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日別アーカイブ: 2016年1月2日

雛祭り前夜、キノコを活用して水曜会

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いやはや昨日は寒かったですねえ。^^;
京都の朝は積雪があり、日は照ってるものの、時折雪がちらついてました。
1.買い物に行く前、家の前のランエボをご覧のとおり。w

一転して、今日の京都は良い天気で重畳です。^^
最高気温は12℃に上がるそうですが、それでも最低気温は−1℃だとか。^^;
春陽気と思って出かけると、夕刻から冷えそうですね。
セーターなど衣類でもって、体感温度の調節を心掛けましょう。

明日、3月3日は雛祭り、上巳(じょうし)の節句ですね。
五節句の一つですが、かつて節句は節供と書いたもので、奇数が重なる日を節日として食べ物を供え、
本来は、お祓いの行事が行われていました。

五節句は平安時代に京都に伝わり、後に有職故実や日本の習慣・風習と混じり合い、
江戸時代にはお祝いの日として、幕府によって定められたものです。

1月7日の人日・七草粥、3月3日の上巳・桃の節句、5月5日の端午・菖蒲の節句、
7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽・菊の節句が五節句ですが・・・
5月5日以外、休日でないのが解せぬ。(ワラ)

桃の節句、上巳(じょうし)の節句は、三国時代のころの古代の中国から伝わっったといいます。
古代の中国では季節の変わり目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられ、本来は
旧暦3月最初の巳の日(現在の4月頃)に川で身を浄める禊(みそぎ)をし、
紙などで作ったひとがたで身体を撫で、息を吹きかけたりして、罪穢を移して水に流すお祓いが伝わり、
後には日本でも川に人形を流して厄災を祓う「流し雛(ながしびな)」の風習となってきました。

明日、下鴨神社で行われる流し雛は中国から伝わった「上巳の節供」に由来する古式ゆかしい行事です。
一般公募で選ばれた男女らが、桟俵に乗せた紙雛を境内の御手洗川にそっと流し、厄災を祓います。
11時から始まり、参拝者には雛あられ付きの流し雛(500円)が授与され、子どもたちの健やかな成長を願う人々が求めに訪れます。

また、3日の午後1時からは、河原町通五条下ルの市比賣神社で、「ひいなまつり」が斎行されます。
良縁・厄除けのご利益が頂けると全国からの参拝があり、「ひと雛勢ぞろい」が大きな見どころとか。
ご神縁の選ばれた人々がモデルとなり、束帯・十二単の衣紋(着付け)が実演されます。
三人官女・五人囃子がそろえば、「官女の舞」なども披露され、投扇興や貝合わせ等「ひいな遊び」に参加もでき、ひな茶の接待もあります。
市比賣神社の向かいにあるひと・まち交流館京都で行われ、神社では人形飾りが見学できます。

明日は木曜で遊行日だけど(謎笑)、家の用事もあり、カウンセリングもありなので、四条大宮辺りに夜行するかも。w
それにしたって、夜はまだまだ冷えますね。^^;

桃の節句といっても、元来は旧暦なので、新暦なら今年は4月9日が旧雛祭りになります。
ショッピングセンターで桃の花を売ってましたが、一枝480円。w
2.家の桃の木は、まだまだ蕾状態です。^^;

桃は古来、魔よけの力があると考えられていましたが、邪馬台国で卑弥呼も桃を供えていたと言われるように、
桃は魔よけの信仰となりました。
この桃の信仰とひな祭りが結びついたのは、旧暦の3月3日の頃は桃の花の季節だったことと、
五節句が邪気払いを基にするため、「上巳の節句」に桃の呪力の信仰が結びつきやすかったからのようです。

家では雛段は飾りませんが、雛人形は、母と娘が一緒に飾り付けをすることで、愛情が受け継がれていくといいますね。

雛人形は晴れた日に飾り、晴れた日にしまうのが良いことです。
人形を長もちさせるためには、空気が乾いた日を選び、雨の日は避けるのが一般的だといいますからね。

飾る時期は節分をすぎてから、二十四節気の立春の日(節分の翌日)または立春以降の大安、友引などお日柄の良い日に飾ります。
先勝の日なら午前中に、先負の日なら午後に飾りますが、今でも六曜は風習として生きてますね。w
二十四節気のうちの2月19日「雨水(うすい)」(水温み、草木の芽が出始める頃)に雛人形を飾ると、
良縁に恵まれると言われている地方もあるそうですよ。

これも一種の「呪」ですが、「しゅ」といえば、3月3日が過ぎたらすぐに片付けないと女の子の婚期が遅くなると言われていますね。^^;
33歳の長女は永らく自活生活をしてますが、2月に入籍を済ませたので、先ずはめでたし。w

普通、ひな人形を片付ける時期は、縁起の上では二十四節気のうちの「啓蟄(けいちつ)」が良いとされています。
今年は3月5日になりますので、飾られてる方は参考にしてください。
この日が晴れると良いですね。
縁起の上では、5日を過ぎたら7日が六曜の大安、十二直の「納(おさん)」で仕舞うに良い日でしょう。w

さて、本日は雛祭りの前夜祭で水曜会ですが、全く縁起にも風習にも係わりなく(笑)、料理仕りました。w

来週、高雄病院で検査があるので、中性脂肪値を下げるべく、キノコをよく使うことを日頃心掛けてます。
腸内掃除をするのに、野菜の食物繊維は言わば箒(ほうき)で、キノコはモップです。w
腸壁の脂をきれいに掃除して、邪気を祓うといたしましょう。(笑)

エリンギは、食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に効果的です。
カリウムやビタミンB2も豊富で、高血圧の予防や、ガンの発生に関わる活性酵素の働きを抑えるといわれています。

マイタケは、βグルカンという多糖類を豊富に含み、免疫機能を回復させガン細胞の増殖を抑える働きがあります。
マイタケにはこの効力が群を抜いて強く、βグルカンは腸をきれいにする効果があるため、大腸がんの予防にも役立ちます。
ビタミンDも豊富に含みカルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にします。

エノキタケには、ギャバという成分が豊富に含まれています。
これは、神経の興奮を鎮め腎臓や肝臓の働きを活発にする働きがあり、血圧や神経の安定に役立ちます。
また、疲労回復に効果のあるビタミンB1の含有量はキノコ類の中でもトップクラスです。
エノキタケをよく食べる人ほどガンの発病率が低いという報告もあり、1日10g程度を常食すると効果的とされてます。
ほかにも、花粉症やアトピーなどのアレルギーの改善にも役立つともいわれていますよ。

シメジは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、代謝アップに役立つビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなどを含みます。
不足しがちな必須アミノ酸、リジンが多く含まれています。
シメジは、胃・腸・肺に働く作用があり、エネルギーを補う食品です。
過酸化脂質の生成を抑えるビタミンB2をふくんでいるので、動脈硬化の予防や肥満の予防に最適です。

シイタケは、筋肉、骨を丈夫にするビタミンDのもとになるエスゴステリンを豊富に含んでいます。
ビタミンDはカルシウムの吸収をアップし、骨粗しょう症の緩和と予防に有効です。
また、抗ウイルス性物質βグルカンや脳の老化予防効果のあるグルタミン酸も含んでいます。

ちなみに、紫外線を浴びたキノコはビタミンDが増えるため、料理には ちょっと日干しするのも良いでしょう。
例えば、エノキタケの場合、2時間日干しするだけでビタミンDは2倍に増えることになります。
3.茶皮を剥いた玉ネギちゃんと並んで、仲良く日光浴してるキノコちゃんたち。(笑)

ところで、キノコ類は石づきに栄養素が多いものなんですよ。
したがって、石づきを取る場合、軸の末端の硬く黒ずんでるところ数ミリのみを捨てるべきです。w
そもそも、石づきって、軸の先端という意味なので、軸を捨てたら間違いですね。^^;
私も無知にしてずっと知らなんだので、もったいないことをしてきたものです。(自爆)

エノキダケの軸なんか、バターと醤油でステーキにするのも、レンジでチンして塩と胡麻油で食べるのも美味ですよ。

4.そんなこんなを分散して記しつつ、今夜の水曜会のメニューは以下の九品となりました。
書き記すべき原稿はまったく進まず、編集者督促せずで、モチベーション↓ですが、今月こそ詰めるとしましょう。w
4日間動かなかった愛車の左フェンダーミラーが、今日は謎に正常に動いてるので、私もあやからねば。(笑)

1.新玉ネギのスライスサラダ、手作りポン酢で好みで削りカツオを。
2.赤オクラのぬるま湯洗いサラダ、辛いマヨネーズで。(熱を加えると緑色に変わるのよ^^;)
3.エノキの軸根元、チンしてバター・醤油。
4.いづみ式山芋の短冊、梅肉和え。w
5.豚バラ肉とエノキ、小松菜のガーリック風味ソテー、ホウレン草のバター・ガーリックソテー合わせ。
6.モンコウイカ、エビ、エリンギ、青梗菜の中華とろみ餡、胡椒の風味。
7.絹揚げ、 白マイタケ、オクラのカレー風味合挽きミンチそぼろ餡。
8.鶏胸肉、マイタケ、シメジ、白菜の甘酢炒め。
9.カラスカレイの生姜煮つけ。

天川瞑想巡礼を控えて、しらはマコモと水曜会。

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11月に入り、快晴の京都ですが、これからいよいよ紅葉が始まって行きますね。
京都では少し色づいて来た程度ですが、7日の立冬から紅葉と冷えはさらに進むことでしょう。

土日には、天川に出かけますので、一足早く紅葉狩りが味わえます。
奈良と和歌山の県境、大峯山中奥深くにある天川村ですが、恒例の秋の特別行事になってます。

角川映画でも取り沙汰された有名な神秘スポットで、ここには日本最古の弁財天社、
天河弁財天(日本三大弁財天)があり、古来より大峯修験者をはじめ、
神官・密教僧・瞑想家・芸能家等々、年間全国から多くの敬虔な参拝者が訪れ、瞑想に取り組んでいきます。

天川村は古来より「天にもっとも近い場所」といわれ、UFOのよく見える場所としても有名です。
行者の方々の間では、「天河には三度参れ。必ず神験あり。」といわれるほど霊験あらたかな聖地です。

行くたびに、深夜瞑想などを通じて、不思議な体験ができるのが楽しみです。^^
然るに、夜間は特に冷え込みますので、服装には工夫が要りますが。w

天川弁財天から洞川へ走り、龍泉寺の一願不動尊、八大龍王堂にお参りして、吉野の蔵王堂、如意輪寺を巡って来ます。
今年はチェンマイの寺院巡りに行けそうもなく、日本の神仏と対面して、ご縁を深めようと思います。w

たまには非日常な体験に接して、日常生活をあらためて省みることも良いですね。
気づき、目覚めるには、瞑想は2500年来の優れた方法です。

最近では、宗教的要素を外した瞑想が、「マインドフルネス」と称して、医療・教育・ビジネスの現場で実践されていますね。
欧米では、ストレス対処法の1つとして、すでにその効果について、多くの実証的研究報告があります。

マインドフルネスとは、広義の瞑想に集中し、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。
マインドフルネスを実施すると、ストレスな場面においても否定的な感情や物事にとらわれ飲み込まれることなく、いつでも自分を取り戻すことができるようになります。

私たちの脳は、目の前のことに対しても、半分以上は違う雑念が浮かんでいるものです。
リラックスしている状態で脳はいわばアイドリング状態になりますが、ディフォルトモードネットワークが働きます。
これは脳の部分部分で雑念が起こり、それをシナプスが連絡して、不要や負の考え、ストレスが起きる状態といえます。

瞑想をして、意識的に五感に集中することによって、脳のDLPFC(背外側前頭前野)が働いて来ます。
DLPFCには、次のような機能があります。

?判断、意欲、興味をつかさどる。
この機能が低下すると、活力を失い、やる気がなくなります。
?扁桃体(へんとう体)のバランスを整える。
扁桃体は、不安、悲しみ、自己嫌悪、恐怖などの感情をつかさどりますが、この機能が低下すると、これらの色々な感情が強く出てしまいます。
例えば鬱病と診断された人では、この偏桃体が5%以上膨張していることが多いものです。
?痛みを制御する。
幻痛(まぼろしの痛み)を制御し、痛みを減少させ、ついには痛みを無くしてしまう。
脳は痛みを覚えていて、痛む部分がもう治っていても、アセチルコリンやブラジギニンなど筋肉の緊張や興奮物質を感知すると痛みを感じます。
慢性腰痛では、ほとんどがDLPFCの活動が衰えていることが報告されています。

マインドフルネスの実践報告では、1日30分ほどの瞑想を8週間続けることで、
ストレスを感じる偏桃体が5%縮小し、新しい記憶を取り込み大脳皮質に収納する働きの海馬灰白質が5%成長することが発表されています。
つまり、瞑想を習慣化すると、心身の健康のみならず、記憶力など脳の働きも良くなるわけです。w

海馬は統合失調症にも関連し、偏桃体は記憶固定の調節の調節を司って、鬱病や虐待、育児放棄などの情動障害にも関連しています。
医療の一環としても、心身の健康促進、自己実現のためにも、正しい瞑想習慣が広がると良いですね。^^

禅では「只管打坐」といいますが、「只管」とは「ただ、ひとすらに」という意味があります。
今、この一瞬一瞬に集中して、今を生き、今を味わい、自らの気づきと目覚めを会得しましょう。
雑念はストレスや負となる考えで、意識を以って感じることが大事なコツといえましょう。

そういえばブルース・リーの映画「燃えよ、ドラゴン」で、彼が愛弟子に教えるシーンの有名な言葉がありましたね。
「Do’nt think. Feel!」いやはや、懐かしい。w

四季の移ろい、自分の五感、今接していること、意識してその実感を味わうことが大事ですね。
下手な考え、休むにならず、脳を劣化し、老化を早める。(笑)
新たな気づき、発見は、脳を活性化するものです。

1.発見といえば、四条の業務スーパーで、初めて「しらはマコモ」なるものを見つけたので、買いましたよ。

マコモは「真菰」と書き、真菰筍(まこもだけ)とも言われるもので、英語ではワイルドライスと言って、アメリカインディアンの食料でもありました。
縄文時代には米代わりに常用され、古事記にも出てきますが、万葉集には22首の真菰の和歌がありますね。

マコモは聖なる植物で、今でも、出雲大社では毎年6月に「マコモの神事」が行われます。
「出雲の森」から、御手洗井までの道中に清い砂を敷き、その上にマコモが置かれ、宮司がその上を歩いて参進します。
宮司が踏んだマコモは御神威が宿るとされ、参拝者は持ち帰って、風呂に入れるのだとか。w

仏教でも、お釈迦様がマコモの葉を編んでムシロをつくり、その上で病人の治療をしたという話と、
お釈迦様がとても可愛がっていた象に、食べさせたのがマコモの葉という話もあります。

調べてみると、たけのこを優しくしたような適度の食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがあるとか。
くせがなく、さっと茹でたり、グリル焼き、炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食しても美味だそうです。

還暦を疾うに過ぎて、未だ「マコモ」を食する経験はなかったので、今夜はこれを供しましょう。
先っぽと外の青い部分は刻んで薬茶にし、残りは風呂に入れて薬湯にしますね。

マコモは米に比べて食物繊維、たんぱく質、ビタミンやミネラルを多く含んだ食材だそうです。
食物繊維は消化を促進し、腸内の不要なものを輩出し、善玉菌を増やすことで、腸内環境を整えます。
また、善玉菌が増えることにより、慢性疾患の予防、血圧や血糖値の低下、そして免疫力の強化などにも働きかけてくれます。
マコモはすぐれた体内浄化作用も持ち合わせているので、アトピーや切り傷などに最適だともいわれています。

たまには、いつもは摂らない珍しいものを食して、新たな心身の糧としましょう。^^
今日の水曜会の限定メニューとして、食べてみましょうね。^^v
マコモ茶はあまり多くないので、ご来客には水出しの黒烏龍茶をお出ししましょう。w

カウンセリングを終え、土用干しなどの家事雑事を終えて、料理も完成。
気を落ち着けて、快晴の陽気の中で瞑想しつつ、ご来客をお待ちしましょう。

2.今日のメニューは、以下の9品です。
1.しらはマコモの塩コショウ、醤油、味醂、胡麻油炒め。
2.茹がきブロッコリーの温サラダ、手作り胡麻ドレッシングソースを添えて。
3.塩湯がきしゃきしゃきメークインの温サラダ。
4.鶏ミンチ、玉ネギ、フライドガーリック、ケイジャンスパイス、タイ・プリック入りつくねバーグ、青紫蘇葉を添えて。
5.豚ロースのガーリック風味二口カツ。
6.粗びきミンチ、絹揚げ、ニンジン、シメジ、長ネギのオイスターソース・ナムプラー炒め。
7.水菜、白菜、春雨、骨付きぶつ切り鶏の鶏ガラだしスープ。
8.アオリイカのガーリックソテー、プチトマトを添えて。
9.ブリカマの塩焼き、柚子を添えて。