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日別アーカイブ: 2022年8月3日

8月に入り、連日猛暑の中、本日は月初の水曜会

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8月に入り、京都は38度越えの連日で、どうも毎日暑すぎますね。^^;
部屋では冷房を入れてますが、一旦外気温の暑さを脳が感知すると、部屋を適温にしても頭がうまく働かないようです。(私だけ?)w

カウンセリングやコンサルタント、ヒーリングの予約ある時以外は、学習と研究が日課ですが、この頃どうも頭のキレが良くないようで。^^;
発見の広がりを如何に螺旋的にまとめ上げるかが課題なのですが、難儀しています。w

ボ〜ッと考えていると、何のまとまりもつかないので、自分の復習を兼ねて、思うままに書いてみようかな?
じっと座ってPCや資料と向かい合ってるばかりだと、膝と股関節が痛むのです。^^;

関節の痛みでも、軟骨や骨には神経がないので痛覚はなく、痛みを感じとるのは神経のある場所である筋肉や靭帯です。
痛みを感じるときは、必ず筋肉や靭帯に何かしらの異常があって、痛覚を脳とやり取りしているのです。

この異常は、凝りや硬結などの筋肉の緊張となって現れています。
筋肉が緊張しているので、血管や神経が圧迫されているため、痛みやしびれが生じているわけですね。

したがって、整体して骨盤や骨格を正しい位置に治しても、筋肉や靭帯の緊張が残ってる限り、痛みは消えないのです。
例えば、膝関節の痛みがある場合、内腿の縫工筋の下に走行している伏在神経が圧迫されていることが多いものです。

縫工筋(ほうこうきん)は、大腿を斜めに走る細長いベルト状の筋で、あぐらをかくときに見える筋肉です。
起始部は腸骨のASIS(上前腸骨棘)から始まり、 脛骨(脛骨粗面内側)で停止する筋肉です。

縫工筋の作用は 股関節の屈曲、外転、外旋と膝関節の屈曲、内旋に働いています。
膝を曲げたり、内に回すと痛むのは、この筋肉が硬結などの不具合があるためです。

膝痛の場合、鼠径部の圧痛とともに、内腿の3分の1膝側に縫工筋の硬結と圧痛が表れることがほとんどです。
この部分が硬縮して伏在神経を圧迫しているので、痛みが生じているのです。

伏在神経は、第1腰椎〜第4腰椎から出た大腿神経が鼠径靭帯の下方で枝分かれした神経線維のことです。
大腿神経は大腿四頭筋や腸腰筋などの大腿前面の筋肉を支配する運動神経を持つのに対して、伏在神経は膝関節内側〜下腿の内側周辺までの感覚を支配する神経線維となっています。

症状としては、膝関節周辺、特に前内側から下腿内側までの痛みで、この痛みはしびれを伴なったり疼くような痛みであることが多く、歩行時や椅子から立ち上がる時などの運動時だけではなく安静時や夜間痛などの症状があるのも特徴的です。

数年前ならば、膝痛なら膝関節を狙ってポジションや姿勢を定め、アライメントを整えて関節包内の感覚受容器を再起動することに主点を置いていました。
現在は、皮膚にある感覚受容器が関節包とも脳とも連絡していることが分かり、皮膚を僅かにずらす操作によって神経伝達を正常化させる技法を採っています。

膝関節の屈曲運動には、縫工筋の他に、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋、腓腹筋が作用しています。
立って、踵でお尻を蹴るようにゆっくりと膝を曲げると、130度曲がるのが正常な可動域ですが、正座などの膝の屈曲に難があれば、これらの筋肉に必ず硬結と圧痛が表れています。

硬くなってる筋肉は圧すと痛みがあるため、防御反応でより固く緊張したり、他の筋肉まで緊張させ、脳も圧されることを拒否する傾向が働きます。
ゆえに陰圧法や揺らぎ法を用いて、用意不要力で心地良いように操作することが、痛みの解決の王道になります。

筋肉も関節も神経が支配していますので、脳・神経を再起動して神経の電子伝達を正常化することが最優先の大事と考えています。
私たちが人体に触れるのは先ず皮膚ですが、皮膚からの刺激で筋膜や筋肉、ファシア(結合組織)、神経を全て調整できるのは大きな利点ですね。

最近知ったことによると、皮膚の感覚受容器は骨膜とも連動しているとのことです。
よってBRM(Born Rhythm Moment)療法などでは、皮膚からの軽い接触によって、骨盤の歪みや脊椎のS字湾曲までもが解決できるわけです。

骨膜は、脳骨連鎖によって原始脳と繋がっていますので、骨膜を振動させることによって、脳幹などの生きるための脳を覚醒させ、その人の持っている自己治癒力や修復能力を最大に引き出すことも可能になります。
以前には武術の「勁」を応用して、丹田から視床下部を再起動させたり、頭頂の百会から全身を整えるソリトン叩打法をお伝えしました。

今ではこれからさらに、波動叩打法によって色々な展開ができるようになりました。w
骨膜を振動させると、毛細管現象によって血流が良くなり、リンパ管の通りも良くなり、筋肉が緩み神経伝達も良くなることが分かったからです。

免疫細胞は骨から作られるのですから、特に骨芽細胞の分泌や深部リンパ流の覚醒を狙って、骨膜に付着している深層筋を開放することが大事でしょう。
浅部リンパと深部リンパは、存在的に7:3と言われていますが、リンパ液が流れる量のパーセンテージは、浅部:深部は1:9なので深部リンパを如何に良く流すかが、免疫力にも自己治癒力にも大事となります。

エステ的手法で流す表層的な浅部リンパではなく、深部筋ポンプ作用でしか流せない深部のリンパ液をよく循環させることが大事ですね。
そもそも血流なら静脈を開放すれば、30秒から遅くとも60秒で全身に新しい血液が送られますが、リンパ液の流れは大変スローで、およそ半日を掛けて一周するものです。w

血液は、身体に酸素と栄養を輸送し、老廃物を回収し、新しい血液で細胞を修復する働きがあります。
それに対してリンパ液は、老廃物を浄化し、病原体を退治する解毒の働きがあります。

漢方でも、足りぬを補うだけでなく、邪毒を取り除く瀉(しゃ)法は大事中の大事です。
リンパ液は下から上へ流れ昇る経路がほとんどですから、重力上滞りやすい下肢側から施術することが手順の大事となるでしょう。

と、ここまで書いてきて、ふと思うに、一般の誰がこれを面白く感じて読んでくれるのだろうかと?^^;
月例の気の講座では、こうした七面倒くさい理を説くのではなく、単純にこうすればこうなるという実体験を重視しています。

私の勧めは「家庭医」になることで、資格や専門知識を有さずとも、病院や治療院では解決できない、もしくは相当時間・労力・費用の掛かる痛みや不調の問題を早く解決できる手法をお伝えすることがメインです。
家族や縁ある人の苦を、逸早く解決してあげることは、ご自身の陰徳でもあり、喜びともなるでしょう。w

その会得した技法を、縁に応じて有料で提供したり、治療院や病院で患者さんのために活用している人も多く居ます。
こうした技法で、よくゴッドハンドとか言われることはありますが、実は誰にでもできることで、秘訣があり、日常生活の動きを力や緊張を抜いて行なえば良いだけなのですよ。w

勿論、姿勢や所作・ポジションは大事ですが、礼と同じで「揖(ゆう」と「釈(しゃく)」を混同せず、意識をどこに置いて如何なるイメージを持つかだけが秘訣になります。
大事に思って触れるとか、何にも意識せずインターフォンをボタンを押すとか、「まあまあ」とか「もしもし、ハンカチが落ちましたよ」とかの軽いタッチで人体は反応してくれるものです。

武術では、非日常的な動きを日常化させる意識行動が秘訣であり、極意となりますが、それを日常生活に馴染ませる事が大事となります。
逆に、人を治し癒すヒーリングの手技は、普段の無意識的な動作を、如何に効果的に取り込むかが大事と考えています。

コロナ禍の2年余り、遠隔ヒーリングが増えましたが、小学生のお子さんに助手を務めてもらって、電話で指示してもその効果が実証できたのが「家庭医」の勧めの証明です。w
料理や治療法に特許や占有権がないように、専門知識よりも「こうすればこうなる」とか、「この痛みや不調はこうすれば良くなる」と、すぐに実践できることを展開して行きたいものです。

神経の反射反応、皮膚や筋肉・筋膜の特性、重力や緊張・痛みが消えるゼロG・T・Pポジションなどの観点を加味して、より良いものを提供できるようにしましょう。
問題の美しき解決・解消を目指して、これからも精進あるのみです。w

8月の京都は、4月のタイと同じで、無茶暑く、ガーン・ソンクラーン(水掛け祭り)でもしたいところ。w
外せるところではマスクを外し、涼もとって水分も補い、免疫力や脳力が落ちないようにしましょう。

さて、本日は8月最初の水曜会です。
頭と同じく、写真がちょっとピンボケになりましたが、今日のメニューは以下の13品です。w
1.刻みオクラ、叩きモロヘイヤ、ワカメの冷やし?つゆ和え。
2.水菜、スィートコーン、ミニトマトのコールスローサラダ。
3.アナゴとキュウリの鰻の蒲焼きだれ・麺つゆ・酢浸し。
4.京都男前豆腐「特濃ケンちゃん」の冷奴、キクラゲ入り柴漬けを添えて。
5.てびち(とろとろ豚足煮込み)。
6.鶏手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)。
7.いづみ式ガーリックとチーズ入りトンカツ。
8.いづみ式ズッキーニと魚肉ソーセージのコーンフリッター。
9.いづみ式モロヘイヤとちりめんじゃこの天ぷら。
10.冬瓜、ニンジン入り熟成ビーフカレー。
11.皮ごとレンジ蒸ししたトウモロコシ。
12.揚げ出し茄子浸し、食べるとき生姜を擂って。
13.葉唐辛子と三日干し椎茸の煮物。