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日別アーカイブ: 2019年6月26日

月末に夏越の祓を控えて、本日は6月最終水曜会

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6月も最終週になりましたが、こちらの梅雨入りはまだで、今日も青空。w
常夏の国に旅行に行けずにいますが、タイにもバリ島にも引けを取らない暑さが
続いております。w
いよいよ6月も後4日ですが、最終日の30日は何処も「夏越の祓」ですね。

夏越の祓(なごしのはらえ)は、年越の祓と対となり、1,000年以上も昔から続
けられてきた厄払いの神事です。
祝日として定められていないことや、梅雨明け前となることもあり、夏越の祓は
年越の祓に比べ、神社に詣でる人は少ないようですね。^^;

年に二つある神事「大祓(おおはらえ)」のうちの一つが夏越の祓ですが、「大祓」
は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらい)を起源とする神事で
あり、701年には宮中の年中行事として定められていたようです。

心身の穢れや厄災を祓い清める儀式であった大祓は、毎年12月31日と、それま
での一年を半分にした6月30日に執り行われていました。
このうち、6月30日までの半年間の厄災を祓い清める儀式が、夏越の祓です。

応仁の乱で京都市街が荒廃してからは、神仏習合の影響もあり、宮中の年間行事
として夏越の祓は執り行われなくなってしまいました。
しかし、1871年の太政官布告で復活し、新暦となった現在でも6月30日に各地の
神社で執り行われています。

心身を清めてお盆を迎えるための夏越の祓では、厄災を祓い清めるために大祓詞
を合計100回唱える「百度祓い」のほかにも、いくつかの特徴的な行事が行わ
れます。
夏越の祓で最も知られている行事は、茅の輪(ちのわ)くぐりでしょう。

茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで厄災を祓い清めるというものです。
茅の輪くぐりは、日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ「水無月の夏越の祓するひとは、千歳の命延ぶというなり」と唱えながら、8の字に3度、
くぐり抜ける度に一礼してくぐるのが作法とされています。

「千歳(ちとせ)のいのち」って、そんなに生きるはずもなし。w
神社によっても作法は違うようですが、私にとって夏越の祓の唱え言葉は、次の
和歌の方がしっくりきます。w

「思ふこと みな尽きねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな」
思い悩む事が全て無くなってしまうように祈りながら、麻の葉を切りに切って大祓をするのだ。w

祓えには、人の形をした紙の形代(かたしろ)、人形(ひとかた)を使うことも多いですね。
この人形に名前などを書き、自身の調子の悪い箇所を撫でて穢れや厄災を人形に移し、身代わりとして神社に奉納して厄払いするのが人形代です。

「形あるモノには魂が宿る」などと古の陰陽師たちは、ヒトカタなどをイロイロ
と活用してきたものです。(怖ワラ)
奉納された人形代は、川に流す、かがり火で燃やすなどで厄払いされ、地域によっては藁の人形を使う場合、人が直接、川や海で清めるなども行われているようです
ね。

夏越の祓の頃、京都では「水無月」という、白いういろう生地の上に小豆(あずき)を乗せた、三角形の和菓子が食されることが多く、夏越の祓での行事食として愛されています。
京都で水無月が食されるようになった由来は、宮中で行われていた「氷の節句」だといわれています。

6月1日に行われていた氷の節句では、取寄せた氷を口に含み、暑気を払って夏を無事に乗り切れるよう祈願されました。
しかし、庶民にとって氷は高嶺の花であったため、氷をイメージした三角のうい
ろうに、邪気を払う小豆を乗せた水無月が作られたといわれています。

甘みは控えめですが、レッキとしたでんぷん・糖質の和菓子。^^;
血糖値はいつも正常なのですが、初期糖尿病などという呪を受けてしまってるの
で、私は避けておきましょう。w

食事は大事、食餌に非ずで、健康長寿や治療、回復のためにも食生活は最重要課
題です。
夏の家庭内薬膳としては、カレーは大変効果的ですね。

ルーに頼らず、カレー粉をはじめとして各種スパイスを使って、他所にはないカ
レーを作ってみましょう。w
ベースはいつも1,2日前から仕込んでおくのですが、味が馴染んでコクが深く
なります。

ライスやパンは添えずに、湿気や暑さに対応できるよう工夫しましょう。
カレー単品だと飽きるし、華もないので、色々とやってみました。w
6月最後の水曜会、今日のメニューは以下の品です。
1.新玉ネギのスライス、カニカマ、プチトマトのサラダ、手作りポン酢で。
2.刻みオクラとナメタケの麺つゆ和え。
3.牛ロースとエリンギのガーリックステーキ。
4.豚足・鶏がら出汁ベースの丸ごと玉ネギなど野菜たっぷりスパイシーカレー。
5.煮込み豚足の炙り焼き、エビチリソルトで。
6.大根葉とジャコの和風炒め。
7.ちりめんじゃこの実山椒炊き。
8.京絹揚げのバター焼き九条ネギ散らし、クルミ甘味噌か大根おろしポン酢で。
9.蒸し鶏のカレーソース掛け、エゴマの葉で巻いて。
10.一夜干しきびなごの素揚げ、レモンを添えて。
11.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、たまご料理用だし醤油で。

指示書作成と送付は全て終えましたが、研究課題がまた色々と出てきました。^^;
アトラス(第1頸椎)操作法の新しい技法と硬膜の自動調整について。
骨盤のずれを肋骨の作用で即座に治す立位抜長法について。
風神、螺旋掌などの武技の治療への応用、ネオ活法について。
etc,etc.w。

急遽の予約のない限り、午後から夕刻までは、お勉強に集中しましょう。w
明日は木曜ゆえに、何処で飲むのか、歌うのか?(笑)