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日別アーカイブ: 2023年7月5日

3日後に7月度の気の講座を控えて、本日は7月 最初の水曜会

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7月に入り、早や猛暑日が出来してますが、京都も蒸し暑いことどす。^^;
朝、散歩する嵐山東公園では、もうセミが鳴きだしましたよ。w

5月以降、散歩は草履を愛用してますが、足が締め付けられず、指が動かせるのが良いですね。^^
足指の間にある退化痕に刺激を入れるべく、鷲が岩を掴むがごとく、地をグリップしながら歩いています。w

前回の講座でお披露目した「足指前進」は、わずか1m進んだだけで、体幹の前屈などが楽にできるようになります。
下を見ず、姿勢を真っ直ぐにして、踵を浮かさずに足指をワーム(尺取虫)のように動かして前進するだけのことです。

ですが、足の退化の進んでる人は、なかなか上手く進めないようです。^^;
多汗をかくような運動ではなく、痛苦も伴いませんので、一日一度だけでもトレーニングを続けてください。w

退化痕を刺激して動かすことによって、今までの身体の可動域限界が解除されます。
また、切れてたり、うまく繋がっていなかった神経が繋がることで、神経連動反
射弓が形成されたり、使ってなかった身体の復元力がアップしてきます。

人体の退化痕はあちこちにありますが、長掌筋もそのひとつです。
手の親指と小指をくっつけて、手首を底屈(内に曲げる)すると前腕の中央に浮き出る筋が長掌筋です。

日本人では、5%程度の人は浮き出ないそうですが。w
この筋肉を切り取っても、握力にも手首の可動にも、何の影響もないので、整形
外科手術では、腰の靱帯損傷なんかに使われています。

神は、人体のためにスペアを与えてくれたのか?w
そんなはずはないでしょう。^^;

この退化痕も、活用が図れることです。w
気を付け!の姿勢で立って、真っ直ぐに垂らした片腕を、体の後方へどこまで挙上できるか試してみましょう。

次に、親指と小指の指紋をくっつけるようにして、やや手首を内に曲げ、長掌筋が浮き出た腕でもう一度腕の後方挙上をやってみましょう。
すると、俄然、可動域が良くなることが分かります。

2度ほどやれば、神経が繋がって、脳が覚えているので、指を真っ直ぐに垂らしてやってみても可動域は良くなっています。
逆に、長掌筋を浮き出しての腕の後方挙上が、指を揃えた時よりも可動域が悪くなる人は、肩甲骨に問題があることが分かります。w

人は、ネコ科の動物のように自在に肩甲骨が動かせないので、肩甲骨下筋などにも退化痕があることです。
中国拳法の少林拳や形意拳には、肩甲骨を動かすトレーニングがあります。

私は二十歳前の時、形意拳の修行で五行拳の後、十二形を老師から授かる際、初めに虎形を教わりました。
自身が虎になったかのようにイメージして、四つん這いで肩甲骨を高く持ち上げたりするのです。w

最初は、動くかい!猫じゃあるまいし、などと思いましたが、ちゃんと動くようになるものです。
すると、なんと少林拳の突きに弾勁が用いられるようになったものです。w

少林拳と形意拳では、勁の発動の仕方や歩法も異なるものですが、進化というのはその直線上にあるのではなく、螺旋の交わりから生じるものかと。w
武術だけでなく、施術もまた同じで、陰圧法、ゼロGPTPアクション、反射点、
拮抗圧法、感覚センサー解除法などの違う観点からの交わりから進化が生じることが多いものです。

肩甲骨下筋の退化痕や肋椎関節、後部横隔膜を動かすには、単なる深呼吸ではできないことです。
「全身4D呼吸法」は、それらを左右2呼吸ずつで再起動することができます。

痛みの原因、細胞内のカルシウム滞留を解いたり、DNAレベルで細胞を修復するには、細胞内のミトコンドリアを活性化する第3次呼吸が必要です。
それには通常以上に自然に酸素を摂り入れる十全な呼吸と、全ての神経が通っている脊椎を良く可動稼働させることが大事になります。

これも、やり方は簡単なものです。w
肩幅に立って、腕を前に伸ばして手を揃え、左右の体回旋がどれくらい可動するかを調べてみましょう。

それでは、この呼吸法をやってみましょう。w
肩幅に立ち、両腕を下45度に広げ、腕を外旋し(外に捻じって)肩甲骨を背中でくっつくようにします。

息を吸いながら、その形のまま体を右もしくは左に回旋していきます。
止まったところで息を止め、両踵を浮かしてトンと床に踵を打ち付けます。

そうしたら息を吐きながら、さらに体を回旋させます。
すると、最初に制限のあったところよりも、さらに体が回旋できてることでしょう。

次に、その位置のまま、腕を肩の高さに挙げて、木の幹を抱えるように、腕で輪っかを作ります。
そして深く息を吸って、止めたら踵を浮かして床をトン!息を吐きながら、さらに体を回旋させましょう。

左右、このように2呼吸するだけなので、手間も労力も要りません。w
終わって、術前検査と同じやり方で体幹の回旋をしてみると、その効果が実感できますよ。^^

先週、今やスイス人になった重治朗は、20数年前に右手を骨折しましたが、手首が60度しか底屈できない状態でした。^^;
武術研修の合間に、人体の治療ベクトルで前腕の法則通りに先ず筋肉を、そして逆方向へ骨を動かしたところ、即座に手首が90度痛みなく可動できました。

また、先週の水曜会では、動脈解離後透析患者になった重度一級障碍者の免許を持つボウ君から、
手の反射区を用いたセルフケヤーをしたところ、血圧が20下がったとの報告も受けました。^^
薬を飲み続けるのは病人であるので、できるならば普通に飲食して身体を造り、健体康心でいたいものですね。w

3日後の7月度の講座は、こうした復習も含め、2系統からの感覚センサー→骨→原始脳→神経・関節・筋肉となるアプローチの仕上げを予定しています。
今からワクワクしていますが、復習の練り合わせよりも、その次の展開にもっとワクワクしています。w

いやはや、人体の持つ可能性とは面白く、進化を目指すことも楽しいものですね。^^
アラ古希になって、これからどこまで究められるかですが、10年単位で顧みて、今が一番と思えることが倖せでもあります。w

さて、本日は水曜会。
今日のメニューは、以下の13品になります。
1.山なめこ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツ、赤パプリカ、ミニトマトのシーザードレッシングサラダ。
3.ズッキーニのシュレッドチーズ・パン粉焼き。
4.アボカドのパルメザンチーズ・パン粉焼き。
5.牛テールの赤味噌煮込み、新じゃが・木綿豆腐入り、青ネギと辛子を添えて。
(昨日が父の誕生日だったので、差し入れしたものw)
6.トウモロコシの皮ごとレンジ蒸し。
7.豚バラ肉と山なめこのバター醤油焼き。
8.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、2種のソルトで。
9.散歩のとき摘んだいづみ式葛の葉の天ぷら、同じく。
10.セロリ、人参、鶏胸肉のチキンスープカレー。
11.鶏胸肉の卵とじ、三つ葉をたっぷり添えて。
12.三重産アジの干物の焼いたん。
13.三重産ブリの味醂干しのソテー。