2007年の七曜陵逼(しちようりょうじ)期間…宿曜論
顧問先に、2月の傾向と対策を書き出してて、気付いたこと。
今年は、異常に、七曜陵逼の期間が多いですねぇ。^^;
一ヶ月は、太陽のリズムが反映され、一日は、太陽と月のリズムが反映される。
月のリズムの一つが、宿曜と呼ばれる、弘法大師空海が唐から持ち帰った密教秘伝です。
普通の暦は、農業暦の「二十八宿」ですが、これは古法「二十七宿」を用いるものです。
月の軌道上にある、二十七の星座を表わす文字を、
それぞれの日の月が宿る星座名として表わしたものですが、
この「二十七宿」は日本でも、朝廷の行事や、武将の戦略、政略結婚などに重宝され、
その的中率が高いことから、
徳川幕府は当時、一般には「御止め流」として、学ぶことを禁じたものです。
宿縁を調べて、相手との関係のあり方やこれからの推移が判ったり、
日々のあり方や注意すべき点がわかるのが、宿曜論なのです。
普通、宿曜運用には、三九の秘宿法を用いて、
業日(生まれ日の宿から9日目の宿)から始まる一週間を、
「暗黒の一週間」と呼んで、注意するのですが、七曜陵逼の期間には、運用が異なります。
七曜陵逼の期間とは、曜日が宿を圧迫し犯す期間とされ、吉凶が逆転します。
この期間、業・栄・安・成・友・親の宿日は、吉が転じて凶となり、
衰・危・壊の凶宿は、吉宿に逆転するとされています。
また、命(生まれ日の宿)と胎(生まれ日から18番目の宿)の宿日に、
厄難に遭う危険があるとされます。
七曜陵逼の期間で最も懼れることは、「六害宿」です。
命宿(誕生日の宿)には、財産を失い災厄を招く。
意宿(誕生日の宿から3日目の宿)には、悲しみ苦しみを招く。
事宿(誕生日の宿から9日目の宿)には、災禍・災難を招く。
克宿(誕生日の宿から12日目の宿)には、財職を失い、勢力失墜を招く。
聚宿(誕生日の宿から15日目の宿)には、財を失い、別離を招く。
同宿(誕生日の宿から19日目の宿)には、一族の争いと財産の消耗を招く。
それぞれの害宿には、不運・不幸を招く因となる、避けるべき行動があり、
例えば聚宿では、
夫婦喧嘩・親子喧嘩・浮気・見合い・プロポーズ・デートの申し込み・
ラブレター・趣味の集まり・出版・記者会見・知人の紹介・計画の変更などが、
避けるべき行動になります。
今年、2007年は、七曜陵逼の期間は次の通りとなります。
2月6日から17日。
3月6日から4月1日。
9月11日から10月7日。
10月11日から11月4日。
11月10日から12月2日。
いつもの調子で、吉凶ひっくり返って、とんでもないことになりませんように。^^;
法則講座の会員さんやOBさんは、この期間のことを失念しませんようにね。^^v