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月別アーカイブ: 2024年6月

夏越の祓を控えて、本日は6月最終水曜会

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6月もあと4日、指示書と案内の発送は終え、後は指示書手渡しの儀が2件と予
約の2件があるのみで、早や今年も半年が終わろうとしています。
末日、30日は夏越の祓の神道儀式がありますね。

「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、一年の折返しにあたる6月30日に各地の神社で行われる季節の行事です。
これまでの半年分の罪・穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願します。

日本の神道の儀式に、心身の穢れをはらい、無病息災を祈る「大祓(おおはらえ)」があります。
そしてこの大祓に、6月30日に行われる「夏越の祓」と、12月の大晦日に行われる「年越の祓」の2つがあります。

いずれも神社で、「大祓の祝詞」をトータル100度奏上する、「百度祓」が行
われるのですが、
夏越の祓では、「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」と「人形流し」の2つの特徴的な行事が行われます。

「茅の輪くぐり」では、神社の境内に立てられた直径数メートルほどの大きな輪をくぐります。
輪は茅(ちがや)という草で作られており、これをくぐって身を清めます。

茅の輪をくぐるときは、決められた作法があります。
「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延(の)ぶというなり」と唱えながら、
左回り→右回り→左回りの順で、8の字を描くように3回続けてくぐります。

この和歌は、拾遺和歌集の中の「題しらず」「よみ人知らず」として記載されていますが、
「読み人知らず」なのに有名なのは、作者が五位の位未満で宮中では人として認められない「人でなし」だったからとか?w

夏越の大祓の起源は諸説ありますが、はるか昔、日本神話に遡ります。
神話には、宿を求め訪ねてきたスサノオノミコトを蘇民将来(そみんしょうらい)が厚くもてなしたところ、
スサノオから教えていただいた通り、腰に茅の輪を付けたところ疫病にかかることなく子孫が繁栄したそうです。w

この茅の輪が、いつの頃からか、現在のようにくぐる様式になったようです。
基本的には宮中行事として続けられてきましたが、明治時代に神と仏を区別する神仏分離が行われ、
その後、全国各地の神社で夏越の祓が行われるようになったと言われています。

もうひとつが、「人形(ひとがた)」と呼ばれる、人の形をした紙を使った行事です。
この紙の人形は、自分の身代わりを意味するもので、人形に自分の名前を記入し、その人形で体の悪い部分を撫でて穢れを移します。
その後は、神社や地域ごとのやり方に従って、川に流したり、神火でお焚き上げしたりします。

そして、京都での「夏越の祓」で欠かせないのが「水無月」です。
外郎(ういろう)の上に小豆をのせた和菓子で、三角形は魔よけの形と氷を表し、
小豆には魔除けの意味が込められています。

6月に入ると、京都ではどこの和菓子店でもスーパーでも売っています。
が、初期糖尿病という呪が掛けられている私、水無月はパスして、酒で我が身を清めましょう。w

お酒の神様を祀る我が産土神社の松尾大社では、楼門前の参道に茅の輪が設置され、6月28日か
ら30日までくぐることができます。
29日・30日の7時から19時には、楼門前にて茅に歌の短冊を取り付けた「お祓いさん」が授与されます。

手水舎では現在、「風鈴祈願 招福除災の音」と題して約800個のカラフルな風鈴が飾られています。
風鈴は9月1日まで飾られていますが、鈴の音は罪・ケガレを祓うといいますから、
茅の輪くぐりをして風鈴の音に耳を傾けると、さらに良い効果がありそうですね。w

今年は早々から心不全の入院手術やら色々の厄難がありましたので、必ず大祓の儀式は行っておきます。w
通常祝詞の中文にもいわく「常も大神たちの広き厚き御恵みをかたじけなみ奉り、
高き尊き神(み)教えのまにまに、直き正しき真心を以ちて、誠の道に違ふことなく負い持つ業に励ましめ給ひ、
家門高く身健やかに世の為人の為に尽くさしめ給へとかしこみかしこみもまおす。」

今年前半は、先ずは健康第一と体調を良く調えることに腐心してきました。^^;
おかげさまで体調は回復しましたので、後半は人への役立ちを目指して精進して行きます。w
もちろん、人生楽しむことも、古希を超えたらスローも大事と忘れぬように。(ワラ)

今日九州から近畿で気圧が低下し、明日(木)からは全国的に気圧が低下するとのことです。
気圧低下は、人体に肩のこり、めまい、頭痛、首痛、全身倦怠感、気分の落ち込
み、関節などの神経痛、眠気、不安症などを起こすことがあります。

耳の奥にある内耳の気圧センサーが、気圧の変化を感知する際に過剰反応し、
それによって自律神経のバランスが乱れて様々な不調を引き起こすことが原因だ
といわれています。

病院では対処療法しかありませんが、内耳の血行を良くすることが効果的です。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したりしましょう。
さらに、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回したりもしましょう。

耳と耳のまわりをもみほぐすことで血行がよくなり、内耳の状態の改善に効果があります。
頭痛や腰痛、神経痛、倦怠感には、朝からぬるめの風呂に入ることも良い効果があります。

それでも頭痛や頭の不調、むくみがあれば、漢方薬では五苓散(ごれいさん)が効果的。
五苓散は水分代謝の改善を行なう代表処方で、鎮痛剤のような副作用も少ないものです。w

半年の罪・穢れだけでなく、疲れや諸症状を解消して、後半の展開を良くして行きましょう。^^v
さて、本日は6月最後の水曜会です。

今日のメニューは、以下の12品です。
1.白菜、京水菜、ミにトマトの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.叩きモロヘイヤとモズクの三杯酢和え。
3.キャベツとアボカドのコールスロー。
4.手作り鶏胸肉の生ハム、胡瓜を添えて、胡麻ドレッシングかクルミ味噌で。
(クルミ味噌はバケットバターに塗っても美味。w)
5.豚バラ肉と空心菜のチェンマイ風炒め。
6.豚ロースのソテー、玉ねぎソースかけ。
7.いづみ式焼きズッキーニのアラビアータチーズ焼き。
8.いづみ式ちくわの磯部揚げ。
9.冬瓜の和風餡。
10.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
11.ヒジキ、黒胡麻、ホワイトブナピー、蒸し大豆の麺つゆ炒め。
12.冷やしうどん風コンニャク麺のぼっかけ。

ソマチッドの共鳴について考えつつ、本日は水曜 会

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昨日は雨が降りましたが、今日は快晴。^^
近畿地方は今年、大幅に梅雨入りが遅れていますね。
長雨も集中豪雨も困りますが、あんまり雨が降らないと、また野菜類が高くなって困ります。^^;

今年は土日の天気が崩れがちですが、今週の土曜日は桂高校の同窓会。
多分、最後になるだろうから出席しますが、何を放せばいいやら話題に困る気がします。^^;

夏の特別集中研修は、8月24日に決まり、10:00から夕刻までを予定しています。
内容と展開を考えていますが。こういうことを考えるのは楽しくて良いですね。w

中医学では、「気血水」の観点を大事にしていますが、気を電子と捉えて神経に着目すると、
神経連続反射弓の形成や人体の退化痕の再起動など、経絡や感覚受容器からのアプローチではできない効果を得ることができました。

骨膜振動と原始脳の連鎖関連や人体内部各組織の周波数とその共鳴についても色んな活用が図れることです。
気を波動と捉えると、量子力学的展開に至らざるを得ませんが、波動と共鳴についても応用・活用が色々と考えられますね。w

量子力学では、電子だけではなく「あらゆる物質」が、粒子と波の二重性を持っているとされています。
私たち人間は固体(粒)ですが、波の性質も持っているわけです。
しかし、人間の持つ波長はあまりにも小さいので、普段の生活では波の性質が見えていません。

人体を水をたたえた固体と捉えたり、ファシアや体液を「気血水」の水と捉えると、
ある部分から全体に波動や揺らぎを伝えて、深部や揉んでも解けない筋硬結を解くこともできました。

骨膜振動や揺らぎ法もそうですが、周波数の共鳴は量子力学的展開に大きな要素と言えるでしょう。
物理学ではなく、生体に着目すると、共鳴から活性化して人体を健康化するモノとして、最近ソマチッドに注目しています。

よっぽどマニアックな人以外は、ソマチッドについてはご存じでないことでしょう。w
ソマチッドは、動物・植物を問わず、全ての生命体に宿る極小の生命体で、DNAの直径の1/4サイズとなっているので、この世界で最も小さい生命体だと言わ
れています。

赤血球の100分の1という小さなサイズなので、普通の顕微鏡では見ることができず、
特殊な位相差顕微鏡で観察することによってやっと見ることができます。
そのことから、地球上で唯一DNAを持たない生命物体とも考えられています。

ソマチッドは極小のサイズでありながら、生命力が滅茶苦茶強いことが分かっています。
現在の研究で、さまざまな環境下に置いてみたのですが、それでも死ぬことはないと分かっています。

1000℃以上の高熱や超低温環境でも死滅しない。
無酸素状態でも超高圧の環境でも死滅しない。
どんな生物も死ぬ5万レムの放射線を当てても死なないまさに不死身のソマチッド。w

このようなことから、宇宙環境でも生存できるという意見や、宇宙で言われた生命体という声もあります。
ただ、現時点ではどこから誕生したのかは分かりません。

ただ、過去の5億年前の化石の中を観察したところ、ソマチッドが存在しており、
まだ生きていたということから、その時代からすでに地球上に生息したモノであると言えるでしょう。

不滅のソマチッドは、生命体が死ぬと逃げ出すといいます。
つまりソマチッドは、我々人間のような宿主が死んだ後、それは土に戻り、土の中で何千年と生き続けます。
実際に、北海道で発見された2500万年前の貝の化石からも大量のソマチッドが見つかりました。

現在行われている研究では、ソマチッドは免疫力を高めてくれる微生物だと言われています。
そのため、血中に多くのソマチッドが見られたり、ソマチッド自体の動きが活発だと、身体の免疫力が高くてより健康な状態を維持できると考えられています。

ソマチッドは、内外からの刺激によって共鳴し、活動が活性化してミトコンドリアに力をつけたり、
環境が悪くなると殻を被ったりして不活性になることも知られています。
体内のソマチッドが活発化すると、生活習慣病にかかりづらくなり、免疫力も上がると言われています。

実際に、健康な人の体内には多くのソマチッドが存在して、活発に動いていることが分かっています。
逆にガンの患者の血液では、ソマチッドが殻を作り、シェルターを作って、動きが緩慢になります。

ソマチッドは、ガンの予防や治療にも効果があると言われています。
実際にソマチッドを開発したフランス人ガストン・ネサンは、1964年からカナダに移住して、ソマチッドを使った「714X」という製薬を作り、末期がんの治療を行ったところ、
75%が治癒したといいます。

しかし、その時にはガストン・ネサン氏は医師免許を取得していなかったことと、714-X投与によって末期癌患者が死亡したという嫌疑での訴訟が起こり、カナダの厚生省から薬事法違反で告訴されました。
彼によって救われた人たちの活動もあって、結果は無罪になっています。

現在は、カナダで末期がん患者への代替治療の1つとして合法で行うことができるようになっています。
認可を受けたものには、「通常療法に見放された末期の癌患者に限って!使用を許可する」ということですが、何だかな?^^;

ガストン・ネサン氏は、2018年に94歳で逝去されていますが、今以上に研究が進めば、世界的に使われる可能性もあるでしょう。
日本でも、北海道産の風化貝の粉末を原料にしたソマチッド商品などが既に販売されていますが、その効果ははてさて?
死滅してないソマチッドを多量に飲んだからといって、体内で活性化してくれるのかどうか?w

漢方薬もそうですが、摂り入れた生薬などは化学的単一成分ではないので、生体内でどのように働き作用しているかは医学上も分かってはいないのですよ。^^;
死にかけたらその都度若返り、クローンを増やして増えていく不老不死の生命体には「ベニクラゲ」がいますが、
毎日ベニクラゲを食べても、ヒトは不老不死にはならんと思う。w

それでも、身体は食によって作られ維持されてるので、食は大事、食事は食餌に非ずです。w
古人(いにしえびと)いわく、料理とは火や水の力を借りてそれを作り、土から得た器にそれを飾り、
ある命が他の命を育み慈しみ合っているという玄妙なる道(タオ)の理を料(はか)りゆく術(すべ)であるとか。w

陰陽五行では、水気は塩味なので水剋火で火の心を傷めないよう減塩し、
土気は甘味で土剋水で水の腎を傷めないようでんぷん・糖質を減らして、
美味しゅうなぁれと呪(しゅ)を掛けて、料理に勤しむことにしましょう。w

さて、本日の水曜会、午後から2件の予約を終えたら、5時半くらいから飲みだすとしましょう。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.サニーレタス、京水菜、スィートコーンの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.いづみ式ピーマンと胡麻のナムル。
3.伏見獅子唐の焼いたん、削りカツオ、生醤油で。
4.エリンギのガーリック・パルメザンチーズ、ホイル焼き。
5.鶏胸肉の片栗粉コーティング、ズッキーニのチェンマイ風炒め。
6.鶏レバーとニラのオイスターソース炒め。
7.鶏胸肉の片栗粉コーティング、青梗菜の黒酢・味醂・醤油炒め。
8.5種の野菜の豚骨ベースコンソメスープ、パック・ナーム。
9.豚ロースとキウイのステーキソテー。
10.自家製絹揚げ、青ネギと麺つゆで。
11.ジャーマンポテトフライ(油次第で塩抜きでも美味w)
12.いづみ式葛の葉の天ぷら、ブラックソルトで。
13.いづみ式舞茸のてんぷら、天つゆにつけて。

6月度の体験講座を終えて、本日は水曜会

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第2土曜は月例の気の講座で、久しぶりの三重からのご参加もあり、楽しい会となりました。
メインに身体の5つの隔膜の調整をやりましたが、組み立てとして仕上げに鞍隔膜からの後頭下筋隔膜を施し、
その形のまま気光後頭骨クラニアルを掛ければ最も効率的です。

5つの隔膜は上から順だと、鞍隔膜+小脳テント、後頭下筋隔膜、胸膜上膜(シプソン筋膜)、横隔膜、骨盤隔膜。
それぞれの隔膜にはそれぞれの特効があり、内臓と神経の調整に優れた効果があります。

今までにない観点から、今までとは違う施術をすることによって、今までは解決できなかった問題を解決できることがあります。
逆に、効果の分からないこと、改善の見られないことを続けていくのは、苦のみ
ですよね。^^;

今までの整骨や整復療法、運動療法や物理療法などの理学療法、あん摩やマッサー
ジ療法では改善や解決できない苦痛や不調については、違う観点と違う方法を導
入することが必要だと思います。
その上で、改善だけでなく、解決・解消を目指していきましょう。w

講座では、骨膜に表れる凝結痛点に着目した方法もお伝えしました。
古来、甲賀流忍法に伝わる忍結(にんゆい)術という活法ですが、
陸軍中野学校で秘かに教えられていた法といいます。w

講座の終了間際に、実は膝痛で正座ができないと受講生の一人が告ってきました。^^;
今までの復習を混入して、骨膜からのアプローチをしたところ、10分足らずで無事解決。^^v

彼は、月曜日に法則講座の個別レッスンで来宅しましたが、症状は戻っておらず、解消していました。w
この方法は、膝や肩など関節に特効効果がある他、内臓体性反射を導入することによって、内臓由来の不調や痛苦にも対応できます。

内臓体性反射については、肋骨と鎖骨に表れる反応点を取り上げて、次回に会得してもらいましょう。
DRT整体などでは3大指標や12大指標の痛点を指標として、施術後にそれが解消してるかを再テストして評価します。

骨膜を観点として、波動を伝えて複数の痛点を即座に消す方法もお披露目しました。
これには、7大指標兼波動入力ポイントがあります。

次回からは、波動を伝える量子力学的な展開も考えています。
骨膜振動は原始脳と直結しているので、自己治癒力・修復力と大いに関りがあるものです。

周波数という観点からは、TL筋反射との関連も面白いところです。
色や音、味など五感もまた人を治し、癒すために活用が図れます。

身体の痛みを消して行く、集中、反響、拡散の量子力学的波動技法も次回から展開して行きましょう。
骨・筋肉・内臓の問題に、利き三指腕弓射虎法。
神経・血管・リンパ管・体液の問題には、一指当て一点弾指法。
素粒子レベルの全身調整には、弾指発遣空間振動法。

段階と手順を追うことによって、着実に術技は進歩して行きます。
経験し、体感して、縁ある方の痛苦や不調に役立ててください。

暦の上では10日が入梅でしたが、今年の梅雨入りは遅れています。
その分、晴れが続いて空が明るいので、来週21日の夏至を目がけて、日が長く
なってきてるのを感じますね。

日照時間も長くなってきたわけですが、日照時間が長いと睡眠時間は短くなります。
事実として、ヒトは6,7月が最も睡眠時間が短くなる期間と言えます。

よく眠れないのは、心のせいではなく、日が長くなったせいですよ。w
どうせ眠れずにあれこれ考えてしまうなら、快いことや楽しいこと、為になるこ
とを考えましょう。w

息ができないとか、痛みがつらいとか、痛苦や不調があるとついついマイナスになるようなことを考えてしまうのがヒトの常。
脳は鮮明なイメージを実現しようとする機能があるので、鮮明で具体的な不安や心配を思うのは危険なことなのです。^^;

5時頃に目が覚め、もう眠れないけど寝床からは出たくない。
そういうときは、脳にドーパミンが流れるようなことを考えましょう。w

幸い痛苦がなく、体調が良いと心にもゆとりができるようです。w
喜びと楽しみある鮮明なイメージをもって、自分たちの未来を実現して行きましょう。

さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜、レタス、ミニトマトの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.青瓜、キャベツ、ミニトマトのコールスローサラダ。
3.いづみ式モズク酢。
4.牛肉、3種キノコ、白菜などの煮込み。
5.鶏レバーとニラのオイスターソース炒め。
6.鶏胸肉の塩コショウ・カレー粉・片栗粉コーティング、セロリの葉と炒め。
7.豚バラ肉のカリカリ炒め。
8.いづみ式アカイタドリと葛の葉の天ぷら。
9.雄シシャモの焼いたん、レモンを添えて。
10.イワシのハチミツ梅干し煮込み。
11.キンメダイのアラの煮付け。

本日は快晴にて、6月度の気の科学体験講座

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このところ、晴れの日が続いて日差しが熱くなってきましたね。
昨日は手弁当や酒を持参して近江舞子の湖畔で昼飲みしましたが、ずいぶん日焼けしてしまったことです。^^;

本日は第2土曜につき、6月度の気の科学体験講座を開きます。
今回のメインとなるのは、人体の横のラインに着目した展開になります。
それが、「隔膜調整法」です。

今までの整体では、経絡・筋絡という東洋的ルートにせよ、アナトミートレイン
という西洋的・解剖学的ルートにせよ、すべて縦の繋がりとその作用に注目して
きたものです。
横の発想というのは、左右や前後の対称点が中心で、横のラインというのは「横
隔膜」しかなかったような?^^;

横隔膜の整体は、呼吸も無論のこと、肝臓や胃腸など内臓の調整に優れた効き目
があります。
横隔膜を例に挙げると、左側調整では花粉症の症状に、右側では腹部疾
患全てに特効があることが分かっています。

内臓由来で筋・骨格系に不調や痛みが生じている場合、幾ら身体の筋肉・靱帯・
関節などのアライメントを整えても、問題は解決できません。

内臓というモノは、不調があれば重力に負けてずり落ちてるもので、血流が悪くなり滞っているものです。^^;
また、その臓器に付着しているインナーマッスルは、筋出力が必ず落ちているものです。

横隔膜など、身体には5つの重要な隔膜があります。
それらは、呼吸と循環に関係しながら、.身体の構造を中心上に繋ぎ止める働きをしてい
ます。

また、内臓がズレたり落ち込んだりしないよう保持しながら、下にある構造を吊
り下げる働きをしています。
そして、重力を分散して一極に負担が掛からないようバランスを保ちながら、起きた不調が全身に波及しないように、バリアとして
堰き止める働きをしています。

私もそうでしたが、人体で隔膜というと、横隔膜しか普通は知らんし。^^;
ですが、頭蓋骨の中には、「鞍隔膜」があり、後頭部にも「後頭下筋隔膜」があります。

前回は、ここまででしたが、今回はここまでの復習をしてから、次の隔膜を調整
して行きましょう。

胸腹部には背中と腰を繋ぐ横隔膜がありますが、首と背中とつないでるのは「胸腹上膜(シプソン筋膜)」といいます。
また、骨盤の中には「骨盤隔膜」があり、それぞれ重要な働きをしています。

呼吸に着目すると、息を吸えば全ての「隔膜」は下がりますが、隔膜が固くなれば動きも小さくなり、十全な呼吸ができません。
よって、呼吸が浅くなり、血液中に酸素の量が不足することになります。

すると、自律神経も不調になるし、細胞や神経の修復も落ちるし、汚れた血の滞りが病気にもなります。^^;
東洋医学では、気・血・水の循環の観点を重視しますが、血の観点から見ても、隔膜の整体は効果的でしょう。w

然も、隔膜の連絡治療には法則性があり、不調ある部分の上下の隔膜を調整する
ことで抜群の効果を発揮することが分かっています。
隔膜を緩める調整は、血流を良くすることだけでなく、神経や筋膜にも持続効果
が高く、内科系疾患にも優れた効果があります。

隔膜を調整すると、その症状や部分のみの改善に留まらず、良い効果が全身に波及して行きます。
隔膜の観点からの施術は、不調部分や症状に合わせて行うのではなく、身体の状態を全身レベルで良くすることによって、自己治癒力を高めるものです。

以前、神経を観点として退化痕に着目したり、連続反射弓に着目した施術法をお伝えしました。
今まで使ってなかった神経が使われたり、繋がってなかった神経回路が繋がることによって、奇跡のようなことも起きます。w

車いす生活だった人が自力で立って歩けたり、固まって動かせなかった四肢が自分の意志で動かせるようになったり、
それらは今までの整体法やリハビリ法ではない、違う観点からの別解の方法が効を奏したわけです。
ほんに縁のものですが、そうした施術ができたとき、まさに冥利に尽きますね。w

今までの縦のラインに着目した技法から、横のラインとその波動共鳴に着目した
展開からも、今までにはなかった効果も表せる可能性があるでしょう。w
その上で、骨膜に着目して、骨膜連鎖反射から原始脳を覚醒し、治癒力を引き上
げる方法を展開しましょう。

講座を終えたら、会場をこちらに移して無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.ワサビ菜の玉ねぎドレッシングサラダ。
2.京水菜の摺り胡麻ドレッシングサラダ。
3.キャベツのコールスロー、ミニトマトを乗せて。
4.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
5.豚ロースのガーリックステーキ、サニーレタスを添えて。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.いづみ式鶏胸肉のから揚げ。
8.いづみ式葛葉の天ぷら、ブラックソルトで。
9.自家製絹揚げの麺つゆ浸し。
10.ほうれん草のお浸し、醤油絞り削りカツオ散らし。
11.うどん風コンニャク麺のぼっかけ。

3日後に6月度の気の講座を控えて、本日は水曜 会

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3日後は第2土曜で、月例の気の科学体験講座があります。
あれこれと過去を振り返りつつ、思索していますが、完璧にはまとまらず。^^;
私の復習になりますが、とりとめもない内容ですので悪しからず。w

2009年、英国のセラピスト、トーマス・マイヤーズ氏が解剖学の理論「アナトミートレイン」を著してからこの方、
およそ整体で筋膜の繋がりを利用して施術することは、もはやどこでも当たり前の技法になっているでしょう。w

「アナトミートレイン」とは、「筋筋膜経線」と訳される「筋膜の連結(繋がり)」を指します。
人の身体には600ほどの筋肉がありますが、それを包んでいる筋膜はそれぞれの筋肉をいくつかのラインで繋がっています。

日常生活や運動する時に、筋肉は単独で働いているわけでは無く、筋膜の繋がりにより連動して身体を動かしているということです。
姿勢や、体の動かし方のクセ、重力などでそのライン上にトラブルが起きるとラインを通じて別の場所に伝播していきます。

さらに、このラインには拮抗するラインがあるのでそれぞれが引っ張られるように連鎖していきます。
つまり痛みが起きている場所とは違う場所が痛みの原因になっていることが多々あるわけです。

肩こりで固まってる僧帽筋や、腰痛でガチガチの脊柱起立筋などは、作用点であって原因は別にあります。
だから、その固まってる筋肉をいくら緩めようと、すぐに元に戻ってしまいます。

また、痛む部分に痛い圧し、揉みは、防御反応が働き、脳も拒絶するので効果薄。^^;
かつ、翌日からの揉み返しで、却って身体が痛んでしまいます。w

アナトミートレインを活用すると、その点が解決できることです。
例えば、腰部の痛みがある場合に、遠位の足底筋や腓腹筋にアプローチすることで、腰部の筋肉の硬さが取れ痛みが軽減すること
が多々あります。

これは、スーパーフィシャルバックライン(SBL)の活用になります。
SBLは足底から登頂まで亀の甲羅のように身体の後面全体を繋いでいて、
足から眉まで左右で2つの部分からなっています。

SBLの機能は、身体を直立伸展した状態に保ち体が円く(前屈)なる状態を防ぐ役目を担っています。
赤ちゃんはSBLが未発達なため、立ち上がることができません。
逆にお年寄りの方は加齢とともにSBLが弱くなってくるので、姿勢が崩れていきます。

腰痛や首の重だるさ太ももの張り感などは、このライン上におきています。
猫背傾向の方では、背中が張ることによって後頭部や前頭部の筋肉が引き上げられ、
首のコリからくる頭痛や肩こりなどを引き起こします。

こうしたアナトミートレイン=筋筋膜経線は、12発表されています。
スーパーフィシャルバックライン(SBL)
スーパーフィシャル・フロント・ライン(SFL)
ラテラル・ライン(LL)
スパイラル・ライン(SPL)
スーパーフィシャル・フロントアーム・ライン(SFAL)
スーパーフィシャル・バックアーム・ライン(SBAL)
ディープ・フロントアーム・ライン(DFAL)
ディープ・バックアーム・ライン(DBAL)
フロント・ファンクショナル・ライン(FFL)
バック・ファンクショナル・ライン(BFL)
ファンクショナル・ライン(FL)
ディープ・フロント・ライン(DFL)

例えば、スーパーフィシャルバックライン(SBL)の場合、繋がりは以下の如し。
趾骨の底面
足底筋膜、短趾屈筋
踵骨
腓腹筋、アキレス腱
大腿骨頭
ハムストリングス
坐骨結節
仙結節靭帯
仙骨
腰仙椎筋膜、脊柱起立筋
後頭骨稜
帽状腱膜
前頭骨、眼窩上隆起

筋肉・筋膜の連結によって、広範囲の問題に対処でき、時短にもなるので便利ですね。w
でも、万能ではないことも、当然です。^^;

いわば、縦のラインに着目したのが、アナトミートレインですが、骨膜などの深部硬結を解いて関節の問題を解除するのは、違う観点も必要です。
近年、病院の治療施術にも取り入れられてるのが、沖倉国悦先生の六層連動操法です。

筋膜の繋がりを縦のラインではなく、浅深の観点から捉えたもので、人体には6層の膜が繋がって全身に及んでいます。
1層 浅筋膜
2層 深筋膜
3層 筋外膜
4層 筋周膜
5層 筋内膜
6層 骨膜

「六層連動操法」は、メスを入れなければ届かない深層部の癒着や硬結を六層に連なる筋膜や関節を連動させることで剥がし取ります。
これによって、物理的な制限が取れた身体の可動域は大きく改善し、滞っていた血液やリンパの流れも再開します。
また、一度剥がれた癒着部位は、炎症を起こさない限り簡単に再癒着することはありません。

この方法をマスターするのに、DVDと資料だけでは足りないので、二度に亘って直接の指導を受けたものです。w
難しいので、講座ではお披露目してませんが、ケースによっては臨床で使っています。w

西洋的な筋筋膜経線は12本ですが、東洋医学の経絡も正経12あるので面白い対比です。
経絡は、さらに奇経が8ルートあるのですが、私がよく使うのは刑部忠和先生譲りの奇経になります。w

アナトミートレインにも奇経があるのだろうか?
あったら是非にも使ってみたいな。w

経絡を使う場合、私は奇経、公会穴、特効点などを立体交差してますが、その方がよく効きます。w
然るに、それもまた万能とはいえず、経絡以外の観点から問題解決を図ることが必要でした。

数学でもそうですが、問題を解決するのに、違う観点の導入も大事なことです。
前回の講座では、人体の横のライン、隔膜に着目した施術法を展開しました。

前回は、頭部の「鞍隔膜+小脳テント」と、「後頭下筋隔膜」の調整を体感してもらいました。
DSRやLSRの脚上げテストでの可動域や筋出力が抜群に良くなり、水の観点からは全身のファシアが柔らかくよく動くようになりましたね。

隔膜施術には、即効効果があるのは無論の事ですが、良い効果が主訴以外にも波及して全身に良い効果が表れてくるのが醍醐味です。w
隔膜同士も波長が良い共鳴をすることで、難病などにも高い効果を発揮するようです。

波動、周波数の共鳴という観点から、新たな展開も用意が進んでいます。
7カ所の指標となる痛点・硬結が、たちどころに全て解消できて行くことが面白いところです。w

誰もが簡単にできる方法で、「家庭医」として、縁ある方の痛苦を解決してあげられると良いですね。
そうした技法を楽しく体験し、会得してほしいと願っています。

本日は、気持ちの良い快晴にて、6月最初の水曜会です。
嵐山東公園遊歩道脇には葛がよく茂っていたので、朝の散歩で若葉を摘んできました。w

葛の根を干せば葛根湯ですから、血流が良くなることでしょう。w
野菜が高いとお嘆きの方々に、野草の天ぷらなどはクセなく、美味しいのでお勧めです。w

今ならば、ヨモギ、タンポポ、イタドリ、ナズナ(ぺんぺん草)、カラスノエンドウ、クローバー、
ヤブガラシ、オニタビラコ、ドクダミ、ユキノシタなどなど。
湯がけば苦かったり、クセの強いモノも、天ぷらにすればクセなく美味しくなりますよ。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.サニーレタスのワサビチーズ、玉ねぎドレッシングサラダ。
2.春キャベツのコールスロー。
3.湯がきブロッコリーのマヨネーズ添え。
4.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
5.牛肉、黒舞茸、新玉ねぎ、新メークインの煮込み。
6.いづみ式自家製干し椎茸と京揚げの卓袱(しっぽく)。
7.いづみ式豚ロースのトンカツ。
8.いづみ式葛葉の天ぷら、ブラックソルトで。
9.鶏胸肉、白菜、エノキダケのとろみ白湯。
10.ヒジキ、黒胡麻、シメジ、ホワイトブナピー、蒸しサラダ豆の麺つゆ炒め。
11.ブリの幽庵照り焼き。