と き | 2018年11月10日(土) 第2土曜 午後2時から午後4時半まで |
ところ | 桂西口会館 |
内 容 | 1気光の実習体の調子を整え、気力・体力を高めるには 調気功 スワイショウⅠ、Ⅱ法、邪気を祓い、手の末端まで気を通そう。 養気功 懐中覧月功、心身を調え、気を集めて強化する法 気感交流リラクゼーションとリフレッシュ、陰陽発気掌と三指銃形掌の実体験 ・・・気を当てて、身体のバランスと可動域を即座に整えよう。 抜長法 寝際に行う究極のリラクゼーションと自己ヒーリング ・・・気を巡らせ、寝ている間に脳を調え、自然治癒力と自己実現力を高めよう。 経絡気功治療法 経穴や筋膜のつながりを使って硬結を取る法 胆経の肝臓反応点「上陰包」、膀胱経の腎臓反応点「胞盲」などから痛みのフィードバック機能を活用して、身体を修復する法 2講話 つらいストレッチやリハビリなく、簡単に身体を整え、回復させる法 触れずに身体のバランスと可動域を30秒足らずで整える法 拮抗筋の反射反応と脳皮質脊髄反射の陰陽活用 筋膜によるモーションブロックや可動域制限の解除法 潜在意識の力を活用して頸椎の異常を見抜くオーワングテストと、発気掌による手当法 人体の要、仙骨と頸椎後頭下筋を連絡して全身を整える法 腰椎付近の固い硬結や腹部内の硬結を、内臓反応点と連絡してみるみる柔らかくする法 3瞑想実習 呼吸のたびに心身を調え、リフレッシュする気光瞑想法 呼吸と気の小周転の秘訣 仏頂尊をイメージしたハイヤーセルフ、真我へのアプローチ 光のイメージと呼吸を用いて、自然と一体になり自在になろう |
朝晩冷えてゆく今日この頃ですが、早くも、二十四節気では、11月7日が立冬。
冬の気が立ち始める頃で、寒冷の地では地面が始めて凍る頃ですが、今年の冷え方は速いようです。
晩秋は特に、身体が冷えないよう、また、肌の保湿も大事なときです。
秋は、肺の気が盛んになりますが、水分代謝の調節機能を持つ「肺」は、
皮膚に潤いを届ける役割を果たしています。
肺の状態は、すぐに皮膚に反映されます。
秋の空気の乾燥によって「燥邪」が生じると、肺の働きが低下して、皮膚に潤いがなくなり、乾燥や痒みが起こります。
皮膚の乾燥が気になったら、表面のケアだけでなく身体の中から潤いを保つよう心がけましょう。
適度に水を補い、コラーゲンやヒアルロン酸を含む食材を家庭薬膳としましょう。
ぬめりある海草、鶏の皮・手羽・軟骨、豚足、豚耳が良く、煮魚は内臓を取って丸ごと煮るのが一番です。
また、季節に対応する気を養うに、白菜、白葱や根菜は、秋から冬に、良いものです。^^
夏は暑いのでよく人は水を飲みますが、秋になってから減ってませんか?
秋は乾燥のシーズンで、本当は水が必要で、咽喉が渇いてから飲むのは遅すぎです。^^;
水を食間によく摂ることは大変良いことで、体温、基礎代謝が確かに上がります。
体温が1℃上がると、代謝は12%上昇しますので、ダイエット効果もあります。
血液は50%が水ですが、水をよく摂ると汚血を解消し、血が綺麗になって、デトックス効果も高いものです。
汗もかきやすく、尿の出も良くなり、体内の水の流れやリンパの流れも良くなります。
その適量とは、過激に運動しない限りは一日1.5~2リットルとなっています。
しかし、がぶ飲みは、体内のナトリウム量を一度に薄めるもので、バテやすくなってしまいます。^^;
コップ半量からせいぜい1杯程度を、小まめに小分けして飲むことと、常温かぬるま湯程度の温度で、沸かさぬ良い水であることが大事です。
冷えた水は胃腸を傷めますし、沸かした水は溶存酸素がないため身体から即座に排出され、古い水が排出されません。
また日本人にはやや軟水が良く、ミネラルがあまりに豊富な硬水は、血管を損ないやすいのでほどほどが大事となります。
ところで、皆さんは朝、起きたとき、のどが渇いていませんか?
人間は、寝ている間に、特に暑くなくても、最低コップ1杯程度(約200~300ml)の水分が出ているものです。
また、起き抜けにはトイレにも行くため、朝一番は、身体が最も乾燥している状態にあると言えます。
就寝中、血液中の水分が汗となって体外に出ると、血液の濃度が上がり、
同時に血を固める血小板の凝集能力も上がるので、血液は固まりやすい状態になります。
この状態のピークをむかえるのが、水分を摂取しなくなってから数時間後、つまり明け方ということになります。
明け方は、最も心臓に負担がかかり、心筋梗塞を起こしやすい魔の時間帯なのです。w
就寝中は、身体を休める副交感神経の働きで、血流もゆるやかですが、明け方になると、身体を目覚めさせるために、交感神経が働き、一気に大量の血液が心臓から全身に送り出されます。
しかし、血液の濃度が高い場合は、流れが悪く、心臓にも血管にも負担がかかるために、心筋梗塞を起こしやすくなるのです。^^;
これを予防するためには、血液の水分量を充分な状態にしておかなければなりません。
そのためには、就寝前に、睡眠時に不足する量の水を補うこと。寝る前に、コップ一杯の水を摂ることが効果的なのです。
晩食に納豆と食べることは、朝方に多く発生する脳梗塞などの血管障害が予防できます。
ナットウキナーゼは食後2,3時間後から血栓を溶かす効果を発揮し、8時間効き目が持続しますから。
さて、この月、晩秋となって、紅葉の季節。
京都ではこの月、東寺や東山の青蓮院、知恩院、清水寺、高台寺、永観堂、黒谷さんなどのライトアップが行われています。
地元、嵐山では大覚寺と天龍寺の宝厳院で、11月9日から12月2日までライトアップがあります。
朝昼の紅葉も綺麗ですが、夜の寺院の紅葉は日頃観ることのできない景観を見せてくれます。
たまには、非日常な体験をして脳に良い刺激を与え、新たな気づきや感動を得るのは良いことですね。
月例講座も懇親会も、ささやかな非日常体験として、楽しみとなるよう精進いたします。
身体の痛苦が取れたり、関節や体幹の可動域が即座に広がる実体験をして、日常生活の糧になりますように。(念)