今週に入って、日中も気温が上がらず、朝方は特に冷えてきましたね。^^;
今朝の京都は秋晴れですが、風が相当強く、散歩も寒いほどでした。w
11月20日の今日は、秋の土用の入りになります。
「土用」は陰陽五行説に由来する期間で、年4回、立夏、立秋、立冬、立春のそれぞれ直前 18日間を指します。
夏の土用は、「土用の丑の日、鰻を食べよう」とか、スーパーでも宣伝されてますが、他の季節はあまり注目されてないようですね。^^;
「土用」は、「土旺用事」の略で、季節の変わり目に当たり、五行の土の気が強くなる期間です。
平安時代から、陰陽道で土用は土公神(どくじん)様が支配する期間であるという考え方から、土木工事や庭いじりなど土を動かす行為は避けるべきとされてきました。
ただし、土用の間日(まび)とされる特定の干支の日は、土公神様が天上の文殊菩薩様のもとへ戻るために、この制約が解かれるとされています。
ちなみに、秋の土用は未・酉・亥の日が間日に当たるので、10月26,28,30日が間日となります。
土を犯す禁忌が気になる方は、間日に着工すると良いですね。w
自然と生きる生活上、土を休めることが土用の大事とされますが、人体では土気は脾・胃に当たり、消化機能を意味し、また肌肉、唇、乳、眼瞼も表します。
季節の変わり目には心身の変調をきたすことが多く、夏の疲れが表れることも多いものです。^^;
漢方では、この候には、枯渇した春の気を補うべく、春の木気を表す青いものを食べるのが良いとされています。
秋の土用は戌の月ですので、十二支の対中にある辰の日を選んで「た」のつくものを食べるのが縁起食になります。
玉ネギ、タコ焼き、タイ焼き、沢庵漬け、高菜などが縁起食になるのでしょうが、現代の陰陽師、その縁起には拘りません。w
ただ、辰の日以外でも、秋の土用には大根葉や蕪葉、青ネギなどの青野菜の他に、青魚を摂ることはお勧めします。
サンマを筆頭に、イワシ、サバ、アジなどは、この時期には脂がのって、栄養たっぷりの青魚です。
こうしたものを食べて、暑い夏の疲れを癒し、体調を崩しやすい季節の変わり目を乗り切って、冬に備えて行きましょう。
秋の土用が過ぎれば立冬で、今度は寒い冬がやってきます。
喉を痛めたり、咳が止まらなくなったり、夏とは違う体調不良を起こすこともあり、気持ちが不安定になる、感傷的になる、寂しくなる、衝動買いをしやすくなるなど、心の変調も起こりやすい候です。
冬を迎える前のこの時期、健康管理を始めるきっかけとなるのが「秋土用」でしょう。
服や部屋の衣替え、また仕事や身辺の整理など、自分のことだけではなく、環境や靴など物に対するメンテナンスも心がけてみるのが良いかと思います。w
私の場合、数理数命学では本年、今までの要因が決着して終わり、未来への基盤となって命運定まる年に当たり、九星気学では、離象の起こる年。w
システムキッチンやエアコンを新調し、壁や天井などの内装も替え、環境を整備しようと思います。
研究資料も整理すべく、客間もどげんかせんといかん。^^;
3階にはむやみやたらと蔵書があるので、欲しい方には進呈しましょう。w
龍彌の使ってたベンチプレスも、もう要らんし、誰かもらってくれんかしら。。。
本日からの指示書作成の集中期間が終われば、諸々の片付けに入ろうと思います。w
18日は十三夜でしたが、10月の満月は今夜になります。
夕刻までに仕事を済ませて、秋の夜を楽しむことにしましょう。w
土用の入り、十五夜の本日は水曜会になります。
今夕のメニューは、以下の12品です。
1.小松菜のだし醤油絞り、黒胡麻散らし。
2.キャベツのコールスロー。
3,鯖の水煮と水菜のマヨネーズ温サラダ。
4.キュウリとズッキーニのスライス、もろみ味噌をつけて。
5.糸瓜の飛魚・昆布だし煮。
6.万願寺唐辛子のカツオ・昆布だしで炊いたん。
7.鶏もも肉の幽庵焼き。
8.牛ロースステーキとブナシメジのソテー。
9.しろ菜と京うらら揚げの炊いたん。
10.いづみ式豚肉入り八宝菜。
11.子里芋の煮っころがし。
12.蒸し赤ジャガイモのバター焼き、ヒマラヤの紅塩で。