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月別アーカイブ: 2017年5月

庚申日2日前、5月最終水曜会

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早や5月も最終日ですね。
明日6月1日は鮎漁の解禁日ですので、桂川には釣客が多く訪れることでしょう。

尤も、私らは川には行かず、エアコン掃除や家の片付け後、松尾大社に弁当を持参して昼食の予定。w
その後、映画「家族はつらいよ」を見て、きっとまた京都のディープゾーンへ遊行する運びになるんだろうな。^^;

明後日6月2日は庚申の日ですので、庚申参りで東山にある八坂庚申堂が賑わいます。

八坂の庚申さんは、正式名称を大黒山延命院金剛寺と言いますが、京都の人はほとんど正式名称で呼びません。^^;
八坂庚申堂は、中国の道教由来である庚申信仰を日本で最初に始めたとされています。

八坂神社から南門を下ると、突当りが八坂庚申堂の赤い門です。
八坂庚申堂の本堂に座っているのが「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿。
庚申信仰において、猿(申)は神の使いと考えられ、自分たち人間の悪行を見たり、聞いたり、言わないで欲しいという願いを表現したものだと言われます。

八坂庚申堂で一際目につくのが、「くくり猿」で、カラフルな布地で手作りされていて、境内のいたるところにぶら下がっています。
叶えてほしい願いをペンで書き込み、それを吊るすと願いが叶うと言われていますが、くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することとされています。

人間の欲は果てしなく、一つに留まりません。
くくり猿は、願い事を妨げようとする欲望にくくりつけ、欲望をコントロールしてくれるのが庚申さんです。
祈願に行かれる際は、願いを込め、欲を一つ我慢すると、願いを叶えてくれるそうです。

欲を封じるほかに、この寺では「こんにゃく封じの秘法」も有名です。
こんにゃくに様々な病気や願い事を封じ込める、開基・浄蔵貴所由以来の秘法といいます。
黄色の人型(ひとがた)に名前・年齢・願意(病名)を記入し、こんにゃくに入れて秘法を修します。
御加持されたこんにゃくの包みは、枕元に吊り下げて祈願します。

「タレコ封じ」というのもあって、これは、下の世話にならず、元気にすごすための御祈祷で、とくに新品の下着を持参して、庚申宝印を押して秘法を修してもらうものです。

八坂庚申堂のご本尊は、猿ではなく、青面金剛(しょうめんこんごう)さんです。
末法の乱れた世の人々を救おうと、お釈迦様と阿弥陀様とお薬師様が相談され、その結果、青面金剛となって現れたといいます。
青面金剛は人を食う夜叉の姿で現れ、悪人を食らい、善人を食わないと言われています。

庚申堂のHPにはこうあります。
庚申さんは、いい人が大好きです。だから、いい人にはご利益を与えます。
庚申さんは、悪い人が大嫌いです。だから、悪い人には罰を与えます。
庚申さんの願いは、みんながいい人になることです。
だから、みんなが悪い心を起こさないように、こわい顔をしています。
庚申さんは、いい人になろうとする人を全力で応援します。

京都の霊験あらたかと言われる期限スポットは数多ありますが、願い事ある際はここもお勧めスポットです。
庚申日に行くと、こんにゃく炊きのお接待もありますよ。^^

八坂の庚申さん(青面金剛)は、病気平癒・あらゆる災難の消滅をはじめとして、学業成就や商売繁盛、また庚申さんのお使いである三猿・くくり猿の霊力により、「猿結び=縁むすび」の御利益があらたかだそうです。

青面金剛真言にいわく、「おん・でいば・やきしゃ・ばんだ・ばんだ・かかかか・そわか。」
呵呵大笑の「かか」は、地蔵菩薩真言「おん・かかか・びさんまえい・そわか 」よりも一音多いですね。
地獄の苦しみにあるならば、大笑いしよう。そうすれば逸早く苦の状態から救われ、脱せるぞという教えです。
笑顔とともに、幸福は成就あれかしですね。

6月末日は夏越の祓えがありますが、5月の末日に当たり、笑顔と笑い声で月を越え、6月を迎えましょう。
さて、本日は5月最終水曜会ですが、曇り空の下でも日中の松尾橋で20℃〜30℃でした。
ずいぶん暑くなってきましたので、冷えてさっぱりとした料理も良いですね。

今夕のメニューは、以下の11品です。
1.水煮サバのマヨネーズ・ワサビ・赤軸水菜・アマニオイルドレッシング掛け。
2.新宿会館京のかっちゃんからもらった舞鶴山芋かまぼこ、ホウレンソウのお浸し添え。
3.しっとり柔らか手作り鶏の胸肉ハム、2種のドレッシングソースで。
4.セロリ・豚バラ肉炒めスクランブルエッグ。
5.カンパチのアラと大根の煮つけ。
6.鶏スナズリと新玉ネギのカルパッチョ、九条ネギ散らし。
7.赤魚の南蛮漬け。
8.ブリ腹身の照り焼き。
9.ヒジキ、シメジ、刻み京揚げ、蒸し大豆の炒め煮。
10.丸茄子の田楽焼き。
11.京揚げのチーズ・九条ネギ焼き。

地蔵の縁日、月隠れても天空にあり、水曜会

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一昨日、昨日と京都も気温が30℃に達し、夏日でした。
家の中ではまだ冷房や除湿を使うほどではなく、風が通ると快く、指示書作成が捗りましたよ。w
悲しいことなど、思って快くならないことは考えず、ひたすら今できることに集中して、投函すべき指示書や案内などは全て片が付きました。

明日から6月5日までが八専期間ですが、それを待たずに天気は崩れが生じ、雨が降って来ましたね。
5月も下旬になって、初夏、万緑、深緑の候、雨の日や雨上りの青葉も、心洗える風情がありますが。
遊行に出かけるのは、やはり晴れの日が適してますよね。w

昨日だったか、TVのアナウンサーが「五月晴れ」なんて言ってましたが、現在では誤用も慣用となって定着したようですね。^^;
旧暦5月(今の6月)が梅雨のころにあたるところから、もともと「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」「梅雨の合間の晴天」を指しました。
主な国語辞典にも、五月晴れは、五月雨(さみだれ)の晴れ間。梅雨の晴れ間。梅雨晴。などとあるものの・・
第2義として、広辞苑には、「5月の空の晴れわたること」と書いてありましたわ。^^;

五月晴れというも五月雨というも、元来は旧暦の月なのですが、旧歴というのは明治5年の12月2日まで使っていたんですね。
そしてその次の日に改暦をして、いきなり明治6年の1月1日としたもんだから、明治5年は1ヶ月ほどが飛んで無くなってます。w
この年、除夜の鐘はなかったのだろうか?(謎)

寺行事と言えば、今日は24日で地蔵菩薩のご縁日。
愛宕(おたぎ)念仏寺の青楓や、五百羅漢の苔が、綺麗に映えていることでしょう。

8月24日は、京都を中心に近畿では多く地蔵盆が子供行事として町内で行われますが、これも元は旧暦7月24日の行事です。
京都では六地蔵を巡礼する六地蔵巡りが8月23・24日に行われますが、盆祭の終りの日であったため地蔵盆と呼ばれるようになったとか。
諸説あって、定説は定まってないようですね。w

こういった説もあります。
昔は「地蔵眉」というマユの形が美しいとされたそうですが、この眉は細い三日月の形です。
十五夜は満月ですが、二十四夜の月が最も美しい地蔵眉形をしているからだそうです。

今は新暦で行う地域が多いですが、本来なら細い三日月の出る旧暦に行うのが理想なのかもしれませんね
ちなみに明後日が旧暦五月朔日の新月で、今夜は二十九夜ですが、この天候では月は見えないでしょう。^^;

雲に隠れて月見えずとも、天空には存在するし、その引力は潮の干潮や、地球に居る私たちにも影響を与えている。
洋さん、隠れて見えずとも、心のどこか、見えない次元のどこかに存在して、これからも経方医学や私の力になってよ。。

太陽と月を対比すると、太陽は陽、月は陰ですが、もし、月がなかったとしたら、月のない地球で、生物は違った状態になっていたでしょうね。
私たちの体の中にある体内時計が、睡眠時間やホルモン分泌などのリズムを調整していますが、実はヒトの体内時計は25時制です。
これは1日24時間の太陽をもとにしたリズムではなく、月が昇って(沈んで)からその次に昇る(沈む)までの1日約25時間のリズムだとされています。

朝の光を浴びることは、体内時計をリセットして、24時制に整えます。
私たちの体は、毎朝一定量以上の光を目から取り入れることで、幸福ホルモンといわれるセロトニンが生成されやすくなります。

人の体が生体リズムを刻み、セロトニンをしっかりと分泌するためには、朝2500ルクス以上の光を浴びる必要があります。
室内の照明の灯りでは300〜500ルクスにしかなりません。
体内時計をリセットするためには外に出て、あるいは窓から太陽の光を浴びることがポイントになります。

照度の目安は、晴れの屋外なら10万ルクス、曇りなら1万ルクス、雨の屋外でも5000ルクスの明るさがあります。
晴れの屋内なら、約25000ルクスでギリギリですので、曇りや雨の日ならやはり外へ出て、最低1時間ほどは屋外で過ごすことが良いのですね。

鬱々としたり、心身の余裕がなくなっている時、私たちはセロトニン不足の状態に陥りがちです。
夜ぐっすり眠るためにも、気持ちを落ち着かせて上機嫌でいるためにも、欠かせないのが幸福ホルモンのセロトニンです。
夜眠たくなるために大事なホルモンはメラトニンですが、このホルモン、10歳前後でピークに達し、50歳を過ぎると微量になってしまってます。
メラトニンは体内でセロトニンを材料に生成されるため、セロトニンを増やす生活習慣がとても大切ですね。

いわゆる五月病も多くなるこの候、雨の日でも遊行することは、良い効果がありそうですよ。
今日の夜から明日の午前は雨と天気予報が告げてますが、明日はヤマノカミ連れて遊行に行ってきましょう。w
なに、私の往くところ、傘は要らない。(ワラ)

さて、本日は水曜会。料理の方も調いました。^^
今夜のメニューは、以下の11品です。
1.サニーレタス、新玉ネギのスライス、空芯菜のスプラウト、チャーシューのサラダ。
2.鶏胸肉の手作りハム、プチトマト添え。サラダ同様お好みの手製3種ドレッシングで。
3.うまい菜(ふだん草)と京揚げの炊いたん、辣油散らし。
4.牛ハラミと紅・黄色タモギダケのステーキソースソテー。
5.いづみ式キュウリとワカメの酢の物。(これから食べろと呪詛の如く・・^^;)
6.いづみ式だし昆布の山椒煮。
7.粗挽きミンチ、刻み厚揚げ、マイタケ、小松菜、ピーマンの和風オイスターソース炒め。
8.ヒジキ、蒸し大豆、ブナシメジの炒め煮。
9.セロリとニンジンのスパイシーチキンコンソメスープ。
10.揚げた赤魚の中華とろみ餡かけ。
11.アジの南蛮漬け。

風立ちぬ、月は隠れて、水曜会

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風薫る五月といいますが、散策や野外飲食、はたまた野外瞑想の心地良い候ですね。
5月の嵐山は祭りも多く、遊行も良いもんですが、風に誘われて漂泊の思いやまず、そろそろ旅にも出たくなってきました。w

松尾大社の還幸祭(おかえり)が14日に終わり、21日は嵐山で三船祭が開催されます。
三船祭は、車折神社の例祭で、平安時代の船遊びが再現されます。

渡月橋の保津川堤から、御座船・龍頭船などの船の上で、様々な伝統芸能が披露されます。
龍彌は人力車で忙しいだろうけど、また交通混雑があるので、買い物が大変です。^^;

5年前のこの日は、金環日食が見られた日でした。
日本国内で見られる金環食は1987年の沖縄以来で、本州だと実に1883年以来でした。
次に見られる金環食は2030年(北海道)、その後は2041年(若狭湾〜伊豆半島)と、非常に珍しい現象でしたね。

何故そんなこと思い出したかといえば、その日が私らの入籍日だったからです。w
忘れようとしても忘れられないというか。(笑)
忘れたら、タタラれるというか。(ワラ)

結婚記念日って、みんな如何してるのだろう?w
一泊辺りで博多の屋台を巡ったり、どこか露天のある温泉に行くか、ちょっと贅沢な食材で家で晩餐するか、
はたまたちょっと高級なレストランか料亭で食事するか。。

私的には、気に入ってる懇意なディープゾーンで飲み歌いするのが気楽なんですがね。(笑)
その辺りでよかろうと画策してたところ、事態はミョーな展開を迎えそうです。w

結婚5年目を木婚式というそうですが、結婚して5年が経つと、一般的にはw結婚生活も落ち着き安定してきます。
二人の関係がまるで一本の大木のように夫婦らしくなることから、木に例えて木婚式と呼ばれているそうです。
また地面に根を張る様子が家族の安定を、生い茂る葉の様子が家族の繁栄を表しているという説もあります。

観葉植物をプレゼントしたりするそうですが、リビングにも玄関にも寝室にもあるしなあ。。
既に今週は、庭木の枯れと荒れがあったので、業者に手入れしてもらいましたし。
1.スペース的に狭い庭にはこれくらいがベストだと整えてもらった庭。w
2.松の木はまだ生きてるので植え替えずに、風水上、南西側に業平柊南天を植樹してもらいました。

愛車ランエボは現在修理中ですが、謎にこの5月、湯水のように諭吉さんが飛んでくよーな?(ワラ)
代車の軽に乗ってると、加速とレスポンスの悪さに、ストレスを感じます。^^;

ああ、風を切って、或いは風の如くに遊行したい。
6月になると入梅だし、雲を超え、天空をかけて一足早く真夏の陽気に触れたい。
湿気で膝が痛むのも嫌だし、やっぱり結婚前から約束してるように、一年一度は一人旅して日本語使わず、脳のクリーニングがしたいのよねえ。。

などと呪詛のように語ってたところ、寺回りと瞑想がメインだというのに、チェンマイに妻を連れてくことに。。
一時ハマってたプーケット行はもう飽きたそうで、一緒にチェンマイに行きたいとのことです。w
日本語しゃべるな、タイ語は無理でも、英語で通してお勉強なさいと言っても、またぞろ朝から晩まで日本語でおしゃべりするんだろうな。。
仕方なくなく5年目の記念で、6月中旬に連れて行くべく、予定を立てましょう。^^;

と、ここまで書いてて、ある一報が届きました。
何はともあれ、心の整理いや思考逃避かもですが、とりあえず料理を仕上げます。

3.ずいぶん早く仕上がってしまいましたが、今日の水曜会メニューは以下の11品です。
気がまぎれるので、できれば早くから、賑やかに歓談しましょう。
1.水菜、ツナ、スィートコーン、プチトマトのポン酢マヨネーズサラダ。
2.京壬生菜のお浸し、醤油絞り煎り胡麻散らし。
3.トマト、新玉ネギのスライス、アマニ油サラダ、紅塩で。
4.ホウレン草、豆腐、すり胡麻の昆布だし白和え。
5.ところてんのポン酢・蕎麦だし掛け、胡麻と青海苔を散らして。
6.タケノコの田楽焼き、山椒散らし。
7.オクラ、キムチ、納豆和え。
8.牛肉、ゴボウ、マイタケ、シメジ、エノキダケ、豆腐、玉ネギの木こり鍋。
9.しろ菜と京揚げの炊いたん、胡麻油風味。
10.ブロッコリー、プチトマトのマヨネーズ・パルメザンチーズ焼き。
11.白コンニャクとピーマンの胡麻、怪味ソース炒め。

昨夜8時半頃、敬愛する兄貴分的親友、洋さんが身罷りました。
私が25歳、洋さんが31歳の時、高雄病院で知り合ってから38年の交誼があり、大きな喪失感があります。
25年余りに亘り、高雄病院で私は気功・拳法を教え、洋さんから東洋医学を習ったものです。
今日、私があるのも、洋さんのおかげは大きく、経方医学、日本の漢方の発展にとっても大きな損失です。
それ以上にご家族の心痛が思いやられますが、洋さんらしく葬儀は無用ということで、後日、気と拳を交えた縁ある者たちと偲びの機会があればと思います。
洋さん、死ぬまで死なんけど、死ぬまで頑張るよ。。

雨を止め、本日は5月度気の科学体験講座

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昨夜から、京都も雨が激しく降り続いてますねえ。^^;
京都市には大雨、雷、洪水注意報が出てますが、なぁに、警報ではないので被害はなかろうかと?w

今日が結婚式という方々は、ハレの日に雨かよとお嘆きかもしれませんが、実はラッキーなのですよ。^^
フランスにはこういう諺があります。
Mariage pluvieux, mariage heureux。
マリアージュ、プリュヴィウー、マリアージュ、ウルー・・・「雨の日の結婚式は幸運をもたらす。」

イタリアにも、こういう諺がありますね。
Sposa bagnata, sposa fortunata。
スポーザ、バニャータ、 スポーザ 、フォルトゥナー・・・「雨に濡れた花嫁は幸せになれる。」

ヨーロッパでは、雨の日は神様が結婚を祝福してくれるし、雨に乗って天から天使が舞い降りてくるんだとか。
それに、神様が新郎新婦の一生分の涙を代わりに流してくれるという言い伝えもあるそうですよ。

日本でもジューンブライドといって、6月の挙式は多いそうですが、そもそもがヨーロッパの風習ですよね。w
ヨーロッパの6月の気候は、実は1年で最も降雨の少ない、日本の春のような陽気だからです。
日本では、梅雨のシーズンでよく雨の降ることですが。w

そんなヨーロッパの気候の中で、マレな雨降りですから、特別な良き縁起とされてきたのでしょう。
キリスト教では「雨は天からの贈り物」といい、雨は幸せの象徴で、天が二人を祝福しているとされてるようです。

中国では、雨が降るということは神の使者である、雨龍が恵みをもたらすことだとされています。
神様が恵みを授けたという証に雨を降らせると言われているので、昔の中国では、結婚式で雨乞いまでしたんだとか。w

ちなみに、雨龍というのは璃龍(ちりゅう)とも呼ばれる、伝説上の龍の一種です。
長い年月を生きた鯉は、璃龍になるといわれ、これを、竜鯉(りょうり)といいます。
これが登竜門の語源であり、竜鯉とは鯉の滝昇りのことであり、端午の節句の鯉幟(こいのぼり)の語源になっています。

雨龍は、その名の通り「水龍」であることから、水神として崇められ、古来から雨龍に雨乞いをしたものです。
確かに、農作物にとっては、雨は実りの恵みをもたらす慈しみですね。
人生でも、晴れでなく時に雨は降るものですが、当座は喜ばしいものではなくとも、それは恵みで、必ず祝福に変わるはず。

日本でも、雨降って地固まるといいますからね。
縁起を捉えて、良いように解釈し、活用して、好転を図って行きましょう。^^v

本日は5月度の気の講座ですが、お馴染みさんが4名、欠席の連絡を戴いてます。^^;
得てしてこういうとき、予定外の良いことや、お得なことも起きそうな?(笑)

ま、私の行くところ傘は無用で、開場14:00には、雨を止ませたいものです。(念)w
いや、お約束ですから、きっと止むことでしょう。ねえ、八大龍王尊。(笑)

さて、本日の懇親会では、以下の料理で歓談しましょう。^^
今日のメニューは、以下の10品です。
1.水菜、ツナ、スイートコーン、マカロニクルル、レッドキャベツスプラウト、花びらのアマニ油サラダ、ヨーグルトドレッシング。
2.刻み厚揚げ、エリンギ、合挽きミンチ、ニンジン、ピーマンの中華風バター・オリーブオイルソテー。
3.うまい菜(ふだん草)、鶏胸肉の旨味炒め。
4.皮付き山芋のバター・オリーブオイルステーキ。
5.豚ロースのスパイシー・ガーリックステーキ。
6.5種のキノコとニンジン、春キャベツの郡上味噌・オイスターソース炒め。
7.セロリと牛肉のさっぱり炒め。
8.山口、萩の辛子めんたい天の炙り。
9.いづみ式ゴボウとニンジンの掻き揚げと大葉のてんぷら、ヒマラヤの紅塩で。
10.コラーゲンたっぷりの赤だしおでん、大根、厚揚げ、焼き豆腐、新ジャガ入り。

立夏を過ぎ、天気とともに諸々の好転期して水曜 会

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GWが終わり、日常生活が再開していますが、お疲れは出ていませんか?
連休明けから、俗にいう「五月病」が出やすいもので、倦怠感や虚脱感、軽度鬱的な症状が出やすいものです。

昔、小学校の教員だったとき、始業式から始まったクラスの士気が高まったのが、連休明けからダレたり、児童の遅刻や忘れ物が多くなったりすることがよくありました。
モチベーションの上がっていること、調子の良いことは、どこかで頭打ちになり、停滞や下降するので、一本調子や一本槍には注意が必要ですね。

今年の5月は5日の立夏から乙巳月に入りましたが、乙から巳を見た十二運は沐浴なので、変化変動の浮き沈みが激しくなるリズムにあります。w
この巳月に入ったとたん、私は車の左後部を電信柱で自損、10数万の痛い失費になりそうです。><

同日、敬愛する親友にして兄貴分が一時心肺停止の自損事故で、意識不明の重体に。。
幸い8日の夜に意識は戻り、急速に回復してるそうなので先ずは安心して、昨夜はやっと私も眠れましたが。w

日常に居て非常を忘れず、突発的変動に注意して意識行動しましょう。
停滞や不調・不快を感じるときは、日常習慣にただ流されず、破(ブレーク)を入れ、リズムを変えることが大事ですね。

13日は5月度の気の講座がありますが、縁起に関することと、身体の痛みと運動障害に関することをお伝えするのに構想をまとめています。
いずれもなかなかキリがないもので、どこまで簡単に効果的にお持ち帰りしてもらえるかに苦慮しますね。^^;

漢方の概念としては、痛みや苦は必ず経絡の気の不通(滞り)と汚血にあります。
そこで諸苦痛の箇所を通る経絡にある特効点を用いて、気を通し、血流を良くすることが治療手技になります。

人体を別の観点から捉えると、痛みは必ず筋繊維の緊張に表れます。
しかし、その痛む筋肉や筋を強く圧すると、身体は反発し後でより痛くなったり、緊張が解けず、脳に残っている痛みの記憶も消すことができません。

緩む動作とともに、わずかな圧で緩ませて行く緩衝法やゆらぎの手技が効果的です。
が、実は痛みが生じている原因は、緊張を起こしている筋肉だけにあるのではなく、その黒幕が原因になっているものです。

猫背、巻き肩、腕の内旋という姿勢の悪さが、肩や腰などに多くの障りをもたらしていますが、姿勢を正せばその痛みが即座に治るものではありません。
しかし、痛みをかばう姿勢や動作を続けていると、余計に身体は歪み、さらに痛みが治らなくなってしまいます。

例えば五十肩など腕が上がりにくく痛みを伴う場合、触ってみて緊張している筋肉というのは、それを補助する筋肉が働いていないから負荷がかかって過緊張を起こしているのです。
その弱くなっている筋肉こそが痛みの黒幕で、肩の異常の場合は、菱形(りょうけい)筋と中・下僧帽筋にあります。
これらを補助してあげると肩は動きやすく、それを身体に覚えさせると、姿勢や関節の位置などがリセットされ、痛みや運動障害が治るものです。

また、全身の筋肉は重力によって下方へ引っ張られていますが、筋肉は縮むことによって筋力を発揮するものです。
体幹を支えているのは腸腰筋ですが、およそ人は30歳くらいからこの腸腰筋は衰えて行きます。^^;

体前屈や後屈、腰の回旋や膝・股関節の屈曲、回旋を行うとよく分かりますが、ほとんどの人は動きに偏りや固さがあるものです。
脊柱起立筋や大腿筋は仙結節靭帯を操作することで緩むものですが、腸腰筋もこれに関連しています。

腸腰筋と仙結節靭帯を縮める姿勢で、弱い圧と揺らぎによって緩めると、全身の運動機能や多くの筋の緊張を解くことができます。
その上で、筋原線維の中に溜まった疲労や発痛物質をリリースすることで、脳が痛みをリセットし、緊張なく柔らかでしなやかな筋肉を取り戻しましょう。

仙結節靭帯の操作も、脊椎の操作も、筋力が発揮しやすい縮めた体位で手技を施し、癒着や結滞して緊張している筋繊維を緩め溜まっている発痛や疲労の物質をリリースしてあげることが大変効果的です。
この技法は今回初発表ですが、マネするだけで効果を表せる技法をぜひお伝えしたいものです。

構想をまとめるといえば、著作の方も進めねばなりませんが、そっちも渋滞をきたしてます。^^;
この滞りに効く経絡や特効点はないものかと?(笑)

乙巳の月に入り、早や今日は10日の丁酉の日ですね。
今年の干支、丁酉が再び巡る60日に一度の日、年の課題を思い返し、精進することにしましょう。

連休中の予約は少なかったのですが、道路の混雑で施設の父を見舞うことはなかったので、昨日から煮込んだテールスープを届けに行き、整理を課題に資料をまとめ、水曜会の準備を調えました。
家族以外に出したことはなかったのですが、今日はこの赤味噌煮込みのテールスープをメインディッシュにしましょう。

明日はシエラレオネなどという国に赴任して難病を食らい、やっと退院できた弟子のカウンセリング予定。
治療と体調の改善、今後の展開について解析した後、昼食をいづみともども楽しもうかと?w

塩分、カリウム、水分、タンパク質などの制限があるため、水曜会の残り物をそのまま出すわけには行きませんが、構想と仕込みは流々、仕上げをご覧じろ。w
夫婦のキューピッドを務めてくれた大事な弟子ですので、心気を込めて尽力しましょう。^^
木曜なので夕刻からは牛ならぬ妻に曳かれて四条大宮参りですが、未だ夜の巷に一緒に遊行復活をするのは無理っぽいね。^^;

さて、本日の水曜会、料理の方も調いました。
今日の水曜会メニューは、以下の12品です。(デジカメの調子か、私の操作が悪いのか写りが悪いがw)
1.レタス、水菜、チャーシュー、レッドキャベツスプラウト、プチトマトのアマニ油サラダ。
2.赤軸ホウレン草のお浸し、だし醤油絞り。
3.山芋の皮ごとバター・オリーブオイルステーキ。
4.シロ菜と京揚げの炊いたん。
5.テール、大根、ジャガイモ、厚揚げの赤味噌煮込み。
6.そのだし汁で、いづみ式半熟煮玉。
7.京ラフランのガーリックバターソテー。
8.マグロの片栗粉コーティングステーキとホワイトブナピー、プチトマトのソテー。
9.鶏もも肉のステーキ、怪味ソース掛け。
10.いづみ式もやし、豚バラ肉、ウィンナー、シメジ、ニンジン、キャベツ、小松菜、エリンギの野菜炒め。
11.いづみ式ヒジキ、大豆、鶏胸肉、ニンジン、シメジの炒め煮。
12.いづみ式昆布の炊いたん。w

連休中日、5月最初の水曜会

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5月に入って京都は好天が続いていますが、連休は如何お過ごしですか?
連休初日、4月29日は松尾大社の昭和祭・護持講祭があって、ヤマブキ満開の境内で昼呑みしました。w

1.境内に咲き乱れる黄金の山吹。
2.桟敷で弁当、とろろ蕎麦、みたらし団子と酒を並べて。

福引を引いたら、大吉が当たって、日本酒一升瓶を戴きました。^^
世話役の禰宜さんのお勧めで、新潟の「鶴齢(かくれい)」を持って帰りました。w
これは、13日の5月度気の講座懇親会でお出ししましょう。^^v

昨日の2日は、節分から数えて88日目の雑節、「八十八夜」でしたね。
八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日で、縁起のいい日とされてきました。

また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまき、蚕のはきたてなど一般に農作業の目安とされています。
しかし「八十八夜の忘れ霜」「サツキ寒」とも言い、急に気温が下がって霜が降り、農作物や果樹に思いがけぬ被害を与えることを警戒した言葉もあります。

今日は日中23℃で、夏日になったり、反面、朝方が冷え込むこともあり、未だ寝具は夏仕様はできませんね。^^;
然るに防風ズボンで歩くと暑いので、連休中に夏服を用意しましょう。w

明日は依頼あって、嵯峨野の不動明王2箇所と愛宕(おたぎ)念仏寺を巡って、神仏との対座と瞑想に出かけます。
木曜日ということで、家のヤマノカミも飲み歌いの遊行に連れて行かねばならず、賑やかな連休中日です。w

嵐山に住んでいると、桜のシーズンもそうですが、GWもまた車の入りが多く、買い物には不自由します。^^;
なるべく開店早々にスーパーへ行くのですが、遅れるほど帰りが混みますね。。

万緑に近づく青の候、何か良いものがないかと京野菜コーナーや業務スーパーを巡ったところ、京壬生菜の他にうまい菜を発見。
うまい菜は1P98円、壬生菜は1P78円でした。w

「うまい菜」は以前取り上げたこともある「スイスチャード」の仲間で、別名「フダンソウ」といいます。
京都ではこの品種を栽培し、葉柄を掻き採るように収穫したものが出回ります。
暑さにも強く、ほぼ一年を通して栽培収穫ができることから「ふだん草」と名付けられたのでしょう。

青菜類が不足する夏にも収穫できるため、ほうれんそうの代用として利用されてきました。
また京都では、秋蒔きで年明けに収穫された肉厚なものが、1月にも出回ります。

味自体にはクセや苦味、青臭さなどはなく、青菜として色々な料理に使えますので便利ですね。^^
3.今日の水曜会は、壬生菜とうまい菜を用いて、食卓に緑を加えましょう。

GWには松尾の桂川の河原でバーベキューをする人も多いのですが、河川敷を工事してるため、今年はちと景観が良くないです。^^;
今年はバーベキューパーティの予定はないので、今日は鶏のもも肉を使って、ローストチキンでも焼きましょうか。w
酉年の縁起にちなんで、牛豚よりもヘルシーな鶏で、懐にも優しく。(笑)

さて、料理も仕上がり、後は来客を待つばかりですが、今日の開宴は夕刻6時の予定です。
4.今夕のメニューは、以下の11品で歓談しましょう。^^v
1.壬生菜とツナ、スィートコーンのサラダ、ポン酢とエゴマ油ドレッシング掛け。
2.うまい菜(ふだん菜)と京揚げの炊いたん、鷹の爪を味のアクセントに。
3.しろ菜、もやし、豚肉の醤油・味醂・胡麻炒め。
4.鴫茄子の揚げ浸し、擦り生姜入り。
5.生サバ節をワサビマヨネーズ醤油で。
6.凍り豆腐のバターステーキ。
7.凍りコンニャクの生姜・酒・味醂・醤油漬け唐揚げ。
8.鶏もも肉の幽庵ローストチキン。
9.刻み厚揚げ、エリンギ、合挽きミンチ、セロリ葉、小松菜の炒めカレー風味餡。
10.海老名高原ソーセージ、セロリ、ニンジンのコンソメスープ。
11.いづみ式キュウリ、ワカメ、クラゲのレモン風味酢の物。

足りぐるしければ、ピザを焼く予定です。w