3月も半ばとなりましたが、快晴が続いてますね。
敷地の桃も、満開になってきましたよ。w
第2土曜の講座の懇親会では、セルバチコとサニーレタスのサラダに桃の花びらを散らしました。w
桃は邪気を祓う縁起モノでもありますから、花びらを浮かべて桃花酒で飲むのも
風情がありますよ。w
講座では、珍しくご新規の予約がありましたが、参加者は5名でした。
元薬剤師で、現在は整体を営まれてるので、早速技法を採り入れていただきたいものです。
4月度は五行と補寫の理で、中医学の推拿(すいな)・按摩・導引の応用を展開する予定です。
その前提で、中医学の「按摩法」と日本の国家資格である「あん摩」の違いをお話ししました。
座学だけではつまらないので、講座では体験を重視しています。w
マスク生活が長いと、脳や血液の酸欠、吐いた二酸化炭素を吸うことでの
体内で石灰化が増えています。
肺は筋・筋膜の関連で、三角筋のTL(セラピーローカリゼーション)筋出力検査で機能テストができます。
やっぱり出力が弱くなってる人がいたので、推拿・按摩の技法応用で、ばっちり機能回復ができました。w
肩甲骨が上がり外へ付着している態だったので、伏臥姿勢で腕を下に導引して肩を下げ、
「推」法で掌で肩甲骨を内側にブルドーザーのイメージで動かして行きます。
10秒ほど待って、今度は重ね掌の「拿」法で肩甲骨を床方向に10秒ほどソフトに加圧して安定させました。
これだけのことで、巻き肩が治り、姿勢が正しくなり、呼吸がしやすくなります。w
ついでに、首の回旋や側屈が良くなり、頸部血流も良くする「按」「摩」法の応用をしました。
寝違いや首の可動制限・痛みには即効のある方法です。w
「按」の五指提法で、両手で皮膚をつまんで上げるのですが、肩、首と肩の付け
根、首、首の上部と摘み上げて、最も楽に動かせる箇所を調べて行います。
被験者では、首の付け根と首を両手で摘み上げると痛みが出なかったので、首を
戻してつかみ上げたまま「振」法で5秒ほど震わせました。
そうしてから、指の触れていた箇所を「摩」法で撫でこすって肩先の方へと「寫」
法しました。
ついでに鎖骨上下部も「摩」法で肩先へと撫で摩りました。
これで首の痛みは消えて、可動域が良くなり、頸部血流も良くなって、肩首の凝りも解消できます。
講座のメインは、拮抗圧による神経機能の修復「拮抗圧臨界微震法」の復習と、
自動不随意運動を誘発する「神経連動反射弓形成法」でした。
「臨界微震法」では、膝を屈曲して踵が尻に着かなかったり、伏臥で股関節を曲げ膝が胸に着くほど曲げられない人が、見る間に柔らかく痛みなく着くようになりましたね。w
「神経連動反射弓形成法」は、先ず、皮膚の浅層受容器に「治療スイッチ」を入れることからスタートします。
これだけでも、全身調整ができる優れモノですが、次いで深層受容器を起動して行くことが、最も優れた効果を発揮します。w
前回は下肢からの操作でしたが、今回は上肢からの操作を実習しました。
4つのベクトルを逐一抜かずに重ねて行くことによって、弱ってたり、切れていた神経にスイッチが入るのです。
上肢から入力する「神経連動反射弓形成法」は、全員に自動不随意運動が起こりました。w
こうした自動不随意運動は、脊椎反射によって生じるもので、意識脳とは関係なく起こるものです。
ヒトは脊椎動物ですので、内臓や各部には脊椎から神経が繋がっています。
ゼロG法の進化バージョンで、「合気肋骨上げ」を行うと、肋骨の付いている脊椎を整えることができるので、全身が整います。
講座では、首の可動に難のある人に行い、後で全員に体験してもらいました。
これはセルフでも同じ効果がある優れモノですが、脇の肋骨を掌と指全部で包む
ように当て、呼吸に合わせて天井方向へ3秒上げるだけの操作です。w
そうしながら、首を動かしてもらうと、楽に動けて痛みも消えます。
3秒操作を3度繰り返した後に、体前屈・後屈を行うと、それも良くなっていることが分かります。
癒しや整体治療には、最初に「治療スイッチ」を入れることと、無意識脳にインプットすることが大事となります。
その多くが皮膚の可能性にあるので、まだまだ研究すべきことがありますことよ。w
皮膚の受容器ー関節包内受容器ー脊椎神経ー脳の物理的関連があるのですが、発生学的には皮膚が腸を作り、腸が脳を作ったものです。
よって、脳を健康で幸せにするのは腸活が大事ですが、皮膚は外界に開かれた脳と言えますので、
95%以上の働きをしている無意識脳へのアプローチは皮膚からが大事かと考えているのです。w
然るに、触覚だけではなく、視覚・聴覚・味覚・嗅覚も脳を健康で幸せにする大事な要素です。
春めいて来ましたので、緑や花を見て、ウグイスや春風の音を聴き、芽吹きや梅
の香を吸って、春の旬を味わいましょう。w
春は、生活環境が変化したり、新しいことの始まる季節です。
肝の気が昂じて、精神的なストレス、イライラが募る時でもあります。^^;
アルカリ度の高い、菜の花や西洋カラシ菜、花ニラなど花菜類は、そんなときに打ってつけの野菜です。
菜の花は、カルシウムと共にビタミンB群をも供給し、精神を安定化させてくれる効能があります。
良質のタンパク質、多種のビタミン、ミネラル類に富み、かつ有効な機能成分・アルカロイドを含みます。
菜の花に多く含まれるビタミンAは、目と肌、粘膜のビタミンといわれるように、
人間の体を構成する細胞、特に上皮細胞と深いかかわりを持っています。
上皮細胞に潤いを与えたり、粘液の分泌を促す役割をするのが、ビタミンAです。
他にも、細菌などに対する抵抗力をつけたり、視覚作用に重要な働きをしています。
菜の花には、ビタミンCも豊富に含まれています。
ビタミンCは、美しい肌を保つには欠かせぬビタミンですが、
風邪の予防をしたり、コレステロールを下げたり、ストレスを取り除いてくれたりします。
また、菜の花にはカリウムも含まれており、カリウムは心臓機能や筋肉機能を調節したり、
細胞内の浸透圧が一定に保たれるように調節したり、ナトリウムを排泄して、
血圧を下げたりする働きがあります。
物価高騰のこの頃ですが、タダの野草を食すのではなく、買い物で入手するのは
旬のモノが比較的安価ですわね。w
買い物とは、情報戦ですから、チラシをチェックして、シティサバイバルに臨むとしましょう。w
結果、菜の花は1パック98円で2パック、新京野菜「みずき菜」も1束98円でゲットできました。w
地野菜の壬生菜も1パック98円で入手できたので、気分は上々です。w
日中は20℃になっても、夜は冷えることでしょう。
そこらを配慮して、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京水菜、ブロッコリースプラウト、鶏胸肉叉焼のシーザードレッシング、桃花を散らして。
2.菜の花の牡蠣醤油浸し。
3.サニーレタス、千切り紅大根、豚・牛しゃぶしゃぶサラダ。
4.吉祥院産湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズかシチューに。
5.いづみ式具だくさんクリームシチュー。
6.新京野菜「みずき菜」と京揚げの炊いたん。
7.白菜、豚ロース、ホワイトブナピー、大根、人参入り胡麻豆乳鍋。
8.京絹揚げのおでん風煮込み。
9.京壬生菜の昆布・塩一夜漬け。
10.今や食べ頃、発汗を促す新ショウガの甘酢漬け。
11.ハタハタの一夜干しの焼いたん、レモンを添えて。