春先から夏にかけては、木気の目が異常をきたしやすい時期です。
目がショボショボするとか、目がしぶくなったという症状が始まりで、
やがて目がかすんだり、光がまぶしく、しみる症状となり、
ついには目の奥が痛み、頭痛、肩こりまで起きて、集中力がなくなってしまう。
これが、眼精疲労の一般的な進行順序です。
目は脳神経に直接支配されていますから、目の疲労は、そのまま脳の疲労になり、
やがて、交感神経や副交感神経のバランスをくずします。
それが精神的、肉体的な疲労と重なって、頭痛、肩こり、精神不安などの色々な
全身症状が出てくる因となります。
眼精疲労には、目の休養とビタミンB(ウナギやシジミなどに多いよ)の摂取が必要ですが、
第一には、これ以上の疲労を重ねないことです。
朝の鮮やかな緑ある風景を、ゆっくり楽しみ、目を和ませて・・・
自然と目尻の下がるようなお相手とお手手つないで・・・
昼は、うな重、食べようね。いい?(妄想中爆!)
むむう。休養と栄養とって、心身の疲労をリフレッシュするって、難しいなあ。
^^;
仕方がないから、目が疲れたら、次のことをしてみましょう。^^
先ずは、目の気功指圧です。
眼窩の縁に指を当て、1,2分間、眼窩を四方八方に押し広げるようにマッサージします。
そのあと、後頭部の、目の真後ろに当たる部分にある隆起の先端から、
左右に2cm辺りを、中指で1分くらい、グリグリと押し込みます。
次に、左右の天柱(後頭骨の下のくぼみ、いわゆる「ボンのクボ」の脇の
盛り上がった筋肉(僧帽筋)の外側で、髪の生え際を少し入ったくぼみ)に、
両手の親指をそれぞれ当てて、押さえるようにして、アゴをいっぱいに上げます。
これは、2,3回繰り返してください。
これだけのことで、仕事や勉強中の目の疲れが、一応取れますよ。^^
家に戻ったら、次のツマヨウジ針治療を加えて、目の疲れを全て取り去りましょう。
1.眼窩点:眉毛の頭と尻尾、眉毛の中央上部、目尻、目の下の中央など、目の周りの5点
ツマ楊子を5,6本束ねて、輪ゴムで止め、先をそろえたもので、1点30秒くらい軽くつつきます。
2.左右の上関(じょうかん):目尻と耳の中間、メガネのツルの当たる頬骨弓の上縁で、深いくぼみの中央
束ねたツマ楊子針で、10回、少し強めに押します。
3.左右の天柱:さっき、述べたね。^^
束ねたツマ楊子で、少し痛いくらいに強く、それぞれ5,6回ずつ、繰り返して押します。
目の奥まで痛む方は、次の行間(こうかん)を押すと、痛みが取れますよ。^^v
患側(疲れや痛みのある側)の行間:足の親指と次の第二指の間の股、ちょうど下駄の鼻緒の当たるところで、足底と甲の皮膚の境目の中央
ツマ楊子1本で、少し痛いくらいに押し込み、痛みが取れるまで、繰り返してください。
なあに、10回や20回以下で、普通は痛みは取れちゃいますから。^^
目が疲れることを、長時間続けねばならないときは、金銀シールか11円療法が効果的です。
上記の「上関(じょうかん)」の左右どちらかに、金シール(10円玉)を貼り、
もう片方に銀シール(1円玉)を貼るだけです。
ちなみに、金銀気光シールを、メガネのツルの上関に当たるところに貼っておくと、
目が疲れず、目の不調がなくなったと言う方が多いのですよ。^^