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日別アーカイブ: 2023年1月4日

希望と期待をもって、本日は今年初めの水曜会。

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皆様、明けましておめでとうございます。
コロナ苦境が明けて、穏やかに明るい展開が広がる年になりますように。(念)

立春からの干支は「癸卯(みずのとう)」ですが、音読みすると「きぼう」の年となります。
希望を持って、期待の力が発揮できる年になれば良いですね。w

期待の力は、一般的に「ピグマリオン効果」と呼ばれますね。
期待することによって、対象者からやる気が引き出され、成績が向上する現象をさす心理学用語です。

キプロスの王ピグマリオンが自分で彫った象牙(ぞうげ)の乙女像を愛し続けた結果、乙女像が本物の人間になったというギリシア神話にちなんでこう呼ばれます。
「教師期待効果」あるいは提唱者の心理学者の名にちなんで「ローゼンタール効果」ともいわれています。

ローゼンタール博士の実験では、教師が期待をかけた生徒とそうでない生徒では、成績の伸びに明らかな違いが見られました。
このことから、教育心理学でも、他者への期待値がその後の成長を決定づける大きな要因のひとつになると考えられています。

心理学ではマズロー図にもあるように、人から認められたリ、誉められたリする社会的欲求が満たされると、さらに高度な欲求である「自尊の欲求」、さらに「自己実現の欲求」へと進化しやすいことが説かれています。
然るに、他者の承認を必要とする社会的欲求だけで生活していると、それを否定されたり、満たされないと不平・不満を持ち、儀我のプライドが立って不幸の因となるでしょう。^^;

社会的欲求を満たさず、具体的には誉めたり認めたりせず、期待しないと「負のピグマリオン効果」が生じます。^^;
「ゴーレム効果」ともいいますが、周りから期待されていない対象者の成績や成果が、平均値を下回る現象をいいます。

教室でも、一般社会でも、こうした現象が数多く起こっています。
指導者や教師は、すべからく「ピグマリオン効果」を発揮すべきですが、学ぶ者の立場からいえば、「好きこそものの上手なれ」です。w

臨床心理学者のジョセフ・バーゴ博士によると、名声を熱望している人よりも、純粋に好きなことに打ち込んでいる人の方がより成功しやすいのだそうです。
純粋に大好きで情熱を感じていることなら、人目の有無関係なく、自分独りの時間にも決して手を抜くことはしないでしょう。w

「上達」するには、反復こそが大事で、「継続こそ力なれ」です。
脳科学からいえば、「上達する」ということは、「脳のある部分の神経接続が強化される」ということです。

然るに、好きでなく、苦であることを反復するのはつらいものですね。^^;
しかし係わり、続けねばならないこと、例えば仕事や家事、勉強などでは、その中から喜びや楽しみ、快いことを見出すことが大事となります。

物事を別の枠組みで捉え直すことを「リフレーミング」と呼びますが、捉え直すことができれば、苦手や嫌なことから脱却できて、好きになれるかもです。w
物事や人との係わりで、良い所や自分の為になりそうな点を探し、好きになろうとして自ら期待の力を以って意識的に反復することが要となりましょう。

学習でもスポーツのパフォーマンスでも、物事を記憶するためには「思い出しの反復作業」が全てで、記憶を思い出すことで記憶は定着されるのです。
心理学では、「単純接触効果」といいますが、好きなことは常に考えている。

逆説的には、常に好く考えているから、好きなんだとも言えますね。w
不満や嫌悪などを常に考えると、そりゃ嫌いにもなるし、脳にもストレスですよ。^^;

意識的にはそういうことですが、実は意識の作用は5%以下であって、無意識の作用が95%以上を占めています。w
実は、人間の脳は単純なところがあって、好きな音楽を聴いたりホロホロと飲んだりして、自分が快くリラックスしているときに考えていることも、その考えをしているからリラックスできてるんだと勝手に勘違いします。w
そして、常に考えているから好きなんだとまた勘違いをします。w

無意識脳へは今まで、意識的反復で、間を置いたインプットを続けることで効果を及ぼすしかないと思っていました。^^;
然るに、最近の人体科学や生理学では、皮膚にアプローチすることで、無意識脳にアクセスできることが分かってきました。

生きる脳である脳幹などの原始脳に自己治癒力や修復力があるのですが、施術でもクライアントの意識ではなく、無意識脳にアプローチすることが本人の治す力・生きる力を引き出す術となります。
発生学では、脳は腸から生まれていますが、腸もあらゆる器官も全て皮膚から生まれたものですからね。w

脳も、皮膚も、まだまだその作用は未解明なことが多いのですが、その可能性は極めて高い期待の力があるといえましょう。w
エビデンス待ってたら、いつまで経っても埒があかんので、臨床的に活用を図って、今までの療法よりも進化を目指して行きましょう。

皮膚の感覚受容器、人体のエネルギーライン、皮膚と神経の反射反応、人体の周波数共鳴、90度螺旋理論などの観点を見直し捉え直して統合すること。
それが先ず、今年度当初の研究課題です。w

脳や皮膚の「治癒スイッチ」を入れることで、凡そ今までなかなか反復しないと完全治癒できなかったこが、解決・解消できると良いですね。
希望と期待の力を以って、苦のある人にさらに役立てますように。w

本日からは通常業務を始めます。
今年の傾向と対策、抱える問題の解決にカウンセリングを、心身の不調あればヒーリングを受け付けています。

午後5時を過ぎたら(今日は過ぎなくともw)、初水曜会で歓談しましょう。^^
今日のメニューは、以下の11品です。
1.キャベツ、赤パプリカ、スィートコーン、ミニトマトのシーザードレッシングサラダ。
2.ズッキーニと「はぐくみトマト」の和風玉ネギドレッシング掛け。
3.いづみしきヨモギ生麩のバター焼き。
4.聖護院かぶら入り我が家の味噌雑煮。
5.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
6.レンコン、金時人参のお煮しめのチーズ焼き。
7.黒豆のお煮しめ。
8.いづみ式ちくわの磯部揚げ。
9.暮から仕込んだ海老名高原ソーセージと各種野菜の熟成カレー。
10.一口もち米の白蒸し、ゴマ塩散らし、ミント大根と紅大根のおろしを添えて。
11.芋棒の里芋煮っ転がし。