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日別アーカイブ: 2015年1月21日

秋の土用入り、上弦の月、水曜会

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今日10月21日は、立冬前日から18日手前で、秋の土用入りですね。
秋が爛漫となるこの十月、戌月ですが、秋の金気、乾燥の気が盛んで肺・呼吸器・大腸を傷めやすい季節の中、
土気が支配する期間に入りますので、脾・胃を損ねないよう、食欲の秋ですが、よく噛んで食べるようにしましょう。

夏の土用なら、丑の日に「う」のつく食べ物や黒いものを食べることは、鰻で有名ですが、秋の土用もまた、
丑の日に鰻が売り出されるのは、どうかと思いますねえ。^^;

土用は、丑、辰、未、戌の月に始まりますが、丑は冬、辰は春、未は夏で、戌が秋の土用です。
夏には冬に蓄えた玄冬の気がなくなりますので、夏の土用に丑の日を焦点として、黒いものを補うのが、
陰陽五行の考え方です。

その伝で行くと、秋の土用は春の気が底をつくので、春の青い木気を補うべきです。
正しい伝では、秋の土用には、辰の日に「た」のつく食べ物、または青い食べ物を食べることですね。
ちなみに、秋の土用の辰の日は、今年は10月31日になります。

青い食べ物・・・青菜類、サンマ、サバなどの青魚でしょうか。
「た」のつく食べ物・・・タケノコ、玉ネギ、タマゴ、鯛、蛸、担々麺?(笑)
辰にちなんで「た」のつくものというのは縁起事ですので、拘ることはないですが。w

鰻のように、「う」のつく黒いもので縁起と理を兼ねられるような、「た」のつく青いものな〜んだ?w
高菜、ターサイ、タイ式グリーンカレー?(笑)、ええっと、あんまりメジャーにはなり難いかも?^^;

ところで、今夜は上弦の月ですね。
小学校4年生に教えたことがありましたが、欠けている弦に当たる部分が上を向いてるのが上弦の月なんて。
でも、これでよく間違う子が多いのですよ。^^;

月が南中を過ぎて西へ行くと、弦は上向きになりますが、夕暮れ付近からの月の出は弦は下向きです。w
夕暮れ時に東に見える半月は上弦の月ですが、左弦の月と覚える方が、間違えないですね。^^

反対に、下弦の月は右弦の月で、朝方東の方に見えて、これもその時は弦が上を向いています。

地球の約70%は海ですが、人体もやく70%がほとんど海の成分で成り立ってます。
いわば、海を宿してるのが人体ですから、月の満ち引きの影響は当然受けてるわけですね。

上弦の月から満月にかけては、吸収、成長の満ちて行くリズムが働く時期となり、気力や体力が充実しやすい時期です。
吸収し、成長する月のエネルギーを受けて、心にも体にも良いものを与えると、身に付きやすくなります。
邪実も満ちやすいので、毒を溜めず、呼吸は長く吐き、気を下ろして、感情を高ぶらせないよう鎮めましょう。

新しい知識に触れたり、身体づくりを始めるのは効果的ですね。
新月の日に立てた目標に対して、不安や葛藤も生じやすい時期ですが、積極的に行動していく時期です。

上下とも半月付近は、事故や人災が起こりやすいので、ミス防止の確認も、大事な要点となります。

10月8日から11月7日の丙戌月は、丑、辰、未の月と同じく十二運の墓運が巡る人がおよそ半数。
今年の戌月は、丙から戌を見ると墓運になりますので、「墓」の意味合いが強い月と言えますね。
先祖や神仏との縁が深まったり、仏縁の働く月ですので、供養や社寺に参拝祈念するのも有意義です。

墓運は、内なる太陽リズムが冬至に当たって、陽気衰え陰気が極まる月となります。
心身に陽気を養うことが大切で、陰に籠もり過ぎないよう、一陽来復の気分を養いましょう。

陰陽論理で、陰極まって陽となるよう、自分を静かに内観して、プラスのビジョンへと想念を向けるのも効果的。
反省は後悔ではなく、「省」みて良くなかった過去から「反」して、現在へとフィードバックすることです。
悪かったと落ち込み、陽気を失っすることなく、一隅を照らして行きましょう。

弓張り月の満ち行くパワーも借りて、月を眺めて想念するのも良いですね。
今夜の半月は、24:00頃に沈みますが、その後夜明けまではオリオン座流星群が見頃となりますので、
流れ星に祈念するのも風雅でしょう。w

1秒内外で流れ去る星に3度も願い事を口にするのは至難の業ですが、日頃念が凝集してれば成るかも?
深夜、見えるのは流星群ですので、一つの星に頼らず、軍団に願いかけると良いかも?(ワラ)

食養では、茎上に実る穀物よりも、地下に成る根菜を多く摂ることが、陽気を養います。
クエン酸や酢酸などの酸性のものを摂ると、体内がアルカリ体質になるように、地中へ向かう根菜を摂ると、
気を上昇させる陽気が養えるものです。
もちろん食はバランスですので、極端に走ることは良くないですが。^^;

顧問先への指示書作成も佳境に入り、早朝から詰めてましたが、先ずは順調。^^
詰まる度にテキトーにお知らせと料理でブレークしつつ、今夜の宴の料理も完成。w

今日の料理は、以下の12品です。
1.鴫茄子の揚げだし浸し。
2.栗カボチャとシメジの白だし煮。
3.ヒジキ、エノキ、刻み揚げ、3種豆のあっさり炊き。
4.豚バラ肉の生姜焼き、九条ネギ散らし。
5.カボチャとニンジンの焼肉ソースソテー。
6.鶏皮のパリパリ揚げ。
7.手羽先の唐揚げ、スダチ添え。
8.白だしレンコンの唐揚げ。
9. ニンニクの紫蘇漬け。
10. 秋鮭の焼いたん。
11. 鯛頭のあら炊き。

食べ飽きたら、焼めざしを炙って、神護飲みつつかじるのも乙ですよ。(笑)

大寒翌日、水曜会

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1月20日に大寒に入り、2月3日の節分までは、日本で最も寒い時節となります。
が、昨日、今日は、そんなに冷え込みませんでしたね。

「寒の氷、大寒に解く」よいうことわざがありますが、小寒よりも大寒の方が却って暖かいこと。
物事が必ずしも順序どおりに行かないことのたとえですね。

物事が停滞に遭う場合は、定見や定跡から離れて、順序を変えてみるのも手ですねえ。
20日からは顧問先への指示書作成で、明日こそお伊勢参りに出かける予定ですので、詰まる度に仕事と
家事の手順を変えて、細切れに時間を活用しています。

おかげで、仕事は捗ってます。^^v

温かいと言っても、嵐山から見る愛宕山の雪は、まだ解け切らず薄く残っております。
風がお山から吹くと寒いのですが、今日は風も吹かず、ベランダでの一陽来復した日差しが温かく感じます。

さて、大寒の日は、邪念を払ったり、気を引き締める事がこの日の意味としておかれている事から
寒稽古がこの時期に行われたり、水行をするなどで邪を払う日としても大事にされてきました。

今年は元旦以外に水行してませんが^^;寒中の水は雑菌が少なく長期保存に適
しているので、味噌・酒・醤油など、水が命の発酵食品に使われる水はこの時期にくまれたものが多いものです。

冬場は乾燥のシーズンなのに水の補給が少なくなりがちなので適度に分散して水
を飲むことも大事です。
また、インフルエンザ予防のためにも部屋の加湿も大事ですね。

寒の水を沸かさずに飲んで、血が濁らないようにしましょう。
沸かした水は、溶存酸素がなくてすぐに排泄されますから、身体の古い水が入れ
替わらないですからね。^^;

また、大寒の縁起で、大寒に生まれた卵は滋養に富んでいて、これを食べると1
年健康で暮らせるとか。w
また、何故か金運をアップする効果もあるとか?ww

「農家直送、生みたて卵」を買ったのですが、賞味期限は2月1日まで。
本当に大寒に生まれたものかは疑念もあるのですが^^;
今日は、卵も料理に加えることにしましょう。^^v

ところで、卵の賞味期限というのは、生で食べられる期限を意味しています。
冬季(12〜3月)は、採卵後57日以内だそうです。
(ということは、この卵、ゼッタイ大寒生まれちゃうし。w)

ま、卵は意外にも日持ちが良い食品で、無菌状態でしっかりと殻に包まれているのなら、簡単に腐ってしまうものではありません。
卵を洗わない状態で殻にヒビなどの異常がなければ、なんと半年しても腐らない事もあるようです。

一般的には賞味期限が1ヶ月くらい過ぎても、加熱すれば味も栄養も問題なく召し上がれますよ。^^
でも、賞味期限内でも、ヒビの入った卵は菌を用心して、しっかり加熱しましょう。

はてさて、家事と仕事とパソコンを入れ替わり立ち代わりして、早々と今夜の料理が完成しました。
今日のメニューは、以下の10品です。

1.かりっとポテトのジャーマンオムレツ、プチトマト添え。
2.パルメザンチーズ・ブナピー・ブナシメジのフレンチオムレツ。
3.豆腐、シイタケ、ブナピーの大根だしベースラーメンスープ鍋、水菜を添えて。
4.蕪の生姜餡かけ、水菜散らし。
5.煮大根のバターステーキ。
6.鶏心臓と小松菜のオイスターソース炒め。
7.乾煎りコンニャクの胡麻甘酢味噌和え。
8.いづみ式鶏ミンチと椎茸・ネギのつくねバーグ、ポン酢か和風ソースで。
9.手羽先の塩コショウ焼き、レモンを添えて。
10.フミの好きだった雄シシャモの焼いたん。。

それではご来客があるまで、指示書に集中することにしましょう。^^v