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日別アーカイブ: 2016年1月5日

週末に気の講座を控え、本日は庚申日にて、水曜 会。

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今日は庚申日ですね。
日本三大庚申の一つで、最古の庚申堂が、京都の八坂庚申堂です。
祇園、八坂の地に建立されたのは、1000年以上前ですが、現在の本堂は江戸時代1679年の再建です。

御本尊、青面金剛(しょうめんこんごう)は飛鳥時代に中国大陸より渡来した秦河勝により、秦氏の守り本尊として祀られたものです。
脇侍には、四大夜叉、不動明王、弁財天、大黒天、地蔵菩薩、大聖歓喜天、賓頭盧(びんずる)尊者、三猿が祀られていますが、願いを叶える強いパワースポットとして、八坂庚申堂は有名です。

開基は浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)で、学問や声明(仏教音楽)・文学にも秀でたマルチ僧侶にして、霊験無双の修験者でもありました。
死んだ父親を復活させたり、庚申堂の隣の八坂の塔が傾いたときには、霊力でまっすぐに直したことは有名です。
祇園祭では、「山伏山」の主役ですね。

ご本尊は、末法の乱れた世の人々を救おうとお釈迦様と阿弥陀様とお薬師様が相談され、その結果、青面金剛となって現れたといいます。w
青面金剛は人を食う夜叉の姿で現れ、悪人を食らい、善人を食わないと言われています。

八坂庚申堂には、こんな文言が掲示されていますよ。
「庚申さんは、いい人が大好きです。だから、いい人にはご利益を与えます。
庚申さんは、悪い人が大嫌いです。だから、悪い人には罰を与えます。
庚申さんの願いは、みんながいい人になることです。
だから、みんなが悪い心を起こさないように、こわい顔をしています。
庚申さんは、いい人になろうとする人を全力で応援します。 」

この庚申さん(青面金剛)は、病気平癒・あらゆる災難の消滅をはじめとして、学業成就や商売繁盛、
また庚申さんのお使いである三猿とくくり猿の霊力により、「縁むすび」の御利益を与えるものです。

この「くくり猿」というのが、実にユニークにして、陰陽の理あるものです。
くくり猿はまさに、お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしています。
お猿さんは人間に近い動物といわれていますが、所詮は動物、欲のままに行動しますね。
この姿を人間の中にある、欲望に喩えてあり、人間の中にある「欲望」が動かないように、庚申さんによってくくりつけられているのです。

くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することです。
願いごとを叶えようと努力しようとするとき、欲望や邪心、怠け心が動いて、それを妨げようとしますよね。
それをくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうためのアイテムが、くくり猿なのです。w

そうした妨げの心が起こったら、青面金剛を念じて真言を唱えてくださいと説かれています。
真言は、「おん・でいば・やきしゃ・ばんだ・ばんだ・かかかか・そわか」。
おん(南無)・でいば(神よ)・やきしゃ(夜叉よ)・ばんだばんだ(かき混ぜて)・かかかか(高笑いハハハハ)・そわか(成就)。
ああ!神よ、夜叉(青面金剛)よ、共に一体となり、大いなる喜びとなり、すべてがうまく行きますように!というような意味合いですね。

庚申信仰は、平安時代の貴族から江戸時代の庶民、さらには昭和の庶民にいたるまで、多くの日本人が信じてきました。
そも、庚申とは干支(えと)即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味します。
今日は今年5度目の庚申日で、12月4日が納め庚申、翌年2月2日が初庚申になります。

道教にいわく、この夜に人間の体の中にいる三尸(さんし)の虫が、寝ている間に体から脱け出し、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行くのだとか。
天帝は寿命を司る神ですから、悪いことをした人に罰として寿命を縮めます。
中国の『道徳真経広聖義』という本に、人の寿命は120歳とあり、それが悪行のため縮んで行くのですと。(ワラ)

ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、庚申日は徹夜をする、これを庚申待ちといいます。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、
いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となったものです。
また同時に、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされていますよ。w

風習として、庚申日には、禁忌事項が多いですね。^^;
陰陽五行で、陽の金気が重なるためか、江戸時代の男はこの日ヒゲを剃らず、女はオハグロを塗らなかったとか。

「庚申を あくる日きいて 嫁こまり」という川柳があり、庚申日はセックスも禁忌事項でした。w
「五右衛門の 親庚申の 夜を忘れ」という川柳がありますが、庚申日に子を授かれば、盗人になるといわれたものです。w

庚申日に生まれると、金気が重なって人の心も冷酷になる、なんてことも信じられてたようです。^^;
私の弟子に庚申日生まれの男性がいますが、思い込み強く頑固さはあっても、冷酷さはなく、
純な熱血と優しい気配りあって善人ですけどねえ。w

かつては庚申日生まれの場合は、金・銀・鉄などの金属の名が入った名前にすると厄除けになるといわれていました。
そういえば夏目漱石も庚申日生まれですが、本名は金之助ですね。w
彼は慶応3年の生まれですが、明治になって、庚申信仰は迷信とみなされ、廃仏毀釈の令で、全国多くの庚申塚が廃棄されたそうです。

それでも、京都八坂の庚申堂、大阪四天王寺の庚申堂などは残り、今でも多くの参詣客でにぎわっていますね。
今日、八坂庚申堂では、朝から翌朝まで庚申待ちが行われ、護摩祈祷が営まれています。
庚申日に行くと、厄除けコンニャク焚きのご接待が受けられますよ。
猿形に抜いたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば、無病息災と伝えられています。

さて、本日は水曜会。ですが、庚申待ちの夜明かしはしませんので、悪しからず。(笑)
雨がパラつくビミョーな天気で、台風は近畿に接近してるようですね。^^;

干支に同気が重なる八専期間には雨が降ると言いますが、8日の気の講座日に八専は終了します。
8日は二十四節気の「寒露」で、いよいよ戊戌月に入り、20日に秋の土用入り。
寒露の候は、朝方、野草に冷たい露が宿り、菊の花咲き、冬鳥が飛来し始め、夜には虫の声が響く頃です。

陰気が増して行き、金気が盛んとなって行く候、芋類や根菜で陽気を高め、キノコもよく使って腸内環境を整えて行きましょう。
魚は、鮭、鯖、シシャモ、ハタハタなどが旬となりますね。
五行で秋は金気に属し、その色は白ですので、白菜・豆腐・大根・長ネギ、エノキダケなどを食し、環境や服装なども白を活かすと良いですね。

そこらのテーマは、土曜日の講座懇親会で本格的に展開しましょう。w
庚申日といっても、特に行事食は思いつかず^^;徒然なるままにブログは更新して、水曜会の準備完了。w
早々と仕上がっていますが、今日のメニューは、以下の10品です。
1.モヤシと赤・緑ピーマンの千切りのナムル。
2.湯がき枝豆。
3.ジャコと山椒の炒めだし煮。
4.里芋の煮っ転がし。
5.鶏もも肉、玉ネギ、ピーマンの酢豚風餡かけ。
6.鶏もも肉、エリンギの生姜ニンニクすり胡麻ステーキ、大葉を添えて。
7.鶏胸肉のチャーシュー風煮込み、半熟煮玉を添えて。
8.半熟煮玉子と白ネギの煮込み合わせ。
9.シメジと生鮭の和風ムニエル、ワサビを添えて。
10.いづみ式白菜と京揚げの炊いたん。
さり気に誰かさんの供養、ちゃう、おもてなしの配慮はあるのだが、気づくだろーか?w

タイ食游、鬼やらいの節分明けて、立春大吉。

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2月3日、夜の11時に帰宅しましたが、節分の闇夜には、家を追われた鬼がいっぱいいたようで(笑)
珍しく数年ぶりに、邪気に犯されてしまったようです。w

症状としては、悪寒までではない寒気を感じ、膝や緒関節が痛みます。
それと別途に、咽喉が少し痛むのです。^^;

前鬼の、ちゃう、前期の症状は典型的な風邪(ふうじゃ)で、葛根湯証ですね。
熱は36.7℃ですが、身体をよく温め、葛根湯を3包、一気に湯で飲み、汗を出せばよいはず。w

後鬼、ちゃう、後期の症状は、必ずや咳に変化し、炎症や痰になってタタリ為すはず。−−
木防巳湯(もくぼういとう)と麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を併用して、咳を鎮め痰を消しましょう。
炎症を鎮めるのに、水剋火の理で、水をたっぷり補給することも怠らずに。w

この晩、汗がどっと出て、翌日、症状はずいぶん良くなりました。
が、まだ少し、関節の痛みと喉にも痛みあって、咳が少し出ます。
冷えも感じますので、葛根湯を1包用いて、気を補い、木防巳と麻杏甘石も1包ずつ続けましょう。

葛根湯を用いてどっと汗が出た後は、あまりしつこく葛根湯を用いると、却って炎症が酷くなります。
寒気有るなら身体を温め、水分をよく摂って汗や尿の排泄を良くすることが効果的です。
風邪は咳や痰、胃腸の不調などに変化して行くモノですから、変化を捉えてそれを叩いてやりましょう。w

1.4日は立春ですので、「立春大吉」の符を作成し、客間の入り口に貼りました。
元旦に引いた御神籤が、「末凶」というワケワカメなタタリ籤だったので、そういう時は立春に引き直します。w
松尾大社にお礼参りに詣で、引いた御神籤は「大吉」でした。^^
これは、持って帰って、神棚に供え置きます。w新たな丙申年が、大吉でありますように。(念)

帰国しての夜とその翌日は、あまり食欲がなかったのですが、タイでは食欲全開でした。(笑)
でんぷん摂っても文句を言われることもないので(ワラ)この時とばかりに食べるたのです。(爆)
食には満足、買い物不発、帰国して風邪というのは、やっぱり「末凶」が意味してたかも?(ワラ)

2.2月1日の昼食、カオマンガイ(鶏炊きご飯)とパクチー入り冬瓜のチキンスープ。
コンビニで買ったタイ・ウィスキー、セーンソンを持ち込んで、氷とソーダを注文して飲むのです。w
3.カオサイムゥトート(豚の天ぷら乗せご飯)、キュウリとパクチー添え、タイチリソース掛け。
タイのご飯の量は、日本のお茶碗一杯程度で、丼ほどはありません。
セイブル錠は、でんぷんから糖質の摂取を妨げるべく、忘れずに飲みました。w

4.1日の夜、ナイトバザールで食べるトム・タップ・ムー(豚のスペアリブのトムヤンクン風煮込み)
白菜、キャベツ、鞘インゲン、キュウリ、空芯菜、バジルの葉は生で出され、3種のソースをつけて食べます。
5.プラー・ヤーン(焼き魚)は、黒テラピアの香草詰め、塩炭火焼。
フアヒンは海辺ですが、カニ、エビ、イカ、貝類の他、バザールでは海魚なく、謎に川魚でした。w
6.ナイト・バザールの光景。タイの熱気と陽気に満ち溢れてるようです。

2月2日の朝食は、ゲストハウスの横に在るレストランで食べました。
7.カオ・パット・クン(エビ入り炒飯)、キュウリとライムが添えられています。
塩加減は薄めの丁度で、店のナームプリック(唐辛子入りナムプラー)を好みで掛けます。

8.昼食は、バスで3時間ちょいの道中、トイレ休憩所で売ってた豚の串焼き。
オリジナル、ブラックペッパー、ホットバジルなどの味付けがあり、1本40円くらいです。w

2日に泊まったトンローは、色々と美味しい店があるところです。
それでも、もう8年も来てないと、無くなった店、新しい店があり、何処も同じ栄枯盛衰です。w

9.夕食に食べた「OR−ROR」、何と読むのか聞いたらナム・ロム・トート(牡蠣と揚げ卵のお好み焼き風)。
タイ語の英語表記は、私、理解できませぬ。^^;
もやしと牡蠣を揚げ卵と片栗粉で封じ炒める感じですが、タマゴの皮がパリパリの食感です。
この時、日本からずっと私の供だった、甘藷翁(からいもおんじょ)利右衛門がロックにて果てました。(笑)

10.最後の利右衛門の一杯に供するに、パッタイ(焼き麺)を。
お任せで頼んだら、もやし、ニラ、ミンチ、ピーナツ、米麺を卵で薄いオムレツにしたものが出されました。
生でもやしとニラ、ライムが添えられ、サラダ代わり?麺はもやしより量が少なくヘルシーでした。w

最後の晩は、フットマッサージ1時間、タイマッサージ2時間を満喫しました。w
11.3日の朝、スクンビット通りで一番美味いと言われるトンローのカオ・マン・ガイ。(鶏の炊き込みご飯)
ピントボケしてますが、ここの冬瓜スープは胡椒も利いてて、鶏に掛けるソースが絶品なのです。

11時のフライトで台北へ、17:25発関空着の2便で2回の食事が出るのですが、
正直言って不味いので、ビール、ワイン、ウィスキーの水割りのアテに少し食べ、メインのアテは、
屋台で買ってきて機内に持ち込んだ、ガイヤーン(ローストチキン)とガイトート(フライドチキン)でした。w

夜景がというより、雲の上の天空が見たくて窓際に席を取ったのですが、窓際はかなり冷えました。^^;
今週末から来週はまた冷え込みが戻って来ることでしょう。
皆さまも、風邪にはご用心ください。(自爆)