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月別アーカイブ: 2023年3月

快晴にして桜満開の今日は、3月納めの水曜会

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嵐山東公園の桜も、一気に満開を迎えました。
先週はちらほら咲きだったのに、申し合わせたかのように全開。w

1.日曜日は木屋町に行き、高瀬川の満開の桜を眺めつつ、牛串焼きで飲んでましたが。w
明日は、昼から手弁当で嵐山の花見を楽しむことにしましょう。^^

強風では困りますが、春風にひらひらと舞い散る桜の花には風情があります。
ほろほろと飲みつつ、春を五感で味わいたいものです。w

重力があるから、花びらは散り落ちるわけですが、地球は反時計回りに自転してるので、
重力のベクトルは螺旋状に働いています。
花の蕾が開花する様子も、電子運動も、DNA構造も、因果律も、成長進化の立体
的曲線もまた、螺旋で満ち溢れていることですよ。w

私たちは、羊水の中にいたときには重力の影響はほぼなかったでしょうが、頭蓋
骨を含む全関節を脱臼しながら回転して生まれ落ちたときからずっと、重力に支
配されて生きてきましたね。w

拠って、生きる力は時計回りの上昇螺旋力であると考えてきました。
皮膚の感覚受容器は、触らずとも反応するもので、任脈・督脈の経絡ラインも触れずとも反応します。

気は、陰上がり陽下がる法則で、人体内に於いては任脈の気は上がり、督脈の気は下がって体内を周転しているものです。
が、防衛の気(衛気)やエーテル体と呼ばれる人体を包む空間や、皮膚では体内とは違うようです。w

チャクラの観点でエネルギーの昇降を考えると、地球と人体のフラクタルから、トーラス構造のような螺旋が生じているのではないかと考えています。
然るに、実際に気を操作して、人体を整えたり、逆にバランスや出力を崩すには、そう複雑な操作は不要ですよ。w

頭上の仏頂尊へと、両経絡ラインを手や指で上に操作すると、身体が整ったり、筋出力が強くなります。
逆に、例えば腎・膀胱経絡の走る脊柱起立筋ラインを下に撫で下げると、原始反射の脊椎ガラント反射が惹起されるのか、体軸・反重力バランスが崩れます。w

皮膚では、人体のエネルギーラインに沿って撫でる「陰圧摩法」で、痛みや不調を解除できます。
圧すことなく、ただ触れて撫でるだけで、法則に沿えば色々な不調に功を奏することができます。

また、皮膚の感覚受容器は関節包内受容器と連絡しているので、各部関節を法則
に沿って回す「螺旋入力」で、さらに深い部分の不調や痛みを解除することもできます。
まだ痛む箇所が残っているなら、「ゼロG・T・P法」や「陰圧八方螺旋手」などで解除できます。

これは今までに、気の講座や集中研修で収めてきたところ。w
皮膚の感覚受容器は、「治療スイッチを入れる」上でも、大事なものです。

皮膚の感覚受容器から表層神経を起動させ、4Dベクトル圧を体軸に掛けることによって、深部神経も繋がります。
この操作によって、神経連動反射弓が形成され、自動不随意運動が起こったりして、切れてたり弱体化していた神経が全て繋がるのです。

ここまでが、ここ2回の気の講座でお伝えしたところです。
モルフォセラピー理論や人体科学理論では、人体の歪みに法則性があることが分かっています。

骨格に注目すると、例えば骨盤は普通、右が上がって前方に回り、左側は下がって後方に回旋して歪んでいます。
肩甲骨では、左が上がり、右が下がっているのが、自然なる歪みです。w

そのズレを補正するため、筋肉はその逆方向に働いて身体のバランスを取っています。
歪みが強くなれば、筋肉は過度に働いて負担となり、筋膜の繋がりによって関連するところの痛みや可動制限を神経に訴えることになります。

ここにきて、気は電子・電位という観点からは、電子量は骨:皮膚が10:1という理論を知りました。
骨は生体では、実に柔らかいものだという理論と骨を操作する方法も学んでいましたので、螺旋の法則と統合するとさらに効果のある方法ができます。w

講座ではやりませんでしたが、沖倉国悦先生の「六層連動操法」という関節と筋膜の繋がりを深部から解除する優れた技法があります。
操作法が一般の方には難しいのですが、私も講習会に2度も出かけて学んだものです。^^;

これは、骨膜から筋膜の拘縮を解いて行く方法ですが、歪みの法則に沿って陰圧で筋肉を緩め、骨に触れる操作をすることで人体の歪みを整えることができます。
この方法を採ると、六層連動操法のようなポジション作りや角度調整などの難しい操作が不要になるのが利点です。w

3月のヒーリング予約は少なかったので、治験が少な過ぎて、まだお伝えはできませんが。^^;
狙った脊椎を自在に調整できる方法が4月度の内容ですので、その基盤の上でさらに効果を発揮してくれるであろうと確信しています。w

脳の機能の操作法、TLの応用、量子力学的エネルギー療法と進化を目指して課題はいっぱいですが、いや面白い。w
「あんまり考えてばっかりやと、脳の使い過ぎでアホになるよ」とか、「次々と急かんと、もっとゆっくり生きて」とか、
妻のいづみには言われてますが。^^;

仏頂尊法を会得してから、進化へのスピードが早くなってるような?
心身、精神と肉体は、表に出る陽は肉体で、裏の精神は陰と捉えられますね。w
ま、陰陽糾える縄の如しですので、身体の劣化には、ちと注意は必要かもです。^^;

さて、本日は3月納めの水曜会です。
2.今日のメニューは、以下の15品になりました。
1.刻みオクラ、ヤマナメタケ、ワカメの麺つゆ和え。
2.水菜、セルバチコ、レッドキャベツスプラウトのシーザードレッシングサラダ。
3.ピーマンの千切り、ニンニク・生姜・牡蠣醤油・オリーブオイル和え。
4.京壬生菜と豆腐、摺り胡麻の白和え。
5.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズで。(ビタミンの王様で、心臓に良いぞw)
6.京の玄琢ネギのホイル焼き、田楽味噌で。
7.茶エノキダケのホイル焼き、生醤油かポン酢で。
8.豚ロースのパルメザンチーズ塩胡椒トンカツ、セルバチコサラダを添えて。
9.アンガス牛のプルコギ。
10.揚げ鶏手羽元の黒酢幽庵照り焼き、油淋鶏。
11.小松菜と京揚げの炊き合せ。
12.白味噌仕立て牛スジ肉の土手焼き。
(ドテ焼き注文して、コンニャクやニンジン・牛蒡が多く、肉が少ないとお嘆きの貴兄に。
安心してください。肉ばっかりですよ。w)
13.ヒジキ、蒸しサラダ豆、シメジの麺つゆ炒め。
14.一夜干しハタハタの焼いたん、レモンを添えて。
15.ツバスの煮付け、山椒を振って。

彼岸の明けまであと2日、本日は水曜会

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昨日は春分、春の彼岸の中日でしたね。
京都は墓参りラッシュで、天龍寺に墓参にも行けませんでした。^^;

嵐山の桜はまだ満開には遠く、ちらほら咲きです。w
枝垂桜は咲いてますが、ソメイヨシノは咲き出しで、ヤマザクラはその後です。

月末か4月最初にでも、手弁当で花見をしようかと考えています。w
嵐山に住んでいると、歩いて花見に行けるのは良いですが、このシーズンは車で買い物に行くと帰りが大変です。^^;

3月は予約も少なかったのですが、19日から今日まで立て込み、指示書作成の集中期というのにままならず。^^;
気のテキストにあるタイム・マンダラートを活用して、何とか期日に間に合わせられそうです。w

予約なき日は学習と研究に勤しんでいますが、課題の多いことです。^^;
中医学の整体、「推法」や「拿(な)法」の効果的な活用の見直しから、また見えてくることがあります。

皮膚の感覚受容器→関節包内受容器→脊椎神経→脳の関連で、皮膚に触れることの大事を追及してきました。
ランゲルライン法則、縦巻き横巻き伸縮の法則、モルフォセラピー理論、皮流図、経絡図、人体のエネルギーライン法則etc。
これらの学びと人体の自然な崩れの法則と過去の操体法から、痛みを消して動きを良くする方法が統合できそうです。w

人は生まれながらに自然な歪みがあり、腸間膜根のために右骨盤がやや上がり、
それに対応して左鎖骨が変異しているものです。
体側で左右の圧痛を診ると、左股関節、右肋骨、左鎖骨下、右首の付け根の方が
痛むのが自然な法則です。

これらの法則を神経の機能と合わせて考えて試行してみると・・
皮膚に触れて、筋肉を法則に沿った螺旋の操作をすることで、圧痛が消えます。
これを応用するに、諸々の痛みや可動域制限が解除できるはずです。w

また、電子・電位という観点から、電子は骨:皮膚が10:1という理論を知ることによって、骨からのアプローチも考えられます。
周波数という観点からも、生体では実は柔らかい骨にアプローチして同調を図ると面白い結果が得られています。

手足の指からアプローチするのですが、骨に触れる意識で皮膚に触れ、同調させて骨を曳くような操作法になります。
このアプローチ法でも、自動不随意運動が起こりました。w
これは講座でやった4Dベクトルの操作で自動不随意運動を誘発するのとは、違う観点と方法によるものです。

気・血・水の観点の見直しから、完全手順の施術法を色々と考えてきましたが、この世に絶対ということはないものですね。
釈尊いわく、量子力学も然りで、「絶対といった瞬間から、それは絶対ではなくなる。」w

昔、高尾病院で、康ちゃんこと江部康二先生が言ってたなあ。。
「全ての療法には意義があるけど、全ての療法に限界がある。」って。w

病院や診療所に於ける漢方と西洋医学の併用や統合も然りですが、完全なる方法はないでしょうね。^^;
だったら、今までのやり方では効果の乏しい場合、違う観点と方法を採ることが大事となるでしょう。w

どこまでという程度はありますが、改善するのは当たり前で、できなければクライアントは金と時間と労力の無駄。^^;
そうならないよう精進して、美しき解決・戻りなき不調の解消を目指して、学び、気づき、研究するのみですね。w

アラ古希になりましたが、幸い自営にして定年はありませんので、脳と体の利く限りは続けて参りましょう。w
節々の痛みを感じたり、小便の泡を見るにつけ、静かなる身体の壊れを実感しますが^^;
辞めると言ったら、縁ある方々に叱られそうです。w

2日後まではお彼岸期間ですので、仏教の六波羅蜜の行で、我より人の都合を優先して精進しましょう。
「彼岸会(ひがんえ)」は、「盂蘭盆会」や「施餓鬼会」と共に日本の仏教の年中行事の中でも最も一般的で盛んに行なわれる行事ですが、
寺で故人の供養をすると同時に、本来は「六波羅密」の教えを会得する大事な行事です。

六波羅蜜とは、大乗の菩薩の修めねばならない6種の行業のことで、六度とも言います。

1.布施「ふせ」・・・施しをすることですが、自分のため=人のためになるような明るい声掛け、振舞いを意識しましょう。
2.持戒「じかい」・・・戒律を守ることですが、宗教や法律、道徳のみにあらず、自身の自律・自戒を意識しましょう。
3.忍辱「にんにく」・・・耐え忍ぶことですが、我慢でなく忍耐であり、我を即出さず、一息矯めて言行しましょう。
4.精進「しょうじん」・・・進んで努力することですが、習慣に流されず、進歩や改良の工夫をしましょう。
5.禅定「ぜんじょう」・・・瞑想などで精神を統一し、安定させることですが、僅か5分から10分の瞑想や黙想でも効果がありますよ。
6.智慧「ちえ」・・・真実の智慧である悟りを得ることです。

六波羅蜜の中で、最後の智慧波羅蜜が、般若波羅蜜で、
一切諸法の真空の理に達した智慧によってさとりの岸に至ることです。

人間、営みの中から気づき、覚って、良きことに目覚め、覚えておこうと精進したいものですね。
お釈迦様のように、宇宙即我と悟った人には会ったことがないですけどね。^^;
「覚り」と「悟り」は、厳密には違いますが、何事も「自覚」「覚え」「覚悟」は大事ですから。w

さて、今日は快晴にて、水曜会。
日中気温は、夏日の25℃になるそうで、夜もそんなには冷え込まないのでは?

午後2時から2件のカウンセリングを終えたら、春の宴を楽しみましょう。w
3月に入って、独り飲み始めてることも多くなりましたが。w

今日のメニューは、以下の14品です。
1.刻みオクラ、ヤマナメタケ、メカブの麺つゆ和え。
2.春キャベツとスィートコーンの和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.水菜と春菊のシーザードレッシングサラダ、鶏チャーシューを散らして。
4.ホウレン草の牡蠣醤油絞り、削りカツオを乗せて。
5.うるいのサラダ、田楽味噌で。
6.鶏胸肉とキャベツのオイスターソース炒め。
7.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズで。
8.いづみ式新玉ねぎのスライス、パセリ散らし、手作りポン酢で。
9.小松菜と京揚げの炊き合わせ。
10.菜の花の辛子醤油お浸し。
11.揚げだしナス。
12.ベビーホタテの酒蒸し。
13.一夜干しハタハタの焼いたん、レモンを添えて。
14.からし菜の昆布・塩、一夜漬け。

3月度の気の講座を終えて、春の味わいで本日は 水曜会

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3月も半ばとなりましたが、快晴が続いてますね。
敷地の桃も、満開になってきましたよ。w

第2土曜の講座の懇親会では、セルバチコとサニーレタスのサラダに桃の花びらを散らしました。w
桃は邪気を祓う縁起モノでもありますから、花びらを浮かべて桃花酒で飲むのも
風情がありますよ。w

講座では、珍しくご新規の予約がありましたが、参加者は5名でした。
元薬剤師で、現在は整体を営まれてるので、早速技法を採り入れていただきたいものです。

4月度は五行と補寫の理で、中医学の推拿(すいな)・按摩・導引の応用を展開する予定です。
その前提で、中医学の「按摩法」と日本の国家資格である「あん摩」の違いをお話ししました。

座学だけではつまらないので、講座では体験を重視しています。w
マスク生活が長いと、脳や血液の酸欠、吐いた二酸化炭素を吸うことでの
体内で石灰化が増えています。

肺は筋・筋膜の関連で、三角筋のTL(セラピーローカリゼーション)筋出力検査で機能テストができます。
やっぱり出力が弱くなってる人がいたので、推拿・按摩の技法応用で、ばっちり機能回復ができました。w

肩甲骨が上がり外へ付着している態だったので、伏臥姿勢で腕を下に導引して肩を下げ、
「推」法で掌で肩甲骨を内側にブルドーザーのイメージで動かして行きます。
10秒ほど待って、今度は重ね掌の「拿」法で肩甲骨を床方向に10秒ほどソフトに加圧して安定させました。

これだけのことで、巻き肩が治り、姿勢が正しくなり、呼吸がしやすくなります。w
ついでに、首の回旋や側屈が良くなり、頸部血流も良くする「按」「摩」法の応用をしました。

寝違いや首の可動制限・痛みには即効のある方法です。w
「按」の五指提法で、両手で皮膚をつまんで上げるのですが、肩、首と肩の付け
根、首、首の上部と摘み上げて、最も楽に動かせる箇所を調べて行います。

被験者では、首の付け根と首を両手で摘み上げると痛みが出なかったので、首を
戻してつかみ上げたまま「振」法で5秒ほど震わせました。
そうしてから、指の触れていた箇所を「摩」法で撫でこすって肩先の方へと「寫」
法しました。

ついでに鎖骨上下部も「摩」法で肩先へと撫で摩りました。
これで首の痛みは消えて、可動域が良くなり、頸部血流も良くなって、肩首の凝りも解消できます。

講座のメインは、拮抗圧による神経機能の修復「拮抗圧臨界微震法」の復習と、
自動不随意運動を誘発する「神経連動反射弓形成法」でした。

「臨界微震法」では、膝を屈曲して踵が尻に着かなかったり、伏臥で股関節を曲げ膝が胸に着くほど曲げられない人が、見る間に柔らかく痛みなく着くようになりましたね。w

「神経連動反射弓形成法」は、先ず、皮膚の浅層受容器に「治療スイッチ」を入れることからスタートします。
これだけでも、全身調整ができる優れモノですが、次いで深層受容器を起動して行くことが、最も優れた効果を発揮します。w

前回は下肢からの操作でしたが、今回は上肢からの操作を実習しました。
4つのベクトルを逐一抜かずに重ねて行くことによって、弱ってたり、切れていた神経にスイッチが入るのです。

上肢から入力する「神経連動反射弓形成法」は、全員に自動不随意運動が起こりました。w
こうした自動不随意運動は、脊椎反射によって生じるもので、意識脳とは関係なく起こるものです。

ヒトは脊椎動物ですので、内臓や各部には脊椎から神経が繋がっています。
ゼロG法の進化バージョンで、「合気肋骨上げ」を行うと、肋骨の付いている脊椎を整えることができるので、全身が整います。

講座では、首の可動に難のある人に行い、後で全員に体験してもらいました。
これはセルフでも同じ効果がある優れモノですが、脇の肋骨を掌と指全部で包む
ように当て、呼吸に合わせて天井方向へ3秒上げるだけの操作です。w

そうしながら、首を動かしてもらうと、楽に動けて痛みも消えます。
3秒操作を3度繰り返した後に、体前屈・後屈を行うと、それも良くなっていることが分かります。

癒しや整体治療には、最初に「治療スイッチ」を入れることと、無意識脳にインプットすることが大事となります。
その多くが皮膚の可能性にあるので、まだまだ研究すべきことがありますことよ。w

皮膚の受容器ー関節包内受容器ー脊椎神経ー脳の物理的関連があるのですが、発生学的には皮膚が腸を作り、腸が脳を作ったものです。
よって、脳を健康で幸せにするのは腸活が大事ですが、皮膚は外界に開かれた脳と言えますので、
95%以上の働きをしている無意識脳へのアプローチは皮膚からが大事かと考えているのです。w

然るに、触覚だけではなく、視覚・聴覚・味覚・嗅覚も脳を健康で幸せにする大事な要素です。
春めいて来ましたので、緑や花を見て、ウグイスや春風の音を聴き、芽吹きや梅
の香を吸って、春の旬を味わいましょう。w

春は、生活環境が変化したり、新しいことの始まる季節です。
肝の気が昂じて、精神的なストレス、イライラが募る時でもあります。^^;

アルカリ度の高い、菜の花や西洋カラシ菜、花ニラなど花菜類は、そんなときに打ってつけの野菜です。
菜の花は、カルシウムと共にビタミンB群をも供給し、精神を安定化させてくれる効能があります。

良質のタンパク質、多種のビタミン、ミネラル類に富み、かつ有効な機能成分・アルカロイドを含みます。
菜の花に多く含まれるビタミンAは、目と肌、粘膜のビタミンといわれるように、
人間の体を構成する細胞、特に上皮細胞と深いかかわりを持っています。

上皮細胞に潤いを与えたり、粘液の分泌を促す役割をするのが、ビタミンAです。
他にも、細菌などに対する抵抗力をつけたり、視覚作用に重要な働きをしています。

菜の花には、ビタミンCも豊富に含まれています。
ビタミンCは、美しい肌を保つには欠かせぬビタミンですが、
風邪の予防をしたり、コレステロールを下げたり、ストレスを取り除いてくれたりします。

また、菜の花にはカリウムも含まれており、カリウムは心臓機能や筋肉機能を調節したり、
細胞内の浸透圧が一定に保たれるように調節したり、ナトリウムを排泄して、
血圧を下げたりする働きがあります。

物価高騰のこの頃ですが、タダの野草を食すのではなく、買い物で入手するのは
旬のモノが比較的安価ですわね。w
買い物とは、情報戦ですから、チラシをチェックして、シティサバイバルに臨むとしましょう。w

結果、菜の花は1パック98円で2パック、新京野菜「みずき菜」も1束98円でゲットできました。w
地野菜の壬生菜も1パック98円で入手できたので、気分は上々です。w

日中は20℃になっても、夜は冷えることでしょう。
そこらを配慮して、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京水菜、ブロッコリースプラウト、鶏胸肉叉焼のシーザードレッシング、桃花を散らして。
2.菜の花の牡蠣醤油浸し。
3.サニーレタス、千切り紅大根、豚・牛しゃぶしゃぶサラダ。
4.吉祥院産湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズかシチューに。
5.いづみ式具だくさんクリームシチュー。
6.新京野菜「みずき菜」と京揚げの炊いたん。
7.白菜、豚ロース、ホワイトブナピー、大根、人参入り胡麻豆乳鍋。
8.京絹揚げのおでん風煮込み。
9.京壬生菜の昆布・塩一夜漬け。
10.今や食べ頃、発汗を促す新ショウガの甘酢漬け。
11.ハタハタの一夜干しの焼いたん、レモンを添えて。

本日も快晴にて、3月度気の科学体験講座

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3月、第2週に入り、毎日暖かい日が続いていますね。^^
昨日、嵐山東公園を散歩してると、ウグイスが鳴き始めてましたよ。w

今日は、敷地の桃の花が咲きだしました。
春の彩に、サラダに散らすのも良いでしょう。w

第2土曜の本日は、3月度の気の科学体験講座です。
「拮抗圧」の進化バージョンが、2月度のメイン内容でした。

あるポジションから身体を動かして、可動域が限界に達するとき、拮抗させると
神経伝達がよみがえるのが面白い人体の機能です。w

その進化バージョンが、「拮抗臨界微震法」です。
先ずは、その効果を手首からの入力でやってみました。

立位体前屈、後屈、首の回旋をして、全員肩の挙上には不具合がなかったので、
腕を後方からどれだけ上に挙がるか、またその挙がったところで両掌が着けられるかをテストしました。

手首は、背屈・底屈、内外側屈、内外回旋の3法がありますが、背屈・底屈のみで効果を確かめてもらいました。
手首に触れて、もう一方の手で相手の手首を背屈・底屈させ、行きにくい方から施術します。

背屈や底屈させて、痛みがあったり可動域が限界になったところからほんの1mm戻した臨界点で、手首関節に微振動を与えます。
手首は決して握らず、触れたままで、3秒〜5秒まで震わせて待つだけです。

これだけのことで、筋膜と神経の関連でつながっている肩・首、フラクタル共鳴関係にある手首と首だけでなく、体幹の前後屈も全員良くなりました。
全体は一部に表れ、一部は全体に波及するのは東洋医学の考え方ですが、脳神経と身体の特性にもそれは当てはまることです。

痛みが出たり、可動域に制限が掛かると、誰でも抑圧が生じますが、こうした抑圧は意識せずとも脳の偏桃体に不快の感情を残します。
痛みや苦は、誰でも楽しみや喜びを削る因となりますが、無意識にも諸々の抑圧が溜まってくると心身に悪い影響を与えます。

スポーツ選手でも格闘家でも、己の限界を突破できない抑圧が、今のレベルを超えられない要因となっています。
普通の人でも、様々な心身の抑圧が、できない自分、幸せになれない自分を作る要因となっているものです。

皮膚と関節包内の受容器に働きかけて、痛みや可動域制限の抑圧を解放することは、
脳をより良く働かせて、自己治癒力や自己実現能力を高める効果もあります。
前回の講座では、手首→肘→肩と上肢からの解放、足首→膝→股関節の解放を実習しました。

今回はこの復習から、首からの解放、甲状軟骨の解放や各部の応用をやってみましょう。
気光クラニアル療法で、脳の前頭前野に働きかけたり、脳内の電子電位のバランスを整える方法と組み合わせるとさらにより良い結果がでるでしょう。w

皮膚の受容器や神経は、無意識脳を通じて全身につながっているため、部分を操作して全体へ効果を及ぼすこともできます。
皮膚の受容器は関節包内の受容器とも関連しているので、皮膚に触れて関節を操作すると、遠位にも良い影響を与えられますよ。w

今回は、また新しい技法ができたので、それをお伝えしたいと思います。^^v
体側から肋骨を操作するだけで、首の可動や痛みだけでなく、体前屈・後屈難も解消できる方法です。w

皮膚に触れて、肋骨を上げまたは下げることで、肋椎関節から脊椎関節の関節包内受容器が再起動できるのです。
全ての神経は脊椎から出て繋がっているので、全身に効果が及ぶのですが、以前にやったゼロG法での腰椎調整よりも進化したものです。w
セルフでも、同じ効果が出るのが嬉しいところです。w

その次は、反射を活用して神経をつなぐ「神経連動反射弓形成法」です。
可動域制限があったり、ちゃんと反射反応のできていない神経を解放することで、人体に自己治療スイッチを入れることができます。
また、神経が反応するポイントに微弱な刺激を与えることで、神経連動反射弓を構築すると、身体を正常な状態に戻す自動修復システムが作動します。

反射反応は、脳を介さず、神経中枢から起こる反応です。
そうした反射を連続して繋げることで、神経連動反射弓が形成されるのです。

糸電話の線がピンと張ることで拮抗して伝達が良くなりますが、人体は立体構造です。
ゆえに単一方向でなく、方向のベクトルを増やすことで、神経はより繋がって連続反射弓が構築できます。

軸圧を整えるだけでも、全身に良い効果が表れますが、4Dベクトルを与えることで、弱っていたり、働いていなかった神経にスイッチが入り、それ以上の効果
が表れるのです。
人体の反射反応をつなげて神経連続反射弓を形成することで、自動不随意運動が起こることもありますが、狙って起こす必要はありません。w

身体が勝手に動き出すのを見ると、憑き物か?!とビックリするかもですが、これは自動修復運動なのでご安心ください。w
また、自動不随意運動が起こらなくても、神経は反応点からちゃんとつながるので、効果のないことではないのです。

皮膚の受容器は敏感なもので、力を用いると効果がなくなってしまいます。^^;
「90度発気掌」で触らずとも皮膚の受容器は作用し、ただ皮膚に触れて動かすだけの0圧擦過でも皮膚と関節包内の受容器も作動するのが人体の面白いところです。w
逆に、してやろうとする意識や、緊張、力が伝わると、反発や防御反応が生じますから、脱力、整零、龍動して行うことが秘訣となるでしょう。w

1月からは、触れずに皮膚の受容器に働きかける法、触れてピッと放すだけで皮膚の受容器が働いて全身が調整できる方法をお伝えしてきました。
これだけでも、脚長差が揃い、SLR筋出力検査やトーマステスト可動域、膝の屈曲や首・肩の可動域も改善できるものです。

皮膚の表層の神経センサーを最初につなぐことによって、初めて深層の神経センサーを連動させることが可能になります。
これを復習して、前回の「神経連続反射弓形成法」は下肢からの法だけでしたので、
今回は上肢からのアプローチと頭蓋からのアプローチもお伝えしましょう。
大変効果のある方法で、難病や何年も不自由のある方には、ぜひとも試していただきたいものです。w

講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日の懇親会メニューは、以下の13品です。
1.ハーブ野菜セルバチコとサニーレタスの和風玉ねぎドレッシングサラダ、桃の花を散らして。
2.春キャベツのシーザードレッシングサラダ、ミニトマトを添えて。
3.フラクタル構造野菜ロマネスコの一塩湯がき、辛子マヨネーズで。
4.いづみ式菜の花の辛子醤油和え。
5.豚肉、豆腐、白菜、大根、シメジ入り合わせ味噌鍋。
6.紅大根のスライスサラダ、シーザードレッシング掛け。
7.エリンギのバター牡蠣醤油炒め。
8.豚ロースの生姜幽庵焼き。
9.いづみ式キャベツと豚肉の鶏ガラだし牡蠣醤油炒め。
10.新じゃが、人参、玉ねぎ、蛯名高原ソーセージ入りカレー。
11.鶏手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)。
12.鶏ハラミ肉の塩胡椒炒め、レモンを添えて。
13.新メークインのジャーマンフライドポテト、ブラックソルトで。

3日後に3月度の気の講座を控えて、本日は水曜 会

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昨日の最高気温は20℃ほどで、常着のフリース作務衣で歩くと、暑いかったですね。^^;
それでも、最低気温は2、3℃なので、未だ暖房の要りますことよ。w

今日も、日中気温は20℃になるそうですが、昨夜は外気温は10℃でした。
気温差が高いと、自律神経に失調が生じやすくなるので、服装にも注意が必要ですね。

冷えは、痛みや万病の元となりますから、基礎体温を上げて免疫力を高くし、血流を良くすることが大事となります。

冷え性の主な原因に、むくみによる血流の悪さがありますが、寒さで腎臓が縮まり、水の代謝が悪く、むくみを生じるケースは多いものです。
腎臓は大腰筋や腰方形筋と付着してるので、本来は呼吸のたびに4cmほど動いてる腎臓が、重力に負けて下垂してることも多いものです。

そうなると腰痛や膝などの下肢痛を起こしたり、五行の水剋火の理で、心臓に負担をかけることも多々あります。
腎の陽気は生殖機能でもあり、歳とともに衰えますから、高齢者にとっては特に腎を補うことも大事ですね。w

陰陽理論でも五行理論でも、足りぬは補い、有り過ぎるは排出する「補瀉」の理は、漢方でも食事でも施術でも基本的な大事となります。
ふと思ったんだけど、今まで受けた指圧やマッサージとかで「瀉」の技法を使われたことって、あったかしら?w

私のヒーリングの基礎には、カイロプラテックやオステオパシーを摂り入れる前から、中国整体や経絡圧法があるのですが、いずれも補寫は大事としています。
例えば奇経を用いて全身調節する際、右足の公孫と左手の内関に母指を当て、痛まない方は強く圧しますが、痛む方は強くせず抜くように緩めて放すものです。

例えば、頭がぼ〜っとしたり、よく働かない時には、一法として両側頭部を指先でシャカシャカシャカ(釈迦?w)と素早くこすって、後ろへシャッ(射?w)と弾き飛ばす「陰圧擦過手」を用います。
これは、中医学では推拿(すいな)の散法に当たります。

私のヒーリングの元は、中国武術でしたから、少林拳、古式太極拳、八極拳、形意(けいぎ)拳、八卦掌を修め、日本の合気柔術や古流を取り入れて活法なども研究したものです。
歴史を紐解くと、中医学が完成したのは今から2400年前、「黄帝内経(こうていだいけい)」でした。

今でも時折、読み返しているのですが、ヒポクラテスから始まった西洋医学と違って、今に至っても反論や間違いが指摘されてないのが凄いことですね。w
黄帝内経が伝わったのは奈良時代ですが、中医学が文献として伝わっても全般が伝わってはいないのでした。^^;

当時の中国でも、黄帝内経は原典ではなく、婦人科の疾患なんかは除かれて編纂されています。
経穴なんかはそのまま伝わってはいますが、ふと思うに、どれくらいの圧をどのようになどは体験しないと分からないですね。^^;

それでも、伝わった中医学を元に、工夫・加味して日本の伝統医術(西洋医学ではないw)が発達、進化したのも日本の誇りかと。w
日本での西洋医学は1858年、将軍徳川家定の大病を機に幕府によって公認され、1884年(明治十七年)明治政府は医師免許制度を施行し、
漢方医学から西洋医学への移行を完了しました。

現在の日本での漢方医学は、中医学を元に日本で発展したものであり、独自の知識や技術があります。
漢方医は医師でないとなれませんが、中医学では漢方、鍼灸、推拿(または按摩)、気功の部門があります。

いずれも、五臓⇔六腑⇔経絡⇔皮肌筋血管脂肪骨⇔外界の相関関係から弁証論治するものです。
歴史的には、古来、皇帝は暗殺を怖れたからか、中国では推拿(すいな)が上位で、異物を刺す鍼灸医はその下で、毒を盛る漢方医はさらに下だったとか。w

日本では明治維新後、医療現場においてドイツ医学を基礎とした治療方法の1つとしてマッサージが普及しました。
あん摩とマッサージは、どちらも病気の予防や治療、健康維持促進を目的としている点が共通しています。

これらの違いとしては、あん摩が衣類の上から遠心性の施行を用いるのに対して、マッサージでは直接皮膚に触れて求心性の施行をおこなう点になります。
また、指圧はあん摩、導引そして柔道の手技を取り入れた1点に圧を加える特殊な技法で、大正時代にアメリカの生体技術の理論とその手法をもとに体系化されました。

今は国家資格の「あん摩」は、中国渡来の「按摩」を基礎とした、日本独自の手法が体系化されたのものです。
そもそも、「按」は片手や重ね掌で「押さえる」、「摩」は「なでる」というより「こする」ように手を用いるのが中医学の手技です。

「推拿」の「推」は「押し集める」でブルドーザーのように掌を使い、「拿」は「撫でる」用法になります。
推拿といい按摩という技法では、他にも「揉」、「擦」、「捏」、「拍」、「抹」、
「点」、「コン(日本の漢字にないっ^^;)、「叩打」、「一指禅推」、「散」の14技法があるのです。w

補寫の理によって使い分けるのですが、用意不要力で脱力し、意念を用いて行うもので、仕上げに「散法」を用いることが多いものです。
この「散」一つの技法でも、頭部に用いて色んな頭痛によく効く効果があります。w

今、展開してるテーマが皮膚から関節包や脳への入力なので、これも講座でお伝えしようかな?w
私の研究と実践のインプットとアウトプットが、この2年早すぎる感があるので、
あまりに次々と行き急がずに、も少しゆっくりと進めるのも良いかもしれませんね。^^;

あん摩マッサージ指圧師は医師や看護師と同じように人体を扱う職業として「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(昭和22年法律217号)の規定によって定められた医療系の国家資格です。
よって、あん摩マッサージ指圧師は「業務独占資格」であり、あん摩マッサージ指圧師の資格を持たずに勝手にあん摩マッサージ指圧師と名乗り、あん摩、マッサージ、
指圧を用いた治療を患者に施すことは法律で禁止されています。

然るに、あん摩マッサージ指圧師と似た職業として、手技などで身体の不調を緩和させる
「整体師」や「セラピスト」がありますが、これらの職種は国家資格を必要としません。w
「現代の陰陽師」、「ヒーラー」もまた同じ。(ワラ)

中国では、明の時代には「食医」がいて、皇帝や王侯貴族の食事を医療的観点から提供していたものです。
管理栄養士や調理師でなくても、日々の食事は家族の誰かが提供しますよね。w

食が身体を造り、生命を維持するし、生活習慣病も多くは食が因となりますので、食は大事です。
現代の「食医」として、家族の健康を管理してあげましょうね?(沖縄弁)w

また、病院や施術院に頼らずとも、家族や縁ある方の苦痛や不調を解決・解消してあげられると良いですね。
資格の要らない「家庭医」として、また治療や施術を仕事としている方々にも、
他所にはない新しい技法を役立ててもらえればと思います。w

ご縁によるものですので、武術同様、一介の「道士」である小生、世に広めようとは思いませんが。w
苦痛や不調があると、楽しく快く生活するのを阻害します。^^;
心身ともに快活に、春が楽しめると良いですね。w

さて、本日も晴天にて、5時を過ぎたら水曜会を始めましょう。^^
今日のメニューは、以下の11品です。
1.紅大根のスライス、コールスローサラダ。
2.京しろ菜と京揚げの炊いたん。
3.さやいんげんの胡麻和え。
4.いづみ式ホウレン草とソーセージの鶏ガラだし・牡蠣醤油炒め。
5.湯がきブロッコリー、いづみ式摺り胡麻マヨネーズを添えて。
6.豚ロースのステーキ、付き合せにサニーレタスを添えて。
7.蒸かし新じゃがのパルメジャーノチーズ掛け。
8.白菜、エノキダケ、豆腐入りタラちり鍋。
9.ヒジキ、シメジ、黒白蒸し大豆・黒胡麻の麺つゆ炒め。
10.赤イカの辛子酢味噌和え。
11.鯛の兜煮。

3月に入り、節句前、春めく本日は水曜会

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今日から3月ですが、にわかに暖かくなり、やっと春が来たようですね。^^
明後日は、春のお祭り、ひな祭りですね。(我が家ではやらんけど。w)

ひな人形の起源は、中国から伝わった「上巳(じょうし)節」という3月初旬の節句と、
災難や厄を人の代わりに受けてくれる人形を川へ流す「流しびな」という行事に、
平安時代の宮中で行われていた人形遊びの1つ「ひいな遊び」といった、いくつかの行事が合わさって生まれたとされています。

上巳節は「3月の始めの巳の日」で、冬から春へと移り変わる季節の節目に悪いことが起こらないように、
という願いで厄払いなどをおこなっていたものが日本へと伝わり、「流しびな」と貴族のままごと遊びが、
「ひな人形で女の子の幸せを願う」という行事へと変わっていったようですね。

巳(へび)は脱皮をして生まれ変わることから、穢れを祓い清める行事とされていました。
広く世間に広がるのは戦国時代で、今は女の子の節句ですが当時は男女の区別はありませんでした。w

流すものから飾るものへと変化したのは江戸時代ですね。
平安以後、武家社会から江戸時代へと時代が移っていくと、江戸幕府によって5つの節句が制定されました。

五節句は、1月7日の「人日の節句」、3月3日の「上巳の節句」、5月5日の「端午の節句」、7月7日の「七夕の節句」、9月9日の「重陽の節句」をいいます。
5月5日の「端午の節句」には男の子の成長を祝い、3月3日の「桃の節句」には女の子の成長を祝うようになりました。

また、江戸時代になると職人の手により、人形作りの技術も発展していきます。
ひな祭りに使うひな人形も美しく精巧なものへと変わり、次第にひな人形は川へ流すものではなく、家の中で大事に飾るものへと変わっていきました。

豪華なひな人形は、武士の家へ嫁ぐ際に嫁入り道具の1つとしても加えられるようになり、
高価なひな人形を持たせることのできる家は裕福さを証明できるとして、男雛と女雛以外の人形や、
高いひな段なども加わり、現代のひな人形に近い形が出来上がっていくこととなったのです。

昔ながらの雛人形には、よく桜と橘が飾られていますね。
これは、平安京の内裏にあった紫宸殿の庭に、桜と橘が植えられていたことに由来しています。

紫宸殿からみて、左(向かって右)にあることから左近の桜、右(向かって左)にあることから右近の橘と呼ばれ、
現在の京都御所の紫宸殿にも、左近の桜と右近の橘が植えられています。

桜は「知恵の木」、橘は「生命の木」ともいわれ、ともに魔除けや邪気払いの力があると考えられています。
橘は、長寿の瑞祥の樹といわれ、その実は不老長寿の実と言い伝えられています。

「桃の節句」と異名があるように、桜の代わりに桃の花が代用されたのは、江戸時代からのようです。
その昔は、桃の花を浮かべた桃花酒を飲んでたもんです。w
ちょうど旧暦の3月初旬頃が桃の花の見ごろだったこともあり、ひな祭りを「桃の節句」として、桃の花を飾るようになったのですね。

旧暦の3月3日は、現代の暦では4月上旬なので、家の桃はまだ蕾のまんまです。^^;
明治期に暦が変わり、花桃を1ヶ月も早く咲かせる必要に迫られた生産者さんは、早めに枝を切って「室(むろ)」で温める、促成栽培の仕組みを完成させました。
現在でも、「室」を使って花桃の開花調整をする生産者さんが多くいます。

桃の花は日本でも古くから親しまれていますが、元々は中国を原産とする植物です。
かつて中国では、桃の実には魔除けや邪気をはらう力があると信じられており、
現代でもお祝いの席には桃の形のお饅頭がよく出されます。

桃は木へんに「兆」と書くように、物事や生命の「兆し」を意味していたため、死などの悪い邪気を払う神聖なものとして用いられ、生命を宿す女性も意味するようになりました。
日本でも同様に桃は縁起の良いものとして考えられており、百歳を「ももとせ」とも呼ぶことから、長生きを象徴する植物としても捉えられていました。w

日本では、昨年9月1日時点で、100歳以上の高齢者の数が9万526人となったそうです。
100歳以上人口の増加は、52年連続だそうで、世界有数の長寿国になっていますね。w

然るに、100歳以上人口は圧倒的に女性が多く、全体の89%を占めています。
あやかって、桃の節句をしたほうが良いのかしらん。(いやいや、それほど生きんでもええかと?w)

昨年の調査では、男性の平均寿命は 81.47 年、女性の平均寿命は87.57年だったとか。
この数値は、一昨年より下回っていますが、平均寿命が前年を下回るのは、東日本大震災の影響を受けた2011年以来となっています。
新型コロナの影響ですわね。^^;

ちなみに、日常生活に制限のない健康寿命は、現在、男性が72.68歳、女性が75.38歳だそうです。
これも年々上回ってきてるようですが、運動習慣の増加と相関関係があるようです。

20歳〜64歳で運動習慣のあるのは、男性23.5%、女性16.9%ですが、
75歳以上の人では、男性46.9%、女性37.8%と内閣府の発表にあります。

う〜ん。。男のほうが運動しとるのに、女性のほうが長命なんよね。^^;
ランナーズハイでドーパミンが出るのかしら、苦しそうに必死で走ってる男性を見るけど、健康に良いとは思えんのだが。w

一方で、65歳以上の要介護者の数は増加しており、75歳以上になると要介護認定を受ける人の割合は大きく増加するとのことです。
年代別の人口に占める要介護認定者の割合は、40〜64歳では0.4%、65〜69歳では2.9%ですが、
加齢とともに急速に高まり、80〜84歳では26.4%、85歳以上では59.8%となっています。

介護が必要となった主な原因は、「認知症」が18.1%と最も多く、男女別では、
男性は脳血管疾患(脳卒中)で24.5%、女性は認知症で19.9%でした。

怒ってキレると、脳の血管もプッツンとイクように、怒りは気を逆上させるので、年取って怒るのは危険ですねえ。w
いずれも要介護の多くの原因は脳の損傷によるものですが、発生学的には、皮膚が腸を作り、腸が脳を形成します。

幸せを感じる脳内ホルモンは、腸で作られるモノですから、発酵食品などで腸活するのが大事です。
腸も原点は皮膚ですから、皮膚の観点から脳へアプローチすることも、これからの課題となりますね。w

皮膚の感覚受容器の可能性は、近年の人体科学と量子力学の発達とともに、さらに広がって行くことでしょう。
ボケてなんぞいられませんことよ。w

圧する陽圧ではなく、引く陰圧の大事は、今までずっと言ってきましたが、皮膚をわずかに遊びを取るように引くことと、節包受容器と関連させることによって、素晴らしい効き目があることです。

人体の螺旋法則や、母性遺伝する左右縦横・伸縮の法則、人体のモルフォセラピー法則などを学ぶことによって、皮膚をただ撫でただけでも効果の出る方法は幾つもあるものです。
皮膚の可能性は、波動・周波数を感知することが、脳も含めて、人体の不可思議な壊れや修正の作用になってるかもです。w

さて、本日は3月最初の水曜会です。
節句にはちなんでいませんが、春を意識して今日のメニューは以下の13品です。
1.春キャベツのコールスロー、ミニミニトマトを添えて。
2.赤大根「レディサラダ」のスライス、花びら盛りドレッシング・マヨネーズ掛け。
3.ホウレン草のお浸し、牡蠣醤油絞り。
4.湯がきアスパラカス、辛子マヨネーズを添えて。
5.小松菜と京揚げの炊き合わせ。
6.京しろ菜と京揚げの炊き合わせ。
7.いづみ式赤こんにゃくの煮込み。
8.いづみ式ブロッコリーの胡麻和え。
9.豚ロースの生姜焼き。
10.にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ入りビーフシチュー。
11.鶏手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)。
12.いづみ式豚ロース、セロリ、シメジのマヨネーズ炒め。
13.牛肩ロースのステーキ。