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日別アーカイブ: 2020年9月30日

明日に中秋の名月を控え、本日は9月最終水曜会

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今日で9月もお終いですが、明日は陰暦八月十五日に当たり、中秋の名月ですね。
明日、10月1日からは本来なら北野天満宮のずいき祭りです。

ずいき祭では10月1日に北野天満宮から西ノ京の御旅所、10月4日に御旅所から北野天満宮まで鳳輦(ほうれん)が巡行するお祭りで、屋台も出るのですがねえ。。
今年は、すべての祭典は北野天満宮内で行われ、神幸祭・還幸祭の巡行列は中止し、屋台の出店も予定がありません。^^;
屋台は主に御旅所に多数出店され、22時頃まで賑わうのですが、残念、残念。^^;

賑やかな秋祭りがあかんくなってるので、せめてしみじみと月見を楽しみましょうか。w
手元の暦では、明日は「仲秋の名月」とありますが、これってマチガイでは?

中秋とは、旧暦8月15日のことです。
仲秋とは、秋を、孟・仲・季(初・中・晩)の三期に分けた真ん中の、陰暦8月のことですから、
チュウ秋の名月とは、厳密には、「中秋の名月」と書くのが正しいはずです。

旧暦8月15日は、明日の10月1日ですから、この日が「中秋の名月」となります。
といっても、実際の満月は、明後日の2日です。^^;

実は、陰暦15日が、満月になるとは限らないのですよ。w
統計によると、むしろ、十五夜が満月でない方が多いのですね。^^;

旧暦の1日は、朔(新月)となる瞬間を含んだ日ですので、
0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。

朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。
これは旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い値です。

また、実際には、月の軌道が円でないなどの理由から、朔から望までの日数は、約13.8〜15.8日の間で変化します。
このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があるのです。

この頃の月が一番美しいとされてきましたので、めでたく「中秋の名月」、もしくは実際の満月が見られると良いですね。
明日にせよ、明後日にせよ、晴れると良いが。w

然るに、江戸時代の書き物を紐解くと、「この十年で、中秋の月が愛でられたのは、一度だけじゃった。
あとの九度は、雨ばっかりやもんね。くすん。(意訳w)」とあります。
やれ、台風だの、秋の寒冷前線だの、秋の長雨に見舞われてたようですね。^^;

四季がずれてる、今日この頃、はてさて、10月1,2日は晴れてくれるのかしら?
今年は秋の長雨もなく、台風も心配なさげですが、雲が厚く掛からぬと良いですね。

古来、日本では、秋に入って空気が澄み、夜空に浮かぶこの月が最も美しいものとして、
ススキや月見団子を供えて鑑賞したわけですが、実は、月見行事のルーツはよく分かっていないのです。^^;

一説によると、中国各地では月見の日にサトイモを食べることから、
もともとはサトイモの収穫祭であったという説が有力となっています。
う〜ん。サトイモの煮っ転がしを食いつつ、月を愛でても、あまり風流な感じがしないような?(笑)

その後、中国で宮廷行事としても行われるようになり、それが日本に入ったのは奈良〜平安時代頃のようです。
それで「十五夜」「中秋の月」を、別名「芋名月」と呼ぶのでしょう。

また、日本では、旧暦8月15日だけでなく、旧暦9月13日にも月見をする風習があり、
こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えしたものでが、この十三夜の風習は中国にはなく、日本独自のものです。

各地には「十五夜をするなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉が伝えられており、
片方だけの月見を嫌う風習があったようです。
ちなみに、陰暦九月十三日は、今年は10月29日になります。
実際の満月は31日ですので、この夜は正しく「十三夜」になりますね。w

何はともあれ、秋の夜は空も澄んで、月見には最高です。
昨日は陰暦八月十三日でしたので、夜7時過ぎに涼しくなった夜風を楽しみつつ、敷地で十三夜を眺めていました。w
もちろん、片手に焼酎ロックは忘れず。(笑)

明日の十五夜「中秋の名月」は多分、四条大宮辺りで酔いつつ眺めて帰るのでしょうが、金曜の満月は家で月見することでしょう。
10月は2日と31日の2回に亘って楽しめますので、「十三夜」も忘れず秋の夜を楽しみたいものです。w

風の感触、月明かりで飲む「神護」のロック、秋虫の声を愛でつつ・・・
多分、のべつ話しかけるいづみの声を聞きながら。(ワラ)

秋分以来、夜が長くなってきたのを実感します。
9月を長月というけれど、あっという間に9月も終わりですね。^^

本来は、陰暦(旧暦)の9月を意味しますが、「長月」は現代では、陽暦(新暦)9月の和風月名として知られています。
「長月」の由来は、夜長月、稲刈月、稲熟月、長雨月と諸説ありますが、 由来をたどってみると、「夜長月(よながつき)」を略したものと考える説が有力なようです。

何はともあれ、9月最後の夜を祝して、今夜は水曜会を楽しみましょう。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.キャベツとロケットトマトのコールスローサラダ。
2.刻みオクラ、メカブ、ワカメのすりおろし生姜麺つゆ和え。
3.サニーレタス、水菜、赤パプリカ、ロケットトマトのシーザーサラダ。
4.男前豆腐「特濃けんちゃん」の冷奴、キクラゲ柴漬けと紫蘇ワカメを添えて。
5.無農薬有機栽培しろ菜とうらら揚げの焼き飛魚だし昆布で炊いたん、ラー油を垂らして。
6.豚肉、メークイン、玉ネギ、人参のカツオ昆布だし煮。
7.エリンギの網焼き、スダチと醤油で。
8.山椒を利かしたマーボー絹豆腐。
9.いづみ式サラダ巻き(初披露)w。
10.美山ネギと焼き揚げの白味噌・味醂・酢・摺り胡麻ぬた和え。
11.ホッケの開きの焼いたん、スダチを添えて。
12.鮭のハラ身の焼いたん、これもスダチで。