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2021年 3月度 「気の科学」体験講座のご案内

と き 2021年 3月13日(土)
第2土曜 午後2時から午後4時半まで
ところ 桂西口会館
内 容 1身体の歪みを整える最も簡単な座り方
「立位抜長法 」呼吸と脱力による身体の機能回復の応用
一瞬で身体の可動域が良くなる立位ゼロポジション抜長法
肋骨操作と腕の挙上で、肩の可動域が変わり、呼吸が楽になる法
特習:
足底調整で首や肩など全身の可動域が良くなり、呼吸も整う法。
アトピーやアレルギーに有効な特効治療法
腕や指の螺旋ラインをなぞるだけで全身が整う法。
中指を調整して、腰椎の可動域が良くなること。
気光ゼロGテクニック:大腿四頭筋を触れるだけでSLR(脚上げ)が良くなること。
発生学に基づいたゼロG・T・Pポジションからの腸調整で全身が変わること。

2 講 話
「触れる」と「触る」の差
気・血・水の現代的捉え方とその施術法について
ゼロG・T・Pポジションという概念と応用から、筋硬結や痛みを消し去る法
全ての動作痛に有効な関節包内受容器センサーをリリースするには
痛みの記憶やストレス・不安・トラウマなどをリセットする脳脊髄神経への施術とは

3 気光瞑想の実習
仏頂尊をイメージした気光瞑想
光との入我我入
マインドフルネス効果をはるかに時短で超えるSBTテクニックのセルフケヤー瞑想
前・後頭葉からストレスやトラウマを開放する気光ブレインアップデート法

※テキストをお持ちの方はご持参下さい。
※当日はリラックス出来る服装でお越し下さい。
※気功実習と講話の間に休憩をとります。その間、お体の調子の悪い方は無料で痛苦や不調を解消するヒーリングを行いますので、ご遠慮なく当日お申し付け下さい。
※ 講座終了後、例によって無料懇親会をします。お時間の許すかぎりご参加ください。
主催:気の科学研究所 ℡番号075-861-6230
代表 福田龍博
コメント

3月に入ると、今年も5日が啓蟄(けいちつ)で、辛卯(かのとう)の月に入ります。

暦書では、地中で動き始めていた虫類が、この頃になって地上へ這い出てくる陽気で桃の花も咲き始め、ウグイスがさえずり始める頃とされています。
春は手足をいっぱいに伸ばすことが健康に良く、朝の散歩は特にお勧めです。

3月弥生は芽吹きの季節ですね。
タケノコ、タラノメやフキなどの山菜、菜の花や春キャベツといった春ならではの食材が旬を迎えます。

野草の食材に含まれている苦みやえぐみの成分は、冬の間にため込んだものをデトックスしてくれますよ。
このところ野菜がけっこう高いので^^;河川敷や遊歩道を歩く際はサバイバル精神がお得かと。(笑)

冬は青物が不足がちでしたが、春を感じると緑の青々したものが欲しくなりますね。
同時に、秋の枯渇した気を補うべく、大根や豆腐、白魚などの白いものも摂りいれるようにしましょう。

3月20日は春分になります。
この日、太陽は赤道上を運行するので、昼と夜の時間が等分され、陰陽調和する日とされます。

春分を挟んで前後3日、合計7日間が、春のお彼岸。
仏教では、先祖の霊を迎えて祀る日とされ、京都は墓参りラッシュになりますね。^^;

彼岸(ひがん)とは仏教語で、煩悩を脱した悟りの境地のことで、
煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という意味です。

春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、
遙か彼方の極楽浄土に思いを馳せたのが彼岸行事の始まりとされています。

「彼岸会(ひがんえ)」は、「盂蘭盆会」や「施餓鬼会」と共に日本の仏教の年中行事の中でも最も一般的で盛んに行なわれる行事ですが、寺で故人の供養をすると同時に、本来は「六波羅密」の教えを会得する大事な行事です。

六波羅蜜とは、大乗の菩薩の修めねばならない6種の行業のことで、六度とも言います。

1.布施「ふせ」・・・施しをすることですが、自分のため=人のためになるような明るい声掛け、振舞いを意識しましょう。
2.持戒「じかい」・・・戒律を守ることですが、宗教や法律、道徳のみにあらず、自身の自律・自戒を意識しましょう。
3.忍辱「にんにく」・・・耐え忍ぶことですが、我慢でなく忍耐であり、我を即出さず、一息矯めて言行しましょう。
4.精進「しょうじん」・・・進んで努力することですが、習慣に流されず、進歩や改良の工夫をしましょう。
5.禅定「ぜんじょう」・・・瞑想などで精神を統一し、安定させることですが、僅か5分から10分の瞑想や黙想でも効果がありますよ。
6.智慧「ちえ」・・・真実の智慧である悟りを得ることです。

六波羅蜜の中で、最後の智慧波羅蜜が、般若波羅蜜で、
一切諸法の真空の理に達した智慧によってさとりの岸に至ることです。

人間、営みの中から気づき、覚って、良きことに目覚め、覚えておこうと精進したいものですね。
お釈迦様のように、宇宙即我と悟った人には会ったことがないですけどね。^^;
「覚り」と「悟り」は、厳密には違いますが、何事も「自覚」「自得」「覚悟」は大事ですから。w

お彼岸行事は、墓参りなど風習になってますが、僧侶から仏の教えを聞くことって稀ですね。w
仏教って、本来、生きることの教えのはずなんだけど、現代の日本では既に変質してるのかな?

日本の教育から、文部省が宗教的要素を外して幾十年を越えましたからねえ。。
諸行無常(全ては移ろってゆくものだなあ)、色即是空(はてさて、むなしいものよ)。(笑)

空即是色(見えない働きで、色んなことが成り立っている)。
仏教では、この世界のすべての物事は縁起、つまり関係性の上でかろうじて現象しているものと考えます。

唯識論では、前五識(五行でもある五感)と意識の下部に2種の潜在意識があって、末那識(まなしき)は、眠っている間も活動して、自己に執着している。
その根本に阿頼耶識(あらやしき)があって、種子(しゅうじ)としてあらゆることを記録し、阿頼耶識の中で相互に作用して、新たな種子を生み出し、末那識・意識に作用するといいます。

阿頼耶識のアラヤとはサンスクリット語で蔵という意味ですが、ユングの唱えた集合的無意識に似ていますね。
現代では脳生理学が発達しましたので、 学習や自己実現、ストレスや苦悩の解消に応用したいものですね。

脳をより効果的に使って、学習の上達だけでなく、苦痛の解消や、成功や幸福を成就するように工夫しましょう。
かつての痛みの記憶で違うところが次々と故障をきたすのはよくあることです。
また、ストレスや不安、トラウマなどから内臓を損ねたり、動作が制限されてることも多いものです。

そうした脳から生じる不調に対して、ほんのわずかの時間、頭蓋に触れるだけで修復できる法があります。
ゼロ・ポジションの応用法では、一瞬撫でただけで、全身の機能が良くなることを体感してください。

このところ、冬の寒さで筋繊維が収縮し、椎間関節や仙腸関節が固まってしまっていることが多いものです。
首、肩、腰の痛みなどや運動障害をすごく簡単、効果的な方法で、その場で治してしまいましょう。
立位体前屈や後屈、腕・肩・首などの回旋などが即座に楽になり、痛みも消えることを体感してください。