ヒーリング

10:小児喘息のお子さんに

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突然、呼気が吸気の3倍にもなり、喘鳴、笛声音が激しく、冷や汗を流し、
脈がしきりと早くなり、チアノーゼを起こしてしまう小児喘息。

起座呼吸といって、寝たまま呼吸ができずに、座ってしまい、顔面蒼白になっての苦しがりようは、
今にも息が絶えるかと思うほどで、親として、かわいそうでとても見ていられない症状ですね。--

小児喘息は、滲出性「しんしゅつせい」体質(皮膚と粘膜の弱い体質)、
神経性体質(神経質で顔色が悪い)の乳幼児に起こりやすく、また遺伝的喘息気質によるものがあります。

喘息気質によるものには、食物、化学物質、花粉、埃、ダニ、動物の毛などが、アレルゲン(過敏物質)となって起こる外因性喘息と、
風邪や寒冷、気候の変化、心理的不安定などによって起こる内因性喘息とがあります。

調査によると、妊娠中に母親が鶏卵を摂取せず、
母親も出生児も生後1年間は鶏卵除去食を摂ることにより、
アトピー性疾患の発生率が低下する事を示す報告が多くあります。

また、魚を摂取している集団のほうが気管支喘息の有病率が低いことが知られています。

喘息は、陰陽五行では、金気の邪によって起こりますので、寒冷に注意し、
特に夕刻から夜には身体を温めるよう配慮して、
(秋の寝冷え対策参照)ネギ、桃、栗、紫蘇、ニラ、大根、ショウガなどをよく摂るよう
(食物の五行五性について(薬膳・食養生の秘訣3))心がけることが大事です。

小児喘息によく処方される漢方薬は、麻黄湯(まおうとう)で、
麻黄5gに対して、杏仁(きょうにん)5g、桂皮4g、甘草1.5gが配合してあるものです。

薬膳としては、日頃、杏仁豆腐(あんにんどうふ)や、
シナモン(桂皮)をトーストやティーに甘くして(ダイエットシュガーのステビアが甘草ですよ。^^)
与えてあげることが効果的です。

皮膚を鍛えるのに、乾布摩擦をすることも、大変効果があります。

今回は、日頃から、この治療を続けていると、喘息の発作が起きなくなるという、
交会穴を用いた11円療法をご紹介しましょう。

もちろん、気光シールがあるなら、
10円玉には金シール、
1円玉には銀シールを用いた方が、はるかに効果は上がりますからね。^^v

1.主穴として使用する交会穴
大椎(ダイツイ):首の根元、最後の第7頸骨の下に10円玉を貼ります。
中カン(月に干):おへそとみぞおちを結んだ線を2等分した中間に1円玉を貼ります。
2.従穴として使用する治療点
①不容(フヨウ):胸骨剣状突起(みぞおちのところにある探ると尖ってる骨、鳩尾)の下端から、
お子さんの指2本分下の点(巨ケツ)から、左右へ指3本分の幅の肋骨際にあり。
喘息に伴う横隔膜の緊張をほぐすように、両側に1円玉を貼ります。
②中府(ちゅうふ):ひじを曲げさせ、腕を半ば上げると、鎖骨の下縁中央あたりに出るくぼみの中。
喘息、咳の特効点なので、両側に1円玉を貼ります。
③上尺沢(かみしゃくたく):ひじを曲げたらできる折ジワのところに腱がありますが、
この腱の親指側の横のくぼみです。
咳き込みの特効点なので、両側に1円玉を貼ります。
④身柱(しんちゅう):大椎から、骨を下に探って3つ目のくぼみ(第3胸椎の下)に1円玉を貼ります。

以上の治療をしながら、次の治療を加えるのです。

3.追加治療点
喘息点:肩甲骨と背骨の間で、肩甲骨の左右下端を結んだ線から、
上へ7~8cm辺りに、押えると痛がる圧痛点が、左右に必ず、一つずつ存在します。
ここを、歯ブラシで7~8回軽く撫でた後、1円玉を貼ってください。

発作が治まるまで、硬貨やシールは貼っておいて構いません。

気光パワーシールなら、夜に貼っておくと、ほとんどの場合、喘息は出ないでしょう。
朝になったら、外してあげてください。

今日も、お仕事、頑張ってくださいね。

できたら、いつか、お子さんも連れて、治療も兼ねて、遊びに来てね。

待ってます。^^