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日別アーカイブ: 2017年3月1日

雛祭り・東山花灯路前々夜、女の子居らずw、水 曜会。

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明後日3日は雛祭りですね。
娘たちが巣立って行って早や10数年、ひな人形を飾ることもなくなりましたが。^^;

ひな祭りの元となっている上巳(じょうし)の節句では、特に女の子のための日という概念はなく、
男女共通の行事として厄払いや邪気祓いが行われていました。

上巳の節句とは中国から伝わった五節句の一つで、三月上旬の巳の日に、
草や藁で作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移し、
それを川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習がありました。

また一方、貴族階級の女の子の間では、紙の人形を使った遊び、
今で言うところの「おままごと」が流行っていました。
これを「ひいな遊び」と言うのですが、このひいな遊びと川に流す人形(ひとがた)が結びついて「流し雛」が誕生しました。

さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで、川に流すのではなく、家で飾るように変化していきました。
ひな祭りに雛人形を飾るのは、昔の人形(ひとがた)や流し雛の風習の通り、
お雛様に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためです。

雛人形は、厄払いの意味があるので一夜飾り(3月2日から1日だけ飾ること)は避けるべきとされ、
遅くとも2月の中旬くらいまでには飾らないといけないと言われています。w

江戸幕府は、それまで日付が変動していた上巳の節句を三月三日と定め、
さらにひな人形を飾ることから、この日を女の子の日と決めたのです。

また、桃の花には元々「魔除け」や「長寿」のパワーがあるとされていました。
中国では上巳の節句には、桃の花を愛で、桃の花を漬けたお酒を飲み、
桃の葉が入ったお風呂に入って邪気祓いを行っていました。

旧暦の3月3日は、ちょうど桃の花が咲く頃だったことから、ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。
ひな祭りを別に「桃の節句」と呼ぶのも、こうした背景があるからですね。

旧暦3月3日は、今年なら3月30日になり、この日が旧雛祭りですね。
敷地南東隅の桃の木は、未だ蕾も固く、月末には多分咲くことでしょうが時至らず。w

ゆえに明後日が雛祭りといっても、私にはあまり係わりのないことで。^^;
家にヤマノカミは居りますが、女の「子」ではないし、甘酒やマッコリ出しても喜ばず、焼酎飲むし。w

元来の上巳の節句は、3月7日が巳の日になりますので、男女を問わず大いに厄と邪気を祓うとしましょう。w
巳の日は弁財天のご縁日ですから、銭洗いなど財布を浄めるのも良いですね。

雛祭りの行事もさることながら、3月3日から京都では、東山花灯路が12日まで開催されます。
東山が約2500の行灯の灯りといけばなの花で彩られ、普段と一味違う夜の風景が楽しめます。

東山界隈の寺社も協賛して、特別拝観とライトアップが期間中開かれています。
青蓮院、八坂神社、高台寺、法観寺、清水寺、圓徳院などですが、夜の境内は荘厳ですよ。

今年は酉年なので、青蓮院の青不動を訪れるのも良いですね。
花灯路の巡回路からは一筋外れますが、古川町商店街に入って、美癒亭キッチンで一杯飲んでもいいし。w

今日から三月、弥生の入りで、春の宵を楽しむことを考えましょう。
先ず、本日は水曜会、料理の方も仕上がりました。
今日のメニューは以下の12品です。
1.レッドキャベツのスプラウト(新芽)とツナのイタリアンオリーブオイルソース和え。
2.茹で春菊とイエロープチトマトのオリーブオイルナムル。
3.ホウレンソウのお浸し、醤油絞り。
4.ヒジキ、3種豆、スイートコーンのカレー炒め煮。
5.いづみ式畑菜と京揚げの炊いたん。
6.鶏手羽元の甘辛さっぱり煮、胡麻散らし。(酒・酢・醤油・羅漢果で煮詰め、味醂で照りを入れたん。w)
7.大根の照り焼き、茹でブロッコリー添え。(蒸し大根を上記のタレで絡め焼きに。)
8.人参・玉ネギ入り肉じゃがの和風トマト煮。
9.鹿児島産鰻の蒲焼。
10.いづみ式ゴボウとニンジンの掻き揚げ、ヒマラヤの紅塩で。
11.山口産丸干しの焼いたん。
12.小シマアジの干し焼き。