人類の誕生から400万年。
古来、人は母なる大地の結晶、さまざまな色や形の天然石に、不思議な力を感じ、魔よけや願望を叶えたり、
健康を得るためのお守りとして用いてきました。
そしてその天然石の事を、「パワーストーン(Power stone)」とも呼ばれております。
実際、昔は、多くの天然石がミネラル等の利用のため、薬として粉にされ、飲まれていました。
インドでは、日本でいうところの漢方薬の調合のように、薬師によって今も行われていますが、
日本ではすっかり石を砕いて粉にして飲むことが廃れてしまいました。
西洋医学の発達と、正しい知識と用法を持つ薬師がいなくなったためだということです。
物理学的に、水晶は電気を与えると純度により一定に振動します。
生命はそれ自体、電気で動いています。
人体にも、静電気や神経系、筋肉など、たくさんの微電気が流れています。
実は、人体に当てると、水晶は同様の反応が起きるのです。
水晶系のパワーストーンが、人の精神や肉体に良い影響を与えるといわれるのはそのためです。
最近になって、水晶が振動して波動を出していることや、
トルマリンがマイナス・イオンを出していることが分かって来ましたが、
まだまだ、石の持つ効果は、科学的に全て立証できていません。
しかし、物体には固有の振動があり、それが共鳴してパワーが増したりすることは、周知の事実です。
自分に合う波長の物を身に着けたり、持ち歩いたり、傍に置くことによって、
物理的、生理的、精神的に安定効果をもたらし、自分のパワーを強めることは、大変効果的と言えます。
自分にとって、合うかどうかは、ぜひオーリング・テストで調べてみて下さい。
さて、気の科学研究所では、これらの貴石のブレスレットやペンダントなどに、
その方に合うよう、気をこめてお渡ししていますが、
ここでは、代表的なパワー・ストーンの意味や効能について、お話しましょう。
ただし、石によって、浄化の仕方が違い、間違った浄化の仕方をすると、石のパワーが消えてしまいます。
詳しい手入れ法は、ご遠慮なく、メールにてお問い合わせ下さい。無料で、お答えしましょう。
なお、当研究所では、気功によってパワー・ストーンの浄化も行っております
1.水晶(クリスタル:ROCK CRYSTAL)
水晶は、あらゆるモノや気、エネルギーを浄化し、調和させ、
統合・強化する力を持つとされ、
古代より使われてきました。
古代エジプトをはじめ各地で神聖な石とされ、
占いや魔除けに活用されてきましたが、日本では神社の御神体として、
また、菩薩を生む七宝の一つとして、珍重されてきました。
語り継がれる力は、「邪気除け」「負のエネルギー除け」
「体の不調の整合」「精神の安定」
「集中力強化」「エネルギーの増幅」などと枚挙に暇がありません。
水晶が、金運や恋愛運から霊的な力の増幅にまで用いられているのは、
そのオールラウンドプレイヤーとも言える純粋な力にあります。
無色透明は、全てのものの集結を表し、如何なる災いに対しても、力を発揮するのです。
完全な調和をもち、人間関係を良くし、良き出会いを導く働きがあります。
2.紫水晶(アメジスト:AMETHYST)
アメジストは、ネガティブな部分や、感情、思考方法を浄化して、心を安定させ、
なりたい自分になる手助けをしてくれる働きがあります。
ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味があり、アルコール関係の悪習や薬物の害から守ってくれる
効果があると云われています。
ヨーロッパでは、「男女の官能と至福の石」として、新婚カップルに対する贈り物として用いられてきました。^^
紫色は最終到達点という意味があり、混乱の収拾や過不足の調和などに力を発揮するのです。
3.紅水晶(ローズ・クォーツ:ROSE QUARTZ)
「恋愛と癒しの石」として、絶大な人気を誇るこの石は、
愛すること・愛されることのよろこびを与えてくれる働きがあると云われています。
愛と美の女神アフロディーテを象徴すると言われ、恋人を得るためには、最も有効な石とされます。
それだけでなく、心の傷や過去のトラウマを癒し、コンプレックスを持っている人には優しく良い面を引き出します。
自分でも気づかない利己的な心や執着心を取り除き、人に対して優しくでき、
また、それゆえに、人の心を惹きつける働きがあるのです。
ローズクォーツを持つと感情が安定して、勇気と自信が芽生えてくるので、
自分を受け入れ、他人を許すことが出来るようになり、人間関係の改善にもつながります。
こうした効果はきっと、ローズクォーツの特徴である優しい波動が、
人の心と身体に共鳴して、潤いをもたらすからなのでしょう。
この石の波動は、持ち主の内分泌の働きを促進させ、
肌の生成による美肌効果や感情の安定に寄与すると考えられています。
美的感覚を高めるので、クリエイティブなお仕事関連の人にも重宝されています。
4.インド翡翠(アベンチュリン:AVENTURINE)
主産地がインドで、深い緑色が特徴のこの石は、水晶の仲間で、翡翠に似ているため、
インド翡翠と呼ばれ、装飾品によく使われています。
高い意識を持続させたいときに持つと良いとされるパワー・ストーンです。
古代チベットでは「洞察力を高める石」をして崇められ、真理を見通す仏の眼力を象徴するため、
仏像の目にアベンチュリンをはめこんだと云います。
ほかの緑色の石と同じように、豊穣や富をもたらす石と言われ、平和や愛をもたらす石ともされています。
また、独立心を強めたり、精神を安定させる効能があり、ストレスや心理的不安の解消を促し、
恐怖に打ち勝つ力も与えてくれるといいます。
アベンチュリンには“先見の明”を高める力もあり、この石を身につけると、
機会を捉えることに積極的になり、何事にも指導力を発揮できるようになるといいます。
身体の疲労をとり、緊張を解いてストレスを解消させてくれる働きがあり、
また、視力回復にも使われてきました。
精神面のバランスを取るにはうってつけの石なので、感情面で傷ついた心を癒したり、
子供の情操育成のために子供部屋においたり、リビングなど家族の集まる場所におけば、
家庭円満の開運効果があるとされます。
物事を円満に収める効果のため、対人関係の改善も期待できます。
また、新しく何かを始めたい人、再スタートを切りたい人にもよく、
フレッシュな気持ちでやる気が出てくることでしょう。
5.赤メノウ(アゲート:AGATE)
クオーツ(石英)の結晶が塊状になったものをカルセドニー(玉髄)といい、
縞模様や紅色になったものをアゲート(瑪瑙)と呼びます。
瑪瑙(メノウ)は原石の外観が馬の脳に似ていることから名付けられました。
アゲートはイタリアのアカテス川が由来とされています。
レッド・アゲードは 勇気と行動力を養う力があり、
また愛を象徴する石とされ、
深い絆で結びつける作用があるとされています。
コミュニケーション能力を高め、人間関係を円滑にする力があると言われ、
ネガティブな気持ちを追い払うことで、
仕事や恋愛に積極的になれると伝承されています。
中国でも、チベットでも、日本でも、
赤メノウは強い魔除けの力があると信じられてきました。
この石の赤色は、忍耐強さを意味し、物事を成し遂げる上で、
自分の力を引き出せ、邪魔や障害に打ち勝つ力を与えてくれます。
また、血液の流れを整え、健康・長寿を促進する効果もあります。
6.ブルーレース瑪瑙(カルセドニー:CHALCEDONY)
聡明で静かな波動を持つこの石は、上品で優しい淡い藤色で、
頭の中をすっきりとさせてリラックスさせてくれる効果があります。
生活や仕事の中で、知恵と工夫を活かす人に重宝されています。
また、この石は、懐かしい思い出や平穏な日々をイメージさせ、
慈しみの心、安らぎの心を作り出す効果があるとされています。
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