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日別アーカイブ: 2024年8月21日

処暑願い、地蔵盆の集中講座を控えて、本日は水 曜会

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明日、8月22日は二十四節気の「処暑」ですね。
処暑の「処」には止まるという意味があり、暑さがおさまる頃を表わします。

昨年と今年は、観測史上最高ランクの猛暑が続いています。
昨日は珍しくショボショボと降る雨が続いて、日中気温は約33℃でしたが、今
日の気温は連日のように35℃を超えるとか。^^;

「処暑」は、江戸時代の暦の解説書『暦便欄』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむと
すればなり」と記されています。
残暑はまだ厳しいものの、夏の太陽の勢いが徐々に鎮まり、朝晩は過ごしやすく
なる(はず!の)時期です。w

処暑からは、ぜひ過ごしやすくなって欲しいものですね。
お盆を過ぎて、日暮れが早くなってきたことを感じますが、これだけ暑いと巷に出て
飲み食い歌いに行くのもおっくうになります。w

そもそも、京都市は猛暑日の数は、永年47都道府県庁所在地でトップなのだそうで。w
昨年の気象庁の観測によると、京都市で最高気温が35度以上の猛暑日となったの
は9月30日までに43日あり、1880年の観測開始以来最多となりました。

気温が高いままで寝苦しい夜も多かったこってす。^^;
昨年、最低気温が25度を下回らなかった日は史上最多の57日。w
50年前の1973年と比較すると、実に3倍に増えています。^^;

今年の夏の暑さも、昨年に匹敵するようですから、地球温暖化を憂うるものの、
電気代をケチって健康寿命を損ねないよう、用心しなくちゃデス。w

千年の昔、清少納言はこう記しました。
冬は、いみじう寒き。夏は、世に知らず暑き。

意味は京都の気候を讃えて、「冬は、ひどく寒いのがよい。
夏は、世に例がないほど暑いのがよい。」と解釈されてますが、どうなんだか?w

「四季って、中途半端は要らんわ。極端でええのよ。」と感じたのでしょうが、
当時の京都は40℃もの暑さも、ヒートアイランド現象やフェーン現象、地球温
暖化もなかったし知らんことだったでしょう。w

然るに、紫式部は、源氏物語の末摘花で「あはれ、さも寒き年かな、命ながければ、かかる世にもあふものなりけり」とてうち泣くもあり。」
と記しています。w

「あーあ、まったく寒い年やなあ、寿命が長いと、こういう時にも遭遇するものなんやわあ」といって、泣く女房もいた。
いや、いや、泣いても寒いし、泣かんでも良いと思うが。w
当時の寒さで泣くならば、現代の京都も夏の暑さやったら、発狂してるか死んでるかも?(ワラ)

つくづく、文明の利器、冷暖房完備の家屋に住む時代を過ごせるのは幸せなことかと。w
朝の散歩で、ツクツク法師はまだ鳴いていませんが、もうじき夏虫から秋虫にと虫の音は変わって行くでしょうね。

夏も間もなく終わりですが、毎年8月22日・23日には、京都に約800年前から伝わる六地蔵巡りが行われます。
京都の都の出入り口(若狭街道・周山街道・丹波街道・東海道・西国街道・奈良街道)に、
6つの地蔵を配置して、それらの地蔵を祈願してまわるというものです。

それぞれの地蔵寺で、お幡のお札を授かり、6つの幡を玄関先に吊るすと、厄病
退散、福徳招来の御利益が授かると言われています。

六地蔵巡りをまわる順は決まっていないようですが、交通がなかった時代には2日間かけて巡ったそうです。
今では、日帰りで行けるようになりましたし、京都駅からバスツアーなどもありますが、それでも8時間のツアーになるとか。w

京都を中心に盛んなのが、8月24日を中心に行われる「地蔵盆」です。
最近では、土日に行うところがほとんどになってるようですが。
地蔵盆は、子ども達が主役のお祭りで、地域を守り地獄の鬼から子どもを救う守り神であるお地蔵様を、子どもたちが供養する行事です。

仏教に由来する地蔵菩薩は人々を救済する存在で、それが民間にも地蔵信仰となって広がり、
路傍の神である「道祖神」の信仰にも結びついて、道端に地蔵さんが増えていったといいます。

お地蔵さんを祀った祠の前や空き地、公園や集会場などで開催され、町内会や子
供会が主催し、町内単位に行われることがほとんどです。

地蔵盆が近づくと、町内の人たちは地蔵さんを祠(ほこら)から出して拭き清め、
お化粧(彩色)をしたり、新しい前掛けを着せてから、祭壇に祀ります。
祭壇には、花などを飾り付けて、紅白の餅や菓子類、果物などを供えます。

地蔵盆会場の天井や出入口に飾られる赤と白の提灯には、たいてい地蔵菩薩の名
と町内の子どもの姓名が書き込まれています。
子どもが生まれると涎掛けを奉納するのと同様、地蔵菩薩との結縁を祈願するも
のです。

私が子供の頃の地蔵盆では、子どもたちが直径2〜3メートルの大きな数珠を囲んで座り、
大人もその輪に加わりながら僧侶の読経にあわせて順々に回す「数珠まわし」
(百万遍念仏の一種で、「数珠繰り」ともいう。)が行われていましたが、今ははてさて?w

今も変わらないのは、お菓子の配布や手料理の振舞い、ゲーム大会、スイカ割り
や福引など、子どもを主体とした様々な行事が行われてることでしょう。
今や、我が家には子供は居らず、長女は年に2回ほど、長男はとんと寄り付かず
で、孫に接することもほとんどなくなっていますが。^^;

24日は、地蔵盆とは関係なく、今年は特別集中研修があるので、違う意味での楽しみがあります。w
展開の構想と準備を固めつつ、夏の祭りの如く楽しみと喜びを味わいましょう。w

さて、本日は、盆中に窓が閉まらんくなった愛車、エボリューションが帰って来てからの水曜会。
故障は生じても、治ってまだまだ使えるのがよき、愛車であり、我が身でもありますことよ。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.小さな京豆腐、大葉を添えてライムハーズソルトで。
2.皮むきレンジ蒸しナスとトマトの麺つゆ・リンゴ酢浸し。
3.いづみ式空心菜の刻みニンニク炒め。
4.ナスとオクラの片栗粉コーティング、トマトと油通しして龍庵炒め。
5.揚げだしナス・トマト。
6.鶏胸肉の片栗粉コーティング、玉ねぎ・オクラ煎り甘酢餡。
7.いづみ式辛子味噌レンコン。
8.自家製絹揚げ、黒舞茸、キクラゲ、ミニトマトの麺つゆ・黒酢炒め。
9.オクラ詰め竹輪の素揚げ。
10.自家製絹揚げのいりこ味噌乗せ。
11.干し小イワシの素揚げ、スダチかシークワサーを添えて。