と き | 2018年 4月14日(土) 第2土曜 午後2時から午後4時半まで |
ところ | 桂西口会館 |
内 容 | 1 気光の実習 体の調子を整え、気力・体力を高めるには 調気功 スワイショウI II ほか 2 講話 春の気と心身の適応について ほか 3 瞑想実習 呼吸のたびに心をクリーニングし、自在な自分を創ろう ほか |
4月はSpring、言葉の意味通り、心の弾む月にしましょう。
華やぎを求めて、遊行に出かけるのも良いですね。
4月になると、8日の花祭りや桜の開花に伴って各地で花見が催されますね。
清水の地主神社では縁結び祈願のさくら祭り、今宮神社ではやすらい祭、醍醐寺では豊太閤花見行列、上賀茂神社は賀茂曲水宴。
9日は二条城で観桜茶会、10日からは平野神社の桜花祭、松尾大社の山吹祭。
中旬までは、祇園の丸山公園の枝垂れ桜や、嵐山の中之島公園、二条城、東寺の夜桜ライトアップ、
四条木屋町から松原通りにかけては、高瀬川の下木屋町ライトアップが夜の京都に風情を添えます。
遊行や祭り、花見などは、心に華やぎや弾みを与えてくれるものですね。
手弁当を持って、焼酎でもぶらさげて、春の陽気を楽しみましょうか?w
20日が穀雨で、暦書にある通り、4月の雨は五穀にとって天の慈雨。
雨降って心弾まぬ時は、雨で穢れは流れ浄められ、地は固まると、4月を適応して行きましょう。
前漢時代の「淮南子(えなんじ)」に、「専を以て干支に従えばすなわち功あり」との記載があります。
「干支に従えば」、すなわち天干・地支の五行の相生・相剋理に従えば、それぞれの命題によって、 着手・実行・決着に効果的だということですね。^^
ならば、大いに日取りを活用して、運気・健康ともに良くして行きましょう。^^v
4月は入学や入社、始業の月でもあり、新年度に向けて、新しい気運で臨みたいものです。^^
然るに「木の芽時」に当たって色んなモノが芽吹く季節ですので、心身のバランスの崩れには用心しましょう。
春は木性で、目や肝機能を損ねたり、主に咽喉をやられる風邪、肝鬱というイライラや怒りに注意です。
また、筋肉が攣ったり、痛んだりしないよう、気血水の運行を良くすることが大事ですね。
首や肩、腰の痛みや凝りを解消し、可動が即座に楽になる方法をお伝えしますので、
ぜひ実感し、日常生活に採り入れてください。
春の木気から夏の火気に移行する間に、春の土用の期間がありますが、春爛漫にして終わる期間です。
「土旺用事」の略が「土用」で、土気の支配する期間ですので、土の憂悶、脾胃の患いに要注意です。
春の養生訓と土用の養生訓を知って、食事や行動に採り入れ、季節の変化に適応しましょう。
講座では、この要点と簡単で効果的な方法をお伝えしたいと思います。
春の土用は、今年の場合、5月5日の立夏前の18日間。
つまり、4月17日が「土用の入り」になります。
土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされ、土を動かす作業 (柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣があり、現在でも残る地域があります。
ただし1年の中、四季の土用は1/5の期間、これら作業が出来ないことは社会生活上不便も多いことから、
方便として「間日」と呼ばれる日が設定されていて、間日の間は土公神が地上を離れるので、 土を動かしても問題がないとされていました。
土公神なんて言うから迷信となるのですが、土気の盛んな期間には土を休めることが、自然への配慮。
農業や林業の知恵でもありましたが、私たちの健康生活にも採り入れるべき理がありますよ。
講座では、この辺もできるだけ分かりやすくお話しさせていただこうかと思います。^^
陰陽五行の理は、運気にも健康にも、有効に活用のできる優れものです。
時期に適応して運気を良くし、季節に適応して健体康心を目指しましょう。^^v