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日別アーカイブ: 2023年3月8日

3日後に3月度の気の講座を控えて、本日は水曜 会

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昨日の最高気温は20℃ほどで、常着のフリース作務衣で歩くと、暑いかったですね。^^;
それでも、最低気温は2、3℃なので、未だ暖房の要りますことよ。w

今日も、日中気温は20℃になるそうですが、昨夜は外気温は10℃でした。
気温差が高いと、自律神経に失調が生じやすくなるので、服装にも注意が必要ですね。

冷えは、痛みや万病の元となりますから、基礎体温を上げて免疫力を高くし、血流を良くすることが大事となります。

冷え性の主な原因に、むくみによる血流の悪さがありますが、寒さで腎臓が縮まり、水の代謝が悪く、むくみを生じるケースは多いものです。
腎臓は大腰筋や腰方形筋と付着してるので、本来は呼吸のたびに4cmほど動いてる腎臓が、重力に負けて下垂してることも多いものです。

そうなると腰痛や膝などの下肢痛を起こしたり、五行の水剋火の理で、心臓に負担をかけることも多々あります。
腎の陽気は生殖機能でもあり、歳とともに衰えますから、高齢者にとっては特に腎を補うことも大事ですね。w

陰陽理論でも五行理論でも、足りぬは補い、有り過ぎるは排出する「補瀉」の理は、漢方でも食事でも施術でも基本的な大事となります。
ふと思ったんだけど、今まで受けた指圧やマッサージとかで「瀉」の技法を使われたことって、あったかしら?w

私のヒーリングの基礎には、カイロプラテックやオステオパシーを摂り入れる前から、中国整体や経絡圧法があるのですが、いずれも補寫は大事としています。
例えば奇経を用いて全身調節する際、右足の公孫と左手の内関に母指を当て、痛まない方は強く圧しますが、痛む方は強くせず抜くように緩めて放すものです。

例えば、頭がぼ〜っとしたり、よく働かない時には、一法として両側頭部を指先でシャカシャカシャカ(釈迦?w)と素早くこすって、後ろへシャッ(射?w)と弾き飛ばす「陰圧擦過手」を用います。
これは、中医学では推拿(すいな)の散法に当たります。

私のヒーリングの元は、中国武術でしたから、少林拳、古式太極拳、八極拳、形意(けいぎ)拳、八卦掌を修め、日本の合気柔術や古流を取り入れて活法なども研究したものです。
歴史を紐解くと、中医学が完成したのは今から2400年前、「黄帝内経(こうていだいけい)」でした。

今でも時折、読み返しているのですが、ヒポクラテスから始まった西洋医学と違って、今に至っても反論や間違いが指摘されてないのが凄いことですね。w
黄帝内経が伝わったのは奈良時代ですが、中医学が文献として伝わっても全般が伝わってはいないのでした。^^;

当時の中国でも、黄帝内経は原典ではなく、婦人科の疾患なんかは除かれて編纂されています。
経穴なんかはそのまま伝わってはいますが、ふと思うに、どれくらいの圧をどのようになどは体験しないと分からないですね。^^;

それでも、伝わった中医学を元に、工夫・加味して日本の伝統医術(西洋医学ではないw)が発達、進化したのも日本の誇りかと。w
日本での西洋医学は1858年、将軍徳川家定の大病を機に幕府によって公認され、1884年(明治十七年)明治政府は医師免許制度を施行し、
漢方医学から西洋医学への移行を完了しました。

現在の日本での漢方医学は、中医学を元に日本で発展したものであり、独自の知識や技術があります。
漢方医は医師でないとなれませんが、中医学では漢方、鍼灸、推拿(または按摩)、気功の部門があります。

いずれも、五臓⇔六腑⇔経絡⇔皮肌筋血管脂肪骨⇔外界の相関関係から弁証論治するものです。
歴史的には、古来、皇帝は暗殺を怖れたからか、中国では推拿(すいな)が上位で、異物を刺す鍼灸医はその下で、毒を盛る漢方医はさらに下だったとか。w

日本では明治維新後、医療現場においてドイツ医学を基礎とした治療方法の1つとしてマッサージが普及しました。
あん摩とマッサージは、どちらも病気の予防や治療、健康維持促進を目的としている点が共通しています。

これらの違いとしては、あん摩が衣類の上から遠心性の施行を用いるのに対して、マッサージでは直接皮膚に触れて求心性の施行をおこなう点になります。
また、指圧はあん摩、導引そして柔道の手技を取り入れた1点に圧を加える特殊な技法で、大正時代にアメリカの生体技術の理論とその手法をもとに体系化されました。

今は国家資格の「あん摩」は、中国渡来の「按摩」を基礎とした、日本独自の手法が体系化されたのものです。
そもそも、「按」は片手や重ね掌で「押さえる」、「摩」は「なでる」というより「こする」ように手を用いるのが中医学の手技です。

「推拿」の「推」は「押し集める」でブルドーザーのように掌を使い、「拿」は「撫でる」用法になります。
推拿といい按摩という技法では、他にも「揉」、「擦」、「捏」、「拍」、「抹」、
「点」、「コン(日本の漢字にないっ^^;)、「叩打」、「一指禅推」、「散」の14技法があるのです。w

補寫の理によって使い分けるのですが、用意不要力で脱力し、意念を用いて行うもので、仕上げに「散法」を用いることが多いものです。
この「散」一つの技法でも、頭部に用いて色んな頭痛によく効く効果があります。w

今、展開してるテーマが皮膚から関節包や脳への入力なので、これも講座でお伝えしようかな?w
私の研究と実践のインプットとアウトプットが、この2年早すぎる感があるので、
あまりに次々と行き急がずに、も少しゆっくりと進めるのも良いかもしれませんね。^^;

あん摩マッサージ指圧師は医師や看護師と同じように人体を扱う職業として「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(昭和22年法律217号)の規定によって定められた医療系の国家資格です。
よって、あん摩マッサージ指圧師は「業務独占資格」であり、あん摩マッサージ指圧師の資格を持たずに勝手にあん摩マッサージ指圧師と名乗り、あん摩、マッサージ、
指圧を用いた治療を患者に施すことは法律で禁止されています。

然るに、あん摩マッサージ指圧師と似た職業として、手技などで身体の不調を緩和させる
「整体師」や「セラピスト」がありますが、これらの職種は国家資格を必要としません。w
「現代の陰陽師」、「ヒーラー」もまた同じ。(ワラ)

中国では、明の時代には「食医」がいて、皇帝や王侯貴族の食事を医療的観点から提供していたものです。
管理栄養士や調理師でなくても、日々の食事は家族の誰かが提供しますよね。w

食が身体を造り、生命を維持するし、生活習慣病も多くは食が因となりますので、食は大事です。
現代の「食医」として、家族の健康を管理してあげましょうね?(沖縄弁)w

また、病院や施術院に頼らずとも、家族や縁ある方の苦痛や不調を解決・解消してあげられると良いですね。
資格の要らない「家庭医」として、また治療や施術を仕事としている方々にも、
他所にはない新しい技法を役立ててもらえればと思います。w

ご縁によるものですので、武術同様、一介の「道士」である小生、世に広めようとは思いませんが。w
苦痛や不調があると、楽しく快く生活するのを阻害します。^^;
心身ともに快活に、春が楽しめると良いですね。w

さて、本日も晴天にて、5時を過ぎたら水曜会を始めましょう。^^
今日のメニューは、以下の11品です。
1.紅大根のスライス、コールスローサラダ。
2.京しろ菜と京揚げの炊いたん。
3.さやいんげんの胡麻和え。
4.いづみ式ホウレン草とソーセージの鶏ガラだし・牡蠣醤油炒め。
5.湯がきブロッコリー、いづみ式摺り胡麻マヨネーズを添えて。
6.豚ロースのステーキ、付き合せにサニーレタスを添えて。
7.蒸かし新じゃがのパルメジャーノチーズ掛け。
8.白菜、エノキダケ、豆腐入りタラちり鍋。
9.ヒジキ、シメジ、黒白蒸し大豆・黒胡麻の麺つゆ炒め。
10.赤イカの辛子酢味噌和え。
11.鯛の兜煮。