ヒーリング

05:肩こり、寝違いで、首が回らないとき

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1.先ず、身体をまっすぐにし、息を胸式(吸うときに胸を膨らませる)呼吸で吸いながら、両肩を思い切り上に上げます。

そのままの姿勢で、3,4秒息を止めて、堪え、息をため息をつくように吐きながら、ストンと、瞬間的に力を抜いて、肩を落として下さい。寝違いイメージ画像

この「抜長法」気功を、4,5回繰り返して下さい。

2.次に、十一円療法を試みます。
肩こり、首筋のひきつれ、寝違いの症状に効果的な方法を述べましょう。

A 肩こり:両手の外関(手首を反らせ、最も手の甲に近い横ジワの中央から指3本分幅だけ肘寄りの点)に十円玉を貼り、そこから肘に向けて1cm離して一円玉を貼ります。

両肩の肩井(けんせい):乳首から縦に引いた線上で、肩の最も高いところのやや前の圧痛点(圧されたら痛む点)に一円玉を貼ります。

B 首筋のひきつれ:大椎(首を前に倒すと隆起する、首の付け根の大きな骨の一番上の骨(第7頸椎)の下のくぼみ)に十円玉を貼ります。

次に、首筋の痛いところに、一円玉を貼ります。

C 寝違い:首を左右に回して、痛みが出た側の公孫(足の親指の関節、土踏まず側から骨に沿ってすりあげ指の止まる痛点)に十円玉を貼ります。

次に、反対側の手の内関(掌側の手首に一番近い横ジワから指3本分、肘側へ進んだ中央)に一円玉を貼ります。

Bに記した第7頸椎のこころもち上から、左右へ3,4cmあたりが、第7頸椎の横突起の端にあたります。

この左右の横突起の端に、両手の親指を当てるか、人に当ててもらい、首を静かにゆっくりと、左右いっぱいに動かします。

そのとき、例えば、左に回したときに痛むなら、左に回すときに右の親指で、横突起をギューッと押し込み、右に回してくるときにゆるめます。

これを15回から20回ほど繰り返すと、首がスムーズに、痛くなく動くようになります。

十一円療法は、テープでかぶれない限り、貼っておいて構いません。

首を動かして、痛点が次に変わるのは、関連痛といいます。
これには、米粒を、その都度絆創膏で貼ることが効果的です。

米粒療法は、2,3時間以内には、米粒を外し、捨ててください。

なお、患部は、湿布などで冷やさないこと。
無理に揉みもぐさないことが、大変、重要です。