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月別アーカイブ: 2022年8月

土日に八朔祭を控えて、本日は8月最終水曜会

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今日で8月も最終日ですね。
処暑を過ぎて、朝7時台の散歩でも、めっきりと涼しくなったのを感じます。w

今日は、打って変わって朝から暑く、昼間は35度になるとか。^^;
それでも、嵐山東公園では、先週鳴いてたツクツクホウシもミンミンゼミも、もう居ない。
夏も終わりを感じますね。w

京都で最終の夏祭りというのは、松尾大社の八朔祭になります。
古来は旧暦8月の朔日(ついたち)に行なわれていましたが、現代では9月の第1土日曜日に行なわれています。

八朔祭は、台風や病害虫の被害が多くなる八月の朔日に、風雨順調・五穀豊穣・家内安全を祈願するお祭りです。
松尾大社の八朔祭では、女神輿・子供みこし・八朔相撲・赤ちゃん土俵入り・嵯峨六斎念仏・上桂御霊太鼓などが行われ、日没後には境内の万灯が灯されます。

今年は、女神輿巡幸が9月3日14:00から出御、18:30に還御になります。
盆踊り大会・八朔相撲大会・郡太鼓・上桂御霊太鼓・神結びブライダルショーに中止になりましたが^^;
閉門は、午後9時迄ありますので、境内の万灯の風情を楽しむことができますよ。w

4日の日曜は、嵯峨野六斎念仏踊が午後4時頃から行われます。
が、閉門が午後6時の予定ですので、万灯の夜景は楽しめないのが残念ですね。^^;

ちなみに、お稲荷さんが狐、天神さんが牛というように、松尾大社では亀と鯉が「神使い」として崇められています。
これは、松尾山の神の様々な伝説によるものです。

丹波の国がまだ湖だった頃、保津峡を開削し、水を流して肥沃な土地になったのが山城盆地の誕生で、その時この神が右手で土を掬い、その土を積まれたのが亀山。
左手で掬って積んだのが荒子山(嵐山)になったと伝わっています。

また、神様が丹波の国を視察に行くのに川を遡られる時、緩流は亀の背中に、急流は鯉の背中に乗って向かわれたという言い伝えがあるのです。
これらの伝説は、大陸から新しい文化をもたらした秦氏が、松尾山の神の御神威を仰ぎつつ、この地方一帯の開拓に当たったことを示すものでしょう。

日中はまだまだ暑い京都ですが、松尾大社では9月末まで、「風鈴祈願 招福除災の音」と称して、境内にたくさんの風鈴が吊るされています。
風鈴の音には、厄除け・魔除けの効果があるとされ、境内を吹き渡る風と涼やかな音色を楽しむこともできます。

風は自在ですが、どこの寺社でも祝詞や心経、真言を奏上すると、風が吹いたり、締めきった堂内でも線香の煙がこちらにたなびいてくる不思議がありますね。w
「神を失くすな、仏を忘るな」とはいう言葉を思い出します。

人は誰でも、精神という神があって、それを失うと失神。^^;
極悪非道な人であっても、何か或いは誰かを大事に慈しむ心はあって、仏心はあるものと思っています。

だから、誰でも、神仏と共に在って生きてるわけです。w
上杉謙信の如く、「我すなわち刀八(とばつ)毘沙門天、刀八毘沙門天すなわち我なり」と入我我入できずとも、神仏同体・神仏同行をイメージして言行することは、お手本をなぞって習字するように良い効果があるものです。w

イメージすることが、現実化しますから、イメージはとても大事です。
不幸や病苦を怖れて、具体的な悪いイメージは持たず、良いイメージを無意識下にインプットして行きましょう。w

ヒトの脳は考えることに特化していますが、それを正しく機能させているかは別物ですね。^^;
幸せって、ホントは生きてる喜びや楽しみ実感することであって、人の承認は必要としないはずなんですけどねえ。w

過ぎゆく夏を楽しんで、実りの秋を期待しましょう。
コロナで、まだまだタイにもバリ島にも行けませんが、たとえ一日でも行楽の秋も愉しみたいものです。w

予約なき日は研究三昧ですが、そればっかりじゃ専門バカになりそう。^^;
アンコールワットにもいつか行きたいと思ってるので、クメール語でも勉強しようかしらん。w

今日は真夏に戻ったかのような晴天と暑さですが、寝冷えには注意しましょう。
寒暖差が強いと自律神経も失調しやすくなります。

特に鎖骨をよく動かして、頸椎から脳への血流を良くし、胸鎖関節や肋間筋を緩めて、十分な酸素が入る呼吸をしましょう。
感染防止には、小まめな殺菌消毒と、何よりも自己免疫力を高めることが肝腎ですね。w

さて、本日は、8月最後の水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメ、豆腐の冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツと赤万願寺のコールスローサラダ。
3.水菜と鶏チャーシューの和風玉ネギドレッシングサラダ。
4.自家製絹揚げ、青ネギ散らし、生醤油で。
5.焼き赤万時唐辛子、削りカツオ散らし。
6.いづみ式マーボー豆腐。
7.鯖の水煮のワサビマヨポン、ブロッコリースプラウト散らし。
8.アカイカとニンニクのオリーブオイルソテー、パクチー散らし。
9.いづみ式チーズ風味豚カツ。
10.丸ごと玉ネギのコンソメポトフ。
11.自家製干しシイタケと里芋の鬼絞め、ちゃう、お煮しめ。w
12.カラスカレイの煮つけ。

地蔵盆の本日、二日灸を控えて、本日は水曜会

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今日、24日は地蔵菩薩のご縁日ですね。
縁日は、神仏の世界とこの世の縁がある日とされており、毎月24日には地蔵菩薩のお祭りや供養が行われます。

京都では、8月24日は「地蔵盆」と呼ばれ、子供が中心となってお地蔵様を供養します。
地蔵盆は、主にお寺に祀られている地蔵菩薩ではなく、街角や道端のお地蔵様、いわゆる「辻地蔵」が対象になります。

お地蔵様を洗い清めて、新しい涎掛けを着け、お顔を白く塗るお化粧をして飾りつけをします。
京都が発祥といわれていますが、子供が生まれると男の子は白、女の子は赤の提灯に名前と地蔵尊と書いて奉納する風習があります。
提灯は、お地蔵さまと子供の縁を結ぶ意味があるのです。

ほとんどの町々で町内会が運営しますが、子供たちはお供えのお菓子をいただき、ゲームや福引、処によってはカラオケや盆踊りをする町内もあります。w
最近はあまり見かけなくなりましたが、「数珠回し」や「数珠繰り」といって、直径2m〜3mくらいの長い数珠を読経やご詠歌に合わせて回す儀式もあります。

私の生家は、桂離宮の裏にありましたが、毎年地蔵盆には多くの人が集まって来て、一緒に数珠を回したものです。w
母方祖母が本能寺で得度した阿闍梨だったせいもあるのかしらん。w

おかげで、「これは、この世のことならず。賽の河原の物語」などというご詠歌も、知らずと頭に入ってるし。w
母方祖父母にもよく可愛がられたものですが、ずっと門徒だった父方祖母と一緒に居ましたので、正信偈や阿弥陀経もいつしか諳んじてましたが。w

仏教では、人は死ぬと7日目に三途の川を渡るとされています。
この川のほとりに賽の河原があるのですが、子供が親より先に死ぬのは罪に当たり、嬰児たちは石積の修行をさせられるのだとか。w

これを哀れに思って救済するのがお地蔵様ですが、地蔵菩薩は大日如来の化神とも、辻地蔵は結界を守る賽の神と混交されたものともいわれています。
あまり知られてないことでは、鎌倉初期の仏典では、地獄の主である閻魔大王は地蔵菩薩の化身とされています。

平安時代の官僚にして歌人であった小野篁(おののたかむら)の有名な話がありますね。
彼は昼間は朝廷に仕え、夜になると井戸を通って地獄へ通い、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたといいます。

ある日彼は、地獄で苦しむ亡者の代わりに、閻魔大王が地獄の炎で自身の体を焼いて苦しんでいるのを目撃してしまい、閻魔大王を救おうと供養を始めたのが地蔵盆の由来とされています。
地蔵菩薩は、釈迦如来も阿弥陀如来も救えなかったあらゆる人を救済する誓願をした方なので、地獄でも閻魔大王として死者を救済すべく、死者の代わりに自らを焼いたといわれているのです。

小野篁が地獄へ通った「冥途通いの井戸」と、地獄から帰って来るときに通った「黄泉がえりの井戸」は、祇園にある「「六道珍皇寺」に今も現存しています。
六道珍皇寺(ろくどうちんこうじ、近来はちんのうじとも呼ばれてる)は、通称「六道さん」と呼ばれています。

六道詣り(六道さん)が有名で、盂蘭盆に先立って毎年8月の7日から10日に行なわれる祖先崇拝の宗教行事ですね。
この寺の所在地付近は、平安京の葬地であった鳥部野(鳥辺野)の入口にあたり、現世と他界の境にあたると考えられ、「六道の辻」と呼ばれています。

嵯峨野の風葬地は化野(あだしの)ですが、8月には化野念仏寺の千灯供養が有名です。
千灯供養は、化野念仏寺の西院の河原(さいのかわら)に祀られている数千体の無縁仏にロウソクを灯して供養する仏事です。

近来では、23・24日でなく、8月末の土日に行われていますが、今年はコロナ対策で中止だそうです。^^;
化野念仏寺の千灯供養に合わせて、今年なら27・28日に愛宕古道街道灯しが行なわれます。

嵯峨野の清凉寺から愛宕神社一の鳥居までの旧愛宕街道が、夕刻の6時から無数の提灯で照らされるのが美しいのですが・・
今年は、大幅に規模を縮小して行われるそうです。^^;

そちらには行きませんが、28日は旧暦八月二日で、「二日灸」の日に当たります。
旧暦の2月2日と、8月2日にお灸をすえると、いつもの2倍以上の効果が期待でき、無病息災で暮らせるというものです。w

ご存じお灸は、ツボといわれる体のポイントに熱を加えることで、身体の不調を緩和する東洋医学の治療法です。
諸説ありますが、日本へは遣隋使や遣唐使によってもたらされたとも言われています。

2000年前には既に医術として体系化されていた「灸」ですが、当時、中国北部の民族は、人間は熱の塊から生まれ、年を重ねるにつれて冷たく動かなくなるものと考えていました。
そこで、体から熱が冷めていくことを抑え、少しでも長生きできるようにと考え出されたのが「お灸」だといいます。w

ツボを温めることによって血行が改善し、神経が緩和し、自然治癒力が上がって、肩のこりや目の疲れ、腰の痛みなど、さまざまな症状が緩和される効果があります。
今では、ドラッグストアでも、シール型のお手軽に使えるものが売っていますね。
これは火を使わず、水を数滴垂らすことで温まり、5分程度で終わるのが便利です。w

経穴(ツボ)は、基本的に365穴あるのですが、脳に刺激が伝わりやすく、肩コリ、ストレスなどに効く万能のツボに「合谷(ごうこく)」があります。
合谷は、親指と人指し指の骨が交差した部分から、人差し指へ向かって押していくと、圧痛を感じるくぼみにあります。

現代の医学でも、合谷は押すだけで血流を活発にし、血圧が下がったり、歯痛や首・肩の痛みが緩和したり、自律神経の働きが良くなることが証明されています。
めまいや頭痛、目の疲れや視力障碍、顎関節症、冷えにも良い効果があり、効果が感じられたら、毎日でも習慣づけることがお勧めです。w

「二日灸(やいと)は日を見るな」という諺もあり,日の吉凶に関係なく、この日の灸は平素の2倍以上の効能があるとされてきました。w
皆さんも、28日には合谷を押してみませんか?w

セルフでは、爪を立てないように親指をツ ボに当て、残り 4 本の指を手のひらに 当てて、痛気持ち良いと感じるくらいの強さで押します。
5 秒押してゆっくり離すのを 両手 5、6 回ずつ行うと良いでしょう。

押す圧は、弱すぎても効果がありませんが、強すぎるのもダメで効果がありません。^^;
「少し痛いけど気持ち良い」くらいの圧がベストで、そう感じるのはそこの血流が良くなってる証でもあります。w

痛苦や不調・不具合ある処には、必ず血流の滞りがあるものです。
動脈でなく静脈でも、3秒3回のリズムで開いてあげると、30秒から60秒あれば全身に新しい血流が巡ります。

この新しい血液に、DNAレベルで細胞を修復する働きがあることが発表されています。
以前レシピに組んだ「全身の血行路の開放」は、私の施術でも、お伝えした方々にも大いに役立っています。w

皮膚、骨膜、神経、脳について、陰圧、拮抗圧、振動と揺らぎについて、まだまだ面白いことが見つかりそうです。^^
これからの講座や施術法の展開が、ますます楽しみですばい。w

さて、予約なき本日は、家の小地蔵ちゃんに香を手向けて、顧問先への指示書発送。w
午後は学習と研究に勤しんでから、5時を過ぎたら水曜会で歓談しましょう。w

今日のメニューは、以下の14品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.叩きモロヘイヤとおろし長芋のリンゴ酢・麺つゆ和え。
3.レタス、水菜、スィートコーンの深煎りごまドレッシングサラダ。
4.湯がきアスパラカス、ブラックソルトで。
5.焼き万願寺唐辛子の削りカツオ散らし、生醤油で。
6.ラム肉と玉ネギの焦がしニンニクジンギスカンソテー。
7.鶏手羽元と新じゃがの油淋鶏(ユーリンチー)。
8.豚ロースとピーマン・人参・キャベツのナムプラー炒め、タイ風パック・パット・ムゥ。
9.茄子、人参、玉ネギ入りシーフードカレー。
10.鯖の水煮とブロッコリースプラウトのマヨネーズ・ポン酢。
11.とろ鯖の照り焼き。
12.鮭アラ身の焼いたん、パルメジャーノチーズ掛け。
13.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、ブラックソルトで。
14.いづみ式エリンギのバター焼き。

8月度の講座を終え、送り火終わって、本日は水 曜会

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昨夜の京都は五山の送り火で、お盆の締めくくりでした。
お盆に帰ってきていた先祖の霊「オショライさん」と呼ぶ魂を、再びあの世へと送り出す儀式として始まった儀式です。

古来、火には「祓い」の意味もあります。
室町時代から、戦などでたくさんの人が亡くなると火を灯してお祓いしてきましたからねえ。w

五山の送り火とともに、嵐山から桂川や、嵯峨野では広沢の池などで精霊流しが行なわれます。
7時ちょっとからの夕立ちってよりゲリラ豪雨で、大文字の点火は遅れましたが、無事点灯。^^

1.ほんの5分ほど歩けば、近くの嵐山東公園からは大文字が見えます。
2.鳥居形は正面から見えますが、8時前には雨も已み、鳥居形は時間通りの点灯でした。

3年ぶりの全灯点火で、コロナ禍もこれで祓われると良いのですが。
送り火の灯りを杯に映して飲むと中風にかからないと言われていますので、焼酎片手に近所から見える大文字と鳥居形を見てきましたよ。w

お盆に入って、朝の散歩ではツクツクホウシの鳴き声が目立つようになりました。
送り火が終わると、しみじみと夏も終わって行くのだなあと感じます。

まだ京都では23,24日に、お盆行事として「地蔵盆」が待っているのですが、盆踊りや化野(あだしの)念仏寺の千灯供養が行なわれます。
京都で最後の夏祭りは、松尾大社の「八朔祭」で毎年9月の第一日曜日に行われ、前日の土曜日より盛大に盆踊りなどの諸行事が実施されます。

23日は二十四節気の「処暑」に当たりますので、暑さのピークもそれまでになってくれると良いですね。
先週土曜日の気の講座も暑い日でしたが、部分的に夕立があった分、少しはマシでした。w

8月からは新しい展開を始めましたが、施術をし合っても汗をかくことはなかったはずです。
最小限度の刺激で最大の効果を及ぼす方法なので、全く力を用いないからです。w

私たちが触れることのできるのは先ず皮膚ですが、皮膚の感覚受容器をあるベクトルで動かすことによって、関節包内の感覚受容器も操作でき、脳に届けて電子電位の正常化を促すことができます。
例えば、マスク生活やデスクワークのせいで、首を後傾させると頭の上の天井が見えない人がいますね。

顏の面が天井と平行になれば正常ですが、後傾させると首の後ろが痛む人が多いものです。w
セルフでもできる簡単な操作を述べると、手の中3指を胸の中央の胸骨に当て、皮膚を上へずり上げて遊びを取ります。

指が止まったところで3秒待ち、圧はそのままで首を後傾させると、痛みなくスムーズに首が後屈できます。
首を元に戻して、次に指腹を下にずらし、皮膚の遊びが止まったところで3秒待てば終了で、もう首の可動は正常になっているでしょう。w

まだ頸骨に痛む部分があるならば、中3指か掌で「陰圧八方螺旋手」を用いると解決できます。
掌を用いる場合は、掌の中心「労宮」に100円玉があることをイメージして、玉がズレないようにピッタリと皮膚に付けることがコツになります。

手をピッタリと皮膚に着けて、上下左右、右斜め上・斜め下、左斜め下・斜め上の八方向に皮膚を動かし、一番動きにくかった方へ皮膚を引きます。
その位置で圧は抜かずに、今度は時計回り・反時計回りに動かしてみて、やはり動きにくい方へ皮膚を誘導して圧をキープします。

普通は1分以内、長くても90秒程度で、手に緩む感じが伝わりますが、これはやられた人にもよく感じられます。
この方法は、脊椎関節や肩・膝関節だけでなく、およそ全ての痛みのある筋肉にも使うことができます。

講座では、こうした部分技法だけでなく、人体の螺旋入力と骨膜振動による完全手順操作が伝授出来ました。
螺旋入力は足の指から始めて足首→膝→股関節へ、次いで手に指から手首→肘→肩関節へと軽く関節を回すだけの操作です。

これは動かしやすい方へと30回回すことで、脳に刺激が伝わり、螺旋の作用で脳から電子伝達を正常化させる技法です。
どっち回しも同じなら、正常か或いは脳の感覚が鈍化しているかなので、15回ずつ回転の刺激を与えると良いです。w

締め納めの技法では、足底からの2法を用いて、立ち歩いても土台から崩れないよう、戻らないようにしておくことです。
脳脊髄液の循環が良くなる最も簡単なクラニアル技法を4か所に行っておくと完璧です。w

特修の2では、骨膜を振動させることで脳骨連鎖反応が起こり、脳幹の原始脳を覚醒させる技法をお伝えしました。
この技法は人体の前後内外の4面のうち、1面だけを選んで軸足の下肢を3タップし、踝下の骨膜に触れて3回指を回すだけの操作です。

実際、腕を横から上げる肩の挙上動作に難があった方は、この操作だけで痛みも可動も解消できました。w
まだ腰に可動痛があった方は、フェイズ2の前腕・上腕、下肢・大腿の骨膜に触れて痛み方向へずらし、横に3回スリックする「陰圧スリック掌」で解決できました。

骨膜に振動を与える揺らぎ法の完全手順、武術の勁を応用したネオ活法などが、これからの展開になります。
骨膜を刺激することによって、深部リンパ液の分泌と流れの向上、毛細現象による血流の増加、神経と筋肉の緩和、原始脳の覚醒が図れます。

私たち「家庭医」は、病気を治すのではなく、痛苦を改善できれば解決・解消すること、並びに相手の自己治癒力や修復力を最大に高めてあげることです。
昨日は5人のカウンセリングを兼ねたヒーリングがありましたが、心身の不調と不適応症状は無事解決できたかと。w

このうち先天性の障害がある子達に対して、思う成果が挙げられなかった9年前が、猛勉強のきっかけになるご縁になりました。
経絡、内臓調整、それまでの筋・筋膜と関節技法が全く効を奏さず、愕然としたからです。^^;

考え方を改め、古典を見直し、最新の人体科学や脳科学などを学んで、脳からの自動修復を図る手段について研究を重ねてきました。
身に付けたいこと、学ぶべきことは山積みですが、インドの諺に「一口ずつなら、象でも食える」とあります。w

少しずつ、ちょっとずつでも進歩して、進化を目指して行きたいものです。w
今日は4時からのカウンセリング1件のみの予約ですが、仕事ができるのは幸甚ですね。^^

全ては御縁あってのこととつくづく思うのですが、縁を活かして自他共に喜びと楽しみある「生活」を目指しましょう。w
仕事を終えたら、5時過ぎからは水曜会の開宴です。w

今日のメニューは、以下の品です。
1.レタス、蒸し黒大豆、蒸し小豆、ミニトマトアイコの手作りポン酢サラダ。
2.黄ズッキーニのツナ乗せ、マヨネーズ掛けサラダ。
3.冬瓜の生姜入り冷やしとろみ餡。
4.京都男前豆腐「特濃ケンちゃん」の冷奴、おかかとレッドキャベツのスプラウトを添えて。
5.万願寺唐辛子の焼いたん、削りカツオ散らし。
6.白菜、椎茸、春雨のスープ、誰かさんのために餅を入れて。w
7.レバニラのオイスターソース炒め。
8.長崎の皿うどん、パリパリ麺に海鮮・白菜とろみ餡を掛けて。
9.干し椎茸の戻しとろみ餡。
10.赤ちゃん子芋の煮っころがし、山椒を振って。
11.ちりめんじゃこの山椒煮、ナメタケ時雨合わせ。
12.いづみ式ガーリック塩コショウ豚カツ。
13.いづみ式レンコンのから揚げ、ブラックソルトで。

清水寺千日詣中、迎え火の本日は8月度の気の科 学体験講座

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8月に入り、9日から16日までは清水寺で千日詣が行なわれています。
期間中は本堂内々陣の特別拝観が行なわれ、14日からは夜間拝観が21:00まで行なわれるのも魅力ですね。

千日詣りは、一日の参拝で千日分の功徳があるとされていて、観音信仰とともに広がったようです。w
平安時代には、清少納言や紫式部も参拝した記録が残っています。

今日、お盆の迎え火13日は、14:00から8月度の気の科学体験講座を開きます。
どうか今日お伝えする体験が、千日分の成果がありますように。(念)w

コロナ禍の2年余り、進化を目指して色々と学び、研究してきました。
東洋医学の「気血水」を、今までとは違う観点から見直してみたことは、大いにプラスになったようです。w

経絡や衛気などに囚われず、気を電子電位と捉えてみると、神経の電子伝達の正常化や、空間情報や皮膚の感覚受容器の作用に活用が図れました。
以前から研究している脳の作用や機能回復についても、量子力学や脳科学の理が応用できます。w

水の観点からは、内臓や筋膜に捉われずファシア(軟部結合組織)に波動や揺らぎ法を与えることで、全身に効果が及ぶことも役立っています。
血の観点では、人体の血行路を手順に沿って開放することで、新しい血液がDNAレベルでも細胞を修復することができるのも、大変有効な手段になります。

これからは次の展開に入りますが、ずいぶんお伝えしたい内容が溜まってるので、整理とまとめ上げが大変です。^^;
陰圧法で皮膚から、波動叩打法で骨膜から、脳へアプローチして内部から自己修復を図るやり方です。
が、試行してみると、ちゃんと効果や結果が出てくれるので楽しみでもあります。w

人はミクロ的にはDNAという螺旋でできていますが、フラクタルの理か人体そのものも、またその動きも螺旋で構成されているようです。
私が20歳の頃、彦根の岩崎正春先生から教わったことに、人体の崩れの梯子型理論がありました。

これを立体で捉えると、人体の崩れや歪みも螺旋で現れているようです。
エネルギーも含めて、人体の螺旋を正常化することは、身体を内部から整える上で大変有効な手段といえます。

以前の講座では、手・足の進展筋を再起動して、たちどころに脚力、腕力、握力を蘇らせ強化できる方法をお伝えしました。
これは、脚なら脚、腕なら腕に引く・圧すの十字入力で螺旋力を発生させることでした。

今回からの新しい展開は、身体の一部を操作して、全身に効果を及ぼす人体への螺旋入力です。
手順として、先ずは足から全身への螺旋入力をやってみましょう。

皮膚と関節包の感覚センサーが脳に螺旋を伝えることで、不調・不具合を解消し、人体の歪みも正常化させます。
術前・術後にちょっと可動域や圧痛の検査を忘れずにしておくと、効果がよく分かります。w

足指→足首→膝→股関節からの螺旋入力が、最初の手順になります。
これだけで下半身だけでなく、首や肩といった離れた場所にも効果がよく表れることが分かるでしょう。w

正しいポジションを取って力を抜き、2,30回くるくる回すだけの操作ですから、簡単で時間も要りません。w
次は、手から全身への螺旋入力をやってみましょう。

手指→手首→肘→肩からの螺旋入力手順ですが、首や腕・肩だけでなく、腰から下の下半身や脚部にも良い効果が及びます。
締め納めの技法は、足からの2法と頭からの4法がありますが、これも簡単です。w

頭部に触れるクラニアル技法は、一次呼吸を捉えて操作する難解なものもありますが、実は頭部は万能な効果を秘めています。
例えばSLRやDSR(脚上げテスト)や膝倒しの腰椎検査などで難がある場合、そして自律神経系に問題がある場合も、脳脊髄液をよく循環させることで解決できる場合が多くあります。

全身に脳脊髄液をよく循環させるには、頭部に掌と指をピタッと触れて、圧を掛けずに1分ただ待つだけで、その効果が発揮できます。
エネルギー療法やイメージ誘導を加味しなくても、ただ互いにリラックスしてるだけで負担も疲れもなくできることです。w

掛けられた人は、気持ち良くなって、よく寝てしまいますが。w
脳にアルファ波やスィータ波が生じるので、脳もリラックスして喜んでくれます。w

特修2では、脳骨連鎖で骨膜から脳幹原始脳にアプローチして全身を整え、最大の自己修復力を引き出しましょう。
骨膜に振動を与えると、脳幹の原始脳が覚醒して、生きるための脳の力がアップするという理論です。

フェイズ1では、人体の4面から1面を選び、3タップ3回の螺旋手で全身を調整してみましょう。
下肢からのアプローチですが、伏臥位、座位、立位からのアプローチ法があり、場所を選ばず施術ができます。

フェイズ2では、ダメ押しの3タップ3回の「陰圧スリック掌」による骨膜から脳幹原始脳へのアプローチです。
フェイズ1の方法で取り切れなかった痛みや不具合を、この方法で脳から修復してもらうやり方です。

膝下・大腿部からのアプローチ法と、前腕・上腕からのアプローチ法がありますが、痛みの方向に向けてコンタクトします。
普通は脳に向かって行けば良いのですが、例えば膝関節に痛みがあるなら、下脚は足首から膝へ、大腿は付け根から膝へと骨膜を寄せることが秘訣になります。

波動叩打法で骨膜を振動させると、毛細現象によって血流が良くなり、深部リンパの分泌と流れも促されます。
硬結や緊張して痛みのある筋肉も神経も緩むし、時短で済むのもメリットで、術者もクライアントにも負担が減ります。w

これは別途の特修になりますが、一部をお披露目しておきましょう。w
また、螺旋の法則では脳に働きかける「如意輪法」がありますので、忘れないようにしなくちゃ。w

フェイズ3は、狙った関節膜への「陰圧八方螺旋手」による骨膜からの原始脳アプローチです。
腰椎、肩、頸椎、胸椎、膝の調整法がありますが、関節だけでなく身体の痛みのある部分に直接触れて痛みを解消することができます。
やり方は同じなので簡単に会得できるでしょう。w

本日のメインとなるレシピも用意してありますが、講座だけでは復習を網羅できません。^^;
特別集中講座を組めれば良いのですが、現状希望者すべてが集まれないでしょうから、最低2名が集えれば復習レシピを会得してもらえるでしょう。

今までの特別研修は2,3万円でしたが、希望のある会員の方のみ1レシピについて1万円で提供しようかな?と。w
それなら1レシピが2時間半から3時間あれば、十分に実習できるでしょう。

今なお続くコロナ禍で、参加者が少ないのですが、その分手取り足取りお伝えできることを良しとしましょう。w
講座はいつも、あっという間の2時間半ですが、本日も充実した一日にしましょう!^0^

講座が終われば、例によって会場をこちらに移しての懇親会です。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.レタス、水菜、ミニトマト、赤パプリカの深煎りごまドレッシングサラダ。
3.焼き万願寺唐辛子、削りカツオ掛け。
4.干しシイタケ、ブナシメジ、京揚げのしっぽく煮。
5.豚肉と空心菜のガーリック炒め。
6.鶏胸肉とズッキーニのオイスターソース炒め。
7.手揚げ絹豆腐、クルミ味醂味噌を添えて。
8.トウモロコシの皮ごとレンジ蒸し。
9.昆布だしブラックソルトのふかしジャガイモ、パルメジャーノチーズ散らし。
10.手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)、白ゴマを散らして。
11.皮剥き丸茄子のオリーブオイル炒め、白ゴマを散らして
12.いづみ式魚肉ソーセージ、ニンジン、スィートコーンの寄せ揚げ、ブラックソルトで。

3日後に8月度の気の講座を控え、不調を解消し て、本日は水曜会

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7日の立秋から戊申月に入りましたが、秋の気配は立ったのかな?w
小さい秋見つけようと、朝の散歩ではアブラゼミ主体の蝉時雨の中、オハグロトンボが一匹飛んでましたが。w

これからの暑さは、時候の挨拶では「残暑」と書きますが、気分的には猛暑ですよね。^^;
今朝の散歩では蝉が少なくなり、同じところにオハグロトンボを見ましたが、今日も昨日と同じく37℃くらいになるでしょう。

7日の夕方には夕立がありましたが、雨には濡れず、四条大宮で待ち合わせて、それから飲み歌いに。w
行くと店長山脇君がよく気配りサービスしてくれる「肉もん」で焼肉とハイボールを堪能してから、新宿会館の「あずきや」でカラオケとハイボール。

京都4大ディープゾーンの新宿会館ですが、およそ観光客は御存じない処です。w
「あずきや」は、いづみの美癒亭酒房にも来てくれた、もっちゃん・みどりさん夫婦がやってる立ち飲みです。

ここへは日曜に来ることがほとんどですが、何人も顔なじみができてて、お客さんたちが奥の席に座るよう勧めてくれたり、椅子を回してくれます。w
どうみても、最年長には見えないと思うんだけどね。^^;

ここでもお客さんからよく歌をリクエストされますが、ちゃんと歌えるものならば何でも応じています。w
もっちゃんは昔ヤンチャだったんだろうけど、多分躰道やってたようで、その動きや気の配りが感じられます。w

もっちゃんがここの2階奥で経営してるのが「エムズバー」で、ここはセット料金千円で、ドリンク1杯、歌とスナック菓子は無料、時間は無制限。
「あずきや」では、日曜は6時からカラオケ無料、料理は色々ありで、お客さん同士も会話が弾んでいます。w

たんと飲み歌いして楽しく盛り上がったその翌日、右膝に異変が出て、脚を上げるのも曲げるのもヒドイ痛苦が。^^;
12年前にやった左膝の痛風と関節炎の同時併発と同じような痛みでしたわ。w

この日は、一件のヒーリングと法則講座の個別レッスンがありましたが、まあ身動きの不自由なこと。^^;
午後からは、如何にしてこの右膝の痛みを解消するか、セルフケヤーの実践です。w

12年前なら、先ず病院へ行き、その他施術院を選んでたところですが、思い起こすに解消はできず、時間と費用がずいぶん掛かりました。^^;
今年は五黄土星が中宮の年ですから、誰もが自分の本意・本領・本分・本性を問われるところ。w

これは進化が問われているのだろうと、最近の技法でセルフでできるものを試行しました。
以前の方法は採らず、気光パワーシールは使わずに、二点一字法と血行路の開放、エネルギー療法の如意輪法を試しました。

二点一字一方は、先ず痛点に指を触れて、筋繊維に沿って別手の指をずらして行き、止まったところでその指を均等圧で引いたり、螺旋法では捻じりにくい方で指を止めて緩むのを待ちます。
最も簡単な二点一字法では、例えば大腿四頭筋とか腸脛靭帯の一部に圧痛があって硬結してる処を見つけたら、それを5cmほど挟んだ2点に両手の中指を当て、1分ほど待てば痛みが消え硬結も緩むものです。

神経により良く作用するように、2点に指を置く前に、そこをちょっとつまんでから行うのが効果的です。
例えば背中や腰の脊柱起立筋がガチガチの場合など、太い筋肉ですので筋肉の真ん中でなく、内側・外側の筋肉の際をそれぞれ10cmほど挟んで2度に分けて行うと良いでしょう。
たいてい1分内ですが、遅くても3分まで待たずに、筋肉は必ず緩んで、痛みが消えるものです。w

気を電子電位と捉えると、痛む部分には過剰な電位・電子が発生してるので、それをアースしてフラットに電子が流れれば問題が解決できます。w
また、人体のエネルギーラインやフィールドは、体内だけでなく体外の空間にもありますので、我が武術の「90度螺旋理論」の応用で、2つの光の車輪を回すようにイメージするのが「如意輪法」です。
如意輪法を掛ける前に、手足の指を回しやすい方へ2,30回軽度牽引しながら回し、脳に気持ち良い螺旋をインプットしておくとより効果的です。w

そして、神経を正常化するのに血流を良くすることは必須ですので、手順に沿って血行路の開放を図りました。
前脛骨筋、そして腓骨関節からアプローチし、内転筋下の大腿動静脈、鼠径靭帯下の動静脈、内腸動脈などの開放です。

膝が痛むときの、簡単な血行路の開放と神経伝達の正常化を図るには、こんな方法もあります。
脚を伸ばして、膝の皿より上部で大腿四頭筋の際を挟むように母指・他4指で把持して、内外側の血路を圧し天井方向へ圧を抜かずに引き上げることで、膝への血流が良くなります。

圧し引き上げ3秒待って、圧はそのままで上へ引き抜くことを10回繰り返しました。
それで血行路が開き、膝への神経も緩むのです。w

そうして夕刻にはずいぶん痛みはマシになりましたが、このままじゃ翌日からの不安が残る。^^;
血流が良くなってるなら、一服盛っても効果はより良くなるはずです。w

もう3年ほど、病院には行ってないのですが、ストックしてある漢方薬をチェックしてみました。
在庫は、茵チン蒿湯、茵チン五苓散、牛車腎気丸、五苓散、胃苓湯、四苓湯、甘草芍薬湯、滋陰降火湯、疎経活血湯、ヨクイニン湯、八味地黄丸など。w

頭上の仏頂尊に意識を持ってきて、Wオーリングテストで痛みが消える効果あるものをチョイスしました。
選んだのは4種類の漢方薬で、組み合わせの是非も無意識下に問いかけて、最も強い組み合わせで服用しました。w

そして翌朝、右脚の痛みと不具合は、見事解消していました。w
今日は2日目ですが、右膝の不調は全くありません。^^

これで今日午後からの2件のカウンセリングも、3日後の8月度の気の講座も、苦なく行えます。w
もちろん、今夕の水曜会も。^^v

念のため、足と手の指からの螺旋入力で、神経とエネルギーラインを整えていますが、可動に問題なく戻りもないようです。w
この螺旋入力は、8月度の講座の第1特修に用意しているもので、お披露目がより楽しくなりました。w

第2特修は、脳骨連鎖で骨膜を振動させることによって、脳幹の原始脳を覚醒させ自己治癒力を格段にアップさせるものです。
骨に振動を伝えることで、毛細現象によって血流も良くなり、骨から作られる免疫細胞・リンパをよく流し、神経を緩める効果もあります。

踵骨や腓骨頭、仙骨と第7頸椎などを叩打する秒速3回の叩打法を学びましたが、各部3分もこの技法を続けるには難がありました。^^;
武術の「勁」を応用するなら、1分どころかわずか数打で波動が伝わりますので、全く力も時間も要らず、術者も疲れないし、クライアントにも負担も痛みも生じません。w

この技法は、骨髄癌腫症、パーキンソン病、繰り返す円形脱毛症のクライアントさん達には既に導入していますが、これからの展開が楽しみです。
先月、水曜会に来られた行政書士さんは、胸のポケットに挿したペンを取るにも痛む五十肩が永く続いてたそうですが、一発で解決したものです。w

今は昔、戦場で動けなくなった武者を即座に回復させる技法を「活法」といいますが、呼吸や心臓が停止した人に活を入れて蘇らせるのもこの一法です。
私は「ネオ活法」に分類してますが、この骨膜に振動を伝える「波動叩打法」あるいは「骨法」と呼べばいいのか?
この技法は、時短ですごく効果の出せる方法ですので、これからさらに展開が期待できます。w

機械はほとんど全てが進化してきてるし、これからも進化して行くわけですから、私たちも何らかの進化をして行かねば。w
適応と進化は、生物の命題ですから、人もまた同じことです。w

これで良いと思った所で進歩は止まり、これが良いと選択しても100%の絶対的な効果は期待できません。^^;
基盤となるものはしっかり構築しつつも、より良い変化を目指して精進しましょう。w

さて、本日も猛暑の中で水曜会。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラ、叩きモロヘイヤ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツとスィートコーンのコールスローサラダ。
3.水菜、赤パプリカ、刻みちゃーしシューの深煎りごまドレッシングサラダ。
4.冷やして美味しく血糖値が上がらないジャガイモの昆布だし・ブラックソルト煮。
5.豚肉とゴーヤのとろみ餡チャンプルー。
6.豚ロースの生姜幽庵照り焼き。
7.冬瓜、人参、海老名高原ソーセージ入り夏カレー。
8.牛肉、マイタケ入り肉豆腐。
9.ヒジキ、ホワイトブナピー、黒胡麻、蒸しサラダ豆の炒め煮。
10.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、ブラックソルトで。
11.いづみ式レンコン・ニンジン・コーンの寄せ揚げ。

8月に入り、連日猛暑の中、本日は月初の水曜会

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8月に入り、京都は38度越えの連日で、どうも毎日暑すぎますね。^^;
部屋では冷房を入れてますが、一旦外気温の暑さを脳が感知すると、部屋を適温にしても頭がうまく働かないようです。(私だけ?)w

カウンセリングやコンサルタント、ヒーリングの予約ある時以外は、学習と研究が日課ですが、この頃どうも頭のキレが良くないようで。^^;
発見の広がりを如何に螺旋的にまとめ上げるかが課題なのですが、難儀しています。w

ボ〜ッと考えていると、何のまとまりもつかないので、自分の復習を兼ねて、思うままに書いてみようかな?
じっと座ってPCや資料と向かい合ってるばかりだと、膝と股関節が痛むのです。^^;

関節の痛みでも、軟骨や骨には神経がないので痛覚はなく、痛みを感じとるのは神経のある場所である筋肉や靭帯です。
痛みを感じるときは、必ず筋肉や靭帯に何かしらの異常があって、痛覚を脳とやり取りしているのです。

この異常は、凝りや硬結などの筋肉の緊張となって現れています。
筋肉が緊張しているので、血管や神経が圧迫されているため、痛みやしびれが生じているわけですね。

したがって、整体して骨盤や骨格を正しい位置に治しても、筋肉や靭帯の緊張が残ってる限り、痛みは消えないのです。
例えば、膝関節の痛みがある場合、内腿の縫工筋の下に走行している伏在神経が圧迫されていることが多いものです。

縫工筋(ほうこうきん)は、大腿を斜めに走る細長いベルト状の筋で、あぐらをかくときに見える筋肉です。
起始部は腸骨のASIS(上前腸骨棘)から始まり、 脛骨(脛骨粗面内側)で停止する筋肉です。

縫工筋の作用は 股関節の屈曲、外転、外旋と膝関節の屈曲、内旋に働いています。
膝を曲げたり、内に回すと痛むのは、この筋肉が硬結などの不具合があるためです。

膝痛の場合、鼠径部の圧痛とともに、内腿の3分の1膝側に縫工筋の硬結と圧痛が表れることがほとんどです。
この部分が硬縮して伏在神経を圧迫しているので、痛みが生じているのです。

伏在神経は、第1腰椎〜第4腰椎から出た大腿神経が鼠径靭帯の下方で枝分かれした神経線維のことです。
大腿神経は大腿四頭筋や腸腰筋などの大腿前面の筋肉を支配する運動神経を持つのに対して、伏在神経は膝関節内側〜下腿の内側周辺までの感覚を支配する神経線維となっています。

症状としては、膝関節周辺、特に前内側から下腿内側までの痛みで、この痛みはしびれを伴なったり疼くような痛みであることが多く、歩行時や椅子から立ち上がる時などの運動時だけではなく安静時や夜間痛などの症状があるのも特徴的です。

数年前ならば、膝痛なら膝関節を狙ってポジションや姿勢を定め、アライメントを整えて関節包内の感覚受容器を再起動することに主点を置いていました。
現在は、皮膚にある感覚受容器が関節包とも脳とも連絡していることが分かり、皮膚を僅かにずらす操作によって神経伝達を正常化させる技法を採っています。

膝関節の屈曲運動には、縫工筋の他に、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋、腓腹筋が作用しています。
立って、踵でお尻を蹴るようにゆっくりと膝を曲げると、130度曲がるのが正常な可動域ですが、正座などの膝の屈曲に難があれば、これらの筋肉に必ず硬結と圧痛が表れています。

硬くなってる筋肉は圧すと痛みがあるため、防御反応でより固く緊張したり、他の筋肉まで緊張させ、脳も圧されることを拒否する傾向が働きます。
ゆえに陰圧法や揺らぎ法を用いて、用意不要力で心地良いように操作することが、痛みの解決の王道になります。

筋肉も関節も神経が支配していますので、脳・神経を再起動して神経の電子伝達を正常化することが最優先の大事と考えています。
私たちが人体に触れるのは先ず皮膚ですが、皮膚からの刺激で筋膜や筋肉、ファシア(結合組織)、神経を全て調整できるのは大きな利点ですね。

最近知ったことによると、皮膚の感覚受容器は骨膜とも連動しているとのことです。
よってBRM(Born Rhythm Moment)療法などでは、皮膚からの軽い接触によって、骨盤の歪みや脊椎のS字湾曲までもが解決できるわけです。

骨膜は、脳骨連鎖によって原始脳と繋がっていますので、骨膜を振動させることによって、脳幹などの生きるための脳を覚醒させ、その人の持っている自己治癒力や修復能力を最大に引き出すことも可能になります。
以前には武術の「勁」を応用して、丹田から視床下部を再起動させたり、頭頂の百会から全身を整えるソリトン叩打法をお伝えしました。

今ではこれからさらに、波動叩打法によって色々な展開ができるようになりました。w
骨膜を振動させると、毛細管現象によって血流が良くなり、リンパ管の通りも良くなり、筋肉が緩み神経伝達も良くなることが分かったからです。

免疫細胞は骨から作られるのですから、特に骨芽細胞の分泌や深部リンパ流の覚醒を狙って、骨膜に付着している深層筋を開放することが大事でしょう。
浅部リンパと深部リンパは、存在的に7:3と言われていますが、リンパ液が流れる量のパーセンテージは、浅部:深部は1:9なので深部リンパを如何に良く流すかが、免疫力にも自己治癒力にも大事となります。

エステ的手法で流す表層的な浅部リンパではなく、深部筋ポンプ作用でしか流せない深部のリンパ液をよく循環させることが大事ですね。
そもそも血流なら静脈を開放すれば、30秒から遅くとも60秒で全身に新しい血液が送られますが、リンパ液の流れは大変スローで、およそ半日を掛けて一周するものです。w

血液は、身体に酸素と栄養を輸送し、老廃物を回収し、新しい血液で細胞を修復する働きがあります。
それに対してリンパ液は、老廃物を浄化し、病原体を退治する解毒の働きがあります。

漢方でも、足りぬを補うだけでなく、邪毒を取り除く瀉(しゃ)法は大事中の大事です。
リンパ液は下から上へ流れ昇る経路がほとんどですから、重力上滞りやすい下肢側から施術することが手順の大事となるでしょう。

と、ここまで書いてきて、ふと思うに、一般の誰がこれを面白く感じて読んでくれるのだろうかと?^^;
月例の気の講座では、こうした七面倒くさい理を説くのではなく、単純にこうすればこうなるという実体験を重視しています。

私の勧めは「家庭医」になることで、資格や専門知識を有さずとも、病院や治療院では解決できない、もしくは相当時間・労力・費用の掛かる痛みや不調の問題を早く解決できる手法をお伝えすることがメインです。
家族や縁ある人の苦を、逸早く解決してあげることは、ご自身の陰徳でもあり、喜びともなるでしょう。w

その会得した技法を、縁に応じて有料で提供したり、治療院や病院で患者さんのために活用している人も多く居ます。
こうした技法で、よくゴッドハンドとか言われることはありますが、実は誰にでもできることで、秘訣があり、日常生活の動きを力や緊張を抜いて行なえば良いだけなのですよ。w

勿論、姿勢や所作・ポジションは大事ですが、礼と同じで「揖(ゆう」と「釈(しゃく)」を混同せず、意識をどこに置いて如何なるイメージを持つかだけが秘訣になります。
大事に思って触れるとか、何にも意識せずインターフォンをボタンを押すとか、「まあまあ」とか「もしもし、ハンカチが落ちましたよ」とかの軽いタッチで人体は反応してくれるものです。

武術では、非日常的な動きを日常化させる意識行動が秘訣であり、極意となりますが、それを日常生活に馴染ませる事が大事となります。
逆に、人を治し癒すヒーリングの手技は、普段の無意識的な動作を、如何に効果的に取り込むかが大事と考えています。

コロナ禍の2年余り、遠隔ヒーリングが増えましたが、小学生のお子さんに助手を務めてもらって、電話で指示してもその効果が実証できたのが「家庭医」の勧めの証明です。w
料理や治療法に特許や占有権がないように、専門知識よりも「こうすればこうなる」とか、「この痛みや不調はこうすれば良くなる」と、すぐに実践できることを展開して行きたいものです。

神経の反射反応、皮膚や筋肉・筋膜の特性、重力や緊張・痛みが消えるゼロG・T・Pポジションなどの観点を加味して、より良いものを提供できるようにしましょう。
問題の美しき解決・解消を目指して、これからも精進あるのみです。w

8月の京都は、4月のタイと同じで、無茶暑く、ガーン・ソンクラーン(水掛け祭り)でもしたいところ。w
外せるところではマスクを外し、涼もとって水分も補い、免疫力や脳力が落ちないようにしましょう。

さて、本日は8月最初の水曜会です。
頭と同じく、写真がちょっとピンボケになりましたが、今日のメニューは以下の13品です。w
1.刻みオクラ、叩きモロヘイヤ、ワカメの冷やし?つゆ和え。
2.水菜、スィートコーン、ミニトマトのコールスローサラダ。
3.アナゴとキュウリの鰻の蒲焼きだれ・麺つゆ・酢浸し。
4.京都男前豆腐「特濃ケンちゃん」の冷奴、キクラゲ入り柴漬けを添えて。
5.てびち(とろとろ豚足煮込み)。
6.鶏手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)。
7.いづみ式ガーリックとチーズ入りトンカツ。
8.いづみ式ズッキーニと魚肉ソーセージのコーンフリッター。
9.いづみ式モロヘイヤとちりめんじゃこの天ぷら。
10.冬瓜、ニンジン入り熟成ビーフカレー。
11.皮ごとレンジ蒸ししたトウモロコシ。
12.揚げ出し茄子浸し、食べるとき生姜を擂って。
13.葉唐辛子と三日干し椎茸の煮物。