま、11月には24・25日の特別集中研修もあることですので、予定通りの展開をしましょう。w
今回のメインは、「二重螺旋入力牽引法」で、痛みの根源、筋硬結を解く斜筋のリリース法を展開します。

気を電子や素粒子と捉えて、神経の電子伝達を良くし正常化することで、即座に痛みや可動域制限などの不調が消えることです。
皮膚・関節包内の感覚受容器を再起動したり、骨膜連鎖や退化痕の再起動で原始脳から神経伝達を良くする方法を展開してきました。

さらに、人体には歪みの法則があり、元よりアシンメトリーな身体を法則に則って健常な状態に復元することも展開してきました。
ヒトは脊椎動物なので、脊椎を整えることは最も重要です。
二足歩行の人体では、要に当たる仙骨の傾き、踵骨や立方骨など重心を支える足部の調整も、戻りをなくすには忘れてはならないことです。

神経を整え、関節や骨格を整えて、残る痛みは筋肉内の筋繊維の拘縮あるいは筋膜と骨膜の癒着を解除することが手順になります。
今回の観点は、筋肉内や筋肉間に斜めに走行している名もなき「斜筋」が引き起こしている筋繊維の拘縮を解除するものです。

痛みを発してる筋肉に注目しても、大きな筋肉は打撲以外で傷めることはないものです。
関節の動きが悪いのも、大きな筋肉の異常ではなく、細かな斜筋が引き起こしています。

例えば、手首や肘の痛みや可動難があるとき、尺骨・橈骨から起始する斜筋が拘縮していることが痛みの原因になっています。
これは、手首を捻じる動きで生じたもので、斜筋が伸びてないので尺骨と橈骨が元来に位置に戻れず、痛みを訴えることになります。

例えば、四十肩で、ガッツポーズで上腕を肩ラインまで上げ、腕を後ろに引いたら痛むケースもそうです。
痛む部分をいくら揉んでも一向に良くなりませんが、効果的に捻じることによって、振動を加えたり、圧縮牽引を掛けると即座に解除できます。w

筋肉繊維の拘縮は、筋肉内や筋肉間に斜めに走行している細かな「斜筋」のスパズムにあります。
だから筋繊維に沿って撫でても、まして痛みのある拘縮部を圧しても、効果が薄いのです。

筋膜の繋がりやフラクタル反射を用いるか、血流をとにかく良くしてあげ、
自己修復力を引き出すのが今までの筋肉への手立てでしたが、
「二重螺旋入力牽引法」を用いると、直接、斜筋がリリースされます。

イメージとして言うなら、濡れぞうきんを絞った形のまま放置して固まったものを綺麗に解除するには如何するかですね。w
二重螺旋を描いて引くと、ねじれた雑巾が最もスムーズに解けるでしょう。

90度x3の3Dポジション、螺旋の捻じりと陰圧振動法がこの技法の骨子となります。
具体的に、微に入り細に穿って書いたとしても、体験・体感なくしては伝わらないのが、この生業のツライところ。^^;
ですが、すべては縁のもの。w

この方法は、7部位をレシピにしてお渡しし、会得していただきます。
腕、大腿部〜肩口(股関節を含む)、下肢(大転子〜足首)、腹部・腰、肩甲骨、足首、首と順に展開していきます。

セルフケヤーでは、気のテキスト§6:練気功の第一法「二極陰陽天地」、第四法「大鵬展翅」、第八法「提月沙水」が効果的です。
武術の太極拳では、足部から始まる関節の動きが逐一連続して行くことを自覚できることが大事ですが、
斜筋を意識してこの3法を行うと大変良い効果があります。

今月参加できなかった方々へ配慮するなら、次回と2回に分けて展開する方が良いかもですね。。
その場合は、頭蓋と人体のフラクタル反射の観点から、人体の歪みが頭蓋に表れること、
頭蓋の歪みにも法則があること、頭蓋の凹凸の歪みは生体では簡単な方法で整形出来ることを挿入しましょうか。w

頭蓋に触れて操作するだけで、全身の可動域がどう変わるかを実感してもらうのも良い体験になるかと思います。
これについては、良いセルフケヤーの方法ができましたので、役立つことになるでしょう。w

講座を終えれば、例によって、会場をこちらに映しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.レタス、ズッキーニ、スィートコーンのシーザードレッシングサラダ。
2.ヤマナメタケとベーコンのバター・牡蠣醤油焼き。
3.茶エノキダケのホイル焼き、手作りポン酢賭け。
4.蛯名高原ソーセージ、コーン入り野菜とキノコのドミグラスカレー。
5.ヒジキ、シメジ、蒸しサラダ豆の胡麻油炒め。
6.切り干し大根、蒸し黒豆、蒸し小豆の炒め煮。
7.カボチャのソテー、パルメザンチーズ・エビチリソルト掛け。
8.いづみ式舞茸の天ぷら、手作り天つゆで。
9.日の菜の昆布・塩一夜漬け。
10.揚げだし茄子、すりおろし生姜を入れて。
11.湯葉たまコンニャクの煮込み。
12.ブリアラの照り煮。
13.外カリ中トロ揚げ豆腐、醤油だしと花カツオを掛けて。

3日後に10月度の気の講座を控え、本日は水曜 会

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10月8日は二十四節気で「寒露」でしたが、これより壬戌(みずのえいぬ)月になります。
暦書には、この頃になると「陰気増長し、降る露は寒冷なり、それで寒露という」とあります。

このところ、急に秋めきってか、8日の夜は16℃でした。^^;
この日は、美癒亭酒房いづみの近くにある粟田神社の最大のお祭り
「粟田大祭」の「夜渡り神事(れいけん祭)」が行われる日なので、見物してきました。w

1000年もの歴史あるお祭りですが、コロナ禍の3年は中止、昨年は雨のため行われませんでした。^^
今年も小雨しょぼ降る天候でしたが、5年ぶりの復活です。
粟田神社から神宮道を巡行して、知恩院前に集まる粟田大燈呂(あわただいとうろ)。

大燈呂とは、その名の通り大きな灯篭の山車です。
今日の「ねぶた」の原型とも言われており、1567年(永禄10年)に行われた「夜渡り神事」の記録に記載されているほど歴史が深いものです。

写真の大燈呂は、「粟田ねぶた」とも呼ばれ、2008年から百八十年ぶりにアートの力で復活させたもので、毎年、京都芸術大学の学生達が制作しています。
写真は撮ってないけど、出御祭や神幸祭の鉾差しで見物する剣鉾は、「祇園祭」で見られる山鉾の原形といわれます。

何せ、室町時代には祇園祭が齋行できなかった時には、当社の祭りを以て代わりとしてたのですから。w
「体育の日」の神幸祭では二百数十名の舁き手により氏子町内を渡御し、青蓮院の四脚門から入御しました。

青蓮院では宮司が当社の本地仏(本地垂迹説による神様の本来のお姿である仏様)とされてて、
明治まで神社でお祀りされていた薬師如来に献幣し、青蓮院御門主が御加持をお授けするものです。
粟田大祭は、10月7日(土)〜15日(日)まで行われてますので、ご興味あればぜひ。w

15日の日曜は、秋祭りが多いことです。w
ざっと挙げてみると、嵯峨野野々宮神社の斎宮行列、下賀茂神社のえと祈願祭、
上賀茂神社の笠懸神事、大将軍八神社の天門祭、城南宮の城南祭(餅祭り)など
など。w

この日は、私の月例祭?である気の科学体験講座の翌日で、これも月例の第一法則講座があります。
拠って、絶えて行けることがないのですが、それも縁のものですわね。w

14日の気の講座では、痛みの原因である筋肉内に斜めに走る「斜筋」のスパズムを解く方法をメインとして展開します。
これだけでも痛む部位や全身からの調整に有効なのですが、今までの復習を織り交ぜながら、楽しく面白い展開を目指しましょう。w

コロナ禍よりこの方、中医学の気・血・水を現代の観点から見直してみて、温故知新で伝統療法も見直してきました。
水を結合組織Faciaと捉えての波動伝達による全身調整
血流を良くし新鮮な酸素を含む三次呼吸を導く全身の血行路の解放
気を電子・電位を捉えての神経伝達の再起動

これらは大変役に立つものができました。w
また、人体科学からは皮膚、関節、骨膜、筋・筋膜、神経・内臓反射、フラクタル反射反応、脳機能からの観点の見直しも行ってきたことです。

そして痛みや不調の解除には、施術の優先順位としては、神経→骨格関節→筋肉の流れが今のところ最適であろうこと。
その際、クライアント本人の自己治癒力・復元力を惹起させる「治療スイッチ」を入れること。
最終的には、脳からのアウトプットを引き出すことを指標としてきました。

このところの展開を振り返ってみると・・・
皮膚・関節包の感覚受容器の再起動と治療スイッチを入れる法
骨膜連鎖による原始脳の再起動法
関節3Dベクトルや退化痕の再起動、伸張反射による神経反射弓の形成法
骨格と筋肉の歪みや皮膚・神経の伝達経路による治療ベクトル
筋肉内の斜筋、骨膜を含む筋膜の滑走不全・スパズムを解除する法

こうした展開を辿ってきましたが、まだ見えている先があり、その到達を図るには段階的な展開の挿入も必要かと?w
フォーカスを見えているところだけに絞ると、それを網羅する大事な部分の効力が薄れるので、如何に統合・融合させるかが課題ではあります。^^;

気温が、脳に最適になる秋ですから、よく働かせなきゃです。w
11月には、月例講座のほか、24・25日に特別集中研修がありますので、それもまた楽しみにして。w

セルフケヤでも、後頭骨のフラクタル反射から脊椎を調整する良い一法ができました。
先週のブログで書いたように、指を組んで主根部で後頭骨をしっかりとホールドし、右は上に左は下にと骨膜を動かすものです。

美容室で顔剃りやシャンプーをしてもらうとき、椅子を寝かせた姿勢になると、
左の肩甲骨から腕がいつも痛んでました。^^;
散髪に行く朝、調整すると、左の上部胸椎が鳴りましたが、この痛みは表れませんでした。w

1秒調整で、これは良い、好いとほぼ毎日続けてたら、毎度、パキッと鳴るわけではないのですが、
鳴るのは左上部胸椎だけとは限らないことが分かりました。
左の下部頸椎が鳴るとき、右の上部胸椎が鳴るときもあって、意図せずに自動的に脊椎調整が成されるようです。w

頭蓋骨にも、歪みの法則がありますから、これをヒントにまた新しい技法ができそうです。w
頭蓋骨の歪みは、人体の歪みが表れるので、頭骨から全身の調整ができることです。

生きてる身体、生体とは不思議なことだらけで、いやはや面白いものです。w
なぜそうなるのかは不明でも、法則性観点からは、こうすればこうなるのが分かることが良いですね。^^

経絡然り、筋絡やアナトミートレイン然り、内臓体性反射や伸長反射然り、治療ベクトル然りです。w
勉学の秋を楽しみつつ、食欲の秋も満たすとしましょう。(ワラ)

考えに詰まると、キッチンで料理を考案し作ることも、良い気分転換になります。w
出来上がることだけでなく、食べる楽しみも作れますから。w

さて、本日は秋晴れにて、水曜会です。
今日のメニューは、以下の13品になります。
1.サニーレタス、ズッキーニ、駒切チーズの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.万願寺唐辛子と京揚げの炊いたん。
3.秋鮭と白菜酒蒸し焼き、ナメタケ時雨掛け。
4.牛肉と舞茸・エリンギ・シメジ・エノキダケ、明石麩、豆腐のすき焼き。
5.豚肉、白菜、豆腐入りラーメン天下一品風鶏白湯鍋。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.京絹揚げの摺り胡麻味醂味噌田楽焼き。
8.いづみ式竹輪の磯部揚げ。
9.水ナスの蒸し焼き田楽。
10.小松菜の湯がき、摺り胡麻味醂味噌で。。
11.生姜を利かせた鴫茄子の揚げ出し。
12.切り干し大根と蒸しサラダ豆、白ゴマのだし胡麻油炒め。
13.海老芋の煮っころがし。