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月別アーカイブ: 2022年9月

日中の暑さが続きますが、汗の内攻には注意して 、本日は水曜会

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一昨日にお彼岸が明けましたが、まだ日中は31,2℃の暑さ。^^;
朝方が半袖では肌寒いので、衣服の調整が面倒ですね。w

秋は、汗の内攻が起こりやすい時期です。
汗の内攻とは、自分でかいた汗が、自分の内を攻めるという意味です。

汗をかいて、その汗が急激に冷えることで、体に悪影響を及ぼすのです。
秋という季節は、真冬よりも、実は人体にとって「冷える」季節なのです。^^;

この時期、体はまだ夏の名残が残っていて、感覚の面ではあまり「冷える」という実感がありません。
まさにこのところのように、残暑やぶり返しの暑い日も多くあります。

しかし、本格的に寒くなる真冬より、暖かいことに慣れていた体が急に冷たくなる時期の方が、「冷え」の影響を大きく受けます。
冷え性の方は特にそうですが、暑がりの方でも、この時期の汗の内攻には、注意が必要です。

寝冷えによる風邪や、身体の不調、痛みや引きつりを起こしやすい時期です。
明け方の急激な「冷え」によって、皮膚が急激に縮み、同時に筋肉もこわばって、体の中では、血管も縮んでこわばってしまいます。

血管がこわばることから、秋は血圧の変動が増える時期となりますので、
血圧の異常な方は、特に脳卒中や心筋梗塞に対して、寝冷えは要注意なのです。

そして「冷え」、特に「足の冷え」は、腎にタタリ為しますので、体が重くだるくなり、場合によってはむくんできます。
靴下をめくったらゴムの筋が付いてたり、脛を強く圧して凹みがなかなか戻らないのは、リッパな浮腫みの証です。w

腎の不調は、腎臓病だけでなく、元気を損ね、不安や心配、悲しみの情を引き出して、鬱傾向も招くのです。
「寝冷え」に対しては、特に、寝る間際に風呂に入るのが、ダメです!w
風呂で暖まってすぐ寝ると、冷えないような気がしますが、実は気のせいで、反対なのですよ。^^;

人間の体には、恒常性機能があり、自動的に体温を一定に保つ働きが備わっています。
熱くなった体は、今度は反作用で、冷やす方に働きます。

秋の長夜と起きていれば差し障りないのですが、そのまま眠ってしまうと調節が利かずに、余分に冷えてしまうのです。

汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。

入浴後にすぐ寝るのは、汗をかいたまま寝ることになりますから、
その汗とともに、ダブルパンチで冷えてしまうことになります。
少なくとも、就寝一時間前には入浴をすませている方が良いのです。

寝室の環境面では、涼しくなってきたら、なるべく窓際で寝ないようにすることが良いのです。
窓際が最も冷えますので、窓際に寝て体を冷やすと、窓側を向いていた半身だけが痛くなったり、
こわばったりすることもあります。

肩こり・腰痛・関節の痛み・神経痛やリウマチなど、身体に痛みがある方は、特に冷えには要注意です。
また、幼い子供にも注意してあげることが必要です。

子供は、窓の側に寝て、急に冷えて寝冷えをすると、ぜん息のような発作を起こしたり、
いきなり大量の鼻血を出したり、吐いたりと、激しい変動を起こすこともありますからね。

暖色系の厚手のカーテンに替えたり(スリッパやカーペット同様、
季節毎ではなくても、衣替えと同じ感覚で色や素材を変えることは、
風水上も心理上も、良い効果があるのですよ。)、
窓際にマットや毛布で結界?wを作るなど、冷えないための工夫をして下さいね。

冬に向かっては、早め早めに、布団を厚く(多く)していくことが大切です。
その方が、早く冬用の体に変化できるのです。

予防についてお話してきましたが、クーラーのタタリや夏の諸々の障りや怨念?wで、
「寝冷え」による症状や予兆が出ている場合は、どうすればいいでしょう?

「寝冷え」による症状を解消するには、朝風呂に入ることが一番良い方法です。
朝風呂は、「寝冷え」に対して、大変効果があります。
そして、一日をスッキリ、サッパリ、気持ちよく過ごせます。
その秘訣は、熱めのお湯に入ることです。

ぬるいお湯では効果がありません。
ちょっと熱いのを我慢するぐらいが適温です。
長湯をする必要はありません。w

朝風呂は、「冷え」による体の変調に対して、卓効があります。
不調ある方は、一度体験してみれば、その効果に驚くはずです。^^v

「冷え」が原因で起こっている、風邪のような症状や下痢、便秘、頭痛、
身体のだるさなど、安易に薬物に頼ることなく、先ずは朝風呂を試してみることをお勧めします。w

「朝風呂はちょっと・・・」という人は、朝起きてすぐに、部分浴で足を温めるだけでも効果があります。
秋は、起床してすぐ行ない、真冬になったら、起きてしばらくして、体が少し温まってから行うことが効果的です。

「足湯」は、足を温める部分浴です。
着衣のまま(っても靴下は脱いでよ。w)、くるぶしまで隠れるように足をお湯に浸します。
お湯の温度は、入浴温度より2度ほど高くするのです。

お湯から足を出したら、足が赤くなっているくらいの熱さでないと効き目がありません。
冷めないように差し湯をしながら、7分ほど温めます。
両足が同じように赤くなっていれば、よくふき取って終わりです。

気血の偏差がある人は、片方が赤くならないので、まだ温まっていない片方を、さらに2分ほど温めて下さい。
最後に少し水を飲むと、より効果的です。
のど・鼻・耳・頭痛など、首から上の症状があるときや、風邪を引いて風呂に入れないときは、特に有効です。

「膝湯」は、膝上まで入る深さで行ないます。
水温は、足湯と同じで、これは湯船に腰掛けて、浴槽で行なうといいですね。
下痢や便秘、腹痛など、お腹の調子の悪いときに行なうと特に卓効があります。

足湯も膝湯も、普通の入浴も、最後に水を少し飲むのが良い効果があります。
秋や冬に一晩寝ても、コップ1杯程度の水は身体から出て行きますので、起きたらすぐに水を補うことも大事です。

血液の粘りや腎力の低下を防ぐにも、少量ずつの水を補給することが良い効果があるのです。
以前の講座で、軽度腰痛と首痛があった方が、水を飲むだけで痛みが消えた事例もあります。w

水の不足は、喉の渇きが無くても起きてることですが、簡単なTL検査でも分かることです。
TL(セラピー・ローカリゼーション)筋出力検査は、ヒーリングでもカウンセリングでもよく使う方法です。

例えば、腕を前に水平に伸ばして、2,3指の指腹で下げようとして耐えてもらうのは、三角筋による肺の検査です。
ピシッと力が入るのが正常ですが、水の不足があると、髪の毛を摘まんで腕を下ろそうと圧をかけると、耐えられず腕が下がってしまうものです。

少しずつ水を飲んで、適量・正常になれば、同じ検査をしても、腕にきちんと力が入ることが分かります。
飲む水は、沸かさないことで溶存酸素があって身体に入り古い水が排出されますが、沸かしてしまうと酸素がなくなりすぐに排出されてしまいます。^^;

水の循環は身体にとってとても大事で、水の滞りこそが、しつこい湿病の原因となります。
池と同じで新しい水が入って古い水が出るのが池の生態系を守りますが、古い水が溜まって行くとヘドロが生じるのと同じですね。w

さて、本日は9月最後の水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.水菜、ツナ、クコの実、オリーブオイル・ポン酢のサラダ。
2.キャベツのコールスロー、ミニロケットトマトを添えて。
3.アナゴとキュウリの鰻の蒲焼きだれ・酢和え。
4.白菜とサバの切り身の醤油・酒・味醂の小鍋煮。
5.冬瓜の冷やしとろみ餡。
6.ヒジキ、シメジ、ホワイトブナピー、蒸し大豆、黒胡麻の炒り煮。
7.玉ネギ、ニンジン入り豚肉じゃが。
8.豚ロースの生姜照り焼き、キャベツを添えて。
9.鶏胸肉とセロリのジンギスカンソース炒め。
10.いづみ式ちくわの磯部揚げ。
11.いづみ式カボチャの天ぷら、ブラックソルトで。

脳について新しいことを知り、本日は水曜会

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台風一過しましたが、なべて京都はことも無し。w
日中の蒸し暑さが吹き飛んで、朝はちと肌寒いものの、日中は涼しく過ごしやすくなったようです。^^

勉学の秋といわれますが、脳を使うには良い気候になって来たようですね。
脳の平熱は38.5度で、体温よりも高いのですが、人類共通に22〜24℃が脳の適温といわれています。

どうも、気圧が低かったり、湿度が高く蒸し暑く感じると、膝が痛んだり、脳がちゃんと働かなく感じます。^^;
経年劣化か?w体力は衰えてきましたが、脳力は衰えないようにしなくちゃです。w

身体を酷使することは健康を損ねますが、脳をよく働かせることは大事なことですね。
非生産的な心労や、負の考えではなく、プラスになるよう働かせたいものです。w

脳機能の年齢的なピークについて、私が20代で学んだことは、人間の知能は21,2歳をピークとして、脳細胞は壊れて行くというものでした。^^;
生まれながらにして持つ約150億の脳細胞は、この年頃をピークにして衰えて行くので、如何にシナプス連絡を形成して維持促進するかが大事だと捉えていたのです。w

科学は日進月歩していますから、新しい情報を仕入れることも大事ですね。
マサチューセッツ工科大学の認知科学研究者、ジョシュア・ハーツボーン博士の率いる研究チームの発表を読むと、今までの認識が改まりました。^^;
研究チームは、単語記憶、他者の顔の認識、他者の名前の記憶、基本的な計算力などについて、10歳から90歳までの数千人を対象に調査を行いました。

その結果、明らかになったことは、「ほぼどの年齢においても、何らかの能力のピークがある」ということでした。
それは、そうであろうよとタカをくくってたのでですが、詳細を見るとビックリしましたよ。w

この研究によると、脳力のピークを迎えるのは、健康な脳だと以下の年齢になるとのことです。
18歳前後では、総合的な情報処理能力と記憶力。
22歳前後では、他者の名前を記憶する能力。
32歳前後では、他者の顔を認識する能力。
43歳前後では、集中力。
48歳前後では、感情認知の能力。
50歳前後では、基本的な計算能力と新しい情報を学び理解する能力。
67歳前後では、語彙力のピークがあると結論付けられています。

調査では、例えば48歳をピークと結論付けた感情認知の脳力とは、他人の感情を表情などから読み取る脳力のことですが、
研究チームは、数千人の目元のみの写真を見せて、写真の人物が何を感じているのかを被験者に説明させたものです。

無作為抽出した一般的な被験者による結論なので、該当する能力を鍛えて来たなら、ピーク過ぎても劣化していないでしょうね。
まだまだ、ボケたり、歳のせいにはできませんことよ。。w

また、記憶についても、面白い研究結果がありました。w
米国のノースウェスタン大学の准教授ジョエル・ヴォス博士は、磁気パルスを使って海馬を再び活性化させて高齢者の記憶力を改善する方法を研究発表しています。

もの忘れは老化の典型的な特徴の一つですが、65歳以上の約40パーセントが、加齢に伴う記憶力低下にまつわる問題を何かしら抱えているといいます。

いったん物忘れが始まると、たいていは年齢を重ねるごとに悪化するものです。^^;
記憶力の低下を示すこうした事例は、脳にある海馬が自然に衰えていくことが原因であることが多いものです。

脳の一領域である海馬は、短期記憶、長期記憶、空間記憶と密接に結びついています。
しかし、脳に刺激を与える新たな治療法によって、だんだん衰えていく記憶力を回復させることができるかもしれないというのです。w

頭の外部から磁場の変化を伝え、電磁誘導によって脳の特定領域に電流を発生させるという実験が行われました。
海馬は脳の深い部分にあるため、磁場を到達させることはできなません。
そこで、代わりに海馬と連携している脳領域のひとつで、左耳の上辺りに位置する頭頂葉に刺激を与えたのです。

実験の被験者は64歳から80歳までの16人で、健常な範囲内で加齢による記憶力の低下を示す症状が見られました。
いくつかの記憶テストを実施した結果、成績はおしなべて悪く、回答の60パーセント以上が不正解だったといいます。

1日に20分の刺激を5日連続で与えられた後、被験者たちはもう一度記憶テストを受けました。
すると、なんと!若者に匹敵する成績を出したのです。w

ボストン大学の研究では、低い周波数(4ヘルツ)の電流で脳の後方にある「下頭頂小葉」という部位を刺激すると短期記憶、より高い周波数(60ヘルツ)で前方にある「背外側前頭前野」を刺激すると長期記憶がそれぞれ50〜65%向上したと報告しています。
1カ月後にも一定の改善効果が続いていたのも凄い結果ですが、当初の認知能力が低かった人ほど、電気刺激の効果は大きかったそうです。

人体は、脳神経も細胞も電子のやり取りで動いていますので、気を電子電位と捉えると、まだまだ脳を如何に良くするかについて方法がありそうです。w
間脳や視床下部、偏桃体を刺激して、脳を覚醒・再起動する手技があるので、海馬周辺にアプローチすることもできるはずです。w

学習などの不適応障害や、過去の記憶・トラウマによる不安神経症やパニック障害などの症例に対しては、脳へのアプローチが大変有効です。
先日も無熱性痙攣を起こすお子さんと、その不安に悩み不眠のお母さんに脳へのアプローチで施術を行いました。

無意識自動運動が起こり、手足や腹胸部が色々と動きましたが、結果は上々。w
TL検査で、思い出すと筋出力が落ちてしまう無意識下の問題も、全て解決できました。^^v

プラス思考が良い、マイナス思考がいかんなどとよくいわれていますが、陰陽は二重螺旋構造で、バランスを取るのが要です。
陰気が強いときは、陽気を補うだけでなく、場面的に陰極まって陽となる陰陽逆転の法も効果的です。w

脳を加齢のままに劣化させず、良い刺激を与えて、快適化し、より良く使うことが要となるでしょう。
マスク生活による酸素不足、ストレス発散の乏しい生活は、その妨げとなるので注意しましょう。^^;

飲食を共にして談笑するのも、脳に良い影響を与えるものです。
涼しくなった本日の水曜会、そろそろ鍋や煮物も欲しくなってきましたね。w

今日のメニューは、以下の13品です。
1.キャベツ、ブロッコリースプラウト、ミニロケットトマトのコールスローサラダ。
2.レタス、水菜、スィートコーンの和風玉ネギドレッシングサラダ。
3.ベーコン、空心菜、ニンニクのチェンマイ風炒め。
4.青パパイヤ、豚ロース、人参のオイスターチャンプルー。
5.白菜、豚ロース、豆腐の白湯(パイタン)鍋。
6.いづみ式玉ネギ入りカボチャスープ。
7.ブラックソルト茹でじゃがのパルメジャーノチーズ・ペッパー散らし。
8.ヒジキ、蒸しサラダ豆、シメジ、黒胡麻の胡麻油炒り煮。
9.ブリアラ大根の煮込み。
10.カラスカレイの煮つけ。
11.ちりめんじゃこのナメタケ時雨和え。
12.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
13.いづみ式鶏胸肉のガーリック生姜風味唐揚げ。

9月度の講座を終えて、昼は真夏日ですが水曜会

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今週に入って晴天が続き、日中は真夏日で、夏に戻ったかのような暑さですね。^^;
それでも季節は逆行せずに、自然と進行して行くことでしょう。w

土曜日は、9月度の月例講座を楽しく終えて、中秋の名月をしばし眺めることができました。
夜は蒸すことなく、日曜の十六夜(いざよい)の月も、外で楽しむことができましたよ。w

三条と四条の間、高瀬川に沿って木屋町界隈を2軒、初見参しましたが。w
「なべちゃんとこ」寄ろうと、「わたなべ横丁」に行ってみたら、店はなく「管理物件」になってました。^^;

いつ行っても盛況で、6月に2度行ったときも繁盛してたのに、ちとショック。。
調べたら、7月いっぱいで閉めたそうですが、通ったことのある店がなくなるのは寂しいですね。^^;

それもこれも諸行無常、全ては移ろって行くのだなあと、しみじみ感じてしまいます。
秋ですからかねえ。^^;
現状というのは維持できず、どうせ変わって行くのなら、より良く変わろうと意識行動するのみです。w

如何なる店でも、企業でも、顧客は新規なければ、またリピーターなければ衰退するもの。
自分の立場で、ニーズを叶え、より役立てるよう、精進あるのみですね。w

日々の仕事でも、講座でも、私の場合、全然顧客は多くないのですが。^^;
職能を研き、縁に応じて分を尽くすのみです。w

9月度の講座では、骨膜の振動が脳骨連鎖反応で脳幹の原始脳を覚醒させること。
骨・関節の振動で、神経・筋肉が緩み、血流・深部リンパの流れが良くなる技法をメインにお伝えしました。

下肢からの骨膜振動は膝関節から大腿骨を固定して、縦の揺らぎと振り子の揺らぎを60秒伝えるものです。
今までの揺らぎ法では、後頭下筋や僧帽筋、ふくらはぎの硬結や圧痛はすぐに解けても、膝裏の圧痛やしこりは時間を要したものです。

これだと、簡単に膝裏の圧痛やしこりが消滅してしまうことが実感できたことでしょう。w
膝からの骨膜振動は下部腰椎を正常化させ、坐骨神経痛、股関節、膝、足首などの不調など下肢全般に効果を発揮します。

次にやった骨盤からの骨膜振動法は、今までよりも深い処から揺らぎが生じ、腰痛、仙腸関節、脊柱起立筋、腰方形筋、大腰筋の問題解決に優れた効果があります。
脊柱起立筋と多裂筋がガチガチに固まってて、腰椎が動かない方も、60秒の揺動で腰が溶けるように柔らかくなりましたね。w

一連の流れの最後、頸椎へのアプローチ法は、後頭環椎関節から揺動を伝えるものでした。
難攻不落といわれるアトラス(C1,第一頸椎)の問題も解消でき、脳脊髄液の循環や脳への血流、自律神経に優れた効果を発揮します。

ここまでが全身調整で欠かせぬ手順ですが、骨・関節の振動揺らぎ法は、次回もさらに掘り下げて行きましょう。w
お伝えした特定脊椎へのアプローチ法では、頸椎・胸椎を調整する方法でした。

頸椎は、探って横に変位している部分を反対側の首裏から中指を当てて、腕に乗せるように首を曲げて、変位側の肩関節から振動を与えて元に戻す方法です。
胸椎の場合は伏臥位で、変位している棘突起の横に指を当て、反対側の腕を下に進展させた姿勢で、肩関節から狙った部分へ振り子の揺らぎを与える方法です。

首でも、胸椎でも、骨の歪みや椎骨のキワの硬結・圧痛が綺麗に解除できたのを実感できましたね。w
次回はこれを復習して、さらに胸郭、上肢、下肢を調整する振動揺らぎ法と、新しい波動叩打法によるネオ活法をお伝えしたいと思います。

皮膚の持つ可能性について、皮膚の遊びを取るよりももっと浅く圧を用いず、触れる・撫でるだけの操作で、色々な効果があることが分かりました。
最終的には脳へのアプローチと思って続けてきた研究も、臨床に色々と役立つものがあります。w

興味関心は尽きず、会得し身に付けたいことが多々あるのですが、焦らず倦まず、楽しみながら精進して行きましょう。w
さすがに記憶力の劣化を感じますが^^;老いで海馬が委縮しても、周辺電位電子の伝達を良くすることで、対応できるものと考えております。w

脳って、まだまだ未解明なことが多く、エビデンスなんて待ってたら、いつまで経っても進みません。^^;
私、学者ではないので、新しい理論の構築よりも、直面する人の不調や痛み、悩みなどの苦を解決・解消することを目指すのみです。w

最近は、整体系の専門DVDでも、医師の監修の元とか、エビデンスが実証されたとか宣伝されてるものが増えてきました。
然るに、実践してみて、適・不適や効果を比較してみたりすると、全てを鵜呑みにはできないものです。^^;

昔、高尾病院で康ちゃんが言ってたように、「全ての療法に意義があるけど、全ての療法に限界がある」。
その通りだと思うので、観点を変え、手段を変えて、自分の技能の及ぼせる範囲を広めるっきゃないかと。w

これが限界と諦めず、これで十分と言い訳せずに、レベルアップを目指したいものです。
幸いなことに、脳はまだ機能障害を起こしてないようなので、これからの楽しみもあります。w

それには、「ねば」「べき」などのストレスが積もり重ならないことも、遊び心も大事なことです。
飲み食いも、歌いも談笑も、快い刺激を味わって、脳を喜ばせてあげることも大事ですね。w

さて、今日も暑いことですが、夕べからは水曜会で涼んで脳を喜ばせましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、エノキダケ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.ピーマンと赤パプリカのおろしニンニク・生姜・醤油・オリーブオイル和え。
3.キャベツと赤パプリカの深煎り胡麻ドレッシングサラダ。
4.レタス、水菜、ロケットトマト、クコの実の和風玉ネギドレッシングサラダ。
5.湯がきアスパラカス、ブラックソルトで。
6.ブラックソルト茹で新じゃがバター、アンチョビ・クリームチーズを添えて。
7.伏見甘長トウガラシの焼いたん、削りカツオ掛け、生醤油で。
8.鶏胸肉のガーリック・ブラックソルト・コショウ唐揚げ。
9.白菜、豚ロース肉、豆腐の和風だし塩鍋。
10.豚ロースの生姜照り焼き。
11.鯖の一本焼き、大根おろしにポン酢か醤油で。
12.いづみ式鶏ミンチ、刻みレンコン、青ネギ入りつくねとレンコンの焼いたん。w

中秋の名月の本日は、9月度の気の科学体験講座

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本日は「仲秋の明月」と暦にありますが、9月度の気の科学体験講座の開催日です。w
仲秋とは、秋を、孟・仲・季(初・中・晩)の三期に分けた真ん中の、陰暦8月のことですから、
チュウ秋の名月とは、厳密には、「中秋の名月」と書くのが正しいですね。w

「中秋」なら、ずばり陰暦(旧暦)八月十五日を指す言葉になります。
中秋節は、特に中華圏では春節、清明節、端午節とならぶ重要な行事であり、国民の祝日になってるとか。w

中国から中秋の十五夜に月見の祭事が伝わると、平安時代から貴族などの間で観月の宴や、舟遊びで歌を詠み、宴を催したそうです。
平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだといいます。

なぜならと考えるに、古代中国では、男性は月に願って祀ることはせず、月に向かって願い事を言うのは、女性専用儀式であったからでしょうね。w
現代、男性が月に祈り上げても、バチは当たらないかと。(ワラ)

今日、9月10日が、陰暦では八月十五日になります。
実は、陰暦15日が十五夜の満月になるとは限らず、統計によると、むしろ満月でない方が多いのです。

ところが今年、この月は、陰暦十五夜がぴったし満月になりますから、夜は月を見上げてみたいものです。
私、基本的には願い事や呪詛はしないのですが、月を見上げて月輪観(がちりんかん)することも、たまにはあります。w

現在、空は曇っていますが、夜はどうなるのかしらん。
夜のことはさておき、今日の午後2時から桂西口会館にて、月例講座を開きます。w
本日のメインは、関節・骨膜振動による揺らぎ法です。

骨膜に着目したメリットは、前回のブログでお伝えした通りです。w
最初の下肢からの骨膜振動は、膝裏の圧痛をチェックして行ってみましょう。

DRT(ダブルハンドリコイルテクニック)の3大指標をチェックしても良いのですが、この新しい揺らぎ法は、より時短でより良い効果が確認できたものです。
フレミングの左手の法則にある90度のベクトルと、ポジションを取ったら、60秒振動を伝えるだけで効果が確認できることでしょう。w

腰痛、坐骨神経痛、膝痛などの解決には、特に効果的なものです。
これには、縦の揺らぎと振り子の揺らぎを用います。

下肢からの揺らぎ法では、大腿骨を振動させます。
大腿骨の振動→股関節・骨盤の連動→腰仙関節・下部腰椎が開く→坐骨神経の緩和→支配下筋(梨状筋や大腿二頭筋など)が緩む。
大腿骨の振動→腸腰筋の収縮→大腿神経の緩和→大腿四頭筋の緩和→膝痛の軽減。

下肢からの振動揺らぎ法は仰臥位で行いますが、続いて骨盤からの振り子の揺らぎ法は伏臥位で行います。
そして、再び仰臥位で、後頭骨振動縦の揺らぎから、後頭環椎関節を開き、頸椎を調節しましょう。

ここまでが一連の調整法となります。
が、これで終わりではなく、もしも残った不具合あれば、「振動揺らぎ法」だけで対処できるものです。w

この振動揺らぎ法は、特定椎骨や特定胸椎など狙ったところを調整できる方法があります。
胸郭や、胸郭出口の肋骨調整、肋骨後面と仙骨との振動同調法など、合計は10数技ありますので、次回も復習を兼ねて行いましょう。w

理とやり方は同じですから、ポジションだけを覚えれば簡単なものです。w
コロナ禍のご時勢で、マスク生活とストレスにより、呼吸が不全になってる人が多いものです。^^;

胸椎や胸郭を整えて、脳にインプットしておくと、たちどころに息が楽に吸え、姿勢とスタイルが良くなります。w
酸素不足、姿勢の崩れは、免疫力を低下させ、身体に負担をかけてあちこちの痛みや不具合を引き起こす因となります。^^;

一か所の崩れや不具合が、それを無意識にかばうために、負の連鎖が起きて、違うところに痛みや不調が出ることが多々あります。
逆に一か所を整えることで、良くなる情報を連鎖して伝えると、全身が整うことが効果・効率を良くしますね。w

技法を施してもらって心地良さを味わい、技法を施して簡単に可動域が良くなり、体調が良くなることを実感してください。
人は誰でも「家庭医」になれ、電話による遠隔ヒーリングでは幼稚園のお子様にやってもらっても、私と同じ効果があるものです。w

特修二の部は、軟部組織や骨膜を振動させて瞬時に身体の不調・不具合を治すネオ活法をお伝えします。
最初に、波動叩打法による全身調があり、伏臥位、座位、立位のいずれからも行なえるのが便利です。w

いつも、あっという間の2時間半で、時間が尽きてしまうことが多いのですが、時間の許す限りお楽しみください。w
講座が終われば、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。

今夕のメニューは、以下の13品になりました。
いづみがもう1品作ってるので、多分掻き揚げが追加されるかと?w
1.叩きモロヘイヤ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツとクコの実のリンゴ酢入りコールスローサラダ。
3.水菜、ツナ、ブロッコリースプラウトの和風玉ネギドレッシングサラダ。
4.レタスと炒りベーコンの深煎り胡麻ドレッシングサラダ。
5.卵と人参のニンジンシリシリ、アオサを散らして。
6.手羽元のリンゴ酢入り油淋鶏(ユーリンチー)、煎り胡麻を散らして。
7.鶏胸肉のポーチドミニトマト、スィートチリソースを添えて。
8.エリンギのバター醤油焼き。
9.いづみ式紅生姜入りだし巻き。
10.鶏胸肉、白菜、大根入り白湯(パイタン)鍋。
11.カボチャとハスの実の鬼(ちゃう、お煮)合わせ。w
12.椎茸とブナシメジのしっぽく煮。
13.自家製絹揚げ、クルミ味醂味噌を添えて。
(クルミ味醂味噌、酒の当てにも美味ですよ。w)

3日後に9月度の講座を控えて、9月最初の水曜 会

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9月に入って、早や1週間。w
日の経つのが、また少し加速してきたように感じる今日この頃です。^^;

これから夕暮れが早くなってくると、益々そう感じるかもしれませんね。w
それにつけても、スーパーや新聞広告に、お節料理の予約を開始って、早過ぎません?^^;

そうそう先々のことを急かされるより、今を充実したいものです。w
お節のことより、秋の旬を楽しみたい私ですわ。(ワラ)

3日の土曜日は、松尾大社の八朔祭で、夜の境内を楽しんできました。(1)
屋台は出てたけどポッケに入れてた酒に合うのがなかったので、家に帰って、手料理で一杯、いやさ数杯。w

夜の蒸し暑さは減ったので、敷地で満ちて行く月を見ながら、虫の音を聞きつつ、グラス片手に夜風を楽しむのも良いもんです。w
ほろほろと飲みつつ、月例講座の展開を考えるのも、楽しみの一つです。^^

3日後の9月度の気の科学体験講座では、先ず骨膜振動から60秒で全身を調整する揺らぎ法をお伝えしましょう。
今まで幾つかの効果的なタッピング法をお伝えしましたが、一段と効果がレベルアップできました。w

骨膜を振動させることで、脳骨連鎖反応が起こり、脳幹の原始脳が覚醒するのが大きな利点です。
原始脳は爬虫類脳といわれ、生命活動を司っていますから、これを覚醒させることによって、自己治癒力が格段に上がることになります。

また、骨膜を振動させると、同時に骨に付着している組織も振動するので、毛管現象によって、血流が向上します。
新しい血液は、DNAレベルで細胞を修復する機能があるため、血流を良くすることは治癒には不可欠の手立てです。

同時に筋肉やファシアも振動しますので、体温が上がり、より血流が良くなります。
また、この心地良い振動によって、筋肉は弛緩し、神経も緩んで、硬結や痛みを解決することができます。

さらに、骨膜を振動させると、深部リンパの流れも良くなります。
エステやリンパマッサージでも、リンパ液を流す施術はありますが、それらは全て浅部リンパです。^^;

静脈血は、血管を開放する施術によって、30秒から60秒で全身に新しい血液が巡りますが、
リンパ液は、リンパ管を半日かけて身体を一周する遅い流れです。

深部リンパの流れが悪くなってると、支流である浅部リンパを良く流しても、詰まるところ全身の流れは改善できません。^^;
リンパ液は主に骨髄から作られるため、骨膜や胸腺に心地良い刺激を与えることによって、リンパ液の生成も促進され、深部リンパの流れも良くすることができます。

先月は、最短の骨膜アプローチ法と人体の螺旋入力がメインの講座でした。
今月は、特に関節と骨膜にアプローチする新しい揺らぎ法がメインになります。

レシピに技法を目録として、チェックポイントなどをまとめておきますので、役立つものとなるでしょう。w
細分化すると、十数法となるので、2回に分けるのが良いかもしれませんね。^^;

骨膜に着目して、瞬時に全身や不調部を整える波動叩打法によるネオ活法もできているので、この展開も楽しみです。w
皮膚の可能性に着目した脳へのアプローチも部分部分はパーツとして出来ているので、まとめ上げが課題です。w

いつまで続く勉強ぞ、ですが、苦ではなく、新しい発見や実効が生じるので楽しみがありますことよ。w
縁ある人に伝えて共有し、役立ててもらったり、今まで以上の効果が実感できるのが喜びでもあります。

明日は二十四節気の「白露」で、己酉月に入ります。
今日で雨が降るという「八専」期間の終わりですので、10日の土曜日は仲秋の明月が見られると良いですね。^^

本日は、午後1から山口県からの顧問先の方にネオ数理数命学の特別個人研修を終えたら、そのまま水曜会に。w
5時を回れば、ボチボチと飲み始める予定でいます。w

水曜会の準備では、煮物は前日から作っておくと味が染みて、より旨くなりますが、問題は葉物野菜などです。^^;
ジャガイモは少し安くなったものの、玉ネギも魚介類も高値のままで、この頃はホウレン草がむちゃ高くなってるし。。

会員さんたちの年会費で賄っているものの、水曜会も懇親会も各種研修後の飲食も、トータルで赤字になるのは当然です。w
縁というのは妙に働くものでw、今朝はスーパーマツモトで「ヤマホウレンソウ」なるものを見つけました。

「ヤマホウレンソウ」は、ホウレンソウと同系統の植物ではありますが、種類が違います。
アカザ科のフダンソウの一種で、見た目は似ていますが、軸の部分が赤くなく、分類的にはスイスチャードなどの仲間となります。

同じアカザ科でも夏場に育ちにくいホウレンソウと違い、フダンソウはよく育ちます。
しかも、カロテンが特に多く、ビタミンB群、カリウム、鉄も多いとされていて、抗酸化力は特に期待されているとか。

私も初めてなので、少し調べましたが、人によってアクが強いとか、クセがあるとか、いやいや万人受けするとか?w
ネットの情報なんて、そんなもので、アテにしてはなりませんことよ。^^;

昔、2年間の僻地分校生活で実践したことは、野草を食することであり、多少の毒や強いクセも油で熱分解できるということ。w
生や湯がいて食べてたら、苦い〜とか、クセが強すぎるんじゃあ!かいうモノも、ソテーにすればけっこうイケるんですよ。w

古人(いにしえびと)いわく、「料理とは、天地の恵みを火や水の力を借りて工夫を加え、ある命が他の命を慈しみ育み合っているという玄妙なる道(タオ)の理を料(はかり)ゆく術(すべ)であるとか。w
などと嘯(うそぶ)きつつ、今夕の料理は調いました。w

今日のメニューは、以下の15品です。
1.レタスの和風玉ネギドレッシングサラダ、クコの実散らし。
2.豚ロースの生姜焼き。
3.焼き万願寺唐辛子、削りカツオ散らし。
4.京都男前豆腐「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の冷奴、ブロッコリースプラウトを添えて。
5.牛バラ肉、マイタケ、シメジ、豆腐入り木こり風すき焼き。
6.空心菜のニンニク・唐辛子・ナムプラー炒め、パック・ブン・ファイデーン。
7.山ホウレン草のバター・オリーブオイル・ガーリックチップス・醤油炒め。
8.いづみ式レンコン・スィートコーンの掻き揚げと玉ネギ・スィートコーンの掻き揚げ、ブラックソルトで。
9.いづみ式鶏胸肉の醤油唐揚げ。
10.メークインのパルメジャーノチーズ粉吹き芋。
11.自家製絹揚げの青ネギ散らし、おろし生姜添え。
12.刺身湯葉コンニャクの麺つゆ・リンゴ酢浸し。
13.ツバスの煮つけ。
14.ヤマクラゲの胡麻漬け。
15.焼きナスの削りカツオ散らし、おろし生姜添え。