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月別アーカイブ: 2025年3月

ホームページをリニューアルいたしました。

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今後ともよろしくお願いいたします。

連日気温は高くなり、本日は3月最終水曜会

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連日、京都は23℃を超え、もう夏日が2度あり、敷地の桃も咲き始めました。
嵐山東公園の桜はまだしですが、来週くらいには咲き始めるでしょう。

日中気温は高くなり、夏日になる日にヒートテック着て散歩すると汗ばみますが、
夜間や明け方は未だ寒いことです。
自律神経の失調をきたさないよう、注意しなくちゃですね。w

先週、父の入っている看護施設から連絡があって、嚥下ができず飲食が摂れなくなったと。
主治医からも電話があって、現状だとあと3日から1週間くらいなので、親族に連絡をと告げられました。

先週は二度、今週も二度、「家庭医」として手当を行ない、特に心肺機能と間脳の活性化を試みました。
一昨日は量は少いものの食事を摂ることができ、昨日は持って行った水羊羹を「今食べたい。」と言うので、
いづみに介助してもらって、一切れ弱を食べることができました。

「美味しい?」と訊くと、うん、うんと頷いて催促してたのが嬉しかったです。w
認知状態は日によって変わりますが、七月には97歳ですからねえ。^^;
老衰致し方なしですが、然るべく、なるべく苦なく、心和んでいられるよう努めましょう。

父の孫や甥っ子たちも色々と訪ねて来てくれてるようで感謝しています。
10年ほど、今の施設に世話してもらっていますが、安穏に暮らせていること、
特に施設長の小野早紀さんには感謝しております。

看取りの同意書にサインして帰りましたが、見送りからのことは僧侶資格を持つ
弟子の太一に助力してもらうことにしています。w
やがて、いつかは誰もが逝くのですが、せいぜい悔いなく生きるようにしましょう。

自律神経の失調にも、自己治癒力のアップにも、間脳へのアプローチは有効なものと確信しています。
また、自覚症状の有無にかかわらず、弱っている臓器に拮抗圧と水の技法で働きかけることが、
感情や身体の可動・出力にも良い影響があることが実証できています。

月例講座では、隔膜からの水の技法で心臓、膵臓、肝臓、胃にアプローチする技法をお伝えしましたが、
別観点からの胃、盲腸、S状結腸、腸全体へのアプローチと術前・術後の身体の可動域や出力の検査法も備えてあります。
間脳などは特にそうですが、ほんのわずかな振動を与えることが、大きな効果を
生み出すことができるもので、今までの波動伝達法も見直して検証しています。

多角度からの観点で、さらに技法の効果が高まるよう、また誰でも同じ効果が出せよう、これからも精進して行きます。
ボケの防止にもなることでしょうしね。w
できることで、できる範囲で、できるだけは、縁に応じて分を尽くし、一隅を照らしていきたいものです。w

諸事は移ろっていくものですが、このHPもそうした時期になりました。
アドレスは変わりませんが、翌月が終わるまでには、新しいモノに変わっていることでしょう。

幾多の方に見られている(と聞くw)HPでありブログですが、集客そのものが目当てではなく、
(実際、HPからの一見客は少なく)ほとんどが紹介などの口コミですので、くれぐれもHPの買取や集客アップの営業は、ご遠慮ください。
メールは無視できますが、研究やカウンセリングなどの最中に、そうした営業電話があると中断されますから。^^;
未だ人間ができていませんので、不快にもなります。w

春は五行論で肝気が盛んになる季節ですが、肝鬱の苛々や不快、怒りがこみ上げることなく、
「春の海、ひねもすのたり、のたりかな」とまったり暮らすか、春の心は花心と華やいで暮らしたいものです。w
4月はSpringといいますから、弾む心で活動したいことです。w

今日も夏日になると予想されてますが、3月納めの水曜会です。
このところの陽気のせいか、ブロッコリー、小松菜。ホウレン草などが安くなったようです。w

葉物が高い昨今は、もやしを使うことが多かったことです。w
もやしの上部にある子葉は葉酸やビタミンE、K、茎はカリウムやビタミンB1、B2、ひげ根はビタミンCや食物繊維が多く含まれています。

さすがに毎日じゃ飽きますが、新陳代謝や疲労回復に役だつアスパラギン酸や赤
血球を造る葉酸、副交感神経を優位にするGABAなど、カロリーはないのに、実は
もやしの栄養価は優れたものがありますよ。w
スーパーで、「大豆イソフラボン、GABA,葉酸たっぷり」と強調してた「子
大豆もやし」一袋58円を買ってきました。

枕草子の「春は曙(あけぼの)」をもじった「春は揚げ物」というウィスキーの広告がありましたが、
緑成す春に対応して「春は青物」と、五行の青をしっかりと摂りましょう。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式ホウレン草のお浸し、醤油絞り、黒胡麻散らし。
2.いづみ式小松菜と白胡麻のナムル。
3.いづみ式湯がきブロッコリーの胡麻ニンニクドレッシング掛け。
4.子大豆モヤシの鶏ガラだし炒め。
5.豚バラ肉、白菜、豆腐、エノキダケ、ホワイトブナピーの焼き飛魚だし鍋。
6.豚バラ肉、ソフトケールのオイスターソース炒め、パック・ムー・パット・ケール。
7.自家製揚げ豆腐、ショウガだしを添えて。
8.鶏胸肉の中華風水晶鶏。
9.豚ロース肉じゃが。
10.カボチャの素揚げ、エビチリソルト、ライムペッパーソルト、パルメザンチーズをお好みで。
11.小里芋の煮っころがし、祗園はた源の山椒を振って。

春のお彼岸に入り、本日は水曜会

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17日の月曜から春の彼岸の入りとなり、明日の20日は春分の日ですね。
昨日から気温が冷えて、今朝の7時台は雪でしたが、今は晴れ。w
それでも風が強く、気温も低いので、冬返りしたような寒い彼岸の中日になるでしょう。^^;

祝日ですから、京都ではお墓参りのラッシュになります。w
お彼岸の期間は7日間ですから、23日が彼岸明けになりますが、日曜なので混むことでしょう。^^;

お彼岸と言えば、現代の日本では主に「お墓参りやお供えを通してご先祖様や亡き人を供養する期間」として考えられていますね。
お盆ではご先祖をわが家へ迎えましたが、お彼岸では私たちがお墓にお参りして極楽浄土での安らかな日々を祈るのが一般的かと。

このお彼岸に行うお墓参り、彼岸会の起源は1200年ほど前まで遡ります。
西暦806年(大同元年)に公式な記録として残る日本初の彼岸会が執り行われました。

桓武天皇が、平安京に祟りなす弟の早良親王のために7日間の間、昼夜を問わずにお経を転読することを諸国の僧に命じたのが起源となります。
このような経緯から、インドやミャンマー、タイ、中国などの他の仏教国には、このお彼岸行事は存在しないそうです。w

然るに、本来「お彼岸」という行事は、日本古来からある「日願(ひがん)」信仰と、仏教伝来後に生まれた「彼岸」という考えが結びついたことで生まれたといいます。
古来より農作が盛んであった日本では、作物を育てる太陽と私達を守ってくださる祖先神への感謝を基本とした太陽信仰が定着しており、この信仰は「日願(ひがん)」とも呼ばれていました。

「彼岸」という言葉の語源はサンスクリット語の「paramita(パーラミタ)」で、日本においては音写語で「波羅蜜多(はらみた)」と表記されました。
「波羅蜜多」の漢訳は「至彼岸(とうひがん)=彼岸に至る」になることから、「彼岸」は「悟りの世界(お浄土の世界)へと辿り着く」という意味になります。

仏教伝来後の日本では、「お彼岸の時期に仏教修行を行うことで、悟りの境地である浄土の世界(彼岸)に至ることができる」という思想が生まれました。
西方の遥か彼方に浄土の世界(彼岸)があるとする「西方浄土」の考えに基づいた思想ですね。

いわく、太陽が真東から出て真西に沈むお彼岸の時期は、浄土への道しるべができる時と考えられていた。
いわく、昼夜がほぼ同じ長さになることから、1年の中でこの世と浄土との距離が最も近くなり、思いが通じやすくなる時と考えられていた。

こうして、「日願」と「彼岸」は信仰として結びつき、最終的には「ご先祖様への供養を行いつつ、仏教修行をすることで自分自身を見つめ直す時期」というお彼岸行事が生まれたといいます。
本来、日本の仏教では、彼岸の7日間は、僧侶でない一般の人も仏教の修行をすることを勧められていました。

それが「六波羅蜜(ろくはらみつ)」で、「仏教修行を営むのに最適なお彼岸にこそ、
諸人が集中して六波羅蜜を実践してみよう」という修行の機会がお彼岸です。w
「六波羅蜜」とは、出家していない者たち(在家)向けに説いた、悟りに至るための修行方法です。

「六波羅蜜」の6つの実践とは、簡単にいうとこんなことです。w
1.布施「ふせ」・・・施しをすることですが、自分のため=人のためになるような明るい声掛け、振舞いを意識しましょう。
2.持戒「じかい」・・・戒律を守ることですが、宗教や法律、道徳のみにあらず、自身の自律・自戒を意識しましょう。
3.忍辱「にんにく」・・・耐え忍ぶことですが、我慢でなく忍耐であり、我を即出さず、一息矯めて言行しましょう。
4.精進「しょうじん」・・・進んで努力することですが、習慣に流されず、進歩や改良の工夫をしましょう。
5.禅定「ぜんじょう」・・・瞑想などで精神を統一し、安定させることですが、僅か5分ほどの瞑想や黙想でも良い効果があります。
6.智慧「ちえ」・・・真実の智慧である悟りを得ることですが、これは無理っぽいので、智慧を磨き、智慧を働かせるようにしましょう。w

六波羅蜜は全ての存在に感謝する報恩感謝の精神が基本になっているようです。
なれば、お彼岸にお墓参りをしたりお供えをする行為も、六波羅蜜の修行の一環と言えることでしょう。w

ちなみに私の家の宗旨は浄土真宗ですが、浄土真宗では「念仏を唱えれば誰でも阿弥陀様の慈悲の力(他力)によって救われる」という考えがあるため、これらの修行も基本は行いません。
その代わり、浄土真宗ではお寺で開かれる彼岸法要(「讃仏会(さんぶつえ)」とも呼ばれる)に参加して法話を聴聞し、仏様への感謝や祈りを捧げて過ごすと良いとされていました。w

「六波羅蜜」のことを「六度」ともいいます。
お彼岸が全部で7日間設けられているのは、中日はご先祖様の供養に充て、その他の前後3日間を使ってこの修行を毎日1つずつ実践するためともいわれています。

ま、人間=生物ですから、一に適応、二に進化が生きてる命題でしょう。w
進化を目指し、世の中が良くなることを祈って、存在するものに感謝し、自分のできることで人に役立ち喜んでもらえるようにすることかな?w

せめて彼岸期間の7日間、習慣や習い性に埋没せず、意識して努力することは良いことでしょう。w
人にさらに役立つべく、自分のできることをより高めるべく、取り組んで参ります。w

三寒四温といいますが、これだけ気温差が乱調すると、自律神経にタタリます。^^;
慢性症状や難病には、いやさ普通の人にとっても、自律神経を調節しないと自己治癒力が
万全に引き出せません。
内臓、そして脳下垂体や視床下部など脳の深奥にアプローチする技法をさらに究めて行きましょう。w

お彼岸中日前の本日は水曜会です。
常連さんは風邪ひいて来れないということで、縁ある方は何時でもどうぞ。w

今日のメニューは、以下の11品になります。
1.京水菜とミニトマトの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.いづみ式湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズで。
3.いづみ式湯がきカリフラワーカレーマヨネーズで。
4.いづみ式菜の花の辛子醤油和え。
5.煮込み豚足の炙り焼き、ブラックソルトかエビチリソルトで。
6.牡蠣の片栗粉コーティング・オイスターソース炒め(タイ風ホイ・トート)。
7.豚ロースステーキ、チシャ菜を添えて。
8.いづみ式オクラと舞茸の天ぷら、天つゆで。
9.コラーゲンでプルプルの豚足ベース・セロリのスープ。
10.鶏胸肉の片栗粉コーティング・セロリ葉炒め。
11.鶏のレバニラ・タイのタクミソース炒め。

3月度の講座を終えて、本日は水曜会

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第2土曜日の気の講座では、水の観点からの周波数共鳴法「隔膜縦横活用法」を展開しました。
気血水の滞りなき循環こそが、東洋医学の健康の大事です。

水は人体の約70%を占めていますので、人体内の水を活性化して動かすことで、気血の流れも良くなります。
拮抗圧を作ると、神経の伝達が良くなりますが、ウォーターブリッジ現象で体内の水が動いて活性化します。

小脳テントや横隔膜、骨盤隔膜などの横の法則で内臓などの配列を守っている隔膜同士は、同じくらいの周波数で共鳴します。
何より、隔膜と連絡することで、今までの経絡やアナトミートレインなどの縦の法則からは解除できなかった問題が、内から良くなって行く現象が期待できます。

経穴などはピンポイントを捉え、角度や圧の加減に注意を要する難しさを伴いますが、
隔膜を活用する「水の技法」は、ざっくりと捉えても同じ効果が出ることがメリットの一つです。w

「水の技法」は、所作を型としてまとめ、五つの型に分類してあります。
それを復習して、先ずは心臓と椎骨心臓靱帯にアプローチする小脳テントとの連絡技法を展開しました。

型でいえば、「五の型」で十字重ね掌拮抗圧法になります。
普通に行う仰臥位を復習した後、ネオ活法として、座位での技法をお伝えしました。

ネオ活法として使える技法は、施術台や床は要らず、座るか立ったままでも、効果を即座に発揮できるのがメリットです。w
また、セルフケヤーとしての活用もできるのが良いですね。

この技法は、殊に幸福ホルモンのオキシトシンの分泌が促せます。
脳の状態を良くすることは、身体を健康に修復するにも、幸せに生きるためにも大事なことです。

脳に対しては、続いて小脳テントと脳下垂体を連絡する技法をお伝えしました。
型でいうと、「水の技法一の型・改」で、二点一字陰圧拮抗圧法になります。

脳に対しては、前頭骨、側頭骨、頭頂骨を操作して嵩じている脳圧をフラットに安定させる技法を展開しました。
頭がスッキリして、視界も良くなり、学習や作業の能率も良くなる技法で、学生
さんや心理的な悩みのある方にはぜひとも家庭医としてお勧めの技法になります。

オキシトシンの分泌を促せば、内臓になるオキシトシン受容体も活性化したいところです。
横隔膜の技法の応用で、肋骨下辺とヘソの右横にある十二指腸D3曲部を連絡して、膵臓を活性化する技法を実習しました。

この技法で、膵臓のインスリン分泌が良くなり、オキシトシン受容体も活性化します。
十二指腸潰瘍や糖尿病の方には、ぜひともお勧めしたい技法で、ヘモグロビンA1cの数値改善にも効果があることが分かっています。

内臓はインナーマッスルと密接し、脊椎と繋がっているので、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの方にもお勧めの技法です。
誰でも、体幹の前後屈や回旋、SLR(脚上げテスト)や首などの可動も良くなることが術前・術後の検査で分かります。

「水の技法一の型」の展開でしたが、同様の操作なので、肋骨下辺からは、胃との連絡、肝臓と十二指腸間膜の連絡も実習しました。
胃の神経は首と連絡しているので、首の痛みや可動域改善にも活用できます。
肝臓は、右肩の不調や右側に偏った人体の不調の原因にもなりますので、筋骨格系の技法で良くならない場合は、内臓からのアプローチが有利になります。

骨盤隔膜からは、腎臓、生殖器、腸に連絡して、活性化することができます。
今回は、骨盤隔膜と腎臓の操作のみでお時間となりましたが、いつものことながらあっという間の2時間半でした。w

常連の人工透析患者さん某君の場合、即座に浮腫みが取れたのが、ご本人も自覚できたこと。w
ギックリ腰になりかけで腰が痛むというでっかい坊さんの場合、強い圧痛が腰方形筋にありましたので、
次回からの「波動伝達整体法」の一部お披露目で、90度X90度姿勢で踵骨からの「打法」を施したところ、即座に解決できました。w

水は波動を伝えますので、圧すのではなく波動を伝えることで、深部の硬結や痛みに対応できます。
完全手順として、12カ所を対象に各々10秒ほど行なえば、全身が整って活性化します。

「波動伝達」については、かつても色々な技法をお伝えしましたが、ほんのわず
かな振動が治療点から脳に届くことによって、今まで以上の結果が出せるものになっています。
「指当てゆらぎ法」、「陰圧微震法」、「重ね掌如意輪法」の3つの手技をお伝えするのを楽しみにしています。w

昨日から、京都は静かな小雨が降っていましたが、今日は曇り空なるも18℃になるそうです。
桃や桜の開花は未だしですが、春めいてくると、遊行にも出かけたくなりますね。

今週は閑でしたので、毒書や思索が楽しめています。w
このところ、飲み歌いにも出かけてないので、明日は木屋町辺りに出かけようかと?w

さて、春めいた本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.いづみ式菜の花の辛子醤油絞り。
2.いづみ式湯がきロマネスク、ブラックソルトかライムペッパーソルトで。
3.マロンカボチャの素揚げ、同じく好みの塩で。
4.鶏胸肉片栗粉コーティング、セロリ葉、蒸し黒豆の鶏ガラだし炒め。
5.龍虎の戦いwちゃう、龍といづみの合作スープカレー。
6.小豆もやしの中華炒め。
7.鶏レバーのニラ玉オイスターソース炒め。
8.牡蠣と小松菜のタイ・タクミソース炒め。(ホイ・トート・カップ・パット・パック・クワントゥン)
9.京青丸大根の味噌煮。
10.豚ロースのトンカツ。
11.鶏ミンチとエノキダケのつくねバーグ。

本日は第2土曜につき、3月度の気の科学体験講 座

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3月に入り、5日に啓蟄(けいちつ)の侯を迎えましたね。
啓蟄とは、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」という意味で、春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫た
ちが活動を開始する頃を表しています。

このところ、雨は降っても冷え込まず、暖かくなってきたようです。
三寒四温の侯で、またぶり返す寒さもあることでしょうが、季節は着実に春に向
かっているようですね。

春の心は花心、ですから心に明るい花を咲かせるようにしたいものです。w
明るく暖かく、喜びや楽しみを感じるには、人体では幸福ホルモンのオキシトシ
ンの分泌が必要です。

本日は3月度の気の科学体験講座の開催日。
このところ気血水の水の技法を展開してきましたが、今回は特にオキシトシンに
主眼を置いて展開しましょう。

「水の技法」は、基本的に5つの型にまとめてあります。
ウォーターゲート現象と拮抗圧の理論で水の技法は成り立っていますが、人体の
約70%を占める水を動かすことは、内臓・筋肉・神経の機能に大変良い効果が
あるものです。

例えば、肩に痛みや硬結のある場合、そこから掌を腕に沿って撫でて、手が固さ
を感じたり止まるところを捉えて、二点一字に掌や三指で引いて拮抗圧を作って
待つと、肩が自然にほどけて行きます。
これが、水の技法「一の型」で、二点一字拮抗圧法です。

例えば、肩甲骨や背中に圧痛や筋硬結がある場合、仰向きにした身体のその部分
を掌で受け、その反対側の胸部に掌を当てて、ゆっくり沈めて止まるところで拮
抗圧が生じますから、そのまま待ちます。
長くて3分待つと、背中側が柔らかく解けてきますが、これが二の型の挟み掌拮
抗圧法になります。

逐一の技法は割愛しますが、三の型は遠位牽引拮抗圧法、四の型は自重受け陰圧
拮抗圧法、五の型は十字挟み掌拮抗圧法になります。
特に、五の型は自律神経、呼吸器、体幹に関して優れた効果がある方法で、私の
お気に入りでもありますがw、オキシトシンの分泌に良い効果があることが分かっ
ているものです。

不眠でお困りの方に施したところ、その日から安眠でき、家庭内のストレスも軽
減したとのことで、術者の私も喜びがありました。w
小脳テントと心臓椎骨靱帯から横隔膜にアプローチするこの技法、実は仰臥姿勢
にしなくても、座法でも出来ますので、ネオ活法としても活用していただけます。

「活法」というのは、戦国時代に発祥した施術療法で、戦場でたちどころに痛み
や動きの不調を解いて、即座に戦に戻らせたり逃がしたりする武術の裏技です。
いわば「殺法」と対になる技法ですが、施術台や寝具は要らず、場所も関係なく
その場で行い、即座に効果を表せる技法を、私は「ネオ活法」と読んでいます。

一例を挙げると、腰方形筋の圧痛や硬結を「打法」で解く技法があります。
腰方形筋は腰部の深層筋で、脊柱起立筋の外側、肋骨と腸骨の間で一部を触れる
ことができる筋肉ですが、慢性腰痛にはツキものの圧痛・硬結が表れるインナー
マッスルです。

一部しか触れられない中にあるので、振動や揺らぎを与えて解くか、横臥にして
経穴から刺激するかが一般的な方法でしょう。
私の「振動伝達法、打法」では、このようにします。w

伏臥姿勢で患部側の膝を90度に曲げ、足首を背屈させて足裏が天井に向くよう
にセットします。
片手で足裏を持ってこの姿勢をキープし、もう一方の手を卵を握るような形で拳
を作り、踵を上からタタタタタンとリズミカルに20回も打てば施実完了。w
腰方形筋に触れてみると、圧痛や硬結がたちどころに消えているでしょう。

閑話休題(話を元に戻して)w
人体を修復、調整してくれるのは脳ですから、原始脳を活性化させることが、さ
らに良い効果のあることです。
小脳テントと脳下垂体を結んで拮抗圧で再起動させる「水の技法、三の型・改」
が、追加の技法として優れた効果があります。

脳へのアプローチに対しては、目安の3分を待たずにできますから、一の型での
前頭骨調整、二の型での側頭骨調整、二の型・改での頭頂骨の調整を実践してみ
ましょう。
頭と身体全体の調子が良くなることを実感してください。w

オキシトシンに注目すると、内臓にはオキシトシン受容体が存在していることが
分かっています。
水の技法を使うと、これらの受容体の活性化も、各臓器の機能を改善することも
可能です。

横隔膜とのリンクで、胃を活性化する技法、十二指腸間膜から肝臓を活性化する
技法、十二指腸曲部D3位置から膵臓を活性化する技法がありますが、それぞれ
一の型で簡単にできることです。w
「家庭医」として臓器の不調に役立ててもらいたい技法ですが、これらは自身の
セルフケヤーにも役立つものです。

私は、神経→内臓→関節→筋肉の手順を、痛みや不調・不具合の解決の優先順位
にしています。
痛みを訴え、身体の可動を制限している神経の伝達の不具合を解消するのは、最
も時短で手っ取り早く、即座に効果の表れることです。

然るに、残った痛みや不具合、戻りまでをなくすには、内臓をないがしろにしては成りません。w
ヒーリングでもカウンセリングと同様にカルテを作成して解析するのは、起こっ
ている、あるいはこれから起こるであろう事象の傾向と、拡大・発展か収束・終
結へのベクトルを観るだけでなく、陰陽五行の傾きと解析するためにあります。

時に、こんな病気や症状だけどどうしたら良いのかという問い合わせがありますが、顧問先や会員さんな
らば、そうした質問は無料で行なっていますが、面識のない方にはお答えし難い
ものです。^^;
HPの買取とか、もっと集客できるというセールスの問い合わせも無用に願います。w

縁に応じて分を尽くすのが私のコンセプトですが、連絡や問い合わせれば即、縁
が生じることではないのは当然で、誰でも縁は選ぶべきでしょう。
無用の労力は極力省き、礼儀と縁ある方にこそ、役立ちたいものです。w

閑話休題(徒事・あだしごとはさておき)w
食も陰陽五行で成り立っていますが、足りぬを補い、過剰を制することが健康の王道。
年度や季節、月によっても天の気の陰陽五行は移り変わって行きますが、それに
対応して五行のバランスを良く保つことが大事となります。

内臓体性反射で、例えば肝臓や胆嚢に不調があると、右側の首や肩、腰や膝、股
関節など、右側に偏った痛みや可動域不全が生じていることが多いものです。
血液検査やエコー検査などに不調が見受けられなくても、TL(セラピー・ロー
カリゼーション)検査で肝臓や胆嚢位置の肋骨に触れるだけで、腕や足の筋出力
が格段に落ちることは分かることです。w

人体の横の隔膜、骨盤隔膜からは、腎臓、腸、生殖器にも水の技法でアプローチ
できます。
身体の内から気血水を良く循環させ、全身を良くして行けるよう、これらの技法
を体験し会得してください。w

講座を終えれば、会場をこちらに移しての懇親会です。
今日の懇親会のメニューは、以下の11品です。
1.ホウレン草のお浸し、だし醤油絞り。
2.いづみ式湯がきブロッコリーの黒胡麻和え。
3.揚げ豆腐、小松菜、ブナシメジのタイ・タクミソース炒め。
4.京青丸大根の炊いたん。(小餅を入れてもOK)
5.鶏胸肉のカタクリ粉コーティング、セロリ葉、ミックスナッツの鶏ガラだし炒め。
6.豚ロースの生姜焼き、ミニトマトを添えて。
7.鶏レバーとニラのオイスターソース炒め。
8.近江蕪の味噌煮。(小餅を入れてもOK)
9.小かぶらのとろみ餡。
10.小里芋の煮っころがし。
11.自家製絹揚げ、山椒いりこ味噌を添えて。

3日後に3月度の気の科学体験講座を控え、本日 は3月初めの水曜会

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一昨日から京都は雨で、うっとうしい天候ではありますこと。w
散歩はできず、飲み歩きも家を出るのが億劫になりますから、外に心が開き難くなりますね。^^;

「天空はいつも晴れ」とイメージし、思い定めて、敢えてこれからの明るい展開について考えてきました。
おかげで、次の展開のレシピは2部完成しました。

気の科学体験講座では現在、気血水の水の観点からの展開を広げています。
「水の技法」を5つの型にまとめ、それぞれの応用を復習を兼ねながら進めてい
ます。

拮抗圧による周波数共鳴とウォーターブリッジ現象で気血の循環を良くし、神経
伝達と臓器などの内部組織の活性化を図る技法が「水の技法」。
最初は、体内の約70%を占める水は振動を伝達する性質のあることから、「揺
らぎ法」や「振動法」で、筋肉の硬結や関節の強張りを解くことをメインにして
いました。

現在展開中の技法は、内臓由来による様々な不調や身体を元から修復する機能の
妨げを解消すべく、幸福ホルモンであるオキシトシンの分泌やオキシトシン受容
体を活性化しつつ、血液循環・神経伝達・内臓機能を高めることを主眼として展
開しています。

波動や振動の伝達という観点からは、最も安全かつ効果的な「波動伝達整体法」
を完全手順としてまとめてみました。
一あるいは四指当て揺らぎ法、重ね掌如意輪法、陰圧微震法による手技で、人体
の12カ所を順に「手当」して行く技法になります。
同じ観点から、特に陰圧微震法については、肩から上肢の不調には4つの追加の技法があります。

如意輪法については、気光エネルギー療法として、触れてもいいけど身体に触れ
ずとも効果を如実に発揮できる法が完成しているので、セルフケヤーや遠隔ヒー
リングへの応用も含めて、これからのお披露目を楽しみにしていますが。w

手技施術としては、神経→内臓→関節→筋肉の手順が優先順位としていますが、
関節から筋肉の痛みや不具合については、今までは関節包内にある感覚受容器セ
ンサーの再起動に重きを置いてきました。
ここに来て、運動療法や操体法を見直し、最新の理論を学ぶにつけて、関節が本
来の溝のレールをズレることなく動くことが戻りや取り残しなく最後に残る筋肉
の痛みや可動障害を解決できる方法になることと考えています。

要するに関節由来の筋スパズムを解除する方法ですが、アジャストやマニュピレー
ションではなく、本来の関節の動きを簡単かつソフトに復元して、残った痛みや
動きの不具合を解消しようとする技法になります。
いわば「ネオ関節活法」で、痛みを与えず安全かつ即座に痛みや可動域制限を解
除する技法です。

今のところ、腰仙関節、肋椎関節、椎間関節、胸鎖関節、脛腓関節、距腿関節の
6点に絞って、それぞれの検査法と施術法が出来上がっています。
さらに人体の復調・復元には自律神経の問題は避けて通れませんので、腸の動き
を阻害する腹直筋、腹斜筋を緩める肋骨、並びに神経伝達の中枢に当たる頸椎の
関節レールによる技法をまとめています。

人体の横の法則として横隔膜や骨盤底膜、小脳テントにアプローチしているのが
「水の技法」にありますが、縦の法則である経絡と筋絡をゾーンとして捉えアナトミートレインの法則と融合させる
ことが次の課題で、これができると経穴のさらに有効な活用が図れます。w
まだまだ、これにて完成と甘んじては居られぬことです。^^;

現在の「水の技法五の型」で、後頭部と胸骨に触れて、小脳テントと心臓椎骨靱
帯から横隔膜への拮抗圧を作ることで、呼吸と血液循環やオキシトシンの分泌が
良くなることが実証できていますが、よく自動不随意運動が引き起こされること
です。
これは今まででも頭蓋のクラニアル操作でよく起こる現象で、潜在脳が神経回路
を修復、再起動させることによるものですが、脊椎反射や伸張反射を活用すると、
さらに良い人体修復機能が働くのでは?と考えています。

中医学の推・拿・按・摩・擦法や日本の伝統療術であった腱引きや活法を神経・
関節・筋肉に血流などの観点から見直して、反射活用という視点からの技法もで
きることでしょう。w
今までの観点や方法では解決できなかった問題は、違う観点から違う方法でアプ
ローチすることが解決の道ですから、今までのことに胡坐をかいて進化を目指さ
ないのは怠慢になります。^^;

人間、イメージすることが現実を生み出してきたのですから、明るいイメージは大事です。w
「Act As If」で、良いイメージを持って、もう、そうであるように生
き生きと味わって前に進んで行きましょう。w

3月の講座では、「水の技法」一の型から五の型までを復習かつ応用する方法を展開します。
特に内臓由来の不調や不具合、内臓機能や血流循環を良くする簡単で効果的な技
法になります。
「水の技法」は3,4,5月のいずれかに、会員さん達の要望あれば、遠方の方
の都合を優先して、特別集中研修を企画しましょう。w

さて、本日は3月最初の水曜会です。
常連さんは今日は来ないようなので、縁ある方は何時でもどうぞ。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.春キャベツのコールスロー、ミニロケットトマトを乗せて。
2.いづみ式湯がきブロッコリーの和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.自家製絹揚げ、山椒いりこ味噌を添えて。
4.鶏胸肉の片栗粉コーティング、セロリ、ミックスナッツの鶏ガラだし炒め。
5.鶏胸肉ミンチ、エノキダケ、セロリ葉のつくねバーグ。
6.豚ロースのガーリックステーキ。
7.牛バラ肉、豆腐、京水菜の麺つゆ煮付け。
8.近江蕪の味噌煮。
9.小カブラのとろみ餡。
10.サバの味噌煮。
11.ししゃもの焼いたん、レモンを添えて。