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日別アーカイブ: 2023年1月25日

冬土用最中、本日は1月最後の水曜会

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昨日からの大寒波で、京都市内も13,4cmの積雪となりました。
交通の便は最悪ですが、嵐山の雪景色は美しいですよ。w

1.愛車ランエボにも、どっさり雪が。w
買い物に行くのに、カウンターテクニックを使ってランするのが面白かったです。w

排水管が凍ったか、給湯器がイカレたか、朝から湯が出ないのは困ってますが。^^;
PCもフリーズ多く、ユーチューブもDVDも音が出なくなってるので、早く新調せねばです。。

それにしても、私の空亡期、物品や機械のダメになることよ。^^;
身体がダメになるよりマシなので、身代わりと考えることにしましょう。w

寒さ厳しいものがありますが、1月17日からは冬の土用の入りとなり、節分までが冬の土用期間です。
近所のスーパーでは、夏の土用ではないのに、土用の入りからウナギの販売に力を入れてるようですが。w

尤も、ウナギの旬は秋から冬ですから、脂の乗ったウナギを食するのは良いもんではあります。^^
夏痩せして、誰も買ってくれなくなった鰻を、相談された平賀源内が幕末、「土用の丑の日、鰻の日」などと宣伝してブームになったのが今も生きてるようですね。w

漢方の養生訓では、夏は枯渇した冬の玄気を摂り入れるべく黒いモノを、冬なら枯渇した夏の朱気を摂り入れるべく赤いモノを食べることが良いとされてきました。
土用期間中、対極にある十二支の日に、夏の未月なら丑日に「うし」にちなんで「う」のつくモノを、冬の丑月なら未日に、「ひつじ」にちなんで「ひ」のつくモノを食べると良いというのが江戸時代からできた縁起食になります。w

そういや、25日の今日は未の日ですね。w
昔からでは、赤い小豆(あずき)が魔除け、厄除けになると節分にも立春にも重宝されてたような。w

漢方伝では、赤い食べ物って小豆の他には・・・紅ショウガ、梅干し、唐辛子、赤万願寺、赤ピーマン、紅大根、赤蕪、ラディッシュ、トマト、イチゴ、リンゴなどでしょうか。
魚だったらマグロも赤いが、総論なら赤魚かも。w
縁起伝では、「ひ」のつくものって・・・海産物ではヒジキ、魚のヒラマサ、ヒラメ、総論では干物、ひよこ豆、ひき肉、まさかに冷や麦、冷やし中華?w

夏土用の「う」のつく黒いモノならウナギがそうですが、冬土用に「ひ」のつく赤いモノって何があるのかなあ?^^;
ヒガンバナって毒あるし今ないし、羊とか飛騨牛、氷見牛の赤身?ひれ肉?

現代の陰陽師、こうした縁起食には拘りませんが、食は見た目も効果があることなので、寒い今日この頃では、赤ワインとか赤い食物を楽しむことが良いかと思います。w
土用は季節の変わり目であり、季節が爛漫となり墓に入る月ですので、今の季節ならインフルエンザや風邪、関節の痛みには注意した食養は食の大事でしょう。

夏の土用には、「土用卵」も重宝された縁起食でした。
卵には食物繊維とビタミンC以外の全ての栄養成分が含まれており、完全栄養食と呼ばれています。

栄養成分が多いだけではなく、良質なたんぱく質(アミノ酸)とミネラル、ビタミンのバランスがよいことでも知られています。
また、卵に含まれる成分には健康効果が期待できるものも数多くあります。
例えば卵白の部分に含まれている「リゾチーム」という酵素には、強力な殺菌作用があり、市販の風邪薬にも使われているほどです。

さらに、アミノ酸の一種である「メチオニン」は、活性酸素を除去する抗酸化作用に優れた成分で、老化予防や細胞の活性化に役立つと言われています。
なお、卵に含まれる成分は加熱するとビタミンBやレシチンは失われやすくなりますが、その他の成分はそこまで影響がないことがわかっています。

今の季節、お勧めするのは「大寒卵」です。w
今年の「大寒」は、1月20日でしたが、節分までは「大寒の候」であるため、日に固執する必要はありますまい。w

冬になると、鶏は自然状態ではあまり産卵しなくなります。
一年で最も寒さが厳しくなる大寒の時期になると、鶏はその寒さゆえに水分を摂る量を控え、代わりに飼料をたくさん食べるため、大寒に産み落とされた卵は栄養価がとても高くなると言われています。

また、数が少なくなる冬場の卵は貴重だったことから、大寒の卵は縁起物と考えられるようになりました。
大寒の卵はたくさん飼料を食べた鶏が産み落とすため、黄身の黄色が色濃くなります。
黄色は風水では金運アップの色と言われていますから、大寒の卵は金運や健康運を上げる縁起物として食べられるようになったと言われています。w

土用の期間中は、ガーデニングや庭いじりを避け、ゆっくり、のんびりするのが良いと言われてきました。
そのため、昔から土用は家の建設に伴う基礎工事なども止めることが多く、この風習を今も受け継いでいるところがあります。w

ただし、「間日」となる寅の日、卯の日、巳の日は、この限りではありません。
今年の冬土用の間日は、1月20日、21日、23日、2月1日、2月2日になりますので、気になる方は土を動かす着工日にどうぞ。w

「縁起」というのは、本来「因縁生起」の略語ですので、俗にいう「縁起を担ぐ」のも「ジンクス」なるものも、良い因縁生起のきっかけに活用すれば良いことです。w
「土用」というのは、「土旺用事」の略語ですから、五行の土気が旺じる期間は、人体の土気すなわち消化器系が旺じ過ぎないよう、胃腸を労わる事ことが大事かと。w

要は、欠けている足りないものは補い、好きだからといって過剰に偏る食は避けましょうね。w
推命学で五行分析すると、多くの人に偏りがあり、正にその通りの発病や生活習慣病になるので、知って行う知行合一が良いのです。

野菜も魚も、食品全般値上がりしてる昨今、主フもシェフも工夫を要しますね。w
それでも食べる人のことを考え、楽しく美味しく食べられるよう、考えることもまた楽しでしょう?w
今週の土日は、連日のヒーリング集中研修がありますが、内容を考えて組み立て、感動してもらう体験となることも今から楽しみです。w

今日は、一月最後の水曜会です。
はてさて、煮物は前日からできていますが、何をお出ししようかな?w

吉祥院の会員さんから頂いたロマネスコがあるので、この珍しい野菜を出しましょう。^^
フラクタル構造の野菜で、見た目が美しく、カリフラワーとブロッコリーの中間のような味と食感があります。

斯くして、今日のメニューは以下の13品になりました。
1.刻みオクラとワカメの麺つゆ和え、温めて出しましょう。
2.ホウレン草のだし醤油絞り、黒胡麻散らし。
3.菜の花の辛し醤油和え。
4.豚ロースの熟成ニンニク醤油生姜焼き、ミニトマトを添えて。。
5.ラム肉と玉ネギのジンギスカン炒め。
6.熟成牛肩ロースのステーキ。
7.三獣の肉に合わせて、モヤシ炒め。
8.塩湯がきロマネスコ、昆布炊き醤油マヨネーズで。
9.いづみ式寒の「どん玉」だし巻き。
10.丸ごとミニ玉ネギ・ミニ男爵、刻み人参・大根、海老名高原ソーセージ要り熟成カレー。
11.ブリの腹アラの幽庵焼き。
12.一汐サバの焼いたん、大根おろし醤油で。
13.小里芋の煮っころがし。