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本日は立冬、癸亥月入りにて水曜会

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今日は暦では立冬ですが、暖かいですね〜。w
季節外れの暑さが続く中、京都市の最高気温が6日、25度に達し、5日連続で夏日
(最高気温25度以上)を記録しました。
11月の夏日は計5日となり、観測史上最多を更新したそうです。w

何着たら良いやら、悩みますよね。^^;
朝から日中は、半袖シャツに黒の作務衣を着て歩いても、汗が出ます。
然るに、陽が落ちて風が吹くと寒いし。^^;

立冬の今日から、癸亥(みずのと・い)月に入りますが、干支に水気が重なる月になります。
時空の水気に呼応して、腎・泌尿器等の不調から、水剋火で循環器系を損なわないようにしましょう。w

五柱推命の五行分析では、こうした水気の時期が来ると、水が旺じてる人は過剰になって発症しやすくなります。
腎盂腎炎・膀胱炎や前立腺の肥大などが症状としてよく見受けられます。

が、水気が欠けてる人もまた不調が生じやすくなります。
腰痛・膝痛や頻尿など下半身の不調とか、身体が重だるく、元気が失調する人が多いものです。

人体で五行の水は腎ですが、腎臓は冷えを最も嫌います。w
立冬未だ暑しの今年ですが、夜間から早朝の冷えは、これからその分急速に進むでしょう。^^;

冷える候になったなら、寝具も然ることながら、腹巻の着用がお勧めです。w
冷えは万病の元ですが、特に腹部を温めて血行を良くすることが良い効果がありますよ。

立冬は年によって、11月7日か8日になるのですが、毎年京都では11月8日
に伏見稲荷大社で「火炊祭(ひたきさい)」が行われます。
境内には、縦横3メートル、高さ1メートルほどの大きさに組まれた火床3基が設けられ、火焚串(ひたきぐし)という木の板と
今年収穫された稲わらがくべられます。

稲荷大神の神恩に感謝する収穫祭ですが、同時に参拝者たちの願いを叶える神事でもあります。
全国から奉納された十数万本の火炊串が焚き上げられる市内最大の火焚神事ですが、
次々と日焚串が火床に投じられてゆく中、宮司以下祭員・参列者たちが大祓詞を奉唱して、罪障消滅、万福招来を祈るものです。

御火焚神事(おひたきさん)は、14:00から行われる予定です。
お下がりにいただくお火焚饅頭、おこし、みかんを食べると、無病息災のご利益があるといいます。w

御火焚饅頭は、火炎宝珠の焼き印が押された紅白まんじゅうで、「おたま」と呼ばれ、火の用心と厄除け招福の願いが込められています。
お下がりの「おこし」は火の意味を持つ三角形で、新米で作られた米菓子で、ほんのり柚子の風味がします。

お下がりのミカンを食べると、1年間は風邪をひかないとされます。w
平安時代、火を焚いてミカンを供え、魑魅魍魎(ちみもうりょう)を祓った「道饗祭(みちあえのまつり)」の名残といわれています。

私は初午に伏見稲荷に詣でることはありましたが、御火焚きさんは未経験。w
十一月は士(さむらい)月と称して、祗園建仁寺塔頭、禪居庵の摩利支天堂にはよく訪れてました。

京都最古の禅寺、建仁寺の塔頭寺院、禅居庵は非公開ですが、隣接する日本三大
摩利支天の一つ、「摩利支天堂」は常時参拝可能です。

摩利支天とは、神格化された陽炎(かげろう)のことで、変幻自在にして実体な
く、進路を障害されずに光の速さで突き進むとされています。
ここ一番というときに運を開き、その人の本来持っている能力を発揮させてくれる
とされ、開運戦勝の守り(女)神とされてきました。w

禅居庵をはじめ、日本で祀られている摩利支天像の多くが猪を眷属(けんぞく)として従えています。
そのため、亥歳生まれの方の守り神として、今も信仰されています。

陽炎は実体が無いので、捕らえられて傷つけられることも無い。
そのため、わが国では忍者は無論のこと、戦場の守護神として、戦国武将の間に
摩利支天信仰が広がりました。w

十二支守護本尊で、戌亥を司るのは阿弥陀如来ですが、立春からの年は分かっても、一般には生まれ月や生まれ日の干支(えと)を知る人は少ないものです。
そういう十二支守護の意味で、立冬から大雪前日までの亥の月生まれの人は、摩利支天が守護神仏でもあることです。w

3日後は11月度の気の科学体験講座がありますが、11重なる縁起の良い日?w
今回の講座のメインは、人体の歪みの法則・感覚受容器と治療ベクトルの観点から、撫でるだけで身体を深部から整える法を展開します。
詳しくは、当日のブログで書こうかと?w

これに加えて、前回の後頭骨操作の復習から、前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。
頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。

頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。
また、その効果を術前・術後の可動域検査で実感してください。w

さて、立冬の本日は水曜会です。
二十四節気の起源である中国では特定の風習があり、南の地方では肉や魚、北の地方では餃子を食べるそうです。
日本では、立冬にちなんで特に風習や縁起食はないので、そこはテキトーに。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.おぼろ昆布だし湯豆腐。
2.法蓮草のお浸し、旨味醤油絞り。
3.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
4.水菜と湯引きうらら揚げの胡麻ドレッシングサラダ。
5.大根、白菜、青梗菜の鶏白湯鍋。
6.豚バラ肉と青梗菜の中華炒め。
7.豚ロースのガーリック塩胡椒ステーキ、キャベツサラダを添えて。
8.いづみ式鶏胸肉の生姜ニンニク醤油風味から揚げ。
9.ニンジン、玉ねぎ入り牛肉じゃが。
10.いづみ式ベーコンとズッキーニのトマトチーズグラタン。
11.ビンチョウマグロの山かけ、海苔を添えて。

11月入り、頭蓋について考えつつ、本日は水曜 会

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11月に入りましたね。
松尾から嵐山にかけての楓も先端部分が赤くなり始めました。

今年の夏(6〜8月)は、全国の平均気温が平年より1.76℃高く、気象庁が統計を取り始めた1898年から125年の間で、最も暑い夏となりました。
京都でも、最高気温35℃以上の猛暑日になったのは、38日間で1942年の記録を抜きました。

11月8日が暦の上では立冬ですが、日中は夏日に近く暑くなる日があるようです。
京都の紅葉は、昨年より遅めの11月中旬から12月上旬が見頃になるでしょう。w

そもそも紅葉は、最低気温が8度以下の日が続くことで、葉っぱが緑色から赤色や黄色に変化することを言います。
また、紅葉は最低気温が、5〜6度になることで一気に進むと言われています。
ゆえに、京の紅葉が目当ての観光は、11月の遅掛けからが良いでしょう。w

紅葉の名所、永観堂では、境内に約3000本ものモミジがあり、秋のライトアップがあります。
11月3日(金) 〜 12月3日(日)で、午後5時半からの特別拝観ですが、観光客は多いことですよ。^^;

祗園の高台寺では、10月21日から特別拝観をしていて、17:00〜22:00までライトアップされてます。
東寺の紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観は、11月1日(水)〜12月10日(日)までで、午後6時からになります。

京都の紅葉の名所は、挙げたらキリがないですね。w
嵐山に住んでると、花見と紅葉狩りのシーズンは、車で買い物に出ると混雑で帰りが苦になります。^^;

行楽の秋ですが、来週あたりにでも富山に一泊旅行ができると良いなあ。。
明日はいづみが彼女の母親と近江舞子に行くので、私は自由!^0^
はてさて、何を満喫しようか?と考え中です。w

考え中といえば、このところ頭蓋骨の歪みの法則と、人体の歪みの相関関係について毎日取り組んでいます。
頭蓋骨の内は「硬膜」という膜が脳を包み、背骨の中の脊髄を包むように通って仙骨、尾骨にまで繋がっています。

またこの膜は内臓を覆っている「腹膜」や筋肉を覆っている「筋膜」とも連動します。
何らかの原因で頭蓋骨の歪みが起こると、この膜が緊張するので、連動して骨盤の動きを悪くしてしまったり、歪みを作ります。

フラクタル反射で、頭蓋骨と骨盤の関係性を一部挙げておきましょう。
後頭骨⇔仙骨
上顎骨⇔恥骨
側頭骨⇔寛骨

このように骨盤と頭蓋骨の歪みは連動していて、骨盤問題を改善していくのに当たり、
頭蓋骨の歪みが取れていないと、骨盤問題が改善してこないということがあります。
あるいは、骨盤を整え、着地し歩行する足を整えても、いずれ戻りが生じることにもなります。

骨盤や骨格の歪みだけでなく、自律神経の問題も頭蓋骨を抜きにしては語れません。^^;
身体の歪みや心身の不調は、頭蓋骨に表れるといっても過言ではないでしょう。w

私のヒーリング施術は、頭に触っての施術を仕上げとしています。
脳に正常となる情報をインストールし、快く脳を回復させてあげることで、ご本人の自己治癒力が格段に高まる所以です。

然るに、私も含めて、人は頭蓋骨がある法則性に沿ってズレ歪んでるものです。^^;
そもそも、頭蓋骨はヘルメットの様な一枚岩の骨ではなく、15種類、23個もの骨がパズルのように組み合わさっています。

骨どうしには「縫合」(ほうごう)という隙間があり、ごくわずかな「靱帯」によって連結しています。
こうした隙間があいているのは、外からの衝撃に対してクッションのような役割を果たして、脳を保護するためです。

逆に言えば、多くの骨が連結してできているために、頭蓋骨はズレやすいのです。^^;
頭蓋骨がズレるきっかけは日常のささいな場面でも起こります。

長い時間、下を向いているだけでも、額にある前頭骨に上から大きな圧がかかってしまいます。
前頭骨がずり下がると、目の周りの骨がずり落ちてきた前頭骨の下に潜り込んで、目がくぼんだり、視力低下などの不調の原因となってしまうのです。

人間の頭の重さは成人で体重の10%と言われています。
体重50kgの人では、頭の重さは5kgくらいの重さを絶えず支えていなければなりません。

まっすぐ前を向いた姿勢で、5kgの頭から頸椎にかかる負担は4−6kgぐらいですが、
首が前方に30度傾くだけで、頸椎にかかる負担は18kgに増えてしまうのです。

単にうつむくだけで、まっすぐ前を向いているより約3倍もの重さが頸椎にかかってしまいます。
さらに、角度が30度から60度になると、27kgもの重さが頸椎にかかってしまうのです。

こうした傾いた状態でいれば、当然、首や肩、背中や腰の筋肉が緊張して固まってしまいます。
さらに、頭蓋骨と首の後ろをつなぐ後頭下筋群とよばれる筋肉が緊張して頭蓋骨を下方向へ引っ張ってしまい、
後頭部の後頭骨や頭蓋骨の中心にある蝶形骨の歪みへとつながるのです。^^;

頭を傾ける悪い姿勢が原因の歪みだけではなく、骨盤をはじめとする全身の骨格の歪みも頭蓋骨に影響を及ぼします。
また、頭蓋骨はズレや歪みがあるだけでなく、実は動いているモノです。w

頭蓋骨がきわめて小さな動きをするのは、カイロプラクティックやオステオパシーという手技療法の業界においては世界的に常識な知識で、
科学的な実験でも証明もされています。

頭蓋骨は意志に関係なく動くのですが、その動き方はまるで肺が呼吸をするかのように膨らんだり元に戻ったりする動きをします。
胎児のときの呼吸と同じですが、そのため頭蓋骨の動きを「第1次呼吸メカニズム(システム)」と呼びます。

うつ病や自律神経失調症の方のほとんどは頭蓋骨が歪んで、この第1次呼吸メカニズムの動きが悪くなっています。
実例を一つ上げてみましょう。w

先週のクライアントさんは喜寿で、2年半ほど朝から声が震え、声が出にくいのが全く治らないとのことでした。
身体の可動域は20代並みで、五行解析では土次旺・金弱でしたが内臓由来はTL検査でも異常なし。w

然るに、原因は必ずあるもので、右後頭部に触れると極端に筋力が低下しました。
後頭部の歪みに伴って、前頭部でも歪みが見られたので、それらをできる限りフラットに整えると、
その場でちゃんと声が出せるようになりました。^^

骨は固いものという印象があるでしょうが、実は生体の骨は柔らかいものです。w
あまり痛くない程度の圧で骨膜をスクラッチすると、凸ってる部分が平坦になって行きます。

矢状縫合や鱗状縫合など縫合部の凹凸や、後頭部や側頭部のいびつな凹凸はよく見かけられます。
頭蓋の施術も、痛みを強く与えると脳が拒否するのでリラックスして力を抜き、
心地よいリズムで行うことが大事です。
片手で頭を支えて脳を揺らさないことと、凹んでる部分は決して圧したりこすったりしないことも心得ですね。w

頭蓋骨の動きが悪くなっていると、当然ながら脳の機能が低下してしまいます。
以下の自覚症状があるならば、頭蓋骨の歪みを調整することが優れた効果があります。

不眠症・目の奥が痛い・めまい・耳鳴り・頭痛・頭が重い感じ・のぼせ・ホルモン異常・自律神経失調症・やる気や意欲が出てこない・
楽しめない・集中力がない・決断できない・頭にもやがかかった感じがする・記憶力・計算力・理解力などが落ちたetc。

頭蓋骨の調整は、セルフでも相当な効果があるものです。
「後頭骨スクラッチ法」、「各縫合部スクラッチ法」、「両側頭骨リフトアップ法」、「前頭・後頭骨リフトアップ法」などが誰でも簡単にできるセルフケヤーになります。w

11月度の気の科学体験講座は、人体の歪みの法則・感覚受容器と治療ベクトルの観点から、撫でるだけで身体を深部から整える法を展開します。
前回に後頭骨の調整法をお伝えしたので、今回は前頭骨の歪み法則と調整法をお伝えしましょう。

11月は、24・25日に10:30から特別集中研修があります。
今年展開してきた内容を、完全施術手順としてまとめたもので、自分のものとしていただけますように。(念)

さて、本日も快晴にて、11月初めの水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.法蓮草のお浸し、旨味醤油絞り、削りカツオ掛け。
2.もやしの中華炒め。
3.いづみ式ズッキーニとアーモンドチーズの豚肉巻き。
4.秋鮭とエノキダケのグリル焼き、ナメタケ時雨掛け。
5.セロリと蛯名高原ソーセージのタイコンソメスープ。
6.甘エビのから揚げ、レモンを添えて。
7.いづみ式鶏胸肉のニンニク生姜醤油風味から揚げ。
8.いづみ式オクラの天ぷら、手作り天つゆで。
9.シメジ、キクラゲ、湯葉風うどんすきコンニャク入り牛すき。
10.ハマチのカマ塩焼き、大根おろしポン酢で。
11.サバの生姜照り焼き。

秋の土用中、十三夜を控えて、本日は水曜会。

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顧問先への翌月の傾向と対策の指示書、会員さんへの11月度の気の講座の郵送を終えて、ちょっと一息。w
秋晴れの日が続き、行楽の秋が楽しめそうですね。^^

先週木曜は、近江舞子に出かけ、琵琶湖を眺めてきました。
唯一のレストランが臨時休業だったので、焼きおにぎりや酒のアテを持ってったのが良かった。w

水際で40分ほど瞑想しましたが、快い体験でした。
たまには非日常を味わうことは、日常生活の弾みや糧にもなりますね。w

程よい気温で、人が少ない静かな湖畔でゆっくりと過ごすのも気持ち良いものです。
あまり寒くならないうちに、もっぺん行こうかしら。w

いづみは富山辺りで美味しい魚が食べたいと言うので、それも叶えてあげなきゃデス。w
もう5年も海外には行けてないのですが、円安の今、押して行くのも気が重い。。

アンコールワットにも行きたいのですが、カンボジアの子がとんと来てくれないので、クメール語の勉強もストップしてます。^^;
せいぜい一泊辺りで、日本の美味と温泉を楽しめると良いかと。w

明後日の27日は、旧暦の9月13日なので「十三夜」になります。
中秋(旧暦8月15日)の十五夜にお月見をする風習は、中国唐代の観月の宴が起源とされています。
これが平安時代頃に日本に伝わり、貴族が十五夜を鑑賞するようになりました。

一方、日本では独自に旧暦9月13日の月(十三夜)も美しいとされ、十三夜もお月見をするようになりました。
この風習が庶民に広まったのは江戸時代だとされています。

陰の象徴である月は「お陰さま」に通じると考えられ、生きる糧である作物に感謝する旧暦9月の「収穫祭」の意味も込めてお月見をするようになったそうです。
十三夜は日本固有の行事ですが、今でも十三夜は「後の月(のちのつき)」と呼ばれ、十五夜に次いで美しいとされています。

十三夜の頃は栗や豆の収穫期なので、「栗名月」「豆名月」という異名もあります。
お月見に欠かせないのがお供えで、焼き栗や栗おこわ、豆餅や月見団子、ススキの穂などをお供えするのが多いですね。

収穫に感謝する行事なので、この時期の収穫物をいろいろお供えしても良いでしょう。
十三夜の月見団子は13個(または3個)供えるのが作法といいますが、現代の陰陽師、そうした作法には拘りませぬ。w
ただ、月に献杯して、お供えを肴に飲むのみです。(ワラ)

古来、十五夜は台風シーズンなので月が見られないことも多いのですが、十三夜
の頃には天候が安定するため「十三夜に曇りなし」という言葉もあります。
昔は、十五夜だけを祝うのは「片月見(または片見月)」として縁起が悪いという言い伝えもありました。w

今年の中秋の名月は9月29日でしたが、めずらしく真の満月で晴れでしたね。
天候は分かりませんが、今年以降、中秋の十五夜が満月になるのは2030年だそうです。^^;
もしも今年、お月見をされたなら、明後日の27日の十三夜もお忘れなく。w

感謝を忘れないようにとか、満月になる前なので少し欠けている月も美しいと称えるところに、昔の日本人の豊かな感性を感じられるものです。
今年は、29日の十五夜も満月になりますので、再び月見て飲むのもよろしいかと。w

27日はカレンダーによると「読書週間」になってますね。
読書は良いこと、プラスになることですが、私の場合は中毒になってます。^^;
本を読まない日は、酒を飲まないとか、排便がないとかの日が全くないように、
毎日の習慣になってます。w

来年13年目になる結婚生活で、毎日の読書時間は相当減りましたが^^;
その分、別の楽しみや喜びも増えたので、感謝と共に・・・毎日、いづみと飲むことにしましょう。(ワラ)

さて、本日は秋の土用の最中、水曜会です。
買い物に行くと、「秋の土用」の張り紙と共に、夏の土用と同じくウナギを売ってましたが。w

夏の土用は未月で、その対冲に当たる支の丑の日に、冬の枯渇して玄気を補うべく、黒いものを食べるのが漢方の食養生でした。
丑の日にちなんで、「う」の付くものを食べるのが縁起食です。w

その理の伝なら、秋の土用期間には春の枯渇した青気を補うべく、青いモノを食べるのが正しいかと。w
秋の土用期間は戌の月ですから、対冲の辰の日が変化が生じる縁起日であり、
辰にちなんで「た」の付くモノを食べるのが縁起食になります。

陰陽五行の理からは、法蓮草や小松菜などの青野菜や、サンマ・イワシ・サバなどの青魚を食べるのがお勧めです。w
「目に青葉」というように、緑色を青と表現するのは、昔の言葉の成り立ちの名残りですが、今でも信号機は緑色なのに青信号といってますね。
今や、法蓮草もサンマもサバも高くなったことですが。^^;

「た」のつく縁起食や辰の日を選ぶことには、現代の陰陽師、全く拘りませぬが。w
然るに、白身魚であるウナギは、実は10〜12月が天然物の旬で、脂がのって美味しいときです。

養殖物は、夏の需要に合わせて6〜9月に、痩せずに美味しく食べられるよう管理されています。
よって、年がら年中ウナギは一定品質で売られているのですが、日本産の高いこと。^^;

まして、旬を迎えた天然ものなら、絶滅危惧種でもあり、もっともっと高い。−−
現代の陰陽師、縁に応じて分を尽くすのみでリッチじゃないから、秋の土用は青菜を補うようにしましょう。^^;

人によっては、「補う」っていうのに、主に食べる方がいますが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。w
現代では、栄養不足よりも過食の方にタタリが生じてるケースが多いものです。^^;

足りぬは「補法」で、整体ならば身体の痛みの原因となっているサボり筋を再起動することが大事です。
痛みのある過剰に緊張している筋肉や人体は異常に電子が発ししていますので、
「寫法」で過剰な電子を散じることが、中医学整体の基本となっています。

日本の「あん摩・マッサージ」は、中医学の「按摩法」や「推拿(すいな)法」と違い、補寫の観点がありません。^^;
病院などで処方される漢方薬でも、病名で出されてることが多く、補寫の観点がないことが多いものです。−−

土用は、土の気が旺じる期間ですが、五行の土は五味では甘味のでんぷん・糖質です。
土剋水で腎気を損ねないよう、木剋土で旺じる土を制するべく、木気の青物を摂るのが良いですね。w

ということで、青物もテキトーに補って、土用期間を過ごしましょう。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.大高さんからの加賀土産「焼きのどぐろだし」を使った小松菜と今日うらら揚げの炊いたん。
2.豚ロースのブラックソルトペッパーステーキ、サニーレタスを添えて。
3.土佐甘長唐辛子とちりめんじゃこ、白ゴマの幽庵炒め。
4.切り干し大根と京うらら揚げのシャキシャキ炒め。
5.天然ブリの照り焼き。
6.いづみ式オクラの天ぷら、手作り天つゆで。
7.いづみ式舞茸の天ぷら、同じく。
8.大根、白菜、豆腐入り鶏白湯醤油鍋。
9.ヒジキ、茶エノキダケ、蒸しサラダ豆、黒胡麻の麺つゆ炒め。
10.葉唐辛子の炊いたん。
11.葉唐辛子の煮汁での海老芋煮込み。

10月度の気の講座を終えて、またも夏日の本日 は水曜会

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今日の京都は、今のところ雲一つない快晴ですが、再び25℃以上の夏日になりそうです。^^;
最低気温は12℃ということで、寒暖差による自律神経の失調には注意せねばデス。w

第二土曜日の10月度の気の講座は、コロナ禍の時のような少人数になりました。^^;
が、その分、展開が早く進められ、「二重螺旋入力牽引法」などによる斜筋の解除法は7部位全てがお伝えできました。w

私のヒーリング施術では、先ず神経に着目して、経絡・経穴や皮膚・関節包内の感覚受容器からアプローチし、
クライアントの「治療スイッチ」を入れます。
気を電子伝達と捉えて、神経をみてみましょう。

中枢神経は脳と、背骨の中に収まっている脊髄から成り立っています。
中枢神経から手足や内臓、皮膚へと、身体の各方面に網の目のように張り巡らされた電線のようなものが末梢神経です。

末梢神経には、血圧・体温の調節や臓器の働きを調整する自律神経、全身の筋肉を動かす運動神経、
そして痛みや触れた感触などを伝える感覚(知覚)神経があります。

末梢神経は中枢神経に情報を送ったり、中枢神経から情報を受け取ったりする役割があります。
その情報は、電気信号でやりとりしています。
ゆえに、痛みや可動不全のある場合、先ず抹消神経の電子伝達を正常化することが解決の術で、即効の効果があります。

その不具合はほとんどの場合、身体のアシンメトリーな歪みによって生じていますので、
次に、骨格・関節を整え原因を解消し、立位や歩いても崩れないように歪みを正しく整えてあげることが戻りをなくす効果もあります。

それでもまだ痛みが残っている場合が、筋肉の炎症か、筋繊維の拘縮(スパズム)となります。
炎症の場合は、3日程あれば自然に治まります。w
骨膜に付着した筋膜癒着や深部の筋肉繊維の拘縮を解く方法には、六層連動操法やAKS療法のMCR(筋繊維細胞ディープリリース)法などが
良い効果があります。

然るに、筋肉の中や間に斜めに走行している細かな斜筋こそが、痛みを引き起こしているものです。
また、斜筋も筋膜で全身に繋がっているので、斜筋を操作することで感覚受容器が働き、広範囲に効果を及ぼしたり、身体の歪みを整える効果もあります。

例えば、腕の斜筋解除法は、腰から首上までの痛みや不調にも効果を及ぼします。
90度X3と軸圧ベクトルを合わせたポジション設定さえ覚えれば、後は雑巾を捻じるように二重螺旋を描いて軽度牽引するだけで、筋肉の痛みが消え可動域が
良くなります。

この方法は、次回も復習を兼ねて再展開する予定です。w
講座では、別途、後頭骨のスクラッチテクニックもお伝えしました。

後頭骨は、フラクタル反射で、前頭骨、仙骨、腰仙関節、仙腸関節、眼球、尾骨などに対応しています。
身体の歪みは必ず頭骨に凹凸の歪みが表れるので、分かりやすいものです。w

生体は死体と違って、実は骨が柔らかく、短時間でも整形ができるのです。w
1分長くて3分以内の後頭骨スクラッチだけでも、全身に良い効果が与えられます。

講座では、伏臥姿勢で骨盤を軽く押さえ、伸ばした脚を上げる背面SLR検査をしましたが、全員大きく可動域がアップできました。w
次回は、これに加えて前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。

頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。
頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。w

人体は二足歩行で、反時計回りの地球の自転と引力に立ち向かわねば、成長できません。
ゆえに、体内の時計回りの上昇螺旋力が生命力ともいえるでしょうが、その螺旋が人体の歪みや老化にも作用しているようです。^^;

斜筋の拘縮も、身体を捻じることによって生じていますが、人体は構造も動きも螺旋を描いているものです。
螺旋を意識して追及することで、また色々な可能性が見えてくることでしょう。w

次回は、人体の法則性から、2つの展開を考えています。
モルフォセラピー理論による人体の歪み調整テクニックで、筋膜・骨膜を操作して、内から身体を復元する法。
ニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックで、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法。

身体の部位に特化した施術法は、幾百と存在しています。w
が、例えば五十肩でも膝痛や腰痛でも、結果として最終的にその部位が痛んでいることがほとんどで、
本人が自覚してない原因となっている箇所を正常化しておかないと、仮にその場では良くなったとしても、またぶり返すことになるでしょう。^^;

幾つもの不調や痛みがあったり、日によって変わる不定愁訴だったりは、箇所を追いかけて行っても解決・解消にはならないものです。
例えば、肩や首、腰や膝・足などが全て左側に痛みが出る場合、内臓では肝臓由来、心理では女性由来の深部原因があることでしょう。w

こうした場合は、中枢神経に働きかけたり、間脳や視床下部などの原始脳を目覚めさせる手立てが効果的です。
内臓・体性反射⇔体性・内臓反射、内臓・体壁反射、TL(セラピー・ローカリゼーション)クラニアル法を活用することが良い効果があります。

整体という観点では、T1(胸椎1番)からL3(腰椎3番)までが自律神経を司ってるので、
その歪みを正常化し、副交感神経を優位にすることが手立てとなりましょう。
中医学の整体法では、腹部などへの按・摩法や推・拿法にも、良い効果があります。

武術とヒーリング施術の似ているところは、千もの技を持っていても、実戦で使用するのは3つほどということでしょう。w
最も効果的な施術法とその組み立ては、如何にすれば最高の効果を発揮するのか?
たとえ、AIを使っても、その答えはないでしょうね。w

「人間は考える葦である」とはパスカルの言葉ですが、これからも考えて行きましょう。w
今よりも良いと思える手立てがあるなら、できることからできる範囲でできるだけ前に進むのみです。^^;

思い起こせば、還暦の時、先天性の股関節の障害で、毎年3か月から最長6か月
もの手術入院を繰り返している双子の年長幼児が来ました。
経絡・経穴はこの機能障害に通用せず、私の持つ整体技法では全く良くならず、
3か月ほど毎日悩みに悩んだことでした。^^;

ギャラクシーエージェンシー社から今までのまとめとなる著作を出す予定でしたが、それは頓挫したまま、
色々な観点からのヒーリングを考え、実践してきました。
編集者からの連絡は絶えてありませんが、この子たち家族は、今も時々通ってくれてるのが嬉しいことです。^^

それが、この9年間の進化・成長の起爆スイッチであり、礎でもあります。w
富や地位・名声を得る欲はあまりないのですが、縁に応じて分を尽くすべく、仕事である役立ちのグレードとスケールは成長させたいものです。w

成長もまた、螺旋曲線を描きます。
同じような苦や困難のある事態や状況に遭った時、進化への曲線に乗り、同じ轍を踏んで同じ苦を味わうことのないように。^^;

ヒーリングと料理も、似たところがあります。
前にうまくいったからそれでよしと漫然と構えず、より良くなぁれと念じつつ、
さらに工夫できまいかと考えることですね。w

日常生活の意識も第二なことですが、たまには非日常を味わうことも、脳には良い効果があります。
20日からは指示書作成の集中期に入るので、明日はいづみと琵琶湖探訪の非日常。w

「近江舞子に父を亡くした母親を連れて行ってあげたい」というので、その下見です。
シーズンオフなのでランチに良いところがあるかどうかですが、焼きおにぎりなど用意して、JRに乗って焼酎でも飲んでようかと?w

さて、本日は講座よりさらに少ない参加者の水曜会です。w
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.京水菜、赤パプリカのコールスローサラダ。
2.サニーレタス、サラダ菜、レタス、ロースハムの胡麻ドレッシングサラダ。
3.豚ヒレ肉のトンカツ。
4.赤都地鶏、白菜、赤パプリカの幽庵・リンゴ酢中華風炒め。
5.伏見ぽた小揚げのチーズ焼き。
6.茶エノキダケの中華炒め。
7.豚肉とシメジのオイスターソース炒め。
8.いづみ式蛯名高原ソーセージ入りジャーマンフライドポテト。
9.牛肉、男爵芋、ニンジン、玉ねぎ入り肉じゃが。
10.海老芋のから揚げ。
11.さやいんげんの黒胡麻だし醤油和え。
12.アブラカレイの煮付け。

金木犀香りだし、本日は10月度の気の科学体験 講座

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明け方が冷えるようになり、嵐山の紅葉は未だしですが、朝の散歩では、キンモクセイが香ってました。
半袖では肌寒く感じ、長袖を着ましたが、それでも歩くと暑いことです。w

第二土曜日の今日は、10月度の気の科学体験講座を開きます。
巷では秋の行事が多そうで、今日の参加者は少なくなりそうです。^^;

ま、11月には24・25日の特別集中研修もあることですので、予定通りの展開をしましょう。w
今回のメインは、「二重螺旋入力牽引法」で、痛みの根源、筋硬結を解く斜筋のリリース法を展開します。

気を電子や素粒子と捉えて、神経の電子伝達を良くし正常化することで、即座に痛みや可動域制限などの不調が消えることです。
皮膚・関節包内の感覚受容器を再起動したり、骨膜連鎖や退化痕の再起動で原始脳から神経伝達を良くする方法を展開してきました。

さらに、人体には歪みの法則があり、元よりアシンメトリーな身体を法則に則って健常な状態に復元することも展開してきました。
ヒトは脊椎動物なので、脊椎を整えることは最も重要です。
二足歩行の人体では、要に当たる仙骨の傾き、踵骨や立方骨など重心を支える足部の調整も、戻りをなくすには忘れてはならないことです。

神経を整え、関節や骨格を整えて、残る痛みは筋肉内の筋繊維の拘縮あるいは筋膜と骨膜の癒着を解除することが手順になります。
今回の観点は、筋肉内や筋肉間に斜めに走行している名もなき「斜筋」が引き起こしている筋繊維の拘縮を解除するものです。

痛みを発してる筋肉に注目しても、大きな筋肉は打撲以外で傷めることはないものです。
関節の動きが悪いのも、大きな筋肉の異常ではなく、細かな斜筋が引き起こしています。

例えば、手首や肘の痛みや可動難があるとき、尺骨・橈骨から起始する斜筋が拘縮していることが痛みの原因になっています。
これは、手首を捻じる動きで生じたもので、斜筋が伸びてないので尺骨と橈骨が元来に位置に戻れず、痛みを訴えることになります。

例えば、四十肩で、ガッツポーズで上腕を肩ラインまで上げ、腕を後ろに引いたら痛むケースもそうです。
痛む部分をいくら揉んでも一向に良くなりませんが、効果的に捻じることによって、振動を加えたり、圧縮牽引を掛けると即座に解除できます。w

筋肉繊維の拘縮は、筋肉内や筋肉間に斜めに走行している細かな「斜筋」のスパズムにあります。
だから筋繊維に沿って撫でても、まして痛みのある拘縮部を圧しても、効果が薄いのです。

筋膜の繋がりやフラクタル反射を用いるか、血流をとにかく良くしてあげ、
自己修復力を引き出すのが今までの筋肉への手立てでしたが、
「二重螺旋入力牽引法」を用いると、直接、斜筋がリリースされます。

イメージとして言うなら、濡れぞうきんを絞った形のまま放置して固まったものを綺麗に解除するには如何するかですね。w
二重螺旋を描いて引くと、ねじれた雑巾が最もスムーズに解けるでしょう。

90度x3の3Dポジション、螺旋の捻じりと陰圧振動法がこの技法の骨子となります。
具体的に、微に入り細に穿って書いたとしても、体験・体感なくしては伝わらないのが、この生業のツライところ。^^;
ですが、すべては縁のもの。w

この方法は、7部位をレシピにしてお渡しし、会得していただきます。
腕、大腿部〜肩口(股関節を含む)、下肢(大転子〜足首)、腹部・腰、肩甲骨、足首、首と順に展開していきます。

セルフケヤーでは、気のテキスト§6:練気功の第一法「二極陰陽天地」、第四法「大鵬展翅」、第八法「提月沙水」が効果的です。
武術の太極拳では、足部から始まる関節の動きが逐一連続して行くことを自覚できることが大事ですが、
斜筋を意識してこの3法を行うと大変良い効果があります。

今月参加できなかった方々へ配慮するなら、次回と2回に分けて展開する方が良いかもですね。。
その場合は、頭蓋と人体のフラクタル反射の観点から、人体の歪みが頭蓋に表れること、
頭蓋の歪みにも法則があること、頭蓋の凹凸の歪みは生体では簡単な方法で整形出来ることを挿入しましょうか。w

頭蓋に触れて操作するだけで、全身の可動域がどう変わるかを実感してもらうのも良い体験になるかと思います。
これについては、良いセルフケヤーの方法ができましたので、役立つことになるでしょう。w

講座を終えれば、例によって、会場をこちらに映しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.レタス、ズッキーニ、スィートコーンのシーザードレッシングサラダ。
2.ヤマナメタケとベーコンのバター・牡蠣醤油焼き。
3.茶エノキダケのホイル焼き、手作りポン酢賭け。
4.蛯名高原ソーセージ、コーン入り野菜とキノコのドミグラスカレー。
5.ヒジキ、シメジ、蒸しサラダ豆の胡麻油炒め。
6.切り干し大根、蒸し黒豆、蒸し小豆の炒め煮。
7.カボチャのソテー、パルメザンチーズ・エビチリソルト掛け。
8.いづみ式舞茸の天ぷら、手作り天つゆで。
9.日の菜の昆布・塩一夜漬け。
10.揚げだし茄子、すりおろし生姜を入れて。
11.湯葉たまコンニャクの煮込み。
12.ブリアラの照り煮。
13.外カリ中トロ揚げ豆腐、醤油だしと花カツオを掛けて。

3日後に10月度の気の講座を控え、本日は水曜 会

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10月8日は二十四節気で「寒露」でしたが、これより壬戌(みずのえいぬ)月になります。
暦書には、この頃になると「陰気増長し、降る露は寒冷なり、それで寒露という」とあります。

このところ、急に秋めきってか、8日の夜は16℃でした。^^;
この日は、美癒亭酒房いづみの近くにある粟田神社の最大のお祭り
「粟田大祭」の「夜渡り神事(れいけん祭)」が行われる日なので、見物してきました。w

1000年もの歴史あるお祭りですが、コロナ禍の3年は中止、昨年は雨のため行われませんでした。^^
今年も小雨しょぼ降る天候でしたが、5年ぶりの復活です。
粟田神社から神宮道を巡行して、知恩院前に集まる粟田大燈呂(あわただいとうろ)。

大燈呂とは、その名の通り大きな灯篭の山車です。
今日の「ねぶた」の原型とも言われており、1567年(永禄10年)に行われた「夜渡り神事」の記録に記載されているほど歴史が深いものです。

写真の大燈呂は、「粟田ねぶた」とも呼ばれ、2008年から百八十年ぶりにアートの力で復活させたもので、毎年、京都芸術大学の学生達が制作しています。
写真は撮ってないけど、出御祭や神幸祭の鉾差しで見物する剣鉾は、「祇園祭」で見られる山鉾の原形といわれます。

何せ、室町時代には祇園祭が齋行できなかった時には、当社の祭りを以て代わりとしてたのですから。w
「体育の日」の神幸祭では二百数十名の舁き手により氏子町内を渡御し、青蓮院の四脚門から入御しました。

青蓮院では宮司が当社の本地仏(本地垂迹説による神様の本来のお姿である仏様)とされてて、
明治まで神社でお祀りされていた薬師如来に献幣し、青蓮院御門主が御加持をお授けするものです。
粟田大祭は、10月7日(土)〜15日(日)まで行われてますので、ご興味あればぜひ。w

15日の日曜は、秋祭りが多いことです。w
ざっと挙げてみると、嵯峨野野々宮神社の斎宮行列、下賀茂神社のえと祈願祭、
上賀茂神社の笠懸神事、大将軍八神社の天門祭、城南宮の城南祭(餅祭り)など
など。w

この日は、私の月例祭?である気の科学体験講座の翌日で、これも月例の第一法則講座があります。
拠って、絶えて行けることがないのですが、それも縁のものですわね。w

14日の気の講座では、痛みの原因である筋肉内に斜めに走る「斜筋」のスパズムを解く方法をメインとして展開します。
これだけでも痛む部位や全身からの調整に有効なのですが、今までの復習を織り交ぜながら、楽しく面白い展開を目指しましょう。w

コロナ禍よりこの方、中医学の気・血・水を現代の観点から見直してみて、温故知新で伝統療法も見直してきました。
水を結合組織Faciaと捉えての波動伝達による全身調整
血流を良くし新鮮な酸素を含む三次呼吸を導く全身の血行路の解放
気を電子・電位を捉えての神経伝達の再起動

これらは大変役に立つものができました。w
また、人体科学からは皮膚、関節、骨膜、筋・筋膜、神経・内臓反射、フラクタル反射反応、脳機能からの観点の見直しも行ってきたことです。

そして痛みや不調の解除には、施術の優先順位としては、神経→骨格関節→筋肉の流れが今のところ最適であろうこと。
その際、クライアント本人の自己治癒力・復元力を惹起させる「治療スイッチ」を入れること。
最終的には、脳からのアウトプットを引き出すことを指標としてきました。

このところの展開を振り返ってみると・・・
皮膚・関節包の感覚受容器の再起動と治療スイッチを入れる法
骨膜連鎖による原始脳の再起動法
関節3Dベクトルや退化痕の再起動、伸張反射による神経反射弓の形成法
骨格と筋肉の歪みや皮膚・神経の伝達経路による治療ベクトル
筋肉内の斜筋、骨膜を含む筋膜の滑走不全・スパズムを解除する法

こうした展開を辿ってきましたが、まだ見えている先があり、その到達を図るには段階的な展開の挿入も必要かと?w
フォーカスを見えているところだけに絞ると、それを網羅する大事な部分の効力が薄れるので、如何に統合・融合させるかが課題ではあります。^^;

気温が、脳に最適になる秋ですから、よく働かせなきゃです。w
11月には、月例講座のほか、24・25日に特別集中研修がありますので、それもまた楽しみにして。w

セルフケヤでも、後頭骨のフラクタル反射から脊椎を調整する良い一法ができました。
先週のブログで書いたように、指を組んで主根部で後頭骨をしっかりとホールドし、右は上に左は下にと骨膜を動かすものです。

美容室で顔剃りやシャンプーをしてもらうとき、椅子を寝かせた姿勢になると、
左の肩甲骨から腕がいつも痛んでました。^^;
散髪に行く朝、調整すると、左の上部胸椎が鳴りましたが、この痛みは表れませんでした。w

1秒調整で、これは良い、好いとほぼ毎日続けてたら、毎度、パキッと鳴るわけではないのですが、
鳴るのは左上部胸椎だけとは限らないことが分かりました。
左の下部頸椎が鳴るとき、右の上部胸椎が鳴るときもあって、意図せずに自動的に脊椎調整が成されるようです。w

頭蓋骨にも、歪みの法則がありますから、これをヒントにまた新しい技法ができそうです。w
頭蓋骨の歪みは、人体の歪みが表れるので、頭骨から全身の調整ができることです。

生きてる身体、生体とは不思議なことだらけで、いやはや面白いものです。w
なぜそうなるのかは不明でも、法則性観点からは、こうすればこうなるのが分かることが良いですね。^^

経絡然り、筋絡やアナトミートレイン然り、内臓体性反射や伸長反射然り、治療ベクトル然りです。w
勉学の秋を楽しみつつ、食欲の秋も満たすとしましょう。(ワラ)

考えに詰まると、キッチンで料理を考案し作ることも、良い気分転換になります。w
出来上がることだけでなく、食べる楽しみも作れますから。w

さて、本日は秋晴れにて、水曜会です。
今日のメニューは、以下の13品になります。
1.サニーレタス、ズッキーニ、駒切チーズの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.万願寺唐辛子と京揚げの炊いたん。
3.秋鮭と白菜酒蒸し焼き、ナメタケ時雨掛け。
4.牛肉と舞茸・エリンギ・シメジ・エノキダケ、明石麩、豆腐のすき焼き。
5.豚肉、白菜、豆腐入りラーメン天下一品風鶏白湯鍋。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.京絹揚げの摺り胡麻味醂味噌田楽焼き。
8.いづみ式竹輪の磯部揚げ。
9.水ナスの蒸し焼き田楽。
10.小松菜の湯がき、摺り胡麻味醂味噌で。。
11.生姜を利かせた鴫茄子の揚げ出し。
12.切り干し大根と蒸しサラダ豆、白ゴマのだし胡麻油炒め。
13.海老芋の煮っころがし。

秋になり、脳に良い刺激を求めて、本日は水曜会

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10月に入り、さすがに朝晩の気温が下がってきましたね。
昨日は日中でも27℃だったので、冷房も要らず、過ごしやすくなったことです。w

何ゆえにか、冷房を入れてても、外気温が高いと脳が感応するのか、頭がよろしくキリキリと働きません。^^;
ボクだけか、知らんけど。w

勉学の秋とか、読書の秋といいますが、秋こそ脳に良いシーズンかと思います。
脳にとっての最適温度、つまり脳の負荷にならずに機能を発揮しやすい室内環境は22~24℃といわれています。

少し涼しいくらいの温度が理想的なのですね。
然るに、昨今ちょうど過ごしやすい春秋の時期は、どんどん短くなってるような?^^;
冷えが急速にやってくると、室温もまた調整が必要なようです。w

WHO(世界保健機関)は2018年11月、冬の住宅の最低室内温度として「18℃以上」を強く勧告しました。
高齢者や小児はもっと温かい温度が推奨されています。

日本では、慶応技術大学の研究で、「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」ことが分かっています。
以下が、伊香賀教授の談ですが、如何(いかが)w

「40代から80代まで150人の脳画像を基に、脳の神経線維の質などを点数化すると、
冬季の居間室温が低い家と比べて、5度暖かくなることで脳年齢が10歳若く保てるのです。
当然認知症の発症も遅くなるでしょう。
寒い家では室温の変化が激しい。
それによって血管の拡張収縮が繰り返されて動脈硬化が進行しやすく、脳が早く劣化してしまうと考えられます。」

ほかにも、寒い家では高血圧症や動脈硬化を発症しやすく、夜間頻尿リスクが高まる。
さらに自律神経や睡眠を乱すなどの研究報告があります。

ところが、国土交通省の調査では、平均年齢57歳の住居2000戸を調査すると、
居間では6割、寝室・脱衣所に至ってはなんと9割もの家が18℃に達していなかったそうです。
廊下・脱衣所の平均値は約12℃、居間でも16℃だったのです。

英国では「家の寒さと死亡率の関係」を数十年にわたり調査し、その結果を「住宅の健康・安全性評価システム」として公表しています。
それによると16℃を下回ると呼吸系疾患に影響が出て、12℃以下になると血圧上昇や心血管リスクが高まるとされています。

日本の国土交通省の調査でも、朝の居間の室温が18℃未満の住宅に住む人の総コレステロール値、
悪玉コレステロール値が有意に高く、また心電図表の異常所見も多くなることが明らかにされています。

長寿は科学・医学の発達の恩恵ですが、正しい所見で正しく活用して、健康長寿は伸ばしたいものですね。
尤も、便利・便宜になり過ぎた現代生活で、甘やかされた身体の退化痕が増え、難病も増えて行く傾向はありますが。^^;

それでも、人体の骨格の歪みやもともと非対称である人体の歪みの法則性や、筋肉細胞の紡錘体にある神経伝達の法則性
などを知っておくと、痛みや不調の解決・解消には役立つものです。

人体はミクロ的には二重螺旋のDNAで作られていますが、人体の動きもまた螺旋を描いて動き、歪みも螺旋を描いて生じているものです。
東洋医学では、全体は部分に表れ、部分は全体に波及すると定義されています。

例えば、頭蓋の歪み⇔人体の歪みは相関性があるものですが、人体の歪みの法則は頭蓋にも表れます。
前頭骨に注目すると、右前頭骨が下に下がり、バランスを取るため左側では弱く上に上がってるものです。
左右のスライドでは、全体には左に寄りがちで、その上部で右に寄りやすくなっています。

拠って、もともとは2枚であり、7歳前後に統合して一枚になった前頭骨は、眉の上で左右とも時計回りの螺旋が働いています。
縫合を離開する法や、凸凹を均す擦法やスクラッチ法を用いたりすると、頭蓋の歪みが治り、身体の歪みもほぼ同時に整います。

頭蓋は、特にフラクタル反射反応が表れやすい部位で、頭蓋から遠く離れた部位にアプローチすることができます。
例えば、後頭骨は、腰仙関節、仙腸関節、眼などと密接な反射反応があり、外後頭隆起は尾骨とフラクタル関係にあります。

後頭骨でも歪みの法則性があり、外後頭隆起を中心とした同心円状に表れます。
全体的には、時計回りに歪んでるものですが、バランスを取るため3〜5層の同心円上では反時計回りに表れやすいものです。

このような螺旋が後頭部に働いているのですが、全体的には右が下がってるようです。
私の頭はほぼ絶壁なようで^^;外後頭隆起が自分では捉えにくく、人に触ってもらう方が分かりやすいのですが。w

明日は散髪の日ですが、いつも髭剃りやシャンプーなどで椅子を寝かされると、肩甲骨から腕が痛くなります。
後頭骨の上にある矢状縫合は、脊椎とフラクタル関係にありますので、右に下がってる後頭骨を上に調整すれば、胸椎も直るのでは?

そう考えた私、手の指を組んで両掌の手根部で後頭骨をしっかりとホールドし、右は上・左は下にと後頭骨をぐっと動かしてみました。
すると2回目で、上部胸椎後部がパキッと鳴って、肩甲骨から腕が軽くなりました。w

セルフケヤーでこの効き目があるなら、人への施術にはもっと効果的なはず。w
昨日・今日は鳴りましたが、明日再び鳴るのかは分かりませんけど、やってみて効果を確かめるのが楽しみです。

それでもね、臨床というものは理論通りに反応はあっても、それで著効があるかは分からぬものです。^^;
それを踏まえた上で、より効果的な理法と、改善ではなく、解決・解消を目指して精進して行きましょう。w

遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん。
後白河法皇が編んだ平安末期の梁塵秘抄にある今様(歌謡曲)の文言ですが、解釈の仕様は多様。w

仏は常にいませども 現(うつつ)ならぬぞあはれなる 人の音せぬ暁に ほのかに夢に見えたまふ。
人は誰でも、何かを誰かを慈しむ仏心あって、精神という神を持つ存在だと思います。

時には、神仏ともに我に在りと意識して、イメージ行動することは、色んなメリットがあることです。w
快く楽しめる良いイメージをもって、生活に反映して行けると良いですね。

脳には、新鮮な刺激も必要です。
違う場や、新しい人やモノに触れることは、新鮮な刺激になります。

先週は久しぶりに「新鮮市場コスモ」に行って、珍しい銀ムツを発見。
これの照り焼き、最高なので、少々高いけど買って、施設の父にも照り焼きを届けました。w

あまりに美味かったので、いづみのお母さんにもと思って今日行ったところ、売ってなかった。^^;
その代わり、何と福井では「幻魚(げんげ)」という、鳥取産の水魚という深海魚を発見。w

これの澄まし汁や煮付けは、父の好物ですが、京都では未だ見たことなかったのです。
今日は、白菜との煮付けにして、明日には施設に届けねばです。w

料理も、仕事も、同じことの繰り返しじゃ飽きが来るし、楽しめませんね。
ちったぁ変わったモノも食べて、脳にも良い刺激を与えましょう。w

斯くして、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.キャベツとスィートコーンのコールスロー。
2.レタスと海苔の和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.ヒジキ、蒸しサラダ豆、エノキダケの胡麻油麺つゆ炒め。
4.京うらら揚げと小松菜の炊き合せ。
5.丸茄子とズッキーニの揚げだしポン酢漬け。
6.豚足のとろとろ煮、辛子を添えて。
7.カボチャのソテー、ロースハム、パルメザンチーズ。
8.いづみ式鶏肩肉の唐揚げ。
9.いづみ式かりとろ揚げ豆腐、天つゆと大根おろし・削りカツオ・海苔を添えて。
10.焼き茄子の削りカツオ掛け、おろし生姜と生醤油で。
11.ハマチのカマの塩焼き、スダチを添えて。
12.煎りちりめんじゃこのナメタケ時雨和え。
13.幻魚と白菜の煮付け。

昨日に彼岸が明け、明後日に中秋の名月を控えて 、9月最後の水曜会

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暑さ、寒さも彼岸までといいますが、朝晩が涼しくなってきましたね。
それでも未だ日中気温は30℃を超えるので、「寒暖差疲労」には注意しましょう。w

寒暖差疲労とは、気温差(7℃以上)が大きいと起こりやすくなる「気象病」の一つです。
体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)など
様々な症状が出てしまうことです。^^;

マスク生活で酸欠になり、排泄した自分の二酸化炭素を吸って石灰化が進んでいると、免疫力も自律神経も機能が低下してしまいます。^^;
せめて、ゆっくりと深い呼吸をすることで、自律神経を整えるのが効果的です。

胸式呼吸でも、腹式呼吸でもかまわないので拘らずw
「3秒で吸って、3秒止める、6秒で吐いて、3秒止める。×4セット」を目安に行うと良いでしょう。
特に身体の不調のない人だったら、思いつくたびに、意識的深呼吸は自律神経を整えるのに良い効果があります。w

身体に不調のある方には、それだけで良くなることは期待できません。^^;
痛みの原因、細胞内のカルシウムイオン滞留を解いたり、DNAレベルで細胞を修復するには、細胞内のミトコンドリア
を活性化する第3次呼吸が必要です。
それには通常以上に自然に酸素を摂り入れる十全な呼吸と、全ての神経が通っている脊椎を良く可動させることが大事になります。

呼吸には横隔膜の可動が必須ですが、激しく動いてハァハァという呼吸をしても、実は後部横隔膜は動いていないものです。^^;
肋椎関節や身体の退化痕を刺激すると、呼吸が楽になるだけでなく、身体の可動域も良くなります。

人間、脊椎動物ですから、脊椎関節が良く可動することで、自律神経もよく働きます。
また、限界を超えて身体が可動することによって、神経連続反射が生じて、諸々の身体の不具合も修復されやすくなります。

それには「全身4D呼吸法」が、今のところ、最も優れた効果があります。
やり方は簡単なものですが、効果を確かめるため、先ずは体幹の回旋検査をしてみましょう。w
肩幅に立って、腕を前に伸ばして手を揃え、左右の体回旋がどれくらい可動するかを調べてみましょう。

それでは、この「全身4D呼吸法}をやってみましょう。
肩幅に立ち、両腕を下45度に広げ、腕を外旋し(外に捻じって)肩甲骨を背中でくっつくようにします。

息を吸いながら、その形のまま体を右もしくは左に回旋していきます。
止まったところで息を止め、両踵を浮かしてトンと床に踵を打ち付けます。

そうしたら息を吐きながら、さらに体を回旋させます。
すると、最初に制限のあったところよりも、さらに体が回旋できてることでしょう。

次に、その位置のまま、腕を肩の高さに挙げて、木の幹を抱えるように、腕で輪っかを作ります。
そして深く息を吸いながら、さらに回旋させて止まったところで、息を止める。
止めたら踵を浮かして床をトン!息を吐きながら、さらに体を回旋させましょう。

左右、このように2呼吸するだけなので、手間も労力も時間も要りません。w
終わって、術前検査と同じやり方で体幹の回旋をしてみると、その効果が実感できますよ。^^v

秋は肺の気が盛んになるシーズンですから、澄んだ空気を快く摂り入れたいものです。
空気が澄むと、夜空の月や星々も綺麗に見えますね。

手元の暦には、明後日29日が「仲秋の名月」とあり、月見の宴があちこちであることです。
しかし、この日は「仲秋」ではなく、「中秋」だと思うぞ。w

中秋とは、旧暦8月15日のことです。
仲秋とは、秋を、孟・仲・季(初・中・晩)の三期に分けた真ん中の、陰暦8月のことですから、
チュウ秋の名月とは、厳密には、「中秋の名月」と書くのが正しいかと。w

新暦では、今年は9月15日が旧暦8月小朔日となり、今年の旧暦の8月は30日間。
よって、旧暦8月15日は、9月29日になり、この日が中秋の名月となります。

この日は、実際の満月になります。
実は、陰暦15日が、満月になるとは限らないのですよ。w
統計によると、むしろ、満月でない方が多いのですね。^^;

旧暦の1日は、朔(新月)となる瞬間を含んだ日ですので、
0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。

朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。
これはひと月の旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い値です。

このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があるのです。
また、実際には、月の軌道が円でないなどの理由から、
朔から望までの日数は、約13.8〜15.8日の間で変化します。

何はともあれ、秋の夜は空も澄んで、月見には最高です。w
古来、日本では、秋に入って空気が澄み、夜空に浮かぶこの月を最も美しいものとして、
ススキや月見団子を供えて鑑賞したわけですが、実は、月見行事のルーツはよく分かっていないのです。^^;

一説によると、中国各地では月見の日にサトイモを食べることから、
もともとはサトイモの収穫祭であったという説が有力となっています。
う〜ん。サトイモの煮っ転がしを食いつつ、月を愛でても、あまり風流な感じがしないような?(笑)

その後、中国で宮廷行事としても行われるようになり、それが日本に入ったのは奈良〜平安時代頃のようです。
それで「十五夜」「中秋の月」を、別名「芋名月」と呼ぶのでしょう。

また、日本では、8月15日だけでなく、旧暦9月13日にも月見をする風習があり、
こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

各地には「十五夜をするなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉が伝えられており、
古来、片方だけの月見を嫌う風習があったようです。w

この十三夜の風習は中国にはなく、日本独自のものです。
今年、2023年では、十三夜を祝う旧暦9月13日は、10月27日になります。
実際の満月は10月29日で、この日は旧暦9月15日ですので、正しく十三夜になりますね。w

江戸時代の書き物を紐解くと、「この十年で、中秋の月が愛でられたのは、一度だけじゃった。
あとの九度は、雨ばっかりやもんね。くすん。(意訳w)」とあります。
やれ、台風だの、秋の寒冷前線だの、秋の長雨に見舞われてたようですね。^^;

四季がずれてる今日この頃ですが、京都の天気予報では、29日は晴れる見込みです。
夜も過ごしやすい気温でしょうから、ベランダや窓越しよりは公園にでも出て、
秋の虫の音を聞きながら、陶器の杯に月を浮かべて飲むのも、オツなものかと?w

満月は、地球が月と太陽に挟まれている位置関係の時ですから、地球は月からも太陽からも強く引力を受けます。
満月の日は引力の影響で、満潮と干潮の差が一番大きくなる大潮現象が起きると科学的に証明されていますね。

人間の体はおよそ70%が水分で出来ているので、満月の日に何かしらの影響を受けても不思議ではありません。
満月の日は、出産や事故・事件が多くなるという説もあります。w

エネルギーは新月から満月に向かう過程で増幅します。
つまり、満月の日はエネルギーが満ち溢れている状態であり、物事を吸収しやすい状態でもあります。

満月の日においては、 身体が何でも(ミネラル分でも毒の人工添加物などでも)よく吸収します。
そのため、何を食べても太りやすく、むくみやすくはなります。^^;

ゆえに、この日からダイエットを始めるのは、効果的といえます。w
満月から新月に向かう過程で、エネルギーは放出されていくため、悪いものを捨て浄化に向かうのが良いことですね。

自分自身や他人に対するネガティブな感情や我慢によって溜まってしまったストレス、
改善したいと思っている悪い習慣を手放していく意識行動を満月の日から始めるのは、
良い15日行になるでしょう。w

中秋の名月を控えて、本日は先の十三夜になります。
そんな風習はないのですが、過ぎて行く夏の名残と、迎える本格的な秋を楽しめるような一夜でありますように。w

天気予報では、夕刻6時からは晴れですので、月を眺めつつ飲むのも良いでしょう。w
さて、本日は9月最後の水曜会です。

今日のメニューは、以下の11品です。
1.モロヘイヤ、空心菜、モヤシ炒め。
2.焼き豆腐、アーモンド・味醂・味噌か、叩きモロヘイヤだし和えを付けて。
3.豚ロースのガーリック塩胡椒ステーキ。
4.鶏胸肉と白菜の酢・醤油・味醂・羅漢果の中華餡。
5.大原の里、上田の手あげの煮含め。
6.牛バラ肉の煮込み肉玉じゃが。
7.揚げだしナス。
8.土佐甘長唐辛子とちりめんじゃこの幽庵炒め。
9.ブリアラの幽庵照り焼き。
10.いづみ式舞茸の天ぷら。
11.いづみ式オクラの天ぷら。手作り天つゆで。

今日から秋の彼岸入りにて、本夕は水曜会

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9月23日が秋分ですので、3か前の今日から秋のお彼岸に入りましたね。
暑さ、寒さも彼岸までと申しますが、記録的な残暑の今年ははてさて?w

それでも、明け方から早朝にかけては、お彼岸過ぎからは20℃以下に冷えるかもです。
日中気温が30℃もあると、気温差などで自律神経が異常をきたしやすくなります。

実は、秋は人体にとっては冬より冷えが応えますので、注意が必要ですね。
特に、寝汗によって身体がきつく冷えないようにしなくちゃです。w

まだ、腹巻をして寝るには、暑いですよね。^^;
布団か毛布を一枚足して、腹部から下に掛けて寝るのが良さそうです。w

「彼岸」という言葉の語源は、サンスクリット語(古代インド・アーリア語に属する言語)の「paramita(パーラミタ)」で、
日本における音写語は「波羅蜜多(はらみた)」です

外来語を、他の言語の文字を用いて書き写した言葉が音写語ですが、カタカナの方が分かりやすいぞ。w
埃及(エジプト)や希臘(ギリシャ)とか、瑞典(スウェーデン)や諾威(ノルウェー)、丁抹(デンンマーク)とか、
柬埔寨(カンボジア)とか、普通読めんし、書けんと思う。^^;

般若心経でもおなじみの「波羅蜜多(はらみた)」の漢訳は「至彼岸(とうひがん)=彼岸に至る」になることから、
「彼岸」という言葉は「悟りの世界(お浄土の世界)へと辿り着く」という意味になります。

「お彼岸」という行事は、日本古来からある「日願(ひがん)」信仰と、仏教伝来後に生まれた「彼岸」という考えが結びついたことで生まれ
たといわれています。

古来より農作が盛んであった日本では、作物を育てる太陽と私達を守ってくださる祖先神への感謝を基本とした太陽信仰が定着しており、
この信仰は「日願(ひがん)」と呼ばれていました。
仏教伝来後の日本では、「お彼岸の時期に仏教修行を行うことで、悟りの境地である浄土の世界(=彼岸)に至ることができる」という思想が生まれました。

その理由は2つあるといわれています。
西方の遥か彼方に浄土の世界(彼岸)があるとする「西方浄土」の考えに基づき、
太陽が真東から出て真西に沈むお彼岸の時期は、浄土への道しるべができる時とされていた。
昼夜がほぼ同じ長さになることから、1年の中でこの世とお浄土との距離が最も近くなり、思いが通じやすくなる時と考えられていた。

こうした思想から、最終的には「ご先祖様への供養を行いつつ、仏教修行をすることで自分自身を見つめ直す時期」というお彼岸行事が生まれたようです。w
現代の日本では、先祖供養や墓参りの風習はあっても、お彼岸時期に自分を見つめ直す修行はほとんど見かけないようですが。^^;

仏教修行では、お彼岸の時期、在家の衆生は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を行じることが推奨されました。
出家していない者たち(在家)向けに説いた、悟りに至るための修行方法が「六波羅蜜」です。

「六波羅蜜」の6つの実践とは、簡単に言えばこんなことです。w
布施(ふせ)…見返りを求めず、施しをすること
持戒(じかい)…規律を守ること
忍辱(にんにく)…正しい心をもって、怒りなどを持たないこと
精進(しょうじん)…目的に向かってたゆまず努力すること
禅定(ぜんじょう)…瞑想などで、常に平静な心をもち続けること
智慧(ちえ)…智慧を磨き、智慧を働かせること

言えば簡単、然るに行うは難しで、出家した僧侶でも、通常無理かと?^^;
だからこそ、せめて春秋の彼岸の1週間だけでも、実践しようと推奨されたのではないかと。w

ま、脳は省エネを好むし、人の意識は95%以上無意識に左右されてるし、進化を目指すのは難しく、
人はめったと悟れぬモノですわね。^^;
それでも、自身が何かに気づき、目覚めて、覚えておく「覚り」を得るなら「赤ちゃん仏陀」にはなれるかと。w

10代、20代、30代と10年毎を振り返れば、人はそれぞれに経験を得て成長してるんじゃないかな?
技も知識も、意識的努力によって体得できるものですから、脳の最高司令塔である前頭前野を活かして、より良くなりたいものですね。w

あえて修行はせずとも、六波羅蜜は全ての存在に感謝する報恩感謝の精神が基本になっているので、
お彼岸にお墓参りをしたりお供えをする行為も、六波羅蜜の修行の一環と言えましょう。w

日本最古のお彼岸は、平安時代初期に行われた、無実の罪を訴えて死去した早良親王(さわらしんのう)の怨霊を鎮めるための祈りの行事だとされています。
その後、「彼岸会(ひがんえ)」という行事として、春分・秋分を中心とする七日間に開催されるようになり、江戸時代にかけて年中行事として民衆に定着したと
いいます。

元々お彼岸の時期には、「農作業が小休止して生活に余裕がある時期であったことから、
お墓参りや死者の供養(先祖祭り)を行う慣習が根付いていた」という説もあります。
昨今の日本では、墓を建てない家も増えてますから、仏前供養や墓参りもお彼岸の風習から廃れていくかもしれませんね。^^;

今の日本は世界一の老人大国だそうで、10人にほぼ3人が65歳以上の高齢者、うち一人は80歳以上だそうです。w
少子高齢化はますます進んで行くのですが、日本のみならず世界的な兆候とか。^^;
生物学的見地からは、少子化は、ヒトの生物としての存在理由に反しているということができるので、滅びへの道へと向かっているかもデス。(ワラ)

自分とは「自然の一部分」の略だと思うので、地球に生きる私たちは、地球の自然と共存し適応するのが道だと思います。
生物学には「自然淘汰」という言葉がありますが、自然が生物を淘汰するのであって、人が自然を淘汰や支配をするのは違うと思う。w

現代の科学というものは、人の便宜上、素晴らしく進化はしてるのですが、人そのものを進化させるのではないでしょう。^^;
人が要らない文化を目指すよりも、人が人間(じんかん)で倖せに生きる文化でありたいものですね。w

AIがさらに進化して、病気の原因解明どころか、処方や手術まで全てをする世の中になって行くのか?
それでも、人こそが人を癒せるのだと信じたいものです。w

痛みや不調ある身体には、セルフケヤーが大事ですが、劇的な効果と即効性あるものは限られてしまいます。^^;
それを人にやってもらうと、効果は倍増以上になることが多いものです。w

このところ、色んな発見があって、その効果手的な組み立てをあれこれ考えてるのですが、
退化痕の再起動でも気づいたように、一部の刺激が離れたところや全身に良い効果を及ぼすことがあります。

身体のフラクタル反射反応、骨膜連鎖、陰圧振動法の観点から、今注目してるのが後頭環椎関節や
左右の後頭隆起下部です。
一例を挙げると、伏臥姿勢で、頭が揺れないように支え、先ずは左の後頭隆起から後頭部の下を5指先でしっかりとらえ、
骨膜をこするように擦法でまんべんなくマッサージします。

わずか30秒ほど1分足らずですが、左右を施術したところ、体幹の前後屈、首の回旋、伏臥SLRの脚の振り上げなど、全身の可動域が良くなりました。
それだけでなく、目がぱっちりとして良く見え、頭もすっきりするものです。w

永らくエステやマッサージに行ってないけど、セルフでやるより、やってもらうのが気持ち良いものです。w
料理や食事もそうですが、自作自食よりも、作ってもらったり食べてもらって、歓談会食する方が癒しの効果は高くなるかと。w

さて、顧問先への指示書作成の集中期に入って、本日は水曜会です。
23日まではなるべくは予約が入らないことを願って、集中して行きましょう。w

今日は、参加者ボーズかもですが、準備は整いました。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.キャベツとロケットミニトマトのコールスローサラダ。
2.レタス、ロースハム、干しレーズンの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.いづみ式フライドポテトとロースハムのジェノベーゼ、パセリ散らし。
4.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
5.京赤地鶏胸肉の味付け生ハム。
6.豚ヒレ肉の煮込み、煮ダレと辛子で。
7.いづみ式オクラの天ぷら、天つゆで。
8.キャベツ、豆腐、牛バラ肉の煮込み。
9.エリンギと京揚げのバター焼き。
10.三枚下ろし豆アジの唐揚げ、スダチを添えて。
11.鮭ハラスの炙り焼き、シークワサーを添えて。

9月度の気の講座と法則講座を終えて、本日は水曜会

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空亡の2年間には、生活習慣病などの10年間の習慣の歪みが生じたり、損失などの被害が生じやすいことです。
新しい生活や営み、人と競い争うこと、我欲を出すことは、悪い結果を招くことにもなります。

然るに、空亡期に学び得たことが、役立ち、力となりますので、学びの意識行動が大事となります。
まあ、一巡前の空亡期には、痛風と関節炎の膝同時併発やら、別途色々と経済的損害もあったことです。^^;
その時に比べたら、今回の関節炎やらへの対処法も進化したかと。w

被害、損失といえば、先週発生した事案があります。^^;
DVD教材と資料を購入しようとしたところ、カード決済できませんとの通知あり。

エラーコードでカード会社にお問い合わせを、ということで連絡するとカードが使えなくなってました。^^;
9月3日に16万台、17万台の2件の注文をなさいましたか?いやいやしとらんし。--;

調べで、ハッキングによる詐欺なので、支払いは差し止まってるものの、新しいカードを再発行してもらわねば、カードが一切使えませぬ。ーー
支払うまでに差し止めてくれた、日本のカード会社のセキュリティシステムは優れてると思い感謝するものの、再発行まで日にちが掛かるのが不便です。

第一に、気分も気持ちも、悪くなります。w
国際的に、こうした犯罪は増えてるようですね。。
キャッスレスの世になって行くと、ますます増えることでしょう。^^;

そうした犯罪によって金を得ても、人生ロクなものにならず不幸になるのは、
仏いわく縁なき衆生と「ほっとけ」で、因果応報。w
腹が立つからと、霊符を用いて式を放ち、呪詛(すそ)を掛けてはなりませぬ。(ワラ)

恨みや憎悪は、自己破滅の十三毒素に入るもので、負の想念は負の現実を引き寄せてしまいます。^^;
怒り、不安、心配、疑い、怖れ、不平、不満、愚痴、ねたみ、ひがみ、偏見なども邪の気で、病因ともなりますから。w

人を呪わば穴二つで、自身に返って来てしまいます。^^;
返ってこないスソのやり方もあることはあるのですが、めった言えないし、書いてもなりませぬ。w

そこは地蔵菩薩や青面金剛夜叉明王のご真言、十一面観世音菩薩の後頭部の暴悪大笑面に学んで、
大いに笑い飛ばすのが、最もスマートかと。(呵々ワラ)

明後日は新月で、旧八月朔日に当たるので、16日の土曜日は「二日灸」ですね。
旧暦の2月2日と、8月2日にお灸をすえると、いつもの何倍もの効果が期待でき、無病息災で暮らせるというものです。w

「二日灸」は俳句の季語にもなっていることからも、昔から庶民が気軽に利用した身近な治療法だったことが窺えますね。
ダラダラ残暑での秋バテや、ストレスなどで脳の機能を損ねないよう、灸でなくともちょっとした手当をしておきましょうか?w

お勧めは「合谷(ごうこく)」穴で、全身に365個ある経穴(ツボ)の中でも、
最も脳に刺激が伝わりやすく、頭痛、歯痛、眼精疲労など頭部・顔面の諸症状、首・肩のコリ、風邪、生理痛、皮膚の痒み、胃腸の不調、
自律神経症状などに効く万能のツボになります。w

「合谷」は、親指と人指し指の骨が交差した部分から、人差し指へ向かって押していくと、痛みを感じるくぼみにあります。
痛気持ちいいくらいの圧で、中の痛みを溶かすようなイメージで、ソフトに指を当てます。

10秒待って、くりくりと時計回りに、痛みが強い時は反時計回りに当てた指を回しましょう。
痛みが消えれば、不調も消えてるはずです。w

痛苦や不調は、楽しみや喜びの阻害になりますから、諦めず我慢を強いずに手当しましょう。
獣や鳥は毛づくろいや身づくろいして、毎日セルフケヤーを行ってますが、ヒトはやらないものですね。w

それでも、どこか痛かったら、そこに手を当てるのが、本能的な手当です。
陰陽の理や意識を用いて、さらに効果を上げるのが、人しかできないことですね。w

人も含めて生物は皆、適応と進化が命題で、自然淘汰されてゆきます。
人であればこそ、意識を用いて、適応と進化を目指さねばデスですね。w

さて、大安の本日は快晴にての水曜会。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.キャベツと京水菜のコールスローサラダ。
2.ワサビ菜とサニーレタスの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.いづみ式ショウガ風味の京揚げと小松菜の炊いたん。
4.いづみ式かりとろ揚げ出し豆腐、手作りだしと大根おろしで。
5.絹揚げの揚げ焼き、万願寺こうじ味噌を乗せて。
6.片栗粉コーティング鶏胸肉、モロヘイヤ、茶エノキダケの中華炒め。
7.豚ロースのガーリック胡椒ステーキ。
8.いづみ式ハムチーズハッシュドポテト。
9.カボチャと蒸し黒豆の合わせ煮。
10.シシャモのバター焼き、シークワサーかスダチを好みで。
11.手作りちりめん山椒。