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月別アーカイブ: 2025年1月

本日は新月にて、1月最終水曜会

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早や!1月もあと2日でお仕舞いになりますね。w
今年の立春は2月3日で例年より一日早く、節分は2月2日になります。

2月3日からは乙巳年になりますが、巳にちなんで弁才天様のご加護がありますように。(念)
クライアントさん達の今年の傾向と対策の指示書作成に追われた感の1月でしたが、
やっと落ち着いて来ましたので、講座の次の展開について考えなきゃです。w

気の科学体験講座では現在、気血水の水の観点からの展開をしています。
リンパ液、脳脊髄液のみならず、人体の約70%を占める水を動かすことで、気血
の流れや内臓・筋肉等の働きが良くなります。

電子電位のメタフラクタルな観点からの人体内に起きるウォーターブリッジ現象、
拮抗圧による神経伝達の再起動が、水の技法の主眼となっています。
水の技法を所作の型として一の型から五の型までまとめたことで、色んな応用が
できるようになりました。

水の技法を展開して行くと、あらためて脳などの内圧を調整することの大事さを実感します。
気の電子電位からの考察からも、人体が電気仕掛けで動いていることからも、内
圧という観点から特に脳と内臓について考えています。

痛みや自律神経も含めた神経の障りがあると、過剰な電子発生に伴って、脳や身
体の部位の内圧が高くなっています。
頭蓋からの整体でクラニアル操作をするときも、脳の内圧をフラットに整えるこ
とは大事な要点です。

水の展開と周波数の同調共鳴の観点から、小脳テントと心臓椎骨靱帯のリンクで、
後頭骨と胸骨からアプローチする「水の技法五の型」は、優れた効果がありました。
間脳や脳幹の調整、心臓や横隔膜の血液循環と呼吸の機能向上、自動不随意運動
の誘発による神経回路再起動の他にも、幸福ホルモンであるオキシトシンの分泌
促進にも良い効果があります。

これらの効果をさらに高めるため、脳の内圧を調整する方法があります。
脳については、小脳テントと脳下垂体をリンクする法、前頭骨・側頭骨・頭頂骨
の3カ所からの調整法があります。

人体の縦横にある隔膜を周波数共鳴することで、隔膜間にある気血水の動きや内
臓の調子が良くなることも分かっています。
それをさらに追及すると、狙った内臓とその機能を良くすることも可能です。

横隔膜からは、膵臓、胃、肝臓十二指腸間膜にそれぞれアプローチできます。
骨盤間膜からは、腎臓、生殖器、腸のそれぞれにアプローチできます。
それぞれの臓器の機能が良くなるだけではなく、臓器のオキシトシン受容体が活
性化することも大きな魅力です。w

今までも内臓へ直接アプローチしたり、特効経穴や内臓反射点、内臓体性反射点
からのアプローチによる内臓機能調整はやってきたことです。
アトピーやアレルギー症状、自律神経の失調や内臓体性反射が原因の筋・関節な
どの痛みや不具合には、内臓調整は不可欠ですから。w

経絡や筋絡、筋膜のアナトミートレインなど、今までの整体技法は法則として縦
のラインが多く主体となっていました。
横の隔膜を複数連携することは、今までにない効果を発揮できる可能性があるも
のです。w

身体には、複雑な関連性や色んな法則性があります。
感覚受容器の観点から皮膚をある一定の方向へ撫でるだけで可動域や筋出力が大きく変わったり、
フラクタル反射の観点から後頭部のラムダ縫合を擦ることで、脚の可動域や筋出力が良くなったり、
正月2日に松尾大社の境内でやったように、仙骨に触れて数秒操作するだけで、
腰痛あって杖必須の方が、杖なしで痛みもなくスタスタ歩けるようになります。w

こうした法則を縦横に駆使して、人に役立てたいものです。
年も変わることですから、今まで効果の少なかった方法を漫然と繰り返すのではなく、
違う観点から新しい方法をトライしてみることが解決になることも多かろうかと。w

人体自体がミクロコスモスで、解明できないことだらけです。^^;
然るに、こうすれば斯く良くなるという知恵や技法は、固定観念に捉われず、今
までの方法に固執せずに役立てて行きたいものです。w

内圧の調整という観点は、脳や内臓だけでなく、筋骨格系や神経伝達の問題にも応用できそうです。
中医学の整体法にある按法や擦法にはそのヒントがありますから、温故知新で掘り起こし、新しい活用を図りたいことです。w

複数の観点から技法を見直し構成して行くと、奇経や公会穴などの経穴療法にも、新しい展開ができそうです。
量子力学的エネルギー療法でも、今年は新しい展開ができそうです。

十一面観音さんや降三世夜叉明王さんみたいに、頭が複数あったら、もっと自在に考察考案できるかもw
ですが、一つしかない脳ですので、追々,老い老いですが、進化を目指して精進して行きましょう。w

1月29日の今日は、旧暦では一月朔日なので、新月ですね。
暦には「旧正月」と載っていますが、日本は、アジア圏にありながら全国的に旧正月を祝う風習がない国のひとつです。

日本でも、明治維新の前までは旧暦が使われていて、お正月も旧正月の時期に祝われていました。
新暦への切り替え以後、「旧正月」の風習は次第に日本では廃れて行きました。

が、沖縄や南西諸島など旧正月を祝う文化が残っている地域は今もあります。
中国人が多く住んでいる横浜や神戸、長崎などの中華街では、旧正月に合わせて盛大なイベントを行っています。

全国的にはなじみが薄い旧正月ですが、中国や台湾、韓国、ベトナム、マレーシアなど、ア
ジア圏には旧正月を祝う国が多くあります。
旧正月を祝うアジア諸国では、旧正月の前後は1週間ほどの長期休暇になることも多いです。

そのため、近くにあって円安になった日本に旅行に来るアジア諸国の人々の姿が増えることでしょう。w
中国では、昨日から大型連休が始まりました。

延べ90億人が移動すると見込まれていて、海外に旅行する人も多く、一番人気は日本となっています。
インバウンド効果で景気が良くなってくれるといいのですが、それを当て込んでの商法って、何か下品で好きくない。w

例えばホテルや旅館とか、値段を吊り上げても予約は取れるし、収益は上がるの
でしょうが、この時期に来られるお馴染みなどの日本人観光客は来れなくなって
しまうのでは?^^;
新規客のみで賑わっても、リピーターのない店や施設は、やがてはやって行けな
いものです。w

今や目先の金銭よりも、縁を大事に、顧客満足を大事に考えるのが元来の日本の
在り方と思うのですが。。
嵐山に住んでると、特にオーバーツーリズムによる迷惑が気になります。^^;

ま、新月の今日は浄化日ですので、あまり負のことを思うのはよろしくないでしょう。w
空間の浄化、身体の浄化、心の浄化に努めて、祓い清めが佳きことです。w

新月から満月にかけては、エネルギーが蓄積して行く期間ですから、プラスにな
るものを摂り入れ、知識や技能も蓄積して行くことが良いでしょうね。^^
浮腫みや太りには注意して、塩分や糖質の摂り過ぎは心して避けねばデス。w

本日は、水曜日につき、1月最後の水曜会になります。
今日の宴のメニューは、以下の11品になりました。
1.京壬生菜とふっくら揚げの炊いたん。
2.九条ネギと京うらら揚げの胡麻酢味噌和え。
3.黒キクラゲのホイル焼き、手作りポン酢で。
4.メバチマグロとエリンギのバターソテー。
5.自家製絹揚げ、サラダホウレンソウを添えて、いりこ味噌で。
6.豚ロースの生姜焼き、ミニトマト「おすず」を添えて。
7.いづみ式チキンピカタ。
8.豚肉、大根、白菜、人参、シメジ、豆腐入り一風堂スープ鍋、仕上げにモヤシを。
9.頭芋の唐揚げ、麺つゆで。
10.男爵芋の唐揚げ、ブラックソルトで。
11.揚げカボチャのパルメザンチーズ振り掛け。

大寒過ぎても暖かく、本日は水曜会

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20日は大寒でしたが、京都は日中12℃と暖かく、21日の昨日も13℃で良い日差しのある一日でした。
今朝も暖かく、二十四節気では「一年で最も寒さが厳しい頃」とされてきました
が、暖冬のせいか、地球温暖化のせいか?w

然るに、古くからのことわざに、「小寒の氷、大寒に解く」というのがあります。
「小寒(しょうかん、1月5日頃)にできた氷が、大寒に解けてしまった」という意味ですね。

本来は一番寒いはずの大寒の方が暖かくなってしまっている状態です。
つまりは昔から、大寒の方が寒いはずなのに暦通りにならない…ということがあったようで、
このことわざは「物事がうまくいかないたとえ」として使われてきました。

今年2025年は、うまく行かない年になりませんように。(念)w

毎月19日から23日は特に顧問先への翌月の傾向と対策の指示書作成の集中期です。
ところが、マーフィーの法則が働くのか、この期間には予約が生じることです。^^;

予約あっての生計ですから、ありがたいことではあるのですが、多忙で質を落としてはならず、
意識しても、ヒーリングがあると、直後は指が筆を思うように運ぶこと難く、行書に近くなっちまうのが難ですね。^^;

歳のせいか、精力や字もだんだん枯れてきてる気がします。。^^;
が、身体も物事の運びも、思うまま自在とはならなくても、うまくは行って欲しいもの。
良い縁起(因縁生起の略)に乗るべく、精力を養うべく、縁起食を摂ることにしましょう。w

大寒の縁起食といえば、「大寒卵」ですね。
大寒にニワトリが産んだ卵のことで、昔から縁起物とされてきました。

寒さの厳しい時期はニワトリが卵を産む個数が減るため卵は貴重なものとなり、しかも数が少ないぶん栄養が凝縮されて滋養に
良い、と考えられていたためです。
さらに卵の黄身は金色に通じるということで、ただ縁起が良いだけでなく、金運のご利益があるとも。w

折りしも、昨日は火曜日でしたので、スーパーマツモトでは卵の特売日。w
いつもの黄身が赤みがかった「どん玉」はなかったのですが、11年行で通った三岳山のある福知山、
三和鶏園からの大寒卵があったので買ってきました。

寒ブリも今が旬ですから入手して、昨日は刺身でいづみと一杯。w
ブリ大根を仕込んで、大寒卵のだし巻きか半熟煮玉は、慣れてるいづみに作ってもらいましょう。(ワラ)

2025年の大寒は1月20日から始まり、2月2日(日)の節分までの約2週間が「大寒も候」ですが、
暖冬でも、地球温暖化でも、二月は「如月(きさらぎ)で、着物を更に重ねる寒さの月です。w
これからも冷えには対抗、適応して、内から身体を温めて、血行を良くして行きましょう。

毎日、赤の腹巻は着用してますが、これを続けると基礎体温も1℃ほど上がります。
手足末端の冷えよりも、腹部が冷えることは百害あって一利なし。^^;
懐(ふところ)は寒くとも、腹はポカポカ温かくして、物価高騰にも対抗、適応して行きましょう。w

体温が1℃上がると基礎代謝は12〜13%もアップすると言われており、
基礎代謝が活発になることで痩せやすく太りにくい身体になります。
それ以上に、感冒などに犯されることのないよう、免疫力も基礎体温との関連が
あります。

免疫細胞が正常に働ける体温は、36.5℃とされています。
36.5℃から体温が1℃上がると最大5倍〜6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。

現代人は、平熱が36℃以下という低体温の人も増えており、筋肉量の低下から基礎代謝が落ちていることが低体温の主な原因となっています。
でんぷん質の主食に頼らず、タンパク質もしっかり摂って、筋肉動かさなくちゃデスね。w
いづみも30代の頃は35.1度程度の低体温でしたが、今じゃ36度を下回ることはないかと。w

免疫細胞の約7割は腸内に生息していると言われいることから、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを整えることも重要です。
また、免疫力を高めるために、身近な食材であるショウガはお勧めの食材です。

ショウガに含まれる辛味成分(ジンゲロール、ショウガオール)には、身体の新
陳代謝を活発化し、血行を良くする働きがあります。
ショウガの香りや栄養は、皮の近くにもっとも多く含まれており、鮮度の良いショ
ウガであれば皮付きのまま使用するのが良いでしょう。

この頃、野菜も米も、キノコ類まで!高くなりましたが、ショウガとモヤシの値段は上がってませんね。w
モヤシは見た目、栄養がないように見えますが、優れた効能があるモノです。

モヤシには、水に溶けるものと溶けない食物繊維が共に含まれ、便秘や糖尿病、
大腸ガンといった生活習慣病を予防・改善する働きがあります。
モヤシのビタミンCは水に溶けるビタミンで、血管を強化したり鉄分の吸収を促進する働きがあります。

また、このビタミンCは、コレステロールの低下やガン、動脈硬化を予防する効果があり、 風邪の予防にも最適です。
美容面では、肌のハリや弾力を保ち、シミやシワの予防、くすみやニキビの改善にも効果的です。

疲労回復に役立つアスパラギン酸も豊富にあるのがモヤシです。
アスパラガスに比べて、緑豆もやしはほぼ同量ですが、大豆もやしでは2倍以上あります。
ホウレンソウと比べると、緑豆もやしはほぼ2倍、大豆もやしになると4倍多く含まれていますよ。

もやしは低カロリー&低糖質な上、最も安価で手に入り、日々の食事に取り入れやすい野菜です。
毎日じゃ飽きるかも、ですが、物価高騰の折、もっともっと活躍してもらいたいモノです。w

さて、多忙なりとも忙中の閑で、本夕は水曜会。
今日のメニューは、以下の10品です。
1.クリームチーズとラディッシュの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.アボカドのスライス、海苔に巻いてワサビ醤油で。
3.壬生菜と京うらら揚げの炊いたん。
4.牛駒肉とモヤシの炒め。
5.聖護院蕪、敷昆布、小餅の味噌雑煮。
6.いづみ式レンコン饅頭、シメジとニンジンのとろみ餡を掛けて。
7.豚のヒレカツ、下味は付けてるけどトンカツソースかポン酢で。
8.生姜入り寒ブリ大根、祗園はた源の山椒を振って。
9.いづみ式寒卵の半熟煮玉。
10.2時間煮込んだ豚足の炙り焼き、ブラックソルトで。

1月の気の講座を終え、本日は小正月にて水曜会

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1月15日の本日は、小正月ですね。
お正月を締めくくるいくつかの節目のひとつになります。

正月飾りを片付けるタイミングで、こちらでは「どんど焼き」で、正月のお飾り
をお焚き上げしてもらいます。
忘れじと、私も朝、松尾大社に出かけましたよ。w

かつては、元服の儀を小正月に行っていたということから、1月15日は成人の日
という国民の祝日となってたものです。
然るに、その名前から小正月との関連が分かりづらく、かつ、高度経済成長期以
降の都市化などの影響で小正月自体がなじみが薄いものとなったこともあり、
2000年から成人の日は1月第2月曜日に変更されていますね。w

今は、18歳が成人となりましたが、選挙権や納税の義務があるも、酒や煙草は
ご法度なのは、成人なのに何だかな?w

正月を締めくくる行事ですので、当然ながら縁起食があります。
古く、平安時代の延長5年(西暦927年)の書物「延喜式(えんぎしき)」には、
小正月にいただく七種粥について記載があります。
七種とは、米・粟(あわ)・黍(きび)・稗(ひえ)・蓑米(みのごめ)・胡麻・小豆だったとか。

現代では、粟・黍・稗なんて雑穀は、小鳥のエサに売ってるくらいで、却って入手は難しく、値も張るかも?^^;
ましてや、蓑米なんて、食べたことないし。w

図鑑で調べると、別名カズノコグサやムツオレグサというそうですが、これもいい加減な記述。^^;
植物学者牧野富太郎博士によると・・
「カズノコグサは食用にならないため、ミノゴメではない。
ミノゴメは、平安時代の七草のうちの一つ「蓑(みの)」のことで食用になる。
食用になるムツオレグサをミノゴメとするべきところを、江戸時代は間違えてカズノコグサにミノゴメと名付けてしまった」と指摘し、カズノコグサと改めたそ
うです。w。

現代では、七種の穀物を各家庭で用意することは大変で、ご飯に小豆を炊いていただく「小豆粥」を行事食としていただく
ことが主流になってるようです。
といっても、だんだん日本の伝統である行事食の風習も廃れてきた感がありますね。^^;

行事食は、縁起食でもありますが、縁起は「因縁生起」の略。w
無理やり縁起を担がなくても良いけれど、移ろって行く時節の節目を祝い、感謝
と共に楽しむ風習は、日本の良き伝統だと思いますよ。w

ハロウィンやらバレンタインデーそのお返しのホワイトデーとか、西洋の風習は
どんどん入って来てますが、いやはや世の中、諸行無常で移ろって行くことですね。^^;
適応と進化は、生物の命題ですから、それをも利して活用し、生き生き活きる生
活を目指して行きましょう。w

第二土曜、11日は鏡開きの日にして、今年最初の気の科学体験講座でした。
巳年は、弁才天と縁のある年ですが、弁才天は水の女神。
縁起よろしく水の観点からの展開を始め、懇親会では鏡餅のお飾りを開いて、出
てきた小餅で雑煮を振舞いました。w

水の観点からのウォーターブリッジ現象を起こす周波数共鳴圧法、拮抗圧を用い
て、体内の水を動かし、気血水を活性化する方法です。
所作を型としてまとめ、水の技法、一から五の型を実習したことです。

これらの型を用いて、次回は人体の縦横の隔膜を共鳴させる法、隔膜と内臓をリ
ンクする法を展開しましょう。
気を電子電位と捉えると、電位は人体の内圧とも関連しているので、体内の電位
=内圧の調整法がさらなる展開になろうかと思います。

温故知新で、失伝されている日本古来の整体・操体法や活法、中医学整体や武術
整体の技法にも、優れた技法がありますので、それらも現代の視点から掘り起こ
すことができると良いですね。w

さて、小正月の本日は水曜会になります。
正月を締めくくり、新たな展開を目指して、夕刻からは宴を楽しみましょう。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマト乗せ。
2.三つ葉のお浸し、白胡麻散らし。
3.揚げカボチャの黒ゴマ塩散らし、ほの甘小豆掛け。
4.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
5.自家製絹揚げ、金山寺味噌を添えて。
6.鶏胸肉の片栗粉コーティング、セロリ、ミックスナッツの炒め。
7.いづみ式鶏肩肉のから揚げ。
8.敷き昆布、聖護院蕪、小餅の味噌雑煮。
9.松尾大社境内の「もり」の漬物、青しそ大根。
10.聖護院蕪のシメジとろみ餡。
11.サバの溜まり醤油・味醂煮付け。

本日は、今年初気の科学体験講座

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厳密には2月3日の立春からですが、今年は乙巳年。
巳にゆかりある神仏といえば弁才天です。

家には天河大弁財天舎の神札が納まっていますが、弁才天は元来水の神。
縁起(因縁生起の略)よろしく、講座では水の観点からの技法を展開しましょう。w

東洋医学のバイブルである「黄帝内経」には、気血水の循環こそが生命活動、健
康の原義だとされています。

現代的な解釈をして、気を電子電位と捉えてみても、神経は電子を伝えているの
で、そのルートが切れたり繋がりにくくなってると、「気の不通」で意識通りに
動かせなくなります。
逆に痛みや不具合ある時は、電気抵抗によって過剰な電子がその箇所に発生して
るので、その「邪気」を「瀉」して解消することが要となります。

「痛苦あるところ、必ずオ血(汚れた血の意)あり」と説かれていますが、痛み
や不調のあるところは血流悪く古い血が滞っています。
人体科学の実証で、酸素や栄養を十分に含んだ新しい血液は、DNAレベルでも
細胞を蘇らせることが分かっているので、血行・血流を良くすることは万事の大
事です。

「水」は、リンパ液や脳脊髄液のみではなく、全身のファシアの水分のみならず、
細胞内外の体液を含む体内全身の水を差すものだと捉えてみました。
人体の約70%が水ですので、体内の水を動かし活性化させることは、大きな効
果が表れるものです。

筋膜のみならず、結合組織であるファシアを通じて全身は密接につながっていま
すので、先ずは一部の水を動かしてやると、全身の水が動きやすくなります。
また、堰(せき)となっている2カ所、例えば横の隔膜である横隔膜と骨盤底膜
を緩めると、隔膜間の水が動いて活性化し、その間の内臓の働きや血流が良くな
ることも分かっています。

水の観点からの整体技法は、不調部分とその特定関連の原因箇所を同定せずとも、
堰を開放することで不調箇所のみならず全身の状態を良くするメリットがあるわ
けです。

今までの展開と特別集中研修を通じて、「水の技法」を所作という「型」でまと
めてみました。
水の技法には、5つの型があります。

一の型、2点1字三指拮抗圧法。
例えば、肩の僧帽筋が凝り固まってる場合、イメージとしてそこから水を腕に流
すと、その流れに沿って前腕部や手首に硬くなってる箇所があり堰となっていると捉えます。
ゆっくり堰を圧して行くと、ふっと肩が柔らかくなるところで拮抗圧が働き、神
経が繋がるとともにウォーターブリッジ現象が生じて、しばし待つだけで、肩も
圧痛部分もその間の痛みも消える現象が表れます。

二の型、天地挟み掌拮抗圧法。
例えば、内臓体性反射や肋間の石灰化によって背中側の肋骨に圧痛がある場合、
仰臥姿勢で掌にその箇所を乗せ、もう一方の掌を胸側の肋骨に触れて、ゆっくり
と拮抗圧を作ると背中が緩むのが分かります。
この方法は、心臓や肝臓、膵臓などの弱った臓器を活性化する効果もあるもので
す。

三の型、牽引拮抗圧法。
例えば、背面肋骨や肋骨横側に硬結や圧痛がある場合、そこを中3指で捉えたまま、足首
や手首をゆっくりと牽引して、止まったところで待つだけで、硬結や痛みが消え
て行きます。

四の型、十字挟み掌拮抗圧法。
一例を示すと、仰臥したクライアントの頭部上に座して、左掌を横から入れて後
頭部を乗せ、右掌を指先を足方向に向けて胸骨に乗せて、掌の向きを90度にします。
左掌は手前の頭上方向へ、右掌は下方足先方向へ、双方皮膚の遊びを取るように
引くと、拮抗して止まるところで拮抗圧が掛かります。
そのまま待っていると、色んな動きが出てきますが、それを体験、実感してくだ
さい。
私がよく使う技法ですが、オキシトシン分泌も促せるため、精神面の不安や苦、
自律神経の失調、身体の回復に大変効果があります。

五の型、自重掌受け陰圧拮抗法。
一例を示すと、後頭骨と仙骨をそれぞれ掌に乗せて、自重だけで支えることで、
脳脊髄液の循環を始め、自律神経の働きが良くなります。
また、後頭骨を両掌に乗せ4指の腹で支えるようにし、ハの字にゆっくり開いて待つと、
ラムダ縫合を捉えることによってフラクタル反射が起こり、脚の不調に自動不随意運動が生じて、神経が繋がる現象も起きます。
不眠症、内臓疾患、耳や目の不調、首の痛み、肩こり、腰痛、五十肩、脊柱管狭
窄症、椎間板ヘルニア、自律神経の失調などにも良い効果がある方法です。

いずれも目安は3分にしていますが、必ず色んな反応が起きますので、反応が起
こったらそこで止めず、反応が静まるまでしばらく待つことがより深い効果を及ぼします。

合気と称して、呼吸を合わすか、呼吸の不規則な相手には呼吸を誘導して、4秒
呼吸でシンクロすると、早く効果が表れます。
私の場合、臨床では気光エネルギー療法で経絡操作や如意輪法などを意識して、
時短と相乗効果も図っています。w

特別集中研修第3部の内容を「型」としてまとめたものを復習し、内容的には新
たに3つの技法をお伝えしましょう。
尾てい骨と腰椎のリンク、肋間の解放、背骨からの横隔膜の解放となります。

改善するのは当たり前で、人体は正しく導けば、意識よりも健全に治ろうとしてくれるものです。w
観点や方法を間違わず、不調や苦の解決・解消を目指して、「家庭医」の技法を
発達させたいことです。w

折りしも、本日は初辰の日。w
貴船神社や住吉大社の初辰祭には参拝できませんが、発達願って八大龍王さんに祝詞を奏上しておきましょう。w

講座を終えたら、会場をこちらに移しての懇親会兼新年会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.菜の花の辛子だし醤油和え。
2.エノキダケのチーズ焼き。
3.美癒亭酒房いづみ式ふわふわ焼き(山芋つなぎのお好み焼き)。
4.京うらら揚げ、壬生菜、小松菜の炊いたん。
5.オクラの天ぷら、ブラックソルトか天つゆで。
6.マロンカボチャの素揚げ、ゴマ塩散らし。
7.いづみ式半熟煮玉。
8.いづみ式鶏肩肉のから揚げ。
9.福田家の昆布敷聖護院蕪の味噌雑煮。
10.自家製絹揚げ、金山寺味噌を添えて。
11.揚げ豆腐のとろみ餡、九条ネギを散らして。

3日後に気の初講座を控えて、本日は新春初水曜 会

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皆様、明けましておめでとうございます。
今年の傾向と対策のもと、良き年が開けて行きますように。(念)

暮れから三が日の間は、ご来客が少なく、久しぶりにゆっくりとした時を過ごしました。w
今まで正月は餅をたらふく食べてたので、2,3kgは体重増加があったのですが、
暮れからはずっと69?台をキープしてます。w
あれこれ食べて飲んだにしては、全くタタリなく、恙無く過ごせています。^^

昨日、7日の朝には七草粥を祝いましたが、さすがにすぐに腹が減りました。^^;
豆餅も海老餅ももうないので、昼はサバの水煮のトマトスープカレーにチーズバ
ケッタを添えましたが、ハイボールとの相性が良かったことです。^^

尤も、酔いのひどく回るほどは飲まず、満腹になるまでは貪らず、のんびりまっ
たりと時間(とき)を楽しんでましたが。w
孔子いわく、「七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず」。
といいますが、 人間として守るべき道から外れずとも、天の法則に背くことなく、分
を越えた行動なきようにするには、意識的自律は必要ですね。

5日の小寒を過ぎて、今週に入ると、初行事が続くことです。
月曜は初亥、火曜は初子でしたが、木曜からは初寅、初卯、初辰、初巳と日曜ま
では初日続き。w

今年は乙巳年ですから、弁才天(弁財天)詣でが多くなりそうですね。w
弁才天は、七福神の一柱であり、仏教の守護神として信仰される神様ですが、そのお使いが白蛇です。

白蛇は古くから金運や商売繁盛を招くと考えられてきました。
それで、巳の日は金運を招く吉日とされてきたのでしょう。w

特に1月最初の巳の日を「初巳(はつみ)」といい、弁財天を祀る神社でその年の初めの催事が行われます。
弁財天には金運の他にも芸術や学問の才能アップ、交通安全、恋愛成就、子孫繁栄、長寿といったさまざまなご利益があるといわれ
ています。w

初日には、初めてのことをするのが、良い縁起(因縁生起の略)になるといいます。
12日の初巳の日には、弁財天に初詣したり、銭洗弁天でお金を洗ったり、金運・財運アップ
の御祈願をしたりする人が多いことでしょう。

初巳の日に、古くなった財布を新調したり、新しい財布や美容品の使い初めをし
たり、芸術や学問に関する新しい行動を起こすことも良さそうです。
中には、宝くじを買う人も多そうですが、我関せずゑん。w

初の日にふさわしいことをするのも、良い縁起といえるでしょうし、良い自律にも役立ちそうです。
巳は清浄を好み、不浄を嫌うといいますので、この日は家などの清掃も大事ですね。w

巳の日は金運アップの日として知られていますが、中でも「己巳(つちのとみ)」
の日は特別な弁財天の供養日に当たります。
「巳」に「己」が重なった「己巳の日」は、金運・財運が最強で縁起のいい日と
されています。

「己」は陰陽五行説で土の陰性ですが、金や鉄、宝石などの鉱物資源は土の中から生まれますね。
そこで陰陽五行説では、土の属性は富や財産を生み出す属性と言われるのです。w

己巳の日は、60日に1回巡ってきますから、年に6度しかありません。
立春を過ぎたら、3月1日(土)が己巳の日になりますから、活用してみるのも
良いですね。w

第二土曜日、11日は気の科学体験講座、今年の初講座です。
今年は巳年ですが、弁才天は水の女神ですので、水の観点からの技法展開が縁起
が良さげです。w

初辰の日でもありますので、「発達」を願って、新しい技法もお披露目しましょう。w
体内の細胞内外の水を動かし、活性化させることは、ただ血流を良くするよりも
優れた自然治癒力を引き出すことができるものです。

ウォーターブリッジ現象を起こす拮抗圧による周波数同調法は、症状に囚われず
適用範囲の大きいものです。
昨年末の特別集中研修では、周波数共鳴の技法を水の観点からの展開で、より簡
単で効果を広範囲に及ぼす方法について展開しました。

身体の一部でも、水を動かし活性化させると、連鎖連動して全身の水が動きやすくなります。
集中研修第3部編では、3段階に分けての水の観点からの周波数同調法をお伝え
しました。

所作からまとめてみると、「水の技法」は5つの型に分類できます。
名付けるならば、こうなります。w

一の型、2点1字三指拮抗圧法。
二の型、天地挟み掌拮抗圧法。
三の型、牽引拮抗圧法。
四の型、十字挟み掌拮抗圧法。
五の型、自重掌受け陰圧拮抗法。

初講座では、この所作を使って、不調や痛みを解決する方法をメインに展開しましょう。
それぞれ体感してみて身体がどう変わるのか、実感とビフォーアフターの検査をするのが楽しみです。w

これらの技法は、これだけに留まらず、身体の縦横に存在する隔膜
を同調させたり、フラクタル反射から狙った部位へさらに効果を及ぼす展開が待っ
ています。
今年の展開もワクワクしていますが、弁才天様の加護を受けて、より発達して行
けるよう精進して行きます。w

さて、初薬師の8日、本日は今年お初の水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.うるい、金山寺味噌をつけて。
2.菜の花のお浸し、醤油絞り。
3.ビンチョウマグロのワサビ山掛け。
4.豚バラ肉、小松菜入りの無限モヤシ坦々鍋。
5.ローストポーク、レタスを添えて、ワサビドレッシングで。
6.自家製カリトロ揚げ出し豆腐。
7.いづみ式カボチャの素揚げ、ブラックソルトで。
8.いづみ式鶏胸肉のガーリックソルトから揚げ。
9.ローストンカツ、レタスサラダを添えて。
10.豚バラ肉、人参、玉ねぎ入り肉じゃが。
11.塩サバの焼いたん、レモンを絞って。

福田 龍博