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日別アーカイブ: 2019年1月16日

冬の土用の入り前日、本日は水曜会

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昨日は玄関飾りなどをどんど焼きに持って行き、正月気分も疾うに抜けましたが、
このところスカッと晴れる日が少ないですね。^^;
いっそ雪ならばまだしもですが、湿気を伴う冬の雨は嫌いだ。。

1月15日から八専に入り、26日が八専終わりになりますが、八専期間は雨が
降るという俗説がありますので、むべなるかな。w
この八専の期間は、干支に同じ五行が重なる日が続きますので、吉凶極端になり
やすく、中庸を旨とすべき期間になります。

洗濯物が乾かないので、乾燥機を使わねばですが、家の乾燥機が故障しました。^^;
幸い今朝は晴れてますので、昨日の半乾きのタオルなどと一緒に干して、乾いて
くれることでしょう。w

乾燥機は、多分、寿命と思われますので、新調することにしました。
因果律上、数理上、12年、21年経つものは、私にとっては限界点を超え、駄
目になったり、縁が切れることですよ。w

玄関の鍵も壊れ、これは修理=取り換えが済みましたが、乾燥機も然ることなが
ら、洗濯機もトースターも調子が悪い。^^;
2月は丙寅月が巡って、運気律上、劫財働き、また出費が増えることでしょう。

ま、物がダメになるのは、身体や仕事がダメになるのと違い、善哉です。w
若干、正月太りを自覚してますので、膝などが悪くならないよう、健康には注意
しましょう。^^;

明日、17日から節分までは冬の土用に入ります。
土を休めるべき期間とされ、土木工事など土を犯したり動かしたりすることは禁
忌とされる期間ですが、人体では土気に当たるのは、脾・胃の消化器官になりま
す。

このところ朝粥や朝雑炊をよく摂ってますが、胃腸を休めることも大事ですね。
風邪や諸病に罹った時もそうですが、不調の時は却って食べないことが、回復を早めます。
亡きフミなど猫や、その他の動物は、本能的にそうしてるようですね。w

絶食治療はその極致で、人間も飢餓状態になると、普段発揮できてない自然治癒
能力が発現するものです。
尤も、水をよく補給することが必須ですが。w

黄帝内経には、今年の諸病や不調は、脾から発するとありますので、土用の入り
から意識して消化機能を良くすることを心がけましょう。
己亥年は、天干己が地支亥を土剋水で剋する年です。

これを防ぐには通関という術があり、金気を用いて、土生金、金生水と循環する
ことです。
金は土中に生じますが、五行の五味では、金気の味は辛(しん・とんがらい)で
す。

土中に生じて辛いの何だ?と問えば、まず生姜が挙げられますね。
生姜の辛み成分は「ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール」の3種類の油
状物質で、強力な殺菌力を持っています。

生魚や生貝による食中毒を予防する働きがあることから、鮨屋ではしょうがを甘
酢に漬けた「がり」が必ず添えられています。
同時に、吐き気を抑えて食欲を増進させ、胃液の分泌をよくして消化吸収を助け
る働きを持っています。
特にジンゲロンは、体内に適度な刺激を与えて血流をよくする働きにも優れてお
り、内臓全体の機能を活発にする働きを持っています。

辛み成分のショウガオールとジンゲロンは、ともにジンゲロールから生成される成分です。
ショウガオールは保存されている間に自然に増加し、加熱によってさらに含有量が高まります。
したがって、冷えを解消するには、生姜に熱を加えてやることが効果的ですね。

加熱することで体を温める効果が一層高まることから、漢方では冷え性改善には
乾姜(かんきょう)(蒸してから乾燥させたショウガ)が使われます。
一方、発汗・咳止め・健胃などの改善には生姜(しょうきょう)(乾燥したショウ
ガ)が使用されます。

いずれにせよ、「消炎、発汗、解熱、健胃、解毒、利尿」などに働くため、「腹
痛、風邪、食中毒、下痢、冷え性、打ち身」などの症状緩和に利用されています。
また血流を良くしてシミを取るなどの美肌効果もありますよ。w

生姜の辛み成分には、玉ネギやニンニクの持っている抗凝血作用や、血中コレス
テロールや血圧を下げる効果があることが昨今の研究で判明しています。
ので、生姜を常食すると血流が良くなり、高血圧や心臓病などの生活習慣病の予
防が期待できますよ。

今年は酢とキノコに加えて、生姜をもっと活用すると良いかもです。w
明日からの冬の土用は、ウナギではなく、夏の枯渇した気を補うことが基本にな
ります。

夏の土用は丑の日に、「う」のつくものか、黒いものを摂ることが縁起食でした。
その伝でいうと、冬の土用は未の日に、「ひ」のつくものか、赤いものを食べる
ことになります。

赤いものならざらにあるのですが、陰陽五行の理と縁起を重ねて、「ひ」のつく
赤い食べ物って、何があるのでしょう?
沖縄料理なら、千切りニンジンや紅ショウガを入れた「ヒラヤーチー」がありま
すね。
小麦粉を水や出汁で溶き、卵を加え、ニラや小ネギ、もずく、ツナの缶詰、ポー
クなどの好みの具材を混ぜ、フライパンやホットプレートで薄く焼いたものです。

ヒージャーもあるけど山羊のことで、こちらでは手に入らず、私的にはクセが強
くて好きくない。^^;
大分県なら津久見市の「ひゅうが丼(どん)」があり、マグロなどの切り身を、
醤油ベースの砂糖や生姜、胡麻を入れたタレに漬け込み、
ご飯の上に乗せて食べる料理があります。

こちらで手に入るものなら、羊肉のマトンやラムも赤肉ですね。
そう、そう、関西では、ヒメイチと呼ぶヒメジ科の赤魚がありました。^^
今日手に入れた赤魚はヒメイチではないですが、これでよしと致しましょう。w

料理は調いましたので、心静かに楽しみに、ご来客をお待ちします。
冬の土用前日の今日のメニューは、以下の13品です。
1.刻みオクラの湯がきとナメタケしぐれの和え物。
2.サバの水煮缶、トマトジュース、青紫蘇ポン酢、ブロッコリースプラウト。
3.千切りキャベツとミディアムトマトのコールスローサラダ。
4.赤魚のから揚げ、中華とろみ餡、九条ネギ散らし。
5.鶏むね肉の片栗粉まぶし、鶏ミンチの肉団子、シメジ、エノキダケ、白菜の
生姜入りスープ。
6.ヒジキ、蒸し大豆、エリンギの炒め煮。
7.鶏ミンチ、シメジ、エノキダケの味醂肉味噌、サニーレタスで包んで。
8.ロールイカ、アボカド、ニンニクのオリーブオイルソテー。
9.鶏むね肉、ニンジン、エリンギのバルサミコ酢・タクミソース炒め。
10.京絹揚げのバター焼き、九条ネギ散らし。生醤油をかけて。
11.男シシャモの焼いたん、レモンを添えて。
12.鮭ハラスの焼いたん、スダチを添えて。
13.皮付きピーナッツのレモン黒酢・リンゴ酢ピクルス。