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日別アーカイブ: 2024年7月3日

祇園祭の7月に入り、本日は7月最初の水曜会

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6月30日の夏越の祓、7月1日のおついたちは松尾大社に参拝してきました。
玄関ノブに茅の輪のお守りを飾り、邪気受け付けずに今年後半が無病息災でありますように。w

7月になると、頭の中で、コンコンチキチン、コンチキチン♪と似通ってるけど多彩な祇園ばやしの音が聞こえるような?w
祇園囃子とともに、7月の京都は祇園祭一色になります。
7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1か月に渡り、多彩な祭事が行われます。

祇園祭は1,000年以上の歴史を持ちますが、由来は、平安時代前期の869年に行なわれた「御霊会(ごりょうえ)」です。
御霊会とは、亡くなった人の魂を鎮め、災厄を払う儀式になります。

そのころ京都では疫病が流行り、立て続けに災害も起こるなど多くの人々が亡くなっていました。
そこで、当時の陰陽師たち、悪いものを吸い取る力があると考えられていた鉾(ほこ)を使い、御霊会を行うことに。

当時の平安京の国の数である66本の鉾を神泉苑(しんせんえん:天皇の庭)に立て、
祇園社(八坂神社)から天皇の庭である神泉苑に神輿(みこし)を送り、御霊会を行ったのが祇園祭の発祥とされています。

時代が進み、街に漂う悪いものを浄化するために氏子(地域の住民)が鉾を持ち、街中を巡回するようになったのが山鉾巡行の原型といわれています。

祇園祭は平安中期から規模が拡大。室町時代には山鉾が巨大化して豪華絢爛になり、
東京の「神田祭」、大阪の「天神祭」とともに日本三大祭のひとつとして知られるようになりました。

メインイベントとなる山鉾巡行は前祭(さきまつり)と、後祭(あとまつり)の2回実施されます。
前祭では、神様を神輿(みこし)などで御旅所(おたびしょ)に先導します。

前祭の山鉾巡行では、「動く美術館」ともいわれる豪華絢爛な23基の山鉾が京の街を巡行するのが見どころになります。
「長刀鉾(なぎなたほこ)」に乗る稚児(ちご:神の使者とされる男児)が、四条麩屋町に張られた注連縄(しめなわ)を太刀で切り落す「注連縄切り」も見逃せません。

大きなものでは、12トンを超える山鉾を勢いよく方向転換する「辻廻し」も迫力満点です。
大学生の時、函谷鉾(かんこぼこ)を曳きましたが、暑かったことです。w

曳く方も暑いけど、沿道で見物する人たちも、「京の油照り」が体感できることです。(ワラ)
市観光協会は、昨年からプレミアム観覧席の販売を始めました。w

財政難の京都市が、セレブな外国人観光客を当てこんだのでしょうが、昨年は1席40万円で、酒やおばんざいなどを提供したものです。
今年は1席15万円などで販売していますが、八坂神社の宮司は「祭りは疫病を鎮めるための神事。ショーではない」と酒や料理の提供に反対していたものです。
市観光協会は神社側と協議し、今年はソフトドリンクのみを提供することに決めたということです。w

今年の祇園祭では、八坂神社は祇園祭を本来の形に戻そうと、比叡山延暦寺と神
仏習合の儀式「八坂礼拝講(らいはいこう)」を営むそうです。
7月20日に八坂神社本殿で神職と延暦寺の僧侶が疫病退散や国家安寧、世界平和を祈ります。

今年は正月からの震災や天候不順、円安その他で価格高騰もあったので、祇園祭
や各種お祭りはイベント性よりも本来の意義が大事なことかと。w

八坂神社はかつて延暦寺の末寺で、「祇園感神院(かんしんいん)」と呼ばれ、
神仏習合の祈りを捧げていたものです。
延暦寺との合同の儀式は2005年3月以来といいます。

山鉾巡行も然ることながら、祇園祭では7月14日から16日の宵々々山(よいよいよいやま)から宵山が庶民の楽しみとするところでしょう。
30代までは誰もが行くことでしょうが、京の蒸し暑さに加えて何十万人の人出で混雑し、暑いので私は行きませんが。w
歳ですかねえ、人混みが年々苦手になってます。^^;

23基の山鉾に吊られた駒形提灯に火が灯り、祇園囃子とともに祭りが盛り上がります。
露店が並び、15・16日は18:00から 23:00までが歩行者天国になり、ごった返しで賑わいます。w

後祭は18日から、山鉾11基を組み立てます。
24日が山鉾巡行ですが、後祭は神様が帰るために行うもので、前祭とは巡行ルートが逆になります。
同日、花笠巡行も行われ、花傘を中心とした行列が八坂神社から市役所を巡り、四条御旅所などを経て八坂神社へと戻ります。

1966年から2013年までは、前祭と後祭を合同で行っていました。
しかし、本来の祇園祭を後世に継承すべく、2014年に後祭が49年振りに復活しました。

「後の祭り」の語源にもなってますが、先祭りよりは賑わいはなく、21日から23日の宵山では、屋台露店も歩行者天国もありません。w
かつてエコ屋台村が行われていましたが現在は中止になってます。
が、比較的狭い範囲に山鉾が建ち並んでいる為、全ての山鉾を回ることができ、落ち着いた風情で楽しめるのが良いでしょう。w

昨年の夏は、日本の平均気温が、1898年の統計開始以降で最も高くなりました。
今年の夏も、昨年に勝るとも劣らない暑さになるといわれています。^^;

外出しても、しなくても、熱中症や夏バテには注意しましょう。
旬の夏野菜とタンパク質をしっかりと摂ることが大事ですね。

さて、本日は7月最初の水曜会。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.サニーレタス、京水菜、干しレーズンの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.焼きちくわ、きゅうりの麺つゆポン酢和え、胡麻油・白胡麻振り。
3.スイートコーン、ロースハム、チーズのガレット。
4.京うらら揚げとしろ菜の炊いたん、胡麻油を落として。
5.鶏胸肉の片栗粉コーティング、トマト、ナスの麺つゆ炒め。
6.鶏レバー、ニラのオイスターソース炒め。
7.自家製絹揚げ、茄子のだし炒め、青ネギを散らして。
8.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
9.ズッキーニのツナマヨネーズ焼き。
10.アスパラの豚バラ肉巻き、ソテーしてライム胡椒ソルトで。
11.三重の干しウルメイワシの素揚げ。