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2018年 2月度 「気の科学」体験講座

と き 2018年2月10日(土)
第2土曜 午後2時から午後4時半まで
ところ 桂西口会館(阪急桂駅より徒歩2分)1F
内 容 内容
1 気光の実習
体の調子を整え、気力・活力を高めるには
調気功
スワイショウⅠ・Ⅱ 揺らぎと振りによる気血の調整で心身を整える法
身体の歪みを整えるスワイショウ別法
「抜長法 」呼吸と脱力による身体の機能回復の応用VIM法
完全呼吸、2分間で全身を活性化する呼吸法
養気法「太極站椿(たいきょくたんちゅん)功」
呼吸と足腰のゆるやかな昇降で、気と身体を強化しよう。
特習
経絡と筋膜のつながりを利用して、痛む筋硬結を即座に取り去る法

2 講 話
九星気学による今年の吉凶方位と祐気取りの効果、方法について
縁起を活用して、今年の恵方とその活用法、風水の応用
戊戌年:天干地支に土気が重なる年の運気と健康の留意点
陰陽五行の理を用いて、運気と健康を良くする今年の秘策とは
首、肩、腰、膝など痛みを治すには、黒幕をとらえて筋硬結を解くこと

3 瞑 想 実 習
簡単で安全な瞑想の実習
呼吸とともに心身のリラックス 意識の浄化と潜在意識の活性化
意識とともに「我自然と一体に」イメージとともに心のリフレッシュ
任脈と督脈に気を巡らせる「小周天」の法

※テキストをお持ちの方はご持参下さい。 ※当日はリラックス出来る服装でお越し下さい。
※気功と講話の間に休憩をとります。その間、お体の調子の悪い方はお申し出ください。
気功の後、無料でヒーリングを行いますので、ご遠慮なく当日お申し付け下さい。

講座終了後、例によって無料懇親会をします。お時間の許す限りご参加ください。
2月のメニューテーマは、寒さに打ち克ち春の気を養う料理です。お楽しみに。^^v
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2018年、いよいよ2月4日の立春からは戊戌(つちのえいぬ)年の年明けです。
干支を「えと」と読みますが、普通、あなたのエトは?と問われれば、「戌年生まれ」などと十二支だけで答えますね。^^:

十二支は五惑星(五行の木火土金水の星)の中で、最も尊貴とされた木星の運行に拠っています。
木星の運行は西から東へ移動し、約十二年で天を一周します。
それらの星の場所を「太歳(たいさい)」と呼び、神格化し、十二の動物で名付けたのが十二支です。

十二支は元来、植物の成長過程を表すもので、庶民に覚えやすいよう動物を当てはめたものです。
昔当時は字を読めない人も多かったため、十二支を憶えやすくするために、「戌」には動物の犬を割りあてたといわれています。

十二支の1つである「戌」は五行では「土」に属し、 時間は「午後7時~午後9時」までを戌の刻とし、方位は西北西となります。

十二支は、そもそも農作物の成長の過程を12段階で表したものなので、本当は動物とは関係ないのです。
干支の十二支の1番目の「子(ね)」は、「増える」でこれから子孫を増やそうとする「種子」の時期を表し、
干支の十二支の最後の12番目の「亥(い)」は「とざす」という意味で、新たな生命「子」が宿り、エネルギーが閉じ込められ収蔵されている時期を意味します。

十二支の11番目に当たる「戌(じゅつ)」は、「滅(ほろぶ)」で、植物が枯れ始める状態を示すものです。
今年の干支は戊戌ですが、「戊(つちのえ)」は土の陽気で、「茂」と同じく勢い良く繁る繁栄を示すものです。

「滅ぶ」地の気の上に「茂る」天の気が乗る今年の意味合いは、一見矛盾しているようですがさにあらず。
ストーリーを見出すと、荘子の云うように、易をよくする者は卦が違えども答えは一つですね。w

干支の干から十二支を観ることを推命学では十二運と呼びますが、それは胎、養、長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶と生命の変遷を充てたものです。
戊から戌をみた十二運は「墓」ですが、これを太陽は位置に充てると冬至の時期に当たります。
「一陽来復」が旨となる年で、今まで良くなかったことは底をつき、これから徐々なる陽転を目指して行きましょう。

運気学説は古代中国に生まれた天(時間)と人間と地(環境)の関係についての非常に重要な学説です。
そもそも、運気とは、「五運六気」の略語で、黄帝内経素問の運気七編に記載された言葉です。

五運は五行(木火土金水)の運行、六気は「風熱湿火燥寒)の気象の変化をいいます。
年々の各人個々のバイオリズムと変化に伴い、時節と環境に適応し、進化・成長を目指して行きましょう。

節分の頃に吹く風は、東北、艮(うしとら)の方から来たり、条風と称して、この暖風が氷雪を解かし、地中の虫も動き始めるというのですが・・・
どうも節分付近は、天候が不順になることも多いようですね。^^;

2月は、如月(きさらぎ)と称しますが、余寒厳しいため、 更に衣を重ねる衣更着(きさらぎ)の意味です。
厳寒の寒気に犯されないよう、夏の枯渇した火気を補い、感冒や関節・筋肉の不調を予防しましょう。

黄帝内経による今年の傾向では、人々は飲んだ水が体内に蓄積され、腹が膨れて食欲が無くなったり、むくみが生じ、筋脈がよく働かず、筋肉の動きが悪くなったり、皮膚のマヒや背部の痛みが生じやすくなるといいます。
寒気による冷えや痛み、水の滞りには注意し、別名、令月と呼ぶように、2月が佳い月になるといいですね。^^

ところで、二日灸という行事風習があるのをご存知ですか?
二月と八月の二日に灸をすえると、年中健康でいられるといいます。
二十日灸といって、正月の二十日に灸をすえる例も多いですね。

備えあらば憂いなし。^^v
本格的な今年の幕を開けるため、健康の原義である健体康心を心掛けましょう。
別に熱いお灸を据えずとも、経絡に気を通すことと、筋骨を緩め調整することが、大事となります。
これを我と我が身で体験し、気の通し方、筋肉の硬結を緩める法を会得してください。

また、今年の課題に対する準備を整え、行動に懸かりましょう。
自分自身にとっての今年の傾向と対策を知り、難を避け、人生のプログラムに逆行せず、 運気と展開を良好に運べますように。
カウンセリングに来れない方は、メールや郵送も可能ですので、ご活用下さいね。

節分には、行事として、鬼門を清め、玄関・門を飾って、春を迎える心掛けは、心構えと環境を整え、希望とやる気を持って行動に備えることにつながっています。
いずれも邪気を祓い、福を招くことが、鬼やらいの風習なのです。

厄年の方は、役立ちが厄断ちになりますよ。w
同窓会や地域の会などの幹事役を務めるもよし、豆まき行事では鬼役を勤め(笑)、日常ちょっとした人への役立ちを意識して下さい。
どなたにも、立春からは、心も家も「鬼は外、福は内!」へとなりますように。^^

自然界には摂理があり、リズムと法則性があります。
道(タオ)に則り、自他共に在る幸福と、人=生物の命題である適応と進化を目指しましょう。
時を活かし、環境を活かし、縁を活かして、活き活き生きる「生活」を成就しましょうね。