便秘でお困りの方は、多いですね。
一口に便秘と言っても、その種類は色々あります。
1. 緊張性便秘
旅行中の便秘のように、精神的緊張や寝不足などによって、筋肉が硬直してしま
うときに起きる便秘のこと。
便は、少しずつ出ますが、細いヒモ状、あるいは、固くて小さなウサギのフンの
ようにコロコロした便で、快通しないのが特徴です。
2. 弛緩性便秘
陰性食品(食物の陰陽参照)やカルシウム不足、酸性体質や運動不足によって、
腸が弛緩して起こるもの。
3. 無力性便秘
腹圧が低く、腰腹部の血液循環が悪いことから起こる便秘。
大便中の悪い成分が血中に吸収されるので、頭痛がしたり、口内が荒れたり、食
欲が減退することになります。
4. 移動性便秘
身体の力学的な歪みのため、腸が正常な位置にないために起きます。
カイロプラテック・整体療法で、骨盤や腰骨の位置を整えることが必要ですね。
5. 癒着性便秘
腫瘍や腸炎、腸閉塞などで、腸の一部が癒着しているために起こるもの。
これは、入院加療を要します。
いずれも、慢性的、常習性の便秘は、万病の元と言われ、
溜まった便からは毒素が出て、腹痛、肌荒れ、吹き出物、頭痛、頭重、肩こり、
めまい、痔、慢性疲労を引き起こし、癌や脳卒中などの原因にもなりかねないものです。
常習性の便秘は、排便を抑制する習慣、ストレス、神経過敏、偏食、運動不足、
腹壁圧の減退、長時間の座り仕事などが原因となります。
便秘には、食物繊維を摂れとよく言われていますが、実は、緊張性便秘の場合は、
逆です!
弛緩性便秘には、繊維の多い野菜や果物を多く摂ることが大切です。
特に、ゴボウ、人参、干し大根などの根菜類や、サツマイモ、里芋などの芋類、
昆布やヒジキなどの海藻類を多く摂ることですね。
これらは、大腸内でガスを多く作り、これが刺激となって、大腸の運動が活発に
なるのです。
家庭薬膳では、玄米・アズキご飯にゴマ塩をかけ、キンピラゴボウをおかずにす
ると効果的です。
アズキは、便秘の薬と言われ、ゴボウには腸の働きを良くする食物繊維がたっぷ
りありますからね。^^
アロエの葉肉を細かく切ったものを、1回に1gほど、水と一緒に飲むのも、効
果的です。
ただし、緊張性便秘と妊婦の方は、避けて下さいね。^^;
緊張性便秘の場合は、腸に刺激を与えてはいけませぬ。--
食物繊維の少ない消化の良いものを食べ、水分をよく補給することが必要なので
す。
塩の術方をお伝えしましょう。^^v
緊張性便秘の方は、塩を炒って、布で包み、この焼き塩を下腹部に当てておけば、
腸の調子が整います。
弛緩性便秘の方は、毎朝、起きた直後に、コップ1杯にあまり塩辛くない程度に
自然塩を溶かして飲めば、胃や大腸の反応が起こりやすくなり、便を軟らかくす
るにも効果があります。
ぜひ、常習性の便秘の方は、習慣づけるべく、お試しあれ。^^v
なお、お年寄りの便秘には、毎日、蜂蜜を飲むのが効果がありますよ。^^
え?即効ヒーリング?はい、はい。^^;
便秘の特効治療点を、ご伝授しましょう。^^
沢田流神門:
手の小指側の側面で、手首を内側に曲げると、太い横ジワができますね。
そこを指先で押さえてみると、くぼみがあり、その中心が沢田流神門です。
左手!の沢田流神門に、爪楊枝で一押し5秒で10回押した後、タバコ灸を15
回繰り返してください。
必ず、左手ですよ。
右手もやっちゃうと、効果がなくなります。^^;
11円療法や金銀パワーシール療法を併用すると、更に効果的。^^v
関元:
おへそと恥骨の間を5等分し、恥骨からおへそへ向かって5分の2のポイント。
ここに1円玉か銀シールを貼ります。
神門:
手のひら側の手首の折りジワと、小指の中央を下りてきた線とが交わるポイント。
左右の神門を押してみて、圧痛の強い方に、10円玉か金シールを貼ります。
さて、トイレに入ったら、便座に腰掛けて、次のツボを何分か繰り返し押し込ん
でいると、腸が動き出すのが分かりますよ。
間使:
手のひら側、手首の折りジワから肘に向かって、4横指(親指を除いた4本の指
をそろえた幅)進むと、2本の筋の真ん中にあり、押すと必ず痛く感じる点です。
両腕の間使を、交互に繰り返し押し込んで、ゆっくり排便してください。
あの・・・トイレの中で、携帯電話やお話、歌はやめてちょうだい。(笑)
入り口と出口を同時に開いたら、身体の中にある気のエネルギーが抜けちゃうか
らね。^^;