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日別アーカイブ: 2015年1月28日

初不動、初荒神の水曜会

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今朝の京都は暖かでしたが、嵐山は午後4時に雪がちらつき、今は止みましたが
冷えてきました。^^;

今日、28日は不動明王の縁日で、今日は各地で初不動が催されていますね。
京都では、狸谷不動院で、ガン封じにご利益のある笹酒のお接待あり、護摩の火
で温めた青竹の筒の笹酒を、青竹の杯で無料でいただけます。

狸谷山不動院は、天応元(781)年に桓武天皇勅願で平安京の鬼門守護として「〓怒鬼(たぬき)不動明王」様が安置されたことが始まりです。
「鬼を叱る」といわれるほど大変険しい表情をされていることから、悪鬼・悪霊
退散、あらゆる災難を取り除いてくれる不動明王様として、今日でも厚く信仰さ
れています。
狸谷山不動院と呼ばれるようになったのも、ご本尊のお名前に由来しているので
すね。

ここは、宮本武蔵の「一乗下り松」の戦いで有名な地にあるのですが、境内にはその名の通り「タヌキ」の焼き物が多く置かれています。
これは「タヌキ〜他抜き〜他を抜く」ということから、参拝者が置くようになっ
たのが始まりだとか。
他を抜くということから、商売繁盛や芸事上達の祈願に、芸能人やスポーツ選手
も多く参拝に来られています。

28日はまた、荒神さんの縁日でもあり、京都七福神の一つで、日本初の清荒神、
護浄院(きよしこうじん、ごじょういん)でも初荒神が営まれます。

荒神様はかまどの神様として知られていますが、仏教的には、仏・法・僧の三宝
を守る神様です。
不浄をきらう神様で、火はすべてを焼きつくし清浄にすることから、火のある所
に居ると結び付けられ、かまどの神様となったそうです。

護浄院の寺伝によれば、宝亀二(771)年、開成皇子が摂津国勝尾山を開闢
(かいびゃく)した時、荒神が八面八臂の鬼神になって出現したとか。
その荒神様を、清(清らかな場所)に祀ったのが始まりであるとされています。

この辺りは、荒神口と呼ばれますが、かつての京都七口の一つで、平安時代以前
から白川街道、近江山中、坂本に通じる途中越えの起点となってました。

荒神橋付近は、北山、東山、五山送りの大文字山の見晴らしが良いので知られて
います。
橋の東に大文字山があるのですが、「山当て」という景観手法が用いられていて、
視線の先に山が来るように通りの方向を定めた、古来からの都市計画の一つです。

ま、嵐山に棲んでると、そちら方面は知ったことではありませんが。(笑)
そういえば、松尾から嵐山に進む物集女(もずめ)街道は、視線の先に五山の一
つである鳥居形が正面にありますね。
松尾橋からの四条通りは、西が松尾山松尾大社で、東は円山八坂神社があるので、
なるほどとうなずけることですね。

不動尊といい、荒神といい、いずれも火に由来する神仏ですね。
今日は火に感謝して、理を料(はか)ることにしましょう。^^

道教にいわく、料理とは、火や水の力を借りて工夫を重ね、土から得た器にこれ
を飾り、ある生命が他の生命を慈しみ、育み合っているという玄妙なる道(タオ)
の理を料りゆく術(すべ)であると。

そんなにたいそうなものではありませんが^^;席を同じくし、一緒に食べる人
が快く楽しめるよう、美味しくなぁれと呪(しゅ)をかけて作ることにしましょ
う。w

そんなこんなで、原稿は進まず、料理は完成です。(ワラ)
今日のメニューは、以下の12品です。

1.ラム肉のしゃぶしゃぶ、白菜の温野菜サラダ添え、中華胡麻ドレッシング掛け。
2.鯨肉の南蛮漬けの焼いたん、チシャ菜添え。
3.ゴールデン桃太郎トマトのサラダ、フレンチドレッシング掛け。
4.はんぺんと蒸し黒豆のつくねバーグ。
5.鮭とシメジ・玉ネギの味醂味噌焼き。
6.豚スペアリブの焼肉ソース炙り焼き。
7.もやしのゴマ入りナムル。
8.ブリアラの照り煮。
9.上田の手揚げの雪虎(お揚げの焼いたん、大根おろし添え)
10.鶏肩肉の竜田揚げと、キャベツの温サラダ、ポン酢掛け。
11.鶏肝の時雨煮。
12.玉ネギ、大根、ニンジンのビーフシチュー、あったかいンだから〜(笑)

さて、部屋を暖めて、一献やりましょう。^^v

今宵は十六夜、10月最終、水曜会。

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昨夜は珍しく雨が降り、満月は隠れていましたが、今朝からは晴れ渡り、良い天気の京都です。
今夜は、十六夜(いざよい、いざ酔い?)の宴ができますね。(笑)

昨日は寺院巡りならぬ、病院巡りでいささか消耗いたしました。^^;
高雄病院の検査では、血圧は122の88で正常値なるも、γーGTPもLAPも上がってたし。w
種々のコレステロール値は正常なるも、中性脂肪値が跳ね上がってたし。^^;

自覚症状が全く、苦の実感がないのですが、食欲の秋、飲食に工夫と控えが必要ですね。^^;
雨の降るときは膝が痛むのですが、昨日は痛みもなかったので、検査値の悪さに釈然としません。w

セイブル錠とEPA製剤では効き目がないようなので、扁鵲(へんせき)取り寄せてみようかな?
肝経を探ると大敦(だいとん)と曲池に反応があるので、我が身でこれを実験して療法を開発しようかとも。

痛みと言えば、昨日の奥歯のインプラント手術。w
数年前に上の歯をやったときは、全く麻酔が効かず、地獄でしたが。^^;
今回は事前から麻酔を工夫してもらって、下顎骨にネジをガリゴリとねじり込む拷問もマシでした。(ワラ)
やはり途中から麻酔が切れてくので、痛みはそれ相応にあったのですが、マシ、マシ。w
夜半には疼きも治まり、出血も止まって、幸甚でした。^^

痛みも不調も、苦ではありますが、生きている証。w
陰陽の理で、苦あればこそ、また楽も味わえるので、楽しみと喜びを見出し、作り出して行きましょう。

徒然なるままに愚考するに、不老不死は、死んだら成就しますが(笑)不老長寿は難しい。
苦労長寿は願い下げですが、不良成就はできてるような?w

んなアホなこと考えてないで、原稿書かねばならないのですがね。^^;
編集者に放置されてると、テンション、モチベーションともに高まりませんえ。w

気に関する四方山の記述ですが、まとめが付き難く、話し言葉は書き言葉にするとおかしくなるし・・
いっそ「気づきの草子」とでも題名付けようかしらん?w

はてさて、無為なるままに時間は過ぎゆき、秋の一日はひとしお短く感じますねえ。^^;
施設に居る父の年金受け取りの手続きや、行楽用の靴を届けたり、ブレンド用の焼酎仕入れに行ったり、
書をしたためたりと、予約が入ってないにも係わらず、パタパタと紋黄蝶のように飛び回りの一日でした。(笑)

羽を休めて、十六夜の宴、月末の水曜会を楽しみましょう。
検査日には丸太町のマンダイで買い物ができたので、魚の良いのが安く仕入れ出来ました。^^
今日は、これをば料理仕りましょう。w

斯くして出来上がったのは、以下の12品です。
個人的には1〜6をハイボールやビールで、7からを焼酎や日本酒でヤるのが良いかと?w
1.キハダマグロの刺身。
2.水菜と赤パプリカのオリーブオイルまぶし塩コショウ・酢のサラダ。
(水切りした野菜にオリーブオイルをまぶしてから味付けすると、水気が出ずに塩梅良いですね。^^)
3.いづみ式キュウリ、ロメインレタス、シメジの卵炒め。
4.ロース豚カツとキャベツのサラダ、手作り胡麻ドレッシングを添えて。
5.テッチャンと玉ネギの焼肉ソース炒め。
6.手羽先の甘辛胡椒炒め照り焼き、白胡麻散らし。
7.カサゴの京風煮付け。
8.カサゴの南蛮漬け、九条ネギ散らし。
9.サバの片身の生姜漬け、ホイル包み焼き。
10. サバの片身の塩焼き、大根おろしを添えて。
11. 丸アジの塩焼き、同上。
12, 秋鮭の甘塩焼き、同上。

最終日曜、嵐山、嵯峨野巡り

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12月最終日曜は納めの行事、嵐山嵯峨巡りに行ってきました。
参加者が少なかったのと右膝損傷中のため、ランエボを起動して歩く距離を短縮。w
先ずは我が家の菩提寺、天龍寺へお参りです。

塔頭を巡って、往く年来る年の無事を祈念しました。
1.水摺弁財天堂の雲竜
2.三秀院の東向大黒天

途中、霧雨がぱらつきましたが、何、私たちの往くところ傘は要らない。(笑)
続いては嵯峨釈迦堂、正しくは清凉寺に参拝です。
3.嵯峨釈迦堂、清凉寺境内
4.清凉寺経蔵。堂内の一切経を納めた輪蔵を一周回すと、一切経を読んだのと同じ功徳があります。
本堂とお庭を拝観し、狂言堂では額に陽光を受けてしばし瞑想しましたが気持ちよかったです。^^
ご本尊、普賢菩薩の昇り竜ストラップを購入しました。

ランエボで清滝街道を北上して、愛宕念仏寺を訪れました。
この「愛宕」は、愛宕山の麓ですが「あたご」と読まず、「おたぎ」と読みます。

「伊勢に七度、熊野に三度、愛宕さんには月参り」と謳われ、戦前までは大いににぎわった愛宕街道の第一拠点がこの念仏寺ですが、駅から遠いのでなかなか来る人知る人は少ないことでしょう。
5.愛宕念仏寺正門
6.愛宕念仏寺千二百羅漢
7.火除地蔵、この地蔵菩薩坐像は平安初期の作です。
8.ふれ愛観音堂には、手で触れて心身の痛みを癒す観音様が祀られています。
もちろん、右膝は念入りになでなでしました。(笑)

9.本尊厄除け千手観音、この観音様は鎌倉時代の作です。
10.天河大弁財天社が境内にあってビックリポンや。w
ご縁があったんですねえ。^^
11.三宝の鐘衝き堂、仏法僧の三つの鐘を自由に衝ける三連の鐘は他では見たことないですね。

ご住職、西村公栄師は、仏の世界サウンドという独自の音楽スタイルを開かれたヒーリングアーティストだったんですね。
ご本人とは露知らず^^;境内に流れてたシンセサイザーの曲の美しさに惹かれてCDを購入。
「天音」を買ったら、おまけに「チベット死者の書・死と再生の迷路」もいただいてしまいました。
恐縮です。
これ、今度の気の講座で、瞑想曲に使いましょう。^^

門前でタクシーを待ってる男女3人の老白人たち、ここまでタクシーは客を拾いに来ないでしょう。^^;
しばし同行者の方々には待っててもらい^^;丸太町通りまで送り届けてあげました。w
情けは人の為ならずですね。

次は旧嵯峨御所、大覚寺に詣でました。
12.大覚寺の右近の橘の実が成ってましたので、こぼれた実を一つ頂戴しました。w
13.大覚寺五大明王堂から見る大沢の池
五大明王像の絵葉書と塗香を購入、塗香が残り少なくなってたので助かりましたよ。^^

冬の奥嵯峨はわびさびの風情ですが、風致地区で、平安の頃からのたたずまいが残っています。
14.奥嵯峨広沢の池の壱美白弁財天
15.後宇多天皇陵での採気功、蓮華降雨法を行いましたが、ここの空間は別次元の感がありますよ。

16.直会の料理9品。
1.おでんは、大根、ゴボ天、ちくわ、厚揚げ、コンニャク、結びコンニャクの6種です。
2.鶏の肩肉のニンニク生姜竜田揚げ。
3.手作りあられ。
4.鶏ミンチのタイプリック入りフライドガーリック玉ネギつくねバーグ。
5.豚ヒレ肉のカツレツ。
6.ヒジキ、人参、刻み揚げ、エノキ、3種豆の炊いたん。
7.鶏もも肉、エリンギ、小松菜のバリ風炒め物、アヤム・サユールヒジュー・ジャムール・ゴレン。
8.菜の花と刻み揚げのすり胡麻辛子酢白味噌和え。
9.カクテル野菜とおからの炊いたん。
さり気に、大覚寺の橘の実、レモン風のお味でした。^^