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日別アーカイブ: 2022年5月4日

立夏前日、連休中ゆえ、午後一から飲もうと水曜 会

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今日は春の土用の最終日で、明日の立夏からが乙巳の月に入ります。
連休半ばですが、今年も5月の特別行事はないので、私的にはGW気分を感じませんが。^^;

嵐山中之島公園や亀山公園ではツツジが満開ですが、いやはや人の多いこと。^^;
年々人混みが苦手になってるので、この連休は繁華街にも行く気が失せてます。w

今週は、よく行くお店も閉まっているので、昼からの飲み歩きもできないし。。
だったら、今日の水曜会は夕刻からではなく、昼の1時から飲み始めようと思います。☆

明日の立夏は、5月5日の端午の節句ですね。
本来、「端午(たんご)」とは月の始めの午(うま)の日をいいますが、いつしか旧暦5月5日(現在は新暦5月5日)を端午というように変わりました。

古代中国では、旧暦のこの日を薬採りの日としていて、薬草を摘んで野遊びをしました。
菖蒲(しょうぶ)は、煎じて飲んだりして、昔から邪気払いの薬草として使われていたそうです。

男の子の節句とされるまでは、厄病を祓う節句で「菖蒲の節句」とも呼ばれています。
「菖蒲」は「尚武」に通じるということで、男の子の節句としても縁起物になりますね。

平安時代は宮中の儀式でしたが、江戸時代になって、3月3日の女の子の節句と対応させて、菖蒲が尚武と同じ音であることから男の子の節句になり、江戸幕府の公式行事となりました。
当時、初節句の場合は、両家の祖父母を招いてお祝いをする風習があったそうです。

端午の節句 に「鯉のぼり」を立てるようになったのは、江戸時代の中頃といわれています。
古来、鯉は立身出世のシンボルとされてきました。w

中国の黄河の中流に激流が連なった難所があり、そこは「竜門」と呼ばれていました。
下流から色々な魚が群れをなして遡ってきますが、鯉だけが竜門の滝を登りきって竜になるという伝説があります。

「鯉の滝登り」、「登竜門」の故事ですね。
普通、縁起が良いとされるものは食べることが多いですが、鯉を食べるのでなく、なぜ「鯉のぼり」として飾ったのでしょうか?w

鯉が滝を勢いよく登る様をイメージして「鯉のぼり」としてを飾るようになったとされていますが、男子誕生の喜びを世間に広く知らせるために戸外に立てられるようになったからのようです。
でも、これがどんどん華美に競い合うようになり、江戸幕府から屋外に鯉のぼりを飾ることは禁止されました。

火事の消火活動の邪魔になるという理由もあったようですね。
「火事と喧嘩は江戸の花」という言葉があったように、江戸は火事が多かったようですからね。^^;

古来、旧暦5月(今の6月)は悪月(あくげつ)、物忌みの月とされ、その邪気を祓うために菖蒲を浸した酒を飲んだり、蓬(よもぎ)を軒につるして粽(ちまき)を食べたりしました。
蓬も粽の茅(ちがや)や笹も、邪気払い、魔除け、厄除けの効果を求めたものです。

香気のあるモノには、洋の東西を問わず、そうした効能があるとされてるようですね。w
ちなみに、蓬の葉の裏側にある綿毛から作られるのが、お灸に使う「もぐさ」ですが、一般にはあまり知られていないような?w

端午の節句に柏餅を食べるようになったのも江戸時代からのようです。
柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないため、家系が途絶えないという縁起担ぎからきているようですね。w

このように、日本の縁起食や縁起物には、言葉やイメージの呪(しゅ)が掛けられているものです。w
呪は呪(まじな)いでもあり、プラスに用いると呪(いわ)いであり、「言祝(ことほ)ぎ」になります。

名前も一種の呪ですが、私は30ちょいまで自分の名字が好きではありませなんだ。^^;
30で教諭を辞め、自営の道を歩き出し、大日本スクリーンの系列、ニューリー株式会社で社員研修を請け負いましたが、当時の新井社長から「私にとっての福の神」と言われたことから嫌う気持ちは無くなりました。w

後に、法華経を勉強した際、「福田(ふくでん)」が仏教語でもあることを知り、この苗字は捨てたもんじゃないと思いました。w
名前の「龍博」は子供の頃から画数は多いけど気に入ってて、現在は「りゅうはく」と言ってますが、本名は訓読みです。
外国人には発音しにくいようで、外国では「RYU」と名乗ってますけどね。w

呪(しゅ)は、時に「呪(のろ)い」ともなり、呪縛となり、呪詛(じゅそ、ずそ、すそ)にもなる作用があります。w
氏名は生まれながらに掛けられた呪であり、自分そのものを表すものですから、嫌わず、好きでありたいものですね。w

長所も短所も、ある角度から観た一面に過ぎず、陰陽の理で、良くも悪くも働くモノです。w
然るに、自分が自分の短所と思う言葉は、マイナスとしてイメージされてることです。

「自分は小心で臆病なので、消極的行動しかとれない」→これだと、自己否定や自己嫌悪になることもあるでしょう。
「自分は細心で繊細なので、慎重に行動する」→同じ意味でもプラスの言葉に置き換えると、プラスの効果が表れてきますよ。w

脳や意識には量子力学的作用があるもので、これからの医学やヒーリング施術には、この活用が課題となるでしょう。w
現在でも、プラシーボ効果は特に痛み、不眠、下痢によく影響を及ぼし、ある実験では偽薬を飲ませた人の30%に鎮痛効果があったとの報告があります。

何の薬効もないモノを飲んでも、ちゃんとした効果が実証されるワケですから、ヒトの身体というか、意識の作用は凄いものがありますね。
漢方の臨床ではよくあることですが、誰が処方したかによって、薬を出すのは薬局なのに、その効果が全く違うことがあります。w

司馬遼太郎作「燃えよ剣」で、新選組副長の土方歳三のセリフに、「薬は気組みで飲む。効くと思って飲めば、必ず効く。」というのがありました。w
家業の打撲・骨折用の「石田散薬」を町道場に行商していた歳三ですが、近藤道場の理念である「気組み」を会得していたようですね。w

何事も、プラスの良いイメージを活用することが大事ですね。
ラポールを取り、人間関係に信頼を持たせることも、治療や介護、学習の効果が全く違ってくるものです。

料理には「美味しゅうなぁれ」と呪をかけて念じ、不調や不具合ある人には「必ず改善しますよ」と信じさせたいものですね。w
さて、本日は昼からの水曜会開宴ですが、2日前から丹念に呪をこめたオックステールスープが完成しています。

ついでに昨日、オックステールを煮込んで秘伝?の出汁に漬け込み、焼き上げたモノもありますが。w
これをメインとして、今日のメニューは以下の13品になりました。
1.レタス、水菜、ミニトマトのシーザードレッシングサラダ。
2.枝豆の塩茹で。
3.生姜たっぷりの揚げ出し茄子。
4.うまい菜(フラン菜)と京うらら揚げの炊いたん。
5.牛肩ロースのステーキ。
6.ジャンボチキンカツ、辛子トンカツソースで。
7.いづみ式エリンギのカマンベールチーズ・豚バラ肉巻きフライ。
8.豆腐、大根、新じゃが入り赤だしオックステールの煮込み。
9.煮込みオックステールの黒だし幽庵焼き。
10.ローストチキン。
11.自家製絹揚げ、青ネギ乗せ、生醤油で。
12.日干しカタクチイワシの素揚げ。
13.ヤマブキと実山椒の炊いたん。