便秘と云うのは、便が排泄されない症状のことで、病気ではありません。^^
排便には、それぞれ個人差があって、例えば一日おきや二日おきにしか排便がな
くても、その排便時に十分な量が出れば、便秘とはいいません。
また、人工栄養児で、タンパク質が多く炭水化物の少ない食事や、嘔吐があった
り、食事の量が少ない時も、運動不足などでも、便秘は起こります。
乳児の場合は、人工栄養で濃すぎるミルクを与えた時でも、水分の不足などでも、
便秘を起こします。
幼児の場合は、偏った食事が、便秘の原因になることもあります。
いずれにしても、便秘は老廃物が腸内に溜まり、有毒なガスを発生しますから、
健康には大きなマイナスとなりますね。^^;
乳幼児の場合、これが原因で発熱することもあり、「痙攣性体質」の場合には、
ひきつけやケイレンを起こすこともあります。
一時的な仮性便秘は、放っておいても治りますが、これが長く続くようなら、次
の治療が素晴らしい効果を発揮しますよ。^^v
先ず、気光パワーシールの銀シールを貼ると効果的ですが、なければタバコ(線
香束)灸を、沢田流神門というツボに施すのです。
沢田流神門とは、沢田健という鍼灸の達人が発見したツボです。
場所は、手首の小指側の側面で、手首を小指側に曲げるとできる手首の横ジワの
中央のクボミです。
この沢田流神門に、左右ともじっくりとタバコ灸を施します。
ツボへ約1.5cmの距離に、タバコの火を近づけ、熱く感じたと思ったら離し、
一呼吸おいてから、また1.5cmに火を近づけてと、繰り返します。
ツボが赤く発赤したら、奥の方まで熱が浸透した証となります。
焦らず、ヤケドさせないよう、距離を守ってじっくりと繰り返して下さいね。
次に、おヘソから下の腹部一帯、特に左側に念を入れて、歯ブラシで、軽く、薄
く皮膚が発赤するまで、こすってあげてください。
便秘の手当てはこれだけで、95,6%は翌日にはちゃんとした排便があります。
この手当てをしながら、朝起きたときに冷水を飲ませたり、繊維質の多い食事を
与えたり、毎日一定時間にトイレに行く習慣をつけるようにすれば、難症といわ
れる便秘も治ってしまうものなのですよ。