と き | 2020年2月8日(土) 第2土曜 午後2時から午後4時半まで |
ところ | 桂西口会館 |
内 容 | 1 気光の実習体の調子を整え、気力・活力を高めるには 調気功 スワイショウⅠ・Ⅱ 揺らぎと振りによる気血の調整で心身を整える法 身体の歪みを整えるスワイショウ別法 「抜長法 」痛みや硬結を解く脱力の秘訣 完全呼吸:2分間で全身を活性化する呼吸法 特習 人体の崩れ、4パターンの検査 痛みや不具合のある部位に触らずに、その場で改善できる整体4法 重力負荷ゼロGポジションからの瞬間整体法 痛みのゼロPポジションからの瞬間整体法 緊張・硬結ゼロTポジションからの瞬間整体法 2 講 話 縁起を活用して、今年の恵方とその活用法、風水の応用 庚子年:天干金気が地支水気を生扶する年の運気と健康の留意点 人体の不思議:ゼロポジションの活用 重力負荷のゼロポジションからの筋肉と神経の作用で、筋硬結が一瞬で解消すること 圧痛がゼロになるポジションで筋肉が緩み、腹部や鼠径部の痛みが消えること 筋肉の緊張がゼロになるポジションと操作で、癒着や石灰化した関節が動き出すこと 3 瞑 想 実 習 簡単で安全な瞑想の実習 2,3呼吸で身体の重心バランスも整う仏頂尊呼吸法 意識して「光と一体になる」イメージとともに心身が整い潜在意識が活性化する法 仏頂尊と壇中から光を結ぶ愛染明王・千手観音法 ※テキストをお持ちの方はご持参下さい。 ※当日はリラックス出来る服装でお越し下さい。 ※気功実習と講話の間に休憩をとります。その間、お体の調子の悪い方は無料で痛苦や不調を解消するヒーリングを行いますので、ご遠慮なく当日お申し付け下さい。 ※ 講座終了後、例によって無料懇親会をします。お時間の許すかぎりご参加ください。 主催:気の科学研究所 ℡番号075-861-6230 代表 福田龍博 |
2020年、いよいよ2月4日の立春からは庚子(かのえね)年の年明けです。
干支を「えと」と読みますが、普通、あなたのエトは?と問われれば、「子年生まれ」 などと十二支だけで答えますね。^^:
十二支は五惑星(五行の木火土金水の星)の中で、最も尊貴とされた木星の運行に拠って います。
木星の運行は西から東へ移動し、約十二年で天を一周します。
それらの星の場所を「太歳(たいさい)」と呼び、神格化し、十二の動物で名付けたのが 十二支です。
十二支は元来、植物の成長過程を表すもので、庶民に覚えやすいよう動物を当てはめたも のです。
昔当時は字を読めない人も多かったため、十二支を憶えやすくするために、「子」には動物の鼠を割りあてたといわれています。
十二支の1つである「子」は五行では「水」の陰気に属し、 時間は「午後11時~ 午前1時」までを子の刻とし、方位は北方30度を指します。
十二支は、そもそも農作物の成長の過程を12段階で表したものなので、本当は動物とは関係ないのです。^^;
干支の十二支の1番目の「子(ね)」は、「増える」でこれから子孫を増やそうとする 「種子」の時期を表し、 干支の十二支の最後の12番目の「亥(い)」は「とざす」という意味で、新たな生命 「子」が宿り、エネルギーが閉じ込められ収蔵されている時期を意味します。
今年の干支は庚子ですが、十干も十二支と同じく生命消長の循環過程を表したものです。
庚の字は同音の「更」につながり、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態として、7番目に宛てられたものです。
「説文解字・巻十四」には「西方に位して、秋時、萬物庚庚として實る有るに象るなり。庚は己を承く。人のヘソに象る」と、陰陽五行説的な意味を載せています。
陰陽五行説では、庚(かのえ)は金の陽気に当たり、刀剣・鉱石を象徴し、行動的・攻撃・闘争などを意味します。
「これから発芽し子孫を増やそうとする種子」の地の気の上に、「成長が止まって更に新たな形に変化しようとする」天の気が乗る今年の意味合いは、はてさて如何読み取りましょうや?
ストーリーを見出すと、荘子の云うように、易をよくする者は卦が違えども答えは一つですね。w
運気学説は古代中国に生まれた天(時間)と人間と地(環境)の関係についての非常に重要な学説です。
そもそも、運気とは、「五運六気」の略語で、黄帝内経素問の運気七編に記載された言葉です。
五運は五行(木火土金水)の運行、六気は「風熱湿火燥寒)の気象の変化をいいます。
健康のためにも、仕事や営みのためにも、「運気論」は大変役立つものです。
年々の各人個々のバイオリズムと変化に伴い、時節と環境に適応し、自分にとっての時機と縁を大切に活用して行きましょう。
ご自身の課題と今年の傾向と対策については、多くの方に知って欲しいところです。
節分の頃に吹く風は、東北、艮(うしとら)の方から来たり、条風と称して、この暖風が 氷雪を解かし、地中の虫も動き始めるというのですが・・・
どうも節分付近は、天候が不順になることも多いようですね。^^;
黄帝内経による今年の傾向では、人は下肢の冷え、急性の痛み、皮膚のトラブル、息苦しさや呼吸困難などの症状が出やすいと書かれています。
人の経絡では、手の太陰と手の陽明、内臓では肺と肝に表れやすくなるともあります。
2月は、如月(きさらぎ)と称しますが、余寒厳しいため、 更に衣を重ねる衣更着(き さらぎ)の意味です。
厳寒の寒気に犯されないよう、夏の枯渇した火気を補い、感冒や関節・筋肉の不調を予防しましょう。
寒気による冷えや痛み、水の滞りには注意し、別名、令月と呼ぶように、2月が佳い月になるといいですね。^^
ところで、二日灸という行事風習があるのをご存知ですか?
二月と八月の二日に灸をすえると、年中健康でいられるといいます。
二十日灸といって、正月の二十日に灸をすえる例も多いですね。 備えあらば憂いなし。^^v
本格的な今年の幕を開けるため、健康の原義である健体康心を心掛けましょう。
別に熱いお灸を据えずとも、血液と脳脊髄液の循環を良くし、身体のバランスを整えることが大事となります。
これを我と我が身で体験し、不調や不具合を瞬時に快く整える法を会得してください。
また、講座のご参加はどうあれ、ご自身の今年の課題に対する準備を整え、行動に懸かりましょう。
自分自身にとっての今年の傾向と対策を知り、難を避け、人生のプログラムに逆行せず、 運気と展開を良好に運べますように。
カウンセリングに来れない方は、メールや郵送も可能ですので、ご活用下さいね。
節分には、行事として、鬼門を清め、玄関・門を飾って、春を迎える心掛けは、心構えと環境を整え、希望とやる気を持って行動に備えることにつながっています。
いずれも邪気を祓い、福を招くことが、鬼やらいの風習なのです。
厄年の方は、役立ちが厄断ちになりますよ。w
同窓会や地域の会などの幹事役を務めるもよし、豆まき行事では鬼役を勤め(笑)、 日常ちょっとした人への役立ちを意識して下さい。
どなたにも、立春からは、心も家も「鬼は外、福は内!」へとなりますように。^^
自然界には摂理があり、リズムと法則性があります。
道(タオ)に則り、自他共に在る幸福と、人=生物の命題である適応と進化を目指しま しょう。
時を活かし、環境を活かし、縁を活かして、活き活き生きる「生活」を楽しみましょうね。