今日10月21日は、立冬前日から18日手前で、秋の土用入りですね。
秋が爛漫となるこの十月、戌月ですが、秋の金気、乾燥の気が盛んで肺・呼吸器・大腸を傷めやすい季節の中、
土気が支配する期間に入りますので、脾・胃を損ねないよう、食欲の秋ですが、よく噛んで食べるようにしましょう。
夏の土用なら、丑の日に「う」のつく食べ物や黒いものを食べることは、鰻で有名ですが、秋の土用もまた、
丑の日に鰻が売り出されるのは、どうかと思いますねえ。^^;
土用は、丑、辰、未、戌の月に始まりますが、丑は冬、辰は春、未は夏で、戌が秋の土用です。
夏には冬に蓄えた玄冬の気がなくなりますので、夏の土用に丑の日を焦点として、黒いものを補うのが、
陰陽五行の考え方です。
その伝で行くと、秋の土用は春の気が底をつくので、春の青い木気を補うべきです。
正しい伝では、秋の土用には、辰の日に「た」のつく食べ物、または青い食べ物を食べることですね。
ちなみに、秋の土用の辰の日は、今年は10月31日になります。
青い食べ物・・・青菜類、サンマ、サバなどの青魚でしょうか。
「た」のつく食べ物・・・タケノコ、玉ネギ、タマゴ、鯛、蛸、担々麺?(笑)
辰にちなんで「た」のつくものというのは縁起事ですので、拘ることはないですが。w
鰻のように、「う」のつく黒いもので縁起と理を兼ねられるような、「た」のつく青いものな〜んだ?w
高菜、ターサイ、タイ式グリーンカレー?(笑)、ええっと、あんまりメジャーにはなり難いかも?^^;
ところで、今夜は上弦の月ですね。
小学校4年生に教えたことがありましたが、欠けている弦に当たる部分が上を向いてるのが上弦の月なんて。
でも、これでよく間違う子が多いのですよ。^^;
月が南中を過ぎて西へ行くと、弦は上向きになりますが、夕暮れ付近からの月の出は弦は下向きです。w
夕暮れ時に東に見える半月は上弦の月ですが、左弦の月と覚える方が、間違えないですね。^^
反対に、下弦の月は右弦の月で、朝方東の方に見えて、これもその時は弦が上を向いています。
地球の約70%は海ですが、人体もやく70%がほとんど海の成分で成り立ってます。
いわば、海を宿してるのが人体ですから、月の満ち引きの影響は当然受けてるわけですね。
上弦の月から満月にかけては、吸収、成長の満ちて行くリズムが働く時期となり、気力や体力が充実しやすい時期です。
吸収し、成長する月のエネルギーを受けて、心にも体にも良いものを与えると、身に付きやすくなります。
邪実も満ちやすいので、毒を溜めず、呼吸は長く吐き、気を下ろして、感情を高ぶらせないよう鎮めましょう。
新しい知識に触れたり、身体づくりを始めるのは効果的ですね。
新月の日に立てた目標に対して、不安や葛藤も生じやすい時期ですが、積極的に行動していく時期です。
上下とも半月付近は、事故や人災が起こりやすいので、ミス防止の確認も、大事な要点となります。
10月8日から11月7日の丙戌月は、丑、辰、未の月と同じく十二運の墓運が巡る人がおよそ半数。
今年の戌月は、丙から戌を見ると墓運になりますので、「墓」の意味合いが強い月と言えますね。
先祖や神仏との縁が深まったり、仏縁の働く月ですので、供養や社寺に参拝祈念するのも有意義です。
墓運は、内なる太陽リズムが冬至に当たって、陽気衰え陰気が極まる月となります。
心身に陽気を養うことが大切で、陰に籠もり過ぎないよう、一陽来復の気分を養いましょう。
陰陽論理で、陰極まって陽となるよう、自分を静かに内観して、プラスのビジョンへと想念を向けるのも効果的。
反省は後悔ではなく、「省」みて良くなかった過去から「反」して、現在へとフィードバックすることです。
悪かったと落ち込み、陽気を失っすることなく、一隅を照らして行きましょう。
弓張り月の満ち行くパワーも借りて、月を眺めて想念するのも良いですね。
今夜の半月は、24:00頃に沈みますが、その後夜明けまではオリオン座流星群が見頃となりますので、
流れ星に祈念するのも風雅でしょう。w
1秒内外で流れ去る星に3度も願い事を口にするのは至難の業ですが、日頃念が凝集してれば成るかも?
深夜、見えるのは流星群ですので、一つの星に頼らず、軍団に願いかけると良いかも?(ワラ)
食養では、茎上に実る穀物よりも、地下に成る根菜を多く摂ることが、陽気を養います。
クエン酸や酢酸などの酸性のものを摂ると、体内がアルカリ体質になるように、地中へ向かう根菜を摂ると、
気を上昇させる陽気が養えるものです。
もちろん食はバランスですので、極端に走ることは良くないですが。^^;
顧問先への指示書作成も佳境に入り、早朝から詰めてましたが、先ずは順調。^^
詰まる度にテキトーにお知らせと料理でブレークしつつ、今夜の宴の料理も完成。w
今日の料理は、以下の12品です。
1.鴫茄子の揚げだし浸し。
2.栗カボチャとシメジの白だし煮。
3.ヒジキ、エノキ、刻み揚げ、3種豆のあっさり炊き。
4.豚バラ肉の生姜焼き、九条ネギ散らし。
5.カボチャとニンジンの焼肉ソースソテー。
6.鶏皮のパリパリ揚げ。
7.手羽先の唐揚げ、スダチ添え。
8.白だしレンコンの唐揚げ。
9. ニンニクの紫蘇漬け。
10. 秋鮭の焼いたん。
11. 鯛頭のあら炊き。
食べ飽きたら、焼めざしを炙って、神護飲みつつかじるのも乙ですよ。(笑)