アラカルト

114:椿の花の一品

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今年、2月の京都は、晴れ時々雪の天候が多いです。
底冷えに冷える朝ですが、家の小庭に咲く椿の花の蜜を啄ばみに、毎朝メジロがやって来ます。
猫のフミが狙ってるのは困りものですが^^;ウグイスよりも綺麗な色で、可憐です。
梅にウグイスのように、椿にメジロも、絵になるものです。^^

庭の椿は、紅白のワビスケですが、椿の花の特徴で、色あせると落ち首の如くボトンと零れ落ちる。^^;
落ちたら、茶色にワビ・サビて、なかなか諸行無常の光景です。(ワラ)
武道家の私としては、椿?う~ん。。だったのですが、入れてくれた庭師のカッちゃんは、
「ぽっとん、落ちるのがよろしですやん。」と。w

ま、陰陽師の私としては、自然の理を考え、ただ庭を汚す以外に、活用を図りましょう。
一輪挿しにして、ボロリと落ちたら、縁起悪いし。^^;
風呂に入れるのもゴージャスかも知れんが、それほど多くの花びらは取れんし。。

ふむ。そも、メジロが花を啄ばむのは、ちゃんと食えるからであろうよ。
そう思って、調べてみると、椿の花の抽出成分に新成分が発見されてました。
特許請求が出されていたので、一部を抜粋します。

成分がSOD様活性及びDPPHラジカル消去活性のような活性酸素の消去活性を有していることから、
これらの化合物を有効成分として含有する胃粘膜保護剤、アルコール吸収抑制剤及び糖吸収抑制剤の提供。
本発明の椿花抽出物を得るために用いることができる植物の花は、 ツバキ科(Theaceae)に属する植物の花であれば特に限定されるものではなく、 例えば、ヤブツバキ、ユキツバキ、ホンコンツバキ、サルウィンツバキ、ヤクシマツバキ、トウツバキ、ウラクツバキ、 ワビスケ、カンツバキ、ナツツバキ、岩根絞、春曙光、太郎冠者等の種々の品種の花が挙げられる。

なるほど、家のワビスケの花には、胃粘膜保護、アルコール吸収抑制、糖分吸収抑制、並びに活性酸素の除去と、 全く素晴らしい薬効があったのだ。
ありがとうね、カッちゃん。
それなら、これは、もう、ワビスケを使って薬膳を創るのが良き一法であろうよ。^0^

んなワケで、できた料理が、写真のサラダであります。
ちぎりレタス、トマト、アボカドに紅白ワビスケ椿の花散らしサラダ。
美しくも、ワイルドだろぉ?(笑)
オリーブオイル・塩コショウ・レモン汁・ワインビネガーのイタリアン・ドレッシングか、
プレーンヨーグルト・塩コショウ・レモン汁・リンゴ酢・ラカントS(糖質0の羅漢果甘味料)のホワイト・ドレッシングか、 今夜は、食べ分けてみましょう。^^

庭や公園に椿があれば、花びらチビッとかじってみて、イケると踏んだら、収穫しましょう。^0^
地面を汚さず、サラダやパスタに散して食し、目も舌も喜ばせ、胃にも優しい薬膳の一品。
花のある食卓って、華やぐ心が養えるかも?^^
皆さんも、お試しになっては如何?^0^