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日別アーカイブ: 2015年1月23日

1月22日、お伊勢参り

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この日は近畿どこもかしこも雨模様でしたが、日程の都合がつかず、夫婦伊勢参
りを敢行しました。^^;
幸いなことに、雨は小雨や霧雨となり要所では降りませんでしたので、傘はほと
んど差さずに済みましたよ。^^

京都駅から近鉄で行くのですが、やっぱり時間が掛かりますね。^^;
行き帰りで、4合の焼酎、無くなったし。(笑)

伊勢うどんを食べてから、先ずは外宮参拝です。
外宮先祭で、外宮から巡るのが正式参拝ですから。

ちなみに、「お伊勢さん」と親しく呼ばれ、辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが正式名称は
単に「神宮」です。

伊勢神宮の最も重要な規定は「私幣禁断」で、個人的な願いをかなえようと手を
合わせてはいけませんということですので、願い事はいたしませぬ。

お伊勢さんには、賽銭箱も本来はなく、内宮も外宮も白い敷布が敷いてあって、
そこにはおさい銭がちらほら見られますが、あれは、だめと言っているのに、お
さい銭を投げ込むやからがいて、お金が地面に接触して聖域が穢れてしまうのを
防ぐための「防御装置」です。^^;

ついでに言うと、お伊勢さんには狛犬も鈴も御神籤もしめ縄もないですね。

外宮のご祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)で天照大御神の食事をつか
さどり、産業や食事に関する神様です。
先ずはご祭神の祀られているご正宮にお詣りするのが手順でその後、別宮を回る
のが正式な順序です。

それでは、外宮を参拝しましょう。
1.参集殿から見る池の光景。
雨で洗われた舞台の朱と金が綺麗です。
2.外宮の正宮で、祓言葉と言祝ぎの祝詞を奏上しました。
3.別宮である多賀宮(たがのみや)には、豊受大御神の荒魂(あらみたま)が
おわします。
神様の荒々しい活動的な面の魂が祀られているので畏み恐れみましょう。
第一の別宮では、個人的な願いも差し支えなしとされますが、穢れを慎み避けて
おきます。^^;

外宮か内宮、片方だけをお詣りするのは、「片まいり」と呼ばれ、避けるべきことと言われています。
そこで、バスに乗って内宮へ移動。
外宮と同じく、正宮からお詣りする前に、手水舎で手と口を清めます。
以外と知られてないのは、この手水舎の作法ですね。^^;

手水は、お詣りの前の「禊」を簡略化したものですので、正しい作法で行いたいものですね。
右手でひしゃくを持って水をすくう。
先に左手を清め、左手にひしゃくを持ちかえ、右手を清める。
右手にひしゃくを持ちかえ、左手に水をすくって口をすすぐ。
最後に再度左手を清めて、ひしゃくを垂直に持ち、余った水をひしゃくの柄に伝わせ、清める。
これが、正式な作法ですよ、いづみ。w

さて、一の鳥居をくぐって、境内に進みましょう。
参道では、基本的に中央を歩くのはタブーで、中央は神様の通る道とされています。

4.鳥居をひとつ越えるごとに、神様の領域に近づいていきます。
鳥居の前では立ち止まり、軽く一礼してから進みましょう。
5.五十鈴川の光景。
本来ここで禊をしてからお参りしたものですが、当然今は誰も水に浸かってません。(笑)
6.内宮の正宮にて、祓言葉と感謝の言祝ぎを奏上。
7.別宮に至る途中のご神木の前にて。
樹齢を重ねた自然木は、荘厳として神韻縹渺たる気がありますね。
8.内宮の第一の別宮は「荒祭宮(あらまつりのみや)」。
天照大御神の荒魂がお祭りされています。
さすがに気が澄んでいましたよ。^^
ここでも、祓言葉と言祝ぎの言葉を奏上しました。

外宮と反対なのは、内宮の参道は右側通行であること。
表示に従って、橋を渡って帰路に着きます。
9.内宮の宇治橋から見る伊勢の山景色は、白霧に霞んでいました。

直会(なおらい)にアワビとサザエの串焼きを買って、特急電車の中で乾杯。^^

ご利益は求めてなかったのですが、今日は二人で買い物の途中、初の虹を見ました。
瑞兆と言祝ぐ心、めでたけれ。です。(笑)

シルバーウィーク最終、秋分の日、水曜会

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皆さん、連休は如何お過ごしでしたか?
私の場合は家に籠もって仕事に集中、おかげで指示書と案内の郵送は全て終わり、
後は手渡し・面談を要する案件のみになりました。^^

昨日の夜はぶらりと出歩きましたが、いやはやこの時期の京都は人ゴミに溢れてますね。^^;
一昨日の敬老の日には松尾橋を渡って、5分の距離の施設に居る父親に作ったドテ焼きを届けましたが、
帰りに嵐山方面は渡月橋からずっと車列が並び、反対側の松尾橋を渡って帰るのに30分も要しました。^^;

さて、今日は秋分の日で、シルバーウィークの最終日ですね。
明日は木曜で誰かさんの休みなので、乳牛に曳かれて善光寺ならぬ新大阪のブティック通い。(ワラ)
ついでに、というより目当てにして、久しぶりに大阪を飲み歩いて来ようかと?(笑)

秋分の日といえば、春分と同じく太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の時間が等分になる日と言われていますね。
「暦便覧」には、「陰陽の中分なれば也」と記載されています。

でも、実際には、昼の方が夜よりも長いんですよね。w
日本付近では、年による差もありますがが、平均すれば昼が夜よりも約14分長いそうです。

太陽の上端が地平線と一致した時刻が、日出あるいは日没と定義されていますが、太陽の視直径や大気の屈折などにより、日出は太陽の中心が地平線から昇るより3分25秒早く、日没は太陽の中心が地平線より沈むより3分25秒遅くなります。

したがって、秋分の日の昼の長さは約12時間7分、夜の長さは約11時間53分になるのだとか。
そして、実際に昼夜の長さの差が最も小さくなる日は秋分の4日程度後になるそうです。

ま、たかだか昼夜14分の差に杉下右京ならず拘りはしませんが、祝日はめでたかるべき日。(笑)
もともとは春分、秋分の日は、明治時代にあった皇霊祭が祖先を祀る日として一般に広まったものです。
春季・秋季の皇霊祭は共に祝日でしたが、昭和に入って春分・秋分の日に解消され、現在は国民の休日として制定されました。
太陽が真東から昇って真西に沈む、陰陽等分する日、祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶのは、仏教渡来以前からの風習でもありましょう。

他国では、春分、秋分は祝日なんでしょうかね?(無知、笑)
インドネシアなんかの赤道直下で観測すると、太陽は正午に天頂を通過するはずで、頭のてっぺん焼けますね。(笑)
北極点又は南極点から観測すれば、秋分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、昇ることも沈むこともないはず。w
奇妙にして神秘的な光景を想像しますが、寒いの嫌なので、私の一生で行って見ることはないです。(笑)

四季ある日本に於いては、秋分の日を境に次第に夜が長くなり、残暑が去って過ごしやすい気候になって行きます。
紅葉はまだまだこれからですし、国内では行楽と実りの秋を迎えましょう。^^
連休最後の今宵、ご都合のつく方は水曜会へどうぞ。^^v

連休中は嵐山からは買い物に行くのに往生しますが^^;この頃、野菜が高いですねぇ。。
特に葉モノが高いのが困りますが、キノコや根菜を活用して、でんぷん・糖質や肉・脂類に偏らないようにしましょう。
秋からは根菜が、季節の気を養い、陰陽論理で陽気を高める食材になります。

さて早々と料理も仕上がり、今日のメニューは12品になりました。
日中の残暑を払い、明け方の冷えに対抗して、楽しく談笑しましょう。^^
1.冷製坦々春雨。
2.クラゲとキュウリとミョウガの中華和え。
3.いづみ式明太子だし巻き。
4.生姜入り赤青万願寺、厚揚げ、シイタケの炊いたん。
5.結び糸こんにゃく、エリンギ、麩、男爵芋の炊いたん。
6.キャベツとニンジンのコールスローサラダ。
7.鶏ミンチ、フライドガーリック、玉ネギのタイ・プリック入りつくねバーグ。
8.豚トロと白ネギ、小松菜のタイ・タクミソース炒め。
9.鶏もも肉のパルメザンチーズカツレツ、スダチを添えて。
10.ブリアラの山椒照り焼き。
11.小イワシのアヒージョ。
12.秋鮭の焼いたん。

冬至翌日、クリスマスイブ前日、祝日の水曜会。

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昨日は冬至で、1年で一番昼の短い日でしたね。
1.今年は、冬至になっても未だ、祇園の巽橋にも紅葉が残ってます。

古来から、冬至は太陽が生まれ変わる日として、世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われてきました。
太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では、冬至が暦を計算する上での起点になります。

明日がクリスマスイブですが、クリスマスは太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その年の冬至が12月25日だったため、諸説あったキリストの降臨日が12月25日になったといわれています。

日本や中国では、冬至を境に再び太陽の力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽に返る日という意で、
「一陽来復(いちようらいふく)」と言います。
今日からは確実に少しずつ、昼が長くなり、陽気が増して行きます。
冬至を境に、運気も上昇して行くと良いですね。^^

冬至カボチャというように、冬至には南京を食べる風習が日本全国にありますね。
「運盛り」といって、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。

南京、レンコン、ニンジン、キンカン、銀杏などがそれですが、、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、
「ん」には一陽来復の願いが込められているのでしょう。w
今年の終りに当たって最後の努力に励み、苦や嫌なことが終わって、新たな明るい年が明けますように。(念)

運盛りは縁起かつぎだけでなく、風邪や中風の予防、栄養をつけ寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、
土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのと同様の風習ですね。

夏の土用は「う」のつく食べ物の他、冬の玄気が失せますので黒い食べ物を食べる風習がありますが、
冬には夏の火気が失せますので、赤い食べ物を摂るのが陰陽五行の理からも良いことです。

冬至の行事食である、小豆(あずき)を入れた冬至粥や、カボチャと小豆を煮たいとこ煮がそうですね。
赤は邪気を祓う色で、体内の邪気を浄めて、一陽来復の運気を上げる意味合いもあるのでしょう。w

冬至にこんにゃくを食べる地方もありますね。
これはデトックス効果で、昔の人は、こんにゃくを「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼び、大晦日や節分、
大掃除の後などによく食べていたことの名残りでしょう。

ところで、皆さんは柚子湯に入りましたか?
柚子(ゆず)は「融通」に通じ、冬至=「湯治」の語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが、
もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。

昔の人々は、毎日は入浴しませんから、一陽来復のために身を清めるのも道理ですね。
現代でも、新年や大切な儀式に際しては入浴して身を清める風習は残っていますね。

冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
言い伝えでは、たっぷり柚子を浮かべた風呂に入って、「一陽来復」と唱えると幸運を招くとか?w

桃栗3年、柿8年、梨は5年で実が実るといいますが、柚子は9年で実が実らずといいます。
柚子が実るまでには長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているようですね。

柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、関節の痛みを緩和したり、
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があり、さらに芳香によるリラックス効果もあります。
柚子ならずとも、冬の薬湯は良いもんですよ。^^

昨日は私も、薬湯に浸かりました。
買い物に行ったとき、膝がペキッ!と鳴ったとたんに激痛が走り、痛みで膝が曲げられず歩行困難に。。
一撃来復?(ワラ)で、5年前の疼き痛みがぶり返しています。^^;

金銀パワーシールを使ったので、今朝はじっとしてると疼きませんが、歩き曲げ伸ばしはまだ痛い。
関節に違和感があるので整骨したいけど、自分で自分の膝を入れるの、無理っぽいですね。w
ヨクイニントウと疎経活血湯を併用し、シールも使って気を通すようにしましょ。。

痛みに冷えは厳禁ですので、痛みのある方は腹巻着用など、服腰部をよく温めてくださいね。

2.今日の京都は曇天ですが、松尾橋から愛宕山を見ると、山頂を雲が覆っていました。
雲低く、愛宕の頭を雲が隠すとき、嵐山、松尾界隈は時雨れるのです。
パワーシール効果で激痛は治まったものの、しくしくと膝が泣いてます。w

されど、郵送すべき翌年の傾向と対策の指示書は、1月度のご案内とともに本日郵送しました。^^v
後はメールと手渡し分ですが、痛みを忘れるべく、明朝から集中しましょう。w

さて、今日は祝日ですが、水曜会を開きます。
冬至とクリスマスに適用すべく、料理を作りました。
今日は、早目の6時に開宴することにしましょう。^^v

今日の水曜会メニューは、以下の9品です。
3−1.タラバガニ、豆腐、白菜、エノキの寄せ鍋。
2.サニーレタスのサラダ、オリーブオイルドレッシング掛け。
3.人参・セロリ・ニンニク詰め鶏の丸ごとオーブン焼き、玉ネギ・エリンギ・ジャガイモを敷き詰めて。
4.手羽先の和風から揚げ。
5.カレイの唐揚げ、九条ネギ中華水晶餡掛け。
6.牛バラとキャベツのバーベキュー焼き。
7.がんもどきと椎茸の旨煮。
8.南京の牛そぼろ餡。
9.ニンジン、コーン、グリーンピースのカクテル野菜とエリンギと卯の花のきらず。

21,22日天川、大峯、吉野を駆けて

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11月21日、天の川ツアーは先ず、日本最古の水神を祀る丹生川上神社下社に立ち寄りました。

1.神馬にタッチしてから、お参りしました。
京都の貴布禰神社と共に祈雨、止雨の神として、祈雨時には黒馬、祈晴時に白馬を奉納されたものです。

2.御祭神、たかおかみのかみ、くらおかみのかみを祀る本殿。
古事記に、伊邪那岐神が火の神迦具土神の首を斬られたおりに、 その剣の柄に集まった血が、
手の指の股から洩れ出てできた二神の御名を闇淤加美神と闇御津羽神と呼ぶとあります。
日本書紀の一書には、剣の柄頭からしたたる血から、暗おかみ、闇山祇、闇罔象が生まれたとあります。
また、斬られた軻遇突智(かぐつち)が三つに分かれ、雷神、大山祇神と共に高おかみの神が生まれたとか。

闇(くら)は谷あいの意味。淤加美(おかみ)の源は、古来より雨を司る龍神です。
高は闇(谷)に対して山峰を指し、古来から闇淤加美神とともに雨を司る神として信仰されています。
二神は高・闇の神として対の信仰があるのですが、高・闇の両神は同神であるという説もありますね。
上古の神話、謎多しです。

3.ツアーの本命、日本最古の弁財天を祀る天河大弁財天舎に到着。
龍、水分(みくまり)の信仰で代表され古代民族信仰の発祥地とされる霊山大峯の開山は役行者です。
その折大峯蔵王権現に先立って勧請され、最高峰弥山の鎮守として祀られたのが天河大辨財天の創まりです。

お宿は神社の真ん前、柿坂宮司の家の隣の民宿、今西さんに泊まります。
今はお婆ちゃん一人が、近所のおばさんの手を借りて営まれていますが、いつまでもお元気で居て欲しい。
この家、深夜になると座敷童や行者が出ることもあるのですが、静かで落ち着ける良い処です。

すぐ近くの来迎院の不動明王と十一面観音にお参りしてから、県指定の天然記念物大イチョウ前で気功。
天の川温泉に浸かり、八坂神社前の食堂で食事してから、民宿で持ち寄った酒類やお摘みで雑談。
その後、深夜0時近くから、弁財天本殿で神降ろしして、瞑想タイムです。

4.弁財天舎本殿の中。
深夜になると常夜灯以外は闇の世界で、神韻縹渺として厳かな空間となります。
秘儀ですので何が行われたか、何を各員が感得したかは口にしますまい。w
この非日常な神秘体験がツアーの目当てでもあります。

座敷童に踏まれた人、行者に何度か邂逅した人も居ましたが、世に不思議なし。(笑)
怪異なことといえば、誰も封を切ってないのに持参した樽焼き煎餅が開けられ、口が縛ってあったこと。
誰も買ってないのに、奈良の純米酒、梅の宿の小瓶が2つ、テーブルに置かれてたこと。
寝静まった丑三つ時におばあちゃんがしてくれた仕業なら、可愛すぎる。(笑)

一泊した翌日、喫茶「おおとり」で茶粥定食を戴いてから、大峯へと出発しました。
天川→大峯→吉野へのルートは山道で、運転のし甲斐がありますね。w
愛車、エボ龍ションも快調で、「おお〜!」とか「おわ!」とか「ねし!」などの叫びを背中で聞きつつ(ワラ)
山道を駆け抜けました。

大峯では、龍泉寺にお参りします。
5.弥勒菩薩、一願不動を祀る龍泉寺本堂。
6.我が守護神、八大龍王を祀る八大龍王堂。

龍泉寺の境内には、「龍の口」と呼ばれる泉から湧き出る清水が流れていて、修験者たちから「清めの水」とされ、
大峰山の第一の水行場とされるなど、修験道の道場として有名な寺です。
丹生川上下社といい、天河弁財天舎といい、龍泉寺といい水神、龍神に所縁があって導きを感じます。

大峯から吉野へは林道を通ろうとしたのですが、あいにく崖崩れで通行禁止。^^;
再び天川へ引き返し、309号線から吉野蔵王堂を目指しました。

siriがお利口さんにナビを勤めてくれました。(笑)
奈良から京都へ帰るナビは、大阪を経由しようなどととんでもないナビをするので、全て信用はできませんが。^^;

山間ラリーランを味わってもらいつつ、阿鼻叫喚いやさ狂喜の声を背に吉野山金峯山寺に到着。(笑)
7.秘仏本尊蔵王権現(約7m)三体のほか、多くの尊像を安置する金峯山寺本堂。

今から1300年余り前、金峯山山上ヶ岳に役行者が一千日の修行に入り、感得されたのが蔵王権現。
権現とは権(仮り)に現われるという意味で、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、
弥勒菩薩(未来世)が権化されて、過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願して出現されました。
また金剛蔵王とは、金剛界と胎蔵界を統べるという意味も表しています。

茶店で吉野葛湯、コーヒーなどを味わってから、境内の愛染明王、観音菩薩に礼し、蔵王権現を遥拝して、
それから如意輪寺に向かいました。
如意輪寺は吉野山からは谷ひとつ挟んで離れた山の中腹にある浄土宗寺院ですが、本尊は如意輪観音。
8.近畿三十六不動、第30番目の巡礼所である如意輪寺山門。
9.境内にある難切り不動明王の石仏。

ここの如意輪観音は春だけ公開されますが、「如意」とは意のままに智慧や財宝、福徳もたらす如意宝珠
という宝の珠のことであり、「輪」は煩悩を打ち砕く法輪を指しています。
その2つを手に持った観音菩薩ということで如意輪観音といいます。
六観音の一つで天界道に迷う人々を救うのですが、6本の手で六道全てに救いの手を差し伸べるともいわれています。
オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン。迷いなき精進を目指しましょう。

大峯、吉野は紅葉が終わり、冬を迎えようとしている風景でした。
私のsiriと橋本さんのヤフー・ナビの異見を耳にしつつ、やっぱり決定は人間よねなどと嘯きつつ帰路へ。w
帰宅したのは午後3時前、遅めのランチと直会を兼ねて楽しい語らいの時間が過ごせました。^^

留守中、数十件のメール(多くは営業の^^;)数件の電話(同じくーー)あったようですが、
縁なきは去り、仏縁ある音信は大事に、これから顧問先への指示書作成に集中します。
言分けてまおさく。
Cpompoo, Khopkhun Samrap tourasap .Pom dii-jai.(謎笑)