ブログ|気の科学研究所

オフィシャルブログ

明日からの宿曜陵逼入りを控えて、10月最初の 水曜会

IMG_0430.jpg

昨日の京都は快晴でしたが、日中気温は32℃。
今日の最高気温も、30℃は超えそうです。
10月に入ったというのに、いつまで続く真夏日よ。^^;

それでも、明け方は冷えますので、タオルケットを眠ってる間に蹴り出すと、寒
くて目が覚めちまいます。w
かといって、布団をしっかりかぶって寝ると、寝汗が出て、これも身体を冷やし
てしまいます。^^;

秋は、人体にとって、実は最も冷える季節ですが、冷えを懼れて寝具(寝着を含
む)を暖かくし過ぎると、寝汗による内攻が生じてしまいますね。^^;
とかく、中庸とは難しいもんです。w

「丁度良い」のが、一番良いのですが、衣服でも加減が大事ですね。
未だに半袖の夏装束で居ますが、買い物にでもクーラーの利いたところに行くと、
肌寒い。^^;

朝から晩まで、同じ格好で丁度良く過ごせる気候の時は、わずかな期間ですね。
どーも、年々、春秋の季節が夏冬に浸食されるかのように減ってるよーな?^^;

9月末から一昨日までは、雨は降らずとも空一面が雲に覆われ、時々陽の差す日
が多かったことです。
天空はいつも晴れ!と思い定めて、学習と研究、思索に耽っておりましたが、
真夏日の陽気のせいか?毎年の秋のモノ哀しい感傷はまだなく、東南アジアに飛
び立ちたいという欲求に悶々とはせずにいます。w

日中の暑さと朝晩の冷えの気温差は、身体に応えるものの、精神的には陰気や悲
哀に囚われず、私にとっては好都合かと。w
明け方、亡友・洋さんと夢の中で会ってしゃべりましたが、悲しみはなく少しく
良い気分でした。w

人は誰でも、仏頂尊を通じてアカシックレコードに通じているもの。w
夢分析はしませんが、こじつけた解釈は無用で、喜びと楽しみに向かって行きま
しょう。w

明日、3日からは再び宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間に入り、27日まで2
5日間続きます。
イレギュラーな事態や物事の運び、良くない因縁生起に注意して、確認を強化し
て行きましょう。

今回は、二十七宿の角・亢宿は陵逼にないので、私もいづみも命宿が陵逼せず、
六害宿が一つ減ります。
宿曜陵逼期間中の命宿の禁忌事項は、一切の荒い言行、争い事、暴飲暴食、見舞
い、密談、入院、火の不始末、新薬や多薬の使用となります。

が、この日以外でも、こうした期間に諍いすると危険です。^^;
噛まれぬように、用心しなくちゃデス。(ワラ)

東方、観世音菩薩は六害宿の凶難を避けしむ。
普賢菩薩・文殊菩薩は、羅刹日の難を避けしむ。
弘法大師空海のお言葉に則って、我が平穏、接する人の平穏、世間の平穏、無事
を祈念することにしましょう。w

思索と試行は、今のところ、順調に進んでるようです。w
確認の強化ということで、東洋医学の三原則、気血水に於いて、気の解と応用について考えるのも趣の深い
ことです。

フラクタル反射反応の観点からは、骨盤・側頭骨や腎臓・側頭骨が反応すること
などが幾多も分かっています。
医食同源で腎を病む者は腎臓を食せとか、五行論から腎は水気で五穀では大豆に
当たるので大豆製品が食養に良いといわれています。

形状の似ているものは周波数も似通っているのが、量子力学的な解釈になります。
メタフラクタルな観点からは、大豆、小豆、インゲン豆、そら豆、インゲン豆な
どの豆類が腎臓に良いエネルギーを与えてくれそうです。

マクロ的には地球の自転とそれに伴う台風などの螺旋運動、ミクロ的には細胞の
螺旋運動や量子そのもののスピン回転が、メタフラクタルな視点のヒントになります。
人体の動きは、直線的に真っ直ぐ歩いても、螺旋運動を伴っているので、歪み崩
れる螺旋を正しいラインベクトルで人体に入力すれば、良い結果が得られていま
す。

気血水の水に於いても、メタフラクタルな観点からは、血液やリンパ液、脳脊髄
液の流れを川と見立てると、川の流れが澱んでる場合、どういう手順と操作で流
れを良くすれば良いかが推論できます。
前回の講座では、不調があれば表れる7つの指標圧痛点について、「整流」の観
点からの別解解決法をお伝えしました。

血の観点からは、大沼式人体科学や小澤式武術整体などに学びましたが、水の観
点から現在、別解からの思索と試行を練っています。
何せ、人体は成人では約70%程度が水ですし、筋肉や筋膜内外、臓器の内外、
細胞自体の内外も生体内では水に満たされているので、その水を活性化すること
は大いに健康に役立つことでしょう。

メタフラクタルな視点からは、ウォーターブリッジ現象が応用できます。
水を満たしたビーカーの縁を触れさせ、両方に電流を流すと、ビーカーを放して
も水の橋が架かって、水が繋がる現象があります。

人体は電気仕掛けで動いていますし、痛みなどが生じていると、そこには過剰な
電子が発生してるものです。
陰圧二点一字法や陰陽二点螺旋法などがそうでしたが、痛点や不調点と反応する
点を結んで操作すると、痛みや不調が消えて行く現象が生じます。

筋肉を圧すと反射的抵抗が生じて、電子が発生します。
ならば、均等な圧を2カ所に掛ければ、周波数が同調して、共鳴現象が起きるは
ずです。

「全集中、水の呼吸!」とそれを読み取る感性、術者次第の圧の加減と効果的な
反応ポイントの選択。
それらが難問でしたが、人体を治すのは本人自体という観点から、その答えは出
たようです。w

誰もができて、誰もがなれる「家庭医」としての技法を、これからも展開して行
きましょう。w
マクロコスモスである広大な宇宙も、ミクロコスモスといわれる人体も、分から
ぬことばかりの謎だらけですが、壊れた方位磁針を地面に南北に寝かせた鉄棒の
付近に置いて、金槌で鉄棒をカン!と叩くと、一瞬で幾多の方位磁針が甦るよう
に、簡単な方法で、こうすればこうなるというやり方はあるのですから。w

世の中、生きてると「何でそうなるの?」って、分からないことばかり。^^;
不調や病気になって投薬を受けても、何で幾多の種類ある中でこの薬が一番効く
の?とか、人体内でどんなことが何で起こってるの?とか医師に聞いても不明な
ことが多いことです。w

それでも、こうすりゃ良くなる!という役立つ方法があるなら、実体験すれば分かること。w
「何故か分らなくても、良くなると実感できるのならば、それでいいじゃありませんか。」(美輪明宏調、ワラ)

知らないことは調べればいいのですが、分からないことは調べても中々分かりません。^^;
疑問に対する答えに、何で?何で?何で?と3回問うと、もう哲学的領域になってしまう。w
「だって、事実、そうなんだから仕方がない。」(丹波哲郎調、ワラ)

哲学は社会科学で演繹法、自然科学は仮説実験検証を伴う帰納法ですから、思考法が違います。
然るに、ヒトとしては、時に演繹・時に帰納法と考えがスイッチして交流するのが、脳機能としては正しいかと?w

分からぬことを嘆くより、できることを増やし伸ばして行くことの方が、ワクワクしますね。w
学習の為、教材を買っても数万円掛かりますから、経済的には見直しが必要ですが。。^^;

諸物価高騰の上に、10月1日からは郵便切手も値上がりしました。−−
定形郵便物25g以内は84円だったのが、110円になってます。。

物いへば唇寒し秋の風。w
余計なこと言って、災いのないよう、明日からの25日間は注意しましょう。w

さて、本日は10月最初の水曜会。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.キャベツとブロッコリースプラウトのコールスロー、ミニトマト乗せ。
2.エリンギと黒舞茸のレンジ蒸し、オリーブオイルマリネ青粉散らし。
3.おろし生姜入り揚げだしナス。
4.小松菜と京うらら揚げの炊いたん、胡麻油垂らし。
5.鶏胸肉片栗粉コーティング、フライドガーリック、セロリ葉のオリエンタル
炒め。
6.マロンカボチャの素揚げ、パルメザンチーズ散らし。
7.カリッとトロッと自家製絹揚げ、濃口麺つゆを添えて。
8.エノキダケとシュレッドチーズのかりかりガレット。
9.いづみ式レンコンと鶏つくねの挟み焼。
10.胡椒ピリ辛のセロリとえびの高原ソーセージの洋風スープ。
11.オクラ刺し竹輪の素揚げ。
12.一日干しシイタケの料理酒振り、焼きたてを手作りポン酢で。

秋めくも日中は暑く、寝冷えに注意して、9月最 終水曜会

IMG_0429.jpg

朝方そして夕刻以降は秋らしくなりましたが、昼日中はまだまだ暑いですね。^^;
気象庁によると、20日午後6時現在、京都市の猛暑日は54日、熱帯夜は61日。
猛暑日と熱帯夜がともに50日を超えたのは、全国の観測点で史上初だったといいます。^^;

やっと22日になって、朝夕が涼しくなり、クーラー掛けずに過ごすことができました。w
23日は秋分で、秋のお彼岸中日でしたが、古人の言葉通り、「暑さ、寒さも彼
岸まで」ですね。

それでも日中は30度を超える暑さなので、気温差による自律神経の失調には注
意を要します。^^;
10月度の傾向と対策をお届けしている顧問先にも、3名ほど10月の失調が懸
念される人がいます。

五行の傾きによって、人により出る症状や予防・改善法は違いますが、基本的に、秋は人体にとって最も冷えが
応えるシーズンですので、冷えと乾燥に注意しましょう。
特に、寝汗は「内攻」といって、身体の内部を傷めます。

冷え性の方は特にそうですが、暑がりの方でも、この時期の汗の内攻には、注意が必要です。

寝冷えにより風邪や、身体の不調、痛みや引きつりを起こしやすくなります。
明け方の急激な「冷え」によって、皮膚が急激に縮み、同時に筋肉もこわばって、体の中では、血管も縮んでこわばってしまいます。

血管がこわばることから、秋は血圧の変動が増える時期となりますので、
血圧の異常な方は、特に卒中や心筋梗塞に対して、寝冷えは要注意なのです。

そして「冷え」、特に「足の冷え」は、腎にタタリ為しますので、体が重くだるくなり、場合によってはむくんできます。
腎の不調は、腎臓病だけでなく、元気を損ね、不安や心配、悲しみの情を引き出して、鬱傾向も招くのです。^^;

「寝冷え」に対しては、特に、寝る間際に風呂に入るのが、ダメです!
風呂で暖まってすぐ寝ると、冷えないような気がしますが、実は気のせいで、反対なのですよ。^^;

人間の体には、恒常性機能があり、自動的に体温を一定に保つ働きが備わっています。
熱くなった体は、今度は反作用で、冷やす方に働きます。
秋の長夜と起きていれば差し障りないのですが、そのまま眠ってしまうと調節が利かずに、余分に冷えてしまうのです。

汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。

入浴後にすぐ寝るのは、汗をかいたまま寝ることになりますから、
その汗とともに、ダブルパンチで冷えてしまうことになります。
少なくとも、就寝一時間前には入浴をすませている方が良いのです。

寝室の環境面では、涼しくなってきたら、なるべく窓際で寝ないようにすることが良いですよ。w
窓際が最も冷えますので、窓際に寝て体を冷やすと、窓側を向いていた半身だけが痛くなったり、
こわばったりすることもあります。
肩こり・腰痛・関節の痛み・神経痛やリウマチなど、身体に痛みがある方は、要注意です。

特に子供には、注意してあげることが必要です。
子供は、窓の側に寝て、急に冷えて寝冷えをすると、ぜん息のような発作を起こしたり、
いきなり大量の鼻血を出したり、吐いたりと、激しい変動を起こすこともありますからね。

暖色系の厚手のカーテンに替えたり(スリッパやカーペット同様、
季節毎ではなくても、衣替えと同じ感覚で色や素材を変えることは、
風水上も心理上も、良い効果があるのですよ。)、
窓際にマットや毛布で結界?^^を作るなど、冷えないための工夫をして下さいね。w

冬に向かっては、早め早めに、掛け布団を厚く(多く)していくことが大切です。
その方が、早く冬用の体に変化できるのです。

予防についてお話してきましたが、クーラーのタタリや夏の諸々の障りや怨念?で、
「寝冷え」による症状や予兆が出ている場合は、どうすればいいでしょう?

「寝冷え」による症状を解消するには、朝風呂に入ることが一番良い方法です。
朝風呂は、「寝冷え」に対して、大変効果があります。
そして、一日をスッキリ、サッパリ、気持ちよく過ごせます。
その秘訣は、熱めのお湯に入ることです。

ぬるいお湯では効果がありません。^^;
ちょっと熱いのを我慢するぐらいが適温です。
長湯をする必要はありません。w

朝風呂は、「冷え」による体の変調に対して、卓効があります。
不調ある方は、一度体験してみれば、その効果に驚くはずです。^^v

「冷え」が原因で起こっている、風邪のような症状や下痢、便秘、頭痛、
身体のだるさなど、安易に薬物に頼ることなく、先ずは朝風呂を試してみることをお勧めします。

「朝風呂はちょっと・・・」という人は、朝起きてすぐに、部分浴で足を温めるだけでも効果があります。
秋は、起床してすぐ行ない、真冬になったら、起きてしばらくして、体が少し温まってから行うことが効果的です。

「足湯」は、足を温める部分浴です。
着衣のまま(っても靴下は脱いでよ。w)、くるぶしまで隠れるように足をお湯に浸します。

お湯の温度は、入浴温度より2,3度ほど高くするのです。
お湯から足を出したら、足が赤くなっているくらいの熱さでないと効き目がありません。

冷めないように差し湯をしながら、7分ほど温めます。
両足が同じように赤くなっていれば、よくふき取って終わりです。

気血の偏差がある人は、片方が赤くならないので、まだ温まっていない片方を、さらに2分ほど温めて下さい。
最後に少し水を飲むと、より効果的です。
のど・鼻・耳・頭痛など、首から上の症状があるときや、風邪を引いて風呂に入れないときは、特に有効です。

「膝湯」は、膝上まで入る深さで行ないます。
水温は、足湯と同じで、これは湯船に腰掛けて、浴槽で行なうといいですね。
下痢や便秘、腹痛など、お腹の調子の悪いときに行なうと特に卓効がありますよ。

さて、本日は9月最後の水曜会です。
昼間は暑く、かと言って、夜から明け方は冷えるので、あまり身体を冷やしても
ならず、食も工夫が必要ですね。

今日のメニューは、以下の12品になります。
1.胡瓜とクラゲの白胡麻中華和え。
2.いづみ式ブロッコリーの黒胡麻和え。
3.揚げ茄子とトマトのニンニク龍庵(麺つゆ・リンゴ酢)浸し。
4.揚げカボチャとオクラのてんぷらの龍庵(麺つゆ・穀物酢)掛け。
5.鶏胸肉片栗粉コーティングとトマトのショウガ龍庵炒め。
6.マイタケの天ぷら、濃口天つゆかブラックソルトで。
7.長茄子の天ぷら、同じく。
8.とろみ絹揚げのカリッと揚げ、生姜麺つゆで。
9.いづみ式干しキクイモのチップスフライ、ブラックソルトで。
10.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
11.子持ちシシャモの焼いたん、レモンを添えて。
12.一夜干しホッケの焼いたん。

9月度の気の講座を終え、本日も猛暑日にて水曜 会。

IMG_1718.jpg

9月第3週に入ったというのに、未だに猛暑日が続いてること。^^;
昨夜は十五夜でしたので、敷地で月見の一献を傾けましたが、秋風というにぬるい風。w

中秋に入って、今日も京都は36℃になるとか。^^;
代謝機能がイカレぬように、日頃は副交感神経が優位になるよう、心身を整えて行かねばデス。w

携帯やPCの使用、同じ姿勢の持続などで、腕の内旋、猫背、ストレートネック、鎖骨や肋骨の不
可動になり、十分な酸素を摂り入れる呼吸を不全にしたり、
血管・リンパ管・神経の圧迫で痛み・不調が生じないよう、身体を伸び伸びとよ
く動かすことが大事ですね。

今月の気の講座はわずか3名の参加でしたが、内容の充実したものになりました。w
メインにした「人体のダメージ残留痕」の解決別解には、前回の7つの指標圧痛点を用いました。

「ダメージ残留痕」は、現在の気血水の滞りによる不調の表れだけでなく、20
年以上も前の怪我や手術による不具合も表れます。
前回は、骨膜振動伝導による周波数同調で、幾多のダメージ残留痕を解消する技法をお伝えしました。

今月は、その別解で、「身体整流」をコンセプトにした人体の水を観点とした技法を展開しました。
イメージとしては、首から胴体を身体に流れる川の本流、四肢を川の支流として、
川の流れの支障となっている滞りを可及的速やかに除去して行く技法になります。

血流の原点である心臓のある胸部肋骨の胸椎5,6番付近から、次いで頸椎6番、
最後に坐骨結節からの柔らかな陰圧揺らぎ法で水の流れを整えます。
これだけでも、圧痛が消えたり、身体の可動域がより良くなることが実感できます。

下肢は左から、上肢は利き腕から支流の流れを整えると、全身の指標圧痛点や不
調・不具合のあった箇所が良くなっていることが体感できたでしょう。w
特に、下肢の流れを整えると、副交感神経がたちどころに優位になり、眠たくなってしまいます。w

足の技法では、正位となるポジションでゼロGを作って重力の負荷を開放し、曲面かんなで薄削ぎするように、
掌で足底から母指先へと撫で去ること10回3セット。
膝の技法では、踵を乗せた掌で踵を引っかけるような軽い牽引で正位ポジションに誘導し、
膝裏上部にもう一方の掌を置いて、ゼロGポジションを30秒キープするだけのことです。

上肢はより酷使されるところなので、固さに表れる不具合ある場合は、セットとしての回数を増やします。
首や肩甲骨などの不調は、流れとしては手首の手根骨や橈・尺関節などに表れるものです。

押し込みめくり上げるような陰陽圧で、掌を上としたゼロGポジションで10回を3セット。
肘からの技法では、ゼロGポジション、軽度陰圧牽引と外・内の旋回回転を10回ずつ繰り返す螺旋入力をすることで、流れが良く整います。

人体は、如何なる不調や不具合も、色んな圧痛点や固さとして指標となるポイントに表れるものです。
水を観点として、その流れを整える技法は周波数同調の別解として、大変効果的なことが実感できたことでしょう。

メタフラクタルな観点からの量子スピン同調法は、その導入を体験してもらいました。
体軸と抗重力バランスの検査、そして腕を胸前に組んで掌を鎖骨付近につけて片
足を90度に上げて立ち、上げた方の肩を上から押してバランスが保たれるかを
検査するのは自律神経の検査にもなります。

参加者の皆さんは、踵の上げ下ろし3度で、踵骨から原始脳へと刺激を伝達する
だけで、それらの検査を瞬時にクリヤーできました。
ところが、ちょっと室内を歩いてもらっただけで、整ったバランスは元の木阿弥。w

多くの整体で、足首やリスフランス・ショパール関節、立方骨や距・舟関節を整
えても、戻りが来るのはこのためです。
我が武術では「足芯歩行」といいますが、「親指一本の心」で母指根を働かせて
脳に伝達することで、この崩れや戻りをなくすことができます。

この踏み出し意識行動は、身体の崩れ、歪みを歩行によって直し、かつ全身の可
動や筋出力といったパフォーマンス効果をより良くすることができます。
武術やスポーツでも、学業でもそうですが、秘訣や秘伝というものは体感で会得
するのであり、如何に実感するかが大事となりますね。w

数分足らずの伝授で、そうした秘訣は会得でき、歩いても体軸や自律神経はきっちり守ることができました。
然るに、わずか2呼吸だけ口で呼吸してもらったり、おしゃべりすることによって、この効果は元の木阿弥になります。w

自身を整えたり、副交感神経を優位にしてリラックスし脱力することを施術で術
者が相手に伝導するには、鼻呼吸が必須になります。
2秒吸って4秒吐く、3秒吸ったら6秒吐くのが効果的で、吸ったら吐き返す、倍返しだっ。(ワラ)

力まず息まず、呼気は吸気を呼ぶもので、鼻から吐くことが大事になります。
インド古代のヨガでも、ヴェーダに書かれている法は、鼻呼吸だったかと。w

歩行の妙、呼吸の妙、イメージの妙、骨膜連鎖の妙で、先ずは自身が整うことが大事ですね。w
量子スピン同調法は、足底と足指からの技法をお伝えしましたが、次回はこれら
の復習を兼ねて検査法を踏まえ、一から九の技法をお伝えしましょう。

自分では水の観点からの展開と定義していますが、ウォーターブリッジ理論による電圧・触圧の水の展開
が今年の締めとなりそうです。
また、複数の観点からの技法を積算して効果を跳ね上げることも研究し、実証例
もできていますので、これからの展開が楽しみです。w

陰圧推法Xラインベクトル入力X二重螺旋入力X斜筋解除法X量子スピン同調法
の施術操体法などを、導入して行く予定でいます。
神経連動反射弓形成法や退化痕の再起動法なども、新しい発見からの効果アップを図って、
脳と身体をより良く機能させ、苦痛や不調の解決・解消に役立ちたいものです。w

我が身も、愛車ランエボ7も、いつまで乗れるか分かりませんが、メンテも行って、
五感を豊かに味わい、生き生き活きる生活を楽しみましょう。w
人は人間(じんかん)に生きる存在ですので、人と係わって喜び、楽しみを共感
することも大事ですね。

縁のものではありますが、カウンセリングやヒーリングの仕事を通じて、今月も
善き人と出会えたのが嬉しいことです。w
また、旧縁ある人たちとよもやまの歓談をすることも文字通りの歓びとなります。

さて、本日は十六夜(いざよい)の水曜会です。
「いざよい」とは古語で「ためらう」、「躊躇する」という意味で、月の出が遅くなり、
十六夜は十五夜の月よりもためらっているように見立てて「いざよい」と呼ばれたといわれています。w

別名は「既望」ですので、韻を踏んで「希望の月」とも、「鬼謀の月」とも見立てて、思惟するのも趣あることです。w
新しい気と水の技法を、試行することにしましょう。

今日のメニューは、以下の13品です。
1.モロヘイヤと薄切りナスの天ぷら。
2.長茄子とカボチャの揚げリンゴ酢龍庵浸し。
3.豚バラ肉と空心菜のムー・パックブン・パット、フライドガーリック掛け。
4.黒舞茸のホイル焼き、手作りポン酢で。
5.鶏胸肉片栗粉コーティング、黒キクラゲの龍庵(麺つゆ。リンゴ酢)炒め。
6.ヒジキ、エリンギ、シメジ、白ゴマの麺つゆ炒め。
7.オクラ刺し竹輪のから揚げ。
8.自家製絹揚げ、いりこ味噌を添えて。
9.いづみ式ネギ・鶏ミンチのレンコン挟み焼き。
10.いづみ式ネギ・鶏ミンチのレンコン挟み幽庵照り焼き。
11.白菜、豆腐入り天下一品鶏白湯鍋。
12.えびの高原ソーセージとメークインのジャーマンフライドポテト、マスタードケチャップで。
13.昆布サバの焼いたん、レモンを添えて。

本日も猛暑日ですが、9月度の気の科学体験講座

IMG_1715.jpg

9月も第2週が終わるというのに、真夏の暑さが続いてることですね。^^;
水の補給を忘れずに、代謝を良くして行きましょう。

気も血も、そして水も、人体内では滞ることなく、不足することなく循環の良いことが大事です。
滞った部分には、必ず硬結や圧痛、異変などが生じています。

思い起こすに10年ほど前、DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)とい
う背骨から揺らぎを与えて全身の不調を改善する技法に出会いました。
身体の不調は、その技法では3大指標として、後頭下筋、僧帽筋、ふくらはぎに
表れると定義されていました。

人体には「ダメージ残留痕」というべきか、筋骨格系だろうが内臓系だろうが、
さらには昔の怪我や手術だろうが、ダメージが圧痛として表れるものです。
前回の「骨膜振動伝導周波数調整法」では、7カ所を指標として、それを解消し
て行くテクニックを展開しました。

今回は、水の観点からの別解で、それらを3ポイントからの揺らぎ操作で解消して行く「整流法」を展開します。
C6(頸椎6番)、T5,6(胸椎5,6番)、坐骨結節の3カ所を、触れる程度
の圧で揺らすことによって、その部分のみならず全身の「ダメージ残留痕」が消
えて行くことを体験してください。

指標ポイントだけでなく、痛みのある箇所は次の技法、下肢の2カ所、上肢の2
カ所からのアプローチで解決して行きましょう。
その2カ所とは、下肢は踵と膝、上肢は手首と肘からのアプローチになります。

身体の血流やリンパ、体液の流れの滞りや乱れを整える上で、下肢は左から、上
肢は利き手側からアプローチすることが良い効果があります。
「用意不用力」で、決して力を入れず、お伝えするイメージを意識してやっても
らうことが効果的で、さらなる「水」の観点からの展開に役立つことになります。

後半からの展開は、量子力学的エネルギー療法で、「メタフラクタルな観点から
の二重螺旋入力、量子スピン同調法」を体験してもらいましょう。
頭蓋や足首・手首などは、複雑に骨が入り組んでいますが、プレートテクトニク
ス的に上から下へのめり込みが歪みとなって、神経や血管を圧迫して電子の伝達
が阻害され、不調や痛みとして表れてることが多いものです。

気を電子や素粒子と捉えると、その滞りによる異常発生電位や伝達の悪さを整え
ることが、不調や痛みの解決の術となります。
経穴(ツボ)を用い経絡(気の流通ルート)を通しても解決できない問題や残る
痛み・不調などを素粒子の運動伝達や同調、活性化の観点からアプローチしてみ
ましょう。

セルフ検査をしてみて、膝の不調を抱える私の左脚が不具合になっていることが
分かりましたわ。^^;
願わくば、奇数人数の参加者ならば、私にも施術をしてもらえんかと。w

検査からの導入では、体軸バランスや可動域・筋出力を即時に整えても、歩くと
即座に元の木阿弥になったり、呼吸一つで崩れてしまうことがよく分かります。w
何を意識すれば、そういうことが起こらないのかも、しっかりと押さえておきま
しょう。

人の動作というものは、まっすぐ歩くという動きでも、背骨に着目すると螺旋の
動きになっています。
ミクロの視点で、DNAの構造を見ても、螺旋で出来上がってるもので、螺旋を整
えることは、色々と役立つ有効な方法になることでしょう。w

私たちは自転し公転している地球の上で、反時計回りの回転に重力が掛った螺旋
力を受けて生きています。
メタフラクタルな視点からの螺旋の活用について考えるのも、面白いことですね。w

日中は暑いことですから、余計な力を用いたり、頑張ったりせず、人体という池
の中の水の音に耳を澄ませるように意識して、リラックスしながら技法を楽しみましょう。
不調、不具合のある方は、この場で改善、できれば解決してしまいましょうぞ。w

講座を終えたら、会場をこちらに移して、例によっての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.京水菜とスィートコーンのコールスローサラダ。
2.「京まろ豆腐」の冷奴、ライムペッパーソルトで。
3.皮むき蒸し茄子とトマトのニンニク・胡麻油入り龍庵浸し。
4.サバの水煮、レタスのナメタケ時雨・マヨネーズ掛け。
5.揚げ茄子の龍庵(麺つゆ・リンゴ酢)浸し、煎り胡麻散らし。
6.自家製絹揚げ、いりこ味噌で。
7.豚バラ肉と空心菜のガーリック炒め。
8.いづみ式鶏胸肉のから揚げ。
9.冬瓜の生姜とろみ餡。
10.モヤシの鶏ガラだし炒め。
11.いづみ式レンコンとニンジンのキンピラ。
12.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
13.いづみ式ジャーマンフライドポテト。

3日後に9月度の気の科学体験講座を控えて、本 日は水曜会

IMG_0425.jpg

昨日時点で、京都の猛暑日は45日となり、昨年の43日を超え、観測史上第一位となりました。w
盆地ゆえに、蒸し暑いのと合わさって、昨日重陽の節句を過ぎたというのに冷房が必須です。^^;

昨日は16:00頃、烏丸から東山はゲリラ豪雨だったらしいけど、嵐山では30分ほどの普通の夕立。w
おかげで、庭木の水遣りも要らず、その後の外は風が涼しく感じたけど、家の中では窓を開けっパにしても蒸し暑く、
やっぱりクーラー付けました。^^;

これだけ暑いと、昼や夕刻に飲みに出るのがおっくうになり、外食は減り、歌う機会もなくなっています。w
それでも週1は必ず木屋町筋に飲みに出るので、たまには面白い出会いもあります。
先週は「きみや」で、バッキー井上氏と出会い、歓談して手書きのコースターを戴きました。w

しかし、大宮や西院に出かけることがなくなり、何も歌わないでいると、声がちゃんと出るのか懸念があります。^^;
家や仕事では大声を出すことはないので、内喉頭筋群や肋間筋、横隔膜の動きなどが衰えると健康を損ねますからね。w

そしたら、誤嚥が始まらないようにと、いづみに口腔・嚥下訓練器具を買わされましたわ。w
1万2千円余りのこの器具で一日5回深呼吸するより、好きな歌でも唄った方が
愉しいんだけどね。^^;

9月に入って、まだ予約が2件のみと閑ですので、もっぱら学習と研究、思索の
日々が続いてることです。w
このところ、メタフラクタルな視点から気血水の「水」を動かすことと、
複数の観点からの技法の掛け合わせによる効果のアップに重点を置いています。

ケースバイケースの痛みや不調ですが、依頼を受けた以上、改善は当然で、解決
や解消、根治を目指して、この10年色々と考え、実践し続けてきました。
東洋医学の根幹、気血水の現代人体科学からの見直しを図って、
気を電子や量子と捉えて感覚受容器と神経の再起動や量子力学的な入力をしたり、
血流と血液の質を良くする色んな技法を学んだり、
水をファシアと捉えて骨膜などから振動を伝播することで、今までの経絡整体や
活法などの整体法、操体法以上の効果が表わせてきました。

「水」という観点は、水は人体のおよそ70%を占め、細胞や生体にとって欠く
べからざるモノなので重要な観点といえましょう。
「全集中。水の呼吸!」と人体内の水の声を聴こうと、鬼手仏心で取り組もうかと?(ワラ)

今年は、横隔膜の調整が全身の可動域や不具合に対して優れた効果があることから、
今までの経絡やアナトミートレイン、筋絡など縦の法則では解除できなかった問題に、人体の横のラインの法則を採り入れました。
人体の大きな隔膜は5つありますが、フラクタル反射反応によって隔膜同士も共
鳴する性質もあり、隔膜の周波数を整えると隔膜間にある臓器や細胞、体液など
の動きが良くなることも分かっています。

頭蓋骨内の鞍隔膜、骨盤内の骨盤隔膜の操作などでは、ポジションと圧を保ってじっと待つことで隔膜がよく動き出します。
すると30秒から3分以内、平均値は90秒ほどで、圧痛あってガチガチに硬かっ
た腹部が緩み圧痛が消えたり、膨れ上がってた腹部がへこんで胸郭が大きく広がっ
たりして、諸々の痛みが軽減や消失することが実証できました。

これも、違う見方をすると、隔膜を操作することによって、隔膜間の水が動いて
活性化するためではないかと考えています。
徒手施術では、触れる圧の加減が効果の成否を大きく左右するものですが、一定
に何グラム重という絶対基準があるのではなく、ケースによって違うのが臨床の
難儀です。^^;

が、「水」に着目すると、不調を治すのは術者ではなくクライアント自身という観点から、その答えが導か
れつつあります。w
陰陽論理、気を電子と捉える観点、イオンと水分子の運動法則などの組み合わせ
観点から、突き詰めてみたいところです。

副産物として、横と縦の組み合わせを隔膜という観点から胸の縦隔膜の解放、太
陽神経叢の解放が会得できたのも大きな収穫でした。
これらは、おいおいに講座でお披露目し、伝授したいと思っています。w

組み合わせの妙は、皮膚や関節包内の感覚受容器を再起動する「治療スイッチを
入れる」技法と退化痕を再起動する方法を掛け合わせることによって、効果が格
段に上げることができました。
他にも、ゼロGポジション、臨界微震法、推拿叩打法を組み合わせることで、数
か月間、胸のポケットのペンが取れなかった五十肩のクライアントを5分ほどで
解決できた事例もありました。

近々の実験では、腰、坐骨神経、膝の不調に、斜筋硬結の解除Xラインベクトル
の法則X量子スピンの同調X合気呼吸誘導と、違う観点の技法を組み合わせてみ
ました。
すると、膝倒しテストで表れた腰痛と股関節の詰まりが、一度で解決できたことです。w

これらも、時間の許す限り、追々にお伝えして行きましょう。
七十過ぎると、老い先の短さからか?ついつい急ぎがちになりますが、そこは意
識してスローにまったり、はんなり?と進めねばデス。w

先月の講座でまとめとし特別集中講座で伝授した「利き三指腕弓射虎法」、「一
指一点弾指法」、「弾指発遣空間振動法」を用い、部位によって追加して行く
「集中の型」、「反響の型」、「拡散の型」は、大変ユニークにして効果的な量
子力学的エネルギー療法「骨膜振動伝達法による周波数同調整体」でした。

9月度の講座では、人体にある「ダメージ残留痕」を解除して、痛みや不調を消
し、身体を修復する別解について展開します。
これは、それよりはるかに簡単な技法なので、誰でもその場で会得できる技法になります。w

量子力学的エネルギー療法では、メタフラクタルな観点からの螺旋入力、「量子
スピン同調法」を展開します。
これには計11の技法がありますが、基本操作は同一なので混乱は起きないでしょ
う。w

いずれも、人への施術というものは、検査に始まって検査で終わるものであって、
術前・術後の違いを明白に示すべきものです。
めんどくさいけど、レシピもまとめましたので、お持ち帰りしていただけます。w

着々と準備し、ワクワクと心待ちにして、収入も得られる仕事は楽しみです。w
さて、本日は水曜会を楽しんで、と思っていたら電話あり。

常連の透析患者某君が、右腎臓に癌が見つかったと報告。^^;
数理数命学の因果律では、今年の発病は長期化し重大化することはないとは思うが。w

先月、弟子のタイチの細君の場合、検診で引っ掛かった乳がんの疑いは晴れ、
乳腺の捩れと癒着のせいと思って、振動伝達周波数共鳴法で解除したら、精密検査でも影は消えてましたが。w

某君の場合、比・劫の透干もあり、宿曜陵逼期間中良からぬ因縁生起がないか、
こそっと精査してみて、気光ヒーリングを行い、最善の選択を図りましょう。w

病気の発覚や病名の告知で、落ち込みめげる人は多いですが、彼の場合ははて?w
明るく気分の晴れる宴が迎えられますように。(念)

料理の方は仕上がりました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式湯がきブロッコリーの黒胡麻和え。
2.揚げ茄子と炒めトマトの龍庵(麺つゆ・リンゴ酢)浸し。
3.鶏のオレンジレバー刺し、胡麻油とブラックソルトで。
4.黒豆モヤシ炒め。
5.鶏ミンチとエノキダケのつくねバーグ、トマト入りスィートチリソースとレタスを添えて。
6.豚のヒレ肉トンカツ、辛子ソースを添えて。
7.鶏のレバニラ、オイスターソース炒め。
8.長茄子とトマトの中華玉子炒め。
9.牛肉、3種のキノコ、豆腐、明石麩のきこり鍋。
10.自家製絹揚げ、いりこ味噌を添えて。
11.いづみ式豚ミンチとレンコンの炒め餡そぼろ餡。

9月入り、皮膚について振り返りつつ、本日は水 曜会

IMG_0424.jpg

9月になりましたねえ。
台風一過、京都は風も弱く、雨も少なく、一時の夕立のような雨で京都駅周辺に
一部浸水があったようですが、全般には平穏無事でした。w

台風の発生も然ることながら、私的には、今年の9月と10月はそれぞれ27日
間と25日間の宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間があるのが気掛かりです。w
空海がもたらした宿曜経がこの「二十七宿」ですが、一般的な暦の「二十八宿」
と異なる点は、宿縁性相性や個々の月の因果律的バイオリズム、因縁生起につい
て説かれていることです。

期間中は、イレギュラーな事態や物事の運び、良くない因縁生起の発生、政治的
事変が起こりやすくなります。
9月は全ての人に「六害宿」の禁忌事項が生じますので、3日から29日の宿曜
陵逼期間中は、確認には念を入れることにしましょう。w

空海伝の「七曜陵逼口伝」には、「東方、観世音菩薩は六害宿の凶難を避けしむ」
とありますので、東を向いて念彼観音力云々・・w
確認ということで、気の講座の展開を振り返ってみましょう。

ここ1,2年、「治療スイッチを入れる」ことを初発の大事としてきました。
発生学的にも、皮膚→腸→脳の順に身体は形成されて行きますので、「皮膚は露出した脳」ともいわれます。

施術で人に触れるにも、皮膚に触れざるを得ませんので、皮膚の機能をどれだけ活用できるかは大きなことです。w
皮膚の遊びを取るだけの圧で、関節包そして脊椎神経に働きかけたり、皮膚を撫でるか触れずにラインベクトルの法則に従って刺激することで、即時に可動域難
や動作痛が神経の再起動で解決できることです。

皮膚は人体を覆う最大の臓器であり、かつ外界から身を守る生体バリアとしても機能としています。
さらには、皮膚はさまざまな方法で情報を受信・発信をする器官でもあるといえます。

私たちの全身を覆う皮膚には、外界の刺激から身体の内部を守るだけでなく、何かが触れたときに反応する感覚器としての役割があります。
これを 「皮膚感覚」あるいは「表在感覚」といいます。
そして、この皮膚感覚は、触覚や痛覚、温度覚などから成り立っています。

皮膚の中には、圧力や振動、皮膚の伸展などに反応する数種類の「触覚センサー」が存在し、それらが組み合わさって皮膚感覚を得ることができます。
この触覚センサーは機械受容器と呼ばれ、主なものとしてメルケル盤、マイスナー小体、ルフィニ終末、パチニ小体の4つがあります。

近年、これらの受容器に加えて、まったく別の機能を持つ「C触覚線維」という神経が発見されました。
このC触覚線維は有毛部に存在しています。

毛根にからみつくように線維が伸びており、皮膚表面をさするときに生じる毛の振動を感知し、刺激を脳に伝える役割があります。
そのため「官能機能」とも呼ばれ、触覚によって快や不快、安心感や嫌悪感といった感情を喚起させるという大きな特徴があります。

今年の2月21日、資生堂は、脳科学研究により、肌に触れることの意義を客観的に評価し解明しました。
簡単に結果を述べると、自分で自分に触れることには、安心感を高めると共に自己を確かめる役割があること、
他者から心地よく触れられることには、安心感を高めると同時に皮膚感覚の感受性を高めることが示唆されました。

この実験では、自身の右手で左手の甲を単純な動きでソフトに触れているときの脳活動の変化を、fMRIを用いて測定・解析しました。
その結果、自分で自分に触れることにより交感神経が鎮まり、外的な注意や警戒心などが和らぎ、安心感を得やすい状態になったことが科学的に解明できたのです。

緊張した時などに、気が付くと髪や頬に触れていたりすることがよくあるでしょう。
このような無意識で自動的な動作には、自身に安心感をもたらすと同時に、
自己を確かめ本来の自分に戻るという、自己を守るための本質的な役割があると考えられます。

また、他者に左手の甲をタッチされたときの脳活動の変化を、同様に測定・解析した結果、
快と感じる心地よいタッチでは、愛や美などの情報処理に関わる眼窩前頭皮質の活動が高まり、
警戒や痛みなどに関わる前帯状皮質の反応が抑制されることが示されました。

さらに、心地よい条件では感覚入力が促進され、不快な条件では感覚入力が抑えられるという一種のゲート機能の仕組みが働くことがわかりました。
つまり、心地よく感じる他者からのソフトなタッチは、気持ちを落ち着かせ安心感を高めると共に、
副交感神経を優位にして血圧や心拍、脳のストレスを下げたり、皮膚感覚の感受性を高めると考えられると発表されています。

触れることによる皮膚への刺激は、手の密着と圧迫、手の温かさ、触れられている位置、なでる速度などが、神経の働きを通して、
ストレスの解放、安心感の獲得、自尊心の回復など、情動面にも良い影響をもたらすのです。

快く触れることは、その実施の過程、あるいは実施の結果として、触れてきた相手に対する親近感を形成し、
関係性を構築する助けとなることから、心理・社会面にもよい影響を与えるといえます。

私たちの指先には微弱な電流が流れていて、そのエネルギーを触れたものに伝えることができます。
そして、触れるという行為は、オキシトシンという脳内ホルモンを増加させることがわかっています。
オキシトシンは、絆ホルモン・愛情ホルモンなどと言われ、心を温かく穏やかな気持ちにしたり無償の愛を感じたり、脳内のストレスを軽減したりする働きがあります。

古来、気功では「愈気」と称して、気を運び伝え合うことで、心楽しく身体も癒せるとしています。
愉快な交流と気の触れ合いで、自他の心身がより良く健康になれると良いですね。

皮膚の感じる機能というのは、温度、湿度、空気圧、明暗、色彩、電磁波、化学物質などなど多岐にわたっています。
発生学的には「皮・脳同根」で、超高性能センサー(皮膚)と超高性能コンピューター(脳)として、生命の営みを見事に支えています。

然るに、情報量が多く、しかも展開が早いために起こると言われる脳のキャパオーバーは、
現在、社会問題にもなっています。
脳は一旦情報刺激を全て受け止め、その中から必要なものだけをより分けるという処理の仕方をしますが、
さすがにこの速度と情報量ともなると、処理が追いつかなくなるし疲弊してしまうのです。

実は、皮膚の触覚、舌の味覚、網膜の視覚、鼻の嗅覚、鼓膜の聴覚など、体表面にある“感じる”細胞群からの労りこそが脳を慰めます。
“感じる”細胞は体表面に分布し、無数のレセプターを持っていて、レセプターで受けた刺激を逐一脳に伝えていますが、
その情報量を少なくして脳が落ち着いて情報処理できるようにしてあげると脳は機能を取り戻します。

例えば、視覚情報は全情報の80%と言われるので、少しだけでも目を閉じてみるだけでも、脳には良い効果があります。
自然や食物の良い香りを嗅いだり、風に揺れる梢の音や水のせせらぎに耳を澄ませてみたり、
五感の労りこそが脳の余白を作り、脳を癒してくれます。

さらに、深呼吸しながらの瞑想やマインドフルネスには、優れた効果があるものです。
五感を豊かに、良く味わって、幸福に生きてることを楽しみましょう。w

私的には、原初の脳、すなわち皮膚には、超空間的な量子力学的な機能があると
想定しています。w
視覚的なフェイスタイムヒーリング、電話のみの音声誘導ヒーリングだけでも、
触れずに苦痛や症状を解消できたのはその一端だと捉えています。

だけども、初めての依頼で遠隔ヒーリングすることはほとんどなく、せめてオン
ラインでも面談し、質疑した後ですることが普通ですし、直に会って、直接触れ
ることの方が効果の絶対的自信があることです。w

9月に入り、早朝は涼しく、寒冷・乾燥の秋を迎えると、皮膚も乾燥します。
秋は一年で一番、肌が老ける季節と言われていますので、
保湿などのスキンケヤーも、これからは大事にしなくちゃですね。w

さて、本日は9月最初の水曜会。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.皮むき蒸し茄子とトマトの麺つゆ・リンゴ酢・ラー油浸し。
2.揚げ茄子と軽く炒めたトマトの麺つゆ・黒酢・おろしニンニク・胡麻油浸し。
3.自家製絹揚げ、大根おろし・ポン酢で。
4.モロヘイヤとモヤシのチェンマイ風炒め。
5.牛肉と空心菜のオイスターソース炒め。
6.いづみ式豚バラ肉、黒キクラゲ、キャベツの中華炒め。
7.いづみ式マイタケの天ぷら、手作り天つゆで。
8.ジャーマンフライドポテト、ブラックソルトかライムペッパーソルトで。
9.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
10.ヒジキ、シメジ、蒸し黒豆、蒸しサラダ豆、黒胡麻の麺つゆ炒め。
11.サバフィレの素焼き、大根おろしと生醤油で。

特別集中研修を終えて、本日は8月納めの水曜会

IMG_0422.jpg

地蔵盆の24日は、終日の特別集中研修でした。
遠方からも会員さん達7名が結集して、アツい研修になりました。w

皮膚の感覚受容器から関節包に働きかける「治療スイッチを入れる」各種の方法
に加えて、ラインベクトルの法則で手の甲やアキレス腱から撫でるだけで全身の
可動域制限や詰まりを解く法、
セルフ螺旋の型から踵骨に刺激を入れて退化痕を再起動し、脊椎の可動域と全身
の筋出力をアップする法。

気を電子と捉えて伝達を良くすれば、痛みや運動障害の問題は、瞬時に解決できます。w
残った痛みの筋・関節系の問題に対して、狙った深部筋細胞のスパズムを解くエ
キセントリックストレッチ法、伸張反射を使った筋・神経ファシリテーション法
を施すのが、「絶対的治療システム」です。

下半身偏、上半身偏を昼食をはさんで展開し、仕上げには、
気を素粒子と捉えて骨膜振動伝達法による周波数調整整体を行いました。
人体の「ダメージ残留点」7指標は、最も圧痛ある点から「利き3指腕弓射虎法」
を行うと、周波数共鳴によって他の痛点も消えて行きます。

骨・筋肉・内臓の問題はこの方法で解決できますが、痛みが残っていれば、集中
の型、反響の型、拡散の型で解決します。
まだ取り切れない神経・血管・リンパ管の絡まった癒着や体液の問題は、「一指当て
一点弾指法」で解決し、最後に素粒子レベルの周波数調整「弾指発遣空間振動法」
を行います。

ただ習いなぞるだけでなく、気を移し体感してもらい、脳にインストールしたの
で、参加者の皆さんはもういつでもどこでも再現できるようになっています。w
縁に応じ、機に応じて、どんどん使って役立ててもらいましょう。^^
イメージして体験した動作をなぞるだけでも、習熟して行けますから。w

9月からの体験講座では、骨膜と皮膚の間にある「細胞ダメージ残留痕」を表裏
から修復する技法について展開して行きます。
いやはや、人体とは面白いモノですね。w

苦痛や不調は、複合した原因によって起こっているので、診たてが大変難しいものです。^^;
人体科学は、特に近年になって多くの法則を実証していますので、それを活用し
ない手はありません。w

「先天的システムエラー」に対する全身の血行路の開放の一部分、左鎖骨の問題
についても、この鎖骨下には85%のリンパ液が戻って来るリンパ管があるので、
全身的な即効性もある施術法ができます。
ラインベクトルの法則による脳・神経路へのインプット、人体の歪み法則と発生
学的な皮膚→腸→脳の観点と皮膚の感覚受容器の再起動、骨膜振動による脳骨連
鎖反応とフラクタル反射など、複数の効果ある方法を足し算ではなく掛け算する
と、ますます効果的な方法があることでしょう。w

科学でも数学でもそうですが、問題に対してある観点からアプローチして解不能であるならば、
違う観点から別解を求めないと、解決はできないでしょう。w
身体や心の問題では、まだ改善できるなら良いのですが、良くならないのに続けて行くことは、苦でし
かないですからね。^^;

さて、本日は8月最後の水曜会。
台風が来ない間に、8月の納めを味わいましょう。w

今日のメニューは、以下の13品です。
1.胡瓜と茄子とミニトマトの龍庵中華マリネ。
2.皮むき蒸し茄子、ミニトマト、青紫蘇のピリ辛龍庵浸し。
3.「こくてとろける枝豆豆腐」、ライプハーブソルトで。
4.黒舞茸のホイル焼き、手作りポン酢で。
5.冬瓜の生姜とろみ餡。
6.空心菜とモヤシのタイ風パック・パット。
7.揚げだしナス・オクラの生姜黒酢龍庵。
8.サニーレタスと蒸しベビーホタテのヨーグルトソース掛け。
9.料理酒揉み漬け片栗粉コーティングした鶏胸肉とキャベツのオイスターソース炒め。
10.いづみ式レンコンとニンジンのキンピラ。
11.マイタケ、エノキダケ、豆腐、明石麩入り牛と豚の「あいにく」きこり鍋。
12.万願寺唐辛子とちりめんじゃこの麺つゆ炒め。
13.自家製絹揚げ、いりこ味噌で。

処暑願い、地蔵盆の集中講座を控えて、本日は水 曜会

IMG_0421.jpg

明日、8月22日は二十四節気の「処暑」ですね。
処暑の「処」には止まるという意味があり、暑さがおさまる頃を表わします。

昨年と今年は、観測史上最高ランクの猛暑が続いています。
昨日は珍しくショボショボと降る雨が続いて、日中気温は約33℃でしたが、今
日の気温は連日のように35℃を超えるとか。^^;

「処暑」は、江戸時代の暦の解説書『暦便欄』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむと
すればなり」と記されています。
残暑はまだ厳しいものの、夏の太陽の勢いが徐々に鎮まり、朝晩は過ごしやすく
なる(はず!の)時期です。w

処暑からは、ぜひ過ごしやすくなって欲しいものですね。
お盆を過ぎて、日暮れが早くなってきたことを感じますが、これだけ暑いと巷に出て
飲み食い歌いに行くのもおっくうになります。w

そもそも、京都市は猛暑日の数は、永年47都道府県庁所在地でトップなのだそうで。w
昨年の気象庁の観測によると、京都市で最高気温が35度以上の猛暑日となったの
は9月30日までに43日あり、1880年の観測開始以来最多となりました。

気温が高いままで寝苦しい夜も多かったこってす。^^;
昨年、最低気温が25度を下回らなかった日は史上最多の57日。w
50年前の1973年と比較すると、実に3倍に増えています。^^;

今年の夏の暑さも、昨年に匹敵するようですから、地球温暖化を憂うるものの、
電気代をケチって健康寿命を損ねないよう、用心しなくちゃデス。w

千年の昔、清少納言はこう記しました。
冬は、いみじう寒き。夏は、世に知らず暑き。

意味は京都の気候を讃えて、「冬は、ひどく寒いのがよい。
夏は、世に例がないほど暑いのがよい。」と解釈されてますが、どうなんだか?w

「四季って、中途半端は要らんわ。極端でええのよ。」と感じたのでしょうが、
当時の京都は40℃もの暑さも、ヒートアイランド現象やフェーン現象、地球温
暖化もなかったし知らんことだったでしょう。w

然るに、紫式部は、源氏物語の末摘花で「あはれ、さも寒き年かな、命ながければ、かかる世にもあふものなりけり」とてうち泣くもあり。」
と記しています。w

「あーあ、まったく寒い年やなあ、寿命が長いと、こういう時にも遭遇するものなんやわあ」といって、泣く女房もいた。
いや、いや、泣いても寒いし、泣かんでも良いと思うが。w
当時の寒さで泣くならば、現代の京都も夏の暑さやったら、発狂してるか死んでるかも?(ワラ)

つくづく、文明の利器、冷暖房完備の家屋に住む時代を過ごせるのは幸せなことかと。w
朝の散歩で、ツクツク法師はまだ鳴いていませんが、もうじき夏虫から秋虫にと虫の音は変わって行くでしょうね。

夏も間もなく終わりですが、毎年8月22日・23日には、京都に約800年前から伝わる六地蔵巡りが行われます。
京都の都の出入り口(若狭街道・周山街道・丹波街道・東海道・西国街道・奈良街道)に、
6つの地蔵を配置して、それらの地蔵を祈願してまわるというものです。

それぞれの地蔵寺で、お幡のお札を授かり、6つの幡を玄関先に吊るすと、厄病
退散、福徳招来の御利益が授かると言われています。

六地蔵巡りをまわる順は決まっていないようですが、交通がなかった時代には2日間かけて巡ったそうです。
今では、日帰りで行けるようになりましたし、京都駅からバスツアーなどもありますが、それでも8時間のツアーになるとか。w

京都を中心に盛んなのが、8月24日を中心に行われる「地蔵盆」です。
最近では、土日に行うところがほとんどになってるようですが。
地蔵盆は、子ども達が主役のお祭りで、地域を守り地獄の鬼から子どもを救う守り神であるお地蔵様を、子どもたちが供養する行事です。

仏教に由来する地蔵菩薩は人々を救済する存在で、それが民間にも地蔵信仰となって広がり、
路傍の神である「道祖神」の信仰にも結びついて、道端に地蔵さんが増えていったといいます。

お地蔵さんを祀った祠の前や空き地、公園や集会場などで開催され、町内会や子
供会が主催し、町内単位に行われることがほとんどです。

地蔵盆が近づくと、町内の人たちは地蔵さんを祠(ほこら)から出して拭き清め、
お化粧(彩色)をしたり、新しい前掛けを着せてから、祭壇に祀ります。
祭壇には、花などを飾り付けて、紅白の餅や菓子類、果物などを供えます。

地蔵盆会場の天井や出入口に飾られる赤と白の提灯には、たいてい地蔵菩薩の名
と町内の子どもの姓名が書き込まれています。
子どもが生まれると涎掛けを奉納するのと同様、地蔵菩薩との結縁を祈願するも
のです。

私が子供の頃の地蔵盆では、子どもたちが直径2〜3メートルの大きな数珠を囲んで座り、
大人もその輪に加わりながら僧侶の読経にあわせて順々に回す「数珠まわし」
(百万遍念仏の一種で、「数珠繰り」ともいう。)が行われていましたが、今ははてさて?w

今も変わらないのは、お菓子の配布や手料理の振舞い、ゲーム大会、スイカ割り
や福引など、子どもを主体とした様々な行事が行われてることでしょう。
今や、我が家には子供は居らず、長女は年に2回ほど、長男はとんと寄り付かず
で、孫に接することもほとんどなくなっていますが。^^;

24日は、地蔵盆とは関係なく、今年は特別集中研修があるので、違う意味での楽しみがあります。w
展開の構想と準備を固めつつ、夏の祭りの如く楽しみと喜びを味わいましょう。w

さて、本日は、盆中に窓が閉まらんくなった愛車、エボリューションが帰って来てからの水曜会。
故障は生じても、治ってまだまだ使えるのがよき、愛車であり、我が身でもありますことよ。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.小さな京豆腐、大葉を添えてライムハーズソルトで。
2.皮むきレンジ蒸しナスとトマトの麺つゆ・リンゴ酢浸し。
3.いづみ式空心菜の刻みニンニク炒め。
4.ナスとオクラの片栗粉コーティング、トマトと油通しして龍庵炒め。
5.揚げだしナス・トマト。
6.鶏胸肉の片栗粉コーティング、玉ねぎ・オクラ煎り甘酢餡。
7.いづみ式辛子味噌レンコン。
8.自家製絹揚げ、黒舞茸、キクラゲ、ミニトマトの麺つゆ・黒酢炒め。
9.オクラ詰め竹輪の素揚げ。
10.自家製絹揚げのいりこ味噌乗せ。
11.干し小イワシの素揚げ、スダチかシークワサーを添えて。

8月度の講座を終え、盆中、本日は水曜会

IMG_0420.jpg

10日の気の講座、11日の法則講座を終えて、昨日は迎え火。
両講座ともわずかの人数でしたが、珍しく気の講座では一般の方の初参加がありました。w

人数が少ないと、微に入り細に入り丁寧に進められることが良いですね。
ついでにと、メインの展開以外にもあれこれとトッピングサービスをしてしまう
のが、ボクの悪いクセ。w

それでも、全員楽しめて、充実した時間にはなったかと?w
法則講座の後では、2名の会員さんが私にヒーリングをしてくれたので、膝と股関節の具合がが良くなってます。(感謝合掌)w

京都はお盆の最中で、買い物に出かけても、坊さんの姿をよくよく見かけます。
西山、東山方面へは、墓参りが多いので、道路が混むのが難ですが。^^;

日中気温は、昨日は38℃でしたが、今日は39℃になるようです。
気温というのは、地上高1.5mの日陰で風通しの良い百葉箱の中の温度ですので、
日差しの中アスファルトの道路の上では、40℃は超えていることです。^^;

混雑の中、炎天下を歩いて墓参りするのは、今年もパス。w
家の小仏壇並びに客間の神仏に手を合わせて、お精霊(しょらい)さんや縁ある
故人を偲んでいます。

明後日の16日は、五山の送り火があります。
20:00から5分間隔で大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形の順に点火され、それぞれ30分程見ることができます。

私の家からは、嵐山東公園に出ると東の大文字が見え、公園の桂川側の歩道からは鳥居形が近くで見えます。
たいていの京都の人は、家の近所で大文字など送り火が見えるところに出て、手を合わせるのが風習です。w

大文字は市内中心部のどこからでも眺望できる位置ですが、
足利家が最も眺めのよいように―条通を正面にした、京都御所の池泉にうつるようにしたなど、諸説があります。

夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お祭り事ではなく、お盆の精霊(先祖や故人の霊)を送る伝統行事です。
京都ではご先祖様の精霊は親しみを込めて「お精霊(おしょらい)さん」と呼び、お盆にこの世へとお精霊さんを迎えて供養し、16日の夜に再びあの世へとお送りするのが習わしです。

観光客が多く、よく見えるスポットでは警察官たちが整理に当たりますが、先祖や故人を偲ぶ京都の風習行事になります。
東山の如意ヶ嶽(大文字山)に灯す「大」文字が最も有名な存在でしょうが、
京都のお年寄りに「大文字焼き」などと口にすると、「野焼きちゃうし」とヒンシュクを買うかも。w

大文字送り火は従来から護摩木に自分の名前と病名を書いて火床の割木の上に載せて焚くと、その病が癒るという信仰があります。
又消炭を持ち帰って粉末にして服すると、持病が癒るともいわれています。

送り火点火前に先祖の霊や生存する人の無事息災が護摩木に記されます。
この護摩木は送り火の点火資材として当日山上ヘ運ばれ、当夜7時から山上の弘法大師堂でお灯明がともされ、大文字寺(浄土院)住職及び会員らにより般若心経があげられます。
その後このお灯明を親火に移し、合図により一斉に送り火が点火されます。

最後に点火されるのが、嵯峨鳥居本の曼荼羅山の「鳥居形」で、8時20分の点火になります。
16日午前8時頃、嵯峨鳥居本町の集会所から山上へ薪が搬ばれ、午後4時頃から再び送り火の点火準備が行われます。

他の四山とは異なり、火床に薪を井桁に組むことなく、親火の所で薪を合わせた松明に火を移してから、松明を持って走り、各燭台に突き立てることから「火が
走る」送り火と言われています。

鳥居形は愛宕山への参道にある鳥居が由来となっています。
鳥居形を灯す曼荼羅山の麓には、「嵯峨の弁天さん」と呼ばれている護法堂弁財天があります。

古い歴史があるのですが無住の小社で、およそ観光客は訪れない秘密スポットで、紅葉が綺麗。
晩秋でなくても、青モミジや苔、見晴らしも楽しめ、一人静かに時が過ごせます。
奥嵯峨を歩く際には、ほとんど誰も知らないお勧めの素敵なスポットですよ。w

来週は、指示書作成集中期ですが、24日は特別集中研修で東京からの初参加もあり、
長崎や三重など遠方からの会員さんとの邂逅が楽しみです。
今現在を楽しみ、次に待つ未来を楽しみにして、日々を楽しんで行きましょう。w

さて、本日は予約も消えたことですが、水曜会を楽しみましょう。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.皮むき蒸し茄子の摺り胡麻甘辛醤油和え、青紫蘇まぶし。
2.薄切り茄子と軽く炒めたちりめんじゃこ・煎り胡麻の麺つゆ・リンゴ酢漬け。
3.「半熟こくてとろける」豆腐の冷奴、ライムペッパーソルトで。
4.胡麻油香る小松菜のナムル。
5.オクラと竹輪のだし揚げ。
6.自家製絹揚げ、ナス、トマトの麺つゆ・黒酢で揚げ炒め。
7.自家製絹揚げ、ズッキーニ、トマトの麺つゆ・穀物酢炒め。
8.いづみ式鶏胸肉のから揚げ。
9.冬瓜の生姜入り冷やしとろみ餡。
10.新メークインとベーコンのハーブソルトバター焼き。
11.ヒジキ、蒸し黒豆、黒胡麻、エノキダケの麺つゆ炒め。
12.生の大黒シメジ、焼きたてを手作りポン酢で。
13.カリカリ豚バラ肉、舞茸、ブナシメジのバター醤油焼き、青ネギを散らして。

本日は、8月度気の科学体験講座

IMG_0418.jpg

京都は祗園祭が終わり、七日に立秋を迎えたというのに、いやはや日中は暑いこってす。w
それでも、朝方と晩には気温が少し下がって、風が吹くと過ごしやすくなってきたようですね。

8日には大津の花火大会に行ってきましたが、ちょっと高台にある皇子が丘公園からの宴と花火見物。w
坂や階段は膝と股関節の障りで嫌んなりますが、夕刻からは涼しく感じました。

京都では、来週は迎え火でお精霊(しょらい)さんを迎え、16日には五山の送り火。
再来週には地蔵盆と、神事の月が終わると仏事の月になりますね。w

11日は山の日で祝日となっていますが、連休といっても山登りはパス。w
このところ、ずっと暑いので飲み歌いにも行かなくなってます。^^;

人が集まるだけでも暑く感じますから、講座では触れるだけなど全然体力を使わ
ない展開をしましょう。w
先ずは「治療スイッチを入れる」技法から実践しましょう。

皮膚の感覚受容器は、関節包内の受容器だけでなく、無意識脳にも密接に関係しています。
脳が良くなって治って行くことを実感し、喜んでくれると、自己治癒力が格段に働いてくれるものです。

例えば、仰向きに寝ている人の首の下の腕を差し入れて起こす時、もう一方の手
で任脈を下から上へと操作すると、力は要らず軽くスッと起こすことができます。
指先を股間下に指し、相手の頭上目がけて手を振り上げるだけで、一切身体に触
れる必要もありません。

逆に、頭上から股間下へと手を振り下げると、てきめん身体が重くなり、起こす
のに力が要りますことよ。^^;
立位でも同じで、重心バランスが崩れてたり、筋出力が低下してる場合、任脈か
らでも背面の督脈からでも、足元から頭上の仏頂尊目がけて手を振り上げてやれ
ば、一度の操作で体軸と重心バランスが整い、筋出力がアップします。

私のヒーリング技法は、活法が起源となっているので、治療ベッドや治療器具な
くても、基本その場で即座にできる技法が多いのです。
その点、皮膚の感覚受容器は、立位でも座位でも活用できることが便利です。

エネルギーラインや螺旋の法則との応用で、知らない人から見たら魔法のように
一瞬の操作で多くのことが改善できるものです。
例えば、肩が重いとか痛いとか感じて、腕が上がらない症状があったとしましょう。

ちょっとでもご興味のある方は、壁に背中を付けて普通に立ってみてください。
それで、よく使う利き手の掌を腕を伸ばして壁に着け、掌で壁を触りながら、ど
こまで腕が挙上できるかを検査してみましょう。

頭上まで挙上できれば正常なのですが、肩甲骨の不具合があるとそこまで腕が上がりません。^^;
そこで試していただきたいのは、前腕の内側の肘付近をもう一方の指先で内から
外(小指側から親指側)へと、サッサッサと3回軽く撫でてみることです。

これだけのことで、腕が軽く感じ、肩に支障なく挙上が良くなることが分かります。
上肢の「治療ベクトル」その一は、内から外の螺旋ラインをなぞることです。

人体の法則を知ると、苦や不調、痛みや不具合を逸早く改善できるものです。
我慢しながら生活するのはつらくストレスも溜まりますし、痛みや不具合をかばっ
ての姿勢や動作を続けると身体の歪みが大きくなり、他の部分にも無理が掛って
さらに違った部位の痛みや不調を引き起こしてしまいます。^^;

たったこれだけのことで、治るものは自己治癒・復元力が働いて治ってしまいま
すが、持続効果と原因解除の観点から、私は仕上げに脳へのインプットを必ず行っ
ています。

脳⇔神経にはそういう作用があるのですが、組織や細胞レベルでの修復には、血
行路の開放が大事になります。
新しい血液には、DNAレベルで細胞を修復する作用があることが人体医学では明
らかになっていますが、全身の血行路の開放が大事で、部分だけを摩っても擦っ
てもその効果は薄いものです。

国家資格のあん摩・マッサージ技法ではなく、中医学の按摩・推拿技法でもなく、
人体科学に基いた先天的エラーシステムを観点としたポイント、右鼠径部、左鎖
骨、左頸部の血行路の開放が最も効果的でしょう。

左鎖骨の技法だけでも、ほんの10秒で両腕の挙上だけでなく、身体の前後屈な
ど全身に良い効果を即座にもたらすものです。
気血水の循環を基本とする東洋医学は、西洋的な発想である科学的エビデンスよ
りも、膨大な積み重ねのある経験則を大事としていますが、気(電子、素粒子)
・血(血液の質と血流)・水(リンパ液。体液、ファシア)の観点から別解を求
めると、対処療法的、ピンポイント的、検査データ的な西洋科学的医学もより役
立つように進化できるのではないかと?w

ラインベクトルの法則では、新しい発見もありましたので、これも本日実感しても
らいましょう。
「薬子昇・示降」、「アキレス昇」の法則がそれで、皮膚をなぞっても、付箋に
図を描いて貼っても同様の効果がありますが、ひと工夫でより持続効果が高くな
ります。

密教の行ではなく、武術で用いる「思惟手」も、筋出力・身体のパフォーマンス
アップには大きな効果があります。
弥勒菩薩半跏思惟像に見られる「思惟手」は、親指で薬指の爪を押さえ、他の三
指を伸ばした形です。

例えば、アグラなど崩れた姿勢で掌から肘の内前腕を床に着け、誰かにその腕を
両手でしっかりと押さえつけてもらいましょう。
腕力だけでは、よほどの力差がないと、腕を床から自在に持ち上げることはでき
ますまい。

ところが、この「思惟手」のサインを形作れば、簡単に腕を持ち上げることができます。
それならと躍起になった相手が、肘付近と手の甲を押さえてサインが作れないよ
うにするならば、空いてる方の手で「思惟手」を作ると同様の効果が発揮できま
す。w

「治療スイッチを入れる」方法をアラカルトで実践した後は、骨膜振動、周波数
共鳴の観点から、全身7カ所に顕著に出やすい「ダメージ残留痕」の解消を行い
ましょう。
最も痛む痛点から、「腕弓射虎法」でトントントンと振動を軽く伝えるだけで、
汚血や筋硬結、古いリンパや血液細胞など新しく再生されておらずダメージが滞
り残っているポイントが一気に復元して行く技法になります。

一点から施すと離れた他の痛点も消えて行きますが、残る痛点を効果的に消して
行くには、同じことを繰り返すのではなく、型を変えて施して行きます。
利き三指腕弓射虎法は、基本技法で骨・筋肉・内臓の問題解決ですが、残る痛点には、
一指当て一点弾指法で体液、神経、血管、リンパ管の癒着や絡まりなどの問題解
決ができます。

さらに、骨膜振動伝達第3法の弾指発遣空間振動法で、素粒子レベルの周波数調
整で仕上げます。
が、7大指標点だけでなく、他の痛点が残っていても、集中、反響、拡散の量子力学的波動技法
で解決ができます。

その上で、骨膜と皮膚間のダメージ残留痕の表裏からの修復法も用意しておきます。
これだけ最初に用いたとしても、全身や各部位の痛みや不調に優れた効果があり
ますが、いつものことながらあっという間の2時間半。w

急かず、焦らず、スローを心得て、きちんと体得して行きましょう。
8月24日には今年前期まとめの特別集中講座があり、案内は送りませんが10
:00からの終日講座を予定しています。w

講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日ののメニューは、以下の11品になります。
1.冷奴「こくとろ」の枝豆豆腐、ライムペッパーソルトで。
2.豚バラ肉と空心菜のガーリック炒め、ムー・パックブン・パット。
3.自家製絹揚げ、ズッキーニ、トマトの黒酢龍庵。
4.自家製絹揚げ、ナス、ミニトマトの生姜リンゴ酢龍庵。
5.皮むき蒸し茄子の梅肉麺つゆ浸し。
6.オクラの竹輪巻き素揚げ。
7.いづみ式鶏のから揚げ2種。
8.牛バラ肉、エリンギ、エノキダケ、明石麩のすき焼き。
9.京うらら揚げとはくさい菜の炊いたん、胡麻油垂らし。
10.うどん風コンニャクの冷やしぼっかけ。
11.いづみ式2種のたこ焼き。