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日別アーカイブ: 2019年9月11日

中秋の名月、9月度の講座を控えて、本日は水曜 会

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9月に入って早くも第2週になっちまいましたが、一昨日、昨日と京都は36℃を超
える暑さでした。^^;
今朝の散歩も暑かったのですが、現在、雷風雨にあって、これが治まれば涼しく
感じることでしょう。w
秋のお彼岸は20日から始まりますが、暑さ寒さも彼岸までと言いますから、夏の
名残を味わうとしましょう。

明け方は冷えが進みますので、熱を加えた生姜を利かして、日中が暑いので、冬
瓜やら素麺瓜やら赤ズイキなどの煮物の冷やしたのも食が進みますね。w
晴れ間は空が高くなったように見えますが、天高く馬肥ゆる秋などというように、
食べ過ぎには注意しましょう。^^;

3日後の14日は9月度の気の講座がありますが、折しも満月です。
前日の13日は、旧暦八月十五日に当たり、手元の暦には「仲秋の名月」とあり
ます。

ふむ。なんか引っかかるよーな?釈然とせん感じが、「仲秋」にあります。w
「仲秋」とは、秋を、孟・仲・季(初・中・晩)の三期に分けた真ん中の、陰暦
8月のことですから、いわば「旧暦8月の名月」ですよね。

「中秋」という言葉は、ズバリ旧暦8月15日を指します。
だったら、「チュウ秋の名月」とは、厳密には、「中秋の名月」と書くのが正し
いのではなかろーかと?w

月見の風習も、日本には永い歴史がありますね。
古来、日本では、秋に入って空気が澄み、夜空に浮かぶこの月を最も美しいものとして、
ススキや月見団子を供えて鑑賞したわけですが、実は、月見行事のルーツはよく分かっていないのです。^^;

一説によると、中国各地では月見の日にサトイモを食べることから、
もともとはサトイモの収穫祭であったという説が有力となっています。
う〜ん。サトイモの煮っ転がしを食いつつ、月を愛でても、あまり風流な感じがしないような?(笑)

その後、中国で宮廷行事としても行われるようになり、それが日本に入ったのは奈良〜平安時代頃のようです。
それで「十五夜」「中秋の月」を、別名「芋名月」と呼ぶのでしょう。

また、日本では、旧暦8月15日だけでなく、旧暦9月13日にも月見をする風習があり、
こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

古来から、「十五夜をするなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉が伝えられており、
片方だけの月見を嫌う風習があったようです。
この十三夜の風習は中国にはなく、日本独自のものです。w

今年、2019年では、十三夜を祝う旧暦9月13日は、10月11日になります。
片見の月を厭う方は、この日が晴れたら、忘れずお月見をどうぞ。w

野外で虫の音や秋風の音を聞きながら、月を見上げて・・一杯やるのもオツなものです。^^
客間から窓を開けたり、ベランダで夜風に触れての一杯もまた趣がありますので、
月見を2回行うのも良いですね。w

風習行事に拘ることなく、「名月」ならぬ「明月」を愛でるべく、明るい月夜は
夜風も肴に、幾度か外で月を見ながら一杯いや何杯か飲むのも楽しかろーかと?w

土台、陰暦15日が、満月になるとは限らないですから。w
統計によると、むしろ、満月でない方が多いのですね。^^;

旧暦の1日は、朔(新月)となる瞬間を含んだ日ですので、
0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。
朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。

このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があるのです。
また、実際には、月の軌道が円でないなどの理由から、
朔から望までの日数は、約13.8〜15.8日の間で変化します。

閑話休題(あだしごとはさておき)、秋の夜は空も澄んで、月見には最適ですが、
男女の心は秋の空。w
曇りや雨で、月が見えないことも多いですね。^^;

江戸時代の書き物を紐解くと、「この十年で、中秋の月が愛でられたのは、一度だけじゃった。
あとの九度は、雨ばっかりやもんね。くすん。(意訳w)」とあります。
やれ、江戸の頃も台風だの、秋の寒冷前線だの、秋の長雨に見舞われてたようですね。^^;

四季がずれてる、今日この頃、はてさて、中秋は晴れてくれるのかしら?
勿論、気の講座の開催日ですので、私の講座の行き来に雨は降らないでしょうが。(謎笑)

湿気や低気圧は、身体の不調の因となりますが、これから満月めがけて、月の引
力の影響で体内の水分が滞りやすくなり、浮腫みが生じる傾向が高くなります。^^;
腎をはじめ、脳脊髄液の循環も含めて、気血水の循環が良くなるようにしましょう。

講座でそうした一連の手技をお披露目するのが楽しみです。
研究では、関節包内のセンサーであるルフィニ小体やバチニ小体のリリースと、
頭蓋内部から全身をコントロールする方法について新しい発見がありました。
まとめにキリが無く、ケリも付かず、いささか私の脳はバチバチとスパークして
るようで困りものですが。^^;

あんまりキリキリと考え込むと、却って良くないことになるので、夕刻からはまっ
たりと飲みつつ、スローに寛ぐことにしましょう。w
料理を調え、ご来客をお待ちします。
本日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式レタス、玉ネギ、ハムのオリーブオイルドレッシングサラダ。
2.レタスと蒸し大豆の亜麻仁油ドレッシングサラダとラム肉の冷しゃぶ。
3.エビと青梗菜、ホワイトブナピーの麻婆エビチリ。
4.刻みオクラ、ワカメ、エノキダケの冷汁、「どん玉」の温泉玉子乗せ。
5.赤ズイキの甘酢炒め。
6.ヒラタケとエリンギのガーリックバターソテー。
7.椎茸の焼いたん、スダチと醤油で。
8.キャベツと赤パプリカのコールスロー。
9.豚ロースのケイジャンスパイスカツとチーズはさみハムカツ。
10.冬瓜と鶏胸肉ミンチの生姜水晶餡、九条ネギ散らし。
11.ざるモズク、生姜入り麺つゆ・ポン酢で。