風薫る五月といいますが、2月生まれの私にとって、5月は受胎の月に当たります。w
誕生月の2月はけじめを付ける月で、3・4月は私が母胎内に居なかった無縁の期間というのが、数理数命学の観点です。
拠って、誕生日を手術日に充て、3・4月には今までの不調が無縁となるよう手立てして来ました。w
5月は発展の起点となる月なので、講座でも新しい展開をして行きましょう。
「治療スイッチを入れ」、皮膚の感覚受容器から神経伝達の再起動を促す展開が4月に完了しました。
そのまとめは、8月に特別集中研修でマスターしてもらうべく予定しております。w
皮膚の感覚受容器には量子力学的機能・作用があり、触らずとも効果を発揮するエネルギー療法が可能です。
筋出力や身体の可動域、全身バランスなどが、一瞬で整ったり、崩れたりするのが「新如意輪法」になります。
腕、脚、体軸の簡単な螺旋法則を覚えて、その効果を実感してください。
そして施術をしている方は、最後の一動作で効果をダメにすることなく、最上の効果を引き出すようにしましょう。w
如意輪法をお伝えする前段階で、発生学の知識も大事になるので、ランゲルライ
ンの法則についてお伝えします。
不調や障害の痕跡、記憶はランゲルラインに残るという説もあり、皮膚を整える
ことは発生学的には脳を整えることにもつながるものです。
ランゲルラインの観点からの整体法は、以前も一度取り上げたことがありました。
が、今回は、違う観点から違うメソッドでの展開になります。
神経の再起動で言うと、伸びて狂って固まったものと、縮んで狂って固まったも
のでは、筋膜の操作では如何することが解決になるのかということです。
様々な試行の結果、筋肉は縮んで働くものなので、縮んだところから伸ばして整えるのが正解だということです。w
これを皮膚組織で言うと、アイロンで生地を伸ばすように整えるのが方法になります。
が、これにもレッキとした法則があり、ベクトルを逆にしたり、圧を間違えると、逆効果になります。^^;
このような法則こそ、本当に大事な基本となり、万人に知ってもらいたいヒトとしての知識と考えています。
人間、無意識に反射的に手当てをするものですが、そこにヒトならではの他の動
物を超えた効果を発揮したいですからね。w
もう一つの新しい展開が、人体の横のラインに着目した展開になります。
それが、「隔膜調整法」です。
今までの整体では、経絡・筋絡という東洋的ルートにせよ、アナトミートレイン
という西洋的・解剖学的ルートにせよ、すべて縦の繋がりとその作用に注目して
きたものです。
横の発想というのは、左右や前後の対称点が中心で、横のラインというのは「横
隔膜」しかなかったような?^^;
横隔膜の整体は、呼吸も無論のこと、肝臓や胃腸など内臓の調整に優れた効き目
があります。
内臓由来で筋・骨格系に不調や痛みが生じている場合、幾ら身体の筋肉・靱帯・
関節などのアライメントを整えても、問題は解決できません。
内臓というモノは、不調があれば重力に負けてずり落ちてるもので、血流が悪くなり滞っているものです。^^;
また、その臓器に付着しているインナーマッスルは、筋出力が必ず落ちているものです。
そこで、今までは内臓の不調に対する問題には、以下の5つの方法を用いてきました。
1.経絡、特に奇経を用い、交会穴、特効治療点を立体交差するように結ぶ気光経絡療法。
2.右足から始める「大沼式人体科学」の全身の血行路の開放によって腹部のみでなく全身の血流を良くする法。
3.呼吸とシンクロして、臓器の位置を正常に戻す「合気内臓揚げ」。
4.例えば右肘にある肝臓反応点や大腿内側にある腎臓反応点、鎖骨や肋骨に表れる内臓体性反射反応点の圧痛を指標に、神経を整える方法。
5.内臓に関連する深部筋肉の出力をTL筋反射テストで調べ、手や足の内臓反射ゾーンや、頭蓋のフラクタル反射反応から、遠隔で内臓を刺激し、再テストする方法。
施術としては、全ての方法を一度に施すのではなく、解剖学や発生学上の関連の理、陰陽五行による生剋の離によって選ぶか、
TL筋反射テストで本人が反応で教えてくれる方法を選択するものです。
今までの横隔膜整体は、3の「合気内臓揚げ」に属するものでした。
横隔膜を二、三度操作するだけで、呼吸がよく出来て姿勢も良くなり、身体の前
後屈も可動域が大きく改善するものです。
人体で隔膜というと、横隔膜しか普通は思いつかないでしょう。^^;
が、頭蓋骨の中には、「鞍隔膜」というモノがありますし、後頭部にも「後頭下筋隔膜」というのがあります。
胸腹部には背中と腰を繋ぐ横隔膜がありますが、首と背中とつないでるのは「胸腹上膜(シプソン筋膜)」といいます。
また、骨盤の中には「骨盤隔膜」があり、それぞれ重要な働きをしています。
膝裏や足裏、足首なんかにも上下を隔てる隔膜が存在してるのですが、
隔膜にアプローチすることで、違う観点から今までとは違った効果が得られたりします。
特に、上記の「隔膜」には特効治療的効果が高いものです。w
「隔膜」の働きには、次のようなものがあります。
1.呼吸や循環に関与している。
2.身体の構造を中心上に繋ぎ止める働きをしている。
3.内臓がズレたり落ち込んだりしないよう保持している。
4.下のある構造を吊り下げる働きをしている。
5.重力を分散して一極に負担が掛からないようバランスを保っている。
6.起きた不調が全身に波及しないように、バリアとしてせき止める働きがある。
呼吸で言うと、息を吸えば全ての「隔膜」は下がりますが、隔膜が固くなれば動
きも小さくなり、十全な呼吸ができません。
よって、呼吸が浅くなり、血液中に酸素の量が不足することになります。
すると、自律神経も不調になるし、細胞や神経の修復も落ちるし、汚れた血の滞りが病気にもなります。^^;
東洋医学では、気・血・水の循環の観点を重視しますが、血の観点から見ても、隔膜の整体は効果的でしょう。w
然も隔膜の連絡治療には法則性があり、不調ある部分の上下の隔膜を調整するこ
とで抜群の効果を発揮することが分かっています。
隔膜を緩める調整は、血流を良くすることだけでなく、神経や筋膜にも持続効果
が高く、内科系疾患にも優れた効果があります。
例えば、横隔膜を例に挙げると、左側調整では花粉症の症状に、右側では腹部疾
患全てに特効があることが分かっています。
その症状や部分のみの改善に留まらず、良い効果が全身に波及して行きます。
隔膜の観点からの施術は、不調部分や症状に合わせて行うのではなく、身体の状
態を全身レベルで良くすることによって、自己治癒力を高めるものです。
即効効果があるのは無論の事ですが、良い効果が主訴以外にも波及して全身に良
い効果が表れてくるのが、隔膜施術の醍醐味です。w
講座では、これから人体の5つの隔膜のアプローチを展開して行きます。
一番上の鞍隔膜と小脳テント施術から、一番下の骨盤隔膜まで、5つの隔膜を調
整することは、症状や痛みを追うことなく、全ての問題を解決、解消することの
近道になるでしょう。
新しい展開ですが、進行を急がず、体感を重視してじっくりと進めて行きましょう。w
「良い効果の全身的波及」も、実感できると良いですね。
講座を追えれば、会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京水菜とスィートコーンのコールスローサラダ。
2.サニーレタスとミディアムトマトのたまねぎドレッシングサラダ。
3.麻辣鴨翅(マーラーヤァーチィ)合鴨の手羽を花椒や唐辛子など香辛料を利かせた調味料で味付けしたもの。
4.法蓮草のお浸し、削りカツオ掛け。
5.京揚げと小松菜の炊いたん。
6.和風芙蓉蟹(フーヨーハイ)豆腐、カニカマ、玉子の蒸し、餡かけネギ散らし。
7.いづみ式チーズ風味チキンカツ。
8.自家製絹豆腐厚揚げ、だし醤油掛け、青ネギ散らし。
9.豚ロース、新玉ねぎ、エノキダケのレンジ酒蒸し、手作りポン酢で。
10.いづみ式豚バラ肉、黒キクラゲ、玉ねぎ、玉子の中華風炒め。
11.うどん風コンニャクのぼっかけ。