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月別アーカイブ: 2015年1月

11月11日、上卯の祭、水曜会

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本日は11月11日、ぞろ目に士が重なって、めでたかるべき日で個人的には祝日にして欲しい日です。w
9月9日も五節句の一つ、重陽の節句なのに、休日じゃないのが釈然としませんが。^^;

今年の今日は、立冬過ぎて初めての卯の日で、松尾大社では「上卯大祭」が行われます。

全国の和洋酒、味噌、醤油、酢等の醸造業はもとより、卸小売の人々も参集し、盛大に醸造安全を祈願し、
大社から、大木札(だいもくさつ)を受けて持ち帰り、各々の蔵に奉斎する慣わしです。
この日は、神前に数々の銘酒・醤油等が御供えされ、これがお年始に振舞われるわけです。

また4月の“中の酉の日”には、醸造完了を感謝する中酉祭(ちゅうゆうさい)が執り行われます 。
松尾大社には、「千歳講」という江戸時代からの講があり、この講員に対しては上卯祭から中酉祭まで、
醸造安全、家内安全、業務繁栄等の祈願が毎朝欠かさずなされています。

元来、卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味しているので、古来より酒造りは「卯の日」に始め、
「酉の日」に完了する慣わしがあり、このお祭りの日取りもこうした昔からの慣習によるものですね。

私は「護持講」の講員で、「醸の会(醸造文化顕彰会)」の会員でもありますが、
酒造・酒販の仕事ではありませんので、「千歳講」とは無縁ですけどね。w

それでも私は、「醸造祖神」たる松尾大社の地元のせいか、酒との縁は切れませんねえ。(違爆)

京都には、こうしたあまり一般には知られていないお祭りが、地域のあちこちに多いものです。

先だっての日曜日は、訊ねて来てくれた友人、羽野さんと鹿王院から奥嵯峨を巡りましたが、
鹿王院境内の三社神社で火炊き祭が行われていて、どうぞ、どうぞと地域の人に誘い込まれました。w
美味しいおでんと竹の燗酒を無料で振舞われ、恐縮しつつもありがたく頂戴しましたが。(笑)

今度は、翌年2月8日にも火炊き祭をするので、どなたでも是非来てくださいとのことでしたので、
鹿王院の庭を観賞したり、瞑想したりの後で、直会(なおらい)するのもいいですね。^^

お酒の縁にも感謝して、今夜は羽野さんに戴いた「吟醸 〆張鶴」で、宴をしましょう。^0^
明日が旧十月朔日で新月なので、今宵の闇夜を明るく、温かく、一隅を照らすのだ。w

3日後、14日の土曜は11月度の気の科学体験講座を開催しますので、その時にもこの吟醸酒、
参加者の皆さんに味わっていただきましょう。^^v
馥郁たる香りと、凛として爽やかな澄み切った味わいですよ。^^

土日はまた雨が降るとか、天気予報が告げてますが、行楽やイベントはやっぱり晴れが好いなあ。
りっぱ、すばらしい。みごとであるさまを、当て字ですが「天晴れ」と書きますからね。

あっぱれの国字は「遖」と書きますが、南が太陽の光を浴びて、明るく、見事であるさまを表す会意文字。
「天晴」を一字で表す字ですが、一般的には滅多と使われないので、読める人はよっぽどマニアック?(笑)

今日の日中、京都は「遖」な秋晴れで、日差しの快い気候でした。
日が暮れ、風が吹くと冷えてきますので、作務衣に素足ではちと寒かろうかと?^^;
今夜は、温かいものを多めに出すことにしましょう。

さて、本日の水曜会メニューは、以下の10品です。

1.胡麻の香り立つ、京シロ菜の炊いたん。
2.玉こんにゃくと椎茸の煮物。
3.ヒジキ、マイタケ、4種豆の炒め煮。
4.長ネギ、合挽きミンチ入り四川風麻婆揚げ豆腐。
5.煮込み豚足の炙り焼き、岩塩で。
6.キュウリの昆布塩汁浅漬け。
7.炒り卵とニンジンのシリシリ。
8.サニーレタスとプチトマトのサラダ。
9.牛バラ肉のニンニク味噌だれ漬け焼き。
10. 豚バラ肉と玉ネギのサムギョップル。

初午、祝日、水曜会

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今日、2月11日は建国記念日ですが、立春後初めての午の日なので、初午ですね。

京都の伏見稲荷大社は、全国四万社とされる稲荷社の総本社ですが、初午祭は最
大の大祭として、平安時代より営々と続いています。

主催神は、宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ)。
この稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めてご鎮座された和銅4年(711年)2月の
初午の日をしのび、ご神威を仰ぎ奉るお祭が初午祭です。

2日前の辰の日に、稲荷山の杉と椎の枝で作った「青山飾り」をご本殿以下摂末社に飾り、
この日を迎える習わしがあります。

伏見のお稲荷さんの初午詣は、福詣とも呼ばれ、前日の巳の日から、ご社頭は参
詣者で埋まり、京洛初春第一の祭事とされています。

社頭で参拝者に授与されている「しるしの杉」は、このとき限定の縁起物で、商
売繁盛・家内安全の御符(しるし)として、古くから拝受する風習が盛んです。

尤も私の場合は、教育大に通った昔々以来、お稲荷さんの護符はもらったことは
ないのですが。^^;

平安時代から人気の高い伏見稲荷ですが、近年は外国人観光客の間でもすごく人
気があるようですね。
トリップアドバイザーによる2013年の「外国人に人気の日本の観光スポット」調
査では2位を、2014年の調査では広島平和記念資料館を抜いて1位を獲得していま
す。

一般的な参拝では、奥社奉拝所くらいまでしか行きませんが、その後ろにも参拝
の道は続き、稲荷山を巡拝できるようになっています。
平日は多くの日で外国人観光客の方が日本人よりも多くなっており、夕暮れのあ
とも稲荷山に登る外国人が多くなってるようですね。

拝観料不要で閉門時間が無いことも人気の理由であり、稲荷山のお山巡りで欧米
人が好むウォーキングができることも高評価の理由だとか。
夜間も本殿付近はライトアップされており、奥社奉拝所までは街灯も完備されて
いるのですが、稲荷山に登るには、途中から懐中電灯が必要ですよ。^^;

行ってみると分かりますが、稲荷の山は、鞍馬や貴船と同じく、魔界のようです。(ワラ)
夜間のお山巡りは、斎戒沐浴して護身法を切り、覚悟して行くべきです。w

お山に登らずとも、奥の院までの無数に並ぶ朱色の鳥居のトンネル「千本鳥居」
は、異界をくぐるような気がします。
1300年の時を経て、多くの信者が奉納していったという鳥居の列は、その数1万
基にのぼり、参拝路を埋め尽くしている眺めは異次元然として圧巻ですね。

今日は、建国記念日の祝日にかぶるので、参詣者も多いことでしょう。
というか、建国記念日って、特に国民の行事ってありましたっけ?^^;
青年会議所の調査では、18歳以上の日本人で建国記念日がいつか知ってるのは、
20%足らずだとか。
そのうち、60歳以上が44・3%と最も高く、25〜39歳が14・9%で最
も低かったそうですね。^^;

日本の建国記念日は、記紀神話がもとになっていて、神武天皇が即位したとされ
る2月11日になっているのですが、小学校教諭時代にも、そのことに社会科で
も触れることなかったし。w

同じ調査でも、約7割が「自国の成り立ちを学ぶ『国史教育』の充実」を必要と
答えたほか、約6割が「日本でも建国を祝う行事を開催した方がいいと思う」と
回答したそうです。
73%が日本に誇りを持ってる日本人ですが、建国記念日などの国民の祝日は、
もっと国民の意識が高まるようなイベントで祝いたいものですね。
ここらは、政府にもよく考えてもらいたいところです。

さて、今日は法則講座の個別レッスンが入りましたので、その後、水曜会にスムー
ズに移行できるよう、料理を早目に調えておきましょう。

そして、早々に出来上がったのは、以下の9品です。

1.菜の花の辛子甘酢ゴマ味噌和え。
2.鶏ハツとホワイトブナピーの味醂醤油山椒炒め。
3.茎ブロッコリーの辛子マヨ醤油和え。
4.豚ロースの生姜焼き、サニーレタス添え。
豚を10秒ほど両面炒めてから、紅茶で2分ほど煮て、煮汁を捨ててから生姜味
醂醤油で炒めたのですが、紅茶のタンニンが肉を柔らかくジューシーにしてくれ
たはず。^^
5.大根、豆腐、お揚げ、水菜の味噌バター鍋。
6.昨日のすき焼きのダシで、オカラ、人参、ヒジキ、刻み揚げのいづみ式おから炒り煮。
7.鶏のキンカンの餡かけ、九条ネギ散らし。
8.すき焼きの麩、ニンジン、シメジのいづみ式卵とじ、菊菜散らし。
9.ベーコンと春キャベツ、摘み菜のソテー。

建国記念日と初午を祝して、今夜は一献傾けましょう。^^v

本日、第二土曜、気の講座

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一昨日あたりから、暑くなってきましたね〜。^^;
今日、明日の京都の最高気温は、35℃とか。。
流石にエアコンを除湿にして、不快指数を緩和してます。w

酷暑の候といえば、7月13日初伏、23日中伏、8月12日末伏の三伏の砌(みぎり)に入りますね。
これも陰陽五行が基で、夏の火気が、金気の庚日を犯すのが三伏の日となります。

古来は、種蒔き、男女の和合、遠出、療養を慎んだ由来があります。
韓国では、サムゲタン、ユッケジャン、ポシンタンなどを薬膳として食する日ですね。

朝鮮ニンジン、ナツメ、ニンニクなどで煮込んだ若鶏や、宮廷料理であった犬肉の熱くて辛いスープなどですが、
ポシンタンは「補身湯」と書くように、気を補う処方が、韓国の漢方では多いようです。

十全益気湯や補中益気湯などが、喫茶店で出されてるのにびっくりしたことがありましたが。w
古典的な夏バテには、これらの漢方薬は、著効がありますね。

確かにそうした夏バテはあるものですが、現在の日本では、むしろ冷え型の夏バテが多いものです。^^;

自然の運行に逆行してクーラーで身体を冷やし、冷たい飲食で胃腸を冷やすことが原因で、
食毒や水毒、表熱裏寒の体調不良になる人が、ますます増えてるようですよ。w
余分な毒となるものを排出(瀉)するよう、身体の水はけを良くしたいものです。

胃腸機能の低下や下痢を伴う症状には六君子湯、水毒には五苓散、腹部が冷えて下痢があるなら人参湯などが効果的。
ただし、あまり身体を冷やさないよう、飲食や室内環境を工夫することが予防にも治療にも大事です。

陰陽五行では、立秋直前までの約18日間が「土用旺事」、略して「土用」に入ります。
今年は7月20日から8月7日が土用期間ですが、この期間がいわゆる「暑中」になります。

「土用三郎」と称して、土用の入りから3日目が晴れれば豊作、雨なら凶作という占事がありますが、さて今年の豊凶や如何に?w

土用は、基礎工事や壁塗り、耕作など、土を犯すことを忌んだものですが、これは今でも工務店などに引き継がれている風習でもありますね。

夏の土用は、卯・辰・申の日が、土用の間日ですので、7月26,27,31日、8月7日は差し支えの無い日。
陰陽道では、土を支配する土公神(どくじん)が、天の文殊菩薩の元へお出かけする日が間日だとか。w

土用の虫干しで、衣服に風を通して、湿気を取り去り、防虫したり、土用灸で夏バテの予防や胃腸の調子を整えたり、柿の葉などを風呂に入れて薬湯で汗を流したりと、土用の風習も色々ありますね。

土用といえば丑の日が有名ですが、今年は7月24日の他に、二の丑があり、8月5日も丑日です。
平賀源内の呪によって(笑)土用の丑の日は、うなぎを食べることが現在もポピュラーですが、元来は縁起物で「う」のつくうどんや瓜を食べたり、黒いものを食したものです。

黒は五行では玄冬の黒、夏には枯れる冬の気を採り入れる法です。

確かに、ウナギは「う」のつく黒いものですから、効果的ですが、ウナギは今年も高いですね。^^;
中国産は安いのですが、病死肉や色づけのために有毒なマラカイトなどが飼料に入ってることも多いので、
買わないことにしています。w

焼き梅干しや冬瓜なんかは、理に適ってるし、安いのでより効果的かと?^^

7月7日からは未の月に入り、年月に未の重なる今年の焦点月ですね。
表裏の十二運、九星の配備からの課題律を知って、夏の活動をより効果的にしましょう。^^v

そんなこんなと講話の内容を考えつつ、懇親会の料理が出来上がりました。
冷やすべきは冷やして、夕刻からは和気藹々と楽しみましょう。^^v

今日のメニューは、以下の10品です。
1.黄色と緑のズッキーニ、プチトマトのサラダ、ワサビヨーグルトドレッシング掛け。
2.タコの叩き、千切り大根、大葉、新玉ネギ添え、もみじおろしポン酢で。
3.セロリ、大根、人参、玉ネギ、ブナシメジ、ホワイトブナピー、鶏手羽元のカレー。
4.月のうさぎコンニャク麺、レタス、黄色丸ズッキーニの冷やし中華サラダ。
5.揚げ出しナスのミョウガ散らし。
6.龍彌の海水浴土産、黒ムツの稚魚のから揚げ。
7.中華風クラゲと胡瓜の和え物。
8.鶏皮のパリパリ揚げ。
9.ヒジキ、タイ・プリック、鶏ミンチのピリ辛つくねバーグ。
10.いづみ式ヒジキと4種豆、ブナシメジの炊いたん。

食前酒には、すしてつの佐藤さんから戴いた、さっぱりした梅酒から始めましょうか?^^
龍彌誕生の砌に作った、23年物の梅酒もありますので、ご遠慮なくどうぞ。^^v

本日第二土曜日、気の講座

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4月6日に八専に入り、桜散らしの雨が多かったですね。
八専終りは17日ですが、この日が土用の入りとなります。

春の土用は、立夏前日までの18日間ですから、5月5日までが土用期間。
土用は季節の境目に当たり、土の気が盛んになる期間です。
基礎工事や土木工事など、穴掘りや土を動かしたり、犯したりすることが古来より忌まれていたものです。

今でも着工は、土用の間日を選んで施工するところが多いですね。
間日は、春の場合、巳・午・酉の日に当たり、4月23,24,27日、5月5日になります。

陰陽道にいわく、土用は土公神(どくじん)が地を支配する期間で、間日には天の文殊菩薩のもとへ出かけるので着工してもバチが当たらないのだとか。w
土公神は、十二天の一つ地天(じてん)、堅牢地神と同義です。

密教や仏教の良さの一つに、神仏の姿が拝めることが挙げられますね。
地天の姿ってあまり見たことないので、原点を探ると、ヒンズー教のプリテイヴィーという女神だと分かりました。

いわゆる母なる大地の神、地母神(ちぼしん)ともいわれる存在で、これならバリ島でお目にかかったものです。^^
雷神インドラ、火の神アグニのお母さんです。
1.インドネシアのプリテイヴィーのお姿。

土用は、殺生も禁忌事項でしたが、旅行を忌む風習もありましたね。
気学では、土用殺と称して、春の土用は南東がそれに当たり、五黄殺と同じ凶意があるとか?w
土用期間は、吉方位に出かけても吉作用が減退するので、旅行を凶としたのでしょうね。^^;

農業や林業で、土を休ませるのは自然に優しく、良いことでしょう。
それに対して、花見でもゴミ散らかしっぱなしの中国人旅行者の多かったこと。−−;
人にも、環境にも、優しくあることが善ですね。

夏の土用は丑の日に「う」のつくモノや黒いモノを食べることが有名ですね。
土用の丑の日にうなぎを食べるのは、一挙両得。(笑)

その伝でいえば、春の土用は戌の日に「い」のつくモノや白いモノを食べることが縁起物になります。
今年の土用では、4月28日が戌の日に当たります。

これは元来、陰陽五行の養生訓で、夏の土用には冬の黒気を摂り入れること、春の土用は秋の白気を摂り入れることが効果的だと云う理です。
秋病春治で、秋に症状の出る病気は、春から根治を目指しましょう。^^v

冬に腎を病んだ人は、大体春に癒えるものですが、春に良くならなければ、夏の土用にひどくなります。^^;
一日のうち、夕方に症状が悪化し、夜半には軽減するのですが、乾燥は禁物です。w

部屋は加湿し、小まめに水分を補いましょう。
苦みのある食養生を続けると、冬には良くなると黄帝内経に記載されています。

今、鼻炎など花粉症の症状がある方は、後一か月の辛抱ですね。
甜茶やシジュウム茶、紫蘇茶などで症状を軽減しましょう。

さて、本日は4月度、気の講座です。
懇親会の料理は、ほぼ出来上がりました。^^v

2−1.サニーレタス、レタス、紫玉ネギ、プチトマトのサラダ、イタリアンドレッシングで。
2.鶏肩肉のスパイシーから揚げ、レモンを添えて。
3.豚骨、鶏骨のコラーゲンたっぷりカレー、ジャガイモ・ニンジン・玉ネギ入り。
4.豚ロースと春キャベツのカレー風味オイスターソース炒め。
5.タイプリック・フライドガーリック・エノキと鶏ミンチのつくねバーグ。
6.カニカマ・豆腐・卵のフヨウハイ、ネギの水晶餡掛け。
7.鶏胸肉のピカタ、チリケチャップソース添え。
8.豚カツと春キャベツのサラダ。
9.キュウリと柚子大根の昆布塩水漬け物。
10.沢庵の花びら盛り。

11.冷蔵庫には、九条ネギのヌタ和え。
12.人数と気分次第で、新玉ネギのバター醤油蒸し。

甜茶の準備も完了。
お話しする内容を脳内でシュミレーションして、出発を待ちます。^^v

時の記念日、下弦の月夜の水曜会

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本日6月10日は時の記念日ですね。
小学校の教諭の頃は、何かと生活指導や歴史などの素地指導に役立てるため、
また今日の一日を大事にと折に触れて今日は何の日などと調べてたものですが、今は昔、大昔。(笑)

時の記念日は、1920年に東京天文台と生活改善同盟会によって制定されたました。
日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、
時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられたとか。

由緒正しい記念日ではありますが、祝日ではもちろんありません。w

由緒というのは、日本書紀にあり、天智天皇十年四月辛卯条の記載に依ります。
天智天皇10年4月25日は旧暦ですので、新暦のグレゴリオ暦に直すと671年6月10日になります。

「漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始めて漏剋を用いる。
此の漏剋は、天皇の皇太子に爲(ましま)す時に、始めて親(みづか)ら製造(つく)りたまふ所なり」
とあり、日本初の時計が鐘を打った日が6月10日であることからこの日となったものです。

なお当時、「漏尅」すなわち「漏刻」というのは水時計のことです。
日時計なら夜の時間は分かりませんが、容器に水が流入か流出するようにして、
その水面の高さの変化で時をはかる水時計なら、時の番人も仕事しやすいですね。
1981年に発見された飛鳥寺の西にある水落遺跡がその遺構と言われています。

時は千金の価値あり、時間を上手に駆使することは、技能や成績の上達には不可欠な条件です。
2時間もの時刻を集中して記憶したり脳作業するより、15分を分散して8回捻出して集中する方が、
学習効果は極めて高いものです。

脳波がミッドアルファの集中した変性意識にならない限り、ベータ波やファストアルファ波の状態では、
ヒトの集中時間は15分が先ずは限界ですから。^^;
2時間ドラマを観て、結局脳に残るのは、戦略通りに繰り返されるコマーシャルだったりして。(ワラ)

知識技能を高めようと努力する人は進化成長を目指す志あって見事ですが、三日坊主も多いものです。
そういう場合、連続三日坊主が良いですよ。
簡単なことで、三日以内にまた始めたら良いのです。
断続しても百日のトータルは、きちんと何か大事なことが残るものです。

何していいか、何が向いてるか不明な人は、百面三日坊主を続けましょう。(笑)
何かヨシと思って始めて飽きたら、三日以内に何か違うことを始めてみれば良いだけです。
百の物事に当たれば、何かに気づき、縁の作用で何かがきっと変わるはずですからね。^^

今日、明日は、一粒万倍日でもあります。
手元にある僅かなものから、新しく始めることが万倍にも実るとされる選日ですから、
新しい物事をスタートするにはもってこいの縁起良い日ですね。^^
連続もしくは百面の三日坊主、始めてみませんか?(笑)

さて、近畿は梅雨入り宣言されましたが、今日の京都は夏日の晴れです。
八専入って、丁巳の日ですので、干支ともに火が重なって暑いのは当たり前?w
布団やマットを干し、風を通してますが、家の中では未だクーラーは不要です。

今夜は下弦の月ですので、暑くなっても夜涼みの月見には適しませんね。^^;
下弦の運行は太陽より6時間進んでいて、午前0時にのぼり12時に沈むため、深夜過ぎから未明に見やすいからです。

こういう半月の頃は、事故や人為的ミスが発生しやすいので気を付けましょう。
八専終りの16日は新月で、これからさらに月は細って行きます。
心身の毒気を抜いて、デトックスを始めるには良い頃ですね。^^v

今は昔、十五夜,十九夜,二十三夜などの月齢の夜は、人々が寄り合って飲食をともにし月の出を待つ行事がありました。
月待行事のなかでも最も盛んに行われたのは、二十三夜待ちだったそうです。
三夜様とも三夜供養ともいいますが、月待のマチは、神のかたわらに待座する意味で、この夜には神の示現があると信じられていたとか。w

暦の旧暦二十三日は昨日でしたが、下弦の弓張り月の今夜、良い子は0時には寝るようにしましょう。(笑)
眠れぬ大人は月待ちし、弓張り月に願いの矢を託し、イメージで天に放って神に届けと呪するのもよいでしょう。(ワラ)
この季節の養生は、早起きにありますので、その点だけはお心得くださいね。^^;

細切れの時間を活用して、ここまで書きましたが、早や料理も調いました。
今日の水曜会の料理は、タイ料理と和食のコラボで、11品拵えました。
今日も、時間を大事にして、気持ち早目に始めることにしましょう。^^v

1.紫玉ネギのスライスサラダ、手作りのポン酢かイタリアンオリーブオイルドレッシングで。
2.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズで。
3.丸茄子の田楽焼き。
4.青茄子と豚肉、しし唐、プリック入りのタイ風ナムプラー炒め、マクワ・パッ・ムー。
5.鶏ミンチ、玉ネギ、タイプリック、カレー粉、ガラムマサラ、ガーリックのつくねバーグ。
6.新玉ネギのレンジ蒸し、ポン酢、パルメザンチーズ、オリーブオイル掛け。
7.鶏胸肉のカツ、ガイ・トート。ナーム・ニャオを付けて。
8.ホタテ貝の剥き身、味醂醤油下地のマヨネーズ焼き。
9.豆アジの南蛮漬け。
10.イカのガーリック・塩コショウ焼きと小松菜、卵の炒めもの合わせ。
11.ササガレイの若狭焼き、ポン酢でどうぞ。

本日、年度初、気の講座。

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1月10日、京都の今日は、十日戎と安井金比羅宮の初金毘羅祭が行われますが、
第49回京の冬の旅、非公開文化財の特別公開が始まる日です。
東寺五重塔や智積院、竜安寺、六道珍皇寺、仁和寺などなど、14の寺院が特別
公開を行い、3月18日まで公開されます。

3連休、寒い冬の京都も賑わってほしいものです。
今日は第二土曜日ですので、桂西口会館では、気の科学体験講座を開催。
今年初の講座になりますが、人数はともかく(ワラ)盛況を願いましょう。
恵比寿にちなんで、笑顔多く、縁起も良くなりますように。^^

今回は、黄帝内経から読み解く今年の傾向や、気学九星の各々の課題律などをお
話ししようと思います。

人体の手足には、三陰三陽の正經十二経の気のルートがありますが、陰陽6順の
循環律と五行の大過・不及、十干十二支の循環法則を知っておくと、健康と運気
を良くすることに活用できますね。

そもそも、運気とは、「五運六気」の略語で、五運は五行(木火土金水)の運行、六気は「風熱湿火燥寒)の気象の変化をいい
ますから。

整体と気功、リラクゼーション瞑想の後は、懇親会です。
一陽来復、陰極まって陽となるよう、根菜をよく用い、玄冬の水気、腎を補うべ
く金気の白、身体を温める赤と黒を意識して工夫してみました。

できあがった料理は、次の12品です。

1.鴨ロースとサニーレタス、ロケットトマトのサラダ。
2.白菜の温サラダに手羽先の照り焼き、イエロートマト添え。
3.豚ヒレ肉とニンジン、紫玉ネギの彩り酢豚。
4.福井風、丸大根と丸餅のお雑煮、どっさりカツオ節を掛けて。
5.蕪の生姜餡。
6.冬瓜、人参、ソーセージのカレー。
7.釜揚げしらすの辛い大根おろしポン酢掛け。
8.ナゾにシシャモ(ワラ)、後で焼きたてにレモンを添えて。
9.トラウトサーモンのカマ焼き。
10.ヒジキと刻み揚げ、3種豆の炊いたん。
11.黒豆の炊いたん。
12.金毘羅にかけて、ゴボウと胡麻の甘辛キンピラ。

エビスビールにプレミアム、紅白のワイン、炭酸も冷えています。
常温では、ブレンドした芋焼酎あり、純米大吟醸酒あり。
黒烏龍茶も用意しました。

さて、例によって雨もやみ(笑)2時からの開催をお待ちします。
追い手に帆かけて、気心軽くお越しください。(笑)

10月10日、10月度気の科学体験講座

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本日は第二土曜日、日曜、体育の日と3連休の初日ですが、月例の気の講座開催日です。
大安にてお日柄もよろしく(笑)、午後2時開会ですが、楽しい一日を過ごしましょう。^0^

秋は西方、金気に属し、五行の色は白、五情では悲、五臓は肺で、腑は大腸、根は鼻、悪は燥、変は咳。
喘息や呼吸器系のトラブルが生じたり、気分が落ち込んで悲哀の憂いも出やすいシーズンです。
五主は皮膚粘膜にあり、皮膚への刺激で心身の調子が良くなる方法を実践しましょう。

これから冬に向かって、冷えはますます進んで行きます。
気血水を動かし、秋の気に適応し、冷えや苦痛を治す経絡指圧法も試してみましょう。
読書の秋ですが、乾燥の気と金剋木の理で、目が弱りやすいシーズンでもあります。
視力回復に役立つ手足の経穴を刺激する効果的な方法もお伝えしましょう。

最近、副腎疲労症候群によって、心身の気力が低下して疲れが抜けなかったり、鬱的な症状が出る方が多くなっています。
副腎は腎臓の上にある、ピラミッド型の臓器で、ストレスを打ち消すホルモンを分泌しています。
副腎が疲れてくると、このホルモンが出にくくなり、ストレスに対抗できなくなり、疲労やうつ症状が出てきます。

胃腸や副腎の調子を良くし、免疫力を高める、手三里と曲池のツボ刺激、
副腎系に右合谷、膀胱系に左合谷を用い、陰陽の経絡に気を通す法も効果的ですのでお試しください。

乾燥が進むシーズンに対応して、肌と肺に良い湿度60%前後の環境作りもこれからの大事。
秋の風水についても、考えてみたいですね。

10月8日から11月7日が今年は丙戌月になりますが、未年、戌月の刑と変化について、
起きやすい事象と、因果律上うまく活用して良い変化をもたらす方法も講じてみましょう。
1,4,7,10月に働く仏縁とその活用も、お伝えしたいことの一つです。

今日、明日は、西院の春日祭で、明日の法則講座が終わったら、夕刻から祭風情を楽しむためにも、
特に公的分野ではフルに活動したいものです。w

昨日、リビングと客間のカーペットと座布団を新調して、部屋も暖かくなりましたので、
講座を終えての懇親会も楽しみですね。^^
私の生活、どこまでが公で、どこまで私的か、自分でもよく分かりませんが。^^;

シチューは一晩寝かした方が旨いので、昨夜作っておきましたが、買い物に行かねば。
冷蔵庫の調子が悪くなり、あまり冷えなくなったので、今、大量には仕舞えませんね。^^;
コンデンサー?など修理には7万円ほど掛かりそうなので、木曜にはこれも新調しましょう。(泣く泣くw)

さすが、夫婦ともに劫財巡る月で、羽音を立てて紙幣が飛び立ってゆくようです。(ワラ)
四柱推命では、劫財は食神を生み、食神が正財を生みますので、衣食住遊の生活、特に資産的な物を
対象として生活環境を整えるのに金銭が出て行くのは自然の理かも?w
数理数命の因果律では、今年入手した物は生活の基盤となる傾向が働きますので、それも良し。w
歯の治療にまたゲゲっというほど物入りですが、マーフィーの法則か、出るときは出るし、重なるときは重なるもの。^^;
食材や消耗品に関して無駄のないよう工夫して、余計な出費を控えるとしよう。。

買い物終えて、珍しい素麺瓜が出てましたので、カボチャと食べ比べるのもいいですね。^^
相変わらず、青物野菜が高いので、そこらも工夫してみました。w

斯くして出来上がったのは、以下の12品です。
和気藹々と、気心交えて、夕刻からの懇親会を楽しみましょう。^^v
1.刻み干しエノキ、日光浴玉ネギ、ジャガイモ、人参、ソーセージのチーズ入りホワイトシチュー。
2.カボチャと蒸黒豆の煮合わせ。
3.素麺瓜と油げ揚げの炊いたん。
4.ロース豚カツ。
5.キャベツのサラダ、プチトマト添え、ワサビヨーグルトドレッシングで。
6.黒豆もやしのナムル。
7.茎ワカメとキュウリ、赤パプリカのサラダ、手作り胡麻ドレッシングで。
8.ヒジキ、シメジ、人参、4種豆の胡麻油炒め煮。
9.鶏ミンチ、玉ネギ、フライドガーリック、タイ青唐辛子のプリック入りつくねバーグ。
10. 手羽元のフライドチキン、レモンを掛けるか、タイのナームニャオを掛けてガイ・トートに。
11. 鶏ハツ・レバーと小松菜のタイ・タクミソース炒め。
12. ベーコン、海老名高原ソーセージ、2種チーズのナポリ風ピザ。

大阪、京橋、飲み歩き

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美癒亭キッチンは木曜が定休で、春から夏物の服を買いに、いづみに新大阪まで連行されました。w
マノンレスコーというブティックは、服だけではなく靴や小物も揃う店で、もう20年以上の付き合いとか。

これも合う、これも可愛いと勧められるものを、判定選別するのが私の仕事です。w
結局、4点の服、1点のパンプスを買いましたが、世の男性伴侶はどうしてるんだろう?
女性の買い物に同行するのは、いささか煩瑣なものですねぇ。^^;

苦を伴う事には、後の楽を励みにすることが効果的。(ワラ)
そこで、大阪飲み歩きじゃ。(爆)

新大阪からJRで京橋に出かけました。
大阪では、梅田、新世界、十三、天満に続いて、ここは初体験です。
梅田界隈をキタ、難波界隈をミナミというのに対すれば、京橋はヒガシに当たります。

時刻は4時ごろでしたが、なかなか熱いところですね。
中国人はあまり見かけず、おじさん方の多いこと。(笑)
京橋駅前から歩いて5分足らずに、幾多の立ち呑みや昼から開いてる居酒屋が沢山あります。

1.先ずは「魚介(うおすけ)京橋」という店に踏み込んでみました。
立ち呑みですが、「名物、天然生マグロ、旨い!」の暖簾が掛かっています。

2.マグロのノド肉直火焼き390円、マグロの角煮はなんと10円!
芋焼酎白波250円、新玉ネギのスライスとエビ天2本がそれぞれ190円でした。
女性2名で切り盛りしてますが、煮付けもあっさりと京風で、焼きも香ばしく満足です。^^

トイレに行きたいということで、近くの店に入りました。
3「商標 新橋 へそ」という看板のこのお店。
テーブル席なら一品200円の突き出しが出るのですが、基本立ち呑みのようです。

4.おでんは大根とスジ肉を頼み、全品90円で、味はここも天満と違い京風です。
国産牛カツ、レンコン串揚げは小ぶりで各130円。
6時までは角ハイボールが一杯目100円!二杯目からは280円です。

牛が食いたいと願ってた私、すぐ近くに良い店を見つけましたよ。^^
5.肉処、立ち呑み処、近江牛肉料理、「多聞」がそれです。
ママさん一人がテキパキ切り盛りしてますが、肉の品質、調理法がお見事でした。

6.多聞ステーキはフライドガーリック、水菜サラダが盛られ、レリーレアの柔らかな仕上がり。
これで600円は値打ちがあります。
ハツ刺し400円、角ハイボールは300円、バラ刺しが450円でした。

食品衛生法で生の牛肉はそのまま出せず、アルコールか熱を加える処置が必要ですが、
生肉の甘み旨みを損なわず、生臭さもまるで無く、良い仕事してます。^^

時刻は6時を回り、最後にもう一軒行こうということに。w
7.「京屋 ミヨシ正宗 直売所」という暖簾と看板の掛かった「京屋本店」へ。
外といい、中といい、まさにレトロな昭和の風情です。

8.芋焼酎はたっぷりとコップに入って280円。
サバの生寿司250円、牛ハラミとホルモンの串焼き各150円、変わったところでドジョウの唐揚げ350円。
後で、うまき200円を注文しましたが、品数も相当多い店で、壁に掛かったくすんだお品書きを見るところ、昔からの値段が変わってないのでは?
7時付近には、サラリーマン諸氏で満杯でした。

京橋は東京でいうと、新橋と五反田をごちゃ混ぜにした感じの街だとか。
サウナ、グランシャトーが昔、「京橋は~ええとこだっせ♪」とテレビ宣伝してたような?
また、踏み込んでみたい街ですね。^^

帰宅し、直会(なおらい)の飲み直しして暫し、いづみはツブれて寝ましたが^^;
見知らぬ場所を訪ね、刺激的で充実した一日でした。

営気を養い、脳にも刺激を受けて、明日の4月度気の講座に備えます。^^v

白露翌日、重陽の節句、水曜会

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昨日9月8日は、太陽黄経が165度のときで、二十四節気の「白露」でした。
この日から、次の節気の秋分前日までが白露の期間となります。

「暦便覧」では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」とあり、
大気が冷えてきて、朝露ができ始めるころですね。

初候は、草露白(そうろ しろし)で、草に降りた露が白く光り、
次候は、鶺鴒鳴(せきれい なく)で、鶺鴒が鳴き始め、
末候は、玄鳥去(げんちょう さる)で、燕が南へ帰って行くとあります。

朝方は、特に秋の冷えが始まって来ましたが、昨日から今日は台風の影響で、雨が続き、
草木の露珠を見て、しみじみ思う天候ではありませなんだが。^^;

タイ在住の友人、徳原さんは台風のため、帰国便が6時間半ほど遅れるそうですが、
ホテル移動ではなく、ブランケットを配られての空港待機だそうで、お気の毒様です。^^;
身体がガチガチに固まってそうなので、水曜会に来られたら先ずヒーリングしましょう。

9月9日の今日は、重陽の節句です。
五節句の一つで、節句を締めくくる行事として昔は最も盛んでしたが、今日では影が薄くなくなってるような?

五節句は江戸時代に制定された式日(祝日)で、そのうち4節句は今日でも風習になってますね。
1月7日の人日の節句で七草粥を祝い、3月3日の上巳の節句で桃の節句の雛祭り、
5月5日の端午の節句で菖蒲、粽を祝い、7月7日の七夕の節句で笹を祝う。

古来より、東洋では奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考えてきました。
その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、
お祝いとともに、厄祓いもしてきたものです。

中でも一番大きな陽数、9が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、
菊の節句として、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。

菊は古来より薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。
また、他の花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれていますね。

元来、重陽の節句は中国由来の行事で、日本では平安時代に貴族の宮中行事として取り入れられました。
当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて厄祓いや長寿祈願をしたそうです。

これが時代とともに民間にも広がり、庶民の間では「御九日(おくんち)」と呼ばれて親しまれ、
秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。
有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、今でも新暦の10月に開催されています。
佐世保の杏薬局、徳永さんとこはどんな祝い料理がでるんだろう?w

江戸時代から重陽の節句には、栗ごはんを食べる習わしがあり、「栗の節句」とも呼ばれています。
が、糖尿病対策で、特に夜はでんぷん・糖質制限してるので、これはパス。^^;

「おくんちに茄子を食べると中風にならない」と言う言い伝えもあります。
秋茄子は身体を冷やすので、生姜とともに用いてみましょう。^^v
幸い、米茄子と鴫茄子が買えたので、これで2品作ってみましょーね。(沖縄的語尾使いw)

菊の花を杯に浮かべて、菊酒もオツなものですね〜。w
食材として栽培された食用菊は、昔から親しまれてきたエディブルフラワー(食べられる花)で、
おひたし、お吸い物、サラダなどに使えます。
お刺身の盛りつけでお馴染みの黄色い菊は、見た目の美しさだけでなく、優れた抗菌作用で防腐効果があります。
お棺にも入れるほどですから。(ワラ)

ところが、本日、重陽の節句というのに、どこのスーパーでも食養菊は売ってませんでした。−−
友人のため寿司を握るのに、刺身でも買えば付いてるかな?と確認したら、海藻が付いてた。^^;

菊菜が売ってたので、華やぎはないが、これで一品作るとしましょーね。w
札には「春菊」と書いてあったが、これからのシーズン、菊菜と書いてほしい。(と思うの、ボクだけ?^^;)

どうも重陽の気分には欠けるので、9月は酉月ということで、鶏の料理も2種ほど料理してみよう。w
明日は急遽のカウンセリングやヒーリングがなければ、雨上りの遊行して、外の宴がしたいものです。

言葉と構成に悩み、サボりにサボった著作の原稿も、雨で籠もってたせいもあり、再開しました。w
こうしてブログとかの駄文に時間を割きつつも、年内には全項を書き上げたいものです。^^;
美人編集者でも通い催促してくれれば、もっと捗ると思うけど。(ワラ)

例によって、そうこうするうち、時間を分割活用して、今日の仕事と料理も調いました。^^
今日の料理は、以下の13品です。
1.菊菜、豆腐、すり胡麻、和だしの白和え。
2.モロヘイヤの天ぷら、好みで塩か天つゆで。
3.葉唐辛子(木ゴショウ)の炊いたん。
4.赤・青万願寺、じゃこ炒め煮。
5.メバチマグロの握り。
6.山椒香る、ニシンと鴫茄子揚げの合わせ煮。
7.胡麻香る、米茄子の田楽味噌焼き。
8.いづみ式餅と半熟卵の2種巾着とシイタケ・ニンジンなどの和風煮込み。
(美癒亭キッチンのおでんの半熟卵もそうですが、温め直しても半熟を維持するのはコツが要ります。^^;)
9.丸ごと玉ネギの冬瓜・ニンジン・セロリ入りカレー煮込み。
10.鶏もも肉のガーリック・パルメジャーノチーズ・カツレツ。
11.鶏のハツとレバニラ炒め。
12.茹で豚足の炙り焼き、好みで酢味噌か塩を添えて。
13.豚ロースのガーリック・ピカタ。

大根炊き、花灯路控えて、本日水曜会

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京都はここ3日ほどは、雲一つないほどの快晴の日が続いていますが、冷えも厳しくなってきたようですね。
12月に入っての京都の風物詩には、「大根焚(だいこだき)」があります。

千本釈迦堂(大報恩寺)では12月7・8日で行われましたが、今日、9日は鳴滝の了徳寺で営まれます。

了徳寺では毎年12月9日、10日の報恩講には、前日から準備された約三千本の大根が御門徒方の奉仕で早朝より大鍋で焚かれ、
約一万人の参拝者に振る舞われますが、本堂にまつられた親鸞聖人の御木像には、昔ながらの塩味の大根焚が御供えされるのです。

昔、親鸞聖人が愛宕山にある月輪寺に師である法然上人の遺跡を訪ねた帰りに了徳寺を訪れ、村人たちに教えを説きました。
その教えに感動した村人たちが、お礼に塩味の大根を炊いて差し上げました。
親鸞聖人は村人たちがつくった大根煮に大変喜び、すすきの穂を筆代わりにして、鍋の残り煤(すす)で「帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」という十字の名号を書いてそのお礼として残されました。
この「すすきの名号」を徳として報恩講が毎年行われ、その時に出される精進料理がいつの頃からか「大根焚」の名になり、世間に広くお寺が知られるようになったそうです。

親鸞聖人に大根がご馳走されて以来、一度も途切れることなく行われている大根焚ですが、冬は根菜を摂るのが良いですね。
22日の冬至を目指して、陰気はますます盛んとなり、陽気が減って行きますので、意識して根菜から陽気を養いましょう。

千本釈迦堂の大根焚きは聖護院大根で、鳴滝了徳寺のは篠大根ですが、いずれもビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富です。
大根の約95%は水分なので、浮腫み取りや、ダイエットにはもってこいですね。w

昔から大根は薬効がある野菜として知られ、消化不良、胃酸の過多、胃炎、胃潰瘍、咳や発熱、頭痛、のぼせ、二日酔いに良いと言われています。
それらの薬効は、主にアミラーゼ酵素とビタミンの働きですが、いずれも熱には弱いので、大根おろしにすると効果的ですね。

そこらを含めて、今夜のメニューを考えてみましょう。w

了徳寺の大根焚では、切るのは女、煮るのは男の仕事で、加減はすべて口伝で申し送られているそうです。
例えば、雨の少ない年には煮ている途中で水を足すなど、たくさんの大根を炊くのは大変難しそうですね。

家で作る場合には簡単ですが、了徳寺のように男女がそれぞれの分を尽くし、和合して作るのは良いですね。
我が家の場合、もっぱら作るのは私、食器洗いは妻という協力体制ですが。w

それにしても冷え込みが厳しくなると、風物詩見物に出歩くのもおっくうになりがちですね。^^;
身体も動かして血行を良くするべきですが、このところもっぱら、酒で血行を良くしてるような?(自爆)

少し昔、嵐山では冬になると、店は早仕舞いするわ、暗くて人も居なくなるわでしたが、10年前から新しい風物詩ができました。
嵐山花灯路がそれで、11日から20日まで、嵐山・嵯峨路がライトアップされます。
2500基の露地行灯が総延長約5kmの路に彩りを添えますが、法輪寺、天竜寺宝厳院、常寂光寺、野々宮神社などもライトアップして夜の特別拝観があります。

今年の秋は、京都の紅葉はイマイチだったのですが、嵐山の紅葉は遅れましたので、仕舞い紅葉が丁度いいかも?w
土日の人出は相当なものがあるでしょうから、龍彌の人力車も走るのが大変そうです。w
湯割りか酒を魔法瓶に入れて、家から2時間ほど夜歩きするのもいいですね。

今日の予約は変更になったので、昼前にちと、松尾界隈を散歩して来ました。w
風が吹いてないので、陽光うららかで、歩くと少し汗ばむ気候でした。
尤も、一人歩きの時は人より多分に歩行速度が速いからかもしれませんが。^^;

1.嵐山自然遊歩道から、東に東山連峰と比叡山を望む。
2.北に嵐山東公園と北山連峰を望んで。
3.西に松尾嵐山連山を望んで、何処も青空、遊行日和。^^

紅葉もそろそろ仕舞い頃です。
4.松尾公園の紅葉。
5.も一つ、おまけに。w
6.阪急松尾駅東側の紅葉の大樹。

昼間に軽く運動したせいか、腹が減って来ました。^^;
今日は早々に料理を仕上げ、映画レオンでも観ながらご来客をお待ちしましょう。
主題歌、Shape of my heart 好きなんですよ、特に晩秋からこの季節。w

仕上がった今夜の水曜会メニューは、以下の13品です。
7−1.大根の塩・昆布・手羽元・鶏ガラだし炊き上げ。
2.手羽元のタンドリー・チキン焼き。
3.手羽元の炊き上げ、辛子大根みぞれおろし掛け。
4.豚のしゃぶしゃぶ、辛子大根おろし、手作りゆずポン酢掛け。
5.焼き京揚げ、九条ネギ、辛子大根おろしの雪虎。
6.小松菜、シメジ、エノキ、タマゴのタイ風、ドゥチー・エビ味噌・ナムプラー炒め。
7.黒毛和牛の叩き。
8.トマトのスライス、シーチキン・マヨネーズ和え乗せ、荒胡椒散らし。
9.いづみ式鶏のささ身チーズイン・ガーリック風味フライ、豚ロースのほうじ茶燻製ピカタ、キャベツの温サラダ・胡麻ドレス添え。
10. 手作りちりめん山椒。
11. ヒジキ、エノキ、シメジ、4種豆の胡麻油炒め煮。
12. 煮カボチャの豚ミンチそぼろ餡かけ。
13. 白菜、九条ネギ入り野菜・鶏エキススープ