皆さん、お目覚め、如何ですか?^^
寝ている間に、気は体内を還流し、心身を潤し癒します。
運気もまた、寝ている間に宿るもの。
したがって、寝室は最もリラックスでき、運気が高まる場所にしたいものです。
引っ越したり、改装したり、ベッドの位置を変えたら、夢見が悪くなったとか、
仕事や人間関係が上手く行かなくなったとか、よく耳にします。
全ての結果は、複合要因の所以ですので、総合的に解析して手立てすることが、
気の科学研究所の仕事ですが・・・
ここでは、風水学上、「形サツ」と呼ばれるものを挙げてみましょう。
「サツ」という字が、変換できないっ。><
日本では、「殺」を当て字にしてるところもありますが。。^^;
「形サツ」とは、有形の威身作用を及ぼす形勢を指し、尖・角・衝・射・直・急・圧
などを感じさせる形状を成すモノが、これに当ります。
寝室に関する「形サツ」には、次のようなものがあります。
1.枕の真上に、梁(はり)がある場合。
時どき、マンションによっては、梁があらわになっている部屋があります。
専門的には「懸針サツ」と称し、健康や脳の活動にマイナスになると説かれています。
速やかにベッドや枕の位置を、梁の下から移すべきですね。
2.寝室の入り口が、枕を直衝する場合。
寝室の入り口が、枕と一直線に当る場合を指します。
枕に頭を置いて入り口を見ると、まともに顔を直面しますね。
「八宅明鏡」という風水書には、「床(とこ)は房門(寝室の入り口)と相対することを
怖れ、一屏風を以てこれを防げばすなわち佳し」と説かれています。
ベッドや枕の位置を変えないならば、屏風や衝立を間仕切りに置くと良いですね。
3.寝室の入り口とトイレの入り口が直衝する場合。
寝室の入り口と、トイレの入り口が、一直線に位置する場合のことです。
この場合は、ベッドをその線上から外れた位置に移すことが、最も簡単で効果的な
「化サツ」となります。
鏡や観葉植物を活用する手立ても考えられますね。
4.ベッドの前に、鏡がある場合。
鏡は姿や顔を見るためだけでなく、風水上、「化サツ」のための強力なアイテムともなります。
風水学の上からは、寝室は家と本人の吉方位であることが前提となりますので、
鏡を置くことは不合理なのです。
枕(頭)の背後にある場合は、さほど妨げにはなりませんが、枕の横や、足元にある場合は
よろしくないですね。^^;
5.階段の下にベッドがある場合。
狭い空間を有効に利用するべく、階段の下に寝室を設ける家が間々ありますが・・・
凶ですぅ。
「陽宅撮要」という風水書には、「房内(室内)に楼梯(階段)を安ずるは寡
(やもめ)を主(つかさど)る」とあり、こういう場所で寝ていると、孤独に陥ったり、
独身のまま、子供も絶える傾向が働くと述べています。
6.ベッドが窓に隣接する場合。
ベッドが窓際にぴったりついている場合ですが、最も悪いのは、頭を窓に向けて
寝る場合です。
防犯上もよろしくないし、投石でもあれば怪我は必定です。^^;
窓際はとりわけ冷えますので、寝ている間に身体を傷めます。
血圧障害や痛みに冷えは厳禁ですので、ご用心ください。
カーテンを二重にし、一枚は厚くして、窓とは隙間を空けて欲しいものです。
7.頭と壁との間に、隙間がある場合。
寝ている状態で、枕のある寝床と壁との間に隙間が空いている場合のことです。
専門的には「露空」と称して、精神衛生上良くないとされています。
この場合、部屋が広ければ中央にベッドを置くもよし、ベッドを壁に接するよう
に移すか、隙間にローチェストなどを置くことも効果的な「化サツ」となります。
8.寝室の窓から、煙突が見える場合。
「陽宅撮要」には、「エンソウ(煙突や焼却炉)が床(とこ)に対するは、難産
を主(つかさど)る」とあります。
難産はともかくも、煙突や焼却炉の煤煙が寝室の空気を汚染しますし、窓を閉めておけば
寝室の通気が悪くなり、いずれも健康にも運気にもよろしくないですね。
視覚にとっても、汚れを見るのは精神上よろしくなく、煙突だけでなく、寝室に
刺さってくるような形状のものや、不快なものは見たくないものです。
窓際に良い観葉植物を配置し、空気清浄にも注意したいものです。
枕の位置にも、それぞれの方位に意味や作用があるものです。
ささいな要因が重なり合って、知らずと自ずから悪くなりませんよう、
気づいたことから一つずつでも、悪い要因を除去し、良い要因を重ねて行きましょう。^^v
枕の向き八方位:北枕の真実もどうか参考にしてくださいね。