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月別アーカイブ: 2022年4月

土用期間中、4月最後の水曜会

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4月17日から春の土用に入り、5月4日までが土用期間です。
土用は「土旺用事」の略ですので、土気が旺じる期間ですが、五行の理で土剋水の剋が生じやすくなります。
古人(いにしえびと)は、然るがゆえに、土を安んじるよう図らったのでしょう。w

夏至(6月21日)を目指して、日が長くなり、日の出が早くなるので、朝早く目が覚めるのは自然なことです。w
が、土用期間は眠りが浅くなり、夢を見ることも多くなるようです。w

土剋水は、旺じた土気が水気を攻撃することです。
人体では水気は腎・膀胱経の気を指しますが、五行は骨、耳、脚にも及びます。

腰痛や下肢の痛みや身体が重だるいなどの不調が生じやすいのは当然ですが、腎が不調になると機能的、生理的にアレルギー疾患がでやすくなります。
アレルギーラインと呼ぶ反射反応点は、内腿にあって、膝から股関節のライン、3分の1膝側に圧痛点として表れます。

多くは内転筋の圧痛として捉えられますが、仰臥してカエル足に腿を開き、内転筋と大腿骨を剥がすように動かすことが、早く効果が表れる手法となります。
この内転筋大腿骨粗線には大腿静脈があり、脚の6,70%の血液が大腿に存在しています。

この静脈を開放すると、30秒から60秒で全身に血流が巡ることになります。
新しい血が巡ることによって、痛覚物質が流されるだけでなく、細胞も再生します。

また、この操作によって、内側広筋と内転筋の間にある伏在神経とそのつながりの閉鎖神経を活性化できるので、内臓の調子を良くすることにも直結しています。

これは神経>関節>脈管>筋肉の優先順位法則の施術法8法の2番目に当たりますが、神経ー脈管を同時にアプローチする方法です。
痛みや不調は、漢方でいう「オ(汚れ)血」があるためで、血流を良くすることは健康にも治療にも大変大事なポイントになります。

内臓の不調にも同じことが言え、腹部大動脈の開放や腸間膜根のリリースも大変有効な手法です。
骨盤内には血流が滞りやすいのですが、生理や婦人科系疾患には、骨盤内のオ血の解除が不可欠と思います。

ASIS(上前腸骨棘)と恥骨結節を結んだ線分の中点に、コリっとした腸恥隆起があります。
この隆起を指先で固定し、指先1本を外側に添えると、下肢へと走る神経があるので、神経は脳から遠位へ引く法則で、指先を当て脚方向へ大腿部へと撫で引き下げると良い効果があります。

この神経は大腰筋に連絡しているので、下肢の痛みだけでなく腰痛にも優れた効果があります。
腸恥隆起から指先1本内側には動脈が通っているのですが、法則の上で脈管は開くのが開放となり、2本の指先で開き3秒ほど待って放すと血行路が開放します。

不調のある人ほど、これをすると腹中が温かくなり、血流が巡るのを自覚出来ます。w
冷えていた足先にまで血が通って、足の裏まで温かくなるのを感じられることです。

血行路の開放という観点からは、右足から始まる10法と側臥3法があり、完全施術手順が完成しています。
全身のフラクタル反射反応揺らぎ法は3回に亘って講座で伝え終わったので、次回からは血行路の開放と神経伝達の再起動がメインになります。

施術効果が上がる体の構え方、位置取り、触れ方、体の移動、放し方の秘訣は2度に亘って講座でお伝えしました。
この秘訣は変わらないので、復習しながら次のテーマに移りましょう。

最終的には脳神経の再起動ということで、脳にアプローチする方法もずいぶん進歩できました。
ボディフィールドという観点から量子力学的効果のある方法を知ったことで、新しい技法も生まれたので、これからが楽しみです。w

「如意輪法」と名付けたセルフケヤーを行ったところ、疼く奥歯の痛みが消えました。
皮膚や関節の受容器センサーを解除するセルフケヤー法以上に痛みが治まるのがありがたいことです。w

パーキンソン病の方に試行してみて、その効果を互いに実感できたので、これを如何にまとめるかが現在の課題です。
気を電子伝達という観点から捉えた全身調整も、部分部分でなく完全手順にしてまとめねばならず、考えるべきことが山積み。^^;

ですが、憂悶などの非生産的心労や解不能のことを考えるのではなく、生産的なことを考えられるのは良いことです。w
何より出来上がりが楽しみで、会員さんや顧問先の施術院などで特別メニューとしてそのまんま導入してもらうこともできます。

症状の改善は当たり前のことですが、解決・解消を目指しては、まだまだ研究が必要です。
今までのやり方ではできないならば、違う観点から違う方法を取り入れて、進化を目指して行きましょう。w

さて、本日は4月最後の水曜会。
今日のメニューは、あれこれやってたら、以下の14品になってしまいました。w
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
2.ホウレン草のお浸し醤油絞り、削りカツオ散らし。
3.水菜、ツナ、蒸し黒豆の和風玉ネギドレッシングサラダ。
4.九条ネギと煎りうらら揚げのリンゴ酢・味醂・味噌ヌタ和え。
5.はんぺんのチーズ焼き。
6.鶏胸肉、長茄子、青梗菜の中華味噌炒め。
7.牛肩ロースのステーキ。
8.エリンギのタイ・タクミソース炒め。
9.鶏胸肉の生ハム、スイートチリソースと辛子マヨポン酢ソースで。
10.サバの味噌煮。
11.いづみ式長茄子のアンチョビ・チーズはさみ焼。
12.新じゃがのブラックソルト粉ふき芋、パルメザンチーズ掛け。
13.豚ロースともやしの鶏ガラだし炒め。
14.生どんこ椎茸、焼きたてを削りカツオとポン酢を掛けて。

本日は穀雨ですが、快晴の夏日で水曜会

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本日、4月20日は二十四節気の「穀雨」ですね。
穀雨の意味は、百穀を潤し、芽を出させる穀物の成長を助ける雨ということです。

「暦便覧」には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。
穀雨の候というのは、2022年は4月20日〜5月4日で、それまで不安定だった春の気候が安定し、種まきや田植えのシーズンになります。

春の花が次々と開花し、牡丹やチューリップ、藤などが見頃を迎えます。
旬の野菜では、タケノコ、春キャベツ、アスパラガス、さやえんどう、新ゴボウなど、魚介ではヤリイカ、野草ではヨモギ、コゴミなどでしょう。w

この中で、他の国では食料にしていないのがゴボウです。
牛蒡(ゴボウ)は中国では漢方薬の材料で、食料ではありません。w

ゴボウは一見泥にまみれた木の根っこのようで、これを食料として食べるのは日本人だけですが、
掻き揚げでもキンピラや煮物に入れても美味しく、なぜ日本人以外は食べないのか不思議です。w

日本人の常識が他国の常識と異なるのと同様、他国の常識は日本の常識ではありませんわね。w
同じ日本に居てても、世間一般の常識、業界の常識、個人の常識はまた異なるものです。

3月末のブログに書いた「食い合わせ」では、「鰻と梅干」は実は消化に良く、よく味噌汁に用いる「ワカメとネギ」はワカメの栄養をネギが阻害するということを紹介しました。
いわゆる「治療」に関することでも、対処療法はともかくも、完治や根治を目指す場合、病院や治療院の業界の常識と最先端の科学とは異なってることが多いものです。

人体生理科学や脳神経科学、量子力学などが優れた進化をしている昨今、今までの常識や慣習になってることをアフターコロナでは考え直すことも必要かと。w
諸行無常で、全ては移ろって行くものですが、進化を目指して行きたいものです。w

私の場合、昔は気功と武術活法に生理学、心理学を採り入れ、高雄病院で学んだ経法と、刑部忠和先生譲りの奇経・三大公会穴・特効治療点から、三重・四重の立体交差で気を通すことがメインでした。
還暦を越えて、アナトミートレインを知って筋膜の繋がりと経絡との関連を研究し、内臓⇔体性反射やフラクタル反射を採り入れ、脳の領域にアプローチする方法を研究して来たものです。

中医学の「気血水」を違った観点から捉え直してみることは、大変良い効果がありました。
気を電子電位と捉えてのエネルギー療法では、脳と身体の電子伝達を再起動する方法や、触れずに遠隔治療をする方法ができました。
人体の回復には血流を良くすることから、ミトコンドリアを活性化する三次呼吸に導く胸郭・鎖骨や横隔膜の整体法、全身の血行路を開放する操作法と手順が完成できました。
水をファシア(結合組織)と捉えて、「揺らぎ法」の改良と応用、「陰圧法」の様々な手法が生れました。

途中、筋膜と内臓の関連性、筋硬結を解くゼロG・T・P(重力・緊張・痛みを抜く)ポジション、拮抗圧と螺旋入力、関節包内感覚受容器から皮膚の感覚受容器の再起動も大きな発見があったものです。
その結果、今のところ施術の優先順位は、神経>関節>脈管>筋肉であろうよと考えています。

この段階で、先ず触れるのは皮膚ですが、皮膚の感覚受容器は関節とも連動し、脳にも直結しているので、如何に触れるかが最重要ポイントです。
が、気という観点からは、まだこれ以上の領域があることに気づきを得ました。w

4DSやGSTなどを復習してきて、「情報医療」に関する研究・実践で注目されているNES HEALTH研究所の「ヒューマン・ボディフィールド(HBF)NES理論」を知ったことがそのきっかけです。
ヒューマン・ボディフィールドは目には見えないものですが、量子電磁力学(QED)における、生存のために必要なプロセスや構造を支配する法則であり、「磁気ベクトル構造」をしていて、素粒子の働きが身体の正しい機能を維持するとともに、細胞と器官の間のコミュニケーションやあらゆる情報伝達の統制をしています。

情報医療の分野では、身体のフィールドは、膨大な情報の場として認識されています。
このフィールドが、何らかの影響により歪められた状態が長期間続いた場合に、病気として認識されるようになります。

現在では、NES Provisonという装置が販売されており、量子電磁力学と生理学をもとに150項目以上のエネルギーフィールドの情報を読み取り、身体の問題箇所を瞬時に判断する事ができるそうです。
私の場合、この装置を導入しようとかの考えはないのですが、今までエーテル体やアストラル体など体外に在って、作用はあるものの漠然としたモノから、もっと有効な活用ができるのではと考えているのです。w

ハイヤーセルフ(超越自我)の観念とイメージから、仏頂尊法を初めとして色んなエネルギー療法が生まれました。
イメージってホントに!大事なものですが、それと法則性が明確になり、臨床でその通りの結果が出ると、実効あるものが生れてきます。

現在、膝と股関節は然ることながら、歯の疼く痛みが我慢ならないため、今あることを実践中です。w
歯科治療後も、食事して右奥歯で噛んでしまうと激痛が走り、その後ずっとズキズキと痛みが止まりませぬ。^^;

私、痛み止めが効かない質なのですが、疼く感覚はあるものの、痛みが膝などと同様に我慢できる程度になり、痛みを忘れてる時間が増えています。w
今現在、痛みはなくなってます。^^v

痛みは生きてる証ですが、喜びや楽しみを阻害する苦になるのが困りもの。^^;
修行が進んで、意識が痛みに向かわず、痛みを虚空などに放散できれば良いのですが、まだ一向にそのレベルには至ってません。w

皮膚の感覚受容器を操作しても、今までのエネルギー療法を用いても、セルフでは効き目の薄いこと。^^;
重心や体軸を整えたり、筋出力を良くしたり、可動域を広げることは簡単なのですが、困る痛みは完全に消したいものです。w

セルフでもこの効き目なら、人の施するともっと効果の良いことでしょう。
千手観音菩薩の観想から如意輪観音と共有する「輪宝」が、そのイメージで、名付ければ「如意輪法」かな?
左の手は千手観音、右の手は如意輪観音のイメージで、左旋・右旋の陰陽螺旋の法則があるのですが、いや面白い。w

トーラス体や人体のエネルギー理論などを研究してきて、また次のステップへ進めそうです。
組織に居たなら定年退職をとっくに迎えてますが、自営の立場は有り難いことです。w

今日から4,5日間は顧問先への指示書作成の集中期。
月末はゆっくりと自分の時間が有益に使えると良いなあ。w
研究にも、はたまた遊行にも。(ワラ)

さて、穀雨の本夕は水曜会です。
明日は曇り時々雨になるそうですが、今日は快晴にして26℃の夏日になりました。

旬の野菜をメインとして、穀雨の候の気を養いましょう。w
今日のメニューは、以下の14品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメ、エノキダケの麺つゆ和え。
2.うるいの和風玉ネギドレッシングサラダ。
3.春キャベツと赤パプリカのシーザードレッシングサラダ。
4.ホウレン草のだし醤油絞り、黒ゴマ散らし。
5.鶏胸肉、九条ネギの玉子とじ、仕上げに三つ葉を散らして。
6.トラウトサーモンとナメタケ時雨のマリネ。
7.煎りちりめんじゃこのナメタケ時雨和え。
8.いづみ式エリンギのチーズ・ベーコン巻きフライ。
9.いづみ式新ゴボウの味付け天ぷら。
10.ホワイトブナピー入り丸ごと新じゃがの牛肉煮込み。
11.刻み京うらら揚げ、九条ネギ、白ゴマのリンゴ酢・味醂・味噌炒め。
12.ヒジキ、蒸し大豆、シメジ、黒胡麻の炒め煮。
13.焼き鴫茄子、おろし生姜と醤油で。
14.自家製表面かりっと絹揚げの青ネギ散らし、醤油かポン酢で。

4月度の講座を終え、来週からは春の土用で、本 日は水曜会。

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4月度の気の科学体験講座を終えて、嵐山ではソメイヨシノが終わり、ヤマブキと八重桜が満開のようです。
一昨日から夏日が続き、朝の散歩は汗が出ます。^^;

立夏はまだなのに、春は駆け足で過ぎ行くようですね。w
17日の土用入りから立夏前日の5月4日までが春の土用ですが、春爛漫にして春が終わる候になります。

「土用」は「土旺用事」の略語で、土の気が旺じる候です。
今でも残る風習ですが、土用は土の気を休めるべく、土木工事や造園、耕作など土を侵したり動かしたりしない禁忌がありました。w

2週間も工事ができないのは不便ゆえに、土用の間日が設けられていますね。w
ちなみに春の土用は、巳・午・酉の日が間日ですので、気にされる方は4月22,23,26日5月4日を活用してください。

土用の禁忌は、土いじりや掘削、草むしりや地鎮祭などを避ける他にも、色々ありました。
季節の変わり目だからということでしょうが、新しいこと(新居購入、就職や転職、結婚や結納、開業や開店など)、
吉凶方位関係なく旅行や引越しなども昔は避けるべきとされていました。^^;

現代の陰陽師、六曜や暦下段と同じく、こうしたことにはあまり拘りません。w
ただ、季節に働いてきた土を休めるようにとする自然への配慮は大事なものかと思っています。

人体にとって土は五行で脾・胃の消化機能を指しますので、食べ過ぎや飲み過ぎのないよう、胃腸を休めることは大事ですね。
春は五行で木気なので、木の肝気の解毒・造血作用を損ねてアレルギーが目や肌に生じないよう、
また、怒りや苛々などのストレスが溜まらないよう注意しましょう。

肝気が鬱結すると、具体的な症状としてはイライラ感や気分の落ち込み、不安の亢進、過度な緊張、
喉のつまり感、胸苦しさ、腹部の張り感、女性の場合は生理不順や生理痛といった症状が現れやすくなります。

肝をいたわる漢方薬の多くには柴胡(さいこ)と芍薬(しゃくやく)という生薬が含まれています。
柴胡は気の巡りを改善する力に優れ、芍薬は不足した肝の血を補うことで失調した肝の状態を回復させます。

柴胡と芍薬を含む代表的な漢方薬には逍遥散(しょうようさん)や加味逍遥散(かみしょうようさん)、四逆散(しぎゃくさん)、柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)などが挙げられます。
これらの漢方薬は精神状態を安定させ、イライラ感や不安感を緩和する力に優れています。

また、肝にトラブルが起きると他の臓腑にも悪影響が及びます。
五行の理では木剋土で、特に肝が不調に陥ることで気の巡りが悪くなると、その影響を最も受けてしまうのが脾・胃の消化器全般の働きを担っている臓腑です。

したがって、肝が不調に陥ると二次的に食欲不振、吐気や嘔吐、胃や腹部の痛み、下痢や便秘といった胃腸障害が起こりやすくなります。
慢性的な邪気の横行は、こうした順剋によって起こりやすいものです。

普通は木気が土気を剋し制するものですが、木気が欠けていると土気が木気を復讐する逆剋の証が現れることもあります。
症状としては急性で激しく、こむら返りや筋肉、関節の痛みが突然生じることが多いものです。

糖質を含む酒や、野菜不足ででんぷん質が多い食事などで急に起こることがあるので、土用の期間は特に注意しましょう。w
このところ玉ネギや各種野菜が高く、水温異変かアジやタコなども高値で、食材を仕入れるのに工夫を要しますが。^^;

いざとなったら、というよりも趣きを求めて、野草を食すのも良いものです。w
クズの新芽やヤブカラシの芽、タンポポ、スイバ、アザミ(葉の棘は切って)、カラスノエンドウ、ヨモギ、ギシギシ、オオバコ、ナズナ、ヨメナなどなど、挙げればキリのない食材がいっぱいあるものです。w

野菜は野草の成れの果て?にて、ポリフェノールや薬効は、野草に軍配が上がるようです。w
クズやヤブカラシなどクセが全くないものがありますが、クセが強いんじゃあ、と思われる方には、天ぷらがお勧めで、クセが見事に消えるものです。w

「薬と毒は紙一重」といいますが、一昨日の京都新聞には、養護施設内でニラと思ってスイセンを出して食中毒が起こったとか。^^;
時々、料亭で紫陽花(アジサイ)を料理の飾りに添えてるところがありますが、アジサイも毒草です。w

行者ニンニクと間違えてイヌサフランやスズランとか、セリやワサビと間違ってドクゼリ(オオゼリ、イヌゼリ)とか、フキノトウと間違えてフクジュソウとか。
これらは油で熱しても毒が消えないので、決して口にしないようにしましょう。w

今日は水曜会で、敢えて野草は出しませんが、講座の懇親会でも出した「京ラフラン」が入手できました。
京ラフランは京都大学がダイコンとコールラビを交配させ平成18年に開発した、同じアブラナ科の属間雑種で、柔らかい茎と葉、それに花蕾を食用とします。

「ラフラン」という名称は、ダイコンの学名”ラファヌスサティブス”とキャベツの和名”カンラン”を合わせた造語だそうです。
平成21(2009)年から京都市が京都大学と連携し、市が育成した苗を市内の農家に販売する本格的な栽培が始まりました。

京都市の紹介によるとホウレンソウに対し、カルシウムがの1.7倍、ビタミンB6が1.8倍、総ビタミンCが2.9倍と栄養価が大変優れているとのこと。
冬の間からハウスで栽培され、収穫の盛期は3月から5月頃までで、その時期が旬となります。

日本人は特に野菜不足が問題視されており、国で推奨されている1日の摂取量350gに対して、平均摂取量がこの量を超える世代はないそうです。^^;
春は木気で、青野菜が多く出回りますので、基本的には飯の量より多くの野菜を摂るようにしましょう。w

また、旬のものを食べることは、心身の健康に良いことですね。^^
旬の野菜は、手ごろな価格で旨味も栄養価も高いものです。w

同じ野菜でも、季節によって栄養の含有量は変動します。
例えば、トマトに含まれるβ-カロテンは、5月から増え始めて7月に最大となり、11月の約2倍になるといいます。

中医学では、季節に伴い体も変化すると考えられており、自然と体を調和させるために、その土地で採れる旬の食材を上手に取り入れると良いとされています。
春野菜にはデトックス効果のあるものが多く、夏野菜は夏バテ防止に効くというように、旬の野菜は季節ごとの体調変化に応じ、体のバランスを整える作用を持っていますからね。

季節を感じながら旬野菜を食べて、五感で食事を楽しめば、体が喜び、心が満たされ、薬膳効果が得やすくなります。w
食事は大事、食餌に非ずですね。w

このところ、講座も水曜会も参加者が少なくなってますが、
今日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式長芋の紫蘇梅肉和え。
2.京ラフランの辛子マヨネーズ醤油和え。
3.ホウレン草のだし醤油絞り、黒胡麻捻り散らし。
4.大原野の里、「上田のお揚げ」竹虎(焼き揚げの青ネギ散らし)。
5.豚肉、白菜、エノキダケ、豆腐入り胡麻豆乳鍋。
6.牛肩ロースのステーキ。
7.豚ロースのステーキ、ソースを変えて。
8.豚ロース、ピーマン、パプリカのバルサミコ酢・タイのタクミソース炒め。
9.肉の消化に良いパパイヤのサラダ。
10.ニラモヤシの鶏ガラだしブラックソルト炒め。
11.いづみ式だしタコ焼き。

あ。冷蔵庫に京うらら揚げと九条ネギの衣笠があるのを忘れてた。^^;
これを入れたら、12品です。w

本日は快晴にて、4月度の気の科学体験講座

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今年の桜は早くから咲きましたが、西大路上立売通りに面した平野神社では、明日が桜花祭ですね。
3月25日から4月17日まで、平野神社では特別夜間照明・夜間参拝が行われていますが、今年から茶店宴席は廃止になりました。^^;

桜花祭は985年に第65代・花山天皇が行幸した際、皇胤繁栄(こういんはんえい)を祈願した臨時祭に由来する行事です。
桜花祭の神幸祭では鳳輦(ほうれん・神輿)・天平の織り姫・鎧騎馬武者などの時代行列が氏子地域を巡行します。

が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、祭典奉仕者数、巡行ルートを縮小し、その他、感染対策に万全の対策を行い執り行うとのこと。
平安時代からの由緒ある祭りなのですが、飲食禁止になったのが痛いなあ。。^^;

尤も、本日の気の科学体験講座の翌日は法則講座があるので、参拝には行けませぬが。w
せめて月例の気の講座と懇親会では、祭り気分を味わいたいものです。w

前回は、靭帯のフラクタル反射共鳴とテンセグリティ理論を二点一字一方と拮抗圧に応用した技法をお伝えしました。
「片方止めて、片方動かす。拮抗させて放す」操作で、力は全く使わずに、遠位から色んな処の痛みや可動域を解決する方法です。

起(動)点を後頭骨、チェック(停止)点を下顎骨の先端に置くと、足首の底屈、背屈、膝や股関節の痛みを解消できます。
チェック(停止)点を下顎骨上部の内側・外側に置くと、大腿の外側・内側の痛み、腰痛、内臓疾患の改善ができます。
チェック(停止)点を前頭骨・側頭骨に置くと、内臓、体幹、膀胱炎、婦人科疾患の改善ができます。
チェック(停止)点を鼻骨にすると、上肢、肩、腕など上肢全般の症状、指の強張りや首の痛みの改善もできます。

起(動)点を鼻に置き、チェック(停止)点も鼻にすれば、鼻骨と頸骨のフラクタル反射共鳴で、寝違いや首の痛み、頸椎の不調が改善できます。
このような起(動)点とチェック(停止)点を定めて、動きを拮抗させて放つ方法は、マップにしておくと便利です。

手足の指や身体の各部からのの共鳴関係なども、前回はレシピをお渡ししましたが、時間の関係で全てを体験できませんでしたね。^^;
今回は、復習しながら、この方法を全て会得してもらいましょう。w

漢方では、気・血・水の循環を大事としています。
黄帝内経には、痛苦や不調あるところ必ずオ(病ダレに於と書いて汚れの意味)血ありと記載されています。

不調部分だけでなく、全身の血流を良くすることは、身体の修復や完治には絶対的な条件といえます。
今回は、取り残しや戻りのない完全施術手順の法則をテーマとして、血行路の開放と神経伝達の再起動をお披露目します。

右の前脛骨筋→腓骨筋→内転筋→鼠径靭帯→鼠径靭帯上部
上肢鎖骨下動脈(鎖骨三角筋)→鎖骨下静脈(肋鎖靭帯)→側臥3法
内腸骨動脈→腹部大動脈→腸間膜根

レシピは出来上がっていますので、本日お渡ししましょう。
以上の血行路の開放を互いに体感し合ってもらいたいのですが、時間の関係で全てはお伝え出来ないかと。^^;

この後で、「三日月手刀振動掌」で、毛細血管の再生と神経伝達を良くする法を行うと万全です。
何より、この手法、受けるとすごく気持ち良いですからね。w

神経伝達を正常化させることは、筋・筋膜の硬結や関節の不具合を解除するよりも優先課題だと思っています。
気を電子電位と捉えて、今までの経絡や特効点以上に効果ある技法が色々とできましたが、その統合を考えました。

筋・筋膜のねじれや硬結を解いても、関節たとえば仙腸関節の動きを正常に戻しても、痛みや可動域があまり改善しないケースは多々あることです。
それではと、脳神経からクラニアル操作を始めても、結果はあまり変わりませんね。^^;

PLTから学び、優先順位は、神経>関節>脈管>筋であることを得心しました。w
それでは、神経伝達を正常化させる最も効果的な施術手順はどうすれば良いのかです。

優先順位に則った完全施術手順は、こうなります。
足部(リスフラン関節)→大腿内側部(内転筋大腿骨粗線)→股関節前面(腸恥隆起)→腰下部(腰仙関節)→骨盤部(仙腸関節)→腰上部(腰方形筋)→臀部(梨状筋)→頸部(後頭下筋群、小後頭直筋、板状筋。

このレシピ手順の上で、脳の痛みの記憶やトラウマの解除、偏桃体や間脳の再起動などの気光クラニアル施術を行えば、万全でしょう。w
レシピにはまだまとめてませんが、他にも最近発見した気の技法が幾つかあって、お披露目を待っています。w

今までのやり方では解決できないのであれば、違う観点から違う手立てを打つことが解決の要です。
ある方程式で解決できない場合、違う関数を用いたり幾何学を用いる数学と似てるかも?w

人体は分からないことだらけですが、メチャ素直でクチャ単純に応えてくれるモノですから、数学より私には面白い。w
そんな面白さを共感できたらと思います。^^

講座が終われば、例によって会場をこちらに移しての懇親会です。
講座の流れで聞けなかったことや何か分からないことがあれば、懇親会で何でもできる限りお答えしましょう。^^v

今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜と炒めスィートコーンのシーザードレッシングサラダ。
2.ピーマンのガーリック・生姜・醤油・アマニオイル和え。
3.新野菜「京ラフラン」とツナの辛子マヨネーズ醤油和え。
4.ホウレン草のだし醤油絞り、削りカツオ乗せ。
5.菜の花のだし醤油絞りと4種ペッパーチーズ合わせ。
6.豚ロースともやしのブラックソルト・ペッパー炒め。
7.京うらら揚げの焼いたん、青ネギ散らし、だし醤油掛け。
8.いづみ式だしタコ焼き。
9.えびの高原ソーセージ、カリフラワーなど各種野菜入りカレー。
10.牛肩ロースのブラックソルト塩だれステーキ。
11.自家製絹豆腐厚揚げ、ポン酢か醤油で。

3日後に4月度の気の講座を控えて、あれこれ愚 考しつつ本日は水曜会

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昨日5日に、二十四節気の「清明」を迎え、甲辰月に入りましたね。
寅卯の年月共に空亡なる期間を無事過ごし(歯と諸関節に痛みは出たけど^^;)、ホッと一息。w

清明(せいめい)とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した言葉です。
季語にもなってますが、暦書では、花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃といいます。

今週に入って雨はなく、嵐山東公園の桜は満開を迎えています。
先週の木曜日は雨で花見は行けなかったので、明日こそ桜の下で手弁当の酒盛りを楽しみたいところです。w

コロナ禍の2年余り、面談仕事は大いに減りましたが、その分、研究が進みました。
また、生活習慣も一部、変化したようです。

その一部は、週2回の外飲みにあります。
いわゆる昼飲みが多くなり、昼からやってる店で飲んだり、春秋にはよく嵐山などの公園や川原などでランチ飲みすることが増えました。w

昼酒はよくまわるといいますが、何より帰宅してからの飲む量が若干減り、飲み直しの時間が早いことで、就寝が早くなります。w
早く妻が潰れて、いやさ、寝てくれると、毒書いやさ読書時間も増えますからねえ。(ワラ)

アフターコロナは、色んな生活の変化が生じてくるでしょうね。
オンラインが仕事をできるなら、通勤ラッシュも緩和できるし、交通費など経費の削減にもなります。

宴会も減る分、一斉朝礼なども減り、「会って議せず・議して決せず・決して行わず」これ怪議も減るだろうし。w
そうなると、組織や会社などへの所属意識が減り、副業や他社との契約兼務も増えて行くかも。w

サラリーマンといえども、会社との契約によって生計が成り立ってるのですが、ご本人の生活は真は自営ですからね。
企業倒産やリストラなくとも、ほとんどの人が年金のみでは退職後の生活が危ぶまれる現代、自営心や自衛心は大事なことでしょう。w

私の場合は、30歳で公務員の教諭を辞め、自営の道を進みましたが、その心はシティ・サバイバル精神と、ビジネスとは格闘技と同じく総合であるという考えでした。w
10歳からの武術修行と、知的好奇心からの様々な学びが、曲がりなりにも螺旋を描いて現在に至ってる気がします。w

「縁に応じて分を尽くす」のが私のスタイルなので、有名になることも金持ちになることも望んでませんが、仙人になろうとも思ってません。
認められたい、誉められたいなどの承認欲求ではなく、自尊の欲求で、もっとこうなりたいという自身の自己実現を目指すのみです。w

生物の命題は、適応と進化ですから、人といえどもこの時代に適応し、進化を目指すのが命題と言えるでしょう。
今年の壬寅年は、九星気学では先天盤に重なる年で、全ての生れ星が本来の位置に戻る年です。
それぞれの人が、それぞれの本意、本分、本領を問われる年といえますので、それぞれの課題を大事にして、本領を発揮してもらいたいものです。w

まだまだ続くコロナ禍ですが、そもそも人類は20万年前に誕生した時から「ウィズ・ウイルス」の時代を生き続けてきているのです。w
地球に生命が現れたのは約38億年前ですが、ウイルスは遅くとも30億年前には地球に存在していたとされています。

その根拠は、30億年前に大きく枝分かれした生物の分類群に共通して、その後もウイルス感染の跡が見つかっていることにあります。
ウイルスは、地球に現れてから常に自らを増やす場を求め、最も早く変異し、生物に感染し続けてきています。

ウイルスは、ヒトをはじめとする生物の生殖細胞に感染すると、その生物の遺伝子の総体であるゲノムの一部と化してしまうことがあります。
そのため、生物のゲノムの中にはウイルスのゲノムに由来する、もしくは極めて類似した領域があり、そのようなDNA分子の並びは「内在性ウイルス配列(EVE)」と呼ばれています。
生物のゲノムを構成する要素は、その特徴や由来によって幾つかに分類されますが、ヒトで約2万2000個あると知られている典型的な遺伝子よりも、実はEVEの方が構成比としては大きいのですよ。

EVEのほとんどは、すでに遺伝の機能を失った「がらくた」と考えられていますが、中には感染先の動物の体内で新たな遺伝の機能を獲得し、生物進化に深く関わったものもあるのです。
遺伝子の研究が飛躍的に進んだ現在、最早私の学んだネオダ−ウィニズムは普遍の法則ではなく、ウィルス進化説こそが正しいと証明されるかもしれませんね。w

専門的なことはさておき、つまり、動物にとってウイルスは単に「感染してくるモノ」ではなく、「進化を促すモノ」でもあり得るわけです。
今回の新型コロナウィルスでも、その可能性はなきにしもあらずですが、今後のパターンはどうなるのでしょうね。

一般的に、パンデミック感染症との関係のパターンは4つ考えられています。
1.「ウイルスが増殖できず、なくなっていく」→そうなりゃ良いのですが、ウィルスは次々と変異して、進化して行きます。
2.「現人間が絶滅してしまう」→最悪のパターンですが、致死率から見てそれはないでしょう。w
3.「共存していく」→この一つが無害化してゲノムの一部になる方法ですが、大多数の感染やワクチンによる取り入れの結果、ガラクタになるのか、次世代以降ヒトに進化が発現するかどうか?w
4.「共存するけど、隙あらば仇為す」→隙あらば仇為すというのは、常に私たちの体の中には存在していて、免疫が弱ってくると、帯状疱疹やヘルペスなど症状が表に出てくるというような関係です。^^;

今後の結果はどうあれ、今の私たちにできることは、限度はあっても感染を防止することと、感染しない、もしくは感染しても発病しない強い免疫力を培うことです。
無意味なマスク着用で酸素不足になったり、良くない生活習慣で姿勢や内臓機能などを悪くしたり、抱えるストレスをうまく発散・解消できずにいることのないよう、自衛しましょう。

私的には、飲み歌いに些か不自由し、京都の祭りも規模縮小などで、華やぐ気分が減ってるようです。^^;
3日後には4月度の気の講座を開くわけですが、参加人数少なくても、祭りの心で楽しい1日を味わうようにしましょう。w

月例講座が月例祭なら、水曜会は週例祭です。w
日常の業務や人間関係から、ちと離れての非日常で歓談し、ここならできる楽しみを作れると良いですね。w

その前に、料理を作っておきましょう。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.カリカリベーコンと壬生菜の深煎り胡麻ドレッシングサラダ。
2.細切りピーマンの生姜・ニンニク・醤油・アマニオイル和え。
3.菜の花の辛子だし醤油絞り。
4.いづみ式ホウレン草の胡麻和え。
5.牛肉、マイタケ、ホワイトブナピー、エノキダケ、明石麩、豆腐のオイスターソースすき焼き。
6.からし菜の一夜漬け。
7.からし菜の胡麻油炒め煮、白胡麻まぶし。
8.もやしのオイスターソース炒め。
9.豚ロース、丸ごと玉ネギ・新じゃがメークイン、人参、自家製干し椎茸の和風煮。
10.煎り京揚げと九条ネギの辛子・白味噌・リンゴ酢・味醂ヌタ和え。
11.男前豆腐「特濃けんちゃん」の青ネギ散らし。
12.トロカツオの刺身、大葉を添えて。
13.ちりめんじゃこのナメタケ時雨和え。