と き | 2017年 3月11日(土) 第2土曜 午後2時から午後4時半まで |
ところ | 桂西口会館 |
内 容 | 1 気光の実習 体の調子を整え、気力・体力を高めるには 調気功 スワイショウI II(立って行うムービング・メディテーション) ほか 2 講話 頸椎・脊椎を整え、運動機能を上げ、脳もスッキリ整えよう ほか 3 瞑想実習 呼吸のたびに心をクリーニングし、自在な自分を創ろう ほか |
3月に入ると、今年は5日が啓蟄(けいちつ)で、癸卯の月に入ります。
暦書では、地中で動き始めていた虫類が、この頃になって地上へ這い出てくる陽気で桃の花も咲き始め、ウグイスがさえずり始める頃とされています。
3月弥生は芽吹きの季節ですね。
タケノコ、タラノメやフキなどの山菜、ナノハナや春キャベツといった春ならではの食材が旬を迎えます。
これらの食材に含まれている苦みやえぐみの成分が、冬の間にため込んだものをデトックスしてくれますよ。
冬は青物が不足がちでしたが、春を感じると緑の青々したものが欲しくなりますね。
同時に、秋の枯渇した気を補うべく、大根や白魚などの白いものも摂りいれるようにしましょう。
3月20日は春分になります。
この日、太陽は赤道上を運行するので、昼と夜の時間が等分され、陰陽調和する日とされます。
春分を挟んで前後3日、合計7日間が、春のお彼岸。
仏教では、先祖の霊を迎えて祀る日とされ、京都は墓参りラッシュになりますね。^^;
彼岸(ひがん)とは仏教語で、煩悩を脱した悟りの境地のことで、
煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という意味です。
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、
遙か彼方の極楽浄土に思いを馳せたのが彼岸行事の始まりとされています。
「彼岸会(ひがんえ)」は、「盂蘭盆会」や「施餓鬼会」と共に日本の仏教の年中行事の中でも最も一般的で盛んに行なわれる行事ですが、寺で故人の供養をすると同時に、本来は「六波羅密」の教えを会得する大事な行事です。
六波羅蜜とは、大乗の菩薩の修めねばならない6種の行業のことで、六度とも言います。
1.布施「ふせ」・・・施しをすることです。
2.持戒「じかい」・・・戒律を守ることです。
3.忍辱「にんにく」・・・耐え忍ぶことです。
4.精進「しょうじん」・・・進んで努力することです。
5.禅定「ぜんじょう」・・・瞑想などで精神を統一し、安定させることです。
6.智慧「ちえ」・・・真実の智慧である悟りを得ることです。
六波羅蜜の中で、最後の智慧波羅蜜が、般若波羅蜜で、
一切諸法の真空の理に達した智慧によってさとりの岸に至ることです。
人間、営みの中から気づき、覚って、良きことに目覚め、覚えておこうと精進したいものです。
お釈迦様のように、宇宙即我と悟った人には会ったことがないですけどね。^^;
「覚り」と「悟り」は、違うようですが、何事も自覚が大事ですから。w
お彼岸行事は、墓参りなど風習になってますが、僧侶から仏の教えを聞くことって稀ですね。w。
仏教って、本来、生きることの教えのはずなんだけど、現代の日本では既に衰退してるのかな?
日本の教育から、文部省が宗教的要素を外して幾十年を越えましたからねえ。。
諸行無常(全ては移ろってゆくものだなあ)、色即是空(はてさて、むなしいものよ)。(笑)
空即是色(見えない働きで、色んなことが成り立っている)。
仏教では、この世界のすべての物事は縁起、つまり関係性の上でかろうじて現象しているものと考えます。
唯識論では、前五識(五行でもある五感)と意識の下部に2種の潜在意識があって、末那識(まなしき)は、眠っている間も活動して、自己に執着している。
その根本に阿頼耶識(あらやしき)があって、種子(しゅうじ)としてあらゆることを記録し、阿頼耶識の中で相互に作用して、新たな種子を生み出し、末那識・意識に作用するといいます。
阿頼耶識のアラヤとはサンスクリット語で蔵という意味ですが、ユングの唱えた集合的無意識に似ていますね。
現代では脳生理学が発達しましたので、 学習や自己実現、ストレスや苦悩の解消に応用したいものですね。
脳をより効果的に使って、学習の上達、成功や幸福を成就するように工夫しましょう。
今月は、その方法論をお伝えし、実際に体験していただこうと思います。^^
また、冬の寒さで筋繊維が収縮し、椎間関節や仙腸関節が歪んでいることが多いものです。
首、肩、腰の痛みや運動障害をすごく簡単、効果的な方法で、その場で治してしまいましょう。
立位体前屈や後屈、腕・肩の回旋などが即座に楽になることを体感してください。
3月度 「気の科学」体験講座
■とき 2017年 3月11日(土)
第2土曜 午後2時から午後4時半まで
■ところ 桂西口会館
TEL:(075)381-6919
■受講料 5,000円(会員以外の方は6,000円となります)
■内容
1 気光の実習 体の調子を整え、気力・体力を高めるには
調気功 スワイショウI II(立って行うムービング・メディテーション)
背骨、腰椎を整え、邪気、汚血をはらう法
スワイショウ別法、手を振るだけで身体のズレを治す法
養気功 馬歩站粧功と懐中覧月功の併用
丹田からの気を養い、呼吸とともに気を強化する法
抜長法 寝際に行う究極のリラクゼーションと自己ヒーリング
身体各部の緊張や凝りを去り、入静状態になる法
2 講話
頸椎・脊椎を整え、運動機能を上げ、脳もスッキリ整えよう
筋膜はボディスーツ、縮みを治すと動きが軽く楽になる法
立位体前・後屈がその場で変わる、椎間関節調整法
親指一本の操作で、骨盤と脚の長さが整う法
戦国時代から伝わる活法術について
心身の揺らぎと音によるリラクゼーションと心の鎮静
大脳のサイコ・サイバネティクス機能を使った自己実現法
一日は最短の一生、只管一日の行の勧め
3 瞑想実習
呼吸のたびに心をクリーニングし、自在な自分を創ろう
リラクゼーションのための自律訓練法
リフレッシュを図るマインドトリップ
5感から6感への心の小旅行
自然の一部分=自分の解放
自然と一体になり自在になろう
※ テキストをお持ちの方はご持参下さい。
※ 当日はリラックス出来る服装でお越し下さい。
◎ 気功と講話の間に休憩をとります。その間、お体の調子の悪い方はお申し出ください。
無料で、不調の消えるヒーリングを施術いたします。
◎ 水晶柱中に入った文殊菩薩像をご希望の方はあらかじめご予約ください。
※ 親しい方とお誘い合わせの上、多数のご来場をお待ち申し上げます。
新しく参加される方と同行して頂ければ幸いです。
◎ 無料懇親会を例によって講座終了後、嵐山自宅にて行います。
お時間の許すかぎりご遠慮なく、お食事、ご歓談ください。
春の宵、よもやまの話も酒の肴に、
春の陽気を養い、身体を温め、楽しく雑談しましょう。^^