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日別アーカイブ: 2025年2月12日

2月度の気の講座を終えて、本日は十六夜の水曜 会

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8日の京都は大雪で、月例講座に来れなかった人が多かったこと。^^;
その翌日も雪でしたが、法則講座は初のボーズでした。w

気の科学体験講座は、わずか2名のご参加でしたが、予定通り水の技法を展開しました。
一の型から五の型までの復習とその応用をしましたが、わずかの人数でしたので
密に入った手ほどきができたかと。w

後頭部から小脳テント、胸骨から心臓椎骨靱帯、横隔膜にアプローチする五の型
は適用範囲が広く、オキシトシンの分泌も促せます。
今までは、経絡や筋絡、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)といった縦の法則
を活用してきましたが、昨年からは人体の隔膜を使った横の法則も採り入れてき
ました。

横隔膜や骨盤底膜、頭蓋の小脳テントなど横の隔膜を緩めると、先ず血流が良く
なることがメリットです。
自律神経の伝達異常と血流の悪さこそ、気血の循環障害であり、不調や痛みの根
本的な問題だと思います。

横の隔膜同士を周波数共鳴させると、その間の水が動き、臓器や神経伝達の調子
も良くなります。
脳の内圧を調整すると、さらに効き目が上がりますので、側頭骨からの調整法を
お伝えしました。

二の型の挟み掌拮抗圧法を用いて3分待つのが基本形ですが、仰臥した人の頭上に座し、
耳の上の側頭骨に手の4指で触れて、皮膚の遊びを頭頂へ引いて待つだけです。
決して強く圧さず、呼吸を誘導するのが良い効果があります。

「二の型・改」では3分待たず、両母指で額を横に開くように軽く20回ほど撫でます。
側頭骨は骨盤とフラクタル反射しますが、額を開くことによって、ハムストリン
グスが緩み、SLR(脚上げテスト)が格段に良くなって脚が軽くなります。

「二の型・改」では、同じポジションから片手を後頭部下のC1(第1頸骨)横
突起に当て、もう一方の掌を反対側の顎骨に触れて回転振動を与えることで、首
の回旋が即座に良くなることをお伝えしました。
「C1・額骨リンク法は、拮抗させて保持して待つのみでなく、限界付近まで曲
げた姿勢で「臨界微震法」の観点から振動を加えることで成り立っています。

水の観点は最初、結合組織であるファシアは振動が伝わるため、一部から全身に
効果的な振動を伝播して、血流と神経伝達を良くしようとするものでした。
振動の観点からの技法を見直してみると、また新しい展開が見えてきますので、
これからが楽しみです。w

隔膜の縦横活用という観点からは、横隔膜と膵臓のリンク法もお伝えしました。
これは一の型の応用で、膝下に枕を敷いた仰臥姿勢の人の右側に座し、左手の母
指球側で左肋骨の下を捉え、右手はヘソの右横の固いところ(十二指腸曲部D2・D3
間)を中3指で捉えて、二点一字に拮抗圧を加えて待つ方法です。

術前・術後の検査では、前・後屈、体の回旋など体幹の可動域が良くなりました。
内臓は全て、背骨と神経で繋がっていますから、当然といえば当然ですが。w

糖尿病や十二指腸潰瘍が及ぼす腰痛や肩こりに著効があるのですが、隔膜にアプ
ローチすることで血液の循環が良くなるので、臓器の機能改善にも優れた効果が
あります。
糖尿病なら、ヘモグロビンA1cの値改善に役立つことでしょう。

今までの臓器整体では、人体の修復機能を利して下っている臓器を呼吸に合わせ
て引き上げたり、治療ベクトルに合わせて動かしたり、ポンピングで血流を良く
したり、頭蓋からのフラクタル反射で神経に働きかける方法を採ってきました。
膵臓のオキシトシン受容体を活性化できるこの技法は、時間にして2,3分で済
みますから取り入れる価値は高いものです。w

臓器のオキシトシン受容体を活性化し、隔膜から循環機能を良くして、臓器の機
能と内臓由来の慢性不調を改善できる技法は、まだまだあります。
横隔膜からは胃や肝臓とのリンク法、骨盤隔膜からは腎臓、生殖器、腸とのリン
ク法があり、次回から順次展開して行きましょう。

書くと煩雑で、難しそうに思えますが、実感して実際に手ほどき体験してみると簡単です。w
「家庭医」として、縁ある方々の苦痛や不調に役立ててもらえれば幸甚です。^^

さて二月、如月は令月とも呼びますが、本日は十六夜の水曜会です。
15時からの2件のカウンセリングを終えたら、「いざよい」なので、さあ飲もう。w

あいにく今日の天候では月は見えないでしょうが、なぁにイメージで良いのです。w
雨が降ろうが、赤字が続こうが、天空はいつも晴れですから。(ワラ)

今日のメニューは、以下の12品です。
1.シイタケ、ふっくら揚げ、京壬生菜の卓袱煮。
2.春キャベツのコールスロー、アイコトマトを乗せて。
3.黒キクラゲのホイル焼き、手作りポン酢掛け。
4.白菜、エノキダケ、豆腐、豚ロースの塩麹鍋。
5.カレーポテトのパルメザンチーズ掛け。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.鶏胸肉片栗粉コーティング、キャベツ、ミックスナッツの鶏ガラだし炒め。
8.いづみ式鶏肩肉のから揚げ。
9.聖護院蕪の味噌煮、ご希望なら小餅を入れてお雑煮に。
10.自家製ふわとろ揚げ出し豆腐。
11.大根葉、ちりめんじゃこ、白胡麻の胡麻油だし醤油炒め。
12.カボチャの素揚げ、ライムペッパーソルトか、エビチリソルトで。